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1月7日 パイシートで作るガレット・デ・ロワとアイススケート




新年本格始動前のありがたい3連休。
材料が一通りあったので、娘と「ガレット・デ・ロワ」を焼く。
「ガレット・デ・ロワ」、とっても難易度の高いお菓子に見えるのだが、パイシートを使えばぐんと手軽に。
フィリングのアーモンドクリームも、アーモンドプードル、砂糖、バター、卵、すべて同量でを混ぜ合わせるだけ。
包丁で模様を入れて、オーブンへ。
フェーブの代わりの、当たりのアーモンド、なんと出血大サービスの5粒。
サービスし過ぎで価値が下がる感もありつつも、今夜の新年会で、子どもたち全員に当たりますように、と願いを込めて。


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前菜の一品、「黒豆マスカルポーネ」にはいちごを添えて。
大人の分にはラム酒を効かせて。

ひじきと季節野菜のラぺには、京にんじんにオレンジにんじん、それから紅芯大根を加えて。
さっと加熱してより彩り鮮やかになった野菜とひじきが一緒になった瞬間の美しさは、思わずはっとするほど。
それからおもてなし定番の一品、カルパッチョ。
寒ぶりの上には、青じそ、万能ねぎ、そしてゆずの千切りをふんだんに。
ついでにきんかんも。
お客様を待ちながら、のんびりと準備をするこんなひとときもなんとも楽しいもの。


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久しぶりの「こどもの国」へアイススケートを楽しみに。
今回は娘もようやく1人で滑ることができるようになり、最後は「もう1回!、もう1回!」。
久しぶりスケート感覚にすっかり魅了された私まで、一緒に「じゃあ、もう1回、もう1回」と。
最後の最後、私のもとへすべってきた娘がツルンところび、つられて、ツルン、どころではなく、ドテン、と、ところび。
こんな感覚もやけに久しぶりで。


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その後も、みんなで園内をサイクリングしたり、園内を散策したり。
園内のあちらこちらに見かけられる扉。
何かの貯蔵庫なのかな、と思いつつ、以前から気にはなっていたのだが。
実は、太平洋戦争の戦跡、弾薬庫がたくさん残されていて。
入口ゲート近くにある薄暗いトンネルも、弾薬を運んだ引き込み線の遺構だそう。
子どもたちが元気いっぱい遊ぶ姿、そして、そのすぐ目の間に静かにひっそりと形を残し。

さあ、丸々1日遊んで、心地よい疲労感の帰り道。
朝が慌ただしかったので、七草がゆは夜に。
餅入りのおかゆに、さっと湯がいてざく切りにし、薄口しょうゆとごま油でさっと和えた、ほろ苦い七草をトッピングして。
無病息災を願って。


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1月5日 谷保天の梅に、ガレット・デ・ロワ、そして和テイストのトリュフ




ホームページ、「キッチンの風景」にて、2018年おせちをアップしました。
もう少しお正月気分を満喫すべく、よろしければご覧くださいませ。


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2018年仕事始めは、原稿書きから。
冬休みの宿題、として年末年始の帰省にも持参したのだが、一度も開くことなく、すっかりの追い込みモードの中。
それでも、年初めにこうやってじっくりと向き合う時間をとることができるのはありがたいこと。
春に向けて、もう一息、二息。

春に向けて、いえば。
この時期のお楽しみの1つ、ほころび始めたばかりの谷保天満宮の梅の花。
まだまだ冬休みモードの子どもたちとお散歩ついでにふらり新年の谷保天へ。
毎年早くに咲く2本の梅の木には、今にもはじけそうにふくらんだつぼみと、そしてほころび始めた梅の花。
梅の花ともう1つのお楽しみが、つぼ焼き芋。
大きなつぼがずらり、と上に梅の花。


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慌ただしかった12月を越し、新年の、いつもよりゆったりと過ごすことのできる日々がありがたいこと、ありがたいこと。
ふとほんの1週間前のことが遠い遠いことのように想えて。
子どもたちが、「また観たい!」、と言い出してくれたのをいいことに。
「おおかみこどもの雨と雪」
帰省の車中で1度観たのだが、エンディングのタイミングと到着のタイミングが重なり、なんとも消化不良だったところ。
谷保天の帰りに、「おおかみこども」の舞台にもなっている国立駅前のケーキ屋さん「白十字」で、そのポスターを見つけたという運び。

母親・花の芯のある強さはもちろん、子どもたちの成長を見守る姿。
2度目に観るので、その先のネタ晴らしはもちろん、もれなく茶々を入れる、なんともなんとも落ち着かない中ではありつつも、今の私だから響くものも多く。
そしてエンディングのアンサリーの歌声。

もう1つこの時期のお楽しみ、「ガレット・デ・ロワ」。
フランスではもともとは公現祭(1月6日)のお祝いで、新年には欠かせない焼き菓子。
フェーブは添えられていて、中に甘いチェリーが入っていれば当たり。
王冠をかぶり、今年1年の運を手に入れるべく。
泣き落とし作戦で、チェリーと王冠を手に入れた娘の先が思いやられつつ、もう少し新年気分を満喫。


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再来週から始まる1.2月レッスンに向けても、試作の追い込み。
真冬の、といいつつも、ところどころ早春を感じるメニュー仕立てにまとまりそうな気配。
ということで、新年1.2月は「早春あったかチャイニーズ」。
食後のバレンタインスイーツの1つは、和テイストのトリュフ。
レスンご参加のみなさま、今年も心よりお待ちしております。


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1月3日 プチ新年会と餅花作り




あっという間のお正月休みも終わり、無事国立へ。
短いながらも、いつもよりたくさん食べて、飲んで、笑って、そしてたくさん寝て。
さあ今年も頑張りましょう!、数日とは思えないほどのリフレッシュをして。


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静岡の街に行くと、たいていふらりと立ち寄る、街中にある小さな神社へ。
昔、祖父のお店がすぐ目の前だったので妹ともよく遊んだ、想い出いっぱいの神社。

新年は、ここ数年だいぶ恒例となってきた、中高時代の友人たちとのプチ新年会。
すてきなフレンチ「ビストロ フェルム」にて。
間際でのアナウンスにもかかわらず14名が大集合。
会った瞬間から、あっちもこっちもみんな一気に大盛り上がりのおしゃべりが始まり。
今の話題かと思えば、いつの間にか約25年前のあの時のあのトピックス!、などなど話が行き交い。
あの頃には気が付かなかったけれど、今だからわかること。
かけがえない友人たちとの時間は本当にあっという間で。
後ろ髪を思いっきり引かれるような帰り道、ながらも、また会えるから、そんな安心感もあり。
帰省での、大切な大切な楽しみの1つ。

焼津の家。
以前はまだまだ子どもたちが大騒ぎで、帰省してもなかなか母とゆっくりおしゃべりができなかったのだが、今はだいぶ落ち着いておしゃべりができるようになり。
そして長男がとうとう焼津の母の背を越し。
夏にはまだ数cm差があった記憶なのだが。
私が長男に越されるのもカウントダウンとなってきたようで。
ふと我が子たちの成長を感じるひととき。


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帰路につき、ほっと一息。
いつもの生活が始まる前にもう少しお正月気分を満喫すべく。
餅花作り。
角餅1つを細めに切り分けて、ほんの少し水を加えて、電子レンジへ。
やわらかくなったら、半分には食紅を少々で優しいピンク色に。
小さくして、手で少々丸めながら枝につけていき。

さあいつもの生活に整えてきながら、もう少しだけ新年の気分を満喫したいところ。


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2018年1月1日 新年あけましておめでとうございます



あけましておめでとうございます。
2018年もみなさまにとって、すてきな1年となりますように。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

毎年ながら、年越しを東久留米の実家で迎え、1日夕方には焼津の実家に到着し。
慌ただしくありながらも、新年にこうやって両家のみんなと元気な姿であいさつを交わすことができること。
焼津の母が毎年毎年作る、静岡おでんと、私も毎年毎年作るおせちを囲んでの、新年のテーブル。

今年も実りあるすてきな1年となりますように。
2017年、今まで以上に多くの方に私のレシピをお伝えすることができた実感。
そのお陰で、私の料理とは、そんな原点をさらに見つめる機会ともなり。
そして2018年。

実家のマッサージチェアで思わず半寝しながら、新年に想いを馳せて。


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くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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