7月19日 浴衣に甚平で夏祭り

1番下ほゆきのバースデーをあと数日に控え、庭先のブラックベリーは一気に深紫色に色づき。やっぱり2年前のことを思い出す。予定日より1か月以上早く生まれてきて。出産後は、私だけが先に退院し、小さなほゆきの元へ、上2人を連れて通う毎日。産院が徒歩1分のところで本当によかった。産院へ向かうときに、もれなくブラックべりーを摘まみ、そしてもれなく口の周りと手のあちこちに、そしてTシャツに紫色のシミが・・・。あれから2年かあ。
今日は、真ん中ゆふきの保育園、夏祭りへ。それぞれに浴衣や甚平を羽織らせて。と、もうすぐ2歳のほゆき、浴衣は羽織るものの断固帯はせず、紙半分は縛るものの、断固としてもう半分は縛らず。そんなお年頃。今日のこちらでの主役は真ん中ゆふきだし、もうそのままでいきましょう。
いつもの園が園内全体をお祭り会場とし、まったく違った眺めに。子どもたちは胸からスタンプカードを下げ、ヨーヨー釣りやボールゲーム、ポップコーンにかき氷など、それぞれの出店を回る。いつもの園が違った眺めだし、大好きな先生がいつもとは違った法被姿に浴衣姿、そしてお友達たちも。なんとも言えないお祭りの雰囲気は子どもにもダイレクトに伝わっていて。便乗して、上も下もすっかり一緒に楽しませていただき。今日はもう1つ、お引き受けしている文集委員の仕事も少々。だんなさんにカメラマンをお願いし、同じクラスのお友達の写真撮影。って、帰宅後、画像をチェックしたら、担任の先生のかわいらしい浴衣姿がやけにたくさん。少しは役に立つ画像がありますように。
園庭に出て、みんなで盆踊りをし。先生の横でうれしそうに、ちょっと恥ずかしそうに踊っている我が子の姿。改めて、すっかりこの場所も自分の居場所になっているのだなあ、と。盆踊りが終わる頃に予報通りの雨が降り出し。とはいえ、この天気予報の中、ここまで雨がもってくれて、盆踊りの風景を眺められたのは上々。それにしても、子どもの浴衣姿や甚平姿は本当に愛らしいもの。特に我が家は見事に和顔ぞろいなので、ひとしお。浴衣姿や甚平姿で駆けていく後ろ姿がやけにしっくりとくる夕方。
7月18日 野菜のケーキ目線でのキャロットケーキと夏休み前夜祭

来週からの、小学生低学年向け、夏休みキッズ教室に向けて。「リトルシェフたちのハンバーガー作り」、ということでみんなでハンバーガーを作る。今日は、調理道具の買い足しや買い出しを少々。それから、ハンバーガーに刺す、ピックの準備など。明日から始まる夏休み。夏休みスタートしたばかり、溢れんばかりのエネルギーを持て余しつつやってくるであろう子どもたちの姿が思わず目に浮かぶようで。準備段階からこんな風になんともわくわくするのは、キッズ教室ならでは。
ピックの準備がちょうど終わる頃に、「ただいま~!」、2年生1学期を無事終えて、帰ってきた、帰ってきた。なによりもまずは、通知表を恐る恐る。忘れ物に整理整頓、あまりに予想通りの評価はありつつも、それでも、がんばってきた形跡もちゃんと見えて、ほっと。1学期が無事終わり、はれて、夏休みが始まる。
ここしばらく、レシピ仕上げに向けて、試作している「キャロットケーキ」。ようやく、この辺りで落ち着きそう、というところか。キャロットのみならず、ベースのレシピにいろいろな野菜をすりおろしたり、みじん切りにしたりして、加える「野菜のケーキ」、そんな目線を持ちつつ。夏休み前、これからが夏本番、そんな折に、キャロットケーキにはふわりとシナモンを効かせ、トッピングにナッツふんだんは一足も二足も早い秋の気配。優しいクリームなどなにか添えて、秋の教室での登場予定。
大好きなお友達の到着を待ちながら、せっせといつもの真剣お絵かきなど。到着すると、大急ぎ、お絵かきノートを持って、出迎えると、お友達もお絵かきノートを持参。さっそく、奥の部屋に流れ込み、お互いの絵を見比べたり。この2人、小さな小さな頃から、びっくりするくらいに同じタイミングで同じことを考えていたり、同じことをしたり、そんなことが本当によくあり。まさに心友。今日はわが家にて、ちょっと早めの夕方からみんなでテーブルを囲み。ひとまずは、「1学期、よくがんばりました!」と。ふと眺めれば、レンズ越し、ちょっと前よりもぐっと大きくなった子どもたちの姿。改めて、月日の流れをしみじみと感じつつ。
食後に。押し寄せてくる子どもたちと一緒に。ボウルに生クリームと、今日は同量の牛乳、砂糖、卵黄を入れ、よく混ぜて。おもむろにアイスクリームメーカーを冷凍庫から取り出せば、「ぼくがやる!」、「私がやりたい!」、一気にテンションアップ。そしてアイスクリームメーカーが回り続ける間、片時もそばから離れず、みんなで頭をくっつけて、覗き込み、ポジション争いもありつつ。今日は仕上がる頃にいちごジャムを加えて、アイスクリームの完成。倍量で作ったので、あとはバットに移して、冷凍庫でもう少し固めたいところ、もちろん待てるはずもなく。あっという間になくなったアイスクリーム。まさに夏休み前夜祭。
7月17日 キャンディネックレス2つに腰上げ

小学校は明日で終業式、そして夏休みが始まる。
ということで、夏休み前に駆け込み、吉祥寺へ。先日習った「キャンディーネックレス」、もう何パターンが作りたかったので。「チェックアンドストライプ」、店内中央奥、今まではほとんどじっくりは眺めたことのなかった、バイヤスの売り場。リバティ生地のバイヤスがずらり。大きな生地とはまた違った、細幅だからこそ、のかわいらしさが凝縮された感じにすっかり魅了され。無地のリネンのバイヤスもとってもすてきで、なんだかいろいろ楽しめそうな予感を感じつつ。それから、本当に久しぶりに、「貴和製作所」へ。こちらではビーズや留め具など。やっぱり楽しい材料やさん。
7,8月教室1クールが無事終わり、夏休み前、そんなシチュエーションとの相乗効果か、今日はすっかりのオフモード。お友達が遊びに来てまじめな顔をして、お互いの情報交換(ポケモンのね!)をせっせと、そんな光景をちらちらしつつ、すっかりの手仕事じかん。
「キャンディーネックレス」、バイヤスをアイロンで広げ、袋状に縫い、ビーズと丸かんを通していく。生地の色や柄をみつつ、想像していた印象とまた少し違ったりするおもしろさ。ベースは同じでもまったく違ったものができあがる。そして、通すビーズの数によっても、印象がぐっと変わる。教わった時には、ふんふんふん、と何気なく聞き流していたことも、いざ、1人で進めてみると、あれ、どうだったかしら、などなど。こんな感覚は、ふと自分の教室での生徒さん目線を少し体感できるような。そして、料理もそうなのだが、どんな風に仕上げるか、大まかなイメージは大切ながらも、その時の直感というものも大きいもの。ほどなく、本当にほどなく、2つの「キャンディネックレス」が完成。この手軽さ、すでにまた作り足したくなる、中毒性があるような。そう、私は同じ型のもののデザイン違い、色違い、そういうものには本当に目がなく、ついつい。
さて、ネックレスよりも早急にしなくてはならないもの。先日届いたばかりのほゆきの浴衣の腰上げと肩上げ。今まではしてもらう立場だったので、実に初めてのこと。本を片手に、着物着付け師の肩書きをもつ、焼津の母に電話をするも、いつもながら、「ここのところを」、とか、「このくらい」とか、母ならではのなんともわかりづらい解説に消耗感。それでも、なんとかひとまずの腰上げをし。あとは夕方羽織らせて、丈を確認し、肩上げの具合をみることに。ついつい手仕事に夢中になる夕方。
こんな日は夕ごはんにはすっかりの手抜きをし。私にももちろんそんな日はあります!
7月16日 生春巻きにはマンゴーマヨネーズソースを添えて

本日、7月最後の教室は、子連れクラス1日目。
小さなお子さまと一緒に、貴重なリフレッシュも兼ねて、楽しみに来てくださるみなさん、暑い夏にもおんぶしながら頑張っている彼女たちへのエールの意も込めて、そして一緒に来てくれるちびちゃんたちにより心地よく過ごしていただきたいなあ、とまだまだ模索中のところ。子連れクラスでは、事前にある程度仕込みをしておいたり、時に仕上げておくレシピもあり、より教室がスムーズに進むように、そしてちびちゃんたちへの負担も少ないように、と思いつつ。
今回も、「夏野菜と生ハム、アボカドの生春巻き」については、フィリングの食材はすべて下処理を済ませ、バットに並べ、レシピの説明をしつつ、バットの上をお見せしつつ。あとは、教室が始まってから、生春巻きに添えるマヨネーズベースのソースを作っていただき、そしてさっそく生春巻きを巻くところから。今回は、アジアンすぎない、サラダ感覚の生春巻き、ということで、ソースはマヨネーズベースにマンゴージャムを加えて。マヨネーズ、そのままだとちょっと強いのだが、マヨネーズの半量から同量の牛乳で伸ばすと、とろりとしたソースとなり、一気にマヨネーズっぽさが和らぎ、使いやすくなる。そこへマンゴージャムを加えると、甘みと優しい酸味のきいた、なんとフルーティーなソースに。マンゴージャムだけでなく、マーマレードにいちごジャムにブルーベリージャムなどなど。とっても使いやすいので、シンプルなサラダのドレッシングにしたり、ゆでたお肉や焼いた魚のソースにしたり、もおすすめ。
生春巻きの極意、以前お伝えしたように、ライスペーパーを戻し過ぎず、さっと数秒の湯通し、まだ固めのところを取り出して、巻き上げ。さて、巻き終わった生春巻きをカットする段。せっかく上手に巻いたところ、きれいな切り口で仕上げたいところ。用意するのは包丁と、あまり固く絞っていないぬれ布巾。乾いた包丁ではライスペーパーがしっかりくっついてしまい、フィリングが一緒に溢れ出てしまいがち。包丁をふきんでだいぶ濡らした状態でカットすること。そして、生春巻きにしても、ロールケーキにしても、やわらかいパンにしても、やわらかさのある、厚みのあるものをきれいにカットするには、包丁をだいぶ大袈裟に前後しながら切ること。4つにカットした生春巻きの断面の美しさ。
生ハムにアボカド、千切り野菜、ほかに、たとえば。スモークサーモンにクリームチーズに千切り野菜、お刺身に大葉に千切り野菜、やわらかめにゆでた野菜と豚しゃぶやゆで鶏、そんな取り合わせも。今日の教室中、みなさんとあれこれアレンジを想い巡らせていて。戻したひじきとツナ、千切り野菜、そんな取り合わせも楽しめそう、などなど。
教室が終わり、みなさんをお見送りし。7,8月教室は、数回分の9月へ持ち越しの追加教室を残しつつ、本日でひとまずの終了。やけにほっとしたせいか、そこからの私の動きは一気にスローモーション。一気に気も緩み、持たせ忘れのものをお届けに、気づけばすっかりのお迎え時間に駆け込み、などなど。
びっくりするくらいに真っ赤な顔をして、汗びっしょりで、お道具箱やらピアニカなどを持ち帰ってくる頃。さて、来週からは長い長い夏休みが始まる。
7月15日 ブンチャーには豚しゃぶをトッピングして

7、8月教室の平日クラス。「普段使いのベトナム料理」。
ご参加いただき始めて間もない生徒さんがた、最初の料理説明では、レシピの余白にそれはそれは一生懸命のメモ書きなど。ありがたい限り。そう、まさにレシピの行間に、日々のキッチン事のヒントがあれこれ、あれこれ。
なんとも夏らしい、「ブンチャー ベトナム風冷やし麺 ハーブの香り」。ブン、ベトナム語で細米麺。つまりはビーフン。涼しげなガラスの器に、ゆでてきりりと冷やした麺とそれから豚しゃぶともやしとベビーリーフ、それから大葉にバジルにミントに香菜はお好みで。豚しゃぶ、これからの時期にはきっとますます日々の食卓にも登場率が高いメニューの1つなのでは。豚しゃぶをおいしく作るコツは。豚肉をゆでる時のお湯の温度がポイント。みなさん、かなり熱めの、時にぐらぐらと沸くところでゆでる方も多いのでは。と、豚肉の薄切りを湯に入れた瞬間に、豚肉は一気に白くなり、そして身がきゅきゅっと締まり、ついつい大慌てで焦りながら、冷水に落とす、など。湯の温度が高いと豚肉のたんぱく質が一気に凝固し、固くなってしまう。なので、湯の温度の目安としては60度くらい。イメージとして、指先を入れてみて、一瞬は入れられるが、ずっと入れ続けるには熱いくらい。60度くらいの湯に豚肉を入れると、入れた瞬間は豚肉の色は一気には変わらず、まだ赤い。トングなどで豚肉を、まさにしゃぶしゃぶと泳がせているうちに徐々に火が通り、優しいピンク色に。ピンク色から白っぽくなるほんの手前くらいが理想的。焦ることなく、落ち着いて、冷水へ。豚肉の部位について。教室ではお店にお願いして、肩ロースをかなり薄めにスライスしてもらったものを使っている。もちろん、ロースでもバラスライスでもお好みで。しゃぶしゃぶ用でも、通常のスライスでも、それから切り落としでも。それからもう1つポイント。冷水でしっかりと冷やした豚しゃぶをざるに開け、キッチンペーパーやふきんなどでしっかりと水気をとること。そうすることによって、調味料の絡みがぐぐぐっとよくなり、料理全体がクリアでキリリとした印象に。こういうひと手間、無理をしては続かないので、シチュエーションでの使い分け。ちょっと気合を入れるときにはふきんでしっかりと、1分1秒でも早く仕上げなくてはならないシーンでは、もちろん手間を省いて、ざるの中でなるべくなるべく水気をとって。
今日はご参加のみなさんが偶然にも全員、まだまだ小さなちびちゃんを預けて、のご参加。テーブルに並んだ料理、まずは、ブンチャーにお好みのハーブを加え、自家製スイートチリソースを回しかけ、「チャー」、ベトナム語でよく混ぜて、混ぜて、頬張る姿。束の間にリフレッシュのお役に立てていたら、うれしい限り。
みなさんを見送り、大急ぎ、明日の買い出しを済ませ。今日は、来週に2歳のバースデーを迎える、一番下ほゆきの保育園にて、7月生まれのお誕生日会へ。お誕生日会、なんだかその設定が恥ずかしいのか、前半は私を引き連れて、早々の退散を目論む姿など。が、後半、おやつにつられて、なんとか気分が変わり。ブルーベリーののったケーキを頬張りながら、うれしそうに。あっという間にもうすぐ2歳。そして、いやいやの絶頂期。
そして夕方、楽しみにしていた届きもの。中学、高校時代の友人で、「着物サロン華匠 Kasho」を主宰する彼女にお願いしていた、ほゆきの浴衣が届く。開けた瞬間、本人以上に、というか、まるで私のものが届いたかのように、私の方がテンション一気に上がり。本当に愛らしくて、すてきな浴衣に思わずうっとり。そして、一緒に添えられていた彼女のお手紙も本当にすてきで。しばらくは眺めてうっとり。そして、試しに袖を通したのは、ほゆき、のみならず、真ん中4歳児ゆふき。それも夕方と夜とで2回も。案外、かわいいものが好きなのだ。
きものサロン華匠 Kasho
http://kimono-kasho.jp/
7月14日 今日も手仕事のはしご、夜はラザニア

どうしてもばたばたとする月曜日の朝。朝食中に牛乳惨事2回、そしてなによりの着替えいやいや絶頂期、なんとか慌ただしくみんなを送り出し。ふー、帰宅して、部屋の片隅を片隅を眺めれば、きっと忘れるだろうと、前夜にランドセルの中に入れておいた、本日の持ち物、手提げバッグがちょこんと置かれ、ついでに筆箱の机の上に。はあ、ますますの消耗感がどっと。
さあ、気を取り直して。明日のキッチン準備をし、買い出しへ出向き。買い出し途中で、今日は、「ラーヤ」のオープンアトリエへ。駅から程近い、古い一軒家の静かな一部屋にて、月に2回オープンするアトリエ。手作りを楽しむ場として自由な製作はもちろん、ワークショップも開催。今回は3種類あるキットの中から、「キャンディーネックレス」作りをさっそく。シックなリバティ生地のバイヤスにはすでに下準備のミシンがかけられていて、そこへ丸いビーズと丸かんを通していく。手仕事をしながら、お茶をいただきながら、みなさんとゆったりおしゃべりをしつつ。ああ、なんとも心地よい時間。そしてほどなく、ビーズなどを通し終え、端をきゅきゅっと結べば、あっという間に、すてきなキャンディーネックレスができあがり!それから、バッグから本と生地を引っぱり出し、これから作りたいものについての本気の相談あれこれ。型のイメージ、それから型のアレンジについてなど。うれしいヒントがたくさん。作ったばかりのネックレスをさっそく首に下げて、残りの買い出しへ。
来週からの、「夏休みキッズ教室」に向けて。会場となる、我が家からすぐそば、市の施設へ。何度か使わせていただいている生活実習室を改めて下見に。テーブルの確認、お皿の確認、そしてキッチン回りの扉を何度も開け閉めしながら、一番重大なキッチン道具の確認。フライパンのサイズや状態などなど。と、あれこれ考えていたせいか、その後、我が家にての打ち合わせ、とバッグの中を探し始めると、ボールペンやらiPhoneやらノートやら、あれこれの忘れ物に気づき、慌てて取りに戻り、ふー。段取りを確認しながら、工作教室「みずたま」主催、工作担当の彼女作、ハンバーガーレシピブックのキットをさっそく製作してみる。はさみでチョキチョキしながら、のりで貼り付け。こんな手仕事も楽しいもの。さて、来週からの本番に向けて、最後にもう1詰め、2詰め、といったところ。そう、来週からは夏休み。
これから暑さ本番、というところなのだが。9、10月教室、「秋のイタリアン」に向けて。今回のテーブルセンターに鎮座する予定なのが、「ラザニア」。それも、「お手軽ラザニア」。以前、1度登場しているラザニアレシピ。みんな大好きなおいしさ、そして華やかさもあり、なのだが、正直、手間のかかる料理の1つ。ミートソースを仕込んで、ホワイトソースを仕込んで、ふー、ラザニアをゆでて、耐熱の器に段々に重ね、チーズをのせ、ふー、ふー、ようやくのオーブンへ。おいしいものができあがる、あるべき過程、ではあるのだが。今回はラザニアの代わりに、あるものを使って、のご提案。ゆでるひと手間なく、そのまま使えて、そして、なにより、きちんとおいしい!ミートソースについても、煮込んだりせず、さっと炒め煮で仕上げる、なるべくのお手軽レシピに。こんな暑い日に、涼しい部屋で、ラザニアを頬張る夜もなかなか上々なもの。それにしても、ミートソースとホワイトソースの相性、子どものみなならず、無条件に顔がほころぶおいしさ。
初めての水泳大会とサラダライブ

試作で、久しぶりに「キャロットケーキ」を焼く。先日、近くのお菓子屋さん「ユニコーンベーカリー」で買ってみた、「ズッキーニケーキ」の触発されて、すりおろしたにんじんをいつもよりたっぷりと。しっとりとシンプルな味わい。
今日は、長男あては、初めての水泳大会へ。見学席から眺めながら。眺めていたら、ウォーミングアップ用の水着から本番用の水着に着替えずにそのまま大会は開会し。初めての大会、そしてお友達は1人もいなく。開会式では、特に参加する子どもたち向けに、「笛が4回なったら、起立してください。」など、あいさつの仕方、スタートの仕方などがアナウンスされ。窓越しずっと向こうのあては、きちんと聞いているだろうか、そして果たして覚えているだろうか。競技が始まり、そろそろ順番が来そうな頃には、コーチのそばにいつつもなんだかウロウロ、ウロウロ。タイムがどうとか、順位がどうとかではなく、無事正しくスタートする位置に立つことができるのだろうか、いろいろ気になって、叫んでも聞こえない声を上げたくなってしまいつつ、ただただ見守ることしかできず、こちらが妙な緊張感のもと。
それでも、無事位置につき、言われた通りの、起立し、会釈はまったくの気配なかったものの、競技がスタートし。後から聞けば、ゴーグルをそばに置いたまま、スタートに立ってしまい、本番がゴーグルなしで泳いだ、とか。スタート前に気づいたものの、言って、取りに行く、ということはせず、なのか、そういう選択肢には頭が回らなかった、というところか。それでも、その場では1着をとることができたので、ほっとしつつも。
もう1種目の出場がありつつも、下2人がそろそろ飽きてきたので、観戦はだんなさんに任せ、子どもたちと体育館の前にある公園にて水遊びなど。すっかり満喫した頃に無事今日の出場を終えて体育館から出てくる姿はいつもより少しだけ大きく見えて。
夕方前、試作のキャロットケーキとそれからランブルスコを手土産に。今日オープンの「Chika-ba ちかば」オープニングパーティーへ。谷保駅そばの地下に本日オープン。イベントなどで何度がご一緒した、くにたち産の食材を使ったジャムやピクルスを作る「おへそキッチン」のキッチンと、レーザー加工機などが設備された「Atom Garage」の工房が併設された、ものづくりの場。キッチンを立ち上げられる際に少しだけ相談などいただいたので、新しいキッチンを拝見したく。到着すると店内にはすでにたくさんの人たち、そしてテーブルにはおへそキッチンさんの料理やデザートがずらり。
途中、キッチンからは。「野菜の語り部研究所」さんのサラダライブ。以前、「農家の台所」でサラダバーを担当されていて、その経験を生かし、独立された廣本さんの、まさに「サラダライブ」。目の前にはみずみずしい旬の野菜たちがずらりと並び、1つ1つの野菜のレクチャーを受けながら、その場でカットされた野菜がカップに盛り込まれ。特に印象的だったのが、採れたての「はじかみ」。甘酢漬けで目にすることがほとんどなので、フレッシュをいただくのははじめて。それも、今回ははちみつをつけて。はじかみの青々しいフレッシュ感は生かされながら、しょうがの辛みがうまくまとまる、そんな印象。そして、「絹かわなす」。肉厚ながら、びっくりするほどにきめ細かく、なんともいえない歯触りと香りが魅力的で。それから今日採りたて、驚くほどの甘みはスイーツ感覚、とうもろこしのゴールドラッシュ。どの野菜も鮮度や質がよいからこそ、の生でいただくおいしさ。
初めてお会いする方々とも、とっても楽しく、そして有意義なお話ができ。できたての、真新しい空間にて、これからの可能性に満ち溢れた空気感はなんとも。お店を出ての帰り道にも、そんな空気感の余韻はうれしいおすそ分け。主宰する立場として、あちらこちらに気を回しながらも、いつものとびっきりの笑顔と明るさで私のところへも何度も声をかけてくれた小野さん。改めて、すてきなオープンおめでとうございます!
7月12日 ビニールプール開きとフルーツドリンクバー

台風明けの昨日から一気に夏本番の暑さとなり。
今年は例年より少し遅めのビニールプール開きとなり。下2人の子どもたち、保育園ではほぼ毎日水遊びをしてもらっているので、なんとなくタイミングを逃していたところ。ロフトからビニールプールを引っぱり出し、膨らませ、水をため、そんな序曲もまさに絶妙な演出、すっかりテンション上がり、きゃっきゃ、きゃっきゃとそれはそれは楽しそうに。毎年こうやって、この場所で子どもたちの水遊び姿を眺めている。プール脇には一気に食べ頃を迎えたブラックベリーたち。おととしの夏は、生まれたばかりも生まれたばかり、部屋の片隅にはクーハンにすやすやのほゆき、そんな眺めだったのが、すっかり主役の座となりつつ。
昼過ぎ、お散歩しながら、「黄色い鳥器店」へ。今日から始まる、下村一歩さんの竹炭と竹の台所道具展へ。店内2階に並ぶ、竹の節や木目などを存分に生かした台所道具たちはなんとも温かみのある、優しい風合で。料理家フルタヨウコさんの1日限定、「フルーツドリンクBAR」がオープンしている3階へ。カウンターには、思わず近寄らずにはいられない、ガラス瓶にフルーツがふんだんに入った果実酒やジュースがずらり。光を通して、その色合いの美しいこと。そして、それぞれに瓶に、下村さんの台所道具が添えられ。待ち合わせまで待ちきれず、先にオーダー。はっさくとブランデーのソーダ割りとそれからグラノーラ。はっさくの爽やかな香りと甘みがブランデーとこんなに合うなんて。他のラインナップを拝見しても、フルタさんならではのさすがのフルーツ使い。おしゃべりにもついつい、ついつい華が咲き、あまりに心地よい午後のひとときとなり。
夜は、久しぶりに、「くにたち村酒場」へ。くにたち野菜や地元の食材を楽しむことができるお店。4月から、メニューなどリニューアルした、とのことで少し?、だいぶ?、以前と変わった印象を受けつつも、家族みんなで、何度も席替えしながら、こんな時間もなんとも楽しいもの。「くにたち野菜のピザ 菜園風」には、チーズは使わずに、アンチョビがアクセント、野菜の味をダイレクトに感じることができ。そして、やっぱり亀製麺の生パスタのもちもち感。気持ち、もう少しアルデンテだとうれしかったのだが。夜はもっぱらお家ごはんの我が家、帰り道にも、家に着いてからも、それぞれが、「今日まだごはん食べてないよね。」と。おいしいリフレッシュがいろいろうれしかった1日。
7月11日、台風一過、シトラスのラム酒マリネ 自家製アイスクリーム添え

台風一過の青空、そして朝からとんでもなく暑く。
まさに、こんな日にあまりにぴったり、「夏のベトナム料理」平日クラス。我が家も含め、周辺では台風の予報に早々と、給食なし、4時間授業が決まり。ということで、今日の教室はご参加いただける方はご参加いただき、ご都合つかない方は9月への日程変更とし。
「普段使いの、夏のベトナム料理」。今回の食後のデザートは、「シトラスのラム酒マリネ 自家製アイスクリーム添え」。ベトナムでは、いちごのラム酒マリネなどが多いのだが、どんなフルーツでも、ラム酒とざらめを加え、さっとマリネするだけで、とっても大人っぽい、そしてとっても整ったおいしさのデザートに昇華する。マリネしたての、ラム酒のきりっとした風味とざらめが口にあたる食感もよく、しばし冷蔵庫に置いて、全体が落ち着いたところもなんとも。
教室では今までにも何度か、フルーツマリネをみなさんと作っているのだが、フルーツをそのまま楽しみのとはまた違った魅力とおいしさはまさに「昇華」。特にアイスクリームやヨーグルトなどとの相性もよく。ジャムとレモン汁でマリネする「ロシア風マリネ」やイタリアンの「バルサミコ酢マリネ」などなど。例えば、買ってきたフルーツがかなり大味だった、そんな時、ぜひぜひのおすすめ。特に今の季節、大味でありがちな「すいか」など。今回は、シトラスということで、ホワイトグレープフルーツ、ピンクグレープフルーツ、そして甘夏などをミックスして。
ラム酒マリネに添えるべく、リクエストいただいた「自家製アイスクリーム」。今回は教室時間内においしいアイスクリームを仕上げるべく、アイスクリームメーカーを使って作るので、材料を合わせ、アイスクリームメーカーに入れ、スイッチをオンすればほどなく5~10分程度でアイスクリームができ上がってしまうのだが、お家でも、同じ材料で時間さえあれば、おいしいアイスクリームができ上がる。ベーシックな材料、生クリーム、卵黄、砂糖を合わせ、ハンドミキサーでしっかり泡立てたものをバットなどに移し、冷凍庫へ。途中何度かかき混ぜれば、よりふんわりとした仕上がりに。が、そのまま入れっぱなしでも、十分、コクのあるおいしいアイスクリームができ上がる。所要時間は約半日。ちょっと時間がかかるのが難点なのだが、このリッチなおいしさはお試しの価値あり。全部生クリームだと、「〇ーゲンダッ〇」にも負けないリッチなコク、生クリームと牛乳半々だと、「〇ーパー〇ップ」くらい、全部牛乳だと、いわゆる昔ながらの「アイスクリン」。
今回は、仕上がりにみじん切りにしたミントを加え。バットに移し、冷凍庫へ。教室のたび、バットに移し終えたあとのアイスクリームメーカーに少々残ったアイスクリームをみなさんにお味見いただいているのだが、本当にみんなかわいらしいリアクション!スイーツのちから。私自身、いわゆるミントアイスクリームは今までまったく好みではなかったのだが、そんなイメージをあっさりと覆す、ミントならではのなんともいえない爽やかさ。
今回は、ラム酒マリネしたシトラスをガラスの器に盛り、その上に、アイスクリームをトッピングし、ミントの葉を添えて。窓越しからも伝わってくる、うだるような暑さを、涼しい部屋から眺めつつ、頬張る贅沢感。
みなさんを見送り、片づけをし、一瞬ソファに腰掛けたらいつのまにかウトウトと。ラム酒の効果か。気を取り直し、さて、フルーツをカットし、庭先にここ数日ですっかり色づき始めたブラックベリーを摘んできて。今日は、15回目の結婚記念日。ケーキを作る時間はなかったので、フードムードのマンゴーココナッツシフォンのカットを買ってきて、お皿に盛り合わせ。夕方、子どもたちにフルーツトッピングをお願いし。これだけでも案外、作ってもらった感を味わえるもの。仕上げに粉糖あるなしで、印象がぐぐぐっと変わるもの。
7月10日々 仮称、季節野菜のサラダ仕立て 薄焼きピザにのせて

今日ははり切って、臨海方面まで展示会へ、のスケジュールだったのだが、台風の動向が気になりつつ。少し前だったら、ひとまず行ってしまえ!、そんなことも多かったのだが、帰りに何かあったら、子どもたちが・・・、行動を控える今ぐらいが、もしかしたらちょうどよくあるべきところ、なのだろう。明日に向けて、台風の気配を感じながらも、ひとまず一通り買い出しを済ませ。
久しぶりの、「ロージナ茶房」にてうれしい待ち合わせ。お昼前までオーダーできるモーニングセット。ベーコンエッグセットとコクのあるコーヒーをいただきながら。「あんずのジャムを煮ながら、ちょうど2年前、ほゆきちゃんが生まれる前の頃を想い出したの。」、そういって、手作りのあんずジャムをいただき。そう、2年前、ジャムにしたら、とたくさんのあんずをいただき、そのすぐ後に予定日より1カ月以上早くほゆきが生まれて。いただいたあんずはジャムにしそびれてしまった記憶。あんずのお返しに、庭先のブラックベリーを渡し。その年は、ブラックベリーも摘み切れず、近所のお友達に摘んでもらった記憶。ちょうど、庭先のブラックyベリーが昨日今日から一気に色味が増した頃。あんずとブラックべりー、果物にまつわる想い出。そして、そんな想い出は、毎年ふとその季節になると想い出され。気づけば、そんな頃。いつもながら、帰り道はなんとも心すがすがしく。ここしばらく少し悶々としていたものも、スーッと今までとはまったく違ったものに感じられて。それもごくごく自然に。
久しぶりにパン生地を伸ばし。ほぼ毎朝のパンはすっかりのホームベーカリー任せ、の日々。台風前の今日の湿度、生地の一次発酵の早いこと、早いこと。9,10月教室に向けて。先日食べた、「タルトフランベ」をヒントに。「タルトフランベ」、本来は、フロマージュ・ブランという爽やかな味わいのチーズをのせて焼く、薄焼きピザ風のフランス、アルザス地方の郷土料理。今回はむしろ、チーズを使わずに具材をトッピングする、スペイン風ピザ、「コカ」の方がイメージに近いかも。ということで、ネーミングはまだ考え中なので、ひとまずは、「季節野菜のサラダ仕立て 薄焼きピザにのせて」、といったところか。ピザ生地を伸ばすときには、発酵させすぎたくらいの生地が扱いやすく、こちらの思いのままに生地が伸び、広がってくれる。高温でさっと数分焼いた生地の上にたっぷりの野菜とそれから生ハムにベーコンを少々。今日は冷蔵庫にあった夏野菜あれこれを使って。生地の風味とそしてトッピングのおいしさとそしてシンプルな調味料のおいしさ、それらが口の中で広がり、まとまる。トマトソースやチーズなどないからこそ、のおいしさ、というか。むしろ、食べながら、ちょっと飽きてきがちなピザよりもググッとくる存在かもしれない。子どもたちも、いつの間にか野菜をおいしく食べてしまう、そんな一品であると実感。
さて、心配していた明日の台風。教室が始まる頃にはすっかり落ち着いている予報。が、我が家も含め、近隣の小学校では早々と給食なしの午前授業での対応となり。仕方がないとはわかりつつ、なんとももどかしい想い。いつの時代になっても、天候には敵わないもの。天候に添って。明日はご参加いただける生徒さんにはご参加いただき、お子様事情などご参加いただけない生徒さんには、夏休み明け、9月での振替とさせていただくことに。9月上旬、まだまだ残暑厳しいころ、きっとまだまだ夏のベトナム料理もしっくりするはず、と昨日も同じことを書いていた記憶。
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