
平日クラス。
今日もみなさんで楽しそうに餃子の皮で小龍包を包み。やっぱり、こういう光景はみなさん、なんとも楽しそうで。
さて、今回の前菜の一品、「鮮魚のカルパッチョ 熱々のねぎ油をかけて」。真鯛のさくをそぎ切りに切り付けて、水菜や薬味野菜と一緒に器に盛り込む。
刺身の切り付け。なかなか苦手意識のある方も多いはず。今は鮮度の良いパック詰めも充実しているので、まさに選び分け、使い分け、の選択肢。パック詰めを買ってきて、上手に盛り付けるのももちろんよし。盛り付けや仕上げ次第で、印象がぐっとよくなる。せっかくなら、さくを買ってきて、お家で切り付ければ、よりみずみずしく、おいしく。そして、お値段も、切り付けられたパック詰めを買うよりもずっとお得なので、たくさん食べることができる。
ということで、今日は真鯛のさくをそぎ切りに。右利きの方なら。まな板の右手前にさくを置き。まずは体を右引きの斜め45度、一番切りやすい立ち位置に。切り付け慣れると、特にそぎ切りは、包丁をまっすぐに入れたり、斜めに入れたり、寝かせたり、立てたりしながら、自由自在に、切り付けの大きさや形を作ることができる。なかなか、文面だけでは伝わりにくいので、あくまでも、ここでは大まかなイメージまで。みなさんにお伝えしているポイントは、(饕凌聾機兵蠍機▲魯鵐疋襪剖瓩ど分)から、刃先まで全体を使うこと、∈玄蠅農擇衂佞韻訖帆澗里魏,気┐襪海函↓切り付けながら、包丁に肉片がついていると一気に切りにくくなるので、こまめに包丁を吹くこと、などなど。まだまだ、教室中の1さく分では、そのコツ全体を体感していただくには足りず、のことも多いのだが、「包丁をする」、とは、どういうことなのか、そんな原点を体で感じることができる、貴重な仕事の1つ。
包丁については、やっぱり、まだまだお伝えしたいことがたくさん。と、ついつい熱が入ってしまうのだが。日々の包丁使いがより楽しく、スムーズに、効率よくなっていく、そんなお手伝いがもっと、もっとできたらなあ、そんな想いも沸々と。
さて、話を戻し。器に、野菜と切り付けた真鯛を盛り込み。今回は、出来立ての「ねぎ油」、それからしょうゆ、酢をかけて。この、「ねぎ油」がなかなかの演出力。小鍋にみじん切りにしたねぎとごま油を入れ、弱火でゆっくり、ゆっくりあたためる。ねぎの香りはもちろん、ねぎの甘みも油に移り、こっくりと優しい風味の、それはそれはおいしい油ができあがる。今日は熱々のさらっとしたところを、回しかけ。何ともいえないコクと風味はちょっと癖になる。なんだろう、なんだか、すごくおいしい、そんな印象。この、「ねぎ油」、多めに作って、小瓶などに保存。ごはんの上に、ねぎ油少々にしょうゆたらり、箸が止まりません!シンプルな炒め物に使うもよし、スープの仕上げにたらり、もよし。個人的には、仕上げ使いがおすすめ。
日々の食卓のおかずにも、相性よいのが魅力のチャイニーズ。「今日はどれを作ろうかな?」、そんな声を聞くことができるのもうれしいもの。みなさん、ぜひぜひ、味の記憶がクリアなうちに、気になるものの復習など。
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買い出し途中で、大学通り沿いのベンチにて。束の間のコーヒータイム、急ぎの打ち合わせごとをしながら、ここしばらく分のお互いの近況報告会、のような。話しながら、気持ちがずーっとしてくるのがよくわかる。なんとなく、やわらかい風が吹き。まだまだ三寒四温には早いのだが、どことなくの春の気配に思わず心緩むのは、大人だけではなく。うれしそうにじゃれ合って遊んでいる子どもたちの姿を眺めつつ、もうすぐの春、こんな眺めもある意味、カウントダウンだよね、と。
日々のパンはすっかりのホームベーカリー任せ、今日は久しぶりにパン生地をこねる。とはいっても、フードプロセッサー任せ、なので、正確には捏ねていない、のだが。本当に久しぶりにイングリッシュマフィンを焼く。生地は、教室でも何度となく登場しているプレーンな生地。この生地で、シンプルなパンはもちろん、フォカッチャにナン、ピタにブレッツェルにバンズ、などなど、そしてイングリッシュマフィン。焼き立て、我慢しきれず、丸々1個、あっという間に頬張るつまみ食い。
今日は、イングリッシュマフィンを半分にカットして、シンプルな「エッグベネディクト」を作ってみよう、と準備していると。いつもより早く帰宅したあては、「ぼくのスクールパスが帰り道、なくなっていたんだけど・・・」、こういうやりとりは追及すればするほど、詳細がわからなくなる。本人も話しているうちに、どんどん記憶が怪しくなるようだ。ざっと話をまとめると、先日からなくしているマフラーを探しに、小学校の忘れ物ボックスを見に行ったら、そこへ置いてきてしまった、かも。忘れ物を探しに行き、忘れ物。ついでに、傘も置いてきたらしい。「探しに行っておいで。」と言うと、一人ではいけない、と、しくしくし、真ん中ゆふきが、「一緒に行ってあげる!」と言い出し。小雨がぱらつき始めた頃、なぜかみんなで探しに行くことに。ふう、はあ、思わずため息をもらしながらも、通学路を歩いていると、梅の木々に梅の花が一気に咲いていた。「そうだよ、今日咲いたんだよ。」って、もう3分咲きほど。結局、今日のところはスクールパス、見つからず。マフラーも見つからず。それでも、今年最初の梅の花を眺め、梅の香りにはっとすることができたから救われたような。
さて、「エッグベネディクト」。以前、大磯試作では春野菜と合わせて、作ったのだが、今日は、シンプルにクラッシクに。焼いたイングリッシュマフィンに、水気をしっかりととったポーチドエッグ、そしてオランデーソースをたっぷりとかけ。とろーっと流れる卵黄にオランデーソースの酸味とコクが全体をきゅっとまとめ。いつも、手作りのパンは発酵を抑えて、もっちりとした仕上がりにするのだが。エッグベネディクトについては、発酵長めに、やわらかい、優しい焼きに仕上げ、おいしいソースがより染み入る、そんなイメージを次回へ持ち越し。思わず、キッチンに立ったまま、頬張る、本日、2回目のつまみ食い。つまみ食い、といいつつ、ナイフ&フォークにて。

買い出しの帰り、買い物バッグからはねぎが飛び出しつつ。次回、3,4月教室、「春のブランチメニュー」に向けて、ヒント探し、という名目のもと。
散歩しながら、カフェ「Dラウンジ」へ。いつも賑わっている、とは聞いていたが、まさに。お目当ては、「エッグベネディクト」と「パンケーキ」。お皿がテーブルに並ぶ頃にぱちりと目を覚ますほゆき。「エッグベネディクト」、ターキーとチェダーチーズも一緒に盛られ、ランチとしても、ボリューム十分。みじん切りにしたピクルスがいいアクセントに。そして、フルーツやアイスクリームが存分に添えられた「パンケーキマニア」。パンケーキ生地は、ふっくら、しっとり、優しく、きめ細かく。そして、こちらも存分なボリューム。教室では、どんなイメージにしようかなあ、など構想はあれこれ膨らみ。
帰り道、「しゅんかしゅんか」に立ち寄ると、びっくりするほど大きな大根を見つけ。私でも抱えるのがたいへんなくらい。お買い上げ。家に帰ると、予想通り、大根が運ばれている。そのうち、ぬいぐるみを持ち出し、どういう設定なのか、大きな大根にぬいぐるみたちがもたれかかるような。
今日から、ホームページリニューアルに向けて、打ち合わせが始まり。思い返せば、7、8年前に手探りで作り上げた(正確には、作り上げてもらった)ホームページ。もちろんすっかりの愛着はあるものの、いろいろと、もう少しすっきりと、そして質を上げたいなあ、とここしばらく思い続けていたところ、ありがたくも絶妙なタイミングでリニューアルにお話が向かい。大まかなイメージはあるものの、まだまだあまりにぼんやりなところ。これからしばらくは、毎回の宿題をいただきつつ、有意義に取り組んでいくことができたらなあ、と。春頃にはご紹介できることを祈りつつ。
まだまだ2月にはぐっと冷え込む日々を予感しつつも、ここしばらくはどこか春の気配を感じる空気が流れ。春に向かう、なんとなく心弾むそんな季節に、春に向かって、取り組みことの1つ。

今日は教室のイベント、「ガレット・デ・ロワの時間」。午前の部、午後の部と2回の開催。ということで、「ガレット・デ・ロワ」2台と王冠2つ。
「ガレット・デ・ロワ」とは、新年を祝うフランス菓子。王冠ののったパイ菓子で、中にフェーヴと呼ばれる、陶器の人形が1つ入っている。みんなで切り分けて、フェーヴが当たった人は王冠をかぶり、その年1年の幸福が約束される、という、なんとも新年らしいお菓子。
本来は1月上旬にいただくお菓子、なのだが、1月も終盤、新年を迎えた、新たな気持ちもいつの間にか、日々の生活に流れつつ、そんな頃に、ふと、今一度、新年の気分を満喫できる、ちょうどよいタイミングだったのでは。
午前の部、午後の部、ともに、見事にお子様同席の方へ、フェーヴ入りのカットが届き、お菓子はもちろん、フェーヴを目の前にしてなんともうれしそうな表情、そんな光景を眺められてなにより、なにより。へんに、「欲」がない子どもの元へ届くもの、のようだ。間違いない。そして、キュートに王冠をかぶる姿など。さてさて、「ガレット・デ・ロワ」のお味は。今回は、国立・大学通り沿いにあるお菓子屋さん「伊藤屋」にてお願いしたもの。甘さを抑えたパイ生地の中にアーモンドプードル生地、間違いない取り合わせ。以前いくつかいただいたことがあるのだが、こちらの「ガレット・デ・ロワ」はアーモンドクリームの量は少なめ、全体的にはあっさりとした印象。
みんなでお菓子をいただきながら、束の間のおしゃべりは止まらず、止まらず。私自身も普段の教室とはまったく違った心持ちで、ついついおしゃべりに夢中になり。
テーブルには、「ガレット・デ・ロワ」と並んで、今日は、手持ちの、いくつものフェーヴを飾り。以前、食べた時に入っていたもの、パリみやげにいただいたもの、それから、いつか作りたいと思って、持っていたんだけど、といただいたもの、などなど。こうやって、飾るだけ、思わず満足してしまうそうなのだが。宣言、来年の1月には、「ガレット・デ・ロワ」を作ることに。えっと作りたいなあ、とちょっと言い直してみたり。今回も、作ってみよう、とも思案したのだが、教室との兼ね合いで、ちょっと容量オーバーになりそうな気配だった、という言い訳。
昨年から少しずつ手探りで、開催し始めた、季節ごとのイベント。なによりもまずは、その季節その季節を「食」を通して楽しみましょう、そんな想いのもと。うれしいことに、それは見事に、その季節その季節に、食にまつわる歳時も多く、まだまだこれからも、機会さえあれば、開催してみたいものだらけ。いつもの教室とはまた違ったスタンスながら、改めて、「食」を通して、みなさんと楽しい時間を共有できることのありがたさ。さあ、次回は1dayイベントレッスン、「バレンタインの時間」!

まだまだ結果待ち、ながらも、年明けから、完成した新園舎に引っ越しをした、入所希望の保育園を見学に。すべてがピッカピカで、園内全体に明るい光が差し込み。それぞれの教室を案内していただき。ここへ通うことができたらいいなあ、親子ともども、そんな想いでの帰り道。そして、まだまだ見当もつかない現実。が、確実に春に向かって、時が流れている実感。
その足で、駅へ向かい。明日の教室イベント、「ガレット・デ・ロワの時間」に向けて、注文していた「ガレット・デ・ロワ」を2台、受け取りに。気づけば、もうすぐ1月も終わり。本来は1月初旬に楽しむお菓子なので、まさに1月初旬、もしくは長くても中旬くらいまでの扱いのお店が多く。1月末のこの時期まで扱っているお店、国立駅周辺では、私のリサーチによると3店。今回注文したお菓子屋さんと、あとはパン屋さんが2店。試食することもできないので、今回は私の予想の元、駅近くのお菓子屋さんのものをセレクト。明日の準備をしつつ、テーブルには新年らしいラッピングを施された「ガレット・デ・ロワ」の箱が2台、そして紙の王冠が2つ。こんな風に、箱をける前の情景をじっくりと堪能できるのも、主宰する立場ならではの楽しみなのだ。
少し先の春に向けて。ご注文いただいているお菓子、試作を兼ねて、ココアマフィンを焼く。ここしばらく、マフィンレシピを少々変更したので、サイズや風味など確認事項多々。ほどなく、オーブンからはココアの優しい香りが広がり。今日は、昨日山のようにもらってきた夏みかんを使って、アイシングをかけ。アイシング、甘ったるいイメージが強い方も多いのでは。が、レモンなど柑橘の酸味をしっかりと効かせたアイシングはなんともなんとも爽やかで、お菓子全体をすてきに引き締めてくれる。今日はその上に、ナッツやアラザンをトッピングし。生地が落ち着いたマフィンを段重ねにし、キャンドルを強引に1,5本分。先週、いつの間にか1,5歳になったほゆきへ。と、見れば、上2人に陣取られ、マフィンから遠いほゆき、怒ってる、怒ってる。

東久留米へ。祖父のお墓参りに行き、親戚の家へあいさつに伺い、庭の夏みかんをとんでもなくたくさん収穫させてもらい。東久留米の実家へ。
いとこと合わせて、子どもたち5人、それは賑やか、賑やか。みんなでわいわいお昼ごはんを囲み。外で一遊びするころには、この辺りだけだったのか、なんだかとんでもない強風。風だけでも大喜びの、まさに風の子たちに、保育士をする母が、ちょっとした遊びを。買い物袋にそれぞれ好きな絵を描き、袋の端をビニールテープで縛り、テープをカットし、即席凧の出来上がり。強い風、おもしろいほどに袋が膨らみ、飛ぶ、飛ぶ。きゃっきゃ、きゃっきゃ言いながら、それはそれは楽しそうな子どもたちの姿。
実はお正月に散歩しながら出かけて行った、近くの雑木林。どうもそこへ、我がカメラのレンズキャップを落としてしまった記憶。あれから1か月、多分見つからないだろう、とは思いつつも、執念深く、子どもたちみんなを引き連れて、探しに行ってみることに。予想通り、落ち葉が前面に敷き詰められ、見つからず。というよりも、諦めがついた、というか。子どもたちが、お正月に発見した、「ブランコの木」へ駆けより。大きな、大きなつるが巻きついた、天然ブランコと天然ジャングルジム、さながらの木。まさに、秘密の場所、そんな眺め。
親戚のお家で、「ほゆきちゃん、どのくらいになるの?」と聞かれ、「あっ、ちょうど1歳半になりました。」と、はっと気づき。先週でちょうど1歳半になったところ。そろそろそんな頃、と思いつつ、言われて気づき。1+ハーフバースデー。3人目の宿命か。そんな罪滅ぼしに、明日はなにかお菓子を焼こうかな。

週末クラス。
「あったか早春チャイニーズ」、あったか前菜の一品は、「早春野菜とベーコンの炒め物」。リクエストテーマは、「きれいな野菜炒め」、ということだったので、季節感と彩りを意識して。今回は、春野菜の菜の花、そして我が教室では春にはしつこいくらいに登場する「うど」。大、大好きな食材なのでついついの登場率。それから、彩り=、とかなり安直ではあるのだが、赤パプリカ、黄パプリカ。肉厚なパプリカ、炒め物にぴったりの食材なので。それからうまみのある、厚切りベーコンをカットして。
野菜炒め、なるべく油は多く使いたくない、と思うと、野菜が焦げてしまったり、そんな経験のある方も多いはず。なので、ちょっとしたテクニック ¬邵擇魏辰┐討ら、少々の水を加える。炒め、焼き、の調理方法にほんの少し、「蒸す」効果も加わり、火の回りが一気によくなる。あくまでも、「少々の水」、今回のレシピでは大さじ1ほど。
春野菜は、ほろ苦さと香りがあって、そのいい意味での「アク」を大切にしたいもの。なので、今回はとにかくシンプルに、塩のみでの味つけ。それでも塩だけでの調味は特に、どうしても全体がぼんやりしがち。ちょっとしたテクニック◆¬邵擇鬚気辰庇屬瓩董∋転紊欧襪海蹐法△曚鵑両々の水溶き片栗粉を回し、全体にさっとからめ。野菜炒め全体がほんのり艶やかになり、調味料の絡みもぐっとよくなる。
そして、最後に、化粧油で、太香胡麻油を回し、さらにやさしい艶と香り。炒めはじめるときに、まずはごま油を入れて、という方も多いのでは。が、炒め終わる頃には、ごま油の風味はどこへやら。なので、最初はオリーブ油(普段の油使いはほぼオリーブ油を使用)で炒め、仕上げ、火を止めてから、ごま油を回す、ちょっとしたテクニック。
たかが、野菜炒め、されど、野菜炒め。
今日は、生徒さんから、ヴィーニョヴェルデ(ポルトガルの微発砲ワイン)の差し入れをいただき。キンキンに冷えたヴィーニョベルデと熱々のチャイニーズ、そして、週末クラスならではのおしゃべりなど。
食後のデザート、「エッグタルト」、今日はいつになく秘かに緊張の心持ち。だいぶ以前から、「エッグタルト」をリクエストいただいていた彼女から、「マカオで食べたときより、おいしい! 100点満点。」の声。いやあ、ほっとしたあ。ほんとに。
もう1つ、うれしい声、。今日初めて参加してくださった生徒さんから、「ありがとうございました、もそうなのですが、ごちそうさまでした!って言いたいです。」、そんな一言。見事に、朝ドラの「ごちそうさん」とも重なり、なんとも言えない気持ちに。ありがたく、うれしい言葉の数々は日々、私の次へのエネルギーとなり。さっそく、次回のリクエストも挙がったので、だいぶ早めだが、エンジンがかかり始めたところ。
次回は、「春のブランチメニュー」、そんなテーマでいこうかなあ、と。エッグベネディクトにオニオンリングなどなど。そうそう、パンケーキもね。リクエスト、ぜひぜひお待ちしてますね。

蒸篭を買いに、一駅。今週の教室中に、1つの蒸篭を一気に消耗させてしまったので。飲茶で定番、15僂離潺望供使っているうちにわりと消耗してしまうので、その都度、1台ずつ買い替えたりしながら使っている。このサイズ、小さくて、点心もの以外には使い勝手があまりよくないかと思いきや、重ねて蒸すこともできるので、蒸し野菜をしたりする時にも、なかなか重宝している。なにより、テーブルにそのまま出すことができ、そして場所もさほどとらないところも魅力。
今日は春のような気温になる予報。帰り道、久しぶりに昭和記念公園の屋上庭園へ。眺めのいい、いつものベンチに腰かけて、コーヒーを飲んで、やけにほっと一息。ふと思えば、一番上のあてはとは本当によくここへ来た記憶。ここ最近は用事だけ済ませ、とんぼ返りすることが多いので、こうやって、下2人を連れてきてあげるのも久しぶり。せっせと、坂を転がって芝生だらけになっている2人を眺めながら。予報通り、春を感じる空気。桜の木にもまだまだ固いが、蕾がたくさんつき始め。もうすぐの春。こんな風に平日3人で過ごす生活も、どんな形になるか、まだわからないにせよ、あとわずか。どこか胸がきゅんとするような。きっと、もっともっと年をとったときに、ふと想い出したりするのだろう。明日の買い出しを済ませて、の帰り道。
今日はあたたかかったので、家回りのことにも気が進み。節分に向けて、玄関先にヒイラギをかけ、お花屋さんで買ってきた、クリスマスローズとコデマリを植え替え。
手を付けられないままに1月が終わってしまうかも、ってことは1月分は作らないことになるかも、そんな懸念がありつつも、なんとか駆け込みで。毎年の恒例、リネンカレンダーを作る。上半期分。数年前に、お友達の工作教室で教えてもらって以来、すっかりの定番。カットしたリネン生地に数字スタンプを押していくもの。スタンプを押しながら、へえ、今年は6週まである月があるんだ、とか、この頃にはどんな生活を送っているのかなあ、などふと思い巡らせてみたり。年数を重ね、だいぶ手馴れてくるもの、やり出すまでには時間がかかるのだが、いざ、作り出すとやっぱり楽しくて、半期分ならわりと一気に進む。時に数字がなぜか横向きだったり、さかさまだったり、はご愛嬌。今年は、センターに、我が家スタンプも押して、それからだいぶバリエーションが増えてきたリバティ生地を小さくカットして、貼り付け。一番下ほゆきの昼寝時間を見計らって、のこと。真ん中ゆふきも、「ぺったんぺったんしたい~!」のコールに、2人でせっせとぺったんぺったん。こんな時間も愛おしいもの。

平日クラス。
今回のメニュー、私の秘かな一押し、「鶏肉(チーロー)飯」。蒸し煮した鶏肉をごはんにのせて、辣油と花椒を散らした、シンプルながら、魅惑的なスパイシーごはん。その、ちょっと癖になるおいしさはもちろん、手軽さも魅力的。
蒸し煮した鶏肉は、すぐに取り出さず、しばらくはそのままゆでたスープにつけておくこと。すぐに取り出すと、鶏肉の中の水分がどんどん蒸発し、パサつく仕上がりに。スープにつけておくと、そのまましっとりとした仕上がりに。大きな違い。炊き上がったごはんの上にたれを回し、鶏肉、香り野菜、もう1度たれそしてお好みでたっぷりめの辣油と花椒を散らし、さらに糸唐辛子とごまをトッピングし。鶏肉とごはんのシンプルなおいしさをうまくまとめてくれるスパイシーな調味料使い。
今回は、鶏肉を蒸し煮したそのスープをそのまま使って、シンプルなスープも1品に。具は豆腐と卵、シンプルにおいしいスープなので、具材もとにかくシンプルに。水溶き片栗粉でとろみをつけて、最後に解いた卵を回し入れ、ふわあ、としたところで仕上げる。こちらからも、優しい湯気、湯気。
教室の後半、今日は全員で「餃子の皮を使った小龍包」の成型。みんなで、あれこれ言いながら、こういう作業をする時間もなんとも楽しく。そして、いつもそうなのだが、そのうちみなさん思わず真剣になり、し~んとした空気となり。みなさん、あっという間にマスターできたようで、なにより、なにより。今日もテーブルセンター、小龍包の入った蒸篭からはおいしそうな湯気が上がり、なんともいい眺め。そして、熱々をいただきます!
今回のメニュー、熱々小龍包はもちろん、食後のスイーツ、エッグタルトも出来立ての熱々をハフハフと頬張る趣向。出来立ての熱々を頬張る醍醐味。「口の中、やけどしました~!」の声が聞こえ。私もそのおいしさに思わずの勢い、熱さで目に涙。みなさま、くれぐれもご注意を。

春の気配を感じる1日。デパートの地下へ下りると、ひええ~、すごい人ごみ。今日も?買い出しが、デパ地下特売の日と重なる確率の高いこと、高いこと。特売ものは買いませんから、とレジ待ちしながら、意味のない叫びを上げたくなるような。粉ものやナッツなどの調達、それからクッキーの型探しなど。昨年に引き続き、ご注文いただいたお菓子に向けて、ご依頼の際、ヒントをいただいたので、あれこれアイデアを巡らせているところ。それから、久しぶりに焼くブラウニーの材料も足りないものを揃え。最後に明日の教室の買い出しを済ませ。
1月も下旬に入り、気づけば、そろそろのバレンタインシーズン。バレンタインに向けて、何かしたいなあ、何をしようかなあ、ここしばらく思案していたのだが。今回は、気軽な1dayレッスンイベント、そんな趣向にしてみようかと。
久しぶりに、今日はナッツの入ったブラウニーを焼く。シンプルなブラウニー生地にナッツたっぷり。そして、低めのオーブンで焼き時間も短くし、焼き上がりはまだやわらかいところで仕上げるので、しっとりとし、そしてチョコレートの濃厚なコク。いつもの教室では、料理何品かと一緒に、デザート1品をどなたかが担当する、という進め方なのだが、以前から、「1品を1人ずつ作る」、そんな教室も開催してみたいなあ、と思っていたところ。ということで、今回の1dayレッスンでは、ブラウニーをお一人ずつ、1台ずつ。生地を型に流し、ナッツを散らし、今日の試作ではトッピングにピンクペッパーと岩塩を散らし。チョコレート、その相性は無限大。紅茶葉にコーヒー豆、個性的なスパイス、ブラックペッパーなどなど。ということで、教室では、みなさんにお好みのトッピング仕上げをしていただき、オリジナルブラウニーを作っていただこうかと。
今後は、こういった季節にまつわる「食」のイベントや教室を、よりオープンに開催していきたいなあと思案中。まだまだ今は、生徒さんたちにご協力いただきながら、試行錯誤している段階のプレオープン、といったところ。それでも、ありがたくもご興味いただける方々へは、何かしらのご案内などさせていただけたら、と考えております。よろしかったら、お気軽のお問い合わせくださいね。
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