10月29日 キャンセルご案内と、いちじく騒ぎ、そして台湾ごはん
*キャンセルご案内*11月5日金曜日レッスンに1名キャンセル出ました。
9.10月秋の発酵料理の旅レッスンの、追加レッスン最終日です!
ご興味ある方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

9.10月レッスンもすっかりの終盤。
テーブルの秋の眺めももう少しで見納め。
木の大皿、前菜盛り合わせの中の1品は、うっとりするおいしさの、いちじくとブッラータチーズのフルーツサラダ。
カットしたいちじくに、ブッラータチーズを添えて。
はちみつたらり、バルサミコ酢くりーむたらり、オリーブ油たらり。
毎回ながら、体が宙に舞いあがってしまいそうなほど、うっとりするおいしさ!


ブッラータチーズ。
モッツアレラチーズの中に生クリームの入ったフレッシュチーズ。
ブッラータ、とはイタリア語でバターのような、の意。
バターのような、リッチなコクがありつつも、モッツアレラの軽やかでさわやかなおいしさが魅力の、あるとその1皿がぐっとグレードアップする、そんな食材。
イタリアンでは焼き立てのピザの上にのせて、切り分けるとクリームがソースのように広がるおいしさを楽しんだり。
パスタにのせたり、サラダにトッピングしたり。
もちろんフルーツとの相性も抜群。
レッスンでは小皿盛りにしているけれど、大皿盛りももちろんすてきな1皿に。

例年よりも今年はいちじくの名残がだいぶ早いとか。
確かに昨年よりも店頭に並ぶ時期も短く、すでに並んでいないところが多いかも。
でも、あのお店にはあるはず。
私の予想では、フルーツ担当の方がきっといちじく好きなのでは、と踏んでいるのだが。
例年、8月終わりくらいから11月中旬くらいまで、他のお店よりもずっと長く、それも数種類のいちじくを扱ってくださっている、近所のお店。
来週まで続く発酵料理レッスンに向けて、いちじく確保を安心しきっていたのだが。
な、な、なんと、そのお店にここ数日いちじくが並んでおらず・・・。
大慌てで店員さんに相談すると、天候の事情で今年はもう入りにくくなっている、とのこと。
そして入る日にも数が少なく、すぐに売り切れてしまう、とのこと。
大慌てで入荷次第の連絡をいただくことにしつつ、他の確保ルートを、と。
先日教えていただいた、近くの果樹園に大慌てで問い合わせなど。
うかがえば、これから収穫分も少しだけあるけれど、だいぶ皮が固くなり、その日の朝にならないと収穫できるかどうかわからない、とのこと。
そして一番おいしい時期に収穫して冷凍したものを、自然解凍してそのまま食べるものおすすめ、とのこと。
ということで、さっそく果樹園「
栄樹園」さんへ。

車でいつも通る道沿い。
外から眺めつつ、気になりつつ、うかがう機会を逃していたところ。
一歩足を踏み入れると、目の前の道とは別の空気が流れるような、広々として、なんとものどかな景色が広がり。
さっそく敷地内の直売所に行くと、冷蔵庫に中に、今日収穫されたいちじくを発見!
小ぶりながら、すっかりの完熟。
確かに皮は厚いものの、美味しそうな気配。
そして冷凍庫には実ぶりの立派ないちじくたち。
さっそくどちらも調達してみることに。


冷凍いちじくは1時間弱、自然解凍して切り分けてみたら、完熟の、みずみずしい果肉が。
さっそく頬張ってみたら、真ん中はまだシャリシャリとしていたのだが、それがまた口の中が喜ぶ感覚。
甘さは存分。
フレッシュのおいしさにはかなわないけれど、こうやっていただくのもありなのか、と感激。
水分もほとんど出てこないので、特に今回の、はちみつやバルサミコ酢と合わせたりするのであれば、十分楽しむことができるおいしさ。
そして今日摘みのいちじく。
手で割ってみたら、うわあ、なんだか懐かしい香り。
子どものころ、学校の帰り道、いちじく畑にこっそり忍び込んで、つまみ食いしたときの記憶が蘇り。
あのときに、あの、青い香り。
思わず続けざまにむしゃむしゃ。
タイミングよく、入荷連絡待ちのお店からの、入荷の連絡がきたので、いちじくの名残の時期に、たくさんのいちじくの香りに包まれて。



ブッラータチーズのフルーツサラダ。
いちじくはもちろん、この時期は柿もぜひぜひのおすすめ!
あまりのおいしさに我が家では連日登場中。

切った柿をお皿に盛り。
はちみつと、バルサミコ酢クリームと、EXVオリーブ油と。
そしておすすめなのが、ラム酒ほんの少々。
柿とラム酒との相性たるや。
柿の、なんというか、野性味っぽさというか、をラム酒が絶妙に包み込む印象。
気になる方、ぜひお試しなど。



11.12月レッスンに向けて、粉ものやドライフルーツなどの買い出しへ。
その帰り道、ここ最近はついつい足が向いてしまう、
友誼食府 立川店 へ。
油條と刀削麺が恋しくて。
まずは、食材売り場の方で、今日お目当ては、豆腐干。
何種類も並んでいるんで、お店の人にいろいろ教えてもらいながら、ひとまず選びつつ。
と、本日オフの夫も一緒に初参戦だったのが、かなり興奮気味に手にたくさんの瓶やら袋やら。
ああ。
「子どもたちにもこういうものも教えてあげなくちゃ。」などもっともらしいことを言いながら。
さすがに大瓶の調味料などは却下しつつも、予定外の買い物が。


そしてフードコートでテイクアウトなど。
油條は買えたものの、まさかの、豆乳の機械が壊れたまま、とは。
油條には豆乳でしょ!、豆乳がなくちゃだめでしょ!
さらに、今回は台湾料理のお店でオーダーしたいと思っていたのだが、なんと、台湾料理屋さんはまだ来てないよって。
まあまあ、そんなこんなも楽しみつつ。
いつもの刀削麺のお店へ。
人なつっこいお店の人が、「久しぶりね。」「今日は焼きそばが美味しいよ。」、と近寄ってきて。
ささっと刀削麺のオーダーをして、ほかのお店の注文をしていたら、ああ、あっさりと焼きそば買ってるし。

帰宅後は、さっそくテーブルにずらり。


豆腐干のサラダは、四川風でピリリとしっかり辛みが効いて。
豆腐干の食感がたまらない!
油條にはもちろん豆乳を添えて。
先日リクエストをいただいて。
少し先ですが、来年1.2月レッスンでは、あったか台湾ごはんもいいかなあ、と検討中です!
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10月27日 クロックムッシュレッスンが全日終了しました&牛肉の八幡巻き

昨晩からの雨も、見事に出発の頃には上がり。
娘の、久しぶりの遠足おべんとう。
リスエストは、大好きな肉巻きおにぎりと、こちらも大好きなスクランブルエッグ。
肉巻きおにぎりに、ハンバーグ。
なぜか丸いものばかりが並ぶおべんとうとなり。
今日も、「足りなかった~!」ときれいに空っぽになったおべんとう箱。
*遠足おべんとう*
肉巻きおにぎり
手まりおにぎり
彩り野菜のきんぴら
スクランブルエッグ
ミニハンバーグ
大好きな柿


10月キッズおやつ教室&ジュニアおりょうり教室が全日終了しました。
最終日は園児さん向けキッズレッスン。
まだまだ手先の作業が難しいことも多々、の園児さん。
スライスチーズの袋を開けるにも、四苦八苦する姿も、もう愛らしくて。
無事に取り出したチーズとハムを食パンでサンドして。


その上にホワイトソースをたっぷりぬり広げ。
さらにその上に、ハロウィンパスタをのせ、野菜をのせ、合間を埋めるようにチーズをのせて。


さあオーブンへ。
焼いている間にハロウィンピック作り。
小さな手でみんな一生懸命に。
せっかく上手にできたピック。
その後にもついついいじりすぎて、あれあれなんだかしわくちゃに、などなど。
そして焼きたて熱々のクロックムッシュにハロウィンピックを飾って、できあがり。


もうすぐのハロウィン。
毎年恒例だった、ハロウィン行進も、今年も昨年に続き、見送りに。
まだまだみんなで集まって、わいわいは難しけれど、気分は存分に楽しみたいもの。
お家でのおいしいハロウィンじかんとなりますように。
Treak or Treat!
教室の生徒さんからいただいた、すてきなハロウィンスワッグを飾って。


9,10月レッスンも終盤に向かいつつ。
秋の発酵料理の旅レッスン。


9.10月レッスンでは、毎年、テーブル演出に、色づいた落ち葉を添えているのだが。
毎年この時期の恒例、大学通りで怪しく落ち葉を拾う姿。
拾ってきた落ち葉を水洗いして、よくふき、タッパーに入れて冷蔵庫へ。
秋のテーブルの演出役。
今年は8月途中から、鮮やかに色づいた落ち葉が舞い始め。
9月にはもったいないくらいにたくさん。
そして10月末の今、数年前ならまだまだたくさんあった色づきの良い落ち葉が、なかなか見つからず。
木の上を眺めれば、もうほとんど色づいた葉は落ちていて。
季節が前倒しとなっていることをこんなところからも感じ。
ということで、必死になって色づいた落ち葉を探す日々。

秋から冬へ。
11.12月レッスンに向けて、準備も進めつつ。
恒例のおせちメニューは、リクエストいただいている、牛肉の八幡巻き。

紅白色の切り口はなんともお正月にぴったり。
野菜を下ゆでしたり、お肉で巻いたり。
そんな下ごしらえも、なんとも和食らしくて、おせち仕事らしくて、時にはいいもの。


久しぶりに作ってみたら、驚くほどに家族から大好評で、まったく足りず、個数を巡りトラブルなど。
野菜の方がお肉よりもだいぶ多いのだが、実に満足感のある一品。
こちらは11.12月レッスン、重箱盛り合わせの1品で登場予定です。

10月25日 我が身をもって、台湾カステラトラブル、毛糸のコケ玉&キウイ狩り

週末レッスン。
食後スイーツは、まだまだブーム続く、台湾カステラ。
ご参加の方がいつも画像を送ってくださるのでありがたく拝借。



焼き上がりのご紹介シーン。
何となく台湾カステラにまじないをかけている風、に見えますが・・・・。
焼き上がりの断面は、優しく火が入った色合いに。

実はレッスン前日、いつのもように気まぐれに台湾カステラを焼いてみたら、あらら、生地の下の方の様子がおかしくて。
焼き上がりの断面、下の方は優しい色合いでなく、水分が多いまま蒸されたような仕上がりに。
レシピが完成してから散々、散々焼いてきた台湾カステラ。
慌てて、大急ぎでもう1度焼くも、同じ結果に。
思案すること約半日。
結論は、おそらく、ここしばらくで気温がぐっと下がり、大急ぎ冷蔵庫から出したての卵が冷たかったこと。
油や牛乳を温めながら作る台湾カステラ生地に、冷たい冷たい卵が、生地の様子を変えてしまった様子。
翌日、レッスンではもちろん、それからレッスン後ももう1度確認の意味で、卵が冷たくないようにして焼いてみたら、ほっと、いつもの焼き上がりに。
ああ、お菓子作りの奥深さ。
我が身をもってん、台湾カステラトラブルも無事克服。
引き続き、レッスンご参加のみなさん、台湾カステラトラブルがありましたら、ご連絡お待ちしております。


そうそう、失敗した台湾カステラたちは、何とかたちをととのえて、週末のおやつに。
甘栗を荒くすりおろして、ラム酒と砂糖を少々。
ゆるめに立てたホイップクリームと合わせて。


週末は、娘と近所のお出かけ。
まずは、10月にオープンしたばかりの、植物のお店「
KUNITACHI GREEN」さんでの、毛糸のコケ玉ワークショップへ。
まずはケースにずらりと並ぶ多肉のコケ玉たちが愛らしすぎて。

好きなコケ玉を選び、好きな毛糸を選び。


さっそく毛糸をぐるぐる、ぐるぐる巻いていき。
巻き終わったら、コケ玉のおしりのあたりに毛糸をきゅきゅっと入れて、糸始末。


続いては、その上に、飾りの糸とを選んで、くるりくるりと巻き。
今回はクリスマスにも合いそうな、シンプルな仕上がりで無事完成!



みなさんのコケ玉と一緒に記念撮影。
か、か、かわいい。


季節や気分に合わせて、また毛糸や糸も変えられる、ということで、アレンジも楽しめそう。


店内にはコケ玉をはじめ、インテリアに合わせたグリーンがたくさん。
近くにできてうれしいお店。
また時々うかがわなくては。




サイクリングしながら、今年もそんな時期、1年に1度のキウイ狩りへ。
住宅街の一角にひっそりと広がるキウイ園。
園内には、たわわに、たわわに実るキウイたちの眺め。
まさに1年に1度だけやってきて、眺める光景。


園内には数種類のキウイが実り。
実を手でもって、くいっと上に向けると心地よく実を摘むことができる感覚。
長男が小さかったころから、なんだかんだと毎年1年に1度うかがい。
寒い中ふるえて摘んだ記憶もあったり、以前は自家製キウイジャムをのせたビスケットを試食させてくれたのだが、もう1つ、もう1つ!と大騒ぎな子どもたちを何とか収めるのがたいへんだった記憶などなど。


摘んできたキウイは、これからしばらくは熟成させて。
お楽しみはもう少し先。
私の中では、キウイ狩りに行く頃は、秋から冬に向かう空気を感じる、そんな頃。
と、季節外れな娘の半そで姿。
どうやら昨年よりは寒さを感じるようになったようなのだが、見ているだけで寒くなる眺め、は変わらず。

10月22日 甘栗のリゾットに、黄金リゾット、そして階段水屋の続き

ご依頼いただいた会員誌の撮影。
まずはそれぞれの料理を皿盛りに。
その後に、重箱に詰めたり、大皿詰め合わせにしたり。
皿盛りには皿盛りの、そして詰め合わせには詰め合わせの、さらに大皿盛りには大皿盛りの。
それぞれのおいしそうな眺めと、そこから生まれるおいしさがあって。


定番のしっとり焼き上げたローストポークには2種のジャムソースを添えて。
ジャムとしょうゆの取り合わせの威力!




さあ今週後半は、午前中からは秋の発酵料理レッスン、そして夕方からは10月ジュニアおりょうり教室と、慌ただしくありつつも、不思議と気分の入れ替わりが疲れ知らずとなる、そんな日々。
秋の発酵料理もすっかりの中盤。
深まりゆく秋。
主食は、甘栗とキヌアのリゾット。
秋にはすっかりお世話になりっぱなしの甘栗を使って、手軽に作ることのできるリゾット。
仕上げに生クリームと、発酵調味料2種。
この2種の、底上げ力が実にすばらしい!、と自画自賛。
ひと口頬張ると、ついつい続けて頬張りたくなるおいしさ。

仕上げにオリーブオイルを回しかけ、すだちを添えて。
召し上がりながら、途中からはすだちをキュキュキュッと。
甘栗さま、さま。



そして夕方からは、ハロウィン仕立てのクロックムッシュ。
パンに、ホワイトソースとトッピングをのせて、いざオーブンへ。

オーブンからのおいしい香りを堪能しながら、待ち時間にはみんなで、恒例のハロウィンピック作り。
何度もみんなで作っているのだが、ありがたくも飽きることなく、毎回それはそれは楽しそうに作ってくれて。
1つ1つに一生懸命な姿は、大人心洗われる瞬間。




焼き立てのクロックムッシュにハロウィンピックをさして。
みんなを見送りしたキッチンには、急な静けさと、おいしい香りの余韻。

スケジュールの合間を縫って。
我が家のすぐそばに夏にオープンしたモダンフレンチ「
INDIVI」へ。
うかがうのは2度目なのだが、1度目はまだ宣言中だったということで、今回は宣言開け、じっくりと堪能しに。

窓の外はいつも歩いている近所の眺め。
窓越しにまた違った眺めに見えるおもしろさ。

まずのアミューズは、海老のフラン。
海老のだしがしっかりときいた、コクのあるおいしさ。

そして、こちらの定番、季節野菜とエディブルフラワーのテリーヌ。
シェフが元いらした、ビストロ ヴァン マルシェでいただいたときと同じ美しさと、そしておいしさ。
野菜のテリーヌというと、グリーンの野菜で縁取られている印象だったのだが、にんじんでの縁取りがとってもビビットで印象的。
添えられたクリームソースには、わさびが混ぜられていて、心地よいアクセントに。

続いては、こちらのスペシャリテ、ウニとマスイクラの黄金リゾット。
アルデンテのリゾットにはコクのあるウニの風味。


主菜はハラミのステーキ。

そして食後のデザートはチョコレートテリーヌと栗のアイスクリーム。
オープンキッチンのカウンター越しシェフたちのお仕事ぶりもじっくり堪能しながらの、おいしいひととき。

さて、先日の階段水屋。
さっそく教室キッチンの顔の1つに。
玄関からの眺めに、我ながらしびれることしばし、しばし。

教室キッチンの重鎮とも、重い印象になりすぎないといいのだが、と少々懸念したのだが、まったくの杞憂。
驚くほどにしっくりと一角に落ち着き。
その眺めは、まるで以前からそこにあったような。
ついつい、周りに積み、そして上に積み。
なんでも無理なくらいに積み上げてしまう癖のある私に、これ以上はのせてくれるな、そんな声が聞こえてきえて。
はい、心します。

10月20日 ハロウィン仕立てのクロックムッシュ&階段水屋がやってきた!

今週からスタートした10月ジュニアおりょうり教室。
今月はみんなで、ハロウィン仕立てのクロックムッシュ!



テーブルには1人分ずつの材料がずらり。
材料を眺めているだけでテンション上がる子どもたち。


まずは1枚のパンの上に、チーズとハムをのせて、もう1枚のパンでサンドして。
今度はその上にホワイトソースをたっぷりぬり。
なるべく端っこまでたっぷり。
そして今回はハロウィン仕立て、ということで、かぼちゃやハロウィンパスタ、ミニトマトなどをトッピング。
最後にチーズをたっぷりのせて、オーブンへ。
オーブンに入れたそばから、チーズやパンの焼けるおいしそうなそれはそれはおいしそうな香りが広がり。
「しあわせなかおりだね!」、そんなすてきな言葉が聞こえてきて。
そうそう、その感覚、その感覚!

ほどなくこんがり焼き色のついた、ハロウィン仕立てのクロックムッシュのできあがり!
今月ももうしばらくはお持ち帰りスタイルに。
お家でハフハフ、おいしいハロウィンじかんとなりますように。


買い出し帰りに、ふらりと、オリーブ専門店「
ストラーダビアンカ」さんへ。
ここしばらく、あったらいいなあ、と憧れているオリーブのカッティングボードをのぞきに。
店内には、オリーブを使った雑貨類、それからオリーブオイルにイタリア食材などがずらりと並び。
そしてお目当ての1つ、お菓子工房「
La vita」さんの焼き菓子。
久しぶりにいただく、ラ・ビータさんの看板スイーツ、くるみのタルトは安定のおいしさ!
くるみとコーヒーのコーヒーの香ばしい風味がたまらなく。
それからレモンのサブレも、とっても爽やかな風味。

いつかうかがいたい、うかがいたい、と想いつつ、うかがうのがクローズ直前になってしまったのだが。
アンティークのお店「
RoseRing」さん。
26日に閉店、ということで、閉店セール中の店内へ。

店内にはたくさんのものが並び。
お店の片隅から出てきたのは、お花見弁当用の塗りのおべんとう箱とその岡持ちや、おひとり様用の、おべんとう箱一式とお燗するための器が組み込まれたもの、などなど。
当時の粋な道具たちにうっとりするひととき。
今回は小さな小物をいくつか。
糸巻に、ほうろうカップ、それから小さな小さな陶器のミルクピッチャーなど。


そして巡り合ってしまったものが。
明治時代の階段箪笥。
以前から教室の入り口正面に合ったらいいなあ、と、ぼんやり思い描いてはいたのだが。
タイミングとそれからありがたいご縁があり、この度わが家へやってくることに!
来た、来た!!!
来ちゃった!!!

届けていただいたそばから、教室キッチンの模様替えに突入したいところだったのだが。
明日は撮影を控えているし、今日はまだまだ佳境中の、新刊レシピの宿題が山のよう、ということで。
届いた当日はしばし眺めることに。
うっとり、うっとり。
しばらくすると、また見に行って、うっとり、うっとり。
教室キッチンの片隅に新しい眺めが生まれるはず。


10月18日 栗きんとんに山栗色

おいしそうな栗を見かけたので。
1年に1度は作りたい、栗きんとん。

包丁の歯が悪くなる、という理由から、栗の鬼皮しごとが苦手で。
栗の一番大好きないただき方は、そのままゆでて、半分に包丁で割ったものをスプーンでほじほじするスタイル。
想い返せば、子どものころは毎年何度となく、こうやって器の中にたくさんのゆで栗が入っていて、みんなでほじほじしながら、頬張った記憶。

半分は、ほじほじ用に。
もう半分は、こちらも大好きな栗きんとんに。
ほじほじしたゆで栗をフードプロセッサーで細かくして、砂糖少々。
お好みで、ラム酒を少々。
あとは丸めて、かたちをととのえればできあがり。
多少の不格好も、粉糖をふれば、またそれも趣となり。


秋がぎゅぎゅぎゅっと詰められたような、そのおいしさ!



今までの残暑はどこへやら。
急に晩秋を感じるような空気になる週末。
栗つながりで、うれしいこと。
山栗色。

先日オープンしたばかりの、万年筆と文具の店「
KINBUNDo.」さんで、さっそく万年質を新調。
店内中央にある、すてきなライティングスペースで、たくさん試し書きさせていただきながら、じっくりと1本を選ぶ時間。
万年質はもちろんペン先1つ、インク1つ、それから紙1つで、書き心地が変わる魅力。
あれこれ迷いつつ、今回はPILOTのスリムタイプの1本を選び。
家ではいつものお気に入りのインクを使うのだが、好きなインクを試させていただける、ということで、選んだのは、山栗色。
こっくりとした色合いと、その小粋なネーミングに思わずうっとり。


帰宅後、さっそく試し書きを思いっきり。
実は家に帰って、いつもの手帳に走り書きしてみたら、KINBUNDo.さんで試し書きさせていただいた時よりもペン先の太さを感じ。
大慌てで、ペン先をより細いものに交換していただき。
と、とっても丁寧な対応にも感謝。
さっそく、すっかり愛用の日々。



駆け込みで、近所のドライフラワーと古道具の店「
Marca」さんの、ハナトヒカリ展へ。
Marcaさん10周年の展示会。
国立駅北口駅前にお店があった頃から、Marcaさんのドライフラワーに魅力されて、早何年になるのだろう。
いつもながら、お店に入った瞬間に、ドライフラワーの心地よい香りに包まれる感覚。



今日は、11月からのクリスマスレッスンに向けて、クリスマスリースの材料を選びに。
モミなどのグリーンをはじめ、コットンや、クリスマスカラーの、ケイトウやバラの実、それから赤く染められたあじさいなどなど。
店内入り口にずらりと並べられたドライフラワーやら、お店の天井高くにかけられたドライフラワーやら、にらめっこしながら選ばせていただき。


今すぐ作りたい衝動を抑えて。
作るのはもう少し先のお楽しみに。
しばらくはかごに入れて、その眺めを楽しむのもよし。
秋から冬に向かう季節。

イベントのノベルティにいただいたミニアレンジの愛らしいこと。
近所にあってくれて、本当にうれしいお店。
Marcaさん、10周年おめでとうございます!
これからもよろしくね。

今年最後のぎんなん拾い。
拾わないつもりだったか、拾わずにはいられず。
帰宅した次男が玄関を開けた瞬間の一言目は、「ただいま。」ではなく、「うわあ、ぎんなん!」。
そんなぎんなん臭も秋の想い出、ということで。
秋から少しずつ冬の気配。



10月15日 11.12月レッスンスケジュールをアップしました&秋のガスパチョ
*おしらせ①*11.12月レッスンスケジュールを、ホームページ「
おしらせ」にアップしました。
ご新規の方へのご案内はごくわずかとなっておりますが、ご興味ある方はお問い合わせくださいませ!
すでに平日レッスンにご参加くださっているみなさまへは、日程ご案内メールを送付いたしました。
届いていない方などありましたら、ご連絡いただけけるとありがたいです。
前菜にはクリスマスにぴったりのエッグココットや、彩り野菜のマリネに、おせち定番の牛肉の八幡巻きなどを盛り合わせます。
毎年恒例のご当地雑煮、今年は山梨風雑煮を予定しています。
クリスマスメインプレートには、いちじくとナッツのテリーヌ、食後のクリスマススイーツはスペインのクリスマス菓子、ロスコン・デ・レジェンスなど、クリスマスとお正月が一度にやってくるような華やかなテーブルでお待ちしております!


*おしらせ②*毎年恒例のイベントレッスン「シュトーレンのじかん」を、今年も開催予定です。
12月9日木曜日、10日金曜日、11日土曜日の3日間を予定しております。
詳細が決まりましたらご案内をアップいたしますので、しばしお待ちくださいませ。



まだまだ先、と想いつつも、秋から冬に向かう気配。

レッスンご参加の方から送っていただいた、すてきな1枚。
9.10月レッスン、秋の発酵料理の旅。
木の大皿には、吹き寄せをイメージして、小さなお料理がいくつも、いくつも。
その中の1つ、小さなグラスには、「秋のガスパチョ タバスコの香り」。
タバスコ、実は唐辛子を発酵、熟成させた発酵食品。
5.6月レッスンでも大活躍した、青唐辛子のタバスコ、タバスコ・ハラペーニョを使って、あまりにお手軽なガスパチョ。
今回は秋なので、秋の味覚の1つりんごジュースと、それからトマトジュースを混ぜて。
タバスコ・ハラペーニョと塩を加えて、あっという間に、お手軽ガスパチョのできあがり。
爽やかな辛みと、それから発酵食品の底ぢから、主張しすぎないコクが、ジュースを混ぜただけとは思えない、整ったおいしさに昇華させてくれる、まさに発酵マジック。
喉元を通ると、体が喜ぶ実感。
次はどれをいただこうかな、小さなお料理の数々を、ゆったりといただくひとときの、ありがたいこと、ありがたいこと。
そして秋の食材の魅力をしみじみ。


秋のガスパチョのりんごジュースより、りんごつながりで。
買い出し帰りにふらりと立ち寄った、ユニコーンベーカリーにも、りんごのお菓子。
いつもの定番に加えて、初めていただいたのは、フレッシュアップルケーキ。
シナモンの香りがふんだん、フィリングにはたっぷりのりんごとそれからレーズンにくるみなど。
想像以上にしっとり、そしてやや大げさに言うとゆべし、を思わせるような心地よいもっちりとした食感が、なんともなんとも魅力的で。
お口の中が楽しい感覚。
季節を感じるお料理やスイーツのありがたさ。

10月13日 キャンセルご案内と、秋の発酵料理の旅レッスン、後半戦
*キャンセルご案内*11月5日金曜日レッスンに1名キャンセル出ました。
9.10月秋の発酵料理の旅レッスンの追加開催、最終日レッスンです。
ご興味ある方はお気軽にお問い合わせくださいませ!
約1か月ぶりに9.10月レッスン後半戦へ。
久々のレッスンが待ち遠しかったこと、待ち遠しかったこと。
秋の発酵料理の旅レッスン。
そしてテーブルの秋の眺めに、そうそう、この眺め、この眺め、と心と体が喜ぶ感覚。

木の大皿は吹き寄せ風に。
吹き寄せ。
和食では、秋になると木の葉や花びらが風に吹かれて舞い、寄せ集まる、そんな趣ある情景を見立てた盛り付けを、吹き寄せ、といい。
お皿の上には、秋の眺め。
吹き寄せの1品は、サーモンの白みそヨーグルトソース焼き。
白みそとヨーグルトを混ぜ合わせたソースは、まったくくせのない、上質の酒粕、のような印象。
みそもヨーグルトもどちらも発酵食品。
発酵食品×発酵食品の相乗のちからをしみじみ感じる、そんな一品。
白みそヨーグルトソースはとろりとサーモンの上に乗ったまま落ち着てくれるので、味がぼんやりすることもなく、時間が経って冷めてもおいしく楽しめる一品。


サーモンの白みそヨーグルトソース焼きの周りには、風に吹かれるように、はらりはらりと舞うのは、食用菊。
さっと湯がいてさっと冷やして、お浸しなどにすると、そのしゃくしゃくとした食感と香りが魅力の、秋が旬のエディブルフラワー。
以前は、そのまま口に運ぶとその菊の香り全開で、魅力をあまり感じなかったのだが、最近は、ハーブ感覚で、その香りを体が求めるような。
食べてみたらもってのほかおいしかった、ということで、山形あたりでは、もってのほか、とか、もって菊、とか。
食べてみたら思いのほかおいしかった、ということで、新潟あたりでは、おもいのほか、と呼ばれ。

秋の初めのころには、黄色のもってぎくが出回り、秋深まり始めると、鮮やかな紫色のもって菊もお店に並び始め。
今日の買い出し中、もって菊と、それから花穂紫蘇を買い物かごに並んでいる眺めがあまりに美しくて。
まさに秋の色合い。


秋のテーブルを満喫しつつ、11.12月レッスンに向けて。
リクエストも多くいただくので、11.12月レッスンでは数年に1度は登場するのが、テリーヌ。
お家で作るイメージのない方も多いかもしれないのだが、案外手近な材料で作ることができ、なんといっても華やかさがあり、かつ日持ちもする優秀選手。
今回は今までの定番レシピを少々ブラッシュアップして、サイズ感を変えてみることに。
フィリングも、ついついいちじく好きが高じて、いちじくとナッツのテリーヌ。
サイズ感が大きくなるので、焼き時間と、それから大急ぎでの冷却時間の確認など。
本来は作って、しっかり冷まして翌日辺りがベストなのだが、レッスンでは、作る過程ももちろん見ていただき、そして生地が冷えて、しっかりと落ち着いたおいしさも満喫していただかなくてはならないので、その辺りの確認も。


くにたちの食卓 いづい 新作テリーヌ、いちじくとナッツのテリーヌ。
断面にうっとり。
11.12月クリスマス&おせちレッスンに登場します。
ホームページでのレッスンご案内は10月15日前後を予定しております。


久しぶりに、その時食べたいお菓子を焼くひととき。
ここしばらく頬張りたかったキャロットケーキをカップケーキ仕立てに。
おろしたてのにんじんにシナモンやナツメグなどをやや多めに加えて、秋の雰囲気に。

生地には、気まぐれにホワイトチョコレートを加えて、トッピングにはナッツにけしの実などなど。
ナッツたっぷりのスパイスキャロットケーキ。

ここしばらくは、特にお菓子については試作続きだったので、時にこんな気まぐれなお菓子作りじかんの愛おしいこと、愛おしいこと。
改めて、ああ、自分好みのおいしさなり。
ほっとする瞬間。

10月11日 11.12月平日レッスンご案内メール送付しました
*おしらせ*平日レッスンにご参加のみなさま
昨日11.12月ご案内メールを送付いたしました。
届いていない方などありましたら、ご連絡いただけるとありがたいです。
11.12月は、私自身も驚きつつ、も、早いもので、毎年恒例のクリスマス&おせちレッスンです。
ホームページでのご案内は10月15日前後を予定しております。
もうしばらくお待ちくださいませ。

10月といいつつも、まだまだ残暑を感じる日々。
ながらも、心は冬支度へ、ということで、お楽しみにしていたテラダモケイ、1/100添景セットのクリスマス編。
作り出すと、その小さな世界にすっかり迷い込んでしまう魅力。
残っていた別のパーツも少々使い足して、ほどなく、クリスマスツリーを囲む楽しい風景に。



クリスマスツリーに、雪だるま。
サンタクロースにトナカイたち。
一番苦戦したのが、クリスマスプレゼント。
小さな箱型にリボンのパーツをのせて添わせるのだが、なかなか思うようなかたちに落ち着かず、などもありつつ。
以前作ったものも並べれば、そこにはすっかりのクリスマスの風景。

秋晴れの週末。
用事ついでに、調布飛行場近くにて公園じかんなど。



すっかりの秋の眺め、ながらも、何となく蒸し暑さもあったり。
娘の半そで姿は今年も真冬まで続くのか。


買い出しの途中で、ブランコ通りへふらり。
楽しみにしていたお店のオープンの日。
万年筆と文具の店「
KINBUND.」
ビルの2階、一歩足を踏み入れれば、万年筆はもちろん、セレクトされた文具が整然と並び。


大学通りの老舗文具店「金文堂」からうまれた新たなショップ。
数年前に金文堂さんで万年筆の魅力を教えていただいて以来、万年筆を毎日愛用する日々。
ペンはもちろん、インクのすてきな品揃えは眺めているだけでも心が沸くような。
今日は、取り急ぎ、いつものインクの買い足しやノートや消しゴムなど。
そろそろ新しい万年筆を、と思っていたタイミング。
すてきなライティングスペースもあったので、近々じっくりと選びに行きたいなあ、と。
さっそくお気に入りの場所がまた1つ増えるうれしさ!


そのまま、ブランコ通り沿いのアイスクリーム屋さん「もうもう広場」でアイスクリームを頬張り。
いちごミルクとマンゴー。
パリパリキャラメルをトッピングして。
ブランコ通りには大好きなお店やカフェがいくつも。
暮らし始めた頃とはだいぶお店が変わりつつあるものの、横丁風の街並みは変わることなく。



先日の撮影で残った丸パンを使って。
秋のマリトッツオ。
いちじくと、いちじくが苦手な男子たちには甘栗で。


半分にカットした甘栗の少々の砂糖をまぶして。
お好みでラム酒少々、も、もちろんおすすめ。
秋のマリトッツオ。
10月9日 撮影5日目最終日&クリスマス&おせちレッスンに向けて

11.12月レッスンに向けて。
11.12月クリスマス&おせちレッスンの、毎年恒例、ご当地雑煮。
今年のお雑煮も無事決まりつつ。
試作をしながら、半そで姿で思わず汗ばむ陽気、の10月。
ながらも、きっとお雑煮を頬張る頃には、お椀のあたたかさが身に染みる季節になっているはず、と想いを馳せて。

すでにレッスンに通ってくださっているみなさまへの、11.12月レッスンご案内は10月10日前後を予定しております。
ホームページでのご案内は10月15日前後を予定しております。
もうしばらくお待ちくださいませ。


撮影5日目最終日。
最終日には気持ちが楽になるように前倒しにスケジュールを進めていたので、心穏やかにスタートした最終日。
久しぶりに焼くパン生地がなんとも愛おしく。


焼き上がったパンをタッパーに詰めてみたら、思わず顔がほころぶくらいにぴったりと収まり。



先日の打ち合わせで、とあるメニューの器を思い描いていたとき。
食器棚の奥深くに眠っている、存在すらすっかり忘れかかっていたお皿をふと想い出し。
引っぱり出してきたら、まさにイメージにぴったり。
思い返せば20代のころ、確か衝動買いした、かなり印象的なカラー使いの丸皿。
直感で買ってはみたものの、なかなか主張あるカラーで、ほぼ出番がないまま、食器棚にまさに眠っていたこと数十年!
その器が、今、あまりにもぴったりの料理を盛られ、そして憧れのカメラマンさんに撮影していただき。
まさに今日のためにここにあった、ような。


最後のお菓子の撮影を終えて、5日間にわたる撮影がすべて無事終了。
「やった~!、終わった~~~!」、と同時に、「終わっちゃった。」、と。
夢中に料理に向き合った約3週間。
1回目の撮影の画像を見返すと、なんだか遠い昔のことのような。
いつもながら、いつも以上に、多くの実りを実感し、そしてご一緒させていただいたみなさまの素晴らしいお仕事ぶりを目の当たりで体感させていただき、創り上げていった日々はこれからの我が糧となるべく。


みなさんをお見送りし、教室キッチンの片づけをし、レシピ見直しをしつつ、の心からほっと、束の間のお茶じかんなど。
静かな余韻を感じながら、椅子の位置を変え、冷蔵庫の中をととのえ。
そして、買い出しへ。
来週からのレッスンに向けて、ほんの少し久しぶりのいつものモードが心地よい懐かしさすら。

すっかり、我がキッチンのお仲間入りを果たしたWA-NABEも、今回の撮影では最後の最後まで大活躍。
お疲れ様でした!


撮影が無事終わり、ほっとしつつも、まだまだ宿題がもうひと山。
春頃のご案内に向けて。

最終日の仕込みの合間に、ミニミニサイズの、ロスコン・デ・レジェンスなど。
直径10㎝の、まさにミニミニサイズ。
ミニクリスマスリースのような。
そして2つ並ぶ愛らしさ。
まだまだ暑さを感じる日々ありつつも、秋から少しずつ少しずつ冬への気配を求める頃。

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