7月29日 リトルシェフたちのオムライス作り 1日目

小学生向け夏休みジュニアレッスン1日目。
「リトルシェフたちのオムライス作り」。続々と子どもたちが到着し、さっきまでしんと静まり返っていた教室が一気に熱気と活気溢れる瞬間。ここ数年、すっかり恒例となっている、ものづくり教室「
みずたま」を主宰する友人とのコラボレッスン。我が家のすぐそばにある市の施設内、調理実習室にて。
エプロン姿のリトルシェフたち勢揃いで、いざスタート。前半はお料理タイム。
まずは1テーブルにみんな集まってもらい、オムライスの付け合わせにする「パスタサラダ」作り。大きなボウルにみんなで一緒に作る。いろいろな形のショートパスタを入れて、ミニトマトを入れて、とうもろこし入れて、それからみんなで枝豆をさやから外しながら入れて、最後にマヨネーズを入れて、さっと混ぜて、でき上がり。
さてメインを作りましょう!
まずは各テーブル1人ずつ、ハムを切る。ダイナミックに切る子もあれば、それはそれは小さく切る子もあれば。切ったハムを、分量の炊きたてごはんに合わせ。今回の秘策、ケチャップライスは火を使わず。炊きたてのごはんにハムを加え、そこにケチャップを加え、スプーンで混ぜる。全体が優しいケチャップ色になったところで、風味づけとごはんをしっとりまとめるためにEXVオリーブ油を少々。ベタなケチャップライスが一気にすっきりと凛とする印象。これでケチャップライスのでき上がり。
今度は卵。みんなで卵を割り、少々の塩を入れて、よく混ぜる。
フライパンに油をひき、フライパンがしっかりとあたたまったところで、卵を投入。ここからは驚くほどに一気な仕上げ。ささっと全体を混ぜ、まだしっかりと半熟残るところでさささっとボウルに入れる。余熱が通り過ぎないように、ここだけはスピード勝負。
今度は落ち着いて。型(今回はアルミのゼリーカップ)にさきほどのケチャップライスをしっかりと詰めて、お皿にかぱっとあければ、なんとも愛らしいフォルム。そこへさきほどの卵をふわりとのせ、ケチャップをかけて、オムライスのでき上がり!ケチャップをきれいにかけるコツ、子どもたちに伝えたら、みんな上手に。さすが小学生。できあがりのオムライスの上に、お名前と好きな絵を描いたオリジナルピックをさして。最後に、最初に作ったパスタサラダとすいかを添えて、オムライスキッズプレートの完成!


「早く食べた~い!!!」、だよね、だよね、でもあとちょっとだけ。
20個近いオムライスがずらり、の光景。そしてみんなでいただきます!
おかしいくらいに教室が一気に静かになる瞬間。いただきます、のシーンも、それからみんなで作業しているシーンも、そしてそれぞれの会話ややりとりなど、学校時間の一こまを垣間見るようなおもしろさ。

さて、お腹も満たされたところで、午後は工作タイム。
「オムライスレシピブック」作り。キット仕立て。まずはサンプルのオムライスプレートを見ながらの表紙作り。題字を仕上げ、絵を描き、貼り。続いて、中身を作る。キットのレシピ&挿絵をそのまま使ってもよし、それを見ながら、自分ですべて描き上げてもよし。みんな想い想いにレシピブック作り。毎回参加している子どもたちは思い返せば、幼稚園時代からのお付き合い。みんなの成長をしみじみ、しみじみ。そして、まだまだかわいらしいお年頃。
最後に、レシピブックずらりの眺め。そしてみんなで記念撮影をし、本日のレッスンが無事終了。
参加してくれた子どもたち、そして送迎などご協力くださったお母さまたち、今日はお疲れ様でした。楽しい夏休みの想い出の1つとなりますように。「今日は、僕が、私がオムライス作ってあげるよ!」、そんな声が聞こえてくるような。

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7月27日 「クレーム・ダンジュ」、みんなでトッピング

夏休みキッズおやつ教室最終日。
みんなで「クレーム・ダンジュ」。仕上げには、フルーツソースをかけて、アラザンやjジュエリーシュガー、マンゴー顆粒などをトッピングするのだが、やっぱりこういう作業はみんな大好き。びっくりするくらいに控えめにかける子もあれば、これ以上のらないってくらいかける子もあれば。最後に、お絵かきタイム。「夏」をテーマに思い思いの絵を描き。すいかに海に、自分の姿、それからポケモンフーパにマリオなどなど。


さて、今週後半に控えた、「夏休みジュニア教室」に向けて、買い出しへ。題して、「リトルシェフのオムライス作り」。
オムライスはもちろん、付け合わせも、子どもたちの手で作れそうなものを、ということで。
ショートパスタを何種類か。定番のフリッジに、少し前にキッズ&ジュニアレッスンで使って、子どもたちに大好評だった恐竜シリーズ、それから今回は動物シリーズに、アルファベットなど。
こういうものって、眺めているだけでわくわくしてしまうのは私だけ、ではないはず。
小学生くらいの頃の夏休み、市の図書館で、パスタ図鑑を眺めながら、なんて魅惑的なのだろう、とそれはそれはさまざまなショートパスタにロングパスタに思い巡らせた記憶。あの頃の、そして焼津という場所では、まず普段目にすることはなかった個性的なショートパスタなど。家で使うもの、といえば、せいぜいマカロニグラタンに使うマカロニぐらいだった。
皿にのせて、眺めていると、あの頃の「憧れ」にも近い気持ちが蘇るような。おいしい+わくわく楽しい、そんな付け合わせの一品となりますように。
7月はフル稼働した教室キッチンの片づけをしつつ、棚の重箱など箱ものの整理を少々。骨董市から連れ帰ったものもたくさん。ここ数年は封印している骨董市巡り。涼しくなったらそろそろ、骨董市巡りの趣味も再開したいなあ、など。
週末、娘と作ったジュエリービーズ。クレーム・ダンジュのトッピングと通づるような。

7月25日 クレーム・ダンジュにクリームすいかを添えて

夏休みキッズおやつ教室の日々。
今日もみんなで「クレーム・ダンジュ」作り。
今回は、子どもたちと一緒にハンドミキサーを使う。今までは泡立て器で、というシーンが多かったのだが、今回はもちろんハンドミキサーは初めて、という子も多く。子どもたちにはまだまだ片手では重いので、両手使いや、こちらが一緒に手を添えつつ。お母さんが使っているのを見たことがあるけれど自分で持つのは初めて、などなど。まだまだ、ちょっとどきどきするような「初めて」のことはたくさんあるよね。
みんな、教室にもすっかり慣れた子どもばかり。なので、7.8人が同時に一斉に、「先生、聞いて~、こんなことあったよ~!」とか、「ぼく、〇〇ができるよ~!」とか、「私の話、聞いてよ~!」とか。聖徳太子どころではなく、同時2人ですら話を聞き分けることができない私なので、みんなからの一斉の声、耳に残るところを拾いつつ、対応しつつ。日々の我が子たちと接するような。
このぐらいの時期ならではの、1人が、「すいか、嫌~い!」と言い出すと、「私も~」、そんなシーンも多々。「うんうん、嫌いだったら、食べなくていいよ。その代わり、お皿のフルーツなしだからごめんね。」、さらっと流し、しばらくすると、「黄色いすいかならょっと食べてみる~」など。後からママにきけば、すいか好きですけど、などなど。我が子たちと重なることもなり、へえ~、そうなんだ、と新鮮に感じることも多々あり。
あともう1回の園児向けキッズ教室のあとに、来週から始まるのは、小学生向けジュニア教室。と、すっかり、たくさんの子どもたちと過ごす夏休み、となりつつ。オムライスキッズプレートの試作も落ち着き、全体像もようやくまとまり。ずらり並ぶお皿と、オムライスを頬張る子どもたちの姿が一気にリアルに思い浮かぶ感覚。


天気予報をみつつ、今年はタイミングよく、土用の日に、梅の「土用干し」。ざるに梅を広げ、陽当たりのよい窓越しに置き。部屋中に梅の甘酸っぱい香りが広がり、まさにこの時期ならでは。わが家では毎年、土用干ししたあとに、また少々の梅酢に合わせて、梅がしっとりと梅酢に漬かった状態で保存している。その方がみずみずしくて、ジューシーで好みなので。なので、梅漬け、として土用干しをしなくてもよいのだが、やはり日光に当てると色味がぐっとよくなり、そして実離れもよくなる。そしてなによりも、その眺めがこの時期ならではの風物詩、というか。土用の頃には、梅を干す、ああそんな季節になったのだなあ、そんな感覚は歳を増すごとによりしみじみと感じるような。
抜け目なく、そんな梅を狙う姿など。何度、梅の置き位置を変えたことか。大人も子どもも大好きなお友達と夜の時間をいつもより長めに過ごしたり。今日のビニールプールには、珍しく拗ねた長男は入らず。入らないものの、水着は足元に置きつつ、プールの近くでごろごろと。入りたいけど、入らない。ちょっと入れない。そんな感覚、自分が子どもの頃にもよくあったなあ、床でごろごろ、レゴで作った戦闘機をいじる長男を眺めながら。親からすると、プールのそばにいる、というのがなんともおかしくて。当時の母も、そんな風に想っていたのかもしれない。水着の中に空気を入れて、「見てみて~!」、の次男に思わず大笑い。みんなが笑っている様子が気になる長男に、見てごらん!と誘うに、そそくささと見に来て、吹き出すのをこらえたのだが、こらえきれず。夏の週末。

7月23日 サマーイエローのクレーム・ダンジュにサマーイエローのバースデーロールケーキ

今日から、園児向け、夏休みキッズおやつ教室がスタート。
猛暑の夏休みに突入、すでに少々疲れ気味のママたちとは対照的に、元気いっぱいの子どもたちの到着。
今月のおやつは、夏にぴったりのレアチーズケーキ「クレーム・ダンジュ」。フランス語でアンジュ地方のチーズケーキ、の意。本来は、「フロマージュ・ブラン」というチーズを使うのだが、今回はお手軽にカッテージチーズを使って。
カッテージチーズと生クリーム、それから砂糖を合わせるだけ!ココットの中、ガーゼに包まれたその凛とした姿と、そしてそのリッチなおいしさをなんもともうれしく裏切るような、、とにかくのお手軽スイーツ。
みんなで、順番にハンドミキサーで生地作り。それをココットに詰めて、ほぼできあがり。あまりにお手軽なので、ソースとトッピングに少々工夫をして。今回は、パイナップル&マンゴージャムに、みんなで絞ったレモン汁を加えて、ソースを作る。ジャム、そのままだと、ベタな味にになりがちなのだが、レモン汁とかたさを調整する水を加えると、一気になんとも爽やかなフルーツソースとなる。
銘々にフルーツソースをのせ、そして、トッピングには、マンゴーピュレを顆粒にしたものと、ほんのり色を付けたジュエリーシュガー、そしてアラザンを。クレーム・ダンジュが一気に華やぎ。
子どもたちが、ランチョンマット用にお絵かきをしている間に、お皿の脇にはカットしたクリームスイカ。サマーイエロープレートのでき上がり!


今日は、娘の3歳のバースデー。
恒例のバースデーロールケーキ にも、サマーイエローをアクセントに。わが家の玄関先のブラックベリーが色づくと、娘の出産の頃を想い出す。3年前、予定日よりもだいぶ早く出てきた娘の出産、まさにブラックベリーがたわわに実る頃、摘まずに入院となったので、そのことが気になり、気になり。ご近所さんに収穫をお願いしたり。小さく生まれたので、私だけ先の退院、帰宅後なによりもまず先に今にも落ちんとするブラックベリーを摘んだ記憶。
そんな想いでのブラックベリーを庭先から摘んできて。
明日の土用に合わせて、「うなぎちらし」。誕生日には、新しいチュニックワンピースを仕立ててあげるつもりだったのだが、まったく間に合わず、今日は昨年作ったものを。昨年はチュニックワンピースの丈だったのだが、今年はすっかりのチュニックに。こちらが驚くくらいに健やかなる成長を感じ。
ここしばらく、とにかく主張の強い娘に手を焼き、そして主張のあいまいな長男に手を焼き、となんだか悶々としていたところ、尊敬する友人の言葉にあまりにはっとさせられて。ありがたくも、私自身の心持ちをリセットできそうな。プレゼントを抱えて、うれしそうに枕元へ運ぶ姿など、今の、目の前の子どもたちの姿、言葉、そして想いを大切にしてあげなくちゃ。我が子の誕生日は、想い出もひっくるめて、我が身をも振り返る日、なのだろう。3歳のお誕生日おめでとう!


7月21日 3歳前祝いと、もずくに麩、シークワーサー

昨日は、今週3歳になる娘のバースデー前祝い、ということで、一面の緑を眺めながらの、お手軽BBQランチ。
大好きなとうもろしこしを焼き、薄い食パンにチーズをのせて、さっと焼いたハムをのせて、半分にサンド。最近はこんなシンプルなサンド系が子どもたちには好評。目の前の川で水遊びをする上2人とは別行動、公園入口にある水遊び場でせっせと遊ぶ娘の姿を眺めながら。いつの間にか、上手に1人で遊ぶようになっていて。いつの間にか、もうすぐ3歳。ここしばらくは、両手をちょっとぶりっ子風(死語か?)に振りながら、いやいや、いやいやを繰り返す娘、2才前半の頃とはまた違った、そして上2人の男子たちとはまた違った自己主張にかなり手を焼きつつ、の日々ではあるのだが、あれから3年かあ、と思い返すと感慨深く。

今日は、大磯出張試作へ。
今月はこちらも、「夏の沖縄料理」。いつものように、ほとんどの下準備がされているので、10品以上に料理が一気に仕上がっている流れはなんともいえない臨場感。
沖縄らしい食材あれこれ。もずくを使ったレシピ、「ヒラヤチー」はもずぐと季節の野菜を加えた、沖縄風チヂミといったところ。そして好評だったのが、「もずくと夏野菜のかき揚げ」。少々の粉をまぶしたもずくに今回は枝豆ととうもろこしを加えて、油で揚げて。それから、「麩」レシピもあれこれ。「麩チャンプルー」はもちろん、さっと煮汁を煮含めて、卵でとじる「麩丼」。そして、「「麩ラスク」。麩の表面にバターを軽く染み込ませて、フライパンでさっと焼き。半分には砂糖をまぶし、おやつ感覚で、半分には塩少々、お好みでみじん切りにしたハーブをぱらり、おつまみやちょっとした付け合わせにぴったり。そして、「シークワーサー」。ヒラヤチーなどの料理に添える酢じょうゆ代わりの、シークワーサーしょうゆはなんとも爽やか。それから、、猛暑にもぴったりな豚しゃぶには、シークワーサードレッシングをかけて。酸味とコクのあるシークワーサーならではの風味はなんとも。そして、デザートには、「レアチーズケーキ シークワーサーのソース添え」。
柳田さんとの料理談話、本日のお題は、「おいしい料理には説明はいらない」、について。そこになにか問われたときに初めて、説明する意味がある、など。お互いに、伝えたいこと、共有したいことなどありつつも、そんな想いは料理や、私にとってはレシピに込めればよいのだなあ、と。大磯まで片道2時間ちょっと、今日は帰り道、ぼんやりと乗継を間違えたり、もありつつも、こうやって大磯へ足を運ぶことの価値。


7月19日 夏休み、夏祭り!

夏休みが始まった、一気にそんな空気。
昨日は、下2人の保育園での夏祭り。始まる前に、出店の準備など。みんなで相談しながら、看板を用意したり、テーブル準備をととのえたり、役割分担をしたり。そして、夏祭りが始まる。浴衣姿の子どもたちがわんさか、わんさか。
我がクラスのくじ、まずは、子どもたちが胸に掲げたカードにスタンプを押し、ジュースとお菓子の入った袋を手渡す。その中のジュースがくじになっている、というもの。ジュースの裏に貼ってあるシールをみると、3等、2等、1等。3等はミニミニマドレーヌ、2等はサイズアップしたもの、そして1等はアイシングをかけたもの。2等、1等の確率はそれぞれに10人に1人。おもしろかったのは、本当に偶然にも次男のクラスの子たちの当選率。引き寄せる、というか。
子どもたちの、それから大人の方々も、たくさんのうれしそうな顔を見ることができて、とかなり余裕をもって、出店を回すことができて、ほっと。
そしてなによりも、お手伝いにご協力してくださったクラスのご父兄のみなさんのお気持ちが本当にうれしくて。お仕事をお願いすれば、さささっと回し、ほかにもこれしましょうか?、こんな風にしましょうか、人手が足りなかったら言ってくださいね、などなど。みなさんの日々のお仕事スキルを垣間見るような。


もちろん我が子たちも参戦。6つの出店を回り。その後、園庭では、次男のクラスは、自分たちで作った山車をひき、そして盆踊りが始まり。家では、ほぼ毎日のように披露してくれて、先生からは、「ほゆちゃん、ソーラン節、とっても上手なんですよ~。」とお褒めの言葉をいただいていたのだが。娘は、まったく踊らず。踊る前に、クラスの輪に入らず。気づけば、砂場を駆け回っていた。昨年もそうだったが、来年は間違いなくサイズアウトする浴衣の帯を、今年も断固つけず。どれもこれも、想定範囲内ではあるのだが。まあ、次男がうれしそうに踊る姿を眺めることができたらから、よしとすることに。
楽しい夏祭りの夜。
楽しみにしていた映画を観に行ったり、かき氷を頬張ったり、夏休みが始まった空気。


7月17日 夏祭りに向けて

下2人が通う保育園で開催される夏祭りに向けて。
次男のクラスでは今年度、初めての役員仕事を担当。せっかくなら、子どもたちが喜ぶようなお手伝いができるのなら、そんな気持ちのもと。くじ引きの景品として、今年は、「ココア風味のマドレーヌ」。それも外れなし!3等はミニミニマドレーヌ、2等はもう少しサイズアップ、そして1等はアイシングをかけて、そんな趣向。
朝からオーブンフル稼動、250個のマドレーヌを焼く。さすがにテーブルにずらり並ぶ光景はほぼ隙間がなく、それもココア色一色で、妙な圧迫感。今回は、とにかくコストダウン、ということで、ロゴも内容表示もシールにせず、表示の紙をパッケージに忍ばせて。ひとまず、ご注文分の景品は無事仕上がり。

夏祭りに向けて。今日はお手伝いにお声上げくださった方たちと、せっせとジュースに当たりくじとなるマスキングテープを貼ったり、それを袋詰めしたり、それからガーランドを作ったり。みなさんの驚くほどの手際のよさ、そして、いつのまにかできる役割分担など、ほどなく予定よりもかなりスムーズに本日の準備が終了。こうやって、保育園ママが集まる機会もなかなかないので、実に貴重な時間となり、そしてなによりも楽しく。さあ、明日に向けて、次男のクラスの準備はひとまずめどが立ち。さあ、今夜は、娘のクラスでのお手伝いに、深夜のヨーヨー作りをそろそろやり始めよう。子どもたちを喜ばせてあげたい、そんな想いのもと、準備する大人たちも楽しむことができたら、夏祭りに向けて、私の中の秘かなテーマ。
明日の本番は、そんなのんきなこと言っていられないほど、必死になって出店を回しているかも・・・。
来週からのキッズおやつ教室に向けて。まだまだトッピングに思案中の「クレーム・ダンジュ」、今日は冷蔵庫にあったメロンを添えてみたら、一気にパフェ風に。

7月15日 喜ぶ顔を思い浮かべながら、オムライス

昨日今日の平日レッスンを終えて、ひとまずは7月レッスン「夏の沖縄料理」が一段落。あとは、9月の追加レッスンまで、通常レッスンはしばしのお休みに。
もっちり、しっとりとした葛ならではの食感が本当にクセになる「ジーマーミ豆腐」に、日々の食卓にもぴったり、そして麩の魅力を初めて感じる方も多かった「夏野菜の麩チャンプルー」、そして、盛り付けた器に、思わず満面の笑みなど、「ラフテー 夏野菜添え」に添えた粒マスタードにはみなだんおいしい驚きを感じる方も多かったご様子。だしいらずながらも、しっかりとしたコクと薬味の爽やかさが魅力の「お手軽ジューシー」、最後に、シークワーサーのはっとするな香りと酸味がアクセント、「レアチーズケーキ シークワーサーの香り」。
お孫ちゃんがたくさんいらっしゃって、お孫ちゃんたちがお料理を楽しみにしてくれている、とか、子育て真っ只中のお子さんたちに心と体の栄養として、持たせるたくさんのお料理、今日はどんな料理を習ってくるの?、いつも習った料理がテーブルに披露されるのを楽しみにしているお子さんとのやりとり、そして、毎日毎日、毎日毎日、目の前にいる我が子たちに作るごはん、などなど。レッスン中、みなさんとテーブルを囲みながらうかがうお話の数々。改めて、「食」がつなぐもの。そして、作ってあげたい人がいる、ということ。作ったものを喜んでくれる人がいる、ということ。



夏に向けて。今年は、たくさん子どもたちとのキッチン時間を過ごす夏となる予報。
園児向けキッズおやつ教室では、夏らしいお手軽チーズケーキ「クレーム・ダンジュ」作り。
そして、小学生向けジュニアレッスンでは、みんなの大好きな「オムライス」をランチプレート風に仕上げる趣向。ジュニアレッスンでは、子どもたちがお家の方にサポートしてもらいつつも、基本的には自分でできる料理、そんな目線を意識して。なので、おいしさ、はもちろん、作りやすさ、もとても大切な要素となり。毎月のジュニアレッスンを終えると、お家で、張り切って、ママへのレクチャー付き復習をすつお子さんも多いご様子。サポートくださるママたちに感謝して。ちょっと得意げに、そして喜ぶ家族の顔に、きっと心満たされる子どもたちも多いはず。
作るおもしろさはもちろん、そこに、人に、特に、大切な人に喜んでもらう喜びは大人もそして子どもも同じく。試作のオムライスを仕上げながら、夕方家に帰ってきて、オムライスを見つけた瞬間の子どもたちのうれしそうな表情を思い浮かべて。
7月13日 オリーブオイルテイスティング講習と沖縄風炊き込みごはんジューシー

昨日は週末レッスン。
一気なる真夏の暑さに対抗すべく、「夏の沖縄料理」。日々の食卓にもぴったりの一品、「お手軽ジューシー 薬味の香り」。ジューシーは、沖縄風炊き込みごはん。炊き込みごはん、というと通常、水分にはだしを使う。が、今回はお手軽、ということで、だしいらず!食材からのだしの力で十分にコクのある仕上がりに。食材は、ツナ缶、ちくわ、そして干ししいたけ。干ししいたけは、戻し汁は使わずにしいたけだけを加え、ふわあと優しく香る程度に。
炊き込みごはん、炊き上がりはいいのだが、余熱がとれたり、特に冷めると、ぼろりぼろりとしがち。特に具材とごはんがうまくまとまらず、食べづらいことも。それをうまくまとめるのにおすすめなのが、うるち米(通常の白米)に少々のもち米を加えること。おこわ風になるのではなく、ごはん全体がうまくまとまる、そんな印象。うるち米:もち米は5:1~4:1ほど。炊飯器にお米と具材、そして塩、香りづけに少々のしょうゆを加えて、炊飯。ほどなく炊飯器からはコクのある香りが広がり。
沖縄では、ヨモギを入れて炊いたり、仕上げに薬味を混ぜることも多い。今回は、夏らしく、大葉、みょうが、万能ねぎを細かくしたものを盛り付けたジューシーの上に天盛りに。ジューシーのコクと薬味の爽やかさのコントラストが、なんとも心地よく口の中でまとまる、そんな一品。


今日は、楽しみにしていた、「オリーブオイルテイスティング講座」へ。カフェ・トピナンプールにて。
オー・リーブ・ジャパン株式会社代表の工藤さんからのオリーブオイルに関するお話は本当に有意義で、興味深く。
歴史や製造過程など一通りのレクチャーを受けた後は、テーブルに並ぶ5種類のEXVオリーブ油のテイスティング。小さなカップに注がれるそれぞれのオリーブオイル、まずはそれぞれの香りを楽しむ。そして口に含み。おもしろいほどにそれぞれにそれぞれの魅力。青リンゴのような香りや、刈ったばかりの青い草のような香り。特に印象的だったのは、いちごのような香りを楽しみ、口へ運ぶと今度はアーモンドのような風味へと変化していくものなど。工藤さんの、「どんな料理と合いそうかイメージしながら」、そんなアドバイスのもと、テイスティングを楽しむ時間。
続いては、カフェ・トピナンプールのYoshiさんによるランチプレートと合わせて、先ほどの5種類のオリーブオイルを楽しむ。料理は、そのまま、焼く、蒸すなどとにかくシンプルに。そしてテーブルに置かれた、塩、しょうゆ、それからできたばかりというひよこ豆の味噌をお好みで合わせながらいただく。シンプルなバゲットにひよこ豆の味噌、そして甘い風味のあるオリーブオイルを合わせると、口の中が驚くほど豊潤なおいしさに包まれて。食材や調味料をこんな風に楽しむこともできるのだなあ、としみじみ。実に魅力的。
楽しみながら、学ぶことのありがたさ。


7月11日 「ラフテー 夏野菜添え」としりしり

夏に向かう日々。
「夏の沖縄料理」、定番のラフテーにも夏野菜を添えて。とうもろこしとかおかひじき、そして新じゃがいもで作ったマッシュポテト。
器に盛り付けてから、残った煮汁にとろみをつけて、全体に回し、仕上げに粒マスタードを添えて。
ラフテー、豚の角煮はみなさんからのリクエストも多い、人気メニュー。今回は圧力鍋を使って、の時短レシピ。トータル30分といったところ。圧力鍋、というと、、使う方は日々に使い、使わない方は時に気になりつつも使わない調理道具。圧力をかけると中の様子を見ることができない、その不安感ややりづらさを押し殺してまで使うことはないはず。が、気になっている方へは、やはりその効果は絶大なので、使い始めるきっかけ作りになることを願いつつ。
今回は圧をかけてから約20分。目安としては、竹串がどこをさしてもスーと通るくらい。圧力鍋を使わなかったら弱火で1時間半から2時間くらいか。すっかりやわらかくなった豚肉を食べやすい大きさにカットし、我が教室、和食のレッスンでは必ずといっていいほどに登場する「八方だし」に甘みを加えた煮汁へ。そこからは煮ること5分ほど。圧力鍋ですっかりやわらかくなった豚肉は、イメージしとしては、吸水する前のスポンジのよう。その肉を煮汁に入れて、火にかければ、、入れて、あたたまるそばから調味料を吸ってくれる。5分で火を止めて、あとは全体を落ち着かせる。煮ているうちに鍋の脇に生のとうもろこしを入れ、火を通し、火を止める頃に、さらに鍋の端っこにおかひじきを入れて、さっとあたためて。
やわらかく作ったマッシュポテトとラフテーの相性のよさといったら。ラフテーのこっくりとした煮汁が絶妙にからまり、絶妙。器にマッシュポテトを盛り、向こう高、になるように盛り付けて。

もうすぐ夏休み、そんな方も多いのでは。夏休みのキッズレッスン、ジュニアレッスンに向けて、ついでに園で開催される夏祭りに向けての買い出しなど。それからジュニアレッスンのスケジューリング、追い込み。この夏は、今までになく、たくさんの子どもたちとのキッチン時間を過ごすこととなりそう。夏に向かう日々。
再来週に控えた、大磯出張試作も「夏の沖縄料理」。前菜の一品に、「にんじんと夏野菜のしりしり」。沖縄での定番おかず、にんじんのしりしりに、新じゃがいも、ズッキーニ、パプリカなどを加えて。出来たてはもちろん、作り置きしておくとなかなか重宝。
夜は、しりしりも箸休めに、近所のお友達とのピザディナー。西日でお互いの顔が見えないくらいに明るいうちから、のうれしい時間。金曜日の夜ならでは、の雰囲気に加えて、夏休み前、そんな空気も相まって。
昨日は、夏祭りに向けて、園の集まりへ。お弁当の箸休めにもしりしりを。ヨーヨーを作る練習をしたり、でき上がったヨーヨーでさっそく遊ぶ子どもたちの眺めなど、これまたなんとも夏の演出。帰宅後は、昭和記念公園プール、プレオープン帰りの男子チーム分の水着に浮き輪にジンベイザメなどずらり、をデッキに干し。またまたなんとも夏の眺め。

夜は、みんなで、「くにたち村酒場」へ。16回目の結婚記念日をお祝いして、みんなで乾杯。
生でいただく、とうもろこし2種食べ比べは国立産と立川産。行くと必ずオーダーするレバーペーストは、ふんわり、クリーミーで。いわしとにんにくのコンフィ、こちらはあまりにもみんなで取り合いとなり、追加をお願いし。
16年前にはまさかこんな日々を過ごす自分たちを想像もしていなかったはず。お店を出ると、まだ夕日も十分に明るい道をみんなでわいわい歩きながら。
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