
もう少しだけお正月気分を満喫する日々。
ここ数年すっかり恒例となりつつ、の餅花作り。
細くカットした餅に少々の水を加えて、電子レンジに軽くかけ。
半分には食紅を加えれば、鮮やかなピンク色に。
今回天然色素(赤は麹で作られていて)を使ったので、昨年よりもより深みのある紅色に。


餅がやわらかいうちに、金柳につけて。
ほどなく餅が乾けば、できあがり。
この時期の教室キッチンの風物詩となりつつ。


一緒に添えるのは、大好きな花びら餅。
甘く煮たごぼうの香りと白みそあんとの相性。
先日、生徒さんからいただいたれんこんもちもそうなのだが、季節の野菜を使った、季節を感じるお菓子のいとしいこと。

まるで新年のノルマをこなすべく。
それからこの時期の大好きな恒例、まずは紀ノ国屋で買ってきた「ガレット・デ・ロワ」。
フランスではもともとは公現祭(1月6日)のお祝いで、新年には欠かせない焼き菓子。
フェーブは添えられていて、中に甘いチェリーが入っていれば当たり。
王冠をかぶり、今年1年の運を手に入れるべく。
私に訪れたはずの当たりを切り分ける流れに。

ガレット・デ・ロワと一緒に、ベラミーズの冷凍パイシートを買ってきて。
ガレット・デ・ロワ、とっても難易度の高いお菓子に見えるのだが、パイシートを使えばぐんとぐんと手軽に。
フィリングのアーモンドクリームも、アーモンドプードル、砂糖、バター、卵、すべて同量でを混ぜ合わせるだけ。
アーモンドプードルを切らしていたので、アーモンドスライスをフードプロセッサーにかけて。
最後に包丁で模様を入れて、オーブンへ。
フェーブの代わりの、当たりのアーモンド、願いを込めて(というか、けんかにならないように)、の3粒に!
第2回戦も譲歩作戦で、無事子どもたちのもとへ。





日差しの暖かい日が続くお正月。
お散歩しながら谷保天満宮まで。
お参りの後のあ楽しみ、つぼ焼き芋をフーフーしながら、梅園の咲き始めの梅を愛で。
毎年この時期に訪れているのだが、例年よりも少しだけ咲き始めが早い印象。
さあ、そろそろお正月気分から抜け出さなくては。
次は七草がゆかな。
季節を感じるものをいただく愛おしさは、止められません!




