
埼玉にある、「こども動物自然公園」へ。自然をそのまま生かした敷地内にてゆったりと動物たちを眺めることができ、公園を楽しむことができる、大好きな動物園。
まず目指すのは、カンガルー園。敷地内を自由に飛び回るカンガルーを間近で楽しむことができる、人気のスポット。手が届きそうなところで葉をムシャムシャと食む姿をまじまじと眺め。と、思い立ったように、ぴょんぴょんと目の前を飛んでいく姿。もちろん、一緒になってカンガルーの横を飛び跳ねていく子どもたち。「ぴょんぴょん」という音響付きで。
「シカとカモシカの谷」、森の中を散策するような、すてきな橋の道「コバトンロード」を歩きながら、木々の合間にシカやカモシカの姿を見つけ。そしてなによりも新緑の美しさにうっとり。新緑を背景に動物たちのゆったりと過ごす姿、そんな光景はなんとも目が喜ぶ感覚。
そして、子どもたちの大好きな「恐竜コーナー」。こちらも新緑広がる中に、石でできた大きな恐竜があちらこちらに。探検するように次々に恐竜を探し、よじ登り、自分では登れないような、首長竜の背に乗せてもらい、まさにタイムトリップ感覚か。
こんな風に子どもたちが楽しそうにしている姿を見るのが、こうやってお出かけする、一番の目的なのかのしれない。明日で4歳の誕生日を迎える真ん中ゆふき。前に来たときにはまだ登ることなんかできなかったプテラノドンの脇によじ登り、アスレチックではあてはにくっついて、とにかくなんでもトライ。あれから4年かあ、いつに間にか、ずんぐりむっくり、ぽちゃぽちゃした私遺伝の体型もだいぶスリムになり、すっかり男の子らしくなり。
どこへ行きたい?、なにしたい?、の問いに、「ブランコにのりたい!」との答え。今日のお出かけは、その声の応えとなったかどうか、わからないけれど、元気いっぱいにうれしそうにしている我が子の姿を目の当たりにして。我が子が生まれた日をしみじみと想い出し、我が子の成長をしみじみと感じ。
1日早いバースデーケーキを囲み、1日早いバースデープレゼントを受け取り。あれから4年かあ、想い出すことあれこれ。

ここしばらく取り組ませていただいていたプロジェクトの締めくくり。初めてお会いするいろいろな方々と、1つのものを1つの切り口からをテーマに、じっくりと話し合う、とっても貴重な体験となり。そんな中、今日は、ご依頼にお応えして、「カナッペ風ピンチョス3種」をご用意させていただく。
大皿それぞれに3種を盛り。しばし、ひたすらクラッカーに塗り付けていき。「ポークリエット」にはレッドペッパーを散らし。「クリームチーズパテ」にはディルを添えて。最後に、「初夏野菜のラペ」をクラッカーにトッピングし、センターテーブルへ。
「ポークリエットってお家でも作ることができるんですか?」とか、「(ラペに入っている)ズッキーニって、加熱しているんですか?」とか。改めて、私にとって、「料理」はまさに最上のコミュニケーションツールなのだなあ、としみじみ。初めて会話する方との、なんともスムーズなきっかけとなる。
今回、3品中、2品に少々加えたのが、「ラム酒」。まずは、私が好きだからついつい、なのだが。例えば、「ポークリエット」の仕上げに少々。ラム酒の風味が加わるのはもちろん、リエットの肉っぽさを一気に雰囲気よく、肉の風味、に昇華させてくれる効果。それから、もう1つ、「クリームチーズパテ」。「いつもはチーズ全般、もちろんクリームチーズも食べないんですが、これはとってもおいしくて、びっくりしました!」、そんなうれしいお声など。きっと、こちらも、ラム酒の効果あり。ラム酒が、チーズ臭さを雰囲気よく押さえ、風味に変えてくれる。合間での、こんな会話のやりとり、私にとっては、貴重な、そしてうれしいデータとなり、想い出となり。
初めてお会いする、いろいろな方々と、おもしろい距離感を持ちながら意見を出し合い、話し合い、1つの形にまとめていき。お役に立てたかどうかは定かではないが、想像していた以上に、有意義で楽しい1日だった、そんな印象。
あまりに久しぶりの、夕方以降の渋谷乗換には、本当に目がクラクラ。完全に、あの、人の流れの中での身の動かし方の感覚を忘れていた自分。それでも、ありがたい刺激をたくさん受け、よく笑ったせいか、心すがすがしい帰り道となり。今回、お声をかけてくださった彼女に心から感謝して。

しとしと雨の1日。雨の日はなんだかどこかぼんやりとするようで、今日はとにかく忘れ事が多い1日。まずは、朝の保育園送り、明日の事で伝えなくてはならないことをなぜかすっかり伝え忘れ、もう1度戻る、など。それから明日に使う食材の買い物に向かったはずが、「黄色い鳥器店」の展示にうっとりしていたら、肝心のものを買い忘れたり、コピーをすれば、コピーしたもの一式をお店に置いてきてしまったり、とにかく「うっかり」の連続の1日となり。
今日も午前中は仕込みを。カナッペ風ピンチョスのトッピング2種。まずは、「ナッツとドライフルーツの入った、クリームチーズパテ」。少々の甘みとラム酒を効かせたクリームチーズにナッツやドライフルーツをたっぷり加えたもの。以前教室では、こちらを酸味しっかりあるライ麦パンでサンドして、テリーヌ仕立てにしたり、最近では、ウェディングのケータリングで、ミニシュー生地のフィリングに使ったり、前菜の一品としてなかなかいい存在となるので、ついつい登場率高い。お酒に合わせてもよし、スイーツとしてもよし。
続いて、「初夏野菜のラペ」。3,4月教室でも登場している一品。同じ「ラペ」といっても、同じような食材を使っても、口への運び方によって、作り方、そして調味料の量などなど、だいぶ変わってくる。今回は、カナッペ風ピンチョス、ということでクラッカーにトッピング。ということで、教室の時よりもだいぶ短く細い千切りにし、トッピングしやすいように。そして、調味料の分量も、ややしっかりめに。それから、トッピングした時にべちゃっとなりにくくするために、仕上げに軽く水分をとるようにし、全体をきゅっとまとめ。
ひとまず3種が仕上がり、タッパーに詰めて。さあ、残りの書類仕上げにお品書きをプリントし、明日の準備などなどしつつ、夕ごはんの支度。ちょっとばたばた、押せ押せになった夕方に、実におすすめの、「お手軽パエリア」、今晩も登場。玉ねぎや冷蔵庫野菜、かぼちゃやズッキーニなど、それから今日は鶏肉とサーモンを具材に。それぞれをざっとカットしておき、下準備はここまで。あとは、所要時間20分、食べる時間の前に火にかけ始め、弱火で炊き上がりを待ちながら、帰宅後の子どもたちの洗濯物を仕分けしたり、「宿題やっちゃいなさ~い!」と叫びつつ、テーブル準備など。夕方の強い味方となるはず、「パエリア」、5,6月教室「初夏のスペイン料理」に向けて、レシピ準備中。

今日明日との仕込み。カナッペ風ピンチョスの1つに、今日は久しぶりに、「ポークリエット」を作る。リエット、フランスでのデリでも定番、加熱した豚肉などを塩を効かせて、ペースト状にしたもの。ちょっと難しそうなイメージがあるのだが、実は案外手軽にできる一品。塩と酒、エルブ・ド・プロヴァンスでマリネした豚バラ肉を圧力鍋でやわらかくし、少量であれば、フォークでほぐすのだが、今日は量もあったので、フードプロセッサーへ。「リエット」のおいしさの秘訣は、「コク」。コクを引き出すべく、そしてスプレッドのようにしっとりとやわらかい仕上がりにするために、下ゆでしたときにできたラードも適量を加える。それからラム酒を少々。一気に雰囲気がよくなり。
リエットを仕込みながら、今日もせっせとデスクワーク。今日は気合を入れて、一気に進めたいところ。完全に追われている感ありつつ。やっぱり煮詰まってきたので、ふらり買い物へ出て、ロースターさんのコーヒーで一息ついて、さあ、続き、続き。
冷蔵庫で落ち着かせる前の、まだふわっとしたリエット、実はこれはこれでまた優しいおいしさがあり。冷蔵庫でしっかりと休ませて、全体がきゅっと引き締まり、肉のうまみがぎゅぎゅっと増す、本来のおいしさはもちろんなのだが、出来立てならではの醍醐味もあり。上々の仕上がりにほっと。1日冷蔵庫で休ませて、どうか当日、お役に立てますように。
まだまだ慣れない保育園事情。それでも少しずつ、人とのつながりもできてきて、うれしい限り。お迎え前に、貴重な情報交換も兼ねて、束の間のコーヒー時間など。すでに以前から入園している人たちも多い中に入る、という感覚、またそれぞれに送迎の時間帯も違う、ということで、当たり前だが幼稚園時代とはまた違った日々。親子共々、まだまだ新しい環境に手探りで馴染もうとしているところ、ほっとするひと時となり。

今朝の登園、一番下ほゆきが初めて、泣かずに手を振ってくれて。先生のもとで、今にも泣きそうな表情ながら、こっちを見てしっかりと手を振ってくれて。改めて、我が子の成長にはうれしいのと、ほんの少し胸がきゅんとするような想いとが付きまとう。そんな朝。
さて、今日は追い込みのデスクワークをせっせと、のはずが、う~ん、進まない。やはり言葉が出てこない。悲しいかな、完全に麻痺している感。
ええい、早めに買い出し、買い出し、と現実逃避のように。週末のご依頼に向けて。買い出し帰りに、待ち合わせをして、わりと最近できたカフェ「ケルティックムーン」へ。私の中での今一番のパンケーキレシピは仕上がったものの、やっぱり、「パンケーキ」にはついつい反応してしまう日々。こちらは、豆腐の入ったパンケーキ、ということでちょっと気になっていたところ。さて、席に着くなり、園からのプリント片手に思わず質問攻め。教室の生徒さんでもあり、この春からは同じ保育園ママとして。それも上のお子さんたちがすでに卒園しているので、なんとも心強い存在の彼女に、思わずあれこれ園情報などなど。そんな話からいつにまにかお互いの今後の人生ビジョンについてなどなど、じっくり話し込むことができるのでついつい。ところで、その豆腐入りパンケーキ、ふわっと優しく、軽い仕上がり。できれば、メイプルシロップと一緒にバターも添えられているとうれしかった、かな。
さて、だいぶ遅ればせながら、今まで通ってくださっている生徒さん向けに、久しぶりのお子様連れ教室の日程調整中。新婚さんだった生徒さんがママになったり、1児のママだった生徒さんが2児のママに、2児のママだった生徒さんが3児のママに、などなど。長男あてはが生まれて半年くらいの頃から、幼稚園入園まで開催していた子連れ教室。あの頃は、私も若かった!、我が子をおんぶしながら教室開催などなど。それはそれはたいへんだったことも多々。が、今となってはとっても貴重な経験となり。お子様たちの負担もストレスもより少なく、生徒さんたちにも有意義なキッチン時間となによりの気分転換を満喫していただきたい、そんな想いのもと、どんな形での開催にしていこうか、まさに思案しているところ。今の私だからこそできる形がきっとあるのでは、と思いつつ。
先日から久々につまんだらちょっと癖になっている「サブレ・サレ」。砂糖の分量をグッと減らし、塩少々を加えたサブレ。甘いものが欲しいわけではないけれど、なにかちょっと、そんな存在感がなんともよく。

気づけば4月も半分終わり。4月までにしておきたいこと、なかなか進んでいません!あれあれ。
電車で一駅、乾物などの買い出しへ。大好きなレンズ豆に、もうすぐの端午の節句に向けて、柏の葉など。それから、来週4歳のバースデーを迎える真ん中ゆふきのバースデープレゼントを下調べに、お店をはしごし。
1人で出歩くことができるようになったら、うかがいたかったところ。立川シネマ通り沿いにある「クラウドカフェ」へ。料理家フルタヨウコさんが店長をされているレンタルカフェ。そしてフルタさんがお店にいらっしゃるタイミングにうかがい。うれしくも、いろいろおしゃべりさせていただいて。ほどなく、目の前にはうれしいランチプレートが。菜の花と豆腐の味噌汁はなんともほっとするお味。しっとりジューシーな鶏の唐揚げに、じゃがいもがふんだんに入ったスパニッシュオムレツなど。「今日はこれから社食を作りに行きます。」 日々、とても個性的で魅力的なお仕事をされていて。お料理をいただき、おしゃべりさせていただいて、私自身、とってもありがたい刺激となった帰り道。
5,6月教室、「初夏のスペイン料理」に向けて。スペイン料理では定番の豆料理。ひよこ豆に金時豆、そしてレンズ豆などなど。レンズ豆、その名の通り、レンズのようなフォルムをした、小さな小さな豆。小さな豆の魅力は、なんといっても水に戻さずに使うことができること。レンズ豆、緑豆、小豆のサイズまでは可能。特にレンズ豆は厚みもないので、思い立ってものの15分も立たずに煮えてしまう。そしてなんといっても、コクがあって、おいしいのだ。以前、教室ではスープに入れて使ったことがあったような記憶。今回は、定番の取り合わせ、「レンズ豆と豚肉」を合わせた一品を思案中。スペイン料理はもちろん、フレンチでも特にビストロなどでは定番の取り合わせ。以前、教室の忘年会をさせていただいた、近所のフレンチ「シェル・ド・リヨン」でも、あまりにおいしさに、村上シェフに作り方を伝授していただいた記憶。生徒さんからもリクエストいただきつつ、なかなか登場するチャンスがなく、今回は満を持して、といったところか。レンズ豆と豚肉、まさに取り合わせの妙。それはそれは本当によく合う。と、素材の取り合わせは決まりつつも、どう仕上げるか、思い悩むところ。ということで、今日は2パターンほど。焼く、煮る、それぞれにそれぞれのおいしさがあり、まさに悩ましいところ。

ここ1か月ほど関わらせていただいるお仕事の1つ、まさに締切間際にて駆け込み、駆け込み。もう少しじっくり取り組むことができるつもり、だったのだが、と言い訳がましく。それにしても、本当に書きたいと思いつつ、言葉が出てこない悲しさ。常に頭がぼんやりしているような。ああ、私はおとなしくキッチンに立っているべきなのだ、など想いつつ。
来週からの教室を控え、今週いっぱいは新生活のベース作り、といったところ。少しいつもよりゆっくりと過ごし、一休み、も兼ねて。なにより、自分ペースで流れる時間が今なお新鮮な感覚。
それにしても、事が進むこと、進むこと。改めて、ある意味、修行だったのだろう。集中して、じっくりと取り組むことのできるありがたさや心地よさをしみじみと。どうか、それがこれからに反映されますように。ほどよく気合を入れつつ。アルコールに合わせた、カナッペ風のピンチョスの試作など。
3,4月教室で、みなさんと作っている一品、「ラペ」。気づけば、春から初夏へと移り変わっていくところ。ということで、「初夏野菜のラペ ピンチョス風」。定番のにんじんに加え、ズッキーニ、それから香りのみょうがを加え。このラペ、思わずボウルごといただきたくなるおいしい野菜料理、なのだが、今回はクラッカーにのせて。盛り付けてみて、口には運んでみて気づくことあれこれ。同じ料理でも、盛り付け方、口への運び方、そして召し上がったいただくシーンによって、いろいろにアレンジすべきことがある。これは作る側からの勝手なる熱い想いであったりもするのだが、よりおいしく口へ運んでいただきたい、そんな想いはやはり止まることなく。いつの間にか、春から初夏へ。そうそう、そういえば、今日、近くの店には一足早いスイカが並んでいて、びっくり。スイカの前に新緑の初夏を満喫せねば。

お友達たちと待ち合わせして、ふらっと「ゆる市」へ。今回は、国立駅北口エリア、6店舗での開催。春のお散歩を楽しみながら、お店を回る、そんコンセプトのもと、歩こうとするが、一番下ほゆきを連れていったら、なかなか歩かない、歩かない。進まない、進まない。最後は抱え込みながら。それでも、「musubi」のてお目当てのマルシェかごを買い、「ベーカリーハース」のフルーツ&ナッツバーも調達し。そして、最後に、今日のお楽しみ。「国立コーヒーロースター」の淹れたての深煎り。ご主人の三木さんご本人がこういうイベントに立たれるのは初めて、ということで、そんな光景もなんとも新鮮で。そして、なにより、おいしかった、本当に。コーヒーを飲みながら、久しぶりにみんなで大集合。お互いに新しい春を迎えた近況報告もしつつ、話は尽きず時間は足りず。
気づけば4月も中旬。「そろそろ人形を出さなくちゃね。」といったら、うれしそうにたくさんのぬいぐるみを運んできた真ん中ゆふき。今日は五月人形を飾る。東久留米の実家から譲り受けたもの。昔ながらの、お飾りの箱がいくつもいくつも、総3段飾り。が、ここ数年は全部は飾らず、五月人形をメインに極力シンプルに、としていたのだが。箱を開けては、これは飾りたい~!、これも飾って~!、その流れには勝てず、ちょっと私の意とは違う仕上がりに。が、健やかなる成長を願う、主役の本人たちに任せた、ということで。五月人形と一緒に、長男あてはの初節句に合わせて、焼津の母が作ってくれた吊るし五月人形も飾り。作家の写真、として当時同封してきた母の顔写真、今でもその箱に入れてあり。あれから7年、母も年をとったなあ、など。
夕方、久しぶりに「サブレ・サレ」を焼く。塩味のサブレ。いつものサブレ生地より砂糖をグッと減らし、塩を少々加え。いつも、バターは有塩を使っているので、加えなくてもよいのだが、少々加えると、よりぐっと引き締まる。今日は半分の生地にはレッドペッパーを加えて。そのままでももちろん、クラッカー感覚でなにかをトッピングしても美味。こんな気まぐれな粉ものはやっぱりなによりの気分転換となり。

土曜日の朝の洗濯物が一気に増える。子どもたちの服はもちろん、園からの持ち帰ったシーツや、上履き、靴などの数も一気に増え、ベランダは大賑わい。これからはそれぞれがサイズアップ、ピークはまだまだこれからか、と、そんなことをぼんやりと思いながら洗濯物を干すことができるのは、週末だからこそ、か。
おにぎりを持って。まずは航空公園を目指すが、やや出遅れ、駐車場がいっぱい。ということで、「滝の城址公園」へ。しっとりと落ち着いていて、中央には城址へと続く、野性味あふれる竹林などあり。八重桜は満開ながらも、桜終わり、気づけはこれから新緑の季節。公園時間が一番心地よい季節なのかもしれない。園内を歩きながら、木々の新芽に満ち溢れる力を感じ、そして新緑の淡い色合いに、優しいエネルギーを感じ。
池のほとりにて。池にはほぼ一面桜の花びら。桜色の水辺、と思いきや。何やら喜んでいる子どもたちのもとへ近づいてみると、池の片隅、ほぼ一面におたまじゃくしがびっちりと。その数たるや。ここ最近、動きも主張も一気に活発になった1番下ほゆき。もちろん、一緒に参戦。上2人を真似て、手ごろな棒を持って、池の淵へ。ここからしばらくは、子どもたちを眺めながら、ゆっくりベンチでコーヒー時間、とは当分のおさらば、もれなく同行、の時期かあ。池の淵、手を放したら間違いなく池へ落ちるほゆきの服を引っ張りながら。時折、口へチョコレートを入れ、コーヒーを一気に。まるで何かを処方するかのような。
ここしばらくは、4月の新生活に向けて、なんとなく週末がばたばたとしていたので、こんなにゆったりとした公園時間も久しぶり。竹林を上がり、あっちでもない、こっちでにない、小さな探検など。

電車で一駅、オープンしたばかりの「IKEA」へふらり。平日の午前中、ということで思っていたよりもずっとスムーズに快適に店内を回ることができ。うれしいかな、これからはふらりと立ち寄りスポットとなるので、今日はお目当てのものだけをささっと。キッチングッズとファブリック。厚手のリネン、幅広で活躍力ありそう、とカット台でチョキチョキ。カフェでコーヒーとカルダモン香るシナモンロールで一休み。帰り際、チョコレートなどを買って、ふと外へ出ると、いつもの眺め、そんな感覚も楽しく。
それから今日はスニーカーを買う。スニーカーを買うなんて、何年ぶりだろう。スニーカー、お店で働いていた頃に履き続け過ぎて、もうここしばらくはまったく履かず、の生活だったので、本当に久しぶり。さすがにまぶしいくらいの白、夕方には、上2人それぞれから、それぞれと歩いているときにおもしろいくらいにほぼ同じ場所で、「あっ、靴がちがうね。」と言われるくらいに。
再びのたけのこ話。やっぱり、今日もたけのこごはんが恋しくなり。以前働いていた懐石料理のお店でも、やっぱり春の風物詩「たけのこごはん」。いつも必ず、それはそれは細く千切りにした油揚げも一緒に炊いていて。いつも、「もっと細く細く切りなさい。」と言われていた記憶。それこそ、同じスニーカーを何度もリピートしながらスニーカーばかりを履き続けていた頃。出勤に1足、お店に着くと、まったく同じもう1足に履き替え、そんな日々をふと想い出し。油揚げ、主張しすぎず、それでいて、優しくコクが増し、ある意味、油揚げの底力を発揮する、そんな使い方なのでは。たけのこの量がちょっと足りないかな、というときにもおすすめ。たけのこごはんが炊けた頃、「ただいま~!」、うれしい便乗でスケッチ遠足から帰ってきたあてはが持ち帰ってきた絵。桜の木には本物の桜の花びらがたくさん貼られていて。春を愛で、春を食す。