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9月29日 撮影2日目&WA-NABEな日々

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撮影2日目。
前日からの仕込みが続き、冷蔵庫には下処理をした食材のタッパーなどがずらりずらりずらり。
どれとどれを組みわせるのか、冷蔵庫内はまるで私だけのパズルのような構図。
同じタッパーも多々、なので、思わず開けてみたら、まったく想定外のものが入っていたり、などなど。
時間が進み、撮影が進み、所狭しと並んでいた冷蔵庫内のタッパーが1つ2つと減っていき、この辺りは神経衰弱のトランプゲームの感覚にも近く。


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心から尊敬する方と、それから憧れのカメラマンさんとの光栄なお仕事。
撮影の現場でのやりとりはもちろん、打ち合わせ1つ1つをとっても、実に勉強になることばかり。
こうやってご一緒できることに心から感謝して。


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今日は、品数も多く、プロセス撮影も多く、大きなひと山の1日。
ひとまずは夢中に進めながら、後半も徐々に進んできたころに、ようやくようやくラストの気配を感じることができ、小さくほっと。
ひと呼吸して、もう一息。


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夕方に2日目撮影無事終了。
できあがった料理のリアクションをオンタイムでうかがうことができるのも、実に貴重なこと。
片付けをして、次回3日目の打ち合わせをして、終了。
ひと山越えて心からほっと。
撮影後にすぐにすること。
記憶がフレッシュなうちに、翌日にはすでにぼんやりする我が身に向けてのメッセージをレシピに書き込み、書き込み。


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撮影でもさっそく大活躍してくれたSTAUBのWA-NABE。
なるべく早く使い心地を満喫すべく、ここしばらくはほぼ毎日我が家のキッチンにて、そして食卓にて活躍中。
とある日はロールキャベツに。
何ておいしそうに見えるのだろう。


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そしてとある日は、9.10月レッスンで登場するポルトガル料理・アレンテージョに。
豚肉とあさりを、マッサという、パプリカの塩漬けを使って調理する、ポルトガルのシンプルな郷土料理。
ボリューム感を出すのに、この日はじゃがいもときのこもたっぷり加えて。
蒸し煮料理にもまさにぴったり。さっと炒めて、ほんの少々の水を加えて、蓋をしてしばし。
いつのまにか極上のおいしさの詰まった一品ができあがり。
レッスンでは今までフライパンでしあげていたのだが、あまりのおいしさに、ここからはこちらを使用しようか、とも思うほど。
ただ、デモンストレーション形式だと、フライパンの方がみなさんから見えやすい、という利点は大きく。
それにしてもの実力派。
WA-NABEな日々。


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9月27日 台湾カステラトラブル、お待ちしております!&WA-NABE

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9.10月レッスンスイーツの台湾カステラ。
レッスン後にさっそく復習してくださっている方々から、焼き上がりについてのお問い合わせメールもいくつかいただき。
表面がぱっくり割れてしまう方あり、焼き上がりにしゅ~としぼんでしまう方あり。
電気オーブンの方が多かったので、普段はガスオーブン頼り、ながらも、久しぶりに我が家の電気オーブンで焼いてみることに。

レッスンではガスオーブン予熱あり、160度湯煎で30分のところ、
電気オーブン予熱あり、160度湯煎で50分でほどよいところに。
電気オーブンの方が生地に心地よいもっちり感が増す印象。
いつも以上に、ふるんふるんと揺れる台湾カステラに。
今回は初めてのコーヒー風味。
コーヒー風味の生地に、大好きないちじくをのせて。


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表面の生地が割れてしまう方は、メレンゲの泡立てをもう少し控えてめに。
泡立てが十分すぎると、どうしても生地が膨らみやすく、中央に割れ間が入ることが。
焼き上がりからほどなく生地がしぼんでしまう方は、次回はそのまま焼き時間の追加を。
まだまだ生地の中の水分が多すぎると、どうしてもその水分に引っぱられて生地がしぼんでしまうことが。
お菓子での敗北感は、心のダメージも大きいもの。
オーブンによって温度設定や焼き時間などまさに1台1台それぞれ。
1度目に成功すれば超ラッキー!、2度目もラッキー!、3度目は確実に。
そんなくらいの心持ちでトライしていただければ、と。
復習での、台湾カステラトラブル、引き続きのご相談、お待ちしております!


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運よく近くまでの所用があったので。
足を運びたくてうずうずしていた、Melrose and Morganへ。
ノースロンドンに位置するグロッサリー&デリショップの日本での1号店が9月に吉祥寺にオープンしたのでさっそく。


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コンパクトな店内手前には、トートバッグやマグカップ、紅茶などがずらり。
そして店内向こう側のカウンターには、ショーケースの中にかわいらしい焼き菓子やクッキー、それからデリにパンなどがずらりずらり。
オープン間もない週末、ということで、だいぶ混み合っていて、ひとまずは目に付いたものをセレクトし。


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帰宅後の遅めのランチとお茶じかんにさっそく。


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愛らしいヴィクトリアケーキには、ラズベリージャムとバタークリームがサンドされていて。
ととのったフォルムがキュートなマフィンには、アプリコットやマカデミアナッツがごろりごろり。
テイクアウト専門、ということで、ケーキについてはかさばりにくい工夫、型崩れしにくい工夫が感じられ。


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心待ちにしていたものが届き。
箱から取り出すのに、久しぶりのわくわく高揚感。


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STAUBのWA-NABE。
日本の食卓をイメージして作られたWA-NABE。
丸みを帯びたそのボディは、丸みに沿って鍋底から対流が促されることで、雪平鍋のような使い心地、と。
まずはその質感にうっとり。
そして待ちきれずさっそく。
いつものミートボールのトマト煮込みが、ぐぐぐっとグレードアップ。
間違いない保水力。
仕上げにパルメザンチーズを散らして、そのままテーブルセンターへ。
手軽にごちそう感!
これは日々大活躍間違いなし。
明日は何を作ってみようかな。


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9月25日 いちじくマスカルポーネおはぎに、ぎんなん拾い

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お彼岸恒例のおはぎ作り。
定番のあんこに、きなこに、そしてナッツ&ごま。


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丸めておいたもち米と、あんこをラップを使って薄くのばし、再びラップで包めば、手がべたべたせずに丸いおはぎのできあがり。



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あんこが苦手な娘が作ったのが、いちじくマスカルポーネ。
ナッツとごまをまぶして。
ちょっとどきどきしながらつまみ食いしてみたら、あららこれはこれでありなのでは。
さらにあんこを加えたら、間違いなく〇。


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秋を満喫すべく、公園へ。
秋になると、ついつい下を見ながら歩きつつ、ついつい拾いたくなるどんぐりだち。
あの辺りにはこんなどんぐり、この辺りにはこんなどんぐり、そんな記憶を辿りつつ。
冬のリースに飾れそうなどんぐりをお持ち帰りなど。


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秋分の日ながらも、すっかりの夏日。
虫の音と蝉の鳴き声。


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帰り際、1年に1度くらい、と思っていたはずの。
たくさんのぎんなんが落ちている眺めに、いつの間にかぎんなん拾いしていたような。
それでも、その後の作業が辛くない程度の量にして。


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帰宅後に、さっそくぎんなん仕事。
ぎんなん仕事をしていると、いつもそうなのだが、ああ、なんで拾っちゃったんだろう、と後悔する気持ちもありつつ。
やっぱり辛いぎんなんの匂い。
先日の近所のぎんなんに比べるとだいぶ小ぶりながらも、ああ、やっぱり拾ってきてよかった、と痛感するおいしさ。
あまりに私たちがおいしそうに頬張るので、我が家でのぎんなん好きが2人から3人になり、そして3人から4人になり。
ぎんなんライバルが増え。
また拾いに行ってしまいそうな。


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ここしばらくは、試作続きに撮影などなど、ひたすら自分の味続きも続き。
時に、自分でない味が無性に恋しくなり。
打ち合わせ後の買い出し前に、久しぶりに、ふらりporto cafeへ。
駆け込み寺ならぬ、駆け込みポルト。


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キヌアのフムスにはふわりとカレーパウダーの香りがアクセントに。
海老と卵のスイートチリソース風味はピリリとしつつも優しいお味。
ああ、ありがたいリフレッシュ、さあ買い出しへ。


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9月23日 中秋の名月と、撮影1日目

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中秋の名月。
はっとするほどにまんまるで鮮やかな満月が見えて。

ばたばたしていて、おだんごにうさぎの顔をかくところまではたどり着かず、ながらも、お月見団子には、みんなの大好きなみたらしあんをかけて。


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新刊撮影がスタート。
撮影1日目。


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まずは、ちょうど今の季節にぴったりの食材を使って。


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料理を仕上げ、テーブルを料理のよさがぐっと引き出されるスタイリングしていただき、そしてそして、どれもこれも、うっとりするようなすてきな写真に収めていただき。
撮影のときには、いつも思うのだが、私のいつもの料理が、また違った魅力を引き出させていただいている実感。
1人ではできないものができあがるおもしろさ。


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そして、1つ1つの料理について。
食材の取り合わせについて、食材の切り方について、ついつい自然な流れや慣れでの、「いつもの私」の料理、を見つめ直す、本当に貴重な機会。
同じ食材や、同じ調味料についても、切り方や演出を変えると、さらに器や盛り付けを変えると、自分でも驚くほどに、まったく別の料理へと昇華し。
そんな背中押しをしてくださることに心から感謝して。
ひとまずは順調に撮影1日目が終了し、心からほっと。
さあ、すぐに2日目に向けての宿題にとりかからなくては。


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備忘録。
先日いただいた、菓子屋シノノメさんの焼き菓子。
以前イベントでいただいたことはあったのだが、改めて、まずは成型の美しさにうっとり。
お菓子を作る工房の様子を思わず思い浮かべたくなるような美しさに、心地よく背筋が伸び。


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9月21日 銀杏拾いに、御岳山ハイキング、そしてテラダモケイじかん

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台風一過の連休。
台風が来る前に、近所のいちょうの木へ。
大きないちょうの木の下のは、銀杏がたくさん。
雨が降ってぐちょぐちょになってしまう前に、拾わなくては、と。


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銀杏。
大好きなので、ついつい毎年拾ってしまうのだが、銀杏しごと中に、あまりの銀杏の匂いに、毎年、もう無理~、と拾ったことを後悔することを繰り返し。
まだまだ色づきが優しい銀杏の実を、銀杏しごとが辛くない程度に拾って。
なんとも秋色。


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まだまだ色づきも優しく、周りの果肉もやや固さがあり。
ビニール袋の外側から果肉をつぶすも、つぶし切れない部分もありつつも、このぐらい早めだと、あの、鼻がとれそうなほどの銀杏臭はだいぶ、だいぶマイルドで。
銀杏しごとのしやすさと、あの銀杏臭を回避できること、どちらかを選ぶのならば、私は間違いなく後者。
そして、なにより、銀杏がより一層やわらかくて、もっちもちでおいしかったこと!
小さい秋を堪能。


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雲1つない秋空の休日。
珍しく家族5人の予定が空いていたので、秋の空気を満喫すべく、御岳山方面へ。
まずはケーブルカーで御岳山駅へ。


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そしてさっそく散策へ。
山道沿いには、すっかり満開の萩の花に、とっても愛らしいレースフラワーなどなど。
そしてかわいらしい実もたわわに。


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武蔵御岳神社を過ぎ、今日は長い急坂のあるコースへ。
想像以上に急坂を下り、下り。
もう子どもたちのスピードにはまったく追いつかず・・・。


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木の根が、まるで天然アスレチックのようにむき出しに土の上に張り巡らされていて、圧巻の景色。
ひんやりとした空気と、時折の木漏れ日もそれはそれは心地よかったのだが、途中からは足がすっかりガクガクに。


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翌日の筋肉痛を予想しつつ、帰りはなだらかな道を歩いて。
久々のふらり山歩きで、想像以上に消耗する帰路となり。


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御岳山からの帰り道、台湾カステラのお店「キミとホイップ 青梅店」へ。


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プレーンと、それからコーヒー風味。
頬張るとしゅわしゅわっと心地よい食感。
コーヒー風味はほどよくビターで、台湾カステラ生地をよく合っていて。
今度作ってみよう。


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当日はそのまま、翌日はゆるめのホイップクリームといちじくを添えて。
ここしばらくのレッスンでも散々食しているはずの台湾カステラにまだまだ魅力される日々。


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カステラを頬張りながら。
先週末からのお楽しみにしていて、テラダモケイじかんなど。
1/100模型シリーズの、りんご狩り編。
本来は、りんご園でのりんご狩り風景を作るのだが、気の向くままに、りんごの木の風景を2つ。
まずは、パーツをカッターで取り外し。
ボンドで台紙に張り付けて。
葉も実もない木の枝だけでも、すっかりすてきな風景に。
目線を低くすると、すっかりその世界に迷い込んだような感覚に。
木の枝には小鳥が。


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枝に葉をつけ、りんごの実をつけ。
ベンチに人が座り。
かごに中にりんごをのせて。


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りんごの風景に迷い込んだような。
模型から感じる秋もいいもの。


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9月18日 甘栗とキヌアのリゾットに、甘栗のテリーヌ、甘栗さま、さま




ホームページの、キッチンの風景をアップしました。
9月キッズおやつ教室&ジュニアおりょうり教室は、ふわっふわの台湾カステラサンドです。
あ~、おいしかった!また食べたい!!!


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9.10月レッスンウィーク。
いちじくと並び、私が大、大、大好きで、秋のレッスンにはほぼ毎年皆勤登場なのでは、の、甘栗。
栗シーズン到来。
もちろん、フレッシュの栗が手に入ったら、フレッシュの栗でのおいしさを楽しんでいただくのがベストなのだが、栗の下処理はなかなか手がかかるもの。
ということで、実に手軽な甘栗を毎年手を変え、品を変え、料理にスイーツに大活用の秋。
まさに今年も。
それも今年は2品。

1品は、つやつやな甘栗がなんとも魅惑的な、甘栗とキヌアのリゾット。
イタリアン定番のお米料理リゾット。
いつもの、白いごはんとのおいしさとはまったく別ものの、アルデンテでありながら、とろみと塩気のあるお米のおいしさは、リゾットならではの魅力。
本来は、さっと炒めたお米を、水を加えながらフライパンで常に混ぜながら、作るのだが、なかなかフライパンの前に長い間つきっきりになるもの現実的には難しく。
ということで、もちろんお手間省きの秘策など。
他の作業をしながら、気軽に作ることのできるリゾットレシピ。


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今回はスタイリッシュに、セルクルで型型抜きして、秋のすだちを添えて。
クリーム仕立ての、コクのあるリゾット。
途中からすだちをきゅきゅっとしながら、また違ったおいしさをご堪能いただければ、と。
もちろん、意外な発酵食品2品を使って、ぐぐぐっとおいしさを底上げして。
甘栗さま、さま。


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さあ、今日のレッスンを終えて、9.10月レッスンはしばしお休みに。
ここから約1か月は、新刊の撮影にシフトチェンジ。
ということで、夕方前からは、教室キッチンにたくさんのお皿やかごをなどを引っぱりだして、の打ち合わせなど。
来週からスタートする撮影に向けて。


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甘栗さま、さま。
9.10月レッスンがスタートし、早いもので、次回は11.12月、毎年恒例クリスマス&おせちレッスン!
まだまだまったくぴんと来ないのだが。
レッスンのたびに、リクエストも少しずついただき始め。

11.12月レッスンに、数年に1度は登場するのが、テリーヌ。
ベーシックなものからアレンジものまで、今までにも何度もクリスマス&おせちレッスンに登場してきたテリーヌ。
クリスマスのテーブルに、そしてお正月の食卓に、どちらにもとても喜ばれる一品。
さっそくリクエストをいただいたので、今年の11.12月レッスンには久々の登場を検討中。

フィリングはまだまだ思案中なのだが、今日は気まぐれに甘栗をふんだんに加えて。
切り口からの秋の眺め。
小さい秋をパクリ。


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9月17日 いちじくとブッラータチーズのフルーツサラダに、秋のお散歩

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秋の発酵料理レッスンの日々。
お皿の上には秋の食材がふんだん。
秋の味覚の1つ、大、大、大好きなのでご参加のみなさまには申し訳ないくらいに、毎年のレッスンでついつい登場させてしまうのが、いちじく。
もちろん今年も。
おいしさはもちろん、いちじくの切り口の表情がどうにも愛おしすぎるようで。
眺めるたびに思わずうっとり。
いちじくのちょっと不格好なフォルムと、切り分けた時の完成度の高い美しさとのこのギャップもまたたまらなく好きなようで。


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今回は、いちじくとブッラータチーズのフルーツサラダに。
ブッラータチーズ。
イタリア語で、バターのような、の意。
モッツアレラチーズの中に生クリームの入った、それはそれは魅惑的なチーズ。
ピザやサラダの上にトッピングして、コクのあるソース代わりに楽しんだりと、あるとメニューのグレードがぐぐぐっとアップするもの。

今回は、切り分けたいちじくに、ブッラータチーズを添えて。
あとは、はちみつたらり、バルサミコ酢クリームたらり、オリーブ油たらり。
すべてを合わせてお口に頬張れば、体がふわりと浮き上がりそうな、そんな心地よいおいしさ。
発酵食品にチーズに、発酵調味料のバルサミコ酢クリーム。
発酵×発酵の、おいしさやコクの相乗。
レッスンでは前菜盛り合わせの1品として小皿にちょこんと。
もちろん大皿盛りもおすすめ。
秋の食材に魅力される日々。


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レッスン後に、秋の空気を感じながら谷保方面へ。
大学通りもすっかりの秋の眺め。
はらはら舞い散る落ち葉に、キバナコスモス。
そしてあちらこちらにヒガンバナが咲き。
赤もあれば、白いヒガンバナも。
もうそんな季節かあ、と。

くらしのどうぐの店「musubi」さんへ。
普段から我が家で愛用している小久慈焼きの片口たちがところどころ欠けてしまい、新調することに。
残念ながら大きめのサイズは欠品中だったので、中サイズのみを今回はお持ち帰り。
とろりとした乳白色の美しさは、どんな料理を持っても優しい眺めになるので、ほぼ毎日といっても大げさでないくらいに大活躍。


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musubiさんの帰りに立ち寄った、韓国料理「玉ちゃんの家」でテイクアウトしたチャプチェを盛ってみたり。
玉ちゃんのチャプチェには、油揚げが入っているのがなんともおもしろく。
全体にブラックペッパーが効いていて、美味。
そして、国立野菜を使って作られる無添加キムチも、パンチが効きつつも、とっても優しいおいしさ。


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お散歩帰りに、見つけたヨウシュヤマゴボウを少々失敬して。
すっかり身が連なるところもあったり、まだまだ小さなお花もあったり。
小さな頃にはあまりじっくり眺めることもなかったヨウシュヤマゴボウも、今こうやってじっくり眺めると、うっとりする美しさ。


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さっそくスワッグ仕立てにまとめて、marcaさんのアトリエみたいに、天井ちかくから吊るしてみることに。
時折、外からの風にゆるりゆるりと揺れる眺めもなかなかよいもの。
秋のお散歩の余韻。


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9月15日 アールグレイ風味の台湾カステラに、台湾カステラサンド

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テーブルからの秋の眺めを満喫すべく、9.10月秋の発酵料理レッスンの日々。
食後スイーツは、多くの方がとっても楽しみにしてくださっている、台湾カステラ!
ひと口頬張って、あちらこちらから聞こえるお声に思わずにんまり、にんまり。


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レッスンでは、レッスンスタートと同時にまずは台湾カステラ作り。
ふわっふわの生地を型に流して、湯煎したオーブンへ。
台湾カステラ。
材料は、卵に、粉に、砂糖、牛乳。
たいてい家にある、至ってベーシックなものなのだが、ちょっとした台湾カステラ特有のレシピ工程によって、あの、驚くようにきめ細かくふわっふわで、そしてしゅわしゅわっとしたなんとも心地よい食感が生み出される魅力。


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台湾カステラな日々。
キッズおやつ教室&ジュニアおりょうり教室も、9月は台湾カステラサンド。
キットお渡しも無事に済み。
焼き上げた台湾カステラにクリームやチョコレートを合わせて、ふわっふわの台湾カステラサンドに仕上げていただくスタイルに。


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生地のフレーバーは、プレーン、抹茶、きなこの3種。
まさにそれぞれにそれぞれの魅力。
ホールのままの台湾カステラのふわっふわ感。
そういえば、レッスンにご参加された方で、台湾カステラの枕に埋もれたい!、そんなお声も聞こえた記憶。

生地が落ち着いたら、おひとり分ずつのサイズにカットして。
チョコチップと粉糖を一緒に添えて、パック詰めに。


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秋の星空をイメージした粉糖あそびに使っていただく、切り紙を添えて。
そしてホイップクリームを添えての、お渡し。


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さて、お渡しをすべて済ませて。
今日のお茶じかんは、もちろん我が家も台湾カステラに。
まずは、台湾カステラを横半分にスライスし。
下の面にクリームをのせ。
こちらのクリーム、生クリームとマスカルポーネチーズが入っているので、コクがあるのはもちろん、クリームに固さがあるので、子どもたちでも作業がしやすいのが魅力。
スプーンなどでぬるもよし、絞り袋で絞るもよし。


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その上にチョコチップを散らしてから、そっと上の面をのせて。


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そして粉糖あそび。
切り紙をすきなところに置き、粉糖をはらりはらり。


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そっとお皿にのせて、できあがり!
台湾カステラサンド 秋の夜空バージョン。
キットお渡しのみなさんの、お家での楽しい、おいしいお茶じかんとなりますように。


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束の間のおひとりさまじかんに。
すぐ近所のワインバル「うららか くにたち」さんの、ブルーチーズのバスク風チーズケーキ。
コクのあるバスク風チーズケーキ生地に、ブルーチーズの風味と、ほんのりの塩気。
くるみのコクも効いていて、これはこれは。
濃いめのコーヒーと合わせるもよし、ワインとの相性も抜群。
ふらりとテイクアウトできるありがたさ。


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9月13日 秋の発酵料理の旅レッスン、スタートしました!&台湾カステラ第1陣

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9.10月秋の発酵料理の旅レッスンが、初日の金曜日レッスン、そして週末レッスンと、スタートしました!
窓の外からはふわりと、キンモクセイの香りと秋の空気を感じながらの、秋のテーブルの眺め。
大皿には、秋の吹き寄せをイメージして、秋の小さなお料理がずらりずらり。
世界の発酵食材を楽しむべく、メニューの数々。

発酵食品に魅せられて、秋の発酵料理の旅レッスンも、気づけば3度目。
改めて、発酵の底ぢからをしみじみ感じるばかり。
そして、発酵食材×発酵食材、の相乗のちからをしみじみ、しみじみ。、
発酵のちから、そして秋の食材の魅力をふんだんに感じていただくべく、秋の発酵料理の旅レッスン。
これからご参加のみなさま、心よりお待ちしております!


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9月キッズおやつ教室&ジュニアおりょうり教室、今月のキットお渡しに向けて。
オーブンからは、なんとも優しい台湾カステラの香りが広がり。
1台仕込んではオーブンへ。もう仕込んではオーブンへ。さらにもう1台仕込んでオーブンへ。
一気に蒸し焼き3台、我がオーブンに感謝、感謝。
まず第1陣の台湾カステラたちがかわいらしく焼き上がり。
第2陣はまた明日。


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プレーンに、きなこに、抹茶の3種。
どれも魅惑的。
9月キットお渡しのみなさま、お待ちしております。
お家での、楽しいおいしい秋のお茶じかんとなりますように。


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まだまだ暑さや湿度ありつつも、秋の空気にうっとりする日々。
秋をさらに満喫すべく。
大好きないちじくを、今日はやっぱりまた頬張りたくなる、キャラメリゼに。

毎回ながら、うっとりするような切り口に、砂糖をこんもりのせて。
コンロで熱々にしたスプーンを押し当てることしばし。
スプーンに熱さが残る間は、押し当てる場所を変えながら。
そしてまたスプーンを熱々にあたためて。


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スプーンで、じゅーっと熱さが伝わる感覚もなんとも魅惑的で。
時折、モクモクしすぎ!


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キャラメリゼしたところをスプーンで当ててみたときに、コンコン、と固さのある感覚があればOK。
パリパリのキャラメリゼができあがっている証拠。
あとはお皿に並べて。


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アイスクリームをのせて。
はちみつをたらり。
バルサミコ酢クリームをたらり。
シナモンパウダーをぱらり。
いちじくさま、さま。


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用事ついでに、ふらりと秋のおさんぽへ。
グリーンスプリングスで開催の、GREEN HOOP MARKETへ。
グリーンに囲まれた小道沿いには、アンティークのお店やドライフラワーのお店、古本のお店などなど。


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目に付いたのは、ヨウシュヤマゴボウのドライフラワーのスワッグ。
まだまだ実が紫色になる前の、グリーンのものも、それからすっかりの紫色になったものも、どちらもとっても、うっとりするほどすてきで。
マーケット出店中の、近所のMarcaさんに以前、ヨウシュヤマゴボウをご自分でドライにしている、とうかがって、私も試したことがあるのだが。
今年もどこかでたくさん見かけたら、スワッグに仕立てたいなあ、とうずうずする帰り道。


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そして買い物のお目当ては、グリーンスプリングス内のショップ、TAKEOFF-SITE。


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テラダモケイの100分の1の紙の模型。
以前こちらでのワークショップに娘とふらりと参加して、すっかりその世界に魅了され、今度はカットからトライしてみたいね、と。
ということで、秋の眺めと冬の眺めなど。
すぐに開けて作り始めたい衝動を抑えつつ、帰宅後は大急ぎでキットお渡しの準備など。
テラダモケイは後日のお楽しみに。


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9月10日 7.8月ベトナムフレンチレッスン終了しました&今日から秋の発酵料理レッスン

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7.8月サマーベトナムフレンチレッスン、9月追加レッスンが全日無事終了しました。
ご参加くださったみなさま、心よりありがとうございました!

小さな前菜には、ヴィシソワーズ ベトナムテイスト。
新しょうがとライムの香りが爽やかなアジアンテイストを引き出します。
小皿には、多くの方からの唸り声が聞こえた、海老トーストに、それからハムとクリームチーズとパイナップルのバイン・ミー。
主菜には、海老と夏野菜のエチュベ レモングラスとココナッツの香り。
そして木皿には、魅惑の、彩り野菜のベトナム風和え麺。
ああ、想い出すだけでまた頬張りたいほど。
そして食後スイーツは、タピオカもちの入ったチェー仕立てのミニパフェ。
今回も、すっかりお気に入りレシピばかりのラインナップとなり。

キッチンの風景」をアップしました。
ここしばらくはすっかりの秋の風。
夏の余韻を感じるべくよろしければご覧くださいませ。


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さあ、秋、秋、秋へ!
今日からスタートする、秋の発酵料理レッスンに向けて、キッチンをととのえて。
ベトナム風モビールも、それから切り紙モビールも、秋冬用の、木の実のモビールに衣替え。
そして秋のリースをテーブルのあちらこちらに。
ご参加のみなさま、すっかりの秋の食材とともにお待ちしております!


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9.10月レッスンに登場の1品。
栗とクリームチーズのビスケットサンド。
前菜盛り合わせの1品なのだが、合わせるビスケットについて、これこそ、というものに出会えないままに、まあ、これで行こう、準備しつつ。
と、レッスン買い出しのレジ待ちの列に並んでいたところ、商品棚にキラキラと光るもの。
スポット商品なのか、今まで気づかなかった、見慣れぬ商品。
これ!、これ!、ぴったり!、ぴったり!
思わず声がこぼれていたはず。

買い出し食材を抱えての帰宅後、さっそく試作してみたら、上々、上々。
前菜盛り合わせの1品、栗とクリームチーズのビスケットサンド。


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レシピ作りにしても、食材選びにしても、今まで運よく、間際の間際には、最後の最後には何かが降りてきてくれる、そんな淡い想いに身をゆだねて、なんとかかたちになってきているところもあり。
今回も然り。
が、きっといつか、そんな甘い期待に裏切られる日がくるはず、と想いつつも。
ひとまずは、納得のいく1品となることに、ほっとしつつ。


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9月後半からの撮影に向けて、器などの買い出しへ。
その帰り道、以前から立ち寄りたかった、友誼食府 立川店へ。
池袋に1号店があり、こちらは3号店、とのこと。
今年3月にオープンし、レッスンでもよく耳にしていて、立ち寄りたいと思っていたところ。
荷物が多い帰り道、何より駅近なのが、ありがたく。


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店内には、中華食材、アジアン食材がずらりずらり。
調味料や乾物、そして冷蔵、冷凍ものも。
店内に入った瞬間に、香辛料の香りが広がり、ミニトリップ感覚。


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そして、お目当ては、店内の一角にあるフードコート。
焼き小籠包専門店に、四川料理、西安料理、早餐(朝ごはん)の店など6
店が並ぶフードコート。
人懐っこい店員さんの熱い営業がありつつも、ぐるりと回り。
持ち運べる範囲で、ランチ用と、それから夕ごはんのおかず用に、セレクトしてみることに。


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刀削麺は、その場で生地を削ってゆでる臨場感。
辛くないものを選ぼうと、店員に聞いてみると。
全部、「からくないよ、だいじょうぶ。」「すごく、おいしい、おいしい。」、の返事ばかり。
と、そんなあいまいなコミュニケーションもミニトリップ感覚、ということで。

大好きな豆花は、注文が入ってからその場で作られ。
湯気の上がる、できたてフルフルと豆花を詰めてくれて。
商品はすべて、イートインはもちろん、テイクアウトもできるのは、今のご時世、ありがたい限り。


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大急ぎで帰宅したら、豆花も、焼き小籠包もまだまだ十分あたたかくて。
さっそく早めの、朝ごはん風お昼ごはんに。

豆花に、油條と豆乳。
油條を豆乳に浸しながら。
台湾を想い出すおいしさ。


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焼き小籠包は、人懐っこい店員さんにつられて買ってみたのだが、下の部分はカリカリ香ばしく、上の部分は蒸した粉もののおいしさがあり、2度おいしい感覚。


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刀削麺もすぐにつまみ食いしてみたら、もっちもちの食感。
肉みそと花椒の効いたしょうゆ誰をかけて、混ぜながら楽しむスタイル。


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そしてルーロー飯はほんのり酢を効かせてあって、パンチが効きつつも、食べやすく。
まだまだオーダーしてみたいものが合ったので、また次回に買い出しの帰りにでも。
ふらりとミニトリップ感覚。


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くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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