10月14日 握らない「おにぎらず」

台風一過の朝。子どもたちの無事、登校と登園にほっと。それにしても、この足元悪い中、芋掘りは決行なのだろうか、と思いつつも長靴などを持たせ。
ここしばらくスケジュールがずれ込んで、なかなか行けずにいた吉祥寺へ。名目は、「土屋商店」。そう、あの、メンチカツの「サトウ」と羊羹の「小ざさ」の行列の目の前、こちらも吉祥寺のちょっとした名所、乾物屋「土屋商店」。今日のお目当ては、「身欠きにしん」。年末にはお店によっては店頭に並ぶところもあるが、関東ではあまり馴染みがなく、使ったことのない方も多いはず。11月からの教室に登場するかどうか、まだ思案中ではあるのだが、私自身、かなり久しぶりに手にした「身欠きにしん」。
いつものように資材屋さん巡り。布屋さんに、アクセサリーパーツ屋さんなど。いつもながら、料理もそうなのだが、買い物の中で「材料」の買い物が、間違いなく一番好き。あんな風に作ろうか、こんな風に作ろうか、材料をあれこれ選びながら、想像がもう収まりきらないほどに膨らむ時間。
帰り道、「リンツショコラカフェ」へ。お目当ての、ショコラプリンは、なんとすでに扱いがない、とのことに愕然としつつ、すっかりのショコラモードになっていたので、今日は、「フォンダンショコラ」をオーダーし。奥の席に腰掛け、台風一過、まだまだ強い風が吹く、外の眺めを時折眺めつつ。スプーンを入れると、とろ~り、優しい湯気とともに、さすがのリッチなコク、想像以上に豊潤なフォンダンショコラ。甘さが抑えられているので、コーヒーと一緒に、最後まで、まったく飽きることなく。そして食べ終わった時の、なんとも満たされる心地。
大磯の、「一足早いクリスマスレシピ」に向けて、前菜のピンチョスに、こんな一品があってもよいのでは、「おにぎらず」。握る「おにぎり」に対して、握らず、の意。イメージとしては、おにぎりとサンドイッチの合いの子、といったところか。のりの上に、ごはん、フィリング、ごはんをサンドし、レシピは何パターンかあるのだが、のりを折りたたみ。サンドイッチ以上に、すぐにカットすると、かなり崩れるので、ラップなどで包んでしばし落ち着かせてから、カット。通常は横長にカットすることが多いのだが、今回は三角型に。サンドイッチのような切り口の、おにぎり、というか。ちなみに今日のフィリングは、ツナときゅうり、それから豚肉の照り焼きときゅうり。どこを頬張っても、ごはんとふんだん具材。おにぎりよりもずっとたくさんの具材を味わうことができる、まさにサンドイッチ感覚のおにぎり。
10月12日 3週目の運動会とキャロットケーキ

我が家の3週連続運動会が昨日、無事終了。毎週のような台風予報の中、3日共に予定通り開催されたことにも心からほっと。さて、来年からはせめて2回にまとまることを心から祈りつつも、ある意味、1人1人の運動会をそれなりに満喫できた感もあり。
最終週は、一番下ほゆきの保育園運動会。1歳児クラス、ということで、8時半の開会式のあと、1種目だけ参加し、9時間には閉会式。大好きな「はらぺこあおむし」をテーマに、頭には、かわいらしい触角をつけて、羽をつけて、かけっこなど。ちびちゃんたちならではの本当に愛くるしい姿には、思わず笑い涙が。順位や速さなどまったく関係ない、なんとも穏やかな運動会時間。

毎年、お散歩感覚でふらり、「平兵衛まつり」へ。近所の、JR鉄道総合研究所のお祭りで、近所のファミリーはもちろん、電車好きの大人たちもたくさんやってくるお祭り。今年は、同日に、「ひかりまつり」も開催されて。我が家もある、「光町」はまさに、新幹線の「ひかり」に由来する。
緑豊かで、広々とした研究所の中、グランドの片隅、大きな木の下で、ついついのんびり空を眺めていたら、運動会前の、朝のばったばたを経て、心すっかりどこか遠くへ。実は、今回は1回目の開催となる「ひかりまつり」では、ここ数年で、「光町商店街」にオープンしたお店も出店していて。ワインバル「うららか くにたち」のカマンベールフライにロゼワイン、それから、炭火焼キッチン「MARZO」の骨付きソーセージなど。市の施設、その名も、「ひかりプラザ」、新幹線資料館として展示されている、新幹線951型の姿を横にして、みんなでテーブルを囲んでのひととき。これからの、「光町」にちょっと大げさに、それこそ「光」を感じるような。
教室も合わせると、この秋には、自家消費用も合わせて、何台焼いたかわからないほどにヘビーローテーションの「キャロットケーキ」。我ながら、本当に飽きのこないおいしさ。貢物のようにラッピングして、最後のホームページ打ち合わせへ。最終の仕上げをしてもらい、ようやく仕上がりの姿が見え。本当に忙しい中、こうやって、しつこいくらいの打ち合わせ、そして私のああでもない、こうでもない、といった要望にも応えてくれた彼女に心から、本当に心から感謝して。もう、「やっぱりこうしたいんだけど・・・」、とは言いません!たぶん。更新の仕方などをレクチャーしていただき。ということで、あともう少しで、リニューアルのお知らせができるはず。私もうれしい心機一転として。
10月10日 秋の創作イタリアン、実況中継風

9.10月教室、「秋の創作イタリアン」、平日クラス。
今日はみなさん、いつもより少しそわそわしつつも、さあ教室がスタート。
今回のレッスン、教室が始まるそばから、ミニフードプロセッサーではにんじんが回り、フードプロセッサーでは、ピザ生地が捏ねられ、そして、牛すじの入った圧力鍋がシュシュシュシュと鳴り響き。その上、キャロットケーキのベース生地の泡立てにハンドミキサー。と、調理道具サウンド満載。そして、圧力鍋の音に感化され、みなさんの作業がいつもよりスピードアップ、そんな傾向もあり。
そんなサウンドが1つ1つ落ち着いていき、いつの間にか、キャロットケーキはオーブンへ、ワンタンの皮で作る「お手軽ラザニア」を担当の彼女がじっくりと重ね作業をし、そして、みなさんでピザ生地伸ばしなど。スタート時の躍動感溢れる時間を経て、ぐっと落ち着いた雰囲気に。教室ではみなさん、料理を1つずつ担当していただき、それぞれの作業をしていただくのだが、時折、こうやって、1つの作業をご一緒する時間も楽しいもの。手に心地よいピザ生地を、麺棒片手の伸ばしながら、ちょっとしたおしゃべりにも華が咲き。
そして、最後、みなさんで料理を仕上げ。一気に皿の上、器の中に、料理が仕上がっていく、なんともライブ感溢れる瞬間。一足早く焼き上がった「キャロットケーキ」は、クーラーの上でしばし生地を落ち着かせ。いつの間にかあっという間にできあがった「きのこのカルトッチョ」のお皿にはすだちを添えて。「牛すじと秋野菜のズッパ」をまずは具材を盛り、仕上げにスープを回し入れ、こちらもあっという間に焼き上がったピザ生地をお皿の上にのせ、直前に塩とEXVオリーブ油でささっと和えた野菜などをふんわりと盛り付け、生ハムをふわりと盛り。そして、最後にオーブンからは、思わず、「おいしそう!!」の声が漏れる、熱々のラザニアが焼き上がり、さっそくテーブルセンターへ。

今日は、そんな、いつもの教室の流れを、少し実況中継風に。私自身、こういう目線を意識してみるのも、思いがけず新鮮で。今日もしっとりと焼き上がった、「キャロットケーキ」の皿、すっかりの深まる秋の眺め。このレシピ、フィリングを他の野菜やフルーツにして、あれこれアレンジできる、なかなかの実力派。今月末の、ハロウィンキッズおやつ教室では、同じレシピをベースに、子どもたちと「かぼちゃマフィン」を作ることに。
すっかりの和みムード、みなさんで「キャロットケーキ」を頬張りながら。約1年先のリクエスト!なども出て、改めて、今までも、それからこれからも、こうやって、心優しい生徒さん方に支えられて、の我が教室なのだなあ、としみじみ。
10月9日、リエット、リエット!

昨日は真ん中ゆふきが、そして今日は上のあてはが発熱でお休み。
我が家の子どもたちは基本的には丈夫で、お休みもかなり少ない方ではあるのだが。まるで交代制のように続けて、は初めてのこと。それも、どうしても行きたい展示が明日まで、というタイミング。泣く泣く、本当に久々に泣く泣く、諦め。これは、多分、私へのメッセージなのだろう。
昨日は、すっかり元気になったゆふきと、買い出しついでに、ハロウィングッズを買いに行き。ふと思えば、そんな2人時間もちょっとした貴重なひととき。いつもよりずっとずっと時間はかかるけれど、ゆっくりと時間が流れ。そんなことを感じるための、それから、子どもたちの、家族の協力があるからこそ、の今なのだ、という再確認。
料理は科学。ついつい実験モードになることも多く。「リエット」実験。あれこれ試作しているのだが、「生ハムのリエット」はなかなかの仕上がりに。生ハムだけでは強いので、今回はじゃがいもを加え。生ハムの塩分がしっかりと効いた、なかなかパンチのある一品に。「リエット」と「パテ」の区分はなかなか難しい。「パテ」を「ペースト全般」とすると、「リエット」も「パテ」に含まれる。「パテ」の中でも、リエットは、油分や塩分で、保存が効くもの、といったところか。

それから、もう1つ、こちらは、「きのこのリエット」。玉ねぎと一緒にしっとりと炒めたきのこにクリームチーズを合わせて。
普段、大好きなソーイングはたまの、深夜のお楽しみにしている。今日は久しぶりに、陽のあたる時間にミシンを引っぱり出し、長男あてはが観る「チップとデール」を時折眺めつつ。買い物用のリネンバッグを1つと、それから、一番下ほゆきのかぼちゃパンツを。3人中、多分、一番の健康優良児の彼女に。明日は3人ともの、登校、登園を信じて。
10月7日 かぼちゃマフィンと鯖のリエット

さて、10月のキッズおやつ教室は、ハロウィンにちなんで、「かぼちゃマフィン」。台風通過の昨日、思いがけず、在宅中の我が家の2人と試作など。特に、でき上がった生地を型に流すところを教室では子どもたちとどんな風にしたらいいかなあ、とわが家の2人を駆使して、あれこれ実験しつつ。どうしたって、大人の私のする作業と同じとはいかないもの。が、このあたりは、おいしさを求めつつも、自分ですること、の価値も大きく。また、それも、おいしさにつながるもの。
キッズ教室をしていると、子どもたちが、私が思っている以上にいろいろやってみたい、作ってみたい、と、料理やお菓子作りにとにかく好奇心旺盛なのが本当によくわかる。まさに大好きな工作と同じように。きっと、私自身も同じようだったはず。できたてのかぼちゃマフィンを頬張る姿。ふはふは、ふはふは。焼き菓子については、余熱が落ち着いた頃が、生地の風味も、それから甘さも引き立ち、おいしさが整うのだが。オーブンの前で、生地が膨らむ光景を眺め、オーブンのタイマーを心待ちにし。そんな演出も、時には、本来の味覚に勝る大切なおいしさ。さあ、台風一過の青空、お友達のすてきな新居へ。

今日は、自分のことについて、それから教室のことについてなど、少しお話をする機会があったのだが、悲しいかな、想いに言葉がなかなか着いていかず。後から、なんとなく言葉を振り返ってみたりして、1人反省会など。買い出し帰り、ふらりと、「ギャラリー&カフェPupu」で、少し遅めのランチをし。季節を感じる、優しい家庭料理。秋刀魚の梅煮は、なんともほっとする味わい。
昨日、会話に出てきてから、頭の中をぐるぐる、ぐるぐる。今日の試作は、「鯖のリエット」。リエット、といえば、以前、教室でも作った、「ポークリエット」が定番なのだが、もともとは、豚肉などをやわらかくなるまで煮て、脂肪分を混ぜながらペースト状にしたもの。現在は肉類はもちろん、魚類や野菜などに脂肪分や油分を混ぜて、ペースト状にしたものも「リエット」として括られることも多く。今日は、鯖の水煮缶を使っての、加熱調理なし、かなりお手軽ながらも、十分リッチな仕上がりに。大磯試作、今月は、ちょっと早めに、クリスマスシーンにも合いそうなフレンチレシピ。
10月5日 秋色ランチボックス

台風の動向を気にしつつ。
昨日は、無事、我が家第2週目、真ん中ゆふきの保育園運動会が開催され。長男の幼稚園時代の体操着お下がりを着こんでの参戦。口に指を入れたり、ほっぺを膨らませてみたり、思いがけず、の緊張姿もありながら、それでも、伸び伸びと、楽しそうにしている我が子の様子。どの競技も、思いがけず、スタートの、「ようい、どん!」が、だいぶゆるく、フライング気味の子が1等となる、そんなパターンに、もちろん、我が家の熱血夫、今回は文集委員として、撮影担当、でありながらも、物申すかも、とほんの少し冷や冷やしたが。よいスタートフォームとよい走りをしていたので、よし、とのことのようで、ほっと。

そして、今日は予報通り、台風前、朝からの雨。夕方からのケータリングだったのだが、交流会は中止となり、急遽、スタッフの方々のお食事として、お持ちすることに。ということで、ご用意した料理をランチボックスに詰めて。料理によっては、盛り付けなども少しずつ変えたりしながら。
毎回、お寿司などのごはんものをご用意しているのだが、今回は、秋らしく、「くるみのロール寿司」など。軽くローストして、荒潰しにしたくるみに少々のしょうゆと砂糖をからめ。くるみと、それからクリームチーズ、きゅうり、大葉、万能ねぎなど。口に頬張った時に、甘じょっぱく、そしてなんとも香ばしいくるみの存在感。
それから、「ロングバゲットのバイン・ミー」。スライスし、切り込みを入れたバゲットには、バターを少々。フィリングには、大葉、それから、大根、にんじん、きゅうり、りんごの入ったなます、そして生ハムをサンドし。仕上げにナンプラーを少々。今日は、召し上がっていただくまでに少し時間があるので、なますはかなりしっかりと甘酢を切って。

だいぶ早回しに、料理を詰め、昼間は他の会場にてイベント真っ最中のところへお届けに。いつものケータリングならではの、召し上がっているみなさんのご様子や感想など、リアルタイムで拝見し、うかがうことができることはできなかったものの、それでも、うれしい感想などいただき、ほっと。改めて、スタッフの方々の、臨機応変な、かつ心温かい対応に心から感謝して。
本日のお品書き
・いろいろきのこマリネ しょうゆとすだちの香り
・かぼちゃとツナのパテ カナッペ仕立て
・ひじきと秋野菜のきんぴら風
・秋野菜のテリーヌ
・ベーカリーハースのロングバゲットを使った、バイン・ミー
・くるみのロール寿司
10月3日 9月キッズおやつ教室 3日目

月をまたいでの、9月キッズおやつ教室、3日目。
教室が始まる時間になると、外から、子どもたちの楽しそうな声と一緒に、楽しそうな空気まで一緒に。
今日は7人のエプロン姿がずらり。さて、みんなでハンバーガーを作りましょう!
初参加のお子様については、ご希望あれば、ママにも同室にてご見学いただくことにしている。初めての場所での、初めての時間に緊張するのは当然。ママがそばにいてくれる安心感。ということで、窓際の椅子にみなさん腰かけていただいて、要所要所では、お子さんのお写真も撮っていただき。パテ生地を成型するところ、バンズにケチャップやマヨネーズをぬるところ、などなど。
大人教室と違って、子どもたちにはおもしろいくらいに、1人1人のペースがあり。ゆっくり、じっくり、それはそれは丁寧にバンズにケチャップをぬりたい子、ランチョンマットお絵かきには、描く実物のマスコットをそばに置き、サイズを確かめながら、じっくり描きたい子、などなど。もちろん、所どころで、みんなの作業ペースを合わせつつ、進めていくのだが、なるべく、その子その子のペースや意向を大切に、と思いつつ。なので、タイムテーブルにもだいぶ余裕を持たせ。う~ん、これって、まさに日々の子育てにも通じること。我が子たちのこと、となると、なかなか余裕をもって、とはいかないのだが。
子どもたちがおもしろいほどに苦戦する作業。フライパンで焼いた玉ねぎを、フライ返しですくい、パテののった、バンズ生地にトッピングするところ。フライ返しを、あれこれ、むしろやりづらそうな向きにしてみたりしながら、なんとか玉ねぎをのせ、バンズ生地の上へ。フライ返しごと、のせたはいいものの、玉ねぎと一緒に、しばし全身固まる、など。それでも、サポートしながら、それはそれはきれいな玉ねぎの重なる輪がのった瞬間の、うれしそうな表情には思わずこちらがはっとするほど。
今日もみんなで、上手にハンバーガーができ上がり、そしていただきます!子どもたちからの愛あるおすそ分けを一口頬張った、ママたちの、ちょっと驚きもある、「おいしい!」の声。そう、本当においしいのです。改めて、よりおいしくする、ちょっとしたポイントをいくつか。
①パテ生地を焼くときには、なるべく薄く広げること。
②バンズにぬるケチャップとマヨネーズは気持ち多めに。
③焼いたパテ生地にのせる、スライスチーズは、「とろけるスライスチーズ」ではなく、普通の「スライスチーズ」で。
といったところ。
さて、次回、10月の、「キッズおやつ教室」はハロウィンスイーツ!みんなでプチ仮装をして、おやつを作って、おやつを食べて。そしてそして、ちょっとしたハロウィンパーティーも計画中。ハロウィン当日には、お友達の教室との合流で、ちょこっとハロウィン行進もできたらなあ、などイメージ中。

さて、週末のケータリングに向けて、仕込みを進めつつ。運動会シーズンにぴったり?、「秋野菜のテリーヌ」の組み体操など。さて、明日は我が家の第2週目運動会。
10月2日 9月キッズおやつ教室 2日目
9月の「キッズおやつ教室」、月をまたいでの2回目の開催。
今日は、9人のエプロン姿の子どもたちがずらり。年少さん、年中さん、年長さん、男の子、女の子。さあ、みんなでハンバーガーを作りましょう!
まずは、材料の説明から。みんな、トマトは好きかな?、「好き!」、「好き!」、玉ねぎは好きかな?、「好き!」、「好き!」。最初は少し緊張気味ながら、少しずつ言葉が出てくる瞬間。ピックにシールを貼り、パテ生地を成型し、フライパンに並べ。パテと玉ねぎを焼いている間に、バンズにケチャップとマヨネーズをぬる。みんなで一生懸命に塗っている姿。パテが焼けた頃に、チーズをのせる。1枚ずつ包装されたスライスチーズを、自分で包みを外す、そんなちょっとした作業もあどけない手つきがなんとも愛らしく。レタス、パテとチーズ、玉ねぎ、トマトの順に重ね、バンズの上をかぶせ、最後にピックを差して、ハンバーガーのでき上がり!
目の前のハンバーガーを心待ちにしながら、今度はみんなでランチョンマット作り。天紙に色鉛筆で思い思いの絵を描き。ハンバーガーを描く子もいれば、今日はうさぎ率かなり高し。それから、あとから聞けば、あれは、ふなっしーだった、とか、そうではなかったとか、などなど。最後に作業に使っていた白皿から、ガラス皿にハンバーガーを移し置き。こういう、大人からすると、ちょっとした作業が、子どもたちにとってはまだまだ難しいもの。こちらもその場になって、初めて気づいたり。ガラス皿を目の前に置き、ハンバーガーののった白皿を持ち、う~ん、どうしたらいいかなあ、そんな姿など。

できあがったランチョンマットの上にハンバーガーの皿をのせ、みんなで、いただきます!いただきます、のタイミングでお写真など撮りたい方にはいらしていただき。うれしそうに頬張る表情。そして、今日はママへのおすそ分けも前回より多かったのでは。そして、あれ?好き!、好き!、と張り切って答えていたはずの男子君たちのハンバーガーは揃いに揃って、トマト抜き。そして、さりげなく、レタスと玉ねぎをママへのおすそ分けする姿などなど。
まだまだ、思考錯誤しながらの、キッズおやつ教室。今日もいくつもの反省点など。それでも、帰り際、「また来たいなあ。」、そんな声を聞くことができるのは、本当にうれしいもの。そうそう、次回10月の教室は、もちろんの「ハロウィンパーティー!」
10月1日 秋冬の眺めに

気持ち新たに、10月がスタート。
まずは、久しぶりに、「教室の風景」アップしました!驚くかな、8か月分!今回の、「秋の創作イタリアン」から、「真夏のベトナム料理」、「初夏のスペイン料理」、そして、「春のブランチメニュー」、と、すっかり季節の移ろいを感じるほど。よろしかったら、ホームページの中、「教室の風景」、ご覧下さい。そうそう、ホームページリニューアルも、きっともう少しでお披露目できる、はず。
今日はいつもよりやや気合を入れて、教室キッチンの片付けなど。不要になった食器などもだいぶ整理をし。気持ち新たに、教室の眺めも少し秋色に。天井からつるすモビールを、春夏使用の紙のものから、秋冬使用の落ち葉モビールにかえ。これだけで、一気に秋の雰囲気に。それから、入り口正面に壁に、コーヒー周りの小物を少々。先日、ワークショップに参加して作った、マイ箒も一緒に。こんなちょっとしたことだけでも、おもしろいほどに気分が変わり、心澄むような。ああ、毎年思うのだが、このぐらいの時期から、少しずつ少しずつ家全体の大掃除もしていくことができたら、どんなに心晴れ晴れすることだろう。テーブルには、明日からのキッズおやつ教室に向けて、ベーカリーハースさんのパンたち。

ハースさんのバゲットに切込みを入れて、下味をした、豚肉肩ロースブロックを詰め。ろーズマリーを添えて、たこ糸でぐるぐる、ぐるぐる。そしてオーブンへ。以前、大磯レシピで登場し、昨年の大磯では、クリスマス教室では、メインメニューとして大活躍だった、とのこと。たこ糸レシピも、どこかごちそう感あふれるもの。
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