10月7日 撮影4日目&夏秋いちご

撮影4日目。
大好きな和食材を使った撮影盛りだくさんの1日。
撮影前日。
大根の下準備をしながら。
昔の記憶あれこれが蘇り。
料理の道を目指して、和食専門の調理学校に通った頃の記憶。
懐石料理のお店で働いていた頃の記憶。
そして改めて、私の料理のベースは和食にあり、としみじみ再確認。

食材が料理に昇華する過程。

4回目は品数も一番多く、気合の入るメニューも多く、ということで、いつも以上に朝の心持ちも高く。
さあ、撮影スタート。
さっそく。
ここしばらく、とある料理の器にしばし悩んでおり。
変化球の、白っぽい料理に合わせる器にしっくりくるものがなく。
家中の器を引っぱり出してみたり、お店をのぞきに行ったり、もちろんご相談もさせていただいたり。
迷いつつ、いくつかの候補を挙げつつ、最終的にはその場で料理を盛ってみて、という流れの中。
その場で、水屋の中からさっと、「この器はいかがですか?」、と。
盛ってみたらあまりによく合っていて。
いつもいつも、目にして、愛用しているとある器。
まさか、君だったとは、そんな印象。
私1人ではきっと生まれない1皿ができあがり、その1皿があまりにもすてきで。


前菜の1品にどうしても使いたかった食材、いちご。

この時期のいちごは、まるで宝石箱に詰められた宝石のよう!
いつものプラカップも違うものに見えてしまうから不思議。
こちらは、時々使わせていただいてる、彩夏、という品種。
長野県松本市で作られている、夏秋いちご。
夏いちごながら、高い糖度と存分な香り、そしてほどよい酸味。
中まで赤みがあり、かつ果実が比較的に硬いので、実崩れもしにくく、撮影にもぴったり、のありがたい子たち。
いちごと木の芽を合わせたら、そこだけに小さな春が訪れるような。
そして一緒に頬張ると、体が、瞬間的に春を錯覚する感覚。

4日目の大山を越え、すっかり本日のゴールが見えたところ。
最後の一品。
仕込んで、冷やして、さあ包丁を入れて。
あれれれ、切り口がなにかおかしい?
後から思えば、なぜ間違えたの?、と我が身に何度も突っ込みたくなるような、凡ミス、凡々ミス。
「ごめんなさい! もう1度作り直します!」
みなさんをお待たせすることしばし、あああ。

4日目撮影も無事終了。
そして撮影後に、最終日5日目の打ち合わせをし。
大山を越えて、心からほっと。
と、同時に、ああ、あと1日で終わっちゃうんだあ、と。
さあ、最終日に向けて、もう一息。
10月5日 10月キッズ&ジュニアレッスンは、ハロウィン仕立てのクロックムッシュ

ここしばらくは、ふわりと金木犀の香り。
金木犀の2度咲きのおかげのよう。
9月あたまにうっとりする香りを広げ、そしていったん花が咲き終えた後、再び新しい花が開花し。
2度目の方が、どこかしっとりと落ち着いた香りの印象。
1年に2度も大好きな金木犀の香りにうっとりできるのは本当にうれしい限りなのだが、これもまた地球温暖化の現象の1つのようで。
となると、複雑な想いもありつつ。
まだまだ日差しの強さに夏の名残を感じつつも、すっかりの10月。
10月キッズおやつ教室&ジュニアおりょうり教室に向けて。
毎年10月はハロウィンにちなんだお料理やスイーツにすることが多いのだが。
今年は、ハロウィン仕立てのクロックムッシュ!

パン屋さんでも定番の、クロックムッシュ。
2枚のパンの間にはハムとチーズ。
そしてその上にたっぷりのベシャメルソース。
美味しくなるに決まっている取り合わせ。
今回はかぼちゃやハロウィンパスタなどをトッピングして、ハロウィン仕立てに。
まだまだ残暑を感じつつも、心は、こんがりとした焼き色を求める、そんな季節。

切り分ければ、中からたチーズがたらり、そしてハムの優しいピンク色が顔をのぞかせ。
クロックムッシュの醍醐味。
熱々を頬張りたくなる衝動。
緊急事態宣言も解除され、日々の感染者数もぐっと少なくなりつつ、心も以前に比べだいぶ軽やかになりつつ、の日々。
とはいえ、まだまだwithコロナ、対策をきちんとしながら、の日々は続き。
キッズおやつ教室&ジュニアおりょうり教室についても、ご参加人数が多いこともあり、もうしばらくはお持ち帰りスタイルでの開催を考えております。
熱々のクロックムッシュをお持ち帰りいただき、お家で、ハフハフ、ハロウィンのひとときとなりますように。

宣言通り、今月からテニスのクラスアップが叶った娘。
進級のお祝いリクエストは、毎度ながらの、
ノイフランクのソーセージ。
運動会の代休の日に、早めランチへ。
ソーセージはもちろん、久々の、本当に久しぶりの生ビールの、おいしいこと、おいしいこと、あー、おいしいこと。

と、ビールの余韻に浸っている間に、目の前ではソーセージに夢中の子どもたち。
初めてオーダーしたのは、秋のメニュー、きのこのミートローフ。
じゅわっとシューシーなミートローフ。
さっと焼いた、香ばしいおいしさがなんとも魅力的。


小さく小さく切り分け。
帰り道、次男のほっぺにはソーセージ、の、りす作戦。
ソーセージの余韻。

大好きな秋を満喫すべく。
まだまだいちじくを楽しみたい季節。
いちじくのキャラメリゼにマスカルポーネチーズをのせて、シナモンぱらり。

10月4日 運動会日和と、ロスコン デ レジェンス試作は続く

台風一過の週末は、小学校の運動会。
人数の多い学校ということもあり、2学年ごとの開催、ということで、次男の学年の回を終え、1度退散、とんぼ帰りで今度は娘の学年の回、と慌ただしくもありつつも、ダイジェスト的に見ることができるのも、ありなのでは、と。
学年の組み合わせで、運よく1年生も、それから6年生も見ることができ、運動会気分もすっかり満喫させていただき。
特に今は、我が子たちの家とは違う姿を見ることができる、貴重な機会となり。
ちょうど当日は、長男の部活最後の大会もあったり、と、改めて子どもたち3人のぞれぞれの個性を感じる1日でもあり。


運動会おべんとうのリクエストは、不動の、肉巻きおにぎり。
まさに不動のリクエスト。
大急ぎで作っていたら、たこさんウインナーのごまの目がやけにシャープな向きに。
後から思えば、たこさんの口にも包丁を入れ忘れたので、やけに威圧感のあるたこさんウインナーに。
帰宅後、開口一番、「足りなかったー!」の声。
それはそれは失礼いたしました。
*運動会おべんとう*
肉巻きおにぎり
のりおにぎり
にんじんと紫キャベツのラぺ
玉子焼き
栗のテリーヌ
りんごのマリネ
威圧感のあるたこさんウインナー


秋晴れの週末。
ふらりと、久しぶりに、日本の手仕事・暮らしの道具店「
cotogoto」へ。
お目当ては、開催中のイベント「
おうちでカフェ時間」。
お家でのカフェ時間楽しむべく、お店のスタッフの方々の行きつけのカフェやお菓子屋さんなどのスイーツやコーヒー豆などがずらりずらり。



国立の大好きなカフェ「
circus」さんのパウンドケーキなどの焼き菓子もずらりと並び。
中央線沿線をメインに、10店舗の焼き菓子やコーヒー豆。
以前から気になっていたお店のお菓子も並んでいたり、ということあれこれじっくりと選びつつ。
それから我が家ですっかり愛用している公長斎小菅の盛り付け箸と、普段使いのお箸の買い足しなど。
食欲旺盛すぎる下2人のお箸がだいぶ消耗してきてしまったので、買い替えなど。

こちらの盛り付け箸は、菜箸としてレッスンでもみなさんに使っていただいているのだが、まさに自分の指先が伸びるような感覚で、食材や料理をつかみたいようにつかみやすく、おすすめです!


ホクホク顔で調達してきたお菓子たちを並べ、さっそくのお茶じかんなど。
さっそくいただいたのは、野方のDAILY COFFEE STANDさんのヴィーガンマフィン。
しっとりきめ細やかで、こくもあり。
ヴィーガンスイーツの進化には驚くばかり。
そしてcircusさんの愛らしいリング型のクッキー。
ピンクペッパーが心地よいアクセントに。




cotogotoさんのイベントは10月10日まで開催中です。

11.12月レッスンに向けて。
先日の気まぐれ試作からイメージを広げて。
スペインのクリスマス菓子、ロスコン デ レジェンス。
パネトーネやシュトーレン同様、イーストを使った焼き菓子。
中央が空いたリース型が特徴なのだが、先日は意外にその成型に苦戦し。
どうやったら、みなさんが簡単に、かつ美しくできるのか、と思案しつつ、ひらめいた案があったのでさっそく。
ふふふ、大成功!
といいつつ、次回はサイズ感をもう少し検討しなくては、とまだまだ試作は続く日々。


冷めてから、横半分にスライスして、クリームをサンドして。
まあ、なんとも愛らしくクリスマスにぴったりの焼き菓子。
クリスマスリースとしてそのまま飾っておきたいくらい!


週末の夜はみんなで映画鑑賞をすることが多いのだが、なぜかたまたま、「The Polar Express」というクリスマス映画。
クリスマスソングがたくさんたくさん流れ、一足早くすっかりのクリスマス気分など。

10月2日 撮影3日目&11.12月クリスマススイーツはロスコン デ レジェンス

撮影3日目。
午前中は、料理ではなく、物撮りメインの日。
昼頃からの料理撮影に向けて、準備を進めつつ、何パターンかの撮影が進んでいき。
みんなで意見を出し合いながら、かたちになっていく過程。

窓の外の雨模様をみつつ、の1日。
物撮り撮影も無事よいかたちで終了し、午後からは料理撮影がスタート。
何品かの撮影を終えて、一休み。

先日の撮影で大好評だったサラダも一緒に。
ボウルごと頬張りたくなる、そんな一品。
そして午後の撮影へ。



盛り付けをしながら、何となくもやもやしていたところ。
こんな風にしてみませんか、とご提案くださり。
すとんとまとまる瞬間。
そんなやりとり1つ1つが今の私にとってはまさにありがたい機会。
壁に貼り付けられた台割コンテには撮影日を増すごとに撮影を終えた料理写真がつけられ。
全体像が見えてくるうれしさ反面、撮影の日々も気づけば半ばを過ぎ。
さあ来週に向けて、ラストスパート。

撮影前の日に、調理道具の買い出しへ。
そついついついつい、
友誼食府 立川店へ。
先日テイクアウトしてきた刀削麺の食感が忘れられなくて。


さっそく、刀削麺のお店の人に、先日注文したものと違う、汁なし刀削麺を注文すると、「あるよ、あるよ。」、と。
これが、帰宅して開けてみたら、前回と同じ、ごま風味の自家製辣油味だった、というお話。
他のお店でに、気になるものをいくつか。


そして、すっかり豆乳と油條気分だったのだが。
「ちょっと前に入れる機械が壊れちゃって、豆乳ないよ。」って。
すぐに直すとか、買い替えるとかしようよ、と想いつつも、そんなこんなもここらしさ、ということで。
ということで、帰りに家の近くで豆乳は購入し。

パイコーはざっくざくの衣に、頬張るとふわあと五香粉の香りが広がり。
平べったいこしょう餅は、肉あんのコクと、ブラックペッパーがふんだん。


もっちもちで心地よい弾力の刀削麺。
もちろん辣油がけは間違いない相性。
ながらも、次回は、ジャージャー餡を確認して注文しなくては。


早いもので10月もスタート。
頭の中はそろそろ11.12月レッスンに向けて。
今年も11.12月は毎年恒例、クリスマス&おせちレッスン。
クリスマスとお正月が一度に来るような、華やかなテーブルをイメージして。
11.12月レッスンではスイーツも、クリスマスをイメージしたケーキにすることが多いのだが。
今回リクエストいただいているのが、スペインのクリスマス菓子、ロスコン デ レジェンス。
フランスのカレット・デ・ロワ同様、王冠をイメージしたケーキで、長いクリスマスシーズンの締めくくり、年明けの公現祭で食される、伝統的なもの。
少々キッチン時間ができたので、まずはレシピを見つつ、家にある材量で作ってみることに。
イーストを使ったパン生地ベースなのだが、気まぐれに作ってみたら、想像以上に大きな焼き上がりに。


スパイスを私好みにアレンジしてみたら、オーブンからはうっとりするようなクリスマスにぴったりの香りが広がり。
それにしても、想像以上の大きさ。
本当は横半分にスライスして、間にホイップクリームを挟むのだが。
さすがにこの大きさだと生クリームが足りなそう。
ということで、今日はカットして、おひとり様サイズにして。
お味のイメージはぐぐぐっと沸いた、ということで。
11.12月レッスンに向けて。
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