
明日からの買い出しへ、と家を出ると、ものすごい強風。確か先週もこんな日が。春に向かいつつ、の時期。
さて、3,4月、「春のブランチメニュー」、ということで、春野菜あれこれ、スナックえんどうにグリンピース、アスパラガス、それからしつこく「うど」。本当にしつこいのだが、大好きなので、つい。
買い出し帰りに、洋服屋さん「ロルカ」にて明日まで開催の、「share smile スタッフによるチャリティー蚤の市」へ。スタッフの方々の手作りものなどが並び、その売り上げが東日本地震津波遺児募金に寄付されるもの。あれから3年、こうやって毎年あの時の記憶が蘇り、今の日々に心から感謝すること。今回は、スタッフの方の手作り、リネンのブローチを2つほど。
本当はもう少し早くに片づけたかったのだが、今日ようやくおひなまさを箱へ戻し。1体1体の人形を仕切りのある箱へ布をかけて、置き並べ、道具を詰め。こんな作業もどこか記憶にあるもので。久しぶりにすっきりとした棚に、チーリップとコデマリの花を飾り。
明日のキッチン準備を進めつつ、今週のご注文に向けて、クッキー生地の仕込みなど。シンプルな生地とココア生地の2種。もうすぐの卒園式に向けて、ということで、型抜きクッキーでのご注文。今回は型のリクエストもいただいているので、クッキー型を取り出してきておいたら、もれなく、積み重ねて、遊ばれている。ゆふきが積み重ね、できあがるとゆふき、にこっ、ほゆきがぱちぱち、ぱちぱち。そのぱちぱちで積み重ねが壊れ、ゆふき激怒、を何度もリピート。表情の変化がおかしくて、眺めることしばし。そのうち仲裁。
クッキー生地を仕込むときのおすすめアイテムは大きめのスプーンとあれば、なるべく目の粗い泡立て器。まずはボウルにやわらかくしたバターと砂糖を合わせ、混ぜるのだが、ここから泡立て器を使うと、泡立て器の内側に材料がびっちり詰まってしまい、混ぜづらい感。なので、ここは大きめのスプーンなどで練り混ぜるのがおすすめ。だいぶ量が多いときには手がつりそうになるので、大きめの木べらなど。溶き卵を少しずつ加えるところから泡立て器に変える。この泡立て器も、目が細かいものだと、どうしても生地が内側に詰まりやすいので、あれば目の粗いものがおすすめ。我が家では、運よく、というか、泡立て器は子どもたちの格好のおもちゃになりがち、いつのまにかかわいそうに破損しかかった、思いがけず目が粗くなってしまった泡立て器が、実にこの段階で使いやすく。泡立て器の持ち手よりもだいぶ先、中央あたりをぎゅっと握ると、力も入りやすく、混ぜやすい。そしてなによりも生地が内側に詰まりにくく。怪我の功名、というか。できあがった生地は明後日まで冷蔵庫で休ませて。クッキー作りには大きめのスプーンと壊れかけの泡立て器、改め、目の粗い泡立て器がおすすめ、という話。

さて、気づいたら3月も1/3が終わりそうな、とまさに「去っていく」3月なり。今日はリミットが迫っていること、優先順位順に。
ということで、まずは、春からの下2人入園に向けて。お昼寝布団のシーツセットを作るのに、大量の生地を買いに。クーポンセール最終日の駆け込み。賞味1時間弱、というタイムリミットがあったほうが、危機感ある集中力があり、よかったようだ。取り替え用と合わせて、2セットずつ2人分、4種類の生地を選び、計、スイミングプール分くらいの生地に。こんなにたくさんの生地をまとめて買ったのは、家を建てた時に購入したカーテン用の生地以来。ひとまずはこれで生地一通りの購入は済み、ほっと。
午後には、こちらもリミット迫る、免許更新をしに、府中免許試験場へ。今では完全なるペーパードライバーなのだが。一通りの手続きや検査を済ませ、ウトウトしながら講習を受け、免許証配布までしばしの待ち時間。5年に1度の更新。ふと想い返せば、5年前には、すやすやと眠りに落ちた、まだまだ小さなあてはを膝の上にのせて、講習を受けた記憶。その日の朝に、大切なネックレスを落とし、わたわたとする私に、小さなあてはが、「だいじょうぶだよ。」と言って、きゅっとしてくれたことを想い出し。あれから5年かあ。まさかあの頃には、小さな我が子があと2人も私の元へやってくるなんて、夢にも思っていなかったはず。そして、5年の月日の流れをしみじみと。そして、5年後の更新のときにはどんな自分がいるんだろう。
無事、更新を済ませ、5年前の、免許証の写真と新しい免許証の写真とを照らし合わせながら。歩いて、隣にある武蔵野公園へ。この週末は心緩むような春の空気。満開の梅にロウバイの甘い香り。向こうにいた、いた!不自然にズボンのすそを捲し上げている姿など。やっぱり、公園の中を流れる川で一遊び、とのこと。この公園へ来ると、もれなくびしょびしょになる我が子たち。
明後日から始まる、3,4月教室に向けて、買い出しスタート。が、今回は遅ればせながら、まだ頭の中で少しぼんやりしている部分もあり。明日1日で箱も中身もきちっと整えなくては。それは明日に任せて、今日は駆け抜ける3月の、心緩める1日となり。

1階キッチンにて。、夜が明けていく時の流れを久しぶりに感じながら、今日のマルシェに向けて、最終仕込み。「シトラス香るチキン」をフライパンで数回転焼き、クーラーで余熱をとりながら、「松風」の仕上げ。表面にツメ(甘じょっぱいタレ)をぬり、トッピングのけしの実、七味をのせ。青のりは香りと色味を生かしたいので、向こうに着いてから。時計とにらめっこしながら、それぞれをフードパックに詰め。「チキン&ラペ」には水菜をあしらい、夏みかんのカットを添え、「松風&きんぴら」には南天を添え、ひとまず仕込み終了。さあ、急げ、みんなの朝ごはん!
長男あてはをサッカーの試合に送り出し。もう駅に着いているはずの頃、ベランダで大急ぎ洗濯物を干していると、「おかあさ~ん、ボール忘れた~!」、空耳と信じたかったが。集合時間2分前。ちなみに今日は試合なのでボールはいらない。「急がないと、みんな出発しちゃうじゃない!」、身支度もまだの姿のまま、駅まで走り、なんとか送り出し、とんでもない消耗感はしばし続き。
さあ、荷物をまとめ、いざ、「くにたちマルシェ」へ。久しぶりに訪れた「国立市古民家」と「城山公園」。すでに多くの方が準備を進めていらして、すでに活気があり。さて、10時開店に向けて、準備を。とはいえ、なにせ初めてのこと。お隣の「おへそキッチン」さんにあれこれ教わりながら、なんとかそれらしい形に落ち着き、ほっと。そして、「くにたちマルシェ」がスタート。
いやあ、いろいろ勉強になりました!もちろん、お友達や生徒さん、知り合いの方もいらしてくれたけれど、多くの方は初めまして、の方々。なので、みなさんのリアルな反応や声、そしてどちらを選ばれるか、などなど、いろいろな方と束の間をやりとりをしながら、私自身初めて気づくこと、意外だったこと、などなど。特に、「季節の料理」については、「シトラス香るチキン&ラペ」、「松風&きんぴら」、どちらにしましょうか、少し考えて、その方がどちらを選ばれるか、おもしろいくらいに統計が出てきて。それから、印象的だったのが、一橋大学ラクロス部の大学生の男の子たち。1人ずつが、「ぼくはマドレーヌください」。「サブレを1つください。」、あらら、なんだかとってもかわいらしくて、とついついの母目線など。お昼頃から古民家では「やまもりカフェ」のおにぎりが振る舞われ。それと合わせて、お昼過ぎには、料理もお菓子もありがたく完売。たびたびだが、本当にいろいろ勉強になり、有意義で。
ここでようやく、ちょっと落ち着いて、公園内をあちらこちら散策など。ここでようやく、天気予報とは裏腹に、春らしい風の吹くあたたかな空気に気づき。公園内には大人もそれから子どもたちもたくさん、そしてそれぞれがみなさん楽しそうに過ごしている、自然の遊園地、そんな眺め。公園のはずれにはリトルホース、ジャックとダンディがいて、こちらでは炭火焼パンのワークショップ、こちらではツリークライミング、そちらでは竹のアスレチック、あちらの畑ではじゃがいもの植え付け。そしてライブがはじまり、みなさんが思い思いの場所でごはんを食べ、おしゃべりをし。今回の取りまとめをされているすがいまゆみさんの元へいくと、目をキラキラさせながら、「こういう方たちに来てほしいと思っていたのよね。」、と。これから、ここに「城山さとのいえ」という建物が造られるプランに向けて、とってもふさわしいすてきなイベントとなったはず。
少し早めに退散させていただき、あまりのお散歩日和、しばらくふらふらと歩きながら。ここへはあてはが小さかった頃、よく来ていた。帰りに眠りに落ちたあてはを抱っこしながら、半泣きで帰った記憶も。公園の脇、竹林の向こうに満開の梅の眺め、秘かに眺めが大好きなスポット。自分へのご褒美に、「ウエスト」国立工場直売所でお菓子を買って、の帰り道。
最後に、今回お声をかけてくださったすがいさんをはじめ、ご一緒させていただいた参加者のみなさまに感謝して。それから、料理やお菓子を買ってくださったみなさまにもお礼の気持ちを込めて。

明日のマルシェに向けて、朝からフル稼働。オーブンで「松風」を焼き上げ。ああ、やっぱり、慌てるといいことはない。前半に生地を多めに型に流してしまい、後半は前半より薄めの仕上がりに。ああ、改めて、確認、確認、と自分に言い聞かせ。
「ひじきとくにたち野菜のきんぴら風」。国産長ひじきと季節の野菜をさっと炒めた、我が家定番のおかず。今回の野菜は、にんじん、大根、かぼちゃ、パプリカ、うど、それから小松菜の花に、この時期出回る大好きな野菜「オータムポエム」。こちらもこの時期かもう少し先に出回る、「のらぼう」にも似た菜の花の一種で、茎が落ち着いた紫色をした野菜。野菜だけでももちろんおいしいのだが、ひじきが入るとふわあとひじきの磯の香、それからひじきの黒が全体をぐっとまとめてくれる。そしてなによりおいしいので、とだいぶ手前味噌。
「きんぴら風」を仕上げたところで、大急ぎ、今日で最後の、子どもたちの体操教室へ。今日はとにかくスケジュールがきつかったので、体操教室もどうしようかと思っていたのだが、後のことは後の私に託そう!、と。やっぱり、我が子たちのうれしそうな顔を見たかった。と、慌てたせいで、先ほどの教訓はどこへやら、お財布を忘れ。せっかく買いためていた最後のチケット1枚は使わずじまい。ああ。今日で最後の教室、写真入りのカードを受け取り、さようならのあいさつをし。子どもたちにとっても、それから私にとっても、最後の教室かあ、と感傷的になる間もなく、「さあ、急いで帰るよ!」
「くにたち野菜のラペ」。今回は、にんじん、聖護院かぶ、それからうどに菜の花。いつもそうなのだが、どう調理するのかは、食材と向き合って、その場で決まるもの。生のまま使おうかなあ、と考えていたのだが、今日の聖護院かぶは大根に近い感じだったので、立て塩(3%の塩水)につけてぎゅぎゅっと絞って、浅漬けにし、パリパりの食感に。春の私の料理には、しつこいくらいに登場する「うど」。大好きな食材なので、ついつい。とはいえ、うどの独特の香りが苦手な方もわりといるので、使う分量は意識しつつ。イメージとしては、うどの主張はさほどないものの、時折ふわあと香る、ハーブ使いのような感覚で。もしかしたら、うどが苦手な方でも、ちょっと印象が変わるかも、そんな想いもありつつ。
少し根詰まったところ、子どもたちとおやつを買いにコンビニまで。と、小雪が舞い。「あ、ゆきだあ!」と大喜び。それはそれはうれしそうに。1人仕事だと、ついつい根詰まりがますます根詰まりがち、な私なのだが、容赦なくいつもとまったく変わらない子どもたちに時にひーひーしながらも、ある意味、助けられているのかも、と、そんな子どもたちを眺めながらふと。
「きんぴら風」と「ラペ」をパックに量り入れたら、一瞬ぞっとするほどにどちらもあまりにぎりぎりの量。大まかに計算しての仕込みだったので、それでよし、ではあるのだが、もう少し余裕あるつもりでいたので。量が多くなると、まだまだ、目方の感覚がついていかない自分がいる。
お品書きやら、会計ごと、テーブル回りものやら荷物の準備をし、さあ、後は明日の朝の私に託して、いつもよりだいぶ早めに眠りにつくことに。
明日は真冬のようなお天気になる予報。足を運んでくださるみなさま、あたたかくしていらしてくださいね。

今日は、「季節のマドレーヌ2種(早春)」を焼く。冬の名残、そんなイメージで、コクのあるこがしきなこを加えた生地。、もう1つは、食材自体は冬、なのだが、その色合いといい、爽やかな風味といい、なんとなく早春を感じるような、にんじんのマドレーヌ、の2種。
「にんじんのマドレーヌ」、くにたち産にんじんをみじん切りにして、くにたち産夏みかんと砂糖を少々加え、電子レンジにかけると、なんとも鮮やかな色味とそして爽やかな風味、そしてにんじん本来の甘みも出て。今回は生地をふわあと仕上げたかったので、このフレッシュのにんじんとにんじんパウダーを両方、生地に加えた瞬間に、生地全体がなんとも愛らしい色合いに。
「きなこのマドレーヌ」にはトッピングにくるみ、カシューナッツ、ドライのいちじく、かぼちゃの種、けしの実。「にんじんのマドレーヌ」には、くるみ、アーモンド、かぼちゃの種、アラザンを散らして。
クーラーにマドレーヌずらり、の眺め。ふと思えば、私のマドレーヌの始まりは、15年前。自分の結婚式に焼いた「コーヒー風味のマドレーヌ」、から始まっている。いとこで、静岡のケーキ屋さん「マリアサンク」オーナーの彼女か作ってくれたマドレーヌがとってもおいしかったので、教わったレシピをベースに。友人や親族の結婚式に焼いたり。今はマドレーヌをご注文いただくこともあり、いまだにフィリングをかえつつ、せっせと焼き続けているお菓子。
マドレーヌの余熱が冷めるのを待ちながら。8日の「くにたちマルシェ」に向けて、食材の買い出しを一気に。もう少し分散しての買い出しにしたかったのだが、なんせ生鮮もの、なので、とにかく今日はあっちへ回り、こっちへ回り、あっちへ戻り、こっちへもう1度、今度は銀行に両替へ、それから文房具屋さんにてこまごまと、などなど。こんな買い出しにも、当たり前のように道連れの子どもたち。特に、「おとうさんはおしごと、あてははがっこう、ゆふはおかいもの」、がお決まりのフレーズとなりつつ、の真ん中ゆふき。本当なら、「おかいもの」ではなく、「こうえん」となるはずのところ、なのだが母事情により。今日のとんでもない強風に、うれしそうにキャッキャ、キャッキャしていたかと思えば、ふと振り向くと転んで大泣き顔、思いっきり水たまりにイン、などなど。効率を考えれば、それはそれは手間の多い買い出し散歩なのだが、なんだかこういう時間も私にとっては大切な想い出。なんて、爽やかに言い切れないシーンも日々多々あるのだが、それでも、やっぱり、こういう時間も春からは一気に少なくなるのだなあ、と思うと。
季節野菜を買い込む。冬の名残のにんじん、大根、聖護院かぶ、水菜それからここしばらくしつこく、かぶ、かぶ、と騒いでいたので、「モロゴロ」さんでおすそ分けにいただいた赤かぶなど。それから、春を感じる野菜たち。菜の花にうど(今回は地場産は手に入らず、東京うど)、それから、この時期だけ出回るという、「小松菜の花」。「しゅんかしゅんか」と「モロゴロ」と両方で買ってきたのだが、それぞれに葉の感じ、花の感じが少しずつ違っていて、またおもしろく。旬の野菜たち、明日の仕込み出番待ち。
明日焼く、「松風」の生地を仕込み、マドレーヌを袋詰めして、今日はここまで。

1日しとしとと雨が降り続き。今日は、八百屋さんをはしごして、一通りの買い出し回りのつもりだったが、このお天気。買い出しは明日へ持ち越し、8日に向けての仕込みスケジュールを少し変更し、今日はサブレ仕込みと、明日焼くマドレーヌの下準備など。
「季節のサブレ5種(早春)」、今回は、まだまだの冬のイメージから、ブラックココア&くにたち産オレンジピールをはじめ、ほうれん草、にんじん。それから、早春を感じる色合いのピンクペッパー&くるみ、そして春を感じる青のり、の5種詰め合わせ。料理目線からのお菓子作り、といってもいいかもしれない。特にこのサブレ、についてはスパイスやハーブ、香味など、ちょっとした遊び心がついつい。みなさまが口に運んだ時のちょっとした驚きと楽しさを想像しながら。オーブンからはふわあとピンクペッパーの香りや青のりの香りななんとも。風味や優しい甘さは生かしつつも、通常よりもバターや砂糖を控えめにした生地。こういう、いわゆるアイスボックス生地、生地を仕込んで冷蔵庫、もしくは冷凍庫で生地を休ませると同時に生地が硬くなる。上手にカットし、上手に焼き上げるためには、生地をしっかりと硬くすること。冷蔵庫なら1時間以上は必要。冷蔵庫や冷凍庫から取り出して、いざカットしよう、としたときにはちょっと硬すぎるかな、というくらい。ほどなく、硬さはありつつも、包丁がすっと入るくらいになる頃が理想的。うれしいくらいに生地がこちらの言うことを聞いてくれるような。
焼き上がり、余熱が落ち着いたら、今日のうちに袋詰めし、ラベルシールを貼り。どうかみなさまのお口に合いますように。
袋詰めまでをなんとか済ませ、子どもたちを習い事へ見送り、ホームページリニューアルの打ち合わせへ。お互いに4月からの新しい生活に向けて、話したいこと、聞きたいことは山ほど、なのだが、話し出したら止まらない、そんな衝動を押さえつつ、さあ打ち合わせ、打ち合わせ。一気に全体の雰囲気が見えてきて、思わずうれしくなるような。まだまだ途中段階ではあるものの、最初のあまりに漠然としたイメージのところからこうやって少しずつ形になっていく過程のおもしろさ。そして、いつもながら宿題をもらって。

新しい春に向けて、そんな空気を感じる1日。
真ん中ゆふきが通う、幼稚園プレスクール、最後の日。あてはの頃から通っていて、いつもうかがうと、こちらまでゆったりと心穏やかな気持ちになることができ。今日は、まず先生が絵本を読んでくださって。「おにぎり」。おにぎりの作り方が描かれた絵本を子どもたちと一緒に眺めていたら、なんだかお腹がなりそうになり。どこからともなく、なんともいい香り。今度はみんなでおにぎり作り。一緒に参加、待ちきれないほゆきは、みんなでいただきます、の前にフライング、その場でむしゃむしゃ2つほど。先生方が用意してくださった豚汁と一緒に、みんなでいただきます!おにぎりのおいしさ、そして豚汁もとってもおいしくて。子どもたちだけでなく、私まで思わずパクパク、パクパク。そこには「おいしい」のストーリーがあって。「今までありがとうございました。」「今度は一番下のほゆき、たまには連れてくるかもしれません。」、そんなご挨拶をし。春の入園を前に、改めて、もうすぐなのだなあ、としみじみ。
週末の「くにたちマルシェ」に向けて。季節の料理の中の一品に、「松風」。昨年秋、9,10月教室でみなさんと作ったレシピより。今日は実際に詰めるフードパックにサイズと個数の確認のため。和風テリーヌ、そんなイメージで、お弁当にはもちろん、普段の食卓にもぴったりの一品。しっとりとした優しいおいしさはもちろん、鶏ひき肉、玉ねぎ、卵、調味料、とシンプルな材料で手軽にできる、なかなかの重宝レシピ。焼き上がり、生地が落ち着いたところで、扇型に切り分け、串を刺し。電子レンジでさっと作る「ツメ」をぬり、仕上げにけしの実や青のり、七味などをトッピングすれば、またぐっと印象が変わり。今回イベントのお話をいただいたときに、まずは思い浮かんだ一品。あのロケーションともきっと合うはず。
午後は、あてはの小学校保護者会へ。こちらも、気づけば3学期終了までもうすぐ。先生のお話をうかがっていたら、昨年の春からの成長をしみじみ。今は当たり前になったことも、ふと思えば、ここ1年でできるようになったことがたくさん。そして今度は2年生。背もだいぶ伸び、生意気な口もたたくようになり。春に向かい、少し胸がきゅんとするような1日。
*メニューのご案内*
今週末、3月8日、「くにたちマルシェ」に出店します。
・季節の料理 2種詰め合わせ
.轡肇薀更瓩襯船ン&くにたち野菜のラペ 600円
⊂症劼犬とくにたち野菜のきんぴら風 600円
・季節のお菓子
ゝ╂瓩離汽屮譯擬錙。械娃葦
季節のマドレーヌ2種 300円
3回目を迎える、「くにたちマルシェ」、今回は、来年春にオープン予定「城山さとのいえ」建設予定地、、城山公園にての開催。くにたちの野菜や果実をつかった食事やお飲物、加工品などの出店、隣の古民家ではくにたち産天神米のおもちやおむすびが振る舞われます。竹のアスレチックやさまざまなワークショップ、ライブなど盛りだくさんなイベント。
「くにたちマルシェin城山公園」
3月8日(土) 10時から15時
会場:城山公園+古民家+畑 国立市谷保1705-1
詳しくは、くにたちあぐりっぽ
http://kunitachi-agri.jp/staff/会場には駐車場がなく、アクセスしづらくはありますが、今でも懐かしい風景残る国立市谷保、春の小さな遠足気分でいらしていただけたらうれしいです。週末も少し寒くなりそうですが、早春のお散歩にぜひ。

桃の節句。週末のイベント、「くにたちマルシェ」に向けて、それから3月は行事も多いシーズン、ありがたくもご注文多く、今日は粉ものなどの仕入れを一通り。それから、今日は楽しいひなまつり、おやつに飾るデコレーションものを駆け込みで。と、帰りの電車、まんまと重大な買い忘れに気づき、はあ。
初めての、イベントへの参加、ということで、あれをしなくては、これもしなくては、あれも必要、これも必要、イメージすればするだけ、リストアップされる項目が増え、私、大丈夫?、思わず自問自答。こういうときには手書きながらも、ノートは欠かせない。お品書きと買い物リスト、それから仕込みスケジュールなどなど。かなりの走り書きながら、一通り書き上げるとだいぶすっきりと先が見えてくる。どうか、どうか無事の運びとなりますように。
さて、桃の節句。といいつつも、試作優先。今日はレシピ仕上がり目前のパンケーキを重ね。ようやく、大げさでなく、1枚の厚さ2僂らいのふわあと優しい生地にたどり着き。軽い生地ながらも、冷めてもスフレタイプのように生地がしぼんでしまうことなく、きめこまかくふわあとしっとり、そんなイメージ。今日は重ねたパンケーキの上に、緩めにホイップした生クリームを上から優しくかけ、いちごを飾り。はりきって買ってきた、ザ・ひなまつり風のデコレーションは、ちょっと合わなかったので今回は見合わせ。キッチンでも私の横から離れず、テーブルへ運ぶと、もれなくくっついてくる我が家のほゆきへの、桃の節句のお祝いに。口の周りにこれでもかってくらいにクリームをつけた3人。ついでに、服の袖にも、もれなく3人。つまみ食いしてみると、想像以上に生クリームとの相性もよく。来週からの3,4月教室ではパンケーキにどんな仕上がりをもってくることにしようか、あれこれ思案中。思わず、候補に急浮上させたいところ。
夜は、ちらしずし。先日、定番のちらしずしを作ったので、今日は子どもたちみんなが喜ぶものを、ということで、「鶏そぼろと生ハムのちらしずし」。いつもの酢めしの上に、まずは鶏そぼろを散らし、きゅうり、玉子、それから生ハムにアボカド、いくら、仕上げに万能ねぎと大葉、のりを散らし。今の我が家事情では先日のちらしずしよりも圧倒的に好評で。娘の健やかなる成長を願って。

房総の旅 3日目。今日は予報通り、朝から雨。それでも、昨日一昨日と天気予報にも負けず、雨に降られることなかっただけでも上々。ふと思えば、家族5人でのお出かけも、もちろん常にばたばた、ざわざわとはしているものの、それでもだいぶ落ち着いた時間も過ごすことができるようになったなあ、と。あともう少し、食後のコーヒーをゆっくりと飲むことができたらなあ、などそんな想いはありつつも。さすが新鮮な地のもの、朝食でいただいた、採りたての生のひじきがとってもおいしかった、そんな余韻に浸りつつ。今までは特に利用することもなかったキッズスペース、今回は下2人が大喜び、の画像1枚。のんびりとチェックアウトを済ませ。
今日は、「三井アウトレットモール木更津」へ。お目当てはだんなさんの靴など。アウトレットに来たときぐらいしか買わない、お菓子の量り売り。目をきらきらさせて、やけにきらきらとしたお菓子をあれこれ選んでいる姿など。私も子どもの頃、デパートにあるお菓子の量り売りが大好きだった。買い物を済ませ、一休み、イベントスペースにでの大道芸。折りたたみ椅子を使った、パフォーマンス。観ているうちにいつに間にか立ち上がり、いつの間にか少しずつ前の方へ、前の方へ。
一路、国立を目指す。小雨降る帰り道、多摩川沿いにはだいぶ早咲きの桜が蕾を開き始めていて、びっくり。この間の暖かさで開花してしまったのか。そういえば、昨日も勝浦の街の川沿いにて早咲きの桜の眺め。一足早い春の眺め。
ふと想えば、初めて房総を訪れたのは、なんと20年前。若かりし学生時代に2人で。3人で訪れ、4人で訪れ、ほゆきがお腹にいるときに訪れ、そして5人で訪れ。想い出が積み重なっていくのだなあ、と。

房総の旅2日目。朝食を済ませ、みんなで敷地内を散策し。朝からこんなひと時のある贅沢さ。
今日は勝浦散策。ホテルから近い、勝浦海中展望塔へ。トンネルをぬけ、海をわたる橋を越え、展望塔内のらせん階段を降りて行くと、そこは海底の眺め。窓からは予想以上にたくさんの魚の姿。クロダイにかわいらしいハコフグなど。波の揺れに合わせて、魚や海藻が優しくゆれている姿はながめていてもなんとも心地よく。地上に上がり、すぐそばの海岸へ。澄んだ水辺にはたくさんのヤドカリがいて。みんなでしゃがみ込んで、ヤドカリ探しや貝殻拾いなど。「これ、お母さんにプレゼント!」、私がすぐに捨ててしまうことを知っているので、上着のポケットに強制的に貝殻の破片や小石を入れ、あるかどうか何度も確認など。ホテルに着いてからも、この確認は続き。
勝浦漁港の目の前、「韓海焔」にてランチ。ふらり入ったお店なのだが、ここが大当たり!魚料理と和牛のお店、それはないでしょ、と一瞬は思ったりもしたのだが、どちらもびっくりするくらいに上質な素材。特にさすが港の目の前、魚介のネタがとにかく新鮮。そして盛り付けもとってもきれいで。また勝浦に来る際にはぜひぜひのリピート候補となり。
勝浦ではちょうど今、「かつうらビックひなまつり」。ホテルにも敷地内何カ所にも飾られているのだが、街全体でこの時期のイベントとして、あちらこちらに雛人形を飾り、盛り上げている。ということで、雛飾りスポットを巡りながら、街を散策。一番の名所、神社の長い長い石の段にずらーと並ぶ雛人形ももちろん見応えあるのだが、小さな商店にて、吊るし雛がかかり、古道具と合わせて雛人形が飾られていたり。そんな1軒1軒の眺めがなんとも楽しく。
あとはホテルでのんびり、のんびり、のんび~り。そして、今夜もあっという間に深~い眠りに落ち。