1月7日 新年仕事初めの包丁研ぎに、いちごのビクトリアケーキ、からすみもちに、黒豆のラム酒マリネ
*おしらせ①*「
キッチンの風景」にて、2021年おせちをアップしました。
もう少しだけ新年気分、よろしければご覧くださいませ。
*おしらせ②*本日、1都3県に緊急事態宣言が発令予定です。
発令ののち、来週からスタートするレッスンについても対応を検討する予定です。
なにか変更などありましたら、ご案内させていただきます。
仕事初めは、毎年恒例の包丁研ぎから。
昨年は、デモンストレーションメインのスタイルとなり、ご参加のみなさんが包丁を使う機会も本当に少なかったのだが、新年には1本1本を研ぎ上げることに。
日々使用している三徳包丁はもちろん、今はほとんど使うことがない菜切りや、それから出刃に、小出刃、そして刺身包丁など。
料理の道に進みたい!と決めたときに、両親がプレゼントしてくれた包丁に、懐石のお店での修業時代の想い出などなど。
毎年新年に包丁を研ぎながら、想い出すことあれこれ。


それからキッズ&ジュニアレッスン用の包丁も。
こちらも昨年はほとんど出番なし、だったのだが、いつか来る日のために手入れをして。

そして新年しごと。
2月19日の新刊「
春夏秋冬 季節の焼き菓子とスイーツ」の最終校正。
何とかここまでたどり着き、あともう一息。


そして粛々と来週からのレッスンに向けて。
新年キッズ&ジュニアレッスンでは、眺めているだけで心華やぐような、ヴィクトリアケーキをまだまだ当面の、お持ち帰りスタイルで検討中。


ヴィクトリア女王が大好きだった、ということからその名のついた、ヴィクトリアンケーキ。
バターケーキ生地にジャムをサンドした、どこか素朴なケーキ。
ながらも、ジャムをアレンジしたり、クリームやフレッシュフルーツを加えたり。
サンドやトッピングのアレンジで、季節感をぐっと楽しく事ができるスイーツ。
今回は、みんなの大好きないちごをトッピングすれば、思わず心華やぐ眺めに。
こんなときだからこそ、心華やぐ眺め。

新刊でも、季節を楽しむ、ヴィクトリアンケーキのアレンジが掲載されています!
そして表紙にも登場。
◎ヴィクトリアケーキ
基本のヴィクトリアケーキ
春のヴィクトリアケーキ いちごクリーム
夏のヴィクトリアケーキ レモン風味
秋のヴィクトリアケーキ マロン
冬のヴィクトリアケーキ きんかん×ココア
立東舎より、2月19日発刊「
春夏秋冬 季節の焼き菓子とスイーツ」です!

お正月気分をもう少しだけ満喫すべく。
ふらりと谷保天満宮まで。
今年は、つぼ焼き芋屋さんも屋台も出ていないけれど、梅園の梅はちらほらほちらほらほころび始め。
毎年の眺めに、心がほっとする感覚。

のぞいては、いけません!!!



お正月気分をもう少しだけ満喫すべく。
お正月に試してみたくて、おすそ分けでいただいたからすみを使って。
久しぶりにホームベーカリーでおもちを仕込み。
できたてのおもちをせっせと丸もちに。

せっかくなので、黒豆入りのおもちも。



子どもたちとのランチに。
磯部に、きなこに、そして大根おろしも添えて。
わたしのお目当ては。
それからそれから、焼きもちにさっと炙った、薄切りのからすみとバター。
焼きのりでくるりと包んで、ぱくり。
からすみもち。
からすみの塩気とバターのまろやかさ、そしてのりの風味。
なるほど、なるほど、これは上々。
+しょうゆ数滴、は、大正解!!!


それからこちらも、お正月明けのお楽しみ。
黒豆のラム酒マリネ。
昨年11.12月レッスンでは、お手軽に黒豆の甘納豆を使ったのだが、みなさんにとってもとってもご好評で。
甘納豆でも、市販の煮豆でも、それからもちろん極上は、自家製を使って。
黒豆に、ラム酒をたらり、そしてあればカルダモンパウダーを少々。
そのままつまむのももちろん美味。
ピスタチオをまぶして、マスカルポーネチーズを添えれば、それはそれはすてきな仕上がりに。
おせちの黒豆がまだ残っているという方、ぜひぜひお試しなど!


1月5日 餅花に、ガレット・デ・ロワ、そして梅の花

三が日も開けつつも、もう少しだけお正月気分を満喫すべく。
いつもは実家でいただくお雑煮も、今年はわが家で。
山形風雑煮。
やいづの実家では毎年、牛肉の入ったお雑煮が定番。
恐らく、母方の祖父が山形出身なので、そこから、なのだろうが、私にとっては、幼いころから、お雑煮といえば、牛肉の入ったお雑煮という記憶。
その土地のお雑煮があり、そしてそこから派生する、それぞれの、我が家のお雑煮。



お正月気分を満喫すべく。
ここ数年すっかり定番となりつつ、の餅花作り。
切りもちを薄く切り、少々の水を加えて、電子レンジでさっとあたためて。
半分には食紅を加えれば、紅白の餅。
お花屋さんで調達した、金塗の雲竜柳に餅花をつけて。


1月15日の小正月に、五穀豊穣の祈りを込めて作られるのが「餅花」。
葉のない枝に丸くついた餅は梅の蕾を思わせるような。
毎年1月いっぱいくらいまで、教室キッチンにも飾り。
この時期の、ちょっとした風物詩。





餅花と、梅の花。
お正月の公園へ。
梅園にはほらやっぱり!
あちらこちらに春の香り。
ふっくらと先始めた梅の花。
早春の気配。




毎年の年末年始は、両家におせちをもって、年末から東久留米の実家で年越しをし、年明けには焼津の実家へ、と実家のはしごであっという間にお正月休みが過ぎていくのが恒例、なのだが。
今年は東久留米の実家へはちょこっとうかがったものの、焼津の実家へはおせちだけが宅急便で飛んでいき。
自宅でのんびり過ごす、静かなお正月。
春の気配を感じるべく、春の図案で、新春チクチク。
いちごに、たけのこ、そしてミモザの花。
家でのんびりしていても、ぼんやりはしていられないのは相変わらずの、時間貧乏性。
焼津の母に、「時には何にもしないで、ぼんやりしていないさい。」、とはよく言われたもの。
そんな母の言葉も、なかなか直に聞けず。



新年のオーブン初め。
昨年の1,2月レッスンでは何度焼いたことか。
新年にぴったりのお菓子、ガレット・デ・ロワをさっそく焼き。
冷凍パイシートを使えば、とっても手軽にできてしまうのが魅力。



丸くカットしたパイシートに、たっぷりのアーモンドクリームをのせて。
市販のガレット・デ・ロワよりもかなりたっぷりのアーモンドクリームを入れるのが、我が家流。
そしてアーモンドを1粒忍ばせて。
もう1枚のパイシートをかぶせて。


それから薄く卵液を塗ってから、ペティナイフで模様を描き。
今回は葉の模様。
オーブンで焼い上げたら、ジャムをうっすらとぬって、できあがり!
丑のフェーブを添えて。

当たりは、長男。
まったく欲のない長男に、ご利益があるのだろうか。
アーモンドクリームたっぷりの、ガレット・デ・ロワ。


1月3日 あけましておめでとうございます

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
本年も心よりよろしくお願いいたします。
みなさまにとって、心穏やかな日々となりますように。
年末のおせち作りから新年のみなさんの投稿やご報告などなどにて、私のおせちが、そして私のおせちレシピが多くにみなさまの新年のお手伝いをさせていただいていることを、新年早々からたくさん実感できる年明け。
昨年は、例年以上に、「食」のちからを感じた1年。
美味しいものを囲むこと、美味しいものをいただくこと、美味しいものを丁寧に作ることが、落ち着かない日々の中、どれほど優しい助けとなってくれたことか。
新年も心新たに、「食」を通して、みなさんのお役に立つことができれは、そんな想いを胸に抱きながら。
元旦には重箱におせちを詰めて。


2日目は、おせちの残りを、おひとり様ずつ盛り合わせて。
ゆったり詰めても絵になる、重箱の包容力。
丹波の黒豆・飛切に、ナッツごまめ、彩りなます、ピスタチオのテリーヌ、そしてきんかんのシロップ煮。



毎年お雑煮は、実家でいただくもの、だったのだが、今年は、我が家で家族5人で。
さっそくは、昨年のレッスンに登場した「島根風五色雑煮」。
お餅の上には、五色の具材。
薄焼き玉子に、手綱かまぼこ、三つ葉に、かつおぶしに、のり。
最後にゆずの千切りをあしらって。


紀文さんの、「
紀文のおせち料理2021」に、お雑煮レシピもご紹介しています。
まだまだお正月気分を満喫すべく、お雑煮レシピのご参考になれば幸いです!

新年のご挨拶には、ここ数年恒例の、ガレット・デ・ロワ。
本来は1月6日にいただくお菓子なのだが、新年にぴったりなので、喜ばれることが多く。
今年もまずは、レ・アントルメ国立のガレット・デ・ロワから。

人数分にカットして、1カットずつ選び。
アーモンドが入っていたら大当たり!
陶器の人形、フェーヴと王冠をゲット。
すてきに1年になりますように。
みんなが笑顔になる瞬間。


宿題の書き初めを子どもたち3人が広げ。
さっさと硬筆を書き終えた娘が、長男の筆を狙い。

うれしいお正月、のはずが、字が入りきらず。
うれしいな。
今年も、うれしいな、がいっぱいの1年となりますように。
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