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5月10日 花を感じる週末

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花を感じる週末。

昨日は、小学校の学校公開日。本当は大人の道徳時間、なのだが、こっそりおさぼりして、「くろねこ軒」の「ローズカフェ」へ。
それも、なんとローズカフェ、オープン初日のそれもオープン時間。
小学校近く、ばらの苗で有名な「ひかりフラワー」での、毎期間限定カフェで、毎年この時期の秘かな楽しみ。一面色とりどりのばらに囲まれて、くろねこ軒のおいしいスコーンと紅茶をいただきながらの、おしゃべり時間。大慌てで、4時限目へ駆け込み。

一面のばらに囲まれていたら、帰宅後になんとも庭いじり熱が沸々と。久しぶりに、子どもたちと庭に出て。気づくと、ハーブがすくすくと育ち、芽が出て。ああ、夏には一面の雑草に覆われるのだろう、そんなことを想いつつも、せっせと雑草取りなど。

今日は母の日。リクエスト、緑の眺めがいいところに行きたい、ということで、新緑眩しい狭山公園へ。
狭山湖と多摩湖を囲む、狭山丘陵一帯には、自然の地形を生かした、広々とした公園がいくつも。手近にリフレッシュしたいときなど、時々足が向かうエリア。
多摩湖堤防を歩き、雑木林を歩き、その名の通り、「野鳥の森」では、間近に、うっとりするほど美しい鳥のさえずりを聴き。
風の広場でおにぎりを頬張りながら、駆け回る子どもたちを眺め。木のそばでなにやら虫を見つけ、3人で大はしゃぎなど。

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みんなから、お花とチョコレートと、それからメッセージカードを受け取り。ついでに、夜ごはんのハヤシライスも。カーネーション、ちょっと前までは好きではない、なんて言っていた私だが、子どもたちから笑顔でプレゼントされたら、そんな感覚もすっかり変わり。毎日毎日のおかあさん仕事、さあ、明日からもがんばります!
ここしばらく、ちょこちょこ作っていた、リネンのお花のコサージュも完成し、あれこれと花を感じる週末となり。

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5月8日 5月のお菓子詰め合わせとアサイーボウルに自家製グラノーラを添えて



昨日今日は、ご注文のお菓子の仕込み。
「5月のお菓子詰め合わせ」、ということで、「初夏」を感じるお菓子あれこれ。

「季節のサブレ5種(初夏)」には、この時期ならではの新茶&オレンジピール、抹茶&あられ、名残のストロベリーパウダー&アーモンドスライス、青のり、ブラックココア&レッドペッパー。
「季節のマドレーヌ2種(初夏)」、こちらもついついの静岡人緑茶贔屓から、「新茶のマドレーヌ」、それから「コーヒー風味のマドレーヌ」には、先日のGWに収穫したばかり、自家製いちごジャムをのせて。コーヒーのほろ苦い風味と、いちごの甘酸っぱくリッチなコクの相性のよさ。

それから、次回5.6月のレッスンでも登場する「季節のグラノーラ(初夏)」。
初夏らしく、マンゴーにパパイヤ、グリーンレーズン、サルタナレーズンなどトロピカルドライフルーツを加えて。
グラノーラ、意識してみればみるほど、店頭にはさまざまなグラノーラが並び、そしてグラノーラを使った商品も本当にあれこれ。小売りのヨーグルトにグラノーラが添えられているものも多く目にするようになり、それから、パンに練り込んでいたり、チョコレートに加えられていたり、などなど。
次回の教室に向けて、あれこれ試作を重ね、ベースレシピも仕上がり。オートミールなど穀類を主に、粉類、ナッツ、ドライフルーツ、そして、オイルと甘み、これらのベーシックバランスさえ押さえておけば、お好みのグラノーラをカスタマイズできる、そんなイメージで。

お渡しと発送を済ませ。みなさまのお口に合いますように。

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さて、来週から始まる教室や大磯試作、それから新たに始まる試作レッスンに向けて、買い出しや試作の追い込み。
出来たてのグラノーラを使って。「アサイーボウル」。アサイーの栄誉価値に合わせて、自家製グラノーラというストーリーのおいしさも相まって、う~ん、おいしい!!!体が喜ぶおいしさ。

それから、「肉骨茶(バクテー)」。シンガポール料理定番のスペアリブを使った薬膳風スープ。大好きな方も多いはず。
「肉骨茶のもと」なるもの使って作ることが多いのだが、「もと」がなくても、もっとシンプルにおいしく作ることができる。チャーニーズ定番のミックススパイス、五香粉(ウーシャンフェン)を使って。シナモンにクローブ、フェンネル、八角、花椒がブレンドされた混合スパイスで豚の角煮に加えたり、中華風ちまきを作るときには欠かせないスパイス。バクテーは、この「五香粉」の、魅力を一番に活かす料理なのでは、と想うほどになんともいえない風味の存在感。にんにくとしょうがの風味も加わって、こちらもなんとも体が喜ぶおいしさ。

さあ、試作ですっかりのパシフィック気分。

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5月6日 柏餅と新茶



存分に楽しんだGW。夜、写真を眺めながら、「あ~、楽しかった!」、そんな言葉は思わず親の私の方から。

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昨日は、お友達ファミリーと武蔵野公園にてBBQ。
目の前の野川を囲む新緑と、ひたすら楽しそうな子どもたちと、それからおいしい料理とおしゃべり。もう言うことない。
この時期ならではの新緑には、無精ひげでお酒片手のおじさんチームでさえ、レンズ越しに爽やかさを感じるすばらしさ。
まずは前菜をつまみながら、お肉を焼き、それから焼きそばに焼きおにぎりなど。シンプルが一番。今回は、焼いた厚切りベーコンでマフィンサンドをしようかと思っていたのだが、すでにお腹はいっぱい。こちらはまた次回に挑戦。
ロケーションでのおいしさの相乗をしみじみ、しみじみ。また近いうちに足が向いてしまうそう。

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1日遅れで、今日、子どもたちと柏餅作り。
ここ数年は、電子レンジで作る生地なので、だいぶ作りやすくはなり。とはいえ、1年に1度しか作らないので、なかなか感覚が身につかず。生地の材料を合わせ、電子レンジに何度かかけては、ぺったん、ぺったん、ほどよい感じになったところで、分割し、小判型に成型。あとは、丸めた小豆をのせて、半分に折るように包んでできあがり。柏の葉でくるり。
柏の葉にしても、菖蒲湯に入れる菖蒲にしても、その香りにまさにその季節を感じる風情。

もう1つ、私にとって、この時期ならではの香り、といえば。
夏も近づく八十八夜。そう、新茶の季節。午後、明日のサブレ仕込みを終え、ゆっくりと新茶を淹れる。新茶ならではの、青々しい香りとほろ苦さ。スヤスヤ、娘の寝息を聞きながら、ついつい編み物をチクチク。ありがたい時間。

さあ、また明日からの日々に向けて。

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5月4日 やいづで過ごすGW3日目、4日目

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昨日も、御一行様で、ドライブへ。
久能海岸の青い海を眺めながら、久しぶりの久能山東照宮へ。今年は御鎮座400年。子どもたちとはまだ足を運んだことがなかったので、今回の帰省では立ち寄りたかったスポット。久能山下から1159段の石段を登るルートもあるのだが、今回はちびちゃんたちとそれから母も一緒なので、日本平からのロープウェーコースで。
たぶん子どもたちにとっては、東照宮よりもロープウェーがメインだったような。ロープウェー乗り場からは雲の上に富士山の眺め。ロープウェーからは鮮やかな新緑と真っ青の海の眺望。

そして、東照宮へ。煌びやかな楼門をくぐり、御社伝へ。極彩色の装飾や彫刻の圧倒的な迫力。「人はただ身の程を知れ 草の葉の露も重きは落つるものかな」 東照公御遺訓より。

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東照宮を後にして。
お昼には、「静岡おでん」を食べに。長谷通りにある「大焼き芋」。少し前に、中高時代の友人たちとのLINEで話題に出て、次の帰省ではぜひ、と思っていたところ。その名の通り、店内奥には、大きな、大きな焼き芋用の窯がいくつも。焼き芋はもちろん、みんなのお目当てはおでん、それから大学芋。店内の一角にちょっとした小上がりがあり、そして、厨房からほど近い一角にはおでん鍋。セルフスタイルで皿を持ち、おでん鍋のもとで、お店の人に注文し、皿におでんを盛ってもらい、テーブルへ運ぶスタイル。

こういういわいる「おでん屋さん」が静岡には今でもまだだいぶ残っていて。私が子どもの頃には、近くの商店街のおでん屋さんに週末のお昼などには、家族でよく食べに行った記憶。駄菓子屋さんのような小さな店だったでの、おでん鍋の周りに椅子が並べられていて、鍋の目の間に座って自分で好きなものを取っては頬張り、そんな感じだったような。
長谷通りからほど近く、母が小さな頃育った町並辺りを少し周遊し。
その後は、父のお墓参りに行き、東海道五十三次、21番目の宿場町である岡部宿を抜けて、焼津の実家へ。

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今日は、帰省するとたいてい立ち寄るスポット「ディスカバリーパーク焼津」へ。
いつも楽しみにしているプラネタリウム。今回は、「春の星空案内」と、それから「ポケットモンスター XY 宇宙の破片」。スペースデブリ(宇宙開発によって生まれる宇宙ゴミ)の問題をテーマに、登場人物たちがピンチを切り抜けていくというストーリー。単純明快ながらも、楽しみながら学ぶことができ、こういうものがシリーズ化してくれたらなあ、と。
さすがGW、東名インター手前にある、いつも立ち寄る「焼津さかなセンター」の前には大渋滞。ということで、今回はスルーして、一路国立へ。

そういえば、ドライブから帰った、昨日の夕方、窓からは涼しい風。
母が、「昔みんなで出かけて、帰ってきたときの風みたい。」と。父は、私と妹、そして母を連れて、週末や長い休みには、よくドライブに連れて行ってくれた。あの頃はそれが当たり前、となんとも感じていなかったけれど、今、自分が親となって想うこと。そして、父亡き今にして想うこと。それから、こうやって、帰る場所のあるありがたさ。

たくさんのいちごをさっそくジャムにして。やいづで過ごしたGW3日目、4日目。

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5月2日 やいづで過ごすGW1日目、2日目

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昨日の夕方に焼津に到着。
こちらへ来ると、不思議なくらいに時間の流れがゆっくりで、ついついいつになくのんびり、のんびり、ゆっくり、ゆっくり。

今日は、義弟くんプランニングの農園巡りへ!子どもたち以上に楽しみにしていた私。先ずは静岡市にあるいちご農園へ。こちらへは以前にも1度うかがっている。 ハウス内に一歩入ると、甘〜い香り。今回は、子どもたちが食べやすい、酸味が少なくて、甘さと香りが豊かな「かおりの」という品種。目をキラキラさせて、かごに摘みつつ、つまみ食い、の子どもたち。葉のもと、いちごが実る姿の愛らしさ。あっという間に服にたくさんのいちご色を飛ばして、ほどなく見たこともないようなたくさんのいちごたち。

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続いては、安倍川を越え、奥井川方面へ向かう少し手前。今度はトマト農園へ。義弟くんから、こちらのトマトの育てられ方のレクチャーを受け、さっそく1つつまんでみると。うわあ、びっくりするほど甘い。糖度15度だった、かな。そして、こちらはハウス内いっぱいにトマトの爽やかな青い香り。ほどなく、袋いっぱいの、小ぶりで甘いトマトたち。

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その後、近くの中華「味守香」にて、みんなでランチをして、今日の義弟くんプランは終了。2家族と母、合わせて10人、ちょっとした御一行様での、わいわいお出かけとなり。

おやつには山盛りのいちご。いちごでお腹いっぱいになる贅沢さ。
いちごを頬張りながら、母とゆっくりおしゃべりしつつ、コサージュ用に編みものなど。こんなゆったりとした時間も実家ならでは。先日買ってきたリネンの糸を2本どりで。編み方を悲しいくらいに忘れていて、youtubeで調べつつ、手を動かしつつ。一通り編み終える頃にようやく手応えを感じる、予報。そした、またいつか編むときなは同じことを繰り返す、予報。やいづで過ごすGW1日目、2日目。

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4月30日 ガーリックシュリンプとたけのこごはん



3.4月の1クールが終わったところで、今日は自分のための時間を過ごす日。

いつもの吉祥寺へ。まずはいつもの店で生地を選び。
初めて足を運んだ「アヴリル」。京都に本店のある糸専門のショップ。店内の壁一面に、色とりどりの糸がかけられていて。
こういう、工房、アトリエ的に雰囲気には本当に目がない。かなり興奮気味に、今日はリネンの糸をあれこれ。
10g単位でいろいろ試し買いできるのがなによりもうれしい。
さて、買い物袋の中にはたくさんの生地と糸。何度も眺めては、1人でにやにや。

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ハンモックカフェ「mahika mano」へ。
ハンモックのショールームを兼ねたカフェで、店内のお席はすべてハンモックシート。
ハンモックが体にフィットして、想像以上に居心地良く、ついついゆらりゆらりと気ままに。
ハンモックシートですっかりリラックスしながら、今日のお目当て、ガーリックシュリンプランチをいただく。
シュリンプ自体はシンプルに火を通していて、添えられたガーリックバターにはクミンがアクセントになっていて、この風味が絶妙で新鮮。いっしょに盛り付けられたごはんにはローストしたココナッツの風味がなんとも。
5.6月のメニューの1つ、「ガーリックシュリンプ」。どんな感じに仕上げようか、迷い中だったところに、おいしいヒントの収穫。

採りたての筍をたくさんいただいたので。教室の一番大きな行平鍋をひっぱり出して、たけのこをゆでる。
ほどなく、う~ん、この時期ならではの筍の香り。
以前、たくさんゆで過ぎて、実はちょっとトラウマがなくもないのだが。
それでもやっぱりこの時期にはこの香りが恋しくなり。
まずはもちろんのたけのこごはん。庭先の木の芽を摘んだ瞬間に、たけのこの香りとの本当になんともいえないマリアージュ。季節のものをいただくありがたさをしみじみと。

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プロフィール

くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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