2月28日 たねと食のおいしい祭りで食べ比べ、そしてポリポリ、コリコリ

そろそろの年度末に向かって。
週末は保育園の保護者会のはしごなど。
先生方からのお話や、父兄のお話、そして改めてこの1年での我が子の様子を振り返ってみたりしながら、それぞれの成長をしみじみ。ついつい日々に流されてしまうところ、ふと立ち止まって振り返る、ありがたい機会となり。
上のクラスの役員仕事も最後の一山を終え、無事に引継ぎまでもう少し。
と、今度は、下のクラスでの役員さんに。ここしばらくは3人中どこかでなにかしらの役員さん続き、となるのだろう。
母業もがんばらなくてはっ!
ちょっと一息、の日曜日。
時々足を運ぶ、武蔵国分寺公園へ。
春に向かうこの時期の木々。
それにしても梅の時期にいろいろな花の開花がずいぶんと足早に追い付いていて。
早咲きの桜に、沈丁花、それからミモザの木が満開に。それはそれは色鮮やか。
娘とちょっとお出かけ、と国分寺方面へ。
「カフェスロー」で開催される、「たねと食のおいしい祭」へ。
「つづくたね」、ということで、自家採種うや在来種をテーマにした、お話会やワークショップ、マルシェなど開かれるイベント。
国分寺周辺の農家さんでもかなりいろいろな野菜を栽培しているので、普段からそういったものに触れる機会もあるのだが、やはりまだまだ知らない野菜、知らない品種がたくさん。そして、それぞれの野菜が大切に育てられていることが伝わってきて。
諸国漫遊大豆ギャラリーには何十種類もの、全国の地大豆が展示され。
「大豆の食べ比べ」では、色やサイズはもちろん、見た目はそっくりながら、試食させていただくと、風味の違いが。
それから印象的だったのが、「こどもパン」の「「食べ比べセット」。
同じ配合レシピで、全粒粒やふすまなど粉の種類を変えて焼いたパンが3種類。
表面はもちろん、切り口の色味もだいぶ違い、風味や弾力もそれぞれ。
「おいしい!」を真ん中に、たねをまもること、味覚をはぐくむこと。



来週からの3,4月レッスン。
重箱に詰める片隅に、なにか、本当にちょこっとした一品を、と思案していたところ。
リクエストもいただいていたので、こんな一品。
ポリポリ、コリコリ、ポリポリ、コリコリ。
スポンサーサイト
2月26日 もう少しのバレンタインモードと、春のドレッシング

バレンタインは過ぎたけれど。
キッズ&ジュニアの2月バレンタインレッスンはもう少しバレンタインモードを引っ張って。
昨日はキッズおやつ教室。
まずは、みんなではりきって、ビスケットを砕く、砕く、飛び散る、飛び散る。
あまりの強さにすり鉢が割れないか心配になるほど!
砕いたビスケットをみながら、「あっ、ハートがあった~!」とか、「これは、おほしさまかなあ?」などなど、そんな声が聞こえつつ。
そして、砕いたビスケットにドライフルーツやナッツなどのフィリングを加え、そこへ溶かしたチョコレートを加える。
耐熱ボウルに溶かしたチョコレートを流していくのだが。
ガラスの耐熱ボウルを傾けて、ゴムべらでボウルの底のチョコレートをすくい取っていると、大喜びの子どもたち。
チョコレート色のボウルの底にゴムべらが動いていく姿、まるで絵でも描かれているかのように感じたようで。
これまた、「お花だ~!」とか、「葉っぱだよ!」、そんな声が聞こえ。
う~ん、改めて、子どもたちはアーティスト。こんなすてきな感覚のおすそ分けをいただくような、そんな気持ちに。
生地をみんなで丸めて、粉糖やココアパウダーをふって、でき上がり!
うれしそうに頬張って、もれなくお口の周りはココア色、たまらない眺め。



三寒四温。
寒い朝でも、日中は春の風を感じる、そんな日も。
来週からの3.4月レッスンに向けて、備品や乾物などの買い出しへ。
「箱詰めもてなしレッスン」ということで、重箱やかごなどを使った盛り付けをイメージ中。
今日、受け取ったかごたちも、飾り棚に置いて。
今回は、サラダに添える春らしいドレッシングも登場予定。
ということで、ここしばらく微妙な分量調整を重ね、ようやくこの辺りかな、というところに落ち着いたところ。
レッスンでは、いつも塩、酢、オイル、とシンプルなドレッシング、というよりも、3種類の調味料をそのまま食材にかける、ということが多いので、今回のように、何種類もの材料を合わせて作るドレッシングはかなり珍しいパターン。
が、シンプルだからこそ、のおいしさと、いろいろなものが融合されるからのおいしさと、実にそれぞれにそれぞれの魅力。
例えば、和食やイタリアンのようなシンプルなおいしさと、インド料理のスパイス調合やフレンチのソースなどの多くのものが融合し、相乗するおいしさと。
とてもリッチなおいしさなので、サラダが一気にごちそうになる、そんな感覚。

2月24日 盛り付けあそびと、新しい圧力鍋

来週からのレッスン「春和食 箱詰めもてなしレシピ」に向けて、レシピ仕上げと試作の追い込み。
同じ料理も盛り付け1つでがらりと印象の変わるおもしろさ。
例えば、重箱に、ところどころ重ねながら盛り付ければ、和の雰囲気に。
そしてまったく同じものをプレートに整然と盛れば、今度はがらりと洋の印象に。
改めて、器や盛り付け方によって、同じものがまったく違う眺めになるおもしろさをしみじみ。
盛り付けあそび、とでもいうべく。
こんな盛りつけの楽しみ方も、3月10日発売の「
箱詰めもてなしレシピ」に登場します!
盛り付け1つで、料理の印象はかわり、そして不思議とおいしさまでも。
そんな盛り付けのヒントもあれこれ。ご参考になれば幸いです。


「春和食 箱詰めもてなしレシピ」。
デザートは、春の和の雰囲気で。
久しぶりに小豆をみなさんと炊くことに。
炊きたての小豆のおいしさは格別。
小豆と季節のフルーツやなどを使って、パフェ仕立てに。
口の中に頬張った瞬間に広がるおいしさ。

1.2月レッスンでもフル稼働した「圧力鍋」。
さすがの10年選手、それもかなりのヘビーローテーション稼動、ということで、年初めから1つ新調したいなあ、と思いつつ。
あれこれ悩んで、選んだのは、ティファールのクリプソ アーチ。
今までもティファールを使っていたので、使い勝手と使い慣れで。
今までは、5リットルの片手なべ、ふたは決まった位置に設置してくるり、と回す方法。
今回は4リットルの両手なべ、そしてふたは、ワンタッチ開閉。それもふたをどの向きに置いてもよく、片手で実に簡単にできるのには感激。
タイマー付きと悩んだのだが、タイマーはなくてもいいかなあ、と思っていたことと、洗い勝手を考えて、タイマーのついていないものをセレクト。
さっそく使ってみることに。
鍋おろしには、「鶏手羽と大根のスープ」。
4リットルと6リットルと少し迷ったのだが、4リットルにして正解。
棚から取り出すにも、それから具材を入れて持ち運びするのも、妥当な重さと大きさ。
これなら今まで以上に気軽に活躍しそうな予想。
そして、なによりも、今までよりずっと静か。
今までは、音がだいぶ激しかったので、圧力鍋を使ったレッスンでは、その音がみなさんをどこか追い立てるような感じがあったのか、作業が速くなり、そんなことも多々。
これからはもっと落ち着いた圧力鍋料理をご案内できるはず。
ということで、まだまだ鍋に慣れるまでにあれこれ試してみなくては。
道具が1つ新しくなるだけで、心持ちが弾むもの。
2月22日 結婚式の想い出とコブサラダ

週末の出来事あれこれ。
まずは、下2人の保育園での発表会があり。
娘はとうもろこしちゃん役、次男はうさぎ役。
2人ともかなりの緊張顔でのスタートながらも、それぞれに演じている姿に成長をしみじみ。
特に、次男の5歳児クラスの合唱。みんなの、一生懸命に歌う姿は本当に愛らしくて、そしてこちらへ向かってくるものがあって。
親にとって、こういう機会は本当にありがたいもの。
今回は、園の発表会と長男の学校公開がパッチリ重なったため、娘の演目が終わると、徒歩数分の小学校へ行き、長男の様子をチェックして、再び園へ次男の演目も観に、といった具合ながらも、充実した親日和となり。


昨日は、週末からこちらへ来ている焼津の母と私の合同バースデーのお祝いに、代官山へ。
17年前に結婚式を挙げたレストラン「シェ リュイ」へ。
結婚後何度か足を運んだのが、子どもたちを連れていくのは今回が初めて。
そして、母は17年前の結婚式以来。
タイムトリップするほどにあの頃と変わっていないお店の眺め。
ここに母が座っていたね、ここに父が座っていたね、あの頃の記憶があれこれ蘇り。
前菜は、まるでデザート盛り合わせのような愛らしいプレート。
コクのある玉ねぎのフランに、クリームチーズのムースにはドライトマトがアクセント。
まだまだ子どもたちと落ち着いてゆっくりと、とはいかないけれど、また何かの機会にはこうやってみんなで訪れたいもの。
きっと、懐かしく想い出すのだろう。
以前は、代官山の和食屋さんで働いていた頃もあり、だいぶ馴染みはあるものの、当時とはまた風景が変わり。
食後は、レストランからすぐの、DAIKANYAMA T-SITEを散策し。
敷地内には、ピンク色の早咲きの桜が咲き、あたたかん日差しに、すっかりの春の気配。
母と娘と、蔦谷書店をふらりふらり。ああ、またゆっくりと訪れたいなあ、と。




母と過ごす時間も、少し前とはまた変わってきたような気がして。
お互いに歳をとってきたのだろう。
今日は2人で吉祥寺へ。
2人でお揃いのブローチを買ってみたり、お互いのバースデープレゼント(本当にちょこっとしたものなのだが)を買ってみたり。
ブーランジェリービスト「 EPEE 」へ。
代わる代わる出てくるパンがおいしのはもちろん、ドレッシングやソースが実にいい仕事ぶり。
三浦野菜のサラダには、コクのあるごま風味のドレッシング。
メインのブイヤベースに少し加えられた「ユイユ」が絶妙な存在感。
お互いによい1年を重ねられますように。
さて、来週に向けて。
前菜の一品は、「コブサラダ」に和のテイストを取り入れて。
春のレッスンには、しつこいくらいに、必ずといっていいほどに登場するあの野菜も。
なんというか、おいしさはもちろん、存在が好き、というか。
先週今週は、バースデー猶予、とでもいうべく、食のエッセンスを楽しみ、習得する機会があれこれ。
今日は、チアシードのおいしい使い方も知ることができたり、と収穫、収穫。
この1年もおいしいものをたくさんたくさん作って、お伝えできたら、そんな想いを改めて。
2月19日 オーガニック&野菜をテーマに表参道&青山巡り

今日からスタートした、2月ジュニアおりょうり教室。
こちらもキッズ教室と同じく、「トリュフ」。
小学生のレッスンでは、1人ずつが好きなフィリングをカスタマイズして、作るスタイルに。
ドライフルーツやマシュマロなどをお好みに選び、計量し。
やっぱりこういう作業は本当に楽しそうで、一気に子どもたち同士の空気もより和み。


カスタマイズといえば。
サラダのカスタマイズなど、「オーガニック」、「野菜」をキーワードに。
昨日は私の誕生日。誕生日!、なんて大声を上げる歳でもないのだが、やっぱり誕生日は特別な日。
ということで、「オーガニック」、「野菜」をキーワードに、表参道&青山巡りへ。
まずは、季節の野菜などをふんだんのトッピングした甘くないタルト「セイボリータルト」専門店の、「What a Tart!」へ。
ショーケースには、野菜の彩り豊かなタルトがずらり整然と並ぶ姿が美しく。
今回は、夕食に合わせて、テイクアウトをあれこれ。
下仁ねぎがふんだんにのったものや、鶏肉とごぼうのカレー風味、それから定番の豚肉のコンフィやトマトなどなど。
こちらのタルト、生地にはバターではなく植物油を使用しているので、重すぎず、そして和などの食材や調味料との相性もよく。


そして、早めのランチに向かったのは、AWキッチンが手がける野菜カフェ「Mr.FARMER」。
まずは店内入口に、4種類のデトックスウォーター。
かんきつ類もの、それから「ライム&きゅうり&ミント」、「りんご&にんじん&セロリ」。
それぞれに、それぞれの食材の香りや風味がしっかりとしていて、それだけで早々に浄化されるような。
そして、ショーケースにはサラダの具材がずらりずらり。
今回は、「FARMER‘S コブサラダ アベガドレッシング」をチョイス。
コブサラダ、「昆布」が入っているわけではありません!
ロサンゼルスのレストランオーナー、コブ氏が作ったサラダ、というのが発祥。
チキンやトマト、アボカド、ゆで卵などの具材を同じくらいの大きさにカットして、ワンボウルにしたり、よく見かけるのは、プレートに食材ごとずらりと並べたり。
具材がふんだんなので、サラダだけでも十分満足できる一品。


食後は、「ブルーボトルコーヒー」へ。
ドリップ式、サイフォン式、エスプレッソなど、それぞれのスタッフがそれはそれはスマートに淹れる姿を存分に眺めることができるオープンキッチンをまじまじと眺めながら、コーヒーをいただき。


オーガニックショップやパン屋さん巡りをして、表参道ヒルズにある「TORAYA CAFE」で一休み。
お目当ては、「あずきとカカオのパフェ」。
あずきとカカオの豆乳アイスクリームや小豆とカカオのケーキ、寒天にフルーツなどが想像していた以上に口の中で1つにまとまって。あずきとベリーとの相性も実によく。
和菓子も好きだけれど、断然コーヒー党の私としては、こういうスイーツにはまさに心奪われ。
さあ、次回のレッスンに向けて、あれこれのヒントを収穫し、最後に立ち寄ったのは「マグノリアベーカリー」。
色とりどりのカップケーキずらり、の眺め。
愛らしいピンク色、クリームは生地にもクリームにもいちごが入ったストロベリーケーキに、クリームチーズクリームがキャロットケーキ、それからココア生地にりんご酢を加えた、天然の鮮やかな赤ピンク色が印象的なレッドベルベッドなどなど。
家族みんなが揃うバースデー、それだけで十分、なのだが。
みんなで、それはそれは大きな画用紙に、たくさんの絵やメッセージを描いてくれて。娘の絵は、バナナとか。
一生懸命に歌うバースデーソングと、嵐のように取り合いのケーキ合戦、そしてお花とチョコレート。
さあ、1日1日を大切に。今年も楽しくて、実りある1年となりますように。


2月17日 1.2月レッスン無事終了、3.4月は「春和食 箱詰めもてなしレシピ}

今日の、子連れレッスンを終えて、1,2月レッスン「真冬のあったか洋食」が無事終了。
前菜には、ポテトサラダやれんこんきんぴらなど普段のお惣菜を使った「タルティーヌ2種」、そして、メインには、自家製だからこそのおいしさ溢れる「かにクリームコロッケ」と、そしてデミグラスソースを使わずとも、30分以内で出来上がる本格派「ビーフシチュー」、それからゆるねのほっくりとしたおいしさが際立つ「ゆりねごはん」。最後に、ごぼうの存在感が絶妙な「ごぼうとチョコレートのケーキ」。
いつもながら、1つ1つの料理に想い返すだけでも、あれこれあれこれと想い出がくっついて。
こうやって、レシピに仕上げた料理が、みなさんとのレッスンを通して、1つ1つが大切な財産、となるのだなあ、と。
みなさんをお見送りして、教室キッチンの片づけをしながら、ふと。


さて、3.4月レッスンは、「春和食 箱詰めもてなしレシピ」。
試作を重ねつつも、まだまだメニュー決めに思い巡らせているところもありつつ。
今回は、3月10日に発売の「
箱詰めもてなしレシピ」に合わせて、春らしい和食を重箱やかごなど煮詰めていただきながら、箱詰めのちょっとしたコツなどをお伝えしつつ、なによりも箱詰めの楽しさを満喫していただければ、そんな想いのもと。
本に登場するレシピの中からも、アレンジを加えて、メニューに取り入れるものもあり、また本に登場する、ちょっとしたアクセントものも、今回のメニューに登場させたいなあ、などなど。
その中の1品は、以前イベントのときにご用意し、リクエストいただいていたメニューが満を持して。
「ナッツそぼろちらしずし」。
定番の酢めしに、しっとりと炊いたそぼろ、それからナッツをトッピングした、とっても食べやすいちらしずし。
それから、こちらもリクエストいただいている「卯の花」。
たかが卯の花、されど卯の花。
こちらもキーワードは「しっとり」。
コクを出す具材をふんだんに加えて、思わず何度も口に運びたくなるような、優しい仕上がりに。
まだまだ寒さはありつつも、少しずつ、少しずつ春に向かっていく気配を感じる季節。
先週末のあたたかさに、もしかして、と我が家の近所にある早咲きの桜の木を見に行ったら、やっぱり!、ほんの少し咲き始めていて。
もうすぐの春、に向けて。
*おしらせ*
3.4月レッスンの日スケジュールを「おしらせ」にアップしました。ご興味ある方はお気軽にお問い合わせくださいませ。もう1つ。
いつもご参加くださっている生徒さんのみなさまへ。
先日送らせていただいた、出版のご案内についてのメールにて、アマゾンのリンク先アドレスに間違えがあり、たいへん失礼いたしました。
正しくはこちらです。
いつもながら、みなさまの優しさに支えられて。
2月15日 バレンタインマフィンと雛人形

初夏をも通り過ぎたような、驚くようなあたたかさの中、昨日はサーカスへ。
テントの中へ一歩足を踏み入れた瞬間から、一体どこに来てしまったのだろう、というなんともいえない非日常感。
そして、下2人にとっては初めてのサーカス。
口を半開きで魅入る姿を横目でちらちらしながら。

いつもは寒い、寒い、と言いながら飾っていた記憶なのだが、今年は、窓を全開にして。
桃の節句に向けて、娘と雛人形を飾る。
わが家の雛人形は、ガラスケース入りのレトロなもの。
区分けされたところに、お内裏様とおひなさま、三人官女に五人囃子、そして嫁入り道具や楽器、桃の花などをそれぞれ飾り。
まるでおままごとか何かのような感覚は子どもの頃だけでなく、今でもなんだか楽しくて。
今年のバレンタインは、娘とバレンタインマフィン作り。
1.2月レッスン、「ごぼうとチョコレートのケーキ」と同じベース生地に、今回はホワイトチョコレートを加えて。
トッピングにはナッツを散らし、半分はゆずピール、オレンジピール、半分はベリーをトッピングして。
かごに詰めて、みんなに配りつつ、さりげなく自分の分は2つキープする姿など。
喜んで頬張る上2人。まだまだ家族からのバレンタインスイーツ、のお年頃。
と思いきや。次男、初めてのバレンタインプレゼント。
そんな日に限って、早めにお風呂になんか入ってしまったので、まだ明るいうちからパジャマ姿で受け取る、の巻。
バレンタインに雛人形、そして春一番、早春を感じる風物詩。



昨日の暖かさとは打って変わって、の今日。
友人との打ち合わせで、吉祥寺、マーガレットハウエルのカフェへ。
5種のデリプレートランチ。
いつもながら、1品1品が丁寧で。
しっとりとした自家製チキンハムにはハニーマスタードソース、そしてほんのり五香粉の香りのような。
玄米ライスサラダのプチプチとした食感、キャベツのマリネにはひまわりの種の存在感がなんとも。
場所を変えて、同じ道沿いにある「BLACKWELL COFFEE」へ。
ハンドドリップで淹れていただく、「秋冬ブレンド」をいただきながら。
気づけば30年来の友人である彼女とは、出張教室というかたちでのパートナーとして、そして同じくらいの3人の子どもたちを持つ母同士として、こうやって2人でゆっくりと話すのも本当に久しぶりで。
しばらくお休み中だったところ、春ぐらいからの出張教室の再開を目指して。
2月13日 私のご近所さんたちと、箱詰めもてなし

1.2月レッスン「真冬のあったか洋食」、最後の週末レッスン。
初めてご参加の方が、作業をしながら、「料理教室に参加するのは初めてなんだけど、楽しい~!」、そんな声が聞こえてきて。
そうでしょ、そうでしょ!!
自分のために、家族のために、作らなくてはならないごはんを、時間に追われながら作る、日々のキッチン時間とはまた違ったキッチンでのひとときは、時に食材1つ1つにゆっくり時間をかけて下処理したり、時にみなさんとのおしゃべりに手が止まってみたり、ふとしたところに、日々の料理の、それからキッチンのヒントが見つかったり。
前菜、「冬野菜のタルティーヌ」。
「ポテトサラダのタルティーヌ」と並ぶのは、こちらも日々のおかずにぴったりの「れんこんきんぴらのタルティーヌ」。
たかがれんこんきんぴら、されどれんこんきんぴら。
今回は、れんこんと一緒に、乾煎りしたくるみも加えて。
パンの上に盛り付けてから、小口にした万能ねぎとそれからゆずがふわりと香る七味を散らして。
そのままシンプルに口に頬張っても、もちろんおいしいれんこんきんぴらに、おいしさを相乗させるべく、くるみに万能ねぎに七味。
なくてもいいけれど、あるとぐぐぐっとよくなる、そんな存在感がなんとも。

さて、今週は、ご近所さんとのあれこれ。
まずは、いつもいつも、メニューにないパンを注文したり、と、本当にお世話になっている、天然酵母パン「ベーカリーハース」さんのところへ、急な助っ人へ。
お店のお手伝いを1時間ほどのピンチヒッターへ。
いつものお客さんとしての目線とはまた違った目でお店を拝見することができ、たった1時間ながらも、久しぶりのドキドキ感とそれから久しぶりの必死な感覚。
そして、改めて、ハースさんご夫婦の日々の丁寧なお仕事ぶりと、接客する彼女の、本当にホスピタリティー溢れる姿を目の当たりにして。だからこそ、の今なのだなあと。


そして、もうお一方。
こちらも間近での急なオーダーをお願いしたり、と、いつもいつもお世話になっている、ドライフラワーと古道具「
Marca」さんが我が家へいらしてくれて。
白木の重箱にごはんとおかずを詰めて、松花堂弁当仕立てに。
それからホーロー容器には「春野菜のグラタン」をご用意して。
重箱に詰めたおかずは、にんじんと紅心大根のラペや、卯の花、それからキーマカレーをちょこちょこっと。
それぞれにココットや小さな器に入れて、重箱に詰めるだけで、普段のおかずがどこか凛とした眺めに。
炊きたてのごはんに菜の花を加え、塩とごま油を加え、さっと混ぜただけの「菜の花ごはん」。
プリンカップで型抜きして、重箱に盛り。
ここまですべて準備しておけるので、あとはいらっしゃる頃にグラタンをオーブンへ入れるだけ。
いらしてからも、自分もほぼ一緒にテーブルでおしゃべりしながら過ごすことができる、そんな魂胆のもと。


お互いのこれからに向けて、それはそれは有意義なおしゃべり時間となり。
そして、Marcaさんから、すてきなプレゼントまでいただいて。
いつもながらに、うっとりするような、そして私の好みを知ってくださっているからこそ、のユーカリのリース。
気づけば我が家にはMarcaさんのリースや花束があちらにもこちらにも。
改めて、私の周りには、すてきにご近所さんがいらっしゃることをしみじみ、しみじみ。
そして、思わずの妄想あれこれ、あれこれ。
*早春ランチのメニュー*
・にんじんと紅心大根のラペ
・卯の花
・カルダモン香るキーマカレー
・春野菜と押し麦のグラタン
・キーマカレー
・バレンタイントリュフ
重箱贔屓な私として。
重箱をさりげなく使ったおもてなしも登場します。
「
箱詰めもてなしレシピ」
本の発売に向けて、たくさんのうれしいメッセージをいただき、心満たされる想いです。
こうやって、みなさんに支えられてこそ、なのだなあ、と。
そして、改めて、背筋がピンと伸びる想い。
2月12日 「箱詰めもてなしレシピ」、3月10日発売

春に向けて、お知らせを1つ。
春に、初めてのレシピ本が発売となります。
「
箱詰めもてなしレシピ」
2016年3月10日、誠文堂新光社さんよりの出版です。
詰めて楽しむ箱詰め料理67品。
この本では、お弁当箱や空き箱、かごにほうろう容器、そして重箱など、さまざまな「箱」に、普段使いのものからハレのテーブルシーンに合わせたものまで、それぞれに使いやすくて、詰めやすい67のレシピをご紹介しています。持ち寄りや差し入れ、お弁当にピクニック、おせちなど、おもてなしレシピと箱詰めのテクニックをまとめた一冊です。
私にとって、「料理の箱詰め」の原点は、幼少の頃のおままごとだったような気がします。
おままごとのお弁当箱におままごとの料理を詰めて。
パズルのように詰める楽しさ、うまく詰められた時のちょっとした達成感、そして、その箱のふたを開けた時のわくわくする気持ち。箱に詰めることには、人を夢中にさせる何かがあります。
料理やお菓子が、箱に詰められることでまた違った眺めとなり、どこか凛とした雰囲気になる不思議さ。
それは、‘箱詰めあそび‘とでもいうべく。
おもてなしのヒントはもちろん、日々のキッチン時間が楽しくなるきっかけとなれば幸いです。
初めての撮影、初めての執筆、そしてプロフェッショナルなみなさんのお力に寄り添わせていただき。
とにかく初めて尽くしの日々でした。
発売に向け、ご案内も兼ねて、時折、そんなエピソードも書き連ねていけたら、と。
ひとまずは発売のご案内まで。





2月10日 2月キッズ&ジュニアレッスンは、バレンタイントリュフ

3.4月レッスンもそろそろの終盤。
昨日は、ご参加のみなさまのほとんどが通常レッスンに初めてのご参加。
ということで、長~く来てくださっている彼女が、いつも以上に私をサポートしてくれて。
ああ、ああ、本当にありがたい限り。
優しさが身に染みて、身に染みて。

さて、今日から、2月キッズおやつ教室&ジュニアおりょうり教室がスタート。
今月は、バレンタインシーズンに合わせて、「バレンタイントリュフ」作り。
トリュフ、といっても、子どもたちでも安心して食べやすいように、ビスケットをベースにした生地。
そこへ、ドライフルーツやナッツ、そしてチョコレートを加え、丸めたもの。
まずは、みんなでビスケットを砕く。
こういう作業は大、大、大好きな子どもたち。
大きなすり鉢を抱える子どもの姿、こういうアンバランスは本当に愛らしくて。
すり棒そ交代で持ってもらうつもりだったのだが、子どもたちの意欲と勢いに、いつの間にか1人1本を抱えて。
いつの間にか、リズム歌が始まり、それはそれは楽しそうに。

細かく砕かれたビスケットに、今回は、クランベリーやブルーベリー、カシスなどのドライベリーを加え、細かくしたくるみを加えて。
そして、溶かしたチョコレートを加える。
1つには、ブラックチョコレート、もう1つにはホワイトチョコレート。
そこへ、生地をまとめやすくするためと、風味づけにオレンジジューズを少々。
大人向けならラム酒などもぴったり。
でき上がった生地をみんなで丸める、丸める。
園児さんだと、こういう作業はまだまだ苦手な子も多く。
力の入れ方の強弱という感覚、というか。
大人はできて当たり前なことを、子どもたちにどうやって伝え、どうやってサポートしてあげるか、いやはや私自身の学びであり。
と、そんなことを想い巡らせていると、早々とでき上がった子たちが、あっちではつまみ食い狙い、こっちでは残っているオレンジジュース狙い(これはうちの子)などなど。
まんまるでなく、少々いびつな方がトリュフらしさの演出、ということで、子どもたち向き、ともいえるのでは。
最後に、ココアパウダーと粉糖をかけて、でき上がり!
お皿の上に盛り付けて。
そして、今月は、袋詰めして、毛糸のリボンをかけて、パパやママへのプレゼント付き。(果たして、パパやママのお口に入るかどうかは別として)
いただきます!、あっという間にお口の周りやお口の中までココアで真っ黒な子どもたち。


| Reset ( ↑ ) |
Older >>