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今日はパイ包み



 束の間ながら、有意義なおしゃべり会議を済ませた後、意を決して、衣替えの一部。隣では、せっせと、せっせと試着を繰り返す姿あれば、せっせと、せっせと大きなバッグに目につくものを詰め込んでいく姿あれば、予想通り、なかなか進むはずもなく。1か所でも進んだ箇所があればよし、とすることに。大人も子供もそろそろ飽きたところで、今日はここまで、さあ、買い物へ行こう。
 昨日の雨寒とは打って変わって、あまりに爽やかな秋晴れ。ついついベンチ時間も長くなり。
 今日は、パイシートを使って。「ミートローフ パイ包み」を作る。今でも、初めてのものを作るときには、どこかわくわく、どきどきするもの。特に、パイ料理は、やけにそんなわくわく感が大きいような。今日はフィリングにカットしたチーズと、先日好評だったレーズンを加えて。オーブンからは、ミートローフが焼ける香りとパイの香りとの、何ともごちそう感あるリッチな香りが広がり。焼き立てを慎重に型から外し、クーラーに置き。いつも以上に生地をしっかりと混ぜたので、想像していたよりも焼き汁のモレもあまりなく、ジューシーなうまみがぎゅぎゅぎゅっと詰まっているはず。
 おやつにアレが食べたい!、そんな声をなんとか抑えつつ、夕方の散歩帰りまで、そのまま生地を落ち着かせる。今日も差し入れにいただくものと一緒に、庭のお花がさりげなく添えられていて、いつもながら、ふわあと優しい気持ちになる。今日は、いろいろな人たちと、直接顔を合わせるからこその、気持ちが伝わる会話ができたり、うれしい気持ちを伝えてもらって、こちらまでうれしくなったり。改めて。日々のこういう優しいコミュニケーションは私にとって、すごく大切なものなのだなあ、と感じることが多い日だった。私が料理を作るだけではなくて、教室をしたい、と思った原点も、実は意識せずにも、こういうところにあったのかもしれない、そんなことも思ってみたり。
 生地が落ち着いた頃に切り分けたミートローフ。パイで包まれているからこそ、ミートローフ生地はよりしっとりとした仕上がり。そして、その切り口の美しさ。さすがに10月下旬、切り分けた頃には外はすっかり暗くなり、いい写真が撮れなかったことが心残り。そう、そんな時期。やっぱり自然光で撮りたいので、料理写真タイムリミットに追われるシーズン到来。経過観察用に一切れ取り置きしているので、明日撮ってみようかとも。

やいづの秋休み 3日目



 父の、すぐの一時外泊、そして退院のめども立ちそうで一安心。が、それでも、いろいろなことが今までとは少しずつ変わってきていることをしみじみと。孫たちに囲まれた母の姿など、みんなで写真を撮り。「また、来られそうなときにふらっと来るね。」 ごくごく近所、妹の家へ立ち寄ってから、焼津の実家を出発。
「焼津さかなセンター」に立ち寄り、黒はんぺんや、だし用の厚削りなどを買い。ここへ来ると、当たり前だが、外から来た観光客として声をかけられる。昔から馴染みある市場ながらも、いまだになんだか不思議な心持ちがして。父の、それから母のうれしそうな顔も見られたし、私自身もこうやって、ふらっと数日、懐かしい実家で過ごすことができるのは、なかなかよい気分転換となり。
 高速をおり、以前から帰省帰りの、このルートを通るときに気になっていた讃岐うどんの店「かいと」に立ち寄り。和のアンティークをふんだんに使った内装もすてきで。待ち時間、入り口付近には昔ながらのおもちゃなどがあれこれ置かれ、子どもたちしばし夢中に。そして、順番を呼ばれた頃、お店に入るときに手に持っていた戦闘機模型をおもちゃの中に紛らせたまま置いてきてしまうあては。こういうところは下のゆふきの方がぬかりなく、ちゃんと手には、昨日、母に買ってもらった赤い車が。
 せっかくなので、オリジナルメニュー「かいと」なるものをオーダーしてみる。讃岐うどんのスープには明太子と豚肉、そしてかき玉。そこにサクサクのかき揚げが中央に。ちょっと、お祭りのような、渾然一体とした眺めながらも、そのスープにはいろいろなおいしさがおもしろく合わさって。そのおいしいスープと、もっちもちの食べごたえあるうどんとの相性は、と考えると、もう少し甘じょっぱいしょうゆベースの方が、そんな気がしなくもないが。雨のせいか、だいぶ冷え込む中、お店を出るころには、汗が拭き出そうなほどに。そして、目の前では絵に描いたように、汗が思いっきり拭き出している姿など。
 買い物を済ませ、一路、国立の我が家へ。ここ最近は、、こうやってふらっと週末など2,3日、十分名残惜しいくらいのところで帰ってくるくらいの帰省がお互いにちょうどいいようで。

やいづの秋休み 2日目



朝6時代から散歩に行く姿を見送り、朝早くから、母の淹れてくれる緑茶を飲みながら、話す。静岡人には欠かせない緑茶。私ももともとは朝はなにはなくとも、必ず濃いめの緑茶を飲んでいたのだが、3児の母生活が始まってからはどうしても、自分のための緑茶を朝淹れる時間は捻出できず、の日々。なので、朝の一杯の緑茶を座って味わうことができるありがたさといったら。
父のお見舞いへ。表情もよく、思っていたよりは元気そうでほっとはしたものの、父もそれから母もいつの間にか、特にここ数年で一気に年老いたことをしみじみと感じ。思いがけず、渡しものを届けにもう1度夕方に訪れたのだが、ひとまずは次のお正月には実家でね、と別れを告げ。
病院からの帰り道、焼津港近く、海沿いにある「まぐろ茶屋」へ。もっちりとしたまぐろの赤身はさすがのおいしさ。まぐろほほ肉のフライも滋養を感じるおいしさ。
午後は、「ディスカバリーパーク焼津」水遊館の温水プールへ。あては、ウォータースライダー、貸し切り状態だったとか。ガラス越しのスイミング姿を眺め、寝起きのほゆきと海岸沿いの松林を歩き。波の音や帰り道の港の眺め、小学校時代の通学路などなど、もちろん懐かしくあり、今となってはまた違ったものに見える。ケーキ屋さん「ジュサブロー」に立ち寄って、焼き菓子を買い。
徒歩数分のところに住む妹ファミリーがやってきて、わいわいの夜。

やいづの秋休み 1日目



フードムード、なかしましほさんの本日発売、新しいお菓子の本を買いにお店へ。朝からこうやって、買い求める人たちが並び、そして、なかしまさんご自身が1人1人に丁寧に接客をされ。本と一緒に今日の帰省みやげを買い、それから特典のレモンケーキをいただき、足早に。
午前中のゆふき体操を終え、通り道、ベーカリーハースでかぼちゃのパンを買い。今日も外の空気があまりに気持ちよかったので、デッキでお昼ごはんを食べ。食後にさっそくいただいたレモンケーキ。もちろん手元に届いたばかりの、レモンケーキのページを眺めながら。昔なぜか大好きだったレモンケーキ。生地はもちろん、魅力は周りのホワイトチョコレートのコーティング、それから、レモン色の包み紙。懐かしい記憶が蘇り、あのときより数段上質なレモンケーキ。
荷造りを終え、あてはとだんなさんの帰宅を待ち、夕方前、焼津の実家を目指す。もともとこの辺りの週末に1度帰省しようと思っていたところ、タイミングを見計らったように焼津父が入院。検査入院なので、慌ててどうこう、というわけではないのだが、まずは父のお見舞いに、そして疲れ気味な母に孫エネルギーを注入に、そんな目的で。
到着すると、テーブルに夕ごはんが用意されているありがたさ。ほゆきのよちよち歩き姿を見て、母が、私のそんな頃を思い出す、と。とにかくなんでも忘れる母でも、こうやって孫を見て、想い出す記憶があるようで。母の遺伝をしっかりと引き継ぐ私にも、いつかこんな日が来るのだろうなあ、と。寝室からの、秋の虫の大合奏を聴きながら、子どもたちと一緒に気づけばスヤスヤと朝まで。

つまみ食いが止まらない、たたきごぼう



 ゆふきが通う幼稚園プレスクールのミニ運動会へ。かけっこにかわいらしい障害物競争、それから在園児と一緒に玉入れなど、ありがたくも予想以上に本格的な内容。みんなで一緒に!、そんな空気には大いに構える性格、障害物競争は、いつものもじもじポーズ、指を口にあてて、かなりもじもじしながらも、スピード感はなかなか。本人は拒否した、きのこ帽子を代わりにかぶったほゆきを抱え、一緒にゴール。パン食い競争ならぬ、しゃぼん玉セット取り競争で景品のしゃぼん玉をゲットし、みんなでおやつを食べて。園の心あるプログラムに感謝。
 今日の試作は、「たたきごぼう」。おせち料理の定番。関東だと、「祝い肴三種」は、「黒豆、数の子、ごまめ」だが、関西では、「黒豆、数の子、たたきごぼう」。なので、関東圏だと馴染みのあまりない方も多いかも。私が子供の頃にも、おせちで目にしたこと、口にしたことはなかった。が、大げさでなく、「ごぼう」の1番おいしい料理なのでは、と思うくらいに、ごぼうのおいしさと魅力が存分に生かされた料理。以前働いていたオーガニックのお店でのおせち作りの時に初めて口にして、「え~、こんなにおいしいの~?」と感激した記憶。久しぶりに作った、「たたきごぼう」。つまりはごぼうの胡麻酢和え。ごまを弱火でじっくり、じっくり煎り、すり鉢で半ずりにし。煎りたてのごまがプチプチとすられ、えもいえぬ香ばしい香り。ごまを煎る、すり鉢でする、こんな昔ながらのじっくり、ゆったりとした仕事も、時には心からいいもので。おせち作りの醍醐味の1つなのかもしれない。ほんの少し、甘みが引き立つ仕上げにすると、ついついつまみ食いが止まらないおいしさ。
 明日の午後から、焼津の帰省予定。ということで、せっせと5人分の荷作りなど。半袖もあった方が、上着もあった方が、何気に荷物の多い時期、5人分、2泊の荷物がみるみるかさを増していき。
 最後は、バッグの上にポンポンポーンと、荷を重ね。夕方、時々足を運ぶ、魅惑のアンティークショップ「クリスマスローズ」さんの催事へ。ブランコ通りのギャラリーにて。しばし、完全に魅了され、あれこれ眺めることに没頭。あまりに愛らしいボタンやチャーム、アンティークのリボンに、それから、今回は生地もかなり充実していたので、コットンリネンものを少々。と、ついついの材料調達となり。

松ぼっくりとミートローフ構想



 台風。雨はすっかり止んだものの、暴風警報は出ている、とのことで小学校は臨時休校に。楽しみにしていた2時間続きの図工の時間が無くなってしまい、がっかりしていたのも束の間、家の中はすっかりの休日モード。こちらも、さすがに3子がいると、せっせと何かを、は、難しく、今日は基本、子どもたちペースに身を任せつつ。
 風がだいぶ弱まったころ。ここしばらくなかなか会えずにいた、近所のお友達が久しぶりに来てくれて、久しぶりにだいぶ元気そうな、そして順調な様子をうかがえて、ほっと。ついでに、今後の相談なども少々。元気になったら、さっそく働いてもらいますよ、と言わんばかりに。いつも顔を合わせている子どもたち同士の、男子ならではのそこで照れるの?、そんなやりとりもおかしくて。
 昨日に引き続き、「ミートローフ」作り。今日は、先日いただいた北海道産のゆりねとアクセントにレーズン、それから大葉をフィリングに。テリーヌもそうなのだが、フィリング次第でバリエーションは限りなく、おいしさはもちろん、遊び心も発揮できる、そんな一品。お肉のおいしさを堪能しつつ、なにかアクセントがあるとぐっと奥深くなるような。レーズンの甘酸っぱさが予想以上にいい演出となり。フィリングのバリエーションはもちろん、ソースはどうしようか、とか、周りをベーコンやパイ生地で包んでみようかな、などなど、まだまだミートローフ構想は続く。
 午後、すっかりの青空のもと。買い物ついでに、子どもたちと一橋へ。奥の雑木林を散策し。台風の後のお目当ては、クリスマス飾り用に、「赤松の松ぼっくり」。予想通り、あった!あった!、赤松を探しながら、ぐるり周遊していると、あの木の松ぼっくりがこんなところまで飛ぶのか、と思わず驚くほどの場所に、かっちりと固くしまった、きれいな赤松の松ぼっくりたち。子どもたちも、せっせとどんぐり拾いに精を出し。グランド脇には、大きな大きな水たまりが、少し離れると、まるでそこに池でもあるかのような眺め。台風明け、いつもの場所がまったく違った風景に映り。

パウンドケーキとマフィン、ミートローフとテリーヌ



 近くの園へ見学へ。今日で見学納め。我が家からの距離やアクセスはもちろん、雰囲気やその環境など、足を運んでみて、肌で感じることも多く。こうやって、ここしばらくいくつかの園を回り、ようやくイメージが沸いてきたところ。園からの帰り道、我が家から徒歩数分ながらも、初めて通る道、初めての眺めなどなど。まだまだこんな発見があるもので。ポツリポツリ、雨が降り出し。「急げ~!」、大急ぎで買い物を済ませ、家へ向かい。
 しとしと雨を眺めつつ、試作の合間に。そのまま食べるにはいまいちのりんごをささっとキャラメリゼし。バターの風味を合わせたいなあ、と。パウンドケーキよりももう少し軽い仕上がりにしたかったので、今日はマフィン生地ベースで。パウンド生地とマフィン生地の違い。パウンドは、卵、砂糖、バター、粉、4つの材料すべてが1ポンドずつ、とういう名の由来。一方のマフィンは、卵、砂糖、バター、それから多めの粉と牛乳などの水分。それぞれにそれぞれの魅力とおいしさがあり。
 11.12月は、毎年恒例、「クリスマス&おせちメニュー」。クラシカルなものから変化球まで、おせちにぴったりな前菜をいくつかと、メインには、クリスマスにもおせちにも活躍しそうな「ミートローフ」あたりをぼんやりと検討中。今日は久しぶりに、シンプルな生地にチーズと大葉を忍ばせて。
 時々質問されるのだが、「ミートローフ」と「テリーヌ」の違いについて。大きな違いは、その焼き方。「ミートローフ」はいわゆるオーブン焼き料理。今日は、なるべくしっとりと、そして焼き縮みを抑えたいので、だいぶ低め160度で30分ほど。お肉が焼ける、なんとも食欲をそそる香り。そして、ほどよく褐色の、肉色。それでも、少々の焼き縮みはあるものの、しっとりとジューシーな仕上がり。一方の「テリーヌ」は、前回の教室でもやったのだが、湯煎したオーブンでの、いわゆる「蒸し焼き」。生地の水分をしっかり残したまま、優しく火を通すので、焼き縮みはほぼなく、ほんのりピンク色の仕上がり。こちらも、それぞれにそれぞれの魅力とおいしさがあり。

狭山公園時間とふと年末に向けて



 美術館と公園とどちらに行こうか迷った末、あまりの心地よい空気に、お弁当を持って、公園へ。
 目指した「八国山緑地」はパーキングがないことが、近くになって判明。すぐ近くの、「都立狭山公園」へ。この周辺「狭山丘陵」は、時々足を運ぶ「六道山公園」など、自然の地形を生かした、広々とした都立公園が連なっていて、親子共々、時々足が向かうスポット。
 背よりずっと高い一面のススキがキラキラと輝き。あっちにもこっちにも、バッタやトンボが飛び交い。もうあの暑さは戻らないはず、すっかり、すっかりの秋の眺め。そして、澄んだ空気。散策しながら、「風の広場」へ。遊具に誘われる上2人を見届け、今日は、ほゆきのよちよちをじっくりと楽しむことに。両手を前に揚げ、絵に描いたように、よちよち、よちよち、この光景は、まさにこの時期限定。それでも、歩きは一気に上達し、うまくバランスをとれば、だいぶ自由に歩く回ることができるようになり。この時期の光景は、親としては本当に印象的で、ふとそれぞれの頃によちよち姿を思い描くことができるほど。
 ベンチにてお弁当を広げ、そのうち、キャッチボールにサッカーなどなど、まさに「体育の日」を満喫すべく。あっ、私は見張り番で。もう少し、落ち着いたら、私自身、継続できる手軽なスポーツを、とも思うのだが、今は日々の子どもたちごと、それから、歩くことは大好きなので、たぶんそれなりには歩いているはず、それでよしとしているが。
 大きな木々の下をのんびり歩き、ほんの少しだけ紅葉し始めた木々を眺め。帰り道、気づけばあっという間にいつもの道に。我が家からのアクセスも手軽みたいだし、久しぶりに、お気に入りの公園がまた1つ増えて、うれしい限り。本当に公園時間が心地よい季節。
 昨日のやっつけ仕事のままだったので。ベビーベッド周りにむりやりまとめていたほゆきの服を引き出しに移し、軽く整理など。やり出したら、いくらでも手を付けたいところなのだが、今日はタイムリミット1時間、と決めて。が、ついつい、あっ、こんな小さい服、あてはが着てたんだ~、とか、この服、ほゆきで3人まで着回せそう、立派、立派~、なんてやっていると一気にペースダウン。結局最後は収納ケースにざざっと押し込んで。いつの間にか増えていく服たち。そして、気づけば、家中のものがなんだか増えてしまって、なんともすっきりしない心持ち。片付けエキスパートのお友達に見習って、我が家も少しは断捨離しなくては、と思いつつ。
 気づけば10月も中盤。きっとこのまま、あっという間に年末になるんだろうね、と。狭山丘陵にある「西武園ゆうえんち」。一昨年だったか、私が年末おせち奮闘中にだんなさんとあてはが出かけた記憶。観覧車を指さすゆふきも合わせ、今年の年末は、3人衆で出かけることになりそうだ。そろそろ、来年のおせちについても心決めなくては。早いなあ、3連休の終わり、少し背筋が伸びるような。

追記。教室の風景、9,10月、「秋の行楽弁当」、ようやくアップしました!やっと追い付いて、一安心。

ベビーベッドの想い出



 そろそろ片づけなくては、と思いつつ、なかなか手つかずだったのだが。今日はようやく、半分以上は荷物置き場と化していたベビーベッドを片付けることに。荷物を移動し始めると、おもしろいくらいに、ブロックやら指人形やら、懐かしいお絵かきやら、そんなものがまで出てきて、大喜びの子どもたち。そして、あっちから引っぱり出し、こっちから引っぱり出し。とにかく、まったく片付かず、ふっと部屋を眺めれば、年末の大掃除顔負けの光景。それでも、部屋の片隅に置かれたベビーベッドに子どもたち3人が寄せる姿。ここにこうやってベッドが置かれた光景を何度も眺めたことを想い出し。
 が、あまりにも片付かないので、日曜日恒例のスイミング特訓へ送り出し、大急ぎ、すっかりのやっつけ仕事でひとまずは部屋を片付け。
 「room103」で開催されるフリーマーケット「いちょう市」へ。蓋つき竹籠に、プリンカップ、すてきなカッティングボードに、ついつい収集に走りつつあるホーローポットなどなど。戦利品にほくほくしながら、奥のテーブルにて。楽しみにしていた「すみや」の「フルーツサンド」と、「国立コーヒーロースター」のいちょうブレンド。まずはロースターさんのとしえさんが淹れてくださった「いちょうブレンド」があまりにあまりにおいしくて。自分自身でたまに、とってもおいしく淹れられた時のおいしさとは非にならないほど。何度、「おいしい」と言ったかわからないくらい。そして、「すみや」のフルーツサンド。レーズンとオレンジピールの入った、やさしくもかみ応えのある食パンに、カラメリゼしたりんごとヨーグルトクリームが口の中で見事にまとまって。そして、楽しいおしゃべり。この、おいしい時間は私のエネルギー。「お腹すいた~!」と帰ってくるみんなのお昼ごはんを作らなくちゃ、足早な帰り道も心は軽やかに。
 運よく、ちょっと足を延ばして、久しぶりの「ゼルコバ」でパンを買い。まだまだ首も座らない、ねんねの赤ちゃんには、まるでどこかのおばあちゃんのように反応してしまう。もう、すっかり、こういう赤ちゃん姿は懐かしく。まだまだ、よちよちであるものの、すっかり「歩き姿」が様になってきた我が家のほゆき。ベビーベッドでのそれぞれの寝姿を想い出し。きっと、もっと先には、もっともっと、そんな光景がいとおしく想い出されるのだろう。ひとまずはあの部屋を片付けなくては。

ぼく、いろいろ食べました、の印



 秋の3連休。午前中の用事を済ませ、この時期恒例、近所の鉄道総合技術研究所が主催する「平兵衛まつり」へ。
 一足先、朝からお友達たちと参戦していたあてはと合流し。口の周りには、「ぼく、いろいろ食べました。」といわんばかりの食べかすがあれこれ。それでも、お友達同士の時間はとっても楽しかったようで、表情や全身から、その雰囲気が伝わってきて。JR鉄道の総合研究所、ということで、普段はなかなか見ることのできない展示や試乗などなど。リニアモーターカーの席に腰掛け、わたあめを頬張る、なんて、ある意味、贅沢なこと。
 緑豊かな中庭にて。お友達ファミリーと落ち合い、模擬店でランチを調達し、プチ宴会。さっさとお腹を満たした子どもたちは、しばし駆け回っていたかと思えば、みんなで揃って、ひたすらの土いじり、土いじり。潮干狩りか何かしているかのように、黙々と土いじり。そんな光景を眺めながら、おしゃべりしつつ。
 緑豊かでゆったりとゆとりのある環境。歩きながら、実験棟などを散策し。いつの間にか1番前まで行き、新車両を眺めるお友達パパの姿は大きな、大きな少年のようで。そして、我が家は、大きな、大きな酔っ払い1名。もう、徒歩3分の我が家目指して、横になることしか考えられなかったのでは。
 遠方から訪れる電車好きはもちろんのこと、大人から子どもまで楽しいお祭り。そして、主宰している研究所の方々も楽しそうにしている姿は毎年印象的で。ついつい毎年足を運んでいるイベント。
プロフィール

くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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