5月10日 トランスパレントの星と、ひじきと切り干し大根のゴイ

昨日の午前は、友人が主催する
ものづくり教室 みずたまの、トランスパレント教室へ。
トランスパレント、ドイツや北欧、シュタイナー教育では定番で、半透明の紙を重ねて、星のかたちなどを作り、窓越しなど太陽の光を透かしてその眺めを楽しむもの。
彼女のトランスパレント教室に参加するのは実に3回目。
到着早々、せっせと、せっせと作り出し。
トランスパレントペーパーを8枚や16枚など、同じ形に折っていき、それを重ね合わせる、そんな手仕事の時間の楽しいこと、楽しいこと。
帰宅後も、どうしても我慢できず、1つだけ、と決めて、作り足し。
教室の窓には、もう何年もトランスペーパーの星を飾っていて。
が、さすがに太陽の光に、色落ちの激しいものもあったので、そろそろ新しいものに変えなくては、と思っていたところ。
とはいえ、少々色あせたもののまた風合いがあってすてきなので、以前のものも少々残しながら。
近いうちに、もう少し小さなサイズのものを作り足したい!、と心に決めて。


さて、今日は
アピッククリオスの大磯試作の日。
まずはうれしい、うれしい報告ににんまりしながら、一気に試作スタート。
今回は、「初夏のアジアン料理」、ということで、チャイニーズあり、ベトナム料理あり、タイ料理あり、などなど。
アジアン調味料といえば、のナンプラー。
そのままだと、どうしても香りが強く、その癖が主張されてしまうのだが、レモン汁と合わせること、そしてフレッシュハーブと合わせると、一気に、爽やかな仕上がりに。
ハーブも、香菜が好きであれば、もちろん一番の相性なのだが、香菜がなくても、大葉やミント、バジルなどのハーブは相性よく、料理を昇華させてくれる存在。
スイートチリソースには、お手持ちのジャムを使って。
今回は、アプリコット、そしてレモン汁もしくは酢、ナンプラーを同量、お好みで唐辛子を加えて。
これからに季節にぴったりのお皿がテーブルにずらり。

好評だった一品、「ひじきと切り干し大根のゴイ」。
戻したひじきと切り干し大根、それから季節の野菜、今回はズッキーニなどを加えて。
ナンプラーとレモン汁、そして大葉が香り。
実にさっぱりとしているので、箸休めとしても、いくらでも食べられてしまう、そんな存在に。
試食中は、料理の話はもちろん、3人の娘さんを育て上げ、そして今は、4人のお孫さん育てにも協力的な柳田さんからの話に、なるほど、なるほど~、ふむふむ、思わず大きくうなずいてみたり、反省してみたり。
そして、一緒にいつものごはんを食べることって、当たり前なのだけれど、大切なんだなあ、としみじみ。
そういえば、昨日、保育園お迎えの時、お友達ママから運動神経のよい二男を見て、「なんだか老後が安心ね。」と言われ。
今はお騒ぎな3人が成長して、いつか大人になって、それぞれが独立して。
3人いれば、孫の1人、2人くらいはきっと会えるはず。
その頃にはどんな私が、孫を抱っこしているのだろう。
日々、目の前のことだけに手いっぱいながらも、ふと、ちょっと先のことに思い巡らせてみたり。


5月8日 ワイン試飲会と母の日

GW終盤。
foodmoodさんで開催された、ワイン試飲会へ。
新潟・胎内高原ワイナリーのワインの試飲販売会に合わせて、ワインにぴったりなデリカテッセンがずらり。
オカズデザインさんに、食堂くしまさん、ごはん屋ヒバリさんに、あたらしい日常料理ふじわらさんのデリが並ぶ、ということでなんとも贅沢で魅力的なイベント。
まずはもちろんのワイン試飲をさせていただき。
あたらしい日常料理ふじわらさんのデリセットには、foodmoodさんのフォカッチャもついて。
そして、微発泡でとっても爽やかな白・ペティヤンをいただきながら。

「鶏ハムといちご、ルッコラのサラダ」、鶏ハムには、藤原さんといえば、の瓶詰めの「パクチーレモン」が添えられていて、実に相性よく、爽やかなアクセントに。
そして野性味あふれるルッコラをイチゴの甘みと酸味が驚くほどに全体を整えてくれて。
ていねいに作られたワインを、ていねいに作られた料理と一緒に、ゆっくりといただく時間。
テイクアウトでは、おかずデザインさんの、紫にんじんのパテ・ド・カンパーニュや、ごはん屋ひばりさんの、野菜をふんだんに加えたレバーペースト、そしてfoodmoodさんの青のりとカシューナッツのクラッカーなどなど。
ワインももちろん、1品1品のデリももちろん、そして、こういったイベントの魅力をしみじみと堪能させていただいた1日。


新緑萌えるこの季節。
最終日は、のんびりの公園時間も。
ふらりと出かけるのにぴったりの狭山方面へ。
時折広がる茶畑に、そして木々の緑が本当にまぶしくて。
さあ、明日からがんばるぞ、ほどよく気合を入れて。
散策していたら、ふと見つけたグミの木。
愛らしい真っ赤な小さなグミの実がたくさん!
子どものころ、よく近くに小さな山に遊びに行って、つまんだ記憶。



連休後半には、のんびり家時間も。
娘と一緒に、蒸しパンを作ったり、それからくるみボタンを作ったり、少しだけ部屋の模様替えもしたり。
母の日、ということで、子どもたち3人からメッセージ入りの絵を受け取り。
声をそろえて、「おかあさん、ありがとう!」、そんな言葉で、大騒ぎな毎日にぐったりの母も、まだまだがんばれます!
GW、家族で密に過ごし、楽しいけれど、それはそれでいつもとは違う時間に、家事を回す身としては、やはりたいへんなこともとてもとても多く。
GW最終、力尽きる頃に、絶妙なタイミングでの母の日。
さあ、母業も引き続きがんばりますか。
母の日、ということで、「ひとひとて」さんのお菓子をリクエストし。


5月6日 柏餅と遠足サンドイッチ

昨日の午前中にやいづから国立へ戻り。
次は夏休みの帰省となるなる予定。
端午の節句に作る柏餅。
確か長男が生まれたときから作り始めたので、気づけば10年。
今は、こういう季節の和菓子も、昔のような大きな蒸し器がなくても、電子レンジなどでも生地を作ることができるので、実は作ってみると、案外よい感じに出来上がるもの。
そして、なんといっても、手作り、といううれしさとおいしさ。
子どもたちと一緒に、楕円形に伸ばした生地に丸めたあんをのせて、くるりと包み。
柏の葉で包み。

柏の葉の香りのよいこと。
この季節ならではの香り。
五月人形を眺めながら、みんなで柏餅を頬張り。
岡部町で買ってきた新茶も淹れて。
菖蒲湯の準備をしていたら、次男が、
「お母さん、お風呂にもう、ねぎ入れた~?」、とうれしそうに。
果たして、そんなねぎ風呂に入りたいだろうか。
ともあれ、すくすくと優しくて、強い男の子たちに育ちますように、願いを込めて、端午の節句。



合間の平日が実にありがたい今年のGW。
長男の遠足、やはりリクエストはサンドイッチ。
曲げわっぱにサンドイッチを詰めて。
打ち合わせを済ませ、近くのインド料理屋さん「ロティー屋」へ。
今日のお目当ては、大好きなバターチキンカレーはもちろんながら、初めての「ビリヤニ」。
「パエリア」、「松茸ごはん」と並んで、世界3大炊き込みごはん、とか。
インドのスパイスが存分に効いた、とてもコクのあるごはん。
辛さはお好みで選べたので、今日は中辛で。
夏に向けて、スパイスが恋しくなるような。

合間の平日に、試作追い込みもせっせと。
来週の大磯試作に向けて。
やっぱりこちらも、夏に向けて、体が求める「初夏のアジアン料理」。
初夏野菜のパートフィロー風包み焼には、ジャムを使った、爽やかな酸味のあるチリソースを添えて。
パートフィローの代わりに、手に入りやすい春巻きの皮を使って。
そろそろのGW明けに向けて少しずついつものペースに戻しつつ。

5月4日 やいづのGW2日目、3日目

やいづのGW2日目、3日目。
2日目は新緑を眺めながら、掛川ドライブ。
母や妹ファミリーと一緒に。
向かいながらの、まさに八十八夜の一面茶畑の光景はなんともあざやかで。
この時期ならではの静岡らしい眺め。
向かったのは、「キウイフルーツカントリーJapan」。
日本最大のキウイ園。
敷地内に入るキウイ園を始め、さまざまなフルーツ農園、そして山の斜面一面の茶畑が広がり。
まずはさっそくのキウイ食べ比べから。
4種類をキウイをいただくことに。定番のヘイワード、鮮やかな黄色で甘さのしっかりとあるゴールデンイエロー、少し平べったく、こちらも黄色く、きめ細かな実質のアップルキウイ、そしてソーセージのようにスリムなブルーノ。
今回は甘みと口当たりから、アップルキウイに軍配が当たり。
キウイ好きの子どもたちはせっせと、せっせと口へ運び。


敷地内を散策。
山の斜面には甘夏畑。
木からもいで甘夏をむき。
それにしても、甘夏の花の香りには思わずうっとり。
敷地内の、冒険の山をぐるりと散策。崖を下ったところに作られたターザンロープ、軽く勢いをつけるだけで、大自然を舞う、そんな眺めに。
もちろん夢中になる子どもたち。


夕方からはお庭バーベキュー。
ガーデニングが趣味の母の庭は相変わらず、なかなか個性的で。
何風、とはまったく一言では言い切れないのがなんともおもしろく。
母の庭に勝手な手入れを加える子どもたちを眺めながらの、少しずつ日が落ちていく時間。


やいづのGW3日目。
岡部方面へ。
この辺りは緑茶の中でも一番質の高い「玉露」の産地。
緑茶の中でも最高級の「玉露」。
一般的な煎茶とはお茶の木自体は同じながら、その栽培方法に特徴があり。
茶摘みの焼く3週間前からから日光を遮るためのかぶせをかけて、遮光することによって、渋み成分のカテキンが減少し、うまみ成分のテアニンなどのアミノ酸が増加する。
ということで車窓からは黒いかぶせをかけた、玉露茶畑の眺めはまさにこの時期限定のもの。
山奥を進み、向かったのは、「やまめの里みつの」。
やまめを焼いてもらっている間に川沿いでサワガニをみつけた長男。
子どもたちが持ってきていた虫かごに入れて、水を入れ、連れて帰ることに。
焼き立てのやまめのおいしさはもちろん、いただいたお茶のおいしかったこと!

山を下り、「玉露の里」にて遅めのランチ。
茶そばに添えられた天ぷら盛り合わせ。脇にはお茶の葉の天ぷら。
この時期ならではの、まだみるい(静岡の方言で、まだ若くてやわらかい)茶葉を使って。
口にした瞬間にふわあと緑茶の香り、そしてほろ苦さが口いっぱいに広がり。
新茶を2種類ほど試飲して。
青々しい風味が魅力、新茶はやっぱり特別な存在。



敷地内のお庭を散策し、川遊びをし。お庭の裏道を子どもたちと歩きながら。
こんなどうってことない小道も子どもたちと歩くとまた違ったものに見えたりして。まるで、いつでも冒険。

5月2日 再びの青梅バーベキューとやいづのGW1日目

4月から5月へ。
GW2度目のバーベキューへ!
先日下見?に行った青梅へ、お友達ファミリーと。
と、1週間前はほぼ貸し切り状態だったのだが、さすがのGW、パーキング満車ぎりぎりに滑りこみ。
すっかりの夏日。
水着姿で楽しむ子どもたちの珍道中を眺めながら。
川沿いにテーブルをセットして。
すっかり定番のマフィンサンド。いつものベーコンチーズに加えて、今回はクリームチーズ&あずきなど。
あまりの心地よさにほぼ丸々1日を川沿いで過ごし。すっかりの夏日の日差しに、背中にはくっきりと水着の日焼けあとをつけた子どもたちの後ろ姿。



合間の平日。
急ぎの締め切りごとをぎりぎりに終えて、ほっと。
合間に、華のGW連休を満喫中のだんなさんと久しぶりに2人でランチへ。何年ぶりなのか思い出せないほどにあまりに久しぶりで、なんだか違和感を感じるほど。
大学通り沿い、ベトナム料理「桜サイゴン」へ。
前菜盛り合わせの1つ、ゴイには、その時その時の季節の手近な野菜が使われているのだが、その野菜使いといい、ハーブ使いといい、澄んだ味付けといい、いつも勉強になることばかり。
気になることがあれば、1つ問えば、10以上教えてくれる、チャーミングな彼女。
ちなみに今日のゴイには、仕上げに紅たでがパラリパラリ。
野菜やハーブがたっぷりのせられた冷やしフォーはこれからの季節に本当にぴったりで。
子どもたちが帰ってくる前に大急ぎで荷造りをし。
GW中盤は焼津の実家へ。
子どもたちはそれぞれが自分のリュックサックにおもちゃや絵本などを詰めて。
引き続きのマイブーム、本製作グッズを詰めた長男。ポイント稼ぎ狙いか、以前焼津の母から買ってもらったおもちゃを詰める次男。
そして、車中、娘のリュックサックからは大きなタンバリンと笛が出てきて。
いつも以上に騒がしく、焼津へ向かう車中となり。やいづのGW1日目。
4月30日 GWはBBQからのスタート!

GWスタート!
今年は合間に平日が入り組んでいるので、それはそれでまたいつも閉じ違う時間感覚となりそうな。
新緑まぶしいこの季節、昨日のGWスタート、まずは眺めのよい、いつもの公園でBBQ。
今回は、仲良しのお友達ファミリーと一緒に。
それにしても、時折やってくる強風に、毎回毎回、キャーキャーしながら、まあ、そんなこんなも楽しい時間。
張り切って、遅めの朝食からのスタート。
西荻散策で調達してきた「えんツコ堂」のパンをさっと焼いて。
川の向こう、前回来た時には桜の眺めだったのが、初夏となり、あざやかなつつじの色合いがあちらこちらに。
ひたすた駆け回り、遊び回り、お腹がすくとやってきて、一気に頬張って、また駆け去っていく子どもたちを眺めながら、おしゃべりしつつ。
いつもよりずっとずっとゆっくりと流れる時間のありがたさ。



GW2日目は、東久留米の実家へ。
父のお誕生日をみんなでお祝いに。
と、ケーキをテーブルに運ぶところで、ちょっとしたハプニングにより、それはそれは見事にケーキがひっくり返り、そして、それはそれは見事にぐちゃぐちゃに潰れたケーキ。
そして、そのケーキを見て、事の重大さに気づき、さめざめと泣く甥っ子くん。
それをみて、フォローしたり、ちょっと茶々を入れたり、のいとこ集団、などなど。
ここ最近はすっかり、一番下の娘も仲間に入ることができるようになり、そんないとこ時間が何とも楽しそうで。
お友達ともまた違った存在の、いとこ。
保育士をしている母のちょっとしたワークショップ時間など。
今日は、「本作り」。
大きめのお絵かき帳を半分に折って、もう1度折って、今度は広げて、違う向きに追って、途中まではさみを入れて、また広げて、折りたたむと、あっという間に「本」のかたちに。
出来上がった瞬間から、創作意欲にかき立てられる子どもたち。
思い思いの本作り。
と、いつになく本気モードの長男。
せっせと小説書きが始まり。
話しかけてもまったく聞こえないほどの集中力。
誤字脱字あちらこちら、ながらも、まさにかき立てられるように書く、その集中力はきっとどこかで生きるはず、と信じて。

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