3月31日 フルーツサンドの日々と、お花見と花より団子

春休みレッスンの日々。
おやつ教室では園児さんから小学生までが一緒にレッスンに参加。
この日は、この春年少さんになる小さな小さな生徒さんから、この春新6年生になる、すっかり大きくなった小学生までが同じテーブルを囲んだり。
同じメニューでも、園児さんと小学生と作業をあれこれ変えつつ。

フルーツサンドのコツは、まずはクリームののせ方。
そしてフルーツの置き方。
カットした断面にフルーツがしっかり見えるように、置き位置に注意して。




カットしたフルーツサンドを上手にカップに詰めて、はちみつなどのトッピングをかけて、ピックを飾って、できあがり。
お家でもお好きなフルーツをたっぷり使って、ぜひぜひの復習など。


はらりはらりと桜吹雪。
桜が散る前に、もう少し桜を愛でるべく。
毎年1年に1度、桜の頃に向かう場所。
娘とサイクリングしながら、武蔵国分寺跡へ。
個々の桜の眺めが大好きで、毎年この時期ついつい足が向く場所。



毎年毎年、1年に1度訪れる場所には、1年に1度の想い出が重なっていき。
ちょうど1年前は、満開の桜に雪景色、というあまりに幻想的な眺めだった記憶。
だんだん、子どもたちとの都合も合いづらくなり、お出かけも少なくなったり、で今年は娘と2人で。
サイクリングしながらふと、そのうち、私1人でふらりと向かう春が来るのかも。


花より団子。
帰り道に、久しぶりのクルミドコーヒーへ。
クルミドケーキに添えるのは、桜のアイスクリームとよもぎのアイスクリーム。
ほんのりほんのり優しい風味の桜の香りと、対照的にこっくりとしたほろ苦さのよもぎ。

レッスンの合間、春休みらしい1日も。
子どもたちのリクエストで、ボート漕ぎへ。
こちらも桜満開の井の頭公園。
朝一でボート乗り場へ向かい、まずはスワン→手漕ぎ、のはしごなど。
ボートの上からの満開の桜の眺め。
そして風吹けば、はらりはらりと桜吹雪。




2台はしごの後、すでに筋肉痛になりそうな足を違和感を感じつつ。
またまた花より団子。
ヘルシーメキシカンの店「
With PADDY」へ。
先日週末にふらりと訪れたらまさかの行列で入ることができず、リベンジ。
野菜たっぷりで、スーパーフードも取り入れた、ヘルシーでカジュアルなメキシカン。
ランチセットは、ブリトーに、ブリトーのフィリングをボウルにたっぷり盛り付けるブリトーボウル、そしてタコス。
それぞれメインの具材を選び、お好みで追加の具材をセレクトし、ナチョスなどのサイドメニューやドリンクなどをチョイス。
今回は子どもたちも一緒だったので辛さをなしにして、3種のサルサソース添えに。

ブリトーやブリトーボウルのジャスミンライスは、もち麦、チアシード、キヌアなど8種のスーパーフード入り。
トマトベースのサルサに、ハラペーニョサルサ、そしてマヨネーズベースのサルサ3種を合わせながら。
サルサソースをのせて、ライムをキュキュキュッと。
口の中に広がる相乗のおいしさといったら。
私としては、ブリトーボウルがすっかりのお気に入り。
そのまま混ぜながら頬張ったり、チップスにのせて、サルサソースをたっぷり追加したり。


シンプルな味付けの具材を好みに合わせて、好みの辛さで、時にこっくりと時にさっぱりと、食べ進めながらも変化を楽しむことができる魅力。
爽やかなメキシカンにすっかり魅了され。
ライムはマスト、そしてサワークリームも添えたいところ。


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3月29日 アールグレイ風味のヴィクトリアケーキと桜餅

3,4月レッスン最後の週末レッスン。
いつものお顔ぶれで、いつものごとく、驚くほどに手際よく、次々に作業が進み。
みなさんでテーブルを囲み、ついつい懐かしい想い出話が次々に、次々に。
思わず大笑いあり、思わず涙あり。
改めて、みなさんとのつながりに感謝するひととき。

和モダンアフタヌーンティーレッスン。
アフタヌーンスイーツの1つは、アールグレイ風味のヴィクトリアケーキ。
卵1つ分で、驚くほどにふんわりと焼き上がったヴィクトリア生地からは、ふわりとアールグレイの香り。
レッスンではまだまだほのあたたかいうちに横半分に切り分けるのだが、包丁を入れた瞬間から、より一層アールグレイの香りが広がり、思わずうっとり。
その断面には、こしあんとバターを練り混ぜた、魅惑のあんペーストと、それから定番のラズベリージャムをぬり。
コクのあるあんと甘酸っぱいベリーの取り合わせの妙。
仕上げに粉糖をかけて。

そしてカットして、お皿に盛り、お好みでクリームを添えて。


ヴィクトリアケーキ。
見た面はスポンジケーキのようなのだが、生地としては、バターがしっかりと入る、パウンドケーキ生地に近いもの。
つまり、生地自体がリッチでコクがあり。
定番のラズベリージャムをサンドするもよし、ほかのジャムをサンドするもよし。
クリームとフレッシュフルーツをサンドするもよし。
そのまま生地を召し上がるもよし。
リッチな生地なので3日間ほど日持ちがするのも魅力。
焼いて間もない、ふんわりとしたおいしさもあり、休ませて落ち着いたいおいしさもあり。
それはそれはたくさんの表情を持つ、ヴィクトリアケーキ。


大学通りの桜もすっかりの満開に。
朝早くに、桜を眺めに行き。





桜の花が咲く頃に、大切な友人とのお別れがあり。
想い出が次々に、次々に蘇り。
彼女が見せてくれたたくさんの粋と強さは、これからもずっとずっと私の励みになるはず。
出会えたことに心から感謝して。
満開の桜の木の下に、一面のクローバー。
そして瞬間に目に入ってきた四つ葉のクローバー。


この時期には作らなくては、とふと夕方近くに思い立ち。
毎年恒例の、桜餅。
白玉粉と小麦粉で作るので、案外お家でもトライしやすい和菓子。
混ぜ合わせた生地に、ほんの少し色粉を加えて。
フライパンで小さなクレープのように焼き。

生地の上にあんこをのせて、くるりくるり。
あんこが苦手な娘用には、いちご&マスカルポーネ。


塩抜きした桜葉や桜花をのせて、できあがり。
桜の香りを心も体も求めるような。


3月27日 春休みレッスンスタート、フルーツサンドに、つくしのきんぴら

春休みレッスンがスタートしました!
春休みレッスン初日は、フルーツサンド、フルーツサンド、フルーツサンド!

まずはサンドするフルーツ選びから。
いちごにぶどう、バナナなど。
今回は、どれもがまんべんなく選ばれる印象。


フルーツが決まったら、クリームぬり。
マスカルポーネチーズと生クリームのホイップをたっぷりとぬって。
こんなクリーム1つぬる作業も、小さな園児さんたちにとってはそれはそれは一生懸命に気合の入る作業で。


クリームをぬったら、フルーツを並べて。
フルーツを置く位置がポイント。

もう1枚のパンでサンドしてラップできゅきゅきゅっときつめに包んで、冷蔵庫または冷凍庫で落ち着かせることしばし。
その間に、いつものピック作りなど。
春休みや夏休みおやつ教室は、小さな小さな園児さんから、すっかり大きな高学年小学生までが入り混じり。
小さな子をさりげなくサポートしてくれたり、そんなやりとりがなんとも微笑ましいもの。


クリームが落ち着いたフルーツサンドをカットして、お持ち帰り用のカップに詰め詰め。
最後に、はちみつや、ピスタチオ、ストロベリーフレークなどをトッピングして、ピックをさして、できあがり!
「うわあ、お店で売っているみたい!」、うれしそうな声があちらこちらから聞こえ。
今回はおひとり4カットあるので、どうかお家の方にもおいしいおすそ分けが届きますように。
春休みレッスンがスタートしました!
これからご参加の元気いっぱいなみなさま、お待ちしております。

それにしてもフルーツサンド日和。
先日に続き、ご注文にもフルーツサンド。
1日にこんなにクリームをホイップしたのは、久しぶりでは、と思うほど。


季節のフルーツを閉じ込めるフルーツサンド。
仕上げに、はちみつ、ピスタチオ、ストロベリーフレーク、そして魅惑のカルダモンをぱらり。


そしてもう1品。
ケールとキヌアとベリーのサラダ。
サラダの下には、クスクスを忍ばせて、混ぜながら召し上がっていだたくスタイル。
全粒粉のクスクスは栄養価はもちろん、クセになる香りとコク。
クスクスはゆでるよりも、同量のお湯を加えて5分ほどおくのがおすすめです。
キヌアのプチプチとした食感に、クスクスのほろほろとした食感、ひまわりの種の香ばしさ、などなど食感を魅惑するサラダ。

みなさなのお口に合いますように。
すっかり春色のフルーツサンドとサラダ。


すっかりの春の陽気に誘われて。
そろそろ出てるなか、とお散歩ついでに行ってみると。
あった、あった!あっちにも、こっちにも!
力強く天に向かう、つくしたち。
つい先日この場所を訪れた時には、まだ気配もなかったのだが、知らぬ間に一気に。
それはそれは所狭しと。
さっそくのつくし摘み。
ついつい摘みすぎてしまうのだが、つくしは、その後のはかま取りに案外手がかかるので、ほどほどの量に。
それにしても、つくしの、ピンとまっすぐ伸びた茎には、思わずこちらの背筋が伸びそうになるほど。


帰宅後はせっせと、せっせとはかま取り。
はかまを取りながら、あれこれとつくしにまつわる記憶が蘇ったり。
私にとって、つくし、といえは焼津の実家の土手のつくし。
小さな頃はいつも父と摘みに行き、はかま取りなどそういった仕事が大好きな父がせっせとせっせとはかま取りをしていた姿。
昔の私は、摘みさえすればよかった、気楽な身。
今年の春も、やいづのつくしは眺められず。
きっと今頃は、つくし一面の眺めとなっているはず。


摘んできたつくしは、のらぼうとにんじんと一緒にきんぴらに。
頬張った時のつくしのほろ苦さは、私にとっての、春を感じる瞬間。

3月24日 いちごとはホワイトチョコレートのフルーツサンドに、白みそ&ほうじ茶マドレーヌ、そして魅惑のカルニタス

3.4月春の和モダンアフタヌーンティーレッスンも前半が無事終了し、一区切り。
曲げわっぱには、いちごとホワイトここレートのフルーツサンドおと、抹茶きんとん。
いちごとホワイトチョコレートのフルーツサンドは連日のレッスンながらも、毎回毎回私自身がお楽しみにしているもの。

いちごと甘さ控えめのクリームのふわっとやわらかい口当たりに、中には刻んだホワイトチョコレートがコリコリ、コリコリ、そしてミルキーな美味しさがが広がり。
愛らしい切り口にはピスタチオやストロベリーフレーク、ホワイトチョコレートそしてカルダモンの香り。
たらりとかけるはちみつが、甘ったるくなるのではなく、コクが増し、全体をまとめてくれる印象。
おやつ、ではなく、すっかりスイーツ感のあるフルーツサンド。
思い出すと、またぱくりと頬張りたくなるような、魅惑のフルーツサンド。
さあ、和モダンアフタヌーンティーは一区切り。
今週後半そして来週は、春休みおやつ教室&おりょうり教室。
これまたフルーツサンドと、それからビビンパの日々。

先日お渡しした、お菓子詰め合わせの1品は、試作も兼ねた、白みそマドレーヌ。
生地に白みそを忍ばせて。
白みそマドレーヌに、白みそベースの生地にほうじ茶パウダーを加えたほうじ茶マドレーヌ。

白みそのふわっと優しい甘みと、それからほんのりの塩気。
白みそマドレーヌには、トッピングに、けしの実やナッツ、それからこの時期ならではの桜塩をぱらり。
しばらく塩抜きした桜の花の塩漬けを電子レンジで乾燥させ、すり鉢ですれば、鮮やかなピンク色、桜の香り溢れる桜塩のできあがり。
こちらをほんのりパラリパラリ、で一気に春の香りと春色に。


ほうじ茶のマドレーヌは、ほろ苦いカカオニブにナッツ、そして最後にストロベリーパウダーで、こちらも愛らしい春色に。
季節のマドレーヌ、お口に合いますように。

もうすぐの春休み前。
早帰りの子どもたちのおべんとうも合わせると、朝に大急ぎで4つ作る日も。
この日のおかずは、ここ最近せっせと試作中、かなりの登場率、チリコンカンに、キャベツとひじきとツナのマリネ、玉子焼きなど。
手軽にできるチリコンカン、次回の中南米料理レッスンに向けて、検討中です!


5.6月中南米料理レッスンに向けて。
リクエストいただいている1つが、カルニタス、というメキシコの豚肉料理。
メキシコ風豚肉のホロホロ煮、などと言われたり。
ホロホロとやわらかくなるまで煮込んだ豚肉を割いたもので、タコスの具材としても定番の料理。
以前、メキシコ料理にはまった20代の頃に食べたことがある記憶があるのだが、あまりにも昔のことで。
ということで、カルニタスリサーチ。
北参道の
E・A・T GRILL&BARへ。
自家製ハンバーガーとメキシカンフードのお店。
お目当ては、ブリトー・カルニタス。
おどろくほどのビッグサイズのブリトーをナイフでカットすると、中にはぎっしりとフィリングは詰められていて。


まずは添えられていた自家製トルティーヤのおいしさに驚き。
しっかりした厚みと想像以上の香ばしさ、トウモロコシの香り。
そしてブリトー・カルニタスへ。
ひと口頬張ると、何種類ものフィリングの相乗のおいしさ。
しっとりとやわらかいカルニタスには、トマトサルサのトマトの酸味とそれからなくてはならない玉ねぎの存在。
そしてしっとりやわらかい黒豆とアボカド。
それからもち麦の入ったお米もこれまたよく合っていて。
可能な限り大きな口を開けて頬張るべし。
お腹がいっぱいになっても、口の中がその味を求めるようなおいしさ。
トルティーヤにトッピングして頬張れば、これまた美味。
カルニタス自体は、とってもシンプルなおいしさ。
シンプルだからこそ、タコスやブリトーはもちろん、活躍力間違いなし。

食後の散歩道、満開の桜の木にうっとりすることしばし。

そしてガーデンハウスに立ち寄り。
和テイストスイーツにはついつい惹かれるもの。
いただいたのは、ほうじ茶のチーズケーキ。
しっとりコクのあるチーズケーキに、ほろ苦いほうじ茶のフレーバーの相性。

大学通りの桜も5分咲きといったところ。
夜桜もすっかりの見頃に。
静かに眺める桜。

3月22日 いちごのフルーツサンドに、いちごのおはぎ

春のいちごを満喫すべく。
ご注文の、フルーツサンドに、ケールとベリーのサラダを添えて。
マスカルポーネチーズと生クリームを合わせたホイップクリームはコクがありつつも、軽やかなのが魅力。
たっぷりクリームをのせたパンにフルーツを並べて。

カットしたフルーツサンドがずらりずらり。

お渡し用のカップに詰めて、カルダモンをぱらり。
お渡し前に、はちみつたらりそしてピスタチオやストロベリーフレークなど散らして、できあがり。

一緒に添えるのはケールとベリーのサラダ。
心地よいほろ苦さが魅力のケールに、プチプチとした食感がクセになるキヌアをまぶし、フレッシュのいちごやドライクランベリー、ひまわりの種など。
下には、全粒粉のクスクスを忍ばせて。
クスクスとサラダを混ぜながら召し上がっていただくスタイル。
みなさまもお口に合いますように、願いを込めて。



それからもう1つ、別のご注文用に。
久しぶりに焼くブラウニー。
ベーシックなブラウニー生地にトッピングには、クランベリーやナッツが所狭しと。
こちらのブラウニー、焼き時間をぐっと短くしているので、焼き上がりはまだまだやわらかさが残るほど。
そして落ち着いたころには、しっとりと濃厚な仕上がりに。


しっかり冷めて切り分けて。
小分けにして、袋詰めに。


春分の日。
こちらも、春のいちごを満喫すべく。
東久留米の実家への手みやげに、おはぎ作り。
咲く花にちなんで、春ぼたもち、は秋はおはぎ。
ということで、ぼたもち作り。
やわらかめに炊いた小豆に、半殺しにしたもち米を小さく丸めておき。
今年もまずは、いちごおはぎから。
ラップに挟んで広げたもち米でいちごを包み、さらにまたラップに挟んで広げた小豆で包み。
上には小さくカットしたいちごをのせて。

それからナッツおはぎに、きなこおはぎなど。
重箱に詰めて。
みんな喜んでくれて、私のところまで回ってこず、も、うれしい限り。



3月19日 グラブラックスサーモンのおいなりさんと、春のシュトーレン2種

重箱ずらり、の眺めは毎回ながら圧巻。
3.4月春の和モダンアフタヌーンティーレッスン。
重箱に詰める料理がキッチン作業台に所狭しと並び。

春の薬味感じる、スイーツ仕立てのミニおいなりさん2種。
1つには、前回の北欧料理レッスンでも大活躍したグラブラックスサーモンといくらをのせて。
サーモンに塩と砂糖、お好みでラム酒少々でマリネすること半日以上。
ハーブなし、にしておけば、洋風メニューに活躍はもちろん、こんな風に和食にもアレンジできたり、と日々のメニューに大、大、大活躍。
前回の北欧レッスン後、もう何度も作ってます、とか、冷蔵庫に常に常備しています、などなどうれしいお声も伺い。
わが家も最近は常に冷蔵庫に常備。
しっかり日持ちがするので、ふとしたときに使うことのできる魅力。
サラダのトッピングにしたり、パスタと合わせたり、週末には娘の秘密兵器、握りの型抜きでサーモン握りずしにしたり、などなど。
そう、シンプルな下味なので、和食にも実によく合い。

今回は、おいなりさんの酢めしの上にくるりと巻いたグラブラックスサーモンといくら、彩り野菜を添えて。
最後に、木の芽を手のひらでパンとたたいて、のせて。
そばまで広がる木の芽の香りには毎回ながらはっとするもの。

さあ、5.6月中南米料理レッスンに向けて。
リクエストも少しずつ増えてきてありがたい限り!
その中の1つは、ペルー料理のセビーチェ。
ベルーやメキシコの名物料理、魚介のマリネ。
魚介と野菜を取り合わせることが多く、カルパッチョと同じように、魚介類を爽やかに楽しむことができる、とっても魅力的なメニュー。
気まぐれ試作は、タコとデコポンのセビーチェ。

初夏のレッスンに向けて、どんな感じに仕上げようか、あれこれ思案中。
それにしても、眺めているだけで顔がほころぶような、鮮やかな色合い。


レッスン後に教室キッチンにて。
ご注文用に、やや久しぶりに焼くのは、シュトーレン。
春のシュトーレン2種食べ比べ。
シュトーレンを焼きながら、1年前くらいの頃を想い出し。
感染拡大のため、1年前の3.4月春のレッスンの途中から、急遽レッスンがお休みとなり。
レッスンお休み中にスタートしたお菓子詰め合わせの販売。
そしてせっせと、せっせと焼いたシュトーレン。
春のシュトーレン、初夏のシュトーレン、と生地のフレーバーを変え、フィリングを変え。
シュトーレン。
焼き菓子の中で一番好きなのでは、と想うくらいに、想い入れもある大好きなお菓子。
もちろんクリスマスシーズンが定番なのだが、このイースト使いといい、スパイス使いといい、そしてたっぷりのフィリング、そのフィリングの展開力といい、クリスマスシーズンだけでは実に惜しい、とっても魅力的なお菓子。
新刊にももちろん登場しているのだが、春夏秋冬、それぞれの季節の印象にぴったりのシュトーレンがあり。
春にはベリーを加えてみたり、秋には甘栗を加えてみたり、冬にはスパイスをたっぷり加えて、などなど。
今回は、春のシュトーレン2種食べ比べ。

ということで、1つは、アールグレイ風味に生地に、ドライクランベリー、ホワイトチョコレート、カシューナッツにアーモンドスライス。
もう1つは、抹茶生地に、オレンジピール、チョコレート、カシューナッツにココナッツファイン。



オーブンからのスパイスの香りには毎回ながら思わずうっとり。
そして焼き上がりのフォルムの、なんとも憎めない愛らしさ。


仕上げのバターを染み込ませて、たっぷり粉糖をふって。
アールグレイ風味のシュトーレンには、ストロベリーパウダーをぱらり。
春のシュトーレン2種。
3月17日 桜とさくらバウムに、今日はいちごのサルサも

日に日に色づき、膨らみ始め。
あっ、咲いてる!
つぼみから眺めていた枝がほころび始めて。
そしてすっかりの春の空気。

さっそくの、花より団子。
毎年楽しみにしている、アントルメ国立のさくらバウム。
いつも季節ごとのバウムクーヘンを楽しみにしているのだが、このさくらバウムは特にお気に入り。
ふわあと香る桜の風味とほんのりの塩気。
そしていつも以上にしっとりとした生地。
まだまだ楽しませていただいている教室キッチンの桜を愛でながら、早々のおひとり様お花見など。




3.4月和モダンアフタヌーンティーレッスンもすっかりの中盤。
窓の外からの春の空気も心地よく。
重箱にちょこんと並ぶのは、春の薬味香る、スイーツ仕立てのおいなりさん。
トッピングの1つは、くるみみそ&刻み薬味。


粗みじんのくるみを、それをまとめるほどのみそとからめ。
酢めしとの相性はもちろん、白いごはんとも、それから豆腐に添えたり、野菜に添えたり、などなど。
一緒に添えるのは、刻み薬味。
春が旬の姫三つ葉に、青じそ、万能ねぎ、そしてディルなど。
頬張った瞬間に、くるみの香ばしさと、薬味の香りが広がり。
薬味は1種類でもちろん香りが広がるけれど、種類が増せばより一層香りが相乗するもの。

すっかりの春の空気の中、買い出しの帰りは荷物が重いこともあり、思わず上着を脱いでも、汗ばみそうになるくらいに。
買い出しかごには、ライムにハラペーニョソースに、トルティーヤチップスに。
心は一足先に春から初夏へ向かうような。
5.6月中南米料理レッスンに向けて。
もちろんメキシカンも何品か検討中。
ということで今日の試作はサルサ。
サルサソース、というとトマトベースの辛いソースをイメージする方も多いかもしれないが、サルサは実に幅広く。
サルサ、とはスペイン語でソースの意。
よく知られているサルサ・メヒカーナは、メキシコのサルサ、の意味で、メキシコの国旗のカラーになぞらえているそう。
他にも、サルサ・ロハ、赤のサルサ、サルサ・ヴェルデ、緑のサルサ、サルサ・ブラバ、ワイルドなサルサなどなど、などなど。
フルーツを使ったサルサもあれこれ。

ということで、さっそく、サルサ・メヒカーナに、アボカドのサルサ。
そして気まぐれに作ってみたのは、いちごのサルサ!大正解。
フルーツのサルサは実に魅力的。
甘さと香り、それから酸味はサルサにもぴったり。
そのままチップスにのせたり、チップスにチリコンカンとサルサ、そしてサワークリームをのせて頬張ったり。
サルサを変えたり、混ぜたりしながら、ライムを絞りながら、楽しみ方はまさにエンドレス。
メキシカンあり、アルゼンチン料理あり、ペルー料理あり、魅惑のラテンアメリカンレシピにたどり着きますように。


時々うかがう、ポルトカフェにて、小さなお疲れ様会など。
改めて、人とのつながりの奇跡や、それから人とご一緒してつくることの、一期一会のおもしろさを再確認。
デリの1品、キヌアのジェノベーゼ和え。
ジェノベーゼソースで和えたキヌアをきせつの野菜と和えた一品。
キヌアのプチプチ感と、全体に広がるソースのような役割。
毎回ながら、美味しいヒントに感謝して。

3月15日 ケールとベリーのパワーサラダに、レモン風味のビスケットトリュフ

週末レッスン。
和モダンアフタヌーンティーレッスン、重箱盛り合わせの1品は、ケールとベリーのパワーサラダ。
ケールの鮮やかなグリーンと、いちごやクランベリーの鮮やかな赤が印象的な一品。
ケール。
野菜の王様とも呼ばれるほどに、ビタミンや鉄分、食物繊維が豊富なスーパーフード。
以前は、それはそれは大きな、スムージー用のコラードケールが主流だったのが、最近はサラダ用の、葉が細かくカールしたカーリーケールや、ケールの新芽、ベビーケールなども目にする機会が多くなり。
特にサラダ用は、心地よいほろ苦さが魅力。

今回はサラダ用ケールと、それからこちらもスーパーフードのキヌアを合わせて。
さらにさらに、しょうがも加えて、ということで、安直なネーミングではあるのだが、まさにパワーサラダ。
キヌアを加えると、細かい細かいキヌアがケールの葉にうまくまとい、口にしたときにキヌアのプチプチとした食感の楽しさ。
そして、ケールの葉にキヌアがまとっていることで、調味料のからみもぐっとよくなり。
そこへ、フレッシュやドライのベリーにナッツなど。
さりげなく、とっても満足感のあるサラダ。
ボウルいっぱいを頬張りたくなるおいしさ。


いつもよりだいぶ早い、東京の桜の開花宣言。
この時期になるとついついそわそわ。
大学通りの桜はまだまだつぼみがほとんどだが、日に日につぼみがふくらみ、そして鮮やかなピンク色をに色づき始め。
そして、大きな桜の木の、陽当たりがよいところはほころび始め。
毎年毎年、大学通りを通るたびに、その移ろいを眺める1本があり。
まさに今にもほころび始めんとするところ。
毎日、その移ろいを眺めに行けますように。


ホワイトデースイーツに。
大好きなビスケットトリュフ。
前日のレッスンで、新刊や動画を見ながらせっせと作ってくださった生徒さんから、今度はレモンカードを入れてレモン風味にしてみたくて、そんなお声を聞いたら、私も思わず作ってみたくなり。

砕いたビスケットに、今回は甘納豆とココナッツファイン、溶かしたブラックチョコレート、そしてレモンカードとレモンの皮のすりおろし、ラム酒を加えて。
しっとりとしたレモンカードを加えたら、生地全体がしっとりとしてそれはそれはまとめやすいこと、まとめやすいこと。
このビスケットトリュフ、チョコレートの溶かし具合、加えるラム酒またはジュースの分量によっては、生地がほろほろすることもあり。
そこへ今回加えたレモンカードは実に全体をしっとりまとめてくれて。
レモンカード以外にも、ジャムもよさそう。
丸めたトリュフに粉糖とココアパウダーをまぶして。
レモンの酸味が想像以上に爽やかな、レモン風味のビスケットトリュフ。




新刊にも登場しているビスケットトリュフについて、いくつかご質問などいただいたのでここで。
ビスケットは、なるべくシンプルなプレーンビスケットがおすすめです。
ラム酒を使わない場合には、生地をまとめるために水分が必要なので、たとえばオレンジジュースやアップルジュース、またはレモン汁などを加えます。
ジュース+ジャム、もきっとうまくまとまるはず。
早めに召し上がるのであれば牛乳でもよいでしょう。
火もオーブンも使わずに、気軽にできて、きちんとおいしいビスケットトリュフです。
お好みのフィリングを加えてのアレンジもぜひぜひ。


3月12日 抹茶きんとんに、桜を眺めながらエンパナーダに、スパイスクグロフ

あれから10年。
被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
多く放映されるドキュメンタリーなどを見るたびに当時の記憶が蘇り。
忘れてはいけない記憶。
今こうやって日々を過ごすことができることに感謝して。
*春休みおやつ&おりょうり教室*
A おやつ教室 スイーツ仕立てのフルーツサンド*対象 園児(新年中さん以上)~小学生
*日時
3月26日金 13:30~14:15 満席
3月26日金 15:15~16:00 残席1名
3月29日月 13:30~14:15 満席
3月31日水 13:30~14:15 残席1名
4月 1日木 13:30~14:15 満席
*レッスン代 1600円
*持ち物 エプロン
B おりょうり教室 ビビンパのおべんとう*対象 小学生(新1年生~)
*日時
3月31日水 15:15~16:00 残席2名
4月 2日金 15:15~16:00 残席1名
*レッスン代 2100円
*持ち物 エプロン
☆レッスンはお子様のみの参加となります。
参加ご希望の方は、下記内容記載でホームページの「お問い合わせ」にてお申込みくださいませ。
①お名前と学年または年齢
②レッスン名 AまたはB
③希望日

春の和モダンアフタヌーンティーレッスンの日々。
曲げわっぱには、アフタヌーンスイーツ2種。
いちごとホワイトチョコレートのフルーツサンドに、抹茶きんとん。

加熱したさつまいもをフードプロセッサー、またはマッシャー、またはすり鉢で細かくして、砂糖と抹茶パウダー、それからお好みでラム酒少々。
丸めて、かたちをととのえれば、あらまあ、すてきな一品に。
頬張ると、抹茶のほろ苦い風味と、それからラム酒の香りがほんのり。
なんともほっとする、そんな一品。


新刊「
春夏秋冬 季節の焼き菓子とスイーツ」にももちろん登場しています。

撮影 馬場わかな
スタイリング 曲田有子
生徒さんからいただいた、立派な早咲きの桜の枝をさっそく飾らせていただき。
教室キッチンが一瞬で春の空気に。
まさに和モダンアフタヌーンティーレッスンのイメージにあまりにもぴったりで。


夜、ひっそりとした照明のもと、窓際の桜を愛でながらワインをちびりちびり。
こんなひっそりとしたお花見も実に上々。
壁際に移る、桜の影もこれまたはっとするほどに美しくて。


先日気まぐれに作った、アルゼンチンのミートパイ、エンパナーダ。
先日は手軽に、市販のパイシートを使ってみたのだが、やはりやはりこれは折りパイでなく、練りパイの方がぐっと美味しさが際立つはず、とさっそくのリベンジなど。

粉ものの楽しさに魅了されるひととき。
そしてなによりも初めてのレシピにわくわくする心持ち。
2回目にしては、まずまずの仕上がりなのでは。
さあ、5.6月レッスンに向けて、まだまだブラッシュアップの日々。
それにしても、できたてのエンパナーダにキュキュッっとレモン、これがまた癖になるおいしさ!


それからもう1つ、粉もの試作。
スパイスを効かせたココア風味のクグロフ。
いつもの、菜種油を使うパウンド生地で。
新刊では、野菜のパウンドケーキ生地としてご紹介しています。

オーブンからのこっくりとしたスパイスの香り。
中には残っていたホワイトチョコチップを加えて。
桜を眺めていたら、心はすっかり春色に。
ということで、ストロベリーパウダーをぱらりぱらり。
気まぐれに加えたホワイトチョコレートがドット風。

3月9日 春休みおやつ教室&おりょうり教室 ご予約状況と、スモーガストルタ
*おしらせ*春休みおやつ教室&おりょうり教室にお申し込みくださったみなさま、ありがとうございます!
ご予約状況です。
参加ご希望の方は、下記内容記載でホームページの「お問い合わせ」にてお申込みくださいませ。
①お名前と学年または年齢
②レッスン名 AまたはB
③希望日
*春休みおやつ&おりょうり教室*
A おやつ教室 スイーツ仕立てのフルーツサンド

お好みのフルーツをサンドして、かわいらしくトッピングを飾ります。
*対象 園児(新年中さん以上)~小学生
*日時
3月26日金 13:30~14:15 満席
3月26日金 15:15~16:00 残席1名
3月29日月 13:30~14:15 残席2名
3月31日水 13:30~14:15 残席2名
4月 1日木 13:30~14:15 残席1名
*レッスン代 1600円
*持ち物 エプロン
B おりょうり教室 ビビンパのおべんとう

牛肉のしぐれ煮や野菜のナムルをのせて、おべんとう仕立てに仕上げます。
みそ、またはコチュジャン入りみそを添えて、混ぜながら召し上がっていただくスタイルです。
*対象 小学生(新1年生~)
*日時
3月31日水 15:15~16:00 残席2名
4月 2日金 15:15~16:00 残席1名
*レッスン代 2100円
*持ち物 エプロン
☆レッスンはお子様のみの参加となります。

日を増すごとにふと春の空気を感じ。
3.4月春の和モダンアフタヌーンティーレッスンの日々。
小さな小皿には、リクエストいただいた一品、スモーガストルタ。
スモーガスはサンドイッチ、トルタはケーキ。
家族の誕生日やおもてなしのときに作られるという、スウェーデン伝統のサンドイッチケーキ。
パンの間に、サーモンだったり、ハムだったり、サンドイッチの具材をのせ、クリームチーズでまるでホールケーキのようにデコレーションする、とってもコクのある、そして見た目も実に楽しいサンドイッチ。

少し前に小さなブームがあり、私も大いに気になりつつも、レシピのクリームチーズの分量に、やや敬遠してしまい、作ってみるタイミングを逃してしまった記憶。
ということで、今回はクリームチーズの分量を通常レシピよりぐっとぐっと抑えて、食べやすい仕上がりに。
見ると、手が混んでいてちょっと、と思いがちなのだが、作ってみると、意外とラフに事は進み。
そしてそれはそれは絵になる断面。
そして、ほどよいコクとクリームチーズの心地よい酸味がクセになるおいしさ。



レッスンのメニューは、みなさんからのリクエストをメインに構成しており。
今回のスモーガストルタも然り、みなさんからのリクエストに支えられる日々。
以前作ってうまくできなかったメニュー、どこかで以前召し上がって心に残っているメニュー、見たことがある聞いたことがあるけれどお口にしたことがないメニュー、今までにレッスンに登場したレシピのアレンジなどなど。
リクエストをいただくと、いつもながら、私の中にじわじわじわっと、湧いてくるものがあり。
そしてより難易度のあるリクエストをいただけばいただくほどに、自分の中に密かに燃えるもの。
これからの、初夏~夏のレッスンに向けて。
まだまだ遠くへの旅は難しい日々。
料理を通して、旅気分を満喫していただけたら、そんな想いから。
世界のキッチンシリーズ、そんな切り口で開催できたら、と思案中。
まずは、5.6月はラテンアメリカ、中南米あたりに狙いを定めつつ。
メキシカンあり、アルゼンチンにペルーに、チリ、カリブなどなど。
いつものレシピにプラスアルファ、少々のスパイスや食材で、いつもの食卓にぐっと旅気分を感じていただくエッセンスを。

ありがtくもそんな想いが通じたのか、リクエストも少しずついただき始めているところ。
我が気分を盛り上げるべく、リクエストいただいている一品、アルゼンチンのミートパイ「エンパナーダ」試作を気まぐれに。
できたてに、レモンをキュキュッと絞って。
頬張った瞬間に、スパイスの香りがふわあと広がる楽しさと、手軽で心地よい非日常感。
私自身も、まだまだ知らない料理だらけ、これから猛勉強予定。
リクエストは、まだまだ、まだまだ絶賛募集中です!


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