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12月16日 今年もジンジャーブレッドマンずらりずらり



11.12月レッスンも残すところわずか。
おせち&クリスマスのテーブルシーンがようやくしっくりとくる時期となり。
食後のデザート「シフォンケーキ クリスマス仕立て」、こちらもなんともクリスマスらしい眺め。

と、余韻に浸りつつ、来年1,2月のメニューに心向かいつつ。
2016年1.2月は、「真冬のあったか洋食」、そんなテーマでいくことに。
リクエストいただいているビーフシチューに、熱々のコロッケなども以前からお声をいただていたり。
デザートは、毎年この時期恒例バレンタインにもぴったりな、そして今回は野菜を使ったスイーツ、のリクエストのもと、少しずつ試作中。
レッスンが終わり、「よいお年を」、そんなお見送りもだいぶしっくりとくる時期となり。

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さて、クリスマスに向けて。
来週に控えている12月キッズおやつ教室とジュニアおりょうり教室は、ものづくり教室「みずたま」とのクリスマスコラボレッスン!
小学生向けジュニア教室では、毎年恒例の「クリスマスお菓子の家」、そして、園児向けキッズ教室では、「クリスマスお菓子の絵本」作り。

先ずは作って楽しんで、クリスマスまで飾って楽しんで、そしてクリスマスには食べて楽しんで。
そんな子どもたちの姿を眺めながら、こちらも楽しんで。

ということで、お菓子の家とお菓子の絵本に使うジンジャーブレッドなどを一気に焼く。
先日のシュトーレンレッスンに続き、オーブンからはジンジャーーブレッドの香りが一気に広がり、そしてその香りはキッチンに1日中。ジンジャーパウダーとシナモン、ナツメグ。スパイスがミックスされたときの相乗の香りに改めて、うっとり。
夕方、園から帰ってきた娘、玄関を開けた瞬間に、「お~いし~いにおいがする~!!!」、とキッチンへ向かう姿など。

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ジンジャーブレッドマンがずらりずらりずらり、の光景も、この時期すっかりの我がキッチンでの風物詩となり。
今回は、絵本に使うアイテムもいくつか。
久しぶりのクッキースタンプも使って。
こういう、なんといかストーリーのあるお仕事は本当に楽しいもの。その先に想い巡らせながら。

今年ご参加くださった方はもちろん、昨年ご参加くださった方々からも、シュトーレン報告やヘルプコールなどなど。
シュトーレン、まさに1年に1度のお菓子なので、いざ作ってみると、あれあれ?どうだったかしら?、こうでよかったかしら?、そんなことがあれこれ。私自身、そんなことも。
この、どうだったかしら?、こうでよかったかしら?、と疑問を浮かべることはその先への有意義なプロセスとなるはず。
が、ここで、うまくいかず、おいしくないものが仕上がってしまうと、その敗北感に打ちのめされてしまうことも。でも、なにかしらの策があるはず!オーブン回数だけは経験値のある私でお役に立てれば、と。ヘルプメール、いつでもどうぞ。
その都度切り分けては、ちびちび楽しんでいるシュトーレンがそろそろ終わりそうな我が家。さて、クリスマスまでにもう1本焼けるか。

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12月14日 今年は「秋田風雑煮」



年内最後の週末レッスン。

11.12月恒例「クリスマス&おせちメニュー」。
すっかりの定番は、ご当地雑煮。
澄まし仕立ての関東風、白みそ仕立ての関西風、鮭といくらをのせた北海道風、ぶりをのせた福岡風、牛肉を入れた山形風、のりを天盛りにした千葉風、一番好評だったのは、くるみだれを添えた岩手風、それから、きなこを添えた奈良風に、黒糖を添えた福井楓などなど。

そして今年は、「秋田風雑煮」。
鶏肉にごぼうにせり、そう、きりたんぽ鍋のような。秋田では、お雑煮にも、餅ではなくきりたんぽを入れるところもあるそう。

教室では、普段のレッスンでの「だし」は、かつおやさばの「厚削り」を使った、手軽なものが多いのだが。
お雑煮などの椀物をするときには、こんぶとかつおぶしを使った「一番だし」をひく。
ていねいにひいただしが、あまりにも美しい黄金色をしていて。そしてその香り。そして、その風味。
大げさでなく、味をつけなくても十分においしく、これだけでごちそうとなる。

だしを用意しつつ、具材の準備。
具材を下処理する、そんなひと手間もお雑煮ならではなのでは。
1つの鍋を使って、まずは食べやすい大きさに切り分けた大根や京にんじんをゆでる。
続いて、千切りにしたごぼうをさっと湯がき、最後に、切り分けた鶏肉をさっと霜降りし。

下処理した具材を、吸い地(だしに調味したもの)に入れて、仕上げる。
そして、隣では、焼き網で、ゆっくりゆっくりゆっくり、餅を焼き。
忙しい日々、じっくり火の前で餅を焼く、そんな時間もなかなか取れないもの。
おばあちゃんにでもなった心持ちで、じっくりじっくり餅を焼く、ある意味、とっても贅沢なひととき。

具材すべての準備が整ったら、お椀にまずは、焼いた餅を入れ、そして他の具材も盛っていく。
具を盛り込んでから、具材も周りから、吸い地をはると、盛り込んだものが崩れずに、仕上がる。
吸い地が入った瞬間に、焼き餅の焼いた香りが一層広がり。
そして、仕上げに、カットしたセリを天盛りにして、ゆずの千切りをあしらえば、完成!
1つのお椀においしさがぎゅぎゅぎゅっと凝縮された、そんな一品。

椀物は和食では、とても大切とされている。
みなさんで、「乾杯!」のあと、最初の一口を迷われている方には、「まずは、お椀の汁を召し上がってみてください。」とおすすめなど。私自身、毎回、まず最初の一口はここから。
口に運んだ瞬間に、すーっと染み入る、澄んだお味。

ここしばらく、週末レッスンのご要望が多かったこともあり、来年から、週末レッスンを1日追加することに。
まだまだ我が家事情により、1日のみの追加での対応となりますが、ご興味ある方はぜひ。

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週末のひとこま。
娘の自転車散歩にお付き合い。
このペースが、案外駅周辺のお買いもの散歩にちょうどよく。
八百屋さんへ回り、お菓子屋さんに立ち寄り、などなど。
ちょっとぐるりと散策して、「room103」で開催していた展示へ。
お目当ては、出張カフェ。カフェ「curcus」さんのアップルパイ!

帰り道、「みんなには内緒だよ。」と伝えてみるも。
みんなが帰ってくると、聞かれてもいないのに、言いたくて、言いたくて仕方がない様子。
帰ってきた瞬間に上2人を捕まえて、「ほゆちゃんね、いいもの・・・」、とだいぶ小声で。2人には聞こえていない。
そのうち、我慢できずに、聞かれてもいないのに、大きな声で「ほゆちゃん、ケーキ食べてきたの!」って。

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12月12日 「シュトーレンのじかん」、終わりました



12月のイベントレッスン「シュトーレンのじかん」が無事終わり。
教室キッチンからは、しばらくの間、シュトーレンの香りの余韻など。

今回は1日のみの開催となったため、午前の会、お昼の会、午後の会、と3回でのレッスン。
朝の嵐のようなようなお天気を眺めつつ、準備をし。午前の会では、途中から空が一気に明るくなり、昼の会では嘘みたいにすっかりの青空、そして午後の会がまた、徐々に日が陰っていく移ろいを感じながら。
あっという間の1日となり。

シュトーレン。
クリスマスの季節を楽しみドイツの焼き菓子。
今ではすっかりこの季節の風物詩となり、お菓子屋さんやパン屋さんでも、それぞれのお店の、それぞれのこだわりあるシュトーレンが並び、形もお味も個性もさまざま。
「シュトーレンが大好きで」、そんなお声とともに、「まだおいしいシュトーレンに出会っていなくて」、そんなお声もちらほら。
今日のシュトーレンがお口に合いますように、と願いながら。

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さて、シュトーレンレッスンがスタート。
ごあいさつの後は、レシピを一通りご説明し、フードプロセッサーを使っての生地作りを見ていただく。
続いては、テーブルの上にずらりと並んだ9種のフィリングから、ご自分のシュトーレンに詰めたいフィリング4種を選んでいただく。
毎回、みなさんの、うれしそうに迷っている姿を眺めるのもまた楽しく。時に、腕組み姿など。
今年のフィリングは、アーモンドスライス、くるみ、カシューナッツ、ひまわりの種、ラムレーズン、オレンジピール、4種のベリー、いちじく、そしてホワイトチョコレート。

選んだフィリングをお持ちいただいて、作業台の周りへ。
まずは1本、デモンストレーションでフィリングを詰めて、仕上げるのだが。
毎回、仕上げ終わった瞬間に、「えっ?これで終わり?」、「あれ?、簡単にできそう!」、そんなお声が。
生地を伸ばして、フィリングを詰めて、くるくる包み込んだら、いつの間にかシュトーレンの姿に!
ということで、みなさんで一斉にシュトーレンの成型。

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そして、オーブンへ。焼くこと約30分。
入れたそばから、シナモンとナツメグなど、シュトーレンの香りが広がる。
そんな香りも楽しんでいただきながら、昨日焼いておいたシュトーレンをご試食いただく時間。

イメージとしては、周りはさくさくとクッキー生地っぽく、中はしっとりとパウンドケーキっぽく。
甘さはだいぶ控えめで、フィリングは全体にたっぷり。
フィリングのドライフルーツと周りの粉糖の甘さで整う印象。
日が経つにつれて、生地が徐々に落ち着いてきて、よりしっとりとした印象に。
レシピについても、材料のほとんどが50gか25gなので、計量しやすく。
ちなみにご試食いただいたシュトーレンのフィリング4種は、アーモンドスライス、くるみ、ラムレーズン、オレンジピール。

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さて、ご試食いただきながら、おしゃべりも楽しんでいただいているうちに、シュトーレンが焼き上がり。
クーラーの上にずらりと並ぶシュトーレンの眺めはなかなかの圧巻。
そして、熱いうちにバターを表面にぬり、最後に粉糖をまぶせば、シュトーレンのできあがり!
粉糖をかけた瞬間に一気に昇華するような。

お持ち帰り用に、簡単なラッピング。
袋詰めしたシュトーレンに、お好みの色の毛糸でリボンをかけ、お好みの葉ものをさして。
ずらりと並んだシュトーレンの眺め。

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ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
少しずつ切り分けながら、ご堪能いただければ幸いです。
昨年同様、ついついあっという間に召し上がってしまう方もあるはず。クリスマスまでまだお日にちもあるので、お時間などある方は、復習も兼ねて、気になるフィリングを選んで、また焼いていただくと、楽しんでいただけるかと。
初めまして、の方々との出会いも楽しく、そしていつも来てくださる生徒さんたちの優しいサポートにもたくさん、たくさん救われて。
今年も、30本近いシュトーレンが、無事、我が家のオーブンから旅立っていき。
すっかり暗くなったキッチンにて、シュトーレンの香りの余韻とともに、心満たされるひととき。

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12月10日 「シュトーレンのじかん」に向けて



明日の、12月イベントレッスン「シュトーレンのじかん」に向けて。

数か月に1回のペースで開催しているイベントレッスンは、通常レッスンとはまた違い、単品をみなさんがお1人ずつ作り、そして、初めまして、の方も多く。
ということで、前日の準備も通常レッスンとはまた違い、私自身もわくわく、どきどき、そわそわ、そんな心持ち。

まずは、明日のレッスン中にご試食いただくためのシュトーレンを焼く。
11.12月レッスンでも、「シフォンケーキ クリスマス仕立て」のトッピングに使っているのが、「自家製即席ラムレーズン」。
長い間漬け込まずとも、ほんの10分ほど漬けておくだけで、使うことのできる、なかなかの重宝もの。

いつもはすっかりの目分量、だったのだが、11.12月レッスンで質問も多くいただいたので、今回はよくやく計量しつつ。
① レーズン100gを耐熱の器に入れ、半分くらいまで水を入れ、電子レンジへ1,2分。
 レーズンが水分を吸って、かなりやわらかくふっくらとするくらい。
② ①の水をかるく捨てて、そこへ、ラム酒大さじ1、砂糖大さじ2を加え、混ぜる。以上。

ラム酒や砂糖の量はお好みで。砂糖が溶けきらなかったときには、そのまま、再度電子レンジでほんの少々。
でき上がったそばかたら、ついついつまみ食いして、ふわあ、と幸せな気分に。

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さて、でき上がったラムレーズンも加えて、シュトーレンを焼く。
ほどなく、オーブンからは、シナモンとナツメグとバターの豊潤な香り。
シュトーレンを焼くのは、まさに1年ぶりなので、1年ぶりの大好きな香りに包まれて。
オーブンからの、一番大好きな香り。

出来たてのオーブンにバターをぬり、粉糖をかけて。
一気にクリスマスの眺めとなり。

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焼き上がったシュトーレンの香りに包まれて、準備、準備。
昨日生徒さんからいただいた「楓の実」も一緒に添えて、玄関先の葉っぱものなどを集めて、小さなクリスマス飾りなど。
さっそく玄関などにちょこっと飾り。

明日、焼き上がったシュトーレンのラッピングに使う小物もあれこれ。

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準備が順調に進んだので、買い出し前に、近所にオープンしたばかりの、ごはんと雑貨の店「Mokuji」へ。
先月だったか、クローズしたしたばかりの吉祥寺「オーガニックベース」にいらした方が独立オープン、とのお話を耳にして以来、足を運びたくて、うずうずしていたところ。

シンプルな空間に、古道具や、小さな小さな雑貨やオリジナル雑貨なども並び。
季節の野菜をふんだんに使った、優しい料理。1つ1つをゆっくりといただきたくなる。
印象的だったのが、付け合わせの、白和え。春菊とさつまいもの取り合わせがなんとも。
そして、ひよこ豆のコロッケはしっとりと、優しいコクがあり、豆みそソースとの相性も良く。
今度は、お茶時間にもふらりと立ち寄りたいなあ、と。

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明日の準備を一通り整えて。
最後に、今年はすっかり遅くなってしまったのだが、天井からつるすモビールを、秋冬向けの落ち葉や松ぼっくりのモビールに付け替えて。

明日、ご参加のみなさま、心よりお待ちしております。
お天気が心配なところ、お気をつけて、いらしてくださいませ。

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12月8日 お正月にもクリスマスにも花大根の甘酢漬け



今週に控えた12月のイベントレッスン「シュトーレンのじかん」に向けて、そして、そろそろ少しずつ、おせちに向けて。
パッケージものや粉もの、ナッツやドライフルーツなどの買い出し。
新豆の入荷待ち、「丹波の黒豆 飛切」も予約して。

「シュトーレンのじかん」では、みなさんの目の前にずらりと並ぶフィリング9種類ほどからお好きなものを選んでいただくスタイル。
昨年に引き続き、ご参加くださる方もあるので、昨年とは違ったフィリングをあれにしよう、これにしよう、悩むことしばし。
レッスンで使う、京人参もまとめ買いしたら、なんとも一気に年末気分に。

さて、ご近所さんのお家へ。
人をお招きするにも大好きだが、お呼ばれされるのももちろん大好き。
11.12月レッスンで登場する、「さばのリエット」、それから、「花大根の甘酢漬け」など。
それから、「かぼちゃとツナのパテ」。

この秋に、くらしの道具店「musubi」さんで購入した重箱に詰めて。
桐の香りに包まれるこの重箱。カジュアル使いにも本当にぴったりで。
重箱、というと、いかにも、の印象になりがちなところ、絶妙に、さりげなさを演出してくれるし、日常に身に着けているものとの相性もよく。

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11.12月レッスンも中盤に。
さて、重箱前菜の一品「花大根の甘酢漬け」。
スライスした大根を花形などで抜いて、甘酢に漬け込んだもの。
今までのおせちレッスンでも何度となく登場している、この「甘酢」。
酸っぱすぎないので、酸っぱいものがお好きな方なら、飲んでもおいしい感じていただけるくらい。

今回は、お正月の花型だけでなく、クリスマスっぽく、ひいらぎのクッキー型や、これまた花弁の多い花の形のクッキー型なども使って。案外、お手持ちのクッキー型を使って、楽しいものができ上がるかも。
甘酢に漬け込んで、小皿に盛り付け、いくらを添えれば。
大根が一気に華やかで繊細な一品に。手の加え甲斐のある一品。

今日は、2か月に1度の子連れレッスン。
眠い目をこすりながら、デザートのいちごを待ちわびる姿や、片手にパンを握りしめたまま、寝落ちする姿などなど。それから、顔色1つ変えず、真顔で披露してくれるダンスなどなど。
大人にはできないことがたくさん。ちょっと懐かしく想うこともたくさん。
ちびちゃんたち、次回もお待ちしてますね。

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12月6日 具だくさんの彩りだし巻き玉子



週末レッスン。

「クリスマス&おせちメニュー」、重箱に入る前菜の一品は、リクエストいただいて、「彩りだし巻き玉子」。
しっとり、ジューシーなだし巻き玉子に、みなさん驚かれるほどに彩りよい具材をたっぷり加え。
具材がたっぷりなので、ボリュームもあり、立派なおかずにもなる、そんな一品。
そして、なんといっても、切り口の色合いの、愛らしさ!

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さて、だし巻き玉子。
なんとなく苦手意識のある方も多いのでは。
そして、実は、巻くときのちょっとしたポイントがあれこれ。1度そのポイントを知れば、その次から巻くだし巻き玉子が一気に変わるはず。
今回、たっぷりの具材は、ベーコン、にんじん(今回はそろそろ出回る京にんじん)、しいたけに三つ葉など。
彩りよいのと同時に、ベーコンやしいたけなど、だしを引き出す食材たち。
今回は、お雑煮を作るために、昆布とかつおぶしでそれはそれはおいしい一番だしを引くので、そのだしを使うのだが。実は、私は朝のお弁当作りでのだし巻き玉子にはだしではなく「水」を入れている。風味づけの「薄口しょうゆ」がふわりと香りよく仕上げてくれる、いい仕事ぶり。
薄口しょうゆは濃口しょうゆと比べて、色が薄い、だけではなく、濃口しょうゆよりもずっと優しいしょうゆの香りが、料理において、際立つことも多く。例えば、お浸しなども、ゆがいた野菜に薄口しょうゆだけでも、ふわりと香り、どこか雰囲気がよくなる。
ということで、今回も、だしがあるに越したことはないが、なければ水でも、これまたベーコンやしいたけからのおいしさも加わって、きちんとおいしいだし巻き玉子が焼ける、そんなちょっと狐につままれたようなエピソードも添えて。だし巻き玉子ならぬ、水巻き玉子か。気になる方は是非お試しなど。

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毎回のレッスン、みなさんの他の料理がほぼ仕上がるか、あとは仕上げ待ち、そんな頃に、担当の方がだし巻き玉子を焼く。
もともと少し緊張のご様子、さらにみなさんの視線も感じ、その上、私のだめ押し、「みなさんが見てますからね!」など。
おいしく仕上がるコツの1つは、多めの油。
生地を3,4回に分けて、流し、菜箸使いのちょっとしたコツをつかんでいただければ、ストレスなく、巻き上がり。
あたたかい玉子焼きは、余熱があるころまでは、どうにでも言うことを聞いてくれる愛おしさ。
だいぶワイルドに焼き上がったとしても、焼き上がり、玉子焼き器にきっちりと押し当てておけば、ほどなく、何事もないように、すっかり優等生、美しい直方体の姿に。
ほんのり落ち着いた頃に包丁を入れると、優しい湯気と、そして色鮮やかな切り口。
毎回ながら、まな板の上でつまみ食いしたい衝動。

だし巻き玉子、ちょっとした手みやげにもおすすめ。
そして、今回のレッスンで登場する、「薬味とチーズのテリーヌ」も、ちょっとラッピングなどすれば、手みやけや持ち寄りなどにもぴったり。
今回は、生徒さんから、週末の来客に向けて、ヘルプコールがあったので、大急ぎ1本ご用意など。

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一気に、冬の空気を感じる日曜日となり。
来週に控えた、12月イベントレッスン「シュトーレンのじかん」に向けて、ドライフルーツやナッツなどの買い出しへ。
すっかりクリスマスモードも街並みを眺めつつ。
買い出しを終えて、主人のお誕生日お祝いも兼ね、時々足を運ぶお寿司屋さんふらりと向かったら。
毎月第一日曜日は定休日になりました、と。

結局、ゼルコバでパンを調達して、いつもの多摩湖湖畔での公園ランチ。
吹きっさらしの風が吹こうと、今の我が家には、そんないつもの時間が一番のバースデープレゼント、ということで。
なぜかせっせと立ちこぎ練習する娘の姿。

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12月4日 重箱の盛り付け方



昨日は、楽しみにしていた、ものづくり教室「みずたま」のクリスマスリース教室へ。
昨年はだいぶ大ぶりなリースを作ったので、今年は、やや小ぶりなサイズを作ることに。
目の前のテーブルにずらりと並ぶ材料に思いっきり目移りしつつ、ああでもない、こうでもない、とイメージを妄想し。
そして、そこからはもう夢中。
最初のイメージはもちつつも、その場の直感で重ねていく、一期一会の感覚がなんとも。
ほどなく、クリスマスリースができ上がり。大満足。

大急ぎで帰宅して、さあ打ち合わせ。
来春に向けて。一通り書き上げたレシピなどを、みっちり添削していただき。
いやあ、本当に勉強になることだらけで。
もう10年以上、自分なりのレシピの書き方をそのまま続けてきたのだが、もちろんその積み重ねたものがあるからこそ、の今なのだが、改めて、的確に伝えること、明確に伝えること、そしてそのための言葉の数々。
それから、今のレシピトレンドなどなど。
「火の通り具合の目安はありますか?」、「どのくらいまで混ぜますか?」、私の言葉を、その場でそのニュアンスがきちんと残るように、的確な表現に書き重ねてくださるプロフェッショナルなお仕事には思わず、脱帽。
すっかり支えていただきながら、少しずつ前に進んでいることを実感できるありがたさ。

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さて、今日の平日レッスン。
11・12月のレッスンではほぼ毎回登場する「重箱」。
棚に積まれた重箱から、お好きなものを選んでいただき。
今回は、前菜3品盛り合わせ。
重箱、というと、いわゆるおせち料理のように、びっちりと並べて、きちんと詰めなくてはいけない、そんな先入意識をお持ちの方も多いはず。「ちょっと難しそう。」、と憧れはありつつも、敬遠してしまうところも。
今回のレッスンでの盛り付けもそうなのだが、重箱の魅力は、なんといっても、びっちり詰めても美しく、余白がたくさんあっても美しい、ということ。
特に、小皿や小物を使うと、とってもまとまりやすく。

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おせち前菜3品。
1つは、「花大根 甘酢漬け」。花型などに型抜きした大根を甘酢に漬けたもの。今回は、パイレックスの小さな耐熱ガラスに盛り付けて。
1つは、「さばのリエット」。さばの水煮にクリームチーズを混ぜたもの。こちらは、お猪口にリエットを詰めて、クラッカーをのせて。
そして、もう1品は、「彩りだし巻き玉子」。彩りよい具材をたっぷり入れて焼いた、だしたっぷりのだし巻き玉子。食べやすい大きさに切り分け、小皿に盛って。

重箱盛り付けの手順としては。
まずは、料理を見つつ、中に入れる器などを決める。わざわざ新たに調達しなくても、案外お家にあるものが活躍することも多いはず。お猪口は本当に使いやすく、重箱使いにはおすすめアイテム。
しょうゆ皿や豆皿、耐熱ガラスやお椀などの蓋、煮沸した貝の蓋などなど。
それから、使い捨てのプラスチック容器やプリンカップ。お菓子についていた型や容器なども活躍したり。
あとは、全品を器に盛る必要はまったくないので、何品かはそのまま盛る、もよし。下に紙一枚、葉っぱ一枚ひくだけでも、印象が変わる。

器が決まったら、それぞれに料理を詰めて、盛り付ける。
そして、あれば、飾りの葉などを添えると、重箱の中が一気に整う印象。まるで絵を描くような。

ちょうど今の時期、思い切って、重箱を購入してみようかなあ、と思う方もいらっしゃるはず。
重箱は、こんな風に盛り付ければ、お正月だけでなく、家族のイベントや、ちょっとしたおもてなしなどにもとっても重宝する存在で、なんともたやすくテーブルが華やかになる演出家。
今は、クラシカルな塗りの重箱から、カジュアルなシーンにもぴったりな白木の重箱、さらにカジュアルに、そして軽さも魅力的なモダンデザインのプラスチック製など、いろいろな重箱があり。
使ってみたいなあ、と思う方には、ぜひぜひ背中をポンっと、おすすめしたいところ。

と、重箱について、語り出すとついつい止まらなくなってしまうので、この辺りで。
昨日作ったリースは、さっそく、レッスンでのデザートタイムのテーブルセンターへ。

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12月2日 シフォンケーキ クリスマス仕立て 仕上げに粉糖を



気づけば、12月に突入。
今週来週は教室続きの日々。ありがたくもご新規の方も多く。

「クリスマス&おせちメニュー」ということで、食後のデザートはもちろんクリスマス風に。
お家で作る方もわりといらっしゃるのでは?、今回はシフォンケーキをクリスマス仕立てに。

生徒さんから、「実はシフォンケーキがあまり上手にできなくて・・・・」、そんなお声が案外多いことに改めて、驚き。
お話をうかがうと、うまくふくらまなかった、しぼんでしまった、型抜きした時に生地がぽろぽろしてしまう、などなど。
みなさんの疑問にすべてお答えできているかどうかはわからないけれど、なにかしらピンとくるヒントを感じていただければ、と。

シフォンケーキ、といえば、型のサイズは、通常17㎝(卵3個分)、21㎝(卵4個分)が主流。
が、今回は、とにかく手軽に、そして作りやすい、という目線+私の好みから、1つは10㎝(みなさん、小さいサイズに驚かれるご様子!)、そしてもう1つは14㎝、この2つのサイズを使って。
シフォンケーキ、といえば、通常は卵黄+1個分の卵白を使って、たっぷりのメレンゲで作るのだが、今回はあえて、卵黄と卵白は同量に。なので、ふわふわした、シフォンならではの軽さはありつつも、「ケーキ」らしいおいしさを感じていただける、そんなイメージで。

焼き上がった生地は、さかさまにして冷ます。スフレのように軽い生地なので、そのまま冷ますと、悲しいほどにしぼんでしまう。さかさまにして、重力の協力のもの、生地の高さをなるべく保つように冷まし。

食事を終えて、デザートタイムの前に型からはずし、さあデコレーション。
デコレーション、というと苦手意識のある方も多いのでは。
ホイップした生クリームを全体にぬり、今回はそろそろお店にも並び始めたいちごをのせ。
空いているところに、ラムレーズンとオレンジピールでクリスマスらしい雰囲気に。
それからあら微塵にした、くるみとカシューナッツなど。
クリームがうまくぬれていなかったら、目隠しに、アーモンドを細かくしたアーモンドダイズを散らして、のつもりだったのだが、みなさんちょっとしたコツをつかんで、上手にクリームをぬる姿などなど。
アラザンを散らすと、ぐっとクリスマスっぽいイメージに。そして最後に、粉糖をふり、ほんの一部に、ストリベリーパウダーをふると、ぱっと華やかな印象に。
粉糖をふると、かなりのいびつさも、ラフなところも、みんな風合となるおもしろさ。
雪がふると、その瞬間はすべてのものが美しく見える、のと同じように。

デコレーションした2台のシフォンケーキと、クリスマスリースを並べて。
改めて、クリスマスとお正月がいっぺんに満喫できる、贅沢なひととき。

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粉糖マジック1例。
昨日は主人のバースデー。時間がなかったので、ケーキ屋さんでロールケーキを買ってきて。
いちごやナッツなどを用意し、下2人が好きなようにデコレーション。
ああ、いちごがすべり落ち、そのいちごを取ろうと、、娘の手がロールケーキの側面を走り。
いいのです、いいのです。粉糖があるのです。
最後に粉糖をぱらりぱらり。ケーキのへこみもなんのその!

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1日遅れで、今年もアドヴェントカレンダー。
折り紙で作った小さな封筒には、チョコレートやキャンディー、おせんべいやクッキーなどが、3個ずつ。
「朝、一番に起きた人が取ることができます。お菓子は必ず、あとの2人にも配ります。」、と約束し。
とはいえ、多分、私に似て、朝の寝起きがよい真ん中の次男の圧勝、の予想なのだが。
いつも以上に、あっという間に過ぎていく12月だからこそ、大切に過ごしたいもの。
と、思いつつ。

*おしらせ*
おせちご注文の受付は終了いたしました。今まで以上に多くのご注文をいただき、背筋が伸びっぱなしです。
心を込めて、1つずつ作らせていただきます。ご注文くださったみなさまありがとうございました。


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プロフィール

くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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