8月29日 9月キッズ&ジュニアレッスンは、豆腐白玉お月見だんご

朝夕はだいぶ秋の気配を感じる頃。
9月のキッズ&ジュニアレッスンも一気に秋を感じるおやつでいこうかと、せっせと試作など。
豆腐白玉のお月見だんご。
2017年の中秋の名月は10月4日、と珍しく10月にずれ込む、とのこと。
レッスンで習って、中秋の名月本番ではぜひお家で作ってね、そんな想いも込めて。
今回はお皿にも楽しいひと工夫をして、秋の演出。
間違いなく子どもたちが大・大・大好きな作業なので、そのシーンが今から目に浮かぶような。



そろそろ、そろそろ、この時期のお楽しみ、新物の秋刀魚。
さっそく大根おろしとすだちを添えて。
保育園お迎えの道の途中には、いつの間にかすすきの穂が風になびき。
秋を感じるものあれこれ、あれこれ。

さて、明日の撮影に向けて、せっせと仕込み。
こちらは一気に秋を通り過ぎ。
秋に向かいつつも、まだまだ残暑厳しい日々。
真冬のテーブルシーンの眺めは束の間ながら、そんな暑さをすっかり忘れるような。





新学期が始まったとはいえ、8月いっぱいはどこか猶予期間、のような感覚もあり、
いつもよりだいぶゆったりのんびりモードの子どもたち。
長男サポートのものと、次男の、伊達政宗の兜も無事完成し、こちらもレシピ絵本と合わせて、自由研究2部作として、はりきって学校へ持っていき。
夏の終わりと秋の気配。
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8月27日 プチプラ雑貨にチオベン、原宿・表参道巡り

週末の始まりは、1人ふらり原宿・表参道へ。
少し早めに向かい、明治神宮へ。
一歩踏み入れた途端に、スーッと空気が澄む感覚。
特にあのロケーションだと、その感覚はひとしお。


久しぶりの原宿どまんなかへ。
今日のお目当ては、イベントで販売される、chiobenさんのお弁当。
以前にもいただいたことがあるのだが、また改めてじっくりいただいてみたい、と思い。
無事2種類のお弁当を調達し、あまりに久しぶりで違和感ある原宿から、表参道方面へ。
駆け足で、プチプラ雑貨店リサーチ。
すっかりチェーン展開のFlying Tiger Copenhagen(フライングタイガーコペンハーゲン)を皮切りに、表参道周辺に驚くほど次々にオープンするプチプラ雑貨店。
気になるところすべては回り切れなかったものの、今回はいくつかをはしごし。
AWESOME STORE(オーサムストア)、店内入り口はすっかりハロウィンモード。
思わずパーティーシーンを思い浮べたくなるような、遊び心ある、かわいらしいピックやシルバー類、そして使い捨てのプラスチック皿やカップなどなど。
デンマーク発の、SOSTRENE GRENE(ソストレーネ グレーネ)はシンプルながらシックでフェミニンな色使い。
ずらりと並ぶカラーバリエーションのキャンドルやペーパーナプキンなどなど、この価格なら怖いものなし。




家でいただいたchiobenさんのお弁当。
定番の実山椒のごはんに季節の野菜をふんだんに使ったおかずがたくさん詰まっていて。
いただきながら何度「おいしい」という言葉が出たことか。
chiobenといえば、の、「春巻き」にはしゃくしゃくとした食感が魅力の豆苗。
小さなおかずながら、1つ1つのお料理に季節感があり、そしてはっと驚くスパイス使い、ハーブ使い。

夜はお友達家族とのホームパーティー。
我が家では、今年早々の小学校新学期が始まり、夏休みは終わったのだが、それでも夏の名残を楽しむべく。
戻りがつおのカルパッチョには、すだちや穂じそをあしらって、すっかり秋の一皿に。
それから夏の名残にぴったりの、「ゴイ」。
ヌクマムを使ったベトナム風和えものには、ミントと大葉のみじん切りを加えて。
あまりに楽しくて、久しぶりの飲みすぎに反省、反省。


夏の終わりに、追加の自由研究と称し。
夏の間、ずっと作りたい、作りたいと声を上げていたところ。
夏に訪れた関ケ原繋がりで、長男が夫のサポートのもとせっせと作り上げ、なんとか完成したのが、井伊直政の兜。
なかなか立派な仕上がり。
もちろんサイズは本人に合わせて。
まずは頭の採寸をし、厚紙で型を取り、新聞紙で固め、和紙をのせ、最後に朱色にぬり、2本の立物の装飾を施して。
ついでに無地の扇子にもせっせと色付けをし、先日仕上げた本と合わせての、3点セットでの提出に間に合ったようで。
もちろん、自分も兜を欲しい!、と主張する次男用は途中まで。
さあいつの仕上がりとなることか。
8月最後の週末。
8月24日 夏休みの宿題、家族に作るハンバーガー&チップス

夏休み終盤。
小学校、今年は今までよりも1週間早く新学期が始まるのだが、なんとなく親子共々ペースがつかめず。
さあ、新学期の向けて、宿題追い込み!
自由研究、1年生の次男は、レシピ絵本「ぱっかん手まりおにぎり弁当」、5年生の長男は、「戦国時代後期の戦い」、が無事完成。
娘の「コッペパンサンド」のみ、気まぐれ娘により、未完成のまま、なのだが、まあこちらは締め切りもないので。
1年生からずっと、こうやって1冊の本を仕上げてきた長男。
1,2年生の頃は、お互いにすっかり消耗するくらいにへとへとになった記憶。
3.4年生でもやはりこちらがリードしながらなんとかたどり着いた記憶。
そして今年は、「あと何ページなの?」とか、「ここはこういう風にしたほうが見やすいんじゃないの?」とか、多発する誤字の訂正などはしつつも、自分でこうしたい、こんな風にしたらかっこいいだろう、そんな想いが強くなったのだろう、想いをもって、1週間かけて自分で仕上げ。
成長をしみじみ。
が、それにしても誤字、多。


さて、5年生の宿題、もう1つ。
家庭科の、「家族に作ろう、私の料理」。
メニューは、本人の大好きなハンバーガー。
何年も前の夏休み自由研究に作ったレシピ絵本を引っぱり出して、さっそく。

パテを焼き、玉ねぎを焼き、バンズを半分に切り、マヨネーズとケチャップをぬり。
レタス、パテ、チーズ、玉ねぎ、トマトをのせて、はさんで、ピックをさしてできあがり!
やっぱり大好きなものを作るのは、見ていてとっても楽しそうで。
今回は、せっかくなので、これまた本人が大好きなポテトチップスを作ることに。
スライサーでスライスしたじゃがいもを、じっくりじっくり油で揚げて。
揚げたてにパラリパラリと塩を振って。
できたてポテトチップスのおいしいこと、おいしいこと。
大皿に盛り合わせて、完成!
もちろんおいしくできあがるレシピなのだが、長男がみんなのためにはりきって作ってくれた、そんなストーリーもさらなるおいしさとなり。
さあ、レシピを書き上げて、提出!



8月22日 夏休みお出かけ、代官山&渋谷ふらり散策

小学校夏休みもすっかりの終盤。
子どもたちとの夏休みお出かけもこれが最後かな、と。
代官山&渋谷散策。
まずは代官山の蔦屋書店へ。
8月中旬からフェアを開催してくださっているので、ごあいさつとその様子をうかがいに。
店内中央の一角に、新刊と前作たち、そしてヤマザキデザインワークスさんの桝重がすてきにディスプレイされていて。
「おいしい」を持ち寄る、すてきなPOPも作成してくださってありがたい限り。
多くのみなさまのお目に留まりますように。


今回は代官山のデリカテッセンのリサーチなど。
以前からあるショップはもちろん、ここ数年でオープンしたお店も何軒か。
ベーカリーと併設されていいるところも多く、ついついの目移りなど。
そして早めのランチはその中から、「
MAISON ICHI」にて。
焼き立てのキッシュや、ころりころりと積まれたマドレーヌにフィナンシェなど。
そしてショーケースには様々なテリーヌやパテ、サラダなど魅惑的なデリカテッセンがずらり。
ギリシャ風サラダや、鶏肉とピスタチオのテリーヌなど。



渋谷へ向かい。
何気に初めて足を運んだ「NHKスタジオパーク」。
普段私が観る唯二の番組は、朝の連続ドラマと大河ドラマ。
朝の連続ドラマについては、今はBSでの早い時間放送を、朝の準備をしながらちらちら、大事なシーンでは思わず立ち止まり、
とそんな流し観ながらも、連続ドラマ歴25年以上。
ということで、ひよっこゾーンと直虎ゾーンには思わずわくわく。
特にひよっこのオープンニング、「靴ブラシの稲刈り」実物は大好きなシーンだったので、間近でみることができ感激。
そして、子どもたちは、大河ドラマゾーンに大興奮。
特に、昔の大河ドラマのオープンニングに盛り上がり。



帰り際、武将扇子をおみやげに。
さあそろそろ夏の終わりが近づきつつ。
8月20日 キューカンバーサンドイッチと八丁味噌香るサンドイッチ
*おしらせ*
9月22日金曜日の「箱詰め持ちよりレッスン at tama cafe」は満席となっております。
9月23日土曜日は残席わずかですがご案内できますので、ご興味ある方はお問い合わせくださいませ。
前回のイベントレッスンの風景をアップしました。
5月に開催した「箱詰めアフタヌーンティーレッスン at tama cafe」、よろしければご覧くださいませ。→
こちら
ぼんやり夏休みモード明けの週末レッスン。
前回のレッスンから少し間が空いただけなのだが、やけに舌が回らず。
いけませんねえ、と反省、反省。
今月最後のサマーアフタヌーンティーレッスン。
アフタヌーンティーといえば、の1つ、サンドイッチ。
今回は重箱盛り合わせに2種、
定番の「キューカンバーサンドイッチ」と、和テイストの「生ハムと大葉のサンドイッチ 八丁味噌の香り」。
ここ数年の我が好物は、かっぱ巻きとキューカンバーサンドイッチ、といってもよいくらいに、
シンプルなきゅうりのおいしさを堪能できるレシピが大好きで。
今回は、新刊「箱詰め名人の持ちよりレシピ」にも登場する「キューカンバーサンドイッチ」。
きゅうりはスライスではなく、半月の薄切りにしたものを浅漬けにして、クリームチーズと練り混ぜて。
口に頬張ったときに、きゅうりのパリパリ感がなんとも魅力的。
そして、きゅうりも合わせてペースト状になっているので、パンとも実になじみやすく。
材料は、きゅうりクリームチーズ、そしてパン、以上。
シンプルだからこそ、丁寧に作るとおいしさが際立ち。
料理、とは、そんなことに想いを馳せたくなる、そんな一品。
もう1つ、「「生ハムと大葉のサンドイッチ 八丁味噌の香り」。
コクとうまみのある八丁味噌が想像以上に全体のアクセントに。
そしてたっぷりと加えた大葉の香りがなんとも。
定番のサンドイッチのおいしさはもちろん、パンと合わないものって何だろう、と思うほどに、相性の幅広さ。
こちらは、新刊では、「和風豚肉の八丁味噌サンド」、同じ八丁味噌を使いながら、また違ったレシピをご紹介しています。
アフタヌーンティーサンドイッチを頬張りながら、みなさんと夏休みの思い出話などなど。

8月18日 いつもの生地でドーナッツ、それから、ほうれん草とホワイトチョコレートのケーキ

*おしらせ*
ホームページ「
キッチンの風景」、更新しました。
夏休みおやつ教室「コッペパンサンド」、夏休みおりょうり教室「ぱっかん手まりおにぎり弁当」です。
ご参加くださった方々の、夏休みの自由研究追い込みのご参考になれば幸いです!
子どもたちの夏休みもそろそろ終盤に向かいつつ。
私自身もありがたくも、いつもよりゆっくりペースでの日々。
とはいえ、子どもたちの夏休み宿題の追い込みに葉っぱをかけつつ。
娘のマイブームは誕生日にゲットしたVitantonioのワッフルメーカー。
特にドーナッツ。
ここ最近の生地は、菜種油を使ったレシピで。
砂糖の分量をぐっと減らし、トッピングで甘さを出したり。
トッピングをして、かごにずらりと並べてみたり。



先ほどのドーナッツ生地に、ふんだんのほうれん草と、シナモンパウダー、それからホワイトチョコレートやくるみを入れて焼くと、
グリーンがなんとも鮮やかな、ほうれん草のケーキに。
同じ生地ににんじんを加えれば、定番のキャロットケーキ、かぼちゃを加えれば、かぼちゃケーキ。
変化球なら、ごぼうとチョコレートを加えた、ごぼうケーキ。
ここ何年も定番で焼いている、本当に飽きのこない生地。
まだまだ来週から暑くなるなんて予報を耳にしつつも、少しずつ秋の気配を感じる頃。
シナモンパウダーを多めに加えて。
オーブンからのシナモンの香りにも秋の気配。
こちら「ほうれん草とホワイトチョコレートのケーキ」、次回9.10月「箱詰め持ちより洋食レッスン」での、食後のスイーツに登場予定です。


8月16日 9.10月「箱詰め持ちより洋食レッスンのご案内
*おしらせ①*9月22日(金)、23日(土)の出張イベントレッスンは「箱詰め持ちよりレッスン」は、両日とも残席わずかとなっております。
ご興味ある方はお気軽にお問い合わせくださいませ。
詳しくは
こちら*おしらせ②*9.10月「箱詰め持ちより洋食レッスン」のスケジュールをアップしました。
前菜には、秋のディップやきのこのサラダなどギリシャ風前菜盛り合わせ、小さなお皿にはカルボナーラ、それから秋野菜のスープカレーなど。大皿に盛り合わせてのお取り分けをしたり、持ちよりパーティー風な演出をイメージ中です。食後のスイーツは野菜とホワイトチョコレートのケーキを予定しています。
こちらもご興味ある方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。
詳しくは
こちら
やいづ→きょうと→やいづの夏休みが終わり。
最後は、海大好きの我が家(私以外)、やっぱりの海。
遠浅で波のある静波海岸はここ数年すっかりの定番スポット。
それはそれは楽しそうにしている姿。
せっせと城を築く姿に、やけに2人並んで動かないなあ、と思ったら砂に埋まっていたり。
焼津の実家では、すいか割りをしたり、花火をみたり。
頭をすっかり空っぽにして、いつもよりゆっくりと流れる時間を感じ。
こちらへ帰ってきたら、なんだか雨続きの涼しさにびっくり。
旅の余韻に浸りながら、少しずついつものペースに戻っていく感覚。


さあ、記憶がみずみずしいうちに、夏休みの宿題を!、と自由研究やら絵日記やら。
もちろん、今回の旅で辿った史跡をメインに自由研究をまとめる長男、張りきって手を付け始めたのはいいのだが、なかなか、いや、かなり先は長そうで、そのモチベーションを維持すべく、すでにこちらの気持ちがめげそうな。
でもやり遂げた先には何かがあるはず、と信じて。
夏休み後半の母業をがんばるべく。

8月13日 夏休みの旅5日目 二条城と手和えずし
やいづ→きょうとのやいづの夏休み 5日目。
京都最終日。
今回の旅最後の城は、二条城。
煌びやかな唐門を抜けると、二の丸御殿。
部屋33室、800畳余り、将軍の威厳を示す虎や豹、桜や四季折々の花が描かれた障壁画の数々。
鶯張り、と呼ばれ、歩くと鳥の鳴き声のような音がなら廊下を渡りながら、ここぞ大広間 一の間、二の間へ。
大政奉還が表明された場面を、下段の間である二の間から、そして上段の間である一の間からの眺め。
二の丸庭園を抜け、本丸庭園。
そして、二の丸御殿と比較して、しっとりと落ち着いた佇まいの本丸御殿、そして天守閣跡。
暑い京都の夏対策として、寺社仏閣はもちろん、街のあちらこちらにもミストが設置されていて。
こちら二条城では、あさがおのアーチ仕立てで涼を増し。
京都の街の締めくくりに。
ありがたい一人時間。
祇園の街へ。
石掘小路を入ると、一気に人通りが落ち着き。
道の脇には小さな小さな行燈が並び。
AWOMB(あうーむ)祇園八坂。
暖簾をくぐり、店内へ。
お目当ての「手和えずし」をいただきに。
「和える」をコンセプトに、伝統と現代を和える、京都の食材を中心とした具材を、自身で酢めしと和える、なんともおもしろい趣向。
目の前には、小皿盛り合わせがずらり。
1つ1つのお品書きをうかがい、いただき方をうかがい。
千鳥酢の効いた甘めの酢めし。
抹茶を練り込んだ錦糸卵。
小皿盛り合わせ、真ん中は薬味ずらり。
しょうがにわさび、梅肉に、大根おろし、白菜おろし、桜えびとごま、ちりめん山椒にしょうゆジュレ。
そしてずらりと並ぶ小皿の楽しさ。
お刺身とおばんざいの盛り合わせ。
たとえば、京野菜の炊いたものに焼き湯葉、そしてお造りが小さな盛り合わせに。
そこにフルーツが添えられていたり、ディルやタイムなどのハーブが添えられていたり。
お好みで、酢めしに薬味を混ぜ、具材を混ぜ、オリジナルの手和えずしを楽しむ、という趣向。
そして、隣には土瓶蒸し。
土瓶蒸しとして楽しんだり、お好みで、お出汁を酢めしにかけて、お茶漬け仕立てにしたり。
思い切って、和えてみると、驚くほどに酢めしと具材の相性の幅広さ、酢めしの包容力。
酢めしとハーブ、酢めしとフルーツ、そして酢めしと出汁。
祇園の街を少し散策してみんなと合流。
お名残惜しく、清水寺を向こうに眺めながら、焼津をめざし。
久しぶりの京都じかん、家族5人での京都じかん。
8月12日 夏休みの旅 4日目 大阪城
やいづ→きょうと→やいづの夏休み 4日目。
今日は京都市内から一路、大阪方面へ。
目指すは、大阪城。
東外堀から桜門を抜けて、向こうそびえ立つ天守閣。煌びやかな鯱鉾に伏虎、これぞ大阪城。
展示を鑑賞しながら、8階の展望台を目指し。
大阪夏の陣屏風絵は見応えあり。
そして展望台からは大阪の街を一望。
帰り道はロードトレインで園内をぐるりと回りながら。
大阪気分を満喫すべく、枚方市のたこやきやさん「ふくちゃん」へ。
たこ焼きが焼ける音を聞きながら待つことしばし。
焼き立てのたこ焼きをみんなで頬張り。
シンプルなたこ焼きに、うずらの卵入りのふくちゃん焼き、上にたっぷりチーズをのせたもの、それから明石焼きのようにだしに浸していただくものまで。
周りはサクッ、カリッ、中はとろり。
甘めのソースがよく合い。
夕方に京都に戻り。
車でスヤスヤお昼寝の娘。
ということで、東寺は交代で拝観へ。
蓮の花が咲き乱れる向こうには五重塔。
2度目に入る次男の道案内のもと、金堂へ。
金堂に足を踏み入れた瞬間に、薬師如来の圧巻の眺め。しばし動けず。
間際の時間帯、駆け足ながらも足を運ぶことができたこと。
こちらもクローズ間際の駆け込みで、寺町通りの「村上開新堂」へ。
明治40年創業、老舗西洋菓子店。
昭和初期に建てられた洋風の建物で、板ガラスのドアやカーブを描くショーウインドウ、高い天井や大理石の柱など当時のまま残されていて。
残り少ない焼き菓子を調達し。
京都最後の夜。
あまりに気持ちの良い風が吹いていたので、娘とふらり散歩へ。
もう閉店した骨董屋さんをガラス越し、のぞいてみたり。
ちょっとお茶でも、と。
はしゃぎすぎた娘が、せっかくのトッピングクリームを思いっきりひっくり返し、思わずのごまかし笑いなど。
楽しい想い出はもちろん、案外、あとから想い出すのはこんなシーンだったりするもの。
京都最後の夜。
8月11日 夏休みの旅 3日目 京都
やいづ→きょうと→やいづの夏休み 3日目。
京都の街で過ごす1日。
まずは金閣寺のある鹿苑寺へ。
極楽浄土をこの世に現したというその庭園に北山文化の象徴、雅な金閣寺は、子どもたちの眼にはどのように焼き付くのだろう。
続いては、北野天満宮。
ちょうど京都は七夕の季節。
至るところに笹の葉が飾られていて。
境内に梅干しがずらりと天日干しされていて、梅の香りに包まれて。
続いて、銀閣寺へ、のスケジュールだったのだが、寺院巡りに飽きてきた下2人と、長男たちを見送り、哲学の道でしばしのんびり。
旅先でのこんな時間もありがたいもの。
さて、ランチからは貴重な1人時間。
高台寺裏の、菊乃井別館「無碍茶房」へ。
目の前のすてきな中庭を眺めながら、菊乃井のお料理と向き合わせていただくひととき。
まずは先付の、しっとりもっちりとした、湯葉豆腐から始まり。
わさびを効かせた喰い出しジュレに、デラウェアの甘みが嬉しい存在感。
そして、穂紫蘇の香りにはっとさせられ。
1つ1つの器の中に世界観があり。
小さなお料理が盛り合わされる口取りの、楽しさ。
鶏松風にはレーズンと松の実。
そして、お椀。
美しく骨切りされた鱧に、これまた美しくそれはそれは薄く仕事された冬瓜。
そして、青柚子の香り。
1つ1つの本当に丁寧なお仕事ぶり、そして行き届いたサービスと居心地のよさ。
季節の食材、その地の食材、そして和食のちから。
窓一面の眺めの中、突然の小雨も美しく。
お腹も心も満たされて。
円山公園、八阪神社、そして祇園の街を散策しながら。
祇園の街は、裏道のあちらこちらから、優しいお出汁の香りが広がり。
気になるお店巡りも。
創作和菓子あのんで、フレーバー付きのあんぐらっせなど。
それからおもしろかったのが、たまたま出店中だった、京茶珈琲。
コーヒー豆と日本茶のブレンド。
試飲させていただいたのは、コーヒーとほうじ茶のブレンド。ほうじ茶の香ばしさが深煎りコーヒーとマリアージュするなんて。
大好きな煎茶とのブレンドなどなど、旅の後のお楽しみに。
鴨川を渡り、四条通りを進み、ホテルへ。
夕方、少し暑さが落ち着いてから、みんなで散歩へ。
錦市場を歩き。
有次では、職人さんの包丁名入れの手仕事を間近で見させていただいたり。
それから寺町通りを歩き。
寺町通りから、六角通りに少し進んだところにあるのが、「Bento&co」、フランス人オーナーさんのお弁当箱専門店。
定番のわっぱや懐かしいアルミ弁当箱などはもちろん、蓋にポップなデザインが施されたものや、カラフルなもの、ブロック型だったり、鍋型だったら、遊び心あるお弁当箱やお弁当関連の小物がずらりずらり。
思わず、こんなお弁当箱ならこんなシーン、などなど妄想が広がり。
夜は、NINJA KYOTOへ。
こちら、NINJA AKASAKAの姉妹店。
まずは子どもたちかなり興奮気味に、1階の忍具屋で、クナイや手裏剣を買い。
そして地下の、京極忍びの里へ。
地下は暗闇の中に隠し扉があったり、封印された鬼蜘蛛がいたり、なかなか楽しい演出。
暗闇で思わずつまづきそうになると、「大丈夫でござるか?」、と、かわいらしいクノイチ店員が声をかけてくれて。
手裏剣グリッシーニに、サザエ爆弾焼き、そして忍者ロールなどなど。
楽しい夜に、娘が保育園で習った、ニンジャなんじゃもんじゃの歌が踊り付きでリピートされ。
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