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11月29日 おせちのご連絡と、魅惑のエッグココット、そして杏仁豆花

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*おしらせ*

今年もおせちのご注文をさっそくたくさんいただいています。
ご注文くださったみなさまへは、ご確認メールをさせていただております。
確認メールが届いていない方がありましたら、お手数おかけしますがご連絡いただけるとありがたいです。
あともう少しだけご予約を承れそうです。
ありがたくもご検討中の折、お早めにお申し込みくださいませ。


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11.12月週末レッスンの、年内最終日。
重箱前菜詰め合わせの一品は、あまりに手軽ながらも、とってもご好評いただいている、エッグココット。
本当に簡単すぎて、担当する方には申し訳ないほど。
本来のレシピより材料も工程もぐっとシンプルにしているので、とにかくお手軽。

耐熱容器に卵を割り入れて、コクのアクセントにマスカルポーネチーズをのせて。
あとは塩ぱらりリ、お好みでナツメグなどのスパイスをぱらり。
あとはオーブンで蒸し焼き、またはフライパン蒸しもおすすめ。
白身に優しく火が通っったところでできあがり。
仕上げにいくらとディルを散らせは、一気に華やかに。
そして頬張った時の、想像以上のおいしさ。
やわらかい卵のおいしさはもちろん、いくらの塩気とディルの香り、そしてナツメグがこっくりと仕事ぶり。
熱々のおいしさはもちろん冷やして召し上がるのもおすすめ。


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空気に、秋から冬への移ろいを感じた週末。
外を眺めれば、木々の色づきがあまりに美しい頃。
珍しくタイミングのあった次男と、サイクリング散歩など。
大学通りのいちょうの木々の、すっかりの黄金色の眺め。


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チョコレート好きの次男と私が目指したのは、パティスリーカフェ「VIVANT」。


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広々とした店内のショーケースにはスタイリッシュなスイーツがずらり。
そしてショコラ系スイーツが充実、充実。


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濃厚なガナッシュとヘーゼルナッツプラリネの取り合わせは、文句なしのリッチなおいしさ。
まだまだ口の周りのチョコレートをつけながら。


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そして、これまた、娘とサイクリング散歩の日。
まず向かったのは、room103で開催中の、服・絵・食・植物・音楽の展「響きあう時」へ。
平岩夏野さんのすてきな服に、藤川さんの優しい色合いの絵、そしてたくさんの植物がディスプレイされていて、入った瞬間、森に迷い込んだようなそんな印象。


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お目当ては、根々さんの豆花。
ふわりと杏仁霜の香る、杏仁豆花。


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アガーで固めた豆花の食感もとっても心地よく。
杏仁の優しい香りと、自家製愛玉子のつるんとした食感、そして甘さ控えめの小豆に、キウイフルーツの爽やかさが全体をととのえて。
実は、豆花はあまり得意でない娘も、これは大好き!、と大喜びで頬張り。
優しい甘さと優しい風味で、体が浄化されつような、そんな豆花。


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菜食ちまきはテイクアウトして。
しっとりホクホクのゆで落花生の食感と風味がアクセントに。


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そして、たとぱにさんで開催していたマーケット、おいしい日曜日で、久しぶりにWillcafeさんの焼き菓子を買い。
型抜きクッキーがあまりに愛らしくて。
そしてその丁寧なお仕事に感激。


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おやつも調達して、さらにサイクリング、サイクリング。
途中、あちらこちらの紅葉に時に足を止めつつ。


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友誼食府 立川店で、豆腐干やスパイスなどを調達へ。
初めて入店した娘は、中国語飛び交う店内に、さっそく驚き。


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食材を一通り買い終えて、フードコートへ。
今日もランチ用にテイクアウトなど。
「今日は何買うの?」、いつもの店員さんが食材売り場の方までやってきて。
出店しているお店が少々入れ変わった様子。

「今日は焼きそば、おいしいよ。」、には、
「この間焼きそば、買ったから。」と返答すると、
「子どもたちは、これ絶対大好き」、とスペアリブの煮込みを勧められ。
肉食女子の娘は、もちろん反応、などなど。

刀削麺を作るところを眺めていた最中に、お店同士のちょっとした小競り合い風。
と、激しい中国語は飛び交うのを目の当たりにした娘。
完全に動けなくなり、まじまじと眺め。まじまじと、まじまじと。
そんなこんなも、ちょっとしたプチトリップ感覚、ということで。


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帰宅後のさっそくのランチ。


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豆腐干のサラダ。
花椒香る辣油がしっかり効いたおいしさ。
そういえば、前回注文した時には入っていなかったのだが、ピーナッツがとってもよい存在感。
スープ仕立てのワンタンはスープ別添えで。
噂のスペアリブは酢も加えて煮てあるので、さっぱりといただくことができ。
小ネタが尽きないお店。


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11月26日 シュトーレンレッスン キャンセルご案内と、2022年おせちご案内

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*おしらせ① キャンセルご案内*
12月11日土曜日のシュトーレンレッスンに1名キャンセル出ました。
ご興味ある方はお気軽にお問い合わせくださいませ!


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*おしらせ②*
2022年おせちのご案内です。


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*2022年のおせち*
1.丹波の黒豆 飛切 1200円・・・特上の「飛切」を甘さ控えめにしっとり、ふっくらと炊き上げた、「くにたちの食卓 いづい」のおせち1番の自信作。

2. 栗きんとん 1100円・・・なると金時を使った、優しい甘さの栗きんとん。さつまいもの風味を生かすべく、優しい甘さに。

3.なます2種食べ比べ 900円・・・定番の甘酢に漬け込んだ「彩りなます」と、彩り鮮やかでコクのある「炒めなます」の2種盛り。

4.ピスタチオのテリーヌ ハーフ 1200円、1本 2300円・・・我がおせち定番。鶏ひき肉と豚ひき肉ベースの生地にピスタチオがふんだんに。

5.薬味とチーズの和テリーヌ ハーフ 1200円、1本 2300円・・・鶏ひき肉と豚ひき肉ベースの生地に薬味とチーズを加えた、和を感じるテリーヌ。

6.ナッツ松風 900円・・・鶏ひき肉の生地にナッツをトッピングし、蒸し焼きに。ふわりと山椒が香る一品。

7.海老と帆立のマヨネーズ炒め 花椒の香り 1300円・・・チャイニーズ風味。男性陣からリクエスト多い一品。ふわり香る花椒がアクセント。

8.ケーク・サレ ハーフ 900円、1本 1600円・・・お食事用塩味のケーキ。塩味のきいた生地にドライトマト、ベーコン、チーズなどアクセントになるフィリング。

今回も昨年に引き続き、この8品を丁寧に作らせていただくことに。おせち全品でのご用意ではないご案内に心苦しさを感じつつも、みなさまのお正月のテーブルに添えていただく形で喜んでいただけたら幸いです。分量の目安としては、それぞれ、3、4人で軽くつまんでいただくイメージです。テリーヌ、ケーク・サレはすべて18㎝のパウンド型でのご用意となります。テリーヌハーフサイズで6カットほどのスライス分となります。ナッツ松風は7カットでのご用意となります。

お渡しについては、12月30日午後と31日午前、「くにたちの食卓 いづい」でのお渡しを予定しております。発送につきましては、以前にご注文いただいている方のみに限定させていただきます。ご了承くださいませ。1人仕事のため、ご用意できる量に限りがあります。ありがたくも注文ご検討の折、お早めにお気軽にお声がけいただけると幸いです。ホームページの「お問い合わせ」、またはメールにてお申し込みくださいませ。
kunitachinoshokutaku_izui@ybb.ne.jp

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毎年ながら、おせちのご案内をするときの、なんとも背筋が伸びる感覚。
この新年も、お家でゆったり過ごす、そんな方々も多いのでしょうか。
新年を迎えるテーブルのおいしいお手伝いとなれば幸いです。


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クリスマス&おせちレッスンの日々。
重箱にはクリスマスにぴったりの前菜や、定番おせちなど小さなお料理の詰め合わせ。
その中の1つは、リクエストいだだいた、牛肉の八幡巻き。
八幡巻きとは、ごぼうやにんじんなどの野菜を、牛肉や豚肉、鰻や穴子で巻き、焼いたり煮たりする料理のこと。
京都にある八幡町の郷土料理が発展したもの、というのがその名の由来。


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いつもレッスン中にたくさんの画像を取ってくださり、送ってくださる生徒さんから、貴重な画像をたくさんいただいたのでご紹介しつつ。


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切り口には、市松模様の大根とにんじん。
まさに和食ならではの、仕事ぶりが発揮させる、そんな一品。
コツは、下準備に使う片栗粉。
お肉全体が白っぽくなるくらいにまぶして、下茹でして、しょうゆを少々まぶした野菜をのせて、くるりくるり。
片栗粉がのり代わりになって、全体がしっとりと落ち着き。
最後に甘じょっぱいたれを絡めれば、みんなが大好きな、牛肉の八幡巻きのできあがり。


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さあ11月ジュニアおりょうり教室も全日無事終了し。
あとは、来週の園児さん向けキッズレッスンを残すのみ。
クリームチーズにお好みのフィリングを混ぜて混ぜて。
ビスケットにたっぷりのせて、ナイフでかたちをととのえて。


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冷蔵庫でしっかり冷やして召し上がれ!
待てない子は冷凍庫に5分でもいいから、冷やしてから召し上がるのが断然おすすめ。


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クリスマスに向けて、そしてお正月に向けて、そして新年1.2月レッスンに向けて。
心はすっかり台湾モードの日々。
リクエストもあれこれいただきつつ、美味しいメニューが山ほどあるので、セレクトにも悩みつつ、の日々。
リクエストいただいている1つが、台湾風おこわ。
我がモチベーションを一層上げるべく、今日は気まぐれに家にあるもので手軽に。
湯気上がる、ほかほかのおこわがぴったりの季節に。向かう頃。
台湾ごはんレッスンに向けて、まだまだリクエスト募集中です!


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11月24日 ひじきと雑穀の彩りマリネに、ロスコン・デ・レジェス、そしてほいりげ




*キャンセルご案内*
12月14日火曜日レッスンに1名キャンセルが出ました。
お子様連れの方が1名ご参加予定の日です。
クリスマス&おせちレッスン、ご興味ある方はお気軽にお問い合わせくださいませ!


今週はレッスンウィーク。
珍しく祝日レッスンも。
ずらりと並んだ重箱には小さなお料理が次々に詰められていき。
この過程もなんとも楽しいもの。

高さのあるグラスに盛られているのは、ひじきと雑穀の彩りマリネ。
芽ひじきと雑穀の、私的には黄金の組み合わせに、彩り鮮やかな、紫キャベツに、にんじんに、アボカドなど。
芽ひじきの、黒が、他の食材の鮮やかな色合いをぐっと引き立てる印象。


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ひじき。
やわらかく、甘じょっぱくにる王道ももちろん美味なのだが。
歯ごたえのあるくらいの食感で、オリーブ油でさっとマリネする、サラダ感覚のひじきは、口に頬張った瞬間に、ヒジキの磯の香りがふわあと立ち上がり、そして心地よい食感。
そして雑穀のプチプチ、もちもちとした楽しい食感。
具材をボウルに入れて、調味料を加えて、アボカドがつぶれないようにふわっと混ぜ合わせて出来上がり。
彩りが鮮やかなので、クリスマスはもちろん、お正月のテーブルにもさりげなく華やかな一品として、おすすめ。
普段使いでも、ボウルごと独り占めしたくなるような、たくさん体に取り入れたくなるような、そんなおいしさ。


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食後のクリスマススイーツ、ロスコン・デ・レジェス。
まずは王冠を添えて、ホールの眺めを楽しんだ後、今度は人数分に切り分けて。
中に1粒忍ばせたカシューナッツのはちみつ漬け。
どうか切り口から見えませんように。
そしてそして、どうか私に当たりませんように。
毎回、楽しい笑い声が絶えないひととき。
みんなを思わず笑顔にしてくれるお菓子の、優しいちから。


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レッスンにも初めて登場した、スペインのクリスマス菓子、ロスコン・デ・レジェス。
実際に作ってみて、そのおいしさはもちろん、クリスマスリースを想わせるそのかわいらしさにすっかり魅力される日々。
そうだ、今年の12月キッズ&ジュニアレッスンも、ロスコン・デ・レジェスで行こう!、と思案中。
まだまだ日本では知名度の低い、ロスコン・デ・レジェスの魅力をお伝えすべく。


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気まぐれに試作してみたら、きゃ~、かわいすぎ!
ミニリースにはドライベリーやオレンジピール、アーモンドスライスにピスタチオ、そして雪を思わせるポップシュガーをトッピングして。
さらにクリスマスシーズンの風物詩、ジンジャーブレッドマンや雪のクッキーも最後にアイシングでくっつけたら。
まさのクリスマスリース。
食べるのがもったいないくらいの愛らしさ。


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レッスンを終えて、心地よい秋の空気の中、お散歩しながら。
国立の老舗の酒屋さん「つぶらや」さんのガレージセールへ。
以前からつぶらやさんのお噂は兼ねがねうかがっていたのだが、訪れるには初めて。
閑静な住宅街のはずれにある、なんとも雰囲気のあるたたずまい。
どこか蔵を彷彿させるような店内にはずらりとお酒が並び。


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ご主人に、お店の創業のお話や年に2度開催される試飲会などのなどのお話も伺いながら、ついついワインのラインナップを紹介していただき。
うかがいながら思わずセレクトしたのは、山形県 西川町、月山トラヤワイナリーの「ほいりげ」。


『ほいりげ』とはドイツ語で『今年できたブドウ酒』の意。
完熟ブドウを原料とし、低温発酵後に急速冷却、上澄みだけをボトリングしたもの。
もぎたての果実の風味がそのままで、とてもフレッシュなやや甘口の微発泡性ワイン。
しかも無補糖で酸化防止剤等も使用しないブドウ本来の自然な風味が活きている爽やかな味わい、などなど。
説明をうかがっていたら、もうさっそくひと口飲んでみたくて飲んでみたくて。


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しっかり冷やすのがおすすめ、ということで、さらに冷蔵庫で冷やしてから。
夕方にさっそくまずは小さなグラスで試飲など。
これほどにかわいらしいワインのお味であるのだろうか、と想うほどに愛らしい風味。
もちろんぶどうの風味なのだが、りんごや洋なしを想わせるような、爽やかな愛らしい風味。
微発泡の口当たりの良さもあり、まだ7明るい夕方にあまりにも、うっとりするひととき。
時間が経つにつれ、風味がよりワインらしくなっていく、そんな過程も楽しくて。
この時期、ではなく、今限定、とおっしゃっていた「ほいりげ」。
間に合えば、ロゼも試してみたい気持ちがうずうず、うずうず。


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11月22日 ロスコン・デ・レジェスと、落ち葉のモビールと、いちごとブッラータチーズのサラダ

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*おしらせ*
2022年おせちご注文について。
ご案内は11月25日前後のブログやInstagramにてアップ予定です。
ご案内までももうしばらくお待ちください。
気づけば、そんな季節とは。


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週末レッスン。
今年のクリスマススイーツは、本日ご参加、スペイン好きの彼女からリクエストいただいた、スペインのクリスマス菓子、ロスコン・デ・レジェス。

ロスコン・デ・レジェス。
ロスコンは輪、レジェスは王様。
幸運のお菓子として有名な、フランスのガレット・デ・ロワと同じように、こちらもクリスマスから、特に1月6日の公現祭に食される、パン生地のクリスマススイーツ。
ガレット・デ・ロワと同じく、陶器の小さな人形フェーヴを中に入れて、人数分に切り分けて、フェーヴの入っていた人は、王冠をかぶり、幸運が約束される、という、楽しいお菓子。

バターや卵などの入った、リッチなブリオッシュ生地をrリング状に焼き、横半分にスライス。
中には、カスタードクリームやホイップクリーム、チョコレートクリームなどをサンドしたお菓子。
トッピングにはカラフルなドライフルーツの砂糖漬けやナッツやシュガーなどがふんだんにトッピングされ。

今回は、あまりカラフルすぎず、ナチュラルで優しいイメージにしたいなあ、と。
トッピングに活躍する1つは、ドライベリーの即席ラム酒付け。
今回はクランベリーなどの数種のベリーミックスを使って。
ドライフルーツのラム酒漬け。
数か月にわたって漬け込むのもちろんすてきなのだが、そこまで待てず。
手軽な、即席ラム酒漬け。
ボウルにベリーと少々の水を入れて、電子レンジへ。
ベリーがふっくらふやけた、あたたかいところへ、ラム酒と砂糖を加え。
他の材料などの準備をしているうちにラム酒漬けが落ち着いて、出番待ちに。


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たっぷりのトッピングをのせて。
そしてフェーヴに代わりに、カシューナッツのはちみつ漬けを忍ばせて。
まるでクリスマスリースを想わせるその愛らしさ。
いつもすてきなリクエスト挙げてくださる彼女に感謝して。
またまた来年に向けての、わくわくするリクエストもいただき、ありがたい限り。


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お散歩にぴったりのこの季節にぴったりの、イベント、ぶんぶんウォーク
マップ片手に、お散歩しながら、国分寺市の史跡やショップなどを巡り、国分寺市の魅力を再発見する、という毎年恒例のイベント。
今年は、ぶんさんウォークと題し、「集まらなくても、つながっているよ」、と、期間が長くなり、ゆったりと楽しむことができるスタイルに。

用事前に、娘と、ぶんぶんウォークならぬ、ぶんぶんサイクリングなど。
お目当ては、おたカフェで開催された、落ち葉のモビール作りのワークショップ。
まず朝のお鷹の道を散策し、落ち葉拾い。
しっとりとした朝の空気に、すっかり色づいたもみじの鮮やかなこと、鮮やかなこと。


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さっそく、拾いたての落ち葉を使って、モビール作り。


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色とりどりの落ち葉をシートの上に敷きつめて。
1枚の葉を置いた瞬間に、そこに新しい景色が生まれ。
ああ、なんて美しいんだろう。


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もう1枚のシートをかぶせて、その場ですぐにラミネート加工していただき。
できあがったシートを陽にかざすと、うっすらと映る葉の美しさ、そして葉脈の美しさ。


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今度は出来上がったシートに、動物などの型紙をあてて、なぞり、型抜きなど。
りすにうさぎに、くまにとり。
うまく重ねたら2枚の落ち葉シートに、全種類の型抜きができて。


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はさみできれいにカットして、小さな穴をあけて。
ここまででタイムリミットだったので、仕上げは家に帰ってから。
ぶんぶんサイクリングは、ちりんちりんしながら、プレオープンしたばかりの、ocuyukiの、もんぺ展をのぞいて。


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帰宅後に、さっそく仕上げ。


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さっそくできあがったモビールを吊るしてみることに。
光が当たり、透けるとなんともまあ、美しく。
秋をぎゅぎゅぎゅっと閉じ込めた、落ち葉のモビール。


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秋から冬へ。
お店にも、少しずつ並び始めた、かわいらしい姿。
いちごが並び始めると、冬のシーズンに向かう空気を感じるような。


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いちごとブッラータチーズのサラダ。
仕上げにバルサミコ酢クリームをたっぷりかけて。
ああ、いちごでなくてはならない、この爽やかな香りと酸味と、そして甘みがなんてよく合いのでしょう。
頬張った瞬間が、体が宙にふわあと舞いそうになるおいしさ。
今年のボジョレー・ヌーボーと合わせて。
さあ、今週もがんばれそう。


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11月19日 ビスケットサンドレッスン始まりました&豆花&台湾茶アフタヌーンリサーチ

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11月ジュニアおりょうり教室がスタート。
今月はみんなで、ビスケットサンド作り。


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今回は1人2種のビスケットサンド作り。
甘栗にオレンジピール、クランベリーにチョコレートの中から2種を選び。
みんなそれぞれにボウルに中でクリームペースト作り。
フィリングによっては、ラズベリーパウダーやココアパウダーなども加えて、それぞれに色味のあるペーストに。


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きれいなペーストになったら、ビスケットの上にたっぷりのせて、もう1枚でそっとサンドして。
最後にナイフで表面をととのえて、飾り用に残しておいたトッピングを飾って、できあがり。
ぜひぜひ冷蔵庫で冷やして、クリームが落ち着いたところを召し上がれ。
どうしても早く食べたい子は、冷凍庫に10分ほど入れて、召し上がれ。



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レッスンの合間に。
ここしばらくは、心はすっかりの台湾モード。
来年1.2月レッスンに向けて、台湾ごはんリサーチなど。

まずは台湾茶と豆花リサーチから。
オープンと同時にうかがったのは、台湾茶カフェ「茶語」。
白を基調とした、とっても清潔感ある店内にて、さっそく、豆花と台湾茶をいただくことに。


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合わせるお茶は、半発酵茶、青茶の、安渓鉄観音。
福建省安渓県の銘茶。
爽やかな渋味と甘味のバランスがよく、キンモクセイのような爽やかな香り。


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淹れ方を教えていただきながら、ゆっくりとお茶を淹れ。
お茶と一緒にいただいた、こちらの豆花は、整った甘みがあり、豆乳とそれから恐らく生クリームも少々加えて、ゼラチンで優しく固めた、リッチで満足感のある豆花。
口の中が喜ぶ食感と、しょうが風味の優しいシロップの相性。
店内入り口には、たくさんの種類の茶葉はもちろん、茶器も並んでいて、眺めているだけで楽しいもの。


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さて、続いては、台湾甜商店へ。
以前は、勇んで台湾カステラを買いに伺ったのだが、今回は豆花のテイクアウトに。
こちらは、台湾スイーツと、台湾ごはんのお店。
今回は、伝統豆花の中で、全部入り、総合豆花をテイクアウト。
こちらは台湾レシピに近い、なめらかながらもなめらかすぎないほどよい口当たりの、豆花自体には甘さをつけないタイプの豆花。
トッピングには、たっぷりのタピオカに、さつまいも、小豆にはとむぎ、ピーナッツに仙草ゼリー。
黒糖風味のシロップをかけて。
こちらは帰宅後に子どもたちといただいたのだが、テイクアウトはタピオカが倍量入る、とのことで、子どもたちは大喜び。


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ついでに、久しぶりに、台湾カステラ アールグレイ風味。
ご無沙汰しておりました。
その節はたいへんお世話になりました。
頬張りながら思わず、そんな想いに。
前回の台湾カステラレシピを作り上げる際に、一番参考のさせていただいた台湾カステラ。
こちらの台湾カステラは、生地に生クリームも入っている、とのことで、リッチに進化した台湾カステラ、という印象。


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さて、テイクアウトの保冷バッグ片手に、本日のお目当てのお店へ。
三軒茶屋の住宅街にある、茶藝館桜樺苑(インファエン)


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店内に入ると、まず目に入るのは、ポップな色合いのすてきなカウンター席には、茶缶と茶器がずらりと並び。


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そして、窓際のサロン席に案内していただき。
すてきな調度品やしつらえに囲まれて、異国情緒あふれる、思わず皇妃気分を堪能できる、それはそれはすてきな空間。


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まずはオーナーの方にお茶のレクチャーをしていただき。
たくさんたくさんあるお茶リストから、しばし悩みながら、今日いただくお茶をセレクトし。
友人とシェアしながら、タイプのまったく異なるお茶を2種。
1つは、お店で一番おすすめの、高山烏龍茶、冷香。
標高が2,000m程の奇莱山で育った烏龍茶。

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さっそく茶藝士のオーナーさんに、目の前で工夫茶スタイルで淹れていただくひととき。
まずはあたためた急須に茶葉を入れ。
その香りの香しいこと、香しいこと。
まるで夢の世界に迷い込んだような、うっとりする芳醇な香り。
そして、熱湯をそそぎ、待つこと1分。
茶海に最後の1滴までしっかりと出し切り、まずは聞香杯に茶水を注ぎ、聞香杯から品名杯(飲杯)に茶水を移して、聞香杯に残ったお茶の香りを堪能。
先ほどとはまた違った、より華やかな香りが広がり。
肉厚な茶葉はしっかりと広がり、清らかさと爽やかさがありながらも、うまみが多く余韻が存分、という印象。


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2種目は、東方美人。
茶葉の生まれた背景なども伺いながら、そのお茶をいただくと、またおいしさが相乗し。


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先ほどの、さわやなか冷香とはまったく異なり。
蜜のような甘みとコク。
そして深みのある風味。
その香り高さに、英国のビクトリア女王がオリエンタルビューティーと絶賛したところから、その名がついたとか。
発酵度が高いので紅茶に近い味わい。
自家製のクッキーと、なつめチップスと一緒にいただき。


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2煎目からは、自分たちで淹れながら、さあお待ちかねの、アフタヌーンティーセット。


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1段目には、大根餅に、台湾風おこわ、草仔粿の3種。
どれも本当に丁寧に手作りされていて、優しく実に美味。
特に印象的だったのは、草仔粿。
切り干し大根が入っている台湾風肉餡の入った草餅。
甘じょっぱさがくせになるおいしさ。
そしてふわあと香るスパイスや干し海老の風味の存在感。


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2段目はスイーツ。
茶葉入りチーズケーキに、お芋のお菓子。
そして、蜜香紅茶のアイスクリーム。
茶葉入りチーズケーキはチーズケーキのコクに、茶葉の、ふんだんな爽やかさ。
蜜香紅茶のアイスクリームは、キャラメルやシナモンを想わせる、こっくりとした蜜香紅茶の風味とコクがアイスクリームに絶妙に封じ込められていて。
お茶の香りと、おいしさと、その空間演出の相乗で、まるで台湾にいるような錯覚に。
久しぶりの友人とのおしゃべりのひととき。

台湾茶、以前台湾を訪れた後にはしばらくあれこれ試した時期はあったものの。
改めて、またその魅力に魅力される日々。


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11月17日 菊花かぶにはゆずとブラックペッパー、そして秋の紅葉の高尾山ハイキング

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11.12月レッスンの日々。
毎年恒例クリスマス&おせちレッスン。
白木の重箱には、小さなお料理の詰め合わせ。
その中の1つは、おせち定番の、菊花かぶ。

かぶの切り口に小さな切込みをたくさん入れて、甘酢漬けにすると、切り口が少々開いて、菊花のよう。
という、いかにも和食らしい、愛らしい一品。
ひと口サイズの、かなり小ぶりの菊花かぶ。
甘酢に漬けられたかぶの、かぶならではの、歯切れよく、軽やかな食感に、改めて、かぶの魅力を感じる一品。

器に盛った菊花かぶには、ゆずと、それからブラックペッパーを散らして。
このブラックペッパーも、実にいい仕事ぶり。
優しいかぶの雰囲気を、優しさを残しつつ、そっと引き締めてくれるような。
箸休めにぴったりの、菊花かぶ。


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食後のクリスマススイーツ、ロスコン・デ・レジェス。
クリームの間にそっと忍ばせるのは、、フェーヴ代わりの、カシューナッツのはちみつ漬け。
毎回毎回、密かに、どうか私には当たりませんように、と願いうのだが。
今日のレッスンでは、まさに残り物に福があり、私のもとに。
おもてなし側として、ああ、ああ。
次はどうか当たりませんように、と願いを込めて。


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菊花かぶ。
おせちにはもちろん、日々のおかずや、おべんとうのおかずにもぴったり。
子どもたちの振替休日だった月曜日、お友達と秋の高尾山へ。
早めのお昼に、とおにぎりと玉子焼き、それから菊花かぶ。


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かぶと一緒に、にんじんとラディッシュも添えたら、おべんとう箱の表情が一気に明るくなり。
かぶはもちろん、大根もにんじんも、赤かぶなどでもおすすめです。


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秋の紅葉真っ盛りの、高尾山へ。
行きは、今回は体力のあまり自信のない私に合わせてもらって、穏やかで、道が舗装されている1号路へ。


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さっそくの一面の秋の眺めを愛でながら、山道を歩き。
おしゃべりしながら、時折、ふーふーしながら。
雲一つない青空に、イチョウの黄金色とのコントラスト。


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あまりの青空に、お坊さん方の袈裟の色まで、なんとも鮮やかに映え。


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途中で寄り道しながら、おしゃべりしながら、以前登った時よりも疲労感もあまりなく、無事山頂へ。
山頂でさっそく頬張った、梅干しのおにぎりおいしかったこと、おいしかったこと。


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帰り道は、4号路のつり橋コースへ。
一面緑に囲まれた、細い山道を下り。


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今回の高尾山では、きっと忘れられない想い出が1つ。
薬王院で娘が何気なしに引いたおみくじが、なんと、凶。
ひゃ~、凶だ~、と初めての凶に動揺しつつ、これはすぐに結ばなくては、と大慌てで折り畳んでいたら、なんと凶のおみくじが、真っ二つに割け。
これは縁起が悪い、とまたまた慌てて、無理して結び。

そんな帰り道、娘のお財布とスイカがなくなっていることが判明。
これが凶か。
本人はあっけらかんとしているものの、こちらはかなり気落ちしつつ。
記憶を辿り、おべんとうの時にバッグを開けた山頂か、おみくじをしたときの薬王院か。
と、帰宅後に薬王院にさっそく問い合わせてみたら、なんと落としものに届いていて。
ああ、あのとき、すぐ目の前でお参りしておいてよかった!
「お財布、あったって!」、興奮気味に娘に伝えたら、「やっぱりね。」って、その返答はないでしょ。
ともあれ、凶、はこの一連で終了、としたいところ。
そんなこんなを優しくフォローしてくれた友人たちに心から感謝して。


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おすそ分けしてもらった、高尾山名物、天狗焼き。
高尾山には何度か登っているのだが、実は初めて。
そのフォルムも印象的ながら、中の、甘さ控えめな黒豆あんのおいしかったこと。
今度は、上で、焼き立てを頬張ってみたい!
薬王院へのお礼の参拝と合わせて、また行かなくては。


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11月15日 階段を上がって、中国茶専門店、気まぐれ豆花にはいちじくをのせて

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クリスマスレッスンスタートには間に合わなかったのだが、今年も、ロヴィのクリスマスツリーを飾り。
ここ数年、大きなツリーは飾らず、こちらのみをテーブルに飾るようになりつつ。
心穏やかなクリスマスを迎えられますように。


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用事ついでに、ちょっと勇気を出して立ち寄ってみたのが、中国茶専門店「青蛾茶房」。
店内に入ると、驚くほどにたくさんの茶葉袋があちらにもこちらにも山のように。
喫茶もしているので、運よく、常連のお客さんと一緒に、数種類のお茶をいただくことに。


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まずはフルーティーな白茶をリクエストさせてただき、「究極の白茶」を淹れていただくことに。
微発酵茶で茶樹から摘んだ新芽のかたちをそのまま乾かして作るお茶。
さっそく目の前、レクチャーも合わせて、淹れていただき。


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茶器からの、ふわあ、と優しく華やかな香りに思わずうっとり。
そしてさっそく1煎目をいただき。
ほんのりのとろみと、うっとりする香りと優しい甘みが口の中に広がり。


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2煎目をいただきつつ、次は、中国紅茶をいただくことに。
まずは茶葉の香りを楽しみ。
フルーティーではちみつのようなコクのある香り。


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口に含んだ瞬間に、「うまい!」
驚くほどにうまみがあって、熟成されたレーズンのような、こっくりとした風味。
満足感のあるお茶。


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そして最後にいただいたのが、貴重な岩茶。
世界文化遺産中国福建省の武夷山(ぶいさん)で生育し、烏龍茶として製茶されているお茶。
お茶の基本成分の他に、太古の岩を成型しているさまざまな成分が人の体に有効な効能があるとされる、岩茶。
店内に所狭しと並ぶ岩茶のパッケージには、亀や虎や、馬に龍などなど茶葉のネーミングがあまりにも印象的。
岩茶専用の、雑味が出にくいという茶器で淹れていただき。
鮮やかなオレンジレッドな色合。
きりりとした味わいの中に、体全体に広がる深みを感じるお茶。


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ともうしばし余韻を楽しみたかったところで、タイムリミット。
「ここへ来るお客さんはみんな2時間以上はいますよ。またゆっくりぜひ。」、と見送っていただき。
勇気を出して階段を上がった甲斐のあったもの。
中国茶プチトリップのひととき。


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すっかりの台湾ブーム。
おやつに、気まぐれに豆花を作ってみることに。
今回は、ゼラチンと寒天で2種の試作。
本来は石膏を入れて作られるのだが、お家でも手軽にできるように、ということで。
いつもよりやや少なめの分量のゼラチンとそれから寒天で。

気まぐれトッピングには、小豆と、雑穀、それから名残の、いちじく。
ほんのりラム酒を効かせたシロップと、ココナッツクリームを添えて、お好みで。
初試作にしては上々、上々。
次回の試作には、お茶も合わせて楽しみたいもの。


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もう1つ、おやつに。
先日にフードムードさんの栗の入ったアースケーキに触発されて。
全粒粉を多めに加えて、レッスンで使いかけだった甘栗とドライいちじくを加えて。
同じ配合での材料でも、混ぜ方によってまた違うお菓子が生まれるもの。
イメージに近い焼き上がり。


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切り口によって、甘栗ごろりと、いちじくの愛らしい断面と。
より一層秋を感じるケーキ。


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11月12日 ドライいちじくとナッツのテリーヌと、初試作の、鹹豆漿(シェントウジャン)

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11.12月レッスンスタートの今週。
キッチンからは、だしの香りに、お餅が焼ける香り、そしてオーブンからはスパイスの香りが広がり。
今回のクリスマスの主菜は、厚めにカットした、いちじくとナッツのテリーヌ。


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テリーヌは常にリクエストいただくメニューなので、数年に1度は11.12月レッスンにて、フィリングを変えたり、かたちを変えたりしながら登場すること、早何回になるだろう。
ベーシックなテリーヌ生地をマスターすれば、そこからのアレンジが自由自在。
テーブルが華やかになるメニューなのはもちろん、日持ちがするメニュー、ということもうれしい限り。
クリスマスにもおせちにも、あると大活躍間違いなし。

ひき肉に玉ねぎ、パセリ、ベーコンなど。
今回はフィリングに、ドライいちじくと、ピスタチオにカシューナッツを加えて。
しっかり冷やして、厚めに切り分けて。
切り口の断面センターには、いちじくが顔をのぞかせ。
その周りに、ピスタチオの鮮やかなグリーンとカシューナッツの切り口がちらり。
断面の美しさも、テリーヌの醍醐味。
テリーヌの魅力を改めて、しみじみ。


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クリスマス&おせちレッスンがスタートして、少しずつ冬を感じる日々。
今年も、無事手元に届いたのは、大好きな、ダンディゾンのシュトーレン。
今年もお待ちしておりました、一切れ口に頬張った瞬間に、ああ、この味、この味、体の中の記憶が蘇る瞬間。
ドライフルーツがたっぷり入った、全粒粉とライ麦全粒粉、そして自家製天然酵母で作られた、優しい酸味の効いたシュトーレン。
大切な1本なので、少しずつ少しずつ切り分けながら、少しずつ少しずつ楽しむ日々。


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そしてこちらは秋の名残を満喫すべく。
運よく手元に来てくれたのは、フードムードの栗の渋皮煮入りアースケーキ。
切り口には、栗の渋皮煮がまさにごろりごろり、そしてドライいちじくも絶妙な存在感。
初めてフードムードのアースケーキをいただいたのは、いつのことだったのだろう。
恐らく10年以上前。
バターを使わない、「ごはんのような、おやつ」のおいしさに大衝撃を受けた想い出。
今でこそ、ヴィーガンスイーツなど、体に優しいお菓子のおいしさは日々、日々、洗練され、進化してきているが、当時は体に優しいだろうがおいしさは・・・、そんなお菓子が多かった記憶。
その中でフードムードさんのお菓子のととのったおいしさにまさに衝撃を受け、なかしまさんのレシピをどれだけ参考にさせていただたことか。
実に久しぶりにアースケーキをいただいた瞬間に、たくさんの記憶が蘇り。
お久しぶりです、まるでケーキと対話するような、一見、相当怪しい風景だったはず。


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先日、五反田でハフハフいただいた、鹹豆漿(シェントウジャン)のおいしさが忘れられなくて。
さっそく試作。
そして、え~、こんなに簡単にできちゃうの?、何度叫んだことか。
あまりのおいしさに、試作初日は、お代わりコールが続き、豆乳パック(900ml)をほぼ使い切ってしまったほど。


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あまりのおいしさと、あまりの手軽さに、今まで作らなかったことが実に悔やまれるほど。
熱々の豆乳を注いだ瞬間に、ふるんとした表情。
スプーンを入れたそばから、ふるんふるん、心地よいやわらかさの感覚。
そのままお口へ運べば、体が喜ぶなめらかなおいしさとと豆乳の優しい風味。
その後も、スープ感覚で、ついついせっせと。
これから当面は、豆乳常備のも日々、となるはず。


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鹹豆漿(シェントウジャン)、もちろん来年1.2月レッスンに登場予定です!


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11月10日 クリスマス&おせちレッスン、スタートしました&台湾ごはん&スイーツリサーチ

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ホームページ「キッチンの風景」をアップしました。
9.10月秋の発酵料理の旅レッスンです。
よろしければご覧くださいませ。


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発酵料理の旅の余韻を感じつつ、11.12月レッスンがスタートしました!
毎年恒例クリスマス&おせちレッスン。
そんな季節はまだまだ先、と想いつつも、みなさんとキッチンでおせちを作り、クリスマスケーキを仕立てていると、不思議と心はあっという間に師走を感じるような。


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これからご参加のみなさま、心よりお待ちしております!
2021年クリスマス&おせちレッスンがスタートしました。


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11.12月レッスンに間に合うように。
さらしを使って作っているお手拭きをようやく、ようやく新調し。
作ってしまえばあっという間、なのだが、なかなか手を出せずにようやく。
11.12月レッスンに無事間に合って、なにより。


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11.12月レッスンスタートにほっとしつつ。
さあ、心は少しずつ、来年のレッスンへ。
新年1.2月レッスンに向けて。
リクエストいただいている台湾ごはんレッスン。
どんなかたちに仕立てようか、今から私自身がわくわくしつつ。

年末に向けて、動ける日もかなり限られてくる頃。
行けるうちにいざ行かん!、と走り足で台湾ごはん&スイーツリサーチなど。
朝早くに出発して向かったのは、五反田にある、台湾式朝ごはんのお店「東京豆漿生活」。
平日の朝だし、そんな読みは甘く、しばしの順番待ち。
ながらも、朝ごはん、ということで回転がよく、ほどなく店内へ。
入り口の雰囲気はもちろん、店内には台湾ラジオが流れて、キッチンからの作業風景に、テーブル席の広がる空間、まさに台湾の街角の空気感、満載。
とはいっても、私の台湾記憶はもう20年ほど前のこと、となってしまうので、記憶の片隅を辿るような。
お目当ての鹹豆漿(シェンドウジャン)も食した記憶はあるのだが、その頃の私は頼りにならず…、ということで。


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店内に入るとすぐに目につくのは、レトロなスペース、豆漿製造室。
毎日朝5時から4時間かけて、できたての豆乳が仕込まれているそう。


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そして活気あるキッチンのカウンターには、パンやお菓子がずらりと並び、目移りすることしばし、しばし。


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さっそく注文。
お席でいただく分と、それからパンやお菓子はテイクアウト分も。
注文してから、熱々の自家製豆乳が器に注がれて。
そしてほどなく目の間には、熱々の、鹹豆漿(シェンドウジャン)。
酢が入った自家製調味料で豆乳をゆるりと固めたスープ。
ほんのりの酸味と、ふるんふるん、とろっとなめらかな優しい味わいがもうたまらないおいしさ。
ザーサイ、干しエビの風味にねぎや辣油のアクセント。
そしてサクサクはもちろん、スープを染み込んだ油条も実にいいお仕事ぶり。
お腹の中がじんわりじんわり温まる感覚と、そして満たされる感覚。


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合わせていただいたのは、葱肉酥餅。
酥餅(スーピン)と呼ばれる中国菓子。
ラードが入ったパン生地は、パンとパイの間のようなサクサク、ホロっとした心地よい食感。
中には豚肉やねぎのあんがたっぷり詰まっていて。


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テイクアウトした、他の酥餅は帰宅後さっそく。
その後の買い出しをしすぎて、焼餅と呼ばれる中国式の焼きパンがぱっくり割れてしまったのが残念無念、だったのだが、どれもこれもフィリングがたっぷりで大満足。
特に印象的だったのは、落花餅。
ざくざくとした食感のピーナッツの甘じょっぱさがもうたまらず。


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朝ごはんに大満足しながら、帰路へ向かいつつ、吉祥寺で途中下車。
花豆テイクアウトのはしごなど。
まずは、井の頭公園そばの、台湾茶屋 囍茶東京[キキチャトーキョー]

オープンカフェ風のお店。
種類豊富な台湾茶やスイーツなどなど。
本当はゆっくりお茶をしたかったのだが、それはまた次回、ということで、ぜんさい豆花をテイクアウト。


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続いては、台湾スイーツの店「MeetFresh鮮芋仙」へ。
台湾雑貨がずらりと飾られた、キッチュでかわいらしい店内。
こちらでは、季節の豆花、ミルク豆花をテイクアウト。
そして最後に、成城石井で、黒ごま風味の豆花をテイクアウトして、本日の台湾ごはん&スイーツリサーチはタイムリミット。


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豆花食べ比べは、子どもたちとのおやつじかんに。


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もちろん、豆花食べ比べは初めて。
3種あると、それぞれの、特に豆花自体の魅力や違いが感じられて。


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MeetFresh鮮芋仙のミルク豆花。
豆花は優しい甘さで、心地よい口当たり。
別添えにしていただいたココナッツミルクをかけながら。
ゆでたピーナッツと、それからお芋のお団子、芋園の食感が楽しく。
ココナッツ風味が上々。


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続いて、成城石井の、黒ゴマ豆花。
こちらは以前にもいただいたことがあるのだが、甘さしっかりめの豆花。
寒天などを使って、弾力ありつつも心地よい食感。
上に少々トッピングされていた、コクのあるココナッツクリームの存在が、かなり気に入り。


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そして3つ目の、囍茶東京。
今回は、こちらが一番のお気に入りに。
豆花はかなりかなりゆるめの、ほんのりの甘み。
ぜんざい風ということで、小豆に緑豆、そしてやや食感があるくらいにゆでられたはと麦など。
別添えのきなこと、それから、ジャスミンティーシロップをかけていただくのだが、このジャスミンティーシロップがうっとりするくらいのすてきなアクセントに。

子どもたちと一緒だったので、あっという間に完食。
もう少し余韻に浸りたかったが、美味しいヒントもたくさん収集できたので、よしとすることに。


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11月8日 今年最後のいちじくのキャラメリゼと、ふらり飯能ドライブ

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「今日もいちじく並んでますよ。」の、生徒さんからのありがたいおしらせに、いそいそと、栄樹園へ、いちじくを買いに。
小ぶりながらも完熟のいちじくを調達して。

そして先日はいちじくに夢中で気づかかかったのだが、売店隣の温室では、見るからに育ちのよい多肉植物もたくさん並んでいて。
さっそく、多肉リースに加える多肉さんを選び。
ふと選んだのは、ふふふ、金のなる木。


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帰宅後は、さっそくこの秋最後の、いちじくのキャラメリゼ。
名残のその日摘みたてならではの、切り口には実がびっしり詰まっていて。


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すっかり手慣れたキャラメリゼ。
仕上げにアイスクリームとバルサミコ酢クリームをかけて。
小ぶりで皮が厚めなのが、思いがけず、皮の食感とやわらかい果肉の食感にコントラストを生み出し、キャラメリゼのパリパリと合わせて、実に口の中が喜ぶ感覚。
ああ、また来年お会いしましょう、とうっとりしながらのひととき。


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多肉リースのメンテナンスなど。
半年くらい前に作った多肉リースは、玄関先に飾って、活躍中。
多肉の種類によって成長がだいぶ異なるので、ときどき手を入れて、新しい多肉を加えてみたり、かたちをととのえつつ、そんな変化も楽しみつつ。
さっそく買ってきた多肉も少々加えて、また新しい表情に。


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秋の空気に包まれる週末。
久しぶりに家族5人揃って、みんなそれぞれリフレッシュしたいタイミング。
紅葉の眺めを探しつつ、ふらり飯能方面へ。

まず向かったのは、生活の木のメディカルハーブガーデン「薬香草園」へ。
ガーデンの周りの街路樹はすっかりの秋景色。

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こちらで遅めの朝食用のパンをベーカリーで調達し。
ハーブやスパイスを使ったパンがずらりと並び。
たくさん買い込んだのだが、お腹が空いたみんなが一気に頬張ったので、写真など撮り忘れ。
ルイボスティーのスコーンは、ほんのりとルイボスティーの余韻が口の中に広がり、こんなに相性が良いなんて、と感激。
アサイーとバナナのマフィンは、主張がしっかりしたアサイーとバナナがお互いの主張をまろやかにし、ほどよくそれぞれが感じられ、とってもよいバランス。


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ハーブ園をうろうろと散策し、秋の朝の心地よい空気を堪能して、ありがたいリフレッシュ。


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道の途中で、以前立ち寄った記憶でふらり、野菜の直売所「畑の蔵」へ。
立派なお蔵の中には、地場の採りたての野菜がずらりと並び。
店内中央には酒の蔵も。
フレッシュな原木しいたけやら、里芋やら、さっそく野菜を買い込み。


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名栗湖方面に向かいながら、窓からの、すっかりの紅葉の眺めを堪能しつつ。
久しぶりに訪れたのは、竹寺
正式名称は医王山薬寿院 八王寺。


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茅の輪を進むと本堂へ。
本堂の脇には、本尊の牛頭天王の木彫りが現れ。
すっかり秋の眺めかと思いきや。
ふと、寒桜が咲いていて、思わずうっとり。


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そして寒桜の花より団子の、おだんご。
竹寺らしく、竹の器にのせられて。
しょうゆだれにくるみだれなど。
一緒にいただいた薬草茶もとってもおいしくて。


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最後に竹林を抜け。


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ふらり飯能ドライブ、最後に立ち寄ったのは、発酵のテーマパーク「OH!!!」。
以前は平日の午前にうかがったので、人も少なかったのだが、今回は想像以上に賑わっていて。
さっそく、発酵スイーツや、気にある発酵食品を選び。
それから野菜もたくさん買い込み、帰路へ。
紅葉を求めて、ふらり飯能ドライブ。


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帰宅後はさっそく、発酵スイーツでお茶じかんなど。
以前うかがったときは、あまりに暑い頃だったので、帰りが心配で買えずじまいだった、塩麹ロールケーキ。
塩麴の入ったクリームが、甘じょっぱくて、そしてコクがより一層あってとっても美味。
糀甘酒のチーズタルトは、甘酒のほんのり優しい風味ととろみが全体をととのえていて。
リフレッシュして、さあよい方向に向かえますように。


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プロフィール

くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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