12月31日 おせちお渡し2日目と仕事納め

31日分おせちのお渡しを無事終え、仕事納めとなり。
今日も、おせちお渡しをしながら、いらしてくださるみなさんと束の間の会話など。
お預かりした重箱にはご注文のおせちを詰めて。
そしてすべてのお渡しを済ませて、心からほっと。
すべての数がぴったり合って、ほっと、ほっと。
最後に我が家の重箱におせちを詰めて。




いろいろなことが起こった1年。
そしていろいろなことを考えさせられた1年。
このような中、レッスンにお越しくださったみなさま、関わりを持ってくださったみなさまに心から感謝して。
来年には心穏やかな日々を過ごすことができると信じて。
みなさまがまずは心落ち着く新年を迎えられますように。


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12月30日 おせちお渡し1日目

2021年おせち日記 5日目。
おせち仕事も終盤。
午後からは、30日分のおせちお渡し。
お渡しの準備をととのえて、おせち1品1品を撮影。
窓際の優しい光を浴びながら、おせち1品1品がきらきらと。
なによりも、今年も無事に、丹波の黒豆・飛切がふっくらと炊き上がって、心からほっと。
ここ1,2年、だいぶ心持ち穏やかになりつつも、まだまだ黒豆については、炊き上がるまでどこか心そわそわ、ざわざわしてしまうもの。
あとどのくらいしたら、最初から最後まで心穏やかに黒豆を炊けるようになるのだろう、と毎年想いつつ。





そしてお渡し1日目。
みなさんがいらっしゃるのをお待ちしつつ。
同じ場所での昨日までの慌ただしさが嘘のような、静のひととき。
毎年ながら、大切な時間。
おせちを毎年毎年作り続けて、気づけば20年。
20年でようやく、少しずつゆったり眺められようになってきたような。
おせち時間の記憶があれこれあれこれ蘇ってきたり。
今振り返れば、あの頃の精いっぱいの我が身が愛おしくもあり。
毎年毎年のおせち仕事は、思いがけず過去の自分と向き合う、そんなひととき。
さて、来年の我が身へ託すおせちノートに書き込みをして。


いらしてくださる方々と、おせちをお渡ししながら、束の間の年の瀬の会話など。
そして今年は、みんなでひとまずここまで乗り切って、そしてもう一息、そんな同志のような。
当たり前のことが当たり前でなくなった1年。
だからこそ、こんなマスク越しながらも、束の間のお渡しのひととときながらも、直接お渡しできることのありがたさ。
「子どもたちに持っていくおせち作りに奮闘中です!」、などなどお料理話に華が咲いたり。
うれしいメッセージなどをいただいたり、また繋がりが広がったり。
ご注文いただいたおせちを召し上がっていただくのはもちろん、新年の食卓に私のレシピがお役に立つことができるのは、まさに冥利に尽きるもの。
どうか、みなさまの新年の食卓の、おいしいお手伝いとなりますように。
ご質問などあれば、大急ぎでお問い合わせくださいませ!
無事本日のお渡しを済ませ。
ふ~、とやや心緩みつつも、まだ明日のお渡しと、発送分の無事の到着までは、ほどよく心を引き締めて。
31日お渡しのみなさま、心よりお待ちしております。

先日、手先がウズウズ、ウズウズ。
新年に合わせて2つだけ、と自分と約束して、チクチク、チクチク。
お正月飾りと、それから20201年干支・丑。
丑、というよりも、マレーバク風?
悪い夢を食べてくれるバク、に悪夢は託し、よい夢を見る新年となりますように、と、バク風の丑、といいうことで。


12月29日 おせち日記4日目と、本日発送いたしました
*ご案内*おせちが全品無事に仕上がりました!
昨日ご案内した栗きんとん、ナッツ松風は完売いたしました。
丹波の黒豆・飛切はもう少しご用意ができそうなので、ご希望の方、追加でのご注文の方などありましたら、お声がけくださいませ!
・丹波の黒豆・飛切の新豆 1200円
お渡しは30日午後、31日午前、くにたちの食卓 いづいにて、となります。
無事おせちの準備がととのいました。
30日、31日お渡しのみなさま、心よりお待ちしております。
発送のみなさま、29日発送、31日午前着の予定です。
毎年のことですが、例年以上に運送屋さんに念を押されます。
1年で最も繁忙期、かつ今年は例年以上に荷物が多く、午前着で発送をお願いしていますが、到着が遅れる可能性があります。
(例年、予定通り、もしくは昼過ぎ到着と、みなさまからがご連絡いただいています。)
どうかおせち仕事が、無事最後まで事運びますように。
そして、みなさまの新年のテーブルのお手伝いとなりますように、願いを込めて。

おせち日記 4日目、仕込み最終日。
最後の一品は、「炒めなます」。
大根、京にんじん、赤大根などの拍子木切りは昨日の私にお任せしておいたので、今日はさっそく炒めるところから。
フライパンに何回かに分けて、まずは拍子木切りの野菜にさっと火を入れ、そこへ同じくらいの大きさにした油揚げとしいたけを加え、さっと火を通し、最後に酢、砂糖、酒を加え、味をととのえ。
仕上げにごま油を回し、ごまをふり。
酸味と甘みが整い、ごま油の風味で、とっても食べやすい「炒めなます」。
できあがったら味がなじむように、大きなバットに広げ、時々天地ながら、扇風機で一気に冷まし。
昨年のおせちノートのメモより、今年はもっとこんな感じに仕上げたい、そんなイメージを持ちつつ。

そして、最後の1品は、実家と我が家用に毎年恒例の、ナッツ松風。
すっかりの定番。
それまでのご注文おせちは、キッチンの一番大きな鍋、一番大きなボウル、一番大きな泡立て器を使って、仕込んでいたので、フライパン1枚分のナッツごまめの分量があまりにかわいらしく感じられて。
1つ1つのごまめの様子、ナッツの様子、そんなものを見ながら、感じながら作るって、ある意味、贅沢なのかも。
そして、少量を作ることと、大量を作ることの違いをしみじみ、しみじみ。
ゆっくりとごまめやナッツを乾煎りし。最後に調味料とからめるところは一気に。


ひとまずは全品の仕込みが終了!
さあ、パック詰め、後半戦。
以前は、パック詰め作業をする頃にはすっかり暗くなり、そして夜までその作業が続くことも多かったのだが。
ここ数年は、明るいうちに、心穏やかにできるありがたさ。
今年も無事ふっくらとつややかに炊けた黒豆がやわらかい光のもと、本当に本当に美しくて。
なますの色合いの美しさ。
改めて、今も変わらず、食材の、そして料理の美しさに心躍ることは私の料理の原動力となっているはず。
1年に1度の眺めに飽きることなく、はっとする瞬間。








恒例の、テーブルにずらりおせちの眺め。
この眺めで、ここまでのおせちの無事の事運びに、ひとまずは小さくほっとする瞬間。
ご遠方の早出し発送予定のおせちと合わせて、他の発送分の一気に梱包し。
さすがにこうやって毎年毎年、それはそれはたくさんのほろ苦い想い出も重ねつつ、のおせち仕事。
発送についてはここ数年かなりスマートになったはず。
発送分を詰めながら、30,31日お渡し分はすべて冷蔵庫へ。



ということで、夕方の運送屋さんの集配を待ちながら、のキッチンでのひととき。
キッチンの片づけをして、明日からのお渡し準備など。
そして発送。
一昨年までは30日朝早くからせっせと発送の準備。
だったのだが、昨年からは遠方への発送もあり、1日前倒し、29日夕方には無事発送分たちが一足先に出発してくれる、その心持ちの穏やかなこと、穏やかなこと。
と、発送を終えたら、なんだか一気に腑抜け状態に。
と、そんなタイミングにはミスがやってくるもの。
毎年ながら、本当に毎年ながら、まだまだ、なのだなあ、と。
最後まで、気を引き締めて。
どうかおせち仕事が、無事最後まで事運びますように。
そして、みなさまの新年のテーブルのお手伝いとなりますように、願いを込めて。
*おせち日記 4日目*
炒めなます、ナッツごまめ、おせちのパック詰め、袋詰め、おせち発送
12月28日 おせち日記3日目と、黒豆などのご案内
*ご案内*丹波の黒豆・飛切がしっとりふっくら炊き上がりました。
ロスがほとんどなく、お渡しに少し余裕ができました。
ご希望の方、追加でのご注文の方などありましたら、お声がけくださいませ!
他にも、少しずつですが、ご案内です。
・丹波の黒豆・飛切の新豆 1200円
・栗きんとん 1100円
・ナッツ松風 900円
お渡しは30日午後、31日午前、くにたちの食卓 いづいにて、となります。
ご希望の方はお気軽にお問い合わせくださいませ!

おせち日記 3日目。
まずは、昨日の夕方仕込んだ、薬味とチーズのテリーヌを1つずつ型から取り出し、かたちをととのえて、そしてラッピング。
切り口からも、薬味の香りがふわり。

そして、「ケーク・サレ」。
優しい塩味の効いた、お食事用のパウンドケーキ。
大きなボウルに1回にパウンド型3台分の生地を混ぜながら。
ベースに生地に、フィリングのチーズ、ベーコン、ドライトマト、イタリアンパセリを入れた瞬間、明るい光の中、その色合いがなんとも美しくて。



型に流して、トッピングにたっぷりのコーングリッツと中央部分にはブラックペッパー。
中央のみにかけるので、切り分けた時に、ブラックペッパーがかかっているところとまったくかかっていないところがあるように。
お子様やお好みでのお取り分けを意識して。
オーブンからケーク・サレの風味豊かな香りが広がり。
今年は生地の混ぜをより入念にしてみたら、生地のきめ細かさが際立ったような。
こっそりひとりでほくそ笑む瞬間。



続いては、「海老とほたてのマヨネーズ炒め」の、海老の下処理。
殻外しの作業も、少量であれば嫌いではないのだが、ここまで量が多いと、まるでゴールを追いかけるような。
下処理した海老に火が入るそばからキラキラと赤く輝く瞬間。
加熱した海老からは、臨場感ある湯気が立ち上がり。
粗熱がほんのり取れてから楊枝を外し。

下処理した海老やほたてを一気に扇風機で冷まし。
こちらもすっかりのおせち戦線武器となり。



今回も早めの発送分がある、ということで昨年に引き続き、例年よりやや前倒し作戦。
今日は仕上がったもののパック詰めも進められるところまで。
今までは、ほぼ全品仕上がったところからのパック詰めスタート、だったのだが、今回も早めに詰められるものから先に。


そうそう、今回も栗きんとんが例年以上によい仕上がりに、思わす一人でにんまり、にんまり。
パック詰めしたおせちはせっせと、到着約1週間、すっかり教室キッチンに馴染み始めた、新しい冷蔵庫に並べ入れ。
おせち3日目の夕方キッチン、とは思えないほど、すっきりとした眺めはなんとも新鮮で。
毎年はこの辺りが1番の佳境なので、キッチンもだいぶ騒然としたもの、なのだが、あまりに整然として、なにか忘れ物をしているような錯覚に。
最後に、明日の、炒めなますの下準備をして。
すっかり夕方の教室キッチンにて、30日31日受け取りのみなさまへのご案内メールをし。
徐々に日が暮れてくる頃。
*おせち日記 3日目*
ケーク・サレ、海老とほたてのマヨネーズ炒め、パック詰めいくつか、伝票書き、受け取りのみなさまへのご連絡

12月28日 おせち日記2日目と、紀文の2021年アレンジおせち

ステイホームの新年に向けて、今年はおせち作りに挑戦する方も例年より多いのでは。
昨年に引き続き、紀文さんの、
アレンジおせちにて、おせちレシピをご紹介させていただいています。
わたしも毎年作る、定番のナッツごまめに、彩りなます。
それから海老とほたてのマヨネーズ炒めに、ケークサレなどなど。
おせち作りのお手伝いとなれば幸いです!




さてさておせち日記 2日目。
朝から夕方遅くまでオーブンフル稼働な、肉、肉、肉な1日。
まずは「ピスタチオのテリーヌ」。

豚ひき肉と鶏ひき肉ベースの生地に、色鮮やかなピスタチオがふんだんに。
我がテリーヌの原点ともいうべく。
ずらりと並ぶ型たち。



ピスタチオのテリーヌしても、薬味とチーズのテリーヌ、そしてナッツ松風にしても、それから栗きんとんにしても、わがおせち仕込みには大活躍、なくてはならない存在の、フードプロセッサー。
フードプロセッサー様、様。
そして、オーブン様、様も。
第1陣が焼き上ると、オーブンから取り出して、すぐに第2陣、そして続いて第3陣。
常にオーブンが稼働な1日。
それからもう1つ、様、様、なのが、我がレシピにはとにかく登場率の高い、ラム酒。
メイヤーズのダークラム。

料理にもお菓子にも、日々ふんだんに活用しているのだが。
先日、いつものように買い出しに行ったら、当面の発売中止に。
目の前がくらくらとした瞬間。
聞けば、このコロナ禍で工場が閉鎖された、と。
来年に、場所を変えてまた製造が再開する、とのことなのだ、当面は製造中止に。
大慌てで酒屋さんに問い合わせをし、在庫を探していただき、無事、貴重な2本が手元に届き。
ピスタチオのテリーヌに、薬味とチーズのテリーヌが、これで無事仕込める、と心からほっと。
貴重な2本、普段はふんだんに使っているのだが、当面は大切に大切に。

オーブンでピスタチオのテリーヌを焼いている間に、今度はナッツ松風。
鶏ひき肉生地をベースに、粉山椒の香りがふわり。
トッピングのナッツの存在感。

流し缶に生地を詰め、表面を平らにしたら、登場するのがたこ糸。
もちろん目分量でナッツを並べていってもいいのだが、案外いちいち戸惑うことも。
カットしたたこ糸で定めをつけてあげると、ひと手間かかるが、実はそれ以降は迷いなくナッツをトッピングできるので、実はこちらの方が効率よく、そして確実。
急がば回れ、なり。

特に量が多くなると、オーブン温度や焼き時間などにも影響があり。
昨年の仕込みノートは手放せず。
1年前の私のメモ書きが頼りになること、なること。
当たり前なのだが、1年後の自分に向けて書いているので、自分が思いそうなところをいい具合に書いてくれていて。
毎年ながら、1年前の仕込みノートは常に作業台の脇に。
まるで1年前の我が身と対話している感覚。


ナッツ松風最終陣が焼き上がると同時に最後の買い出しへ。
帰りに松や裏白、それから金塗の雲竜柳なども調達して。
そして、「薬味とチーズのテリーヌ」。
もう1つの、「ピスタチオのテリーヌ」と合わせて、我がおせちの定番の一品。
アクセントにはチーズと薬味たち。

しょうがに三つ葉、万能ねぎ、そして少々加えることで全体がうまくまとまるさりげない影役者、イタリアンパセリ。
頬張ったときにふわあと薬味が香り。


夕方過ぎのキッチンは、恐ろしいほどにお肉の香りが広がり。
肉、肉、肉な1日。
*おせち日記 2日目*
ピスタチオのテリーヌ、薬味とチーズのテリーヌ、ナッツ松風、黒豆の火入れ、お品書き
12月26日 2021年おせち日記 1日目

おせち日記1日目。
年内の仕事納め、おせち仕込みが今日から本格スタート。
まずは丹波の黒豆・飛切の新豆に火を入れ。
毎年毎年、1年後の自分に託すべく「おせち仕込みメモ」。
仕込みの際の分量や流れはもちろん、反省点や来年もこうしよう、そんな走り書きあれこれ。
1年後にはすっかり忘れてしまう自分へのメッセージとして。
今年も、昨年のおせち仕込みメモと、今年の仕込みメモを照らし合わせながら。
キッチンコンロ、2口分に鎮座する寸胴なべたち。
どうかふっくらとしっとりと炊けますように、願いを込めて。
毎年ながら、おせち仕込みで一番緊張する瞬間。





黒豆の鍋の様子を気にしながら、お正月飾り作りなど。
先日せっせと作った水引も添えて。
ほらほら、手が止まらず、ほどなく3つのお正月飾りができあがり。
ワークショップで作った分と合わせて、4つ。
どこに飾るのだろう、そんな想いもありつつ。



黒豆を煮ながら、さあ今度は栗きんとん。
今回はなぜか驚くほど多く、栗きんとんのご注文をいただき、前年よりもぐっと仕込み量が増え。
ということで、今までは1度に一番大きな行平鍋で炊いていたのだが、2つの大鍋に分けて。
少しつぶしたくちなしを入れたそばから、ふわあと鮮やかなくちなし色が広がり。
そして、くちなしの優しい香り。
ああこの香り、この香り。毎年ながら、胸がきゅんとする瞬間。
1年に1度の香り。
しっとりと炊きあがったきんとんの、優しい色合い。
そして時間が経ってからも、ふわりとくちなしの香り。



引き続き黒豆を炊きながら、定番の、「彩りなます」。
なますといえば、の大根、京にんじんに加えて、赤大根、きゅうり、そしてりんごなど。
ひたすたの千切り、千切り、千切り。
研ぎたての包丁でせっせと、せっせと。
ボウルに放たれた彩り鮮やかな千切りに野菜たち。


赤大根は他の野菜に色移りするので、別でまずは浅漬けに。
盛り付ける少し前に甘酢漬けにし。
仕上げにはいくらと柚子をあしらい、さらに鮮やかに。
買い出しの時の買い物かごの中でも、野菜たちの彩りの鮮やかさには、毎年ながらはっとするもの。
そして仕込みをしながら、食材の鮮やかな色あいや切った断面の美しさ、などなど。
毎年ながらの眺めなのだが、それでも飽くことなく魅了される食材の美しさ。

明日のテリーヌ仕込みの準備もして、の1日目の仕込み終了。
*おせち日記1日目*
黒豆の火入れ、栗きんとん、彩りなます、ピスタチオテリーヌの準備
12月25日 メリークリスマス!お菓子のおうちにシュトーレン、そしてクリスマスロールケーキ

メリークリスマス!
みなさまにとって、すてきなクリスマスになりますように。
おせちお買い出しが本格スタート。
おせちの買い出しと、クリスマスの買い出しが混在する買い物かごの中。
そしてせっせとサンタ業務も。
クリスマスじかん。
12月キッズ&ジュニアレッスンで残ったジンジャーブレッドマンたちやビスケットを使って。
お菓子の家つくりなど。
まずはビスケットで家のベースを組み立てて。
小さくカットしたビスケットでドアや窓をつけて。


それからジンジャーブレッドマンたちにアイシングをして。

ビスケットの屋根を付けたら、お菓子のおうちがかたちとなり。

あとは、ジンジャーブレッドマンやクリスマスツリー、雪の結晶、それから雪だるまを飾って、粉糖の雪を降らせたら、できあがり!


それから毎年恒例、ジンジャーブレッドマンをクリスマスツリーに飾り。
ここ数年、大きなツリーは飾らなくなり。
このくらい小さなツリーをじっくり眺めるのが今はほどよいようで。

クリスマスじかん。
ご自愛用、たぶん今年最後のシュトーレンを焼き。
今年は、春から夏にも秋にも、そして冬本番にも、1年を通して、たくさんのシュトーレンを焼く1年となり。
今年の最後の1本は、新春にも楽しめるように、かわいらしい華やかさが魅力のアールグレイ風味に。
フィリングは、通常4種100g、としているのだが、慣れてくるとより多くのフィリングを詰められるようになるので、今回は5種約125gに欲張って。
クランベリーに、オレンジピール、ホワイトチョコレート、それからアーモンドスライスとピスタチオ!


切り口の色合いもなんともかわいらしく華やかで。
こちらはおせち作りの合間、それから新年のお茶じかんまで少しずつ楽しめますように。
といいつつ、新年までにはなくなってしまう、かも。

大、大、大好きなシュトーレンも、もちろん立東舎より2月19日発刊の、「
春夏秋冬 季節の焼き菓子とスイーツ」に登場します!
◎シュトーレン
基本のシュトーレン
春のシュトーレン アールグレイ風味
夏のシュトーレン 抹茶風味
秋のシュトーレン ほうじ茶風味
冬のミニシュトーレン ココア風味



撮影 馬場わかな
スタイリング 曲田有子
こちらは2月発刊に向けて、まさに追い込み中。
先日届いた表紙の色校に、ワクワクドキドキが一気に増し。さあ、もう一息!

そうそう、クリスマスご自愛用に。
ラストチャンスの、くろねこ軒さんのクリスマスケーキあれこれ。
アールグレイ風味のオペラに、オレンジ風味の効いたアデルショコラなど。
こちらはこっそり、ちびちびと味わわせていただく予定。


クリスマスイブのクリスマスじかん。
クリスマスメインは、ローストチキン。
本当は丸焼きがしたいのだが、我が家は骨付きNGが2名もいるので、骨付きもも肉と骨なしもも肉をオーブン焼きに。
下味を下鶏肉の表面をフライパンでさっと焼き、160度ほどのオーブンで約30分。
焼き上がったら、アルミホイルをしっかりかぶせて保温。
さらに保温力を上げたいので、その上にタオルをかぶせておけば数時間ほのあたたかく、しっとりとした状態が続き。
添えるのは、ハッセルバック。
定番のじゃがいもに、さつまいもにりんごなど。


まだまだ作る、クリスマス!
最後にクリスマスケーキは、何となく毎年定番の、ロールケーキ。
いつものロール生地に、中にはクリームといちごをふんだんに。


トッピングは、いちごに、クランベリー、オレンジピール、ドライシトラス。
それからジンジャーブレッドマンたち。


スイーツ尽くしで、メリークリスマス!

12月23日 年内レッスン、すべて終了しました、そしてお所月飾りワークショップ

12月キッズおやつ教室が終わり、年内レッスンが全日無事終了しました!
予想もしないことが次々に起こる2020年。
その中で、全レッスンを無事開催できたこと。
本当に無事終わって、ほっと。
改めて、この1年ご参加くださったみなさまに心から感謝して。
園児さん向け、12月おやつ教室では、アイシングが初めて、のお子さんも多いので、下準備を進めつつ。
雪だるまも顔つきで準備。
ずらりと並ぶ雪だるま。


到着早々、さっそくクッキー遊びに夢中になる子どもたち。
そして、徐々に、お菓子の冬景色の眺めへ。




うれしそうに持ち帰る姿をお見送りし、教室キッチンの片づけをし。
今年も本当に本当にたくさんの方にいらしていただき、ここから生まれたたくさんのおいしいじかん。
テーブルセンターに設置したパーテーションも久しぶりに外してみたら、なんだか、忘れ物をしているような眺め。
新しい日常もすっかり体に馴染んでるようで。
しばらくの間の設置、のつもりだったパーテーションも、あっという間に約半年。
まだまだしばらくは使うことになるだろう、ということで、お手入れをしなくては。
「
キッチンの風景」をアップしました。12月キッズおやつ教室&ジュニアおりょうり教室、「クッキー遊び お菓子の冬景色」そして2020年全レッスン風景など。
クリスマス気分満喫によろしければ。


さてここからは、毎年ながら私の頭の中はすっかりクリスマスを通り越し、年末モードへ。
とはいいつつも、クリスマスまではしばし頭を緩めて、その後のおせち戦線へ向かうべく、束の間の一休み、一休み。
久しぶりに、ものづくり教室「
みずたま」さんのお正月飾りワークショップへ。
お正月飾りは毎年、クリスマス飾りの片づけをしつつ、見よう見まねで作っていたのだが、今回はしめ縄とそれから水引を習ってみたくて。
まずはしめ縄を結び。

材料あれこれとにらめっこしながら、まずは稲穂やネコヤナギ、ユーカリ、サンキライなどを合わせてみたり。

それから今度は水引を結び。
水引は以前からとっても興味があったのだが、結ぶのは今回が初めて。
白は、清浄。
赤は魔除けの意。


あわじ結びなど。

最後に水引も合わせて、お正月飾りのできあがり!
久しぶりに参加させていただいたワークショップ。
束の間ながら夢中に作るひとときの楽しさにはやっぱり魅了され。
またぜひぜひ参加させていただかなくては、と彼女にも葉っぱをかけつつ。



帰宅後は、追加で調達させていただいた水引であれこれと、しばし夢中に。
ねじり結びもなんとも好みな感じ。
クリスマスが終わったら、クリスマス片づけをしつつの、お正月飾り作りに登場予定。
というか、いくつ作るつもりなのか、私。
こういう手しごとは、手が楽しくて止まらなくなってしまう衝動。



1.2月レッスンに向けて。
ピザ好きの長男を連れだして、「GOOD CHEESE GOOD PIZZA」のテラス席へ。
ピザはもちろん、今回のお目当てはミートボール。
トマトソースに、パルメザンチーズがアクセントの、しっとりとジューシーなミートボール。
先日、アルトゴットでいただいた、お肉感、噛み応えのあるミートボールとはまた違ったおいしさ。
食べやすいサイズ感といい、ソースによってがらりと美味しさが変わる、ミートボールの魅力。
さあ、1.2月レッスンのイメージを広げつつ。


帰り道に、久しぶりに、ユニコーンベーカリーへ。
クリスマスカラーのバターケーキに目を奪われつつも、お目当ては、キャロットケーキ。
レーズンの甘酸っぱさがアクセント、ふっくらとした生地としっかりとした甘みは、優しい蒸しパンの印象にも近く。
キャロットケーキの道もまだまだもうしばらく続く、続く。

12月21日 クグロフで季節のパウンドケーキ、そして新しい冷蔵庫

1.2月レッスンに向けて。
11.12月レッスンでも大活躍したクグロフ型で、スパイスの調整やら粉の調整やらあれこれ試作中のキャロットケーキを焼いてみたり。
アイシングをかけてナッツやアラザンをを散らしてみれば、これまたがらりと印象が変わり。
おすましなキャロットケーキ。


最近すっかりお気に入りのクグロフ。
焼き時間が短い、という熱伝導のよさはもちろん、焼き上がりのかわいらしさは抜群。
そしてオーブンシートいらず、で生地を流すことができるのも、実は作るときのちょっとした原動力に。
焼き上がり5分ほどは、型のまま休ませて、竹串でところどころ当ててからひっくり返せば、案外あっさりときれいに取り出すことができ。


つい先日は、キャロットケーキと同じパウンド生地にココアを加えて。
こちらは仕上げに粉糖とアラザン。
クリスマスにも合いそうな、シックなココアクグロフ。
ここしばらくはクグロフに魅了される日々。


季節のパウンドケーキも、立東舎より2月19日発刊「
春夏秋冬 季節の焼き菓子とスイーツ」にも登場します!
◎パウンドケーキ
基本のパウンドケーキ
春のパウンドケーキ キャロット
夏のパウンドケーキ ルッコラ×ホワイトチョコ
秋のパウンドケーキ かぼちゃ
冬のパウンドケーキ ごぼう×ブラックチョコレート
ベーシックなパウンド生地に、季節の野菜を加えたり、チョコレートを加えたり。
ベーシックなパウンド生地を、パウンド型に流したり、クグロフに流したり、マフィン型に仕上げたり。
1つのレシピがいくつにも展開する魅力。




立東舎より
写真 馬場わかな
スタイリング 曲田有子

先週で12月ジュニアおりょうり教室は全日終了し。
あとは、今週のキッズおやつ教室で年内レッスンは終了。
窓際にはずらりと、お菓子の冬景色の眺め。




と、実は先週はずっと心そわそわ、ざわざわ。
教室キッチンの冷蔵庫が、おせち戦線直前に突然壊れてしまい、なんともなんとも心落ち着かない日々が続き。
ひとまずは要冷蔵、要冷凍ものは2階のプライベート用冷蔵庫に移動させつつも、これからやってくる大量のおせち材料を迎える準備が無事整うのか、心そわそわ、ざわざわ。
週末に大急ぎで買いに行き。
すぐの納品希望、ということでメーカーはだいぶ限られてはしまったものの、昨日の夕方、無事に教室キッチンには新しい冷蔵庫の眺め。
心からほっと。
思いがけない、クリスマスプレゼントというところか。
きっとこの新しい冷蔵庫も10年以上は活躍してくれているはず。
たとえば10年後のこのキッチンでは、どんなものが見えているのだろう。

週末は、久しぶりに家族5人でサイクリングしながら近くの公園へ。
家族5人でサイクリングなんて、春のステイホーム中以来なのでは。
毎年ながら、ぎりぎりの時期の、年賀状用の家族写真の撮影など。
長男の背がぐんと伸びていて、まさに大人2人、小人3人、の眺め。そして、娘がぐんと大きくなり下2人の双子化がますます。
帰り道に、私の自転車がまさかのパンク。
そんなこんなも、きっと想い出となるはず。


12月18日 掲載のお知らせと、ふらり北欧リサーチ散策
*掲載のおしらせ*12月17日発売の週刊誌「女性セブン」にて、お重で愉しむアレンジおせちのご紹介をしています。
11.12月レッスンで登場した、黒豆甘納豆のラム酒マリネや、海老のごま焼きなど、手軽で華やかなアレンジおせちレシピをはじめ、彩りなます風ラぺに、祝いかまぼこ、具だくさん玉子焼きに、鶏ひき肉の昆布巻きなど。
重箱の詰め方やコツについても、ご紹介させていただいています。


2021年は、いつもと違う新年を迎えられる方も多いのでは。
おせち作りのヒントやお手伝いとなれば幸いです。
よろしければぱらりぱらりとご覧くださいませ。



ここ数日はすっかりの冬の空気に。
12月ジュニアレッスン、お菓子の冬景色も、しっくりとくるような。

毎回毎回、レッスンが始まった瞬間から、アイシングに夢中になる子どもたち。
そして、毎回ながら、子どもたちのアイデアや遊び心。
アイシングの雪を散らしたり、雪だるまが溶けかかっていたり、などなど。
窓際には、ずらりとお菓子の冬景色の眺め。



今年はサンタクロースも外出禁止だから来ないんだって、とか、サンタさんはひげがマスク代わりだから大丈夫なんじゃない、とか、サンタさんはもう免疫があるらしいよ、とか。
どんなときでも楽しむことを忘れない子どもたちに、救われるような。



新年1.2月、真冬のあったか&ヒュッゲな北欧料理に向けて。
ほぼメニューはまとまりつつも、もう一息ヒントを求めて。
ふらり北欧リサーチ散策。
買い出し帰りに、久しぶりにうかがったのは、北欧料理「アルトゴット」。
久しぶりにうかがった、北欧料理「「アルトゴット」。
早めのランチタイムにうかがったので、しばらくはほぼ貸し切り状態、という贅沢なじかん。


本当に久しぶりにうかがったのだが、さっそくの自家製パンから小技が効いていて。
ライ麦パンには、ふわりとフェンネルとアニスの、心地よい香り。
そして、北欧でクリスマスの時期に食べられる、ターメリックとレーズンのパン。
前菜盛り合わせも、1つ1つがとっても丁寧で。
ニシンのマリネに添えられた、北欧風マスタードソースが、まろやかなコクと酸味のバランスが絶妙。

根セロリとかぶのポタージュスープ。

そしてメインは、スパイシーミートボール リンゴンベリージャム添え。
お肉感のしっかりとある、小ぶりなミートボール。
スパイシーの名の通り、ナツメグなどのスパイスがアクセントになりつつ、印象的だったのは、ブラックペッパーの塩漬け(たぶん)の小さくカットしたものがの生地に練り込んであり、口に当たると、はっとするほどにペッパーの風味が口の中に広がる楽しさ。
そしてリンゴンベリージャムの色味の愛らしさと、色味通りのかわいらしい甘みと酸味。
美味しいヒントをあれこれいただき、大満足。


その足で、マーガレットハウエルカフェへ。
お目当ての、キャロットケーキ。
何となく食べるのと、真剣に作る目線で食べるのとは大違い。
今までに何度も何度も食べたことはあるのだが、改めて気づくことあれこれ。
魅惑のキャロットケーキ。
レシピのブラシュアップにつながりますように。

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