3月10日 箱詰めもてなしレシピ、本日発売です!
箱詰めもてなしレシピ 「持ち寄り、差し入れ、おもてなし、お弁当、ピクニック、おせちまで 詰めて楽しむ箱詰め料理67品」
誠文堂新光社さんより、3月10日本日発売です!
10日に倉庫から書店さんに送られるので、店頭に並ぶのは11日以降となります。
序文より
この本では、重箱や空き箱、かご、ほうろう容器など、さまざまな「箱」に料理を詰めて、おもてなし、持ち寄り、差し入れ、ピクニック、おせちなど、さまざまなシーンで活躍するアイデアとテクニックをご紹介します。
箱詰めには、パズルのような楽しさがあり、うまく詰められたときのちょっとした達成感や、ふたを開けた時のわくわくする気持ちなど、人を夢中にさせる何かがあります。料理やお菓子が箱に詰められることでまた違った眺めとなり、どこか凛とした雰囲気になる不思議さ。それは「箱詰めあそび」とでもいうべく、楽しい時間です。
発売の季節と合わせて、「春」をイメージしたページもあれこれ。
白木の重箱に詰めた「ピクニック弁当」に、これまた朱色が印象的な個性的な重箱に盛り付けた「春のお祝い膳」。
そして、ピンチョスや、メキシカンあり、アジアンあり、の「世界の料理」のページでは夏を感じるような眺め。
今度はちょっと落ち着いて、「秋のかご盛りオードブル」など。
そして、重箱の王様「おせち」。
ここで、本の中を少しご紹介。
ページをめくりながら、季節感やストーリーが感じられる1冊となっています。
おもてなしのヒントはもちろん、日々のキッチン時間が楽しくなるきっかけとなれば幸いです。


3月8日 ふわふわの手まりずしずらり

「
箱詰めもてなしレシピ」、3月10日発売に向けて。
書店さんでのディスプレイになにかいいものは、と思う浮かんだのが羊毛フェルト。
さっそく、いつも仲よくしていただいていて、ハンドメイド教室を主宰されている「
atelier★lunaluna」さんにご相談させていただき。
さっそく、すてきな試作をしてくださり、昨日、ご一緒にちくちく、ちくちく。
小ぶりな枡重に羊毛フェルトのふわふわ手まりずしがずらり!
イメージ以上に愛らしいものができ上がり、ありがたい限り。
ちなみにネタは、まぐろのづけ手まりずし、鯛の昆布締め手まりずし 木の芽のせ、薬味といくら手まりずし、アスパラ手まりずし、そして優しいピンク色は桜塩手まりずし。
彼女のさすがの腕前のもと、2時間ほどでほぼ仕上がり。
実は羊毛フェルトは初めてのちくちくだったのが、イメージ次第でスマートな仕上がりにも、ふんわりの仕上がりにも融通がきくおもしろさを実感。イメージしながら、ちくちく、ちくちく、途中でそのイメージが変わっていったり、そんな過程も楽しくて。
手仕事のおもしろさ。
ということで、でき上がった羊毛フェルトのちらしずし。
書店さんで、さりげない演出家のお役目を果たせますように。


さて、今日は、大磯のカフェ「
APICCRIOUS」への大磯出張試作。
今月のテーマは、「春のアジア料理」、とかなりざっくりと。
春の和食あり、チャイニーズあり、アジアンあり。
春は野菜の力を特に感じる季節。ということで、春野菜をふんだんに。


特にチャイニーズ系は印象的なレシピあれこれ。
まずは、「春野菜の春雨炒め」、料理名「木の登るあり」!
春雨を木に見立て、そこにひき肉がからまる様子をあり、と見立てるとは。そのネーミングはおいしそうか、と問うと、???、なのだが、印象的、ということで。
あっ、これ、とってもおいしいのでご安心を。
しょうがと豆板醤を炒めたところに、春野菜とひき肉をさっと炒め、水で戻した春雨、水、しょうゆ、砂糖を加え、さっと炒めにすれば、そのまま頬張ってももちろん、白いごはんにもぴったりの一皿に。
それから、春野菜のピーナッツバター炒め、こちらもこっくりとしたおいしさが魅力的。
それにしても、暑さを感じるくらいに暖かかった今日。
とはいえ、明日からはまた寒くなるとの予報はまさに三寒四温。
春の到来までをゆっくりと楽しみながら。
3月6日 春よ来い! 箱詰めもてなしレシピ、見本誌が届き

「
箱詰めもてなしレシピ」3月10日発売に向けて。
先日は、誠文堂新光社さんの営業さんと一緒に、近くの書店さんへあいさつ回りに。
国立にはご活躍されている料理家さんやパティシエ、カフェオーナーさんなどがみなさんすてきな本を出版されていて、国立駅周辺の本屋さんには、国立本のコーナーが常設されているほど。
ありがたくも、恐れ多くも一緒に並ばせていただけるなんて、なんだか実感が沸くような、沸かないように。
そして、よくやく手元に届いた見本誌。
でき上がる前に、何度も何度もゲラの段階で目を通していたので、ざっとの眺めについては馴染みのある感覚がありつつも。
それでもやはり、こうやって1冊のきちんとしたかたちとなって、手元にあることにはなんとも感無量な想い。
知っているけれど、初めまして。
この感覚は、そう出産した時の我が子との対面に近いのかも。
ということで、4人目の我が子、ともいうべく、初のレシピ本。
著者として目を通しつつも、1冊のかたちとなって、初めて、一読者として。
発売の季節と合わせて、「春」をイメージしたページもあれこれ。
白木の重箱に詰めた「ピクニック弁当」に、これまた朱色が印象的な個性的な重箱に盛り付けた「春のお祝い膳」。
そして、ピンチョスや、メキシカンあり、アジアンあり、の「世界の料理」のページでは夏を感じるような眺め。
今度はちょっと落ち着いて、「秋のかご盛りオードブル」など。
そして、重箱の王様「おせち」。
ページをめくりながら、季節感やストーリーが感じられて。
そして、改めて、「箱」の魅力をしみじみ。
料理やお菓子が、箱に詰められることで、また違った眺めとなり、どこか凛とした雰囲気になる不思議さとその力。
10日の発売に向けて、準備を進めながら。





春に向かう季節。
週末は、長男の最後(多分)のスイミング大会で、辰巳国際水泳場へ。
いつもは朝寝坊な長男が4時半に声をかけたら、ぱっと起き、あの大きな会場で泳ぎ切り。
競技を終え、Tシャツ姿でこちらへ駆けてきた姿。
3歳でスイミングを始めた頃の記憶が蘇り。
ベストタイムとはならずとも、自分で頑張った、という気持ちをもって、スイミングはこれで一区切り。
夢の島公園へ。
「お母さん、ほら!」、手渡してくれたのはつくし。
探せばあちらにもこちらにも。
「あ~、色鉛筆持ってくればよかった!」。
お疲れ様の夕ごはん、リクエストはまず、「サラダ!」、ますます草食系の長男、これからも彼らしい成長を見守ってあげたいなあ、と。
摘んできたつくしは、にんじんやうどと一緒にきんぴらに。
亡くなった父がこの時期に作るととても喜んでくれた記憶も重なり。
もう春はすぐそこに。

3月4日 桃の節句と、ナッツそぼろちらしずし

昨日は、桃の節句。
節句には、我が家も定番のちらしずし。
ちらしずしにはまぐりのお椀、そしてデザートには、きなこを加えた生地をベースに、いちごやドライフルーツをトッピングして。
保育園で下2人が作ってきた雛人形も飾って。
大騒ぎながらも、こうやって季節の行事を家族で過ごすことができるのもきっと今のうちなのだろう、と想いながら。



「ちらしずし」つながりで。
今日の平日レッスンでは、みなさんと作る「ナッツそぼろちらしずし」。
以前、イベントに出店した時にランチボックスでご用意したのだが、何度となくリクエストをいただいていたので、満を持して、の登場。
ちらしずし、といえば、海鮮メインが通常、なのだが、今回は一切使わずに、鶏ひき肉で作る鶏そぼろとそれからナッツをアクセントにして。口に頬張ると、しっとりと優しい鶏そぼろと香ばしいナッツのコクがなんとも癖になる、軽やかなちらしずし。
「そぼろ」、想いとは反して、大きなフレーク状になってしまったり、あとは特に鶏ひき肉だとパサパサとしてしまう、そんな悩みをお持ちの方も多いのでは。
ほろほろ、しっとりとしたそぼろを作るのに、登場するのが、泡立て器!
菜箸を何本も、というやり方もあり、なのだが、泡立て器のほうがより効率よく、力を加えられるのでおすすめ。
火を入れ始めてからは、押し混ぜる、そんなイメージで泡立て器を使いながら調理すると、ほろほろとした仕上がりに。
それから大切なのが、「火を通し過ぎないこと」。
特に、全体に火が回り始めてからは、ホロホロになったひき肉は1つ1つが細かいので、さらに火の通りがよくなる。
イメージとしては、ひき肉の水分を中に残しながら、というところ。
ほどよい、やや手前で火を止めて、最後は余熱で。
そしてさらに火が通りすぎないように、バットやボウルにすぐに移し、さらにさらに、その水分が蒸発しすぎにないように、ふたやラップなどをふわり。
たかがそぼろ、されどそぼろ。
せっかくならは、同じ材料で同じものを作るのならば、ちょっとした気遣いや心持ちで、よりおいしいものにしてあげたもの、食材への想いと、食いしん坊の飽くなき欲望の元。


今回のレッスンでは、かご詰めに。
酢めしの上に、しっとりと炊いたそぼろをのせて、きゅうり、そしてしっとりと焼いた薄焼き玉子、大葉に万能ねぎ、そしてナッツを散らし、最後に刻みのりをのせて、いただきます!
酢めしにしても、薄焼き玉子にしても、そぼろに負けないくらいに、お伝えしたことが山ほど、山ほど。
うるさくならないように、そのメッセージはこちらに託して。
気づけば、ちょうど1週間後に発売予定、「
箱詰めもてなしレシピ」にも、定番のちらしずしの極意、お伝えしています。
実は今日、見本誌が届いたところ。
どきどきしながら、ページを開き。
ちらしずしのページも、おいしそう!ええい、自画自賛作戦です!
3月2日 3,4月レッスン、「春和食 箱詰めもてなしレシピ」始まりました!

3,4月レッスン、「春和食 箱詰めもてなしレシピ」がスタート。
今回は、みなさんでいつものようにそれぞれのお料理を作り、最後は、みなさんお1人ずつが、お好きな重箱を選び、お好きな小皿を選び、器に料理を詰めて、重箱に詰めるという、「箱詰めあそび」も楽しんでいただく、そんなスタイルに。
ということで、いつもレッスン中には使わないテーブルを広げ、重箱や小皿などを並べ。


今回は、「箱」ということで、重箱と、それからスクエア型のかごを使って、の盛り付けに。
どちらも、おせちのようにびっしり詰めてももちろんよし、なのだが、余白を楽しみながら、詰めるのもこれまた趣があり。
どうやって使ったらよいか迷う方にお勧めなのが、「小皿」使い。
重箱やかごに入るサイズの小さな小皿やココット、小さなグラス、それからレッスンで登場するのがおちょこ。
食器棚を覗きこむとなにかしら小さなものが見つかるのでは。
小さなお菓子の型や、それから使い捨てのパックやお弁当用の小分けカップなども重宝。
そういった小さな「器」になるものにそれぞれの料理を盛り合わせて、重箱やかごに盛り付ければ、テーブルの上が一気に華やかな印象に。
今回は、料理3品を重箱に盛り合わせにして。
重箱でなく、大皿に同じように小皿を盛り合わせるのもおもしろく、同じ料理でもまた違った表情になるから不思議。
ということで、3,4月レッスンでは、そんな「箱詰めあそび」をはじめ、盛り付けや盛り合わせのコツも体感していただけたら、と。
なによりも、どの重箱にしよう、どの小皿にしよう、そして詰め合わせているみなさんの姿の楽しそうなこと。
まるで、おままごとをしている少女のような。


さて、気づけば3月が始まり。
日に日に春の空気を感じながら、新年度に向けて、そして進級や新生活に向けて、少しずつ整えていく時期。
昨日は、次男の保育園、お別れ遠足。
もうすぐ卒業の年長さんといつも一緒に過ごしている年中さんとが一緒に行く遠足。
お弁当のリクエストは唐揚げといつものウルトラマンのおにぎりとソーセージ。
お迎えの帰り道、どういう順番でお弁当の中身を食べたのか、一生懸命に説明してくれて。
一番最後までとっておきを取っておくのはいいのだが、デザートのいちごの後に唐揚げを2つ、だったとか。
春からは年長さん。
*お別れ遠足弁当*
ウルトラマンおにぎり
玉子焼き
恐竜パスタサラダ
ソーセージ
唐揚げ
いちご
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