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半分以上は半寝顔ながら



 今日も産院へ行ったり来たり。半分以上は半寝顔なのだが、それでも、やっぱり何度でも顔を見たくなり。予定よりも早くこの世に生まれ出でて1週間。ようやく、体重が少しずつ上向きになってきたようで、一安心。今日は初めて、両目をぱっちり開けた顔を拝見。
 出産前に調達予定だった、細々したものをぱぱっと買いに行き。ここ1週間の我が家の特別な日々といつもと変わらない街の様子とのギャップがなんとも不思議な感覚。
 午後、先週運良く出産日に来てくれて、翌日に帰っていった焼津の両親が再び来てくれて。しばらくは焼津の母にいろいろ手伝ってもらいながら、小さな我が子を迎える準備、そして子どもたちとの夏休みを過ごすことになる予定。あてはが生まれた6年前と比べると、焼津の父も母もずいぶん歳をとった感。それでも、こうやって、とんできてくれて(これ、たぶん、静岡の方言、すぐに来る、の意)、もういいからってくらいにあれこれ心配してくれて。自分が親となり、初めてわかることたくさん。きっと父と母もあの頃、あの時、あんな気持ちだったのかなあ、など。
 オリンピックのタイムテーブルに合わせて、早々と眠りに着いた2人。本当に起きるのだろうか。
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梅の想い出また1つ



 昨日の午前、一足先に私だけ退院。お世話になった先生に改めてお礼を告げ、先生も徒歩1分の我が家への道を、「道中長いから気をつけてね。」と。
 外は院内とは別世界のようにそれはそれは暑く。玄関先のブラックべりー、近所のお友達に留守中の摘み取りをお願いしたものの、まだまだたわわに実り、今にも完熟で今に落ちそうになっている。あっという間にボウルにいっぱいの収穫。毎年は、毎日のあては収穫でジャム分にまで辿りつかないのだが、今年は実のなりが例年よりもよかったこともあるが、思いがけず一気にジャムに仕上げ。2階のベランダには焼津の母にお願いした梅の土用干しがすっかりいい具合に仕上がり。6年前、あては出産の6月には買った梅の漬けを母に託し、そして今年は土用干しを母に託し、と梅の想い出がまた1つ増えた。
 土曜日の今日、東久留米から子どもたちが帰ってきた。2人ともそれぞれにいつもとはまったく違う日々の中で、たくさんの成長があったはず。特にあてはは、私の目の前でもその成長をしみじみ感じるほど。ここしばらくは、毎日、産院にも行ったり来たり、の日々。驚くほどに時間の流れが早く。生まれたばかりの我が子が我が家へやってきたら、きっと、よりそう感じるのだろう。今日は一気に肌着や布おむつを洗濯し、大急ぎで我が子を迎える準備など。
 産院と我が家の間にある小さな小さな商店街。私の入院中に、6月に閉店したお肉屋さんが新しくオープン。新しい方に店舗を貸して、ということで、お店は以前よりだいぶすっきりとし、品揃えも前とは少し変わって。が、このオープン、限りなく朗報。しばらくは日々の買い物もままならない生活が始まるところ、ここまでなら買いに来られるはず。ありがたくも絶妙なタイミングでのオープンに感謝。
 1分歩いて、小さな、小さな我が子に会いに行く日々はしばらく続く。
 

ようこそ同室へ



   今日から我が子が同室にやってきた。部屋の中に小さな、小さな、それは小さな寝息。退院後にはきっと、こんな風にこの子の寝顔をのんびり眺められることもあまりないのかも、などと思ってみたり。
    今日もたくさんのお友達や生徒さんが会いに来てくれて。うれしい言葉やうれしい差し入れ、そしてみんなとの束の間のおしゃべり。
    明日、私だけが一足先に退院。まだまだ小さな我が子は1.2週間ほど、病院に残ることに。一心同体だった日々から、まだまだ数日、離れるのが寂しい気持ちもあるが、なにせ早まった出産。この子が我が家に来るまでにやっておかなくてはならないことがらたくさん!とにかく、産院が我が家から徒歩1分で、本当によかった。しばらくは私が毎日、院に通うことに。
    ここでの最後の夜はお楽しみのお祝膳。前回も感激のコース仕立て。前菜の一品「生ハムとスモークサーモンのタルタル、ミルフィーユ仕立て」は、思わずあれこれ質問してしまうおいしさ。手軽な食材を実に活かしていて、感激。メインの「海老のパイ包み焼き」は濃厚なアメリケーヌソースとの相性がなんとも。今日差し入れにいただいたワインをこっそり開けたい衝動に何度も駆られたが、我慢、我慢、我慢。
   夜、面会時間少々オーバーながら、だんなさんが駆け込み。2人で小さな我が子の寝顔を眺め。さて、新しい生活が始まる。
    

同じ202号室



    2年前にゆふきを出産したのも、こちらの産院。そして、お部屋もたまたまあのときと同じ202号室。懐かしさあれこれ、あれこれ。あのとき産まれたゆふきが今はこんなに大きくなって。やら!やら!(いやだ!いやだ!)言っている。子供たちのゲリラ訪問も、当時のあてはだけ、とは訳が違い、2人が帰ったあとには床には砂があちらこちら、大抵のものがもととは違う位置に変わっていて。2年前にはこの部屋で小さな姿でスヤスヤ眠っていたゆふきが、昨日は私のベッドでお昼寝。なんだか不思議な眺め。
    そんな我が子たちも昨日からの東久留米合宿。それぞれにがんばっている報告など。特にあてははいとこたちもまとめて、1番のお兄ちゃん役。2人にとっても貴重な日々となるはず。
   私も、退院後の新生活に向けて、それはそれは貴重な1人時間(赤ちゃんはまだ小さいのでほぼ別室)を満喫ストックすべく。なかなか観られずにいた小津映画をまとめて持ち込み、毎日1本ずつ鑑賞。それから、映画同様、なかなか読めずにいた読み直したい本も持ち込み、読書も好きなだけ。そして、なによりも、ゆっくりと食事ができることのありがたさ!そして、産後だいぶすっきりしたお腹で、きちんとお腹が空いて、なんでもおいしくいただけることのありがたさ!退院時の体重、出産前から減ってないんですけど、そんなストーリーが頭を過ぎりつつ。

ご報告



予定日よりだいぶ早いのですが、昨日7月23日夜、無事女の子を出産しました。まだまだ小さな体ながらに息をし、すやすやと眠る姿に心からほっと。真夜中の入院、すぐに駆けつけた東久留米の父母。たまたま身重な私を心配して、様子をみに、焼津からやってきた両親も、まさかの赤ちゃんとの対面。出産時にそばにいてくれて、心強かったこと。あてはも私が不在の夜、ゆふきを寝かしつけてくれた、とのこと。赤ちゃんに恥ずかしそうにご対面。見えない、見えない、と容赦なく抱っこをせがむゆふき。そんなみんなの姿にレンズを向けるだんなさん。大切なみんなに囲まれて。
予定よりだいぶ早いスタートを切った新生活。退院後の鋭気を養うべく、入院中は意識して、とにかく体を休めることに。今日から東久留米合宿という名の実家お泊りに出発していった子供たちを見送って。

今年最初のブルーベリー摘み



 今年最初のブルーベリー摘み。いつも野菜を買う清水農園さんにて。かわいらしい籠と首から提げる蚊取り線香を借りて、いざ。「つまんでみて、甘かったその木の実を取りなさいね。」、の言葉をかなり都合よく解釈したあては。2/3は口へ、なかなか籠の中の実は増えず。それでも、木によって、実のなり方はもちろん、甘みもかなり違うので、1粒口へ運ぶのは有意義。今年は、昨年のようにいくつもの農園巡り、は難しそうだが、まだしばらくはブルーベリー摘みを楽しむことができそう。
 ここ数日はありがたいほどに過ごしやすい気候。が、そのせいか、あまりに珍しく、ゆふきが熱っぽく。が、熱があっても、動きはいつもとほぼ変わらず、なので、こちらもついつい忘れてしまいそうになるのだが。ということで、ゆふきと2人でお留守番しながら、ゆっくり過ごす。昼寝の合間にビスコッティを焼き、昨晩最後の仕上げをしたワンピースにゴムを通し。お手本1着とにらめっこしながら、本を見ながら、初めて作ったパターン。少々、わからないままになんとなく仕上げてしまった部分はあるものの、なんとか形になり。産後はきっと夜のソーイングもしばしはお預けとなるはず。だからこそ、どこか駆け込みのような。明日の朝には熱が下がっていますように。食欲だけがいつもより低下中。

クックハウスのオープンハウス&夏祭り



 「テラバヤシセッケイジムショ」の寺林さん主催のイベント、「ツキイチ」にて、寺林さんが建てたお家を見学できるうれしいオープンハウス。それも、「クックハウス」、料理研究家・瀬戸口しおりさんのお宅、ということで、どうしても伺いたく。
 白壁のシンプルな外観に引き戸の扉がアクセント、入る前からうっとりするような素敵なお宅。そして、土間を感じるような広々とした玄関からお邪魔し。引越されて2年、ということで、本当に日々の生活を感じるお家をまじまじと見学させていただく貴重な機会に思わず興奮。やっぱり印象的だったのは、ダイニング兼リビングと完全に一体感のあるオープンキッチン。外の眺めも楽しみつつ、フロア全体の様子も感じつつ、キッチン仕事をされていて。ついつい、お言葉に甘えて、キッチンの隅々まで見学。それから、部屋の片隅にはちょっとした子どものものが置かれていたり、と、小学生くらいのお子さんがいる生活、という視点でも参考になることたくさん。一通り拝見させていただいてから、開放的なリビングのちゃぶ台脇でいつにまにか、すっかり寛がせていただいて。楽しい見学会。
 お友達と束の間のお茶時間をしてから、「しゅんかしゅんか」へ。亀製麺の生パスタにすっかりはまってしまい。特にお気に入りはフェトチーネ。よりもちもち感が楽しめるし、ソースの絡みも絶妙。今日は、夏祭り前、ちょっと早めの夕ごはんに、と、「ズッキーニととうもろこし、パンチェッタのクリームソース」。とにかくゆで時間が圧倒的に短いのも、生パスタの魅力。
 さて、薄暗くなり始めた頃に、近所の夏祭りへ。甚平姿の子どもたちの後ろ姿を追いかけながら、いつにまにか見失った。踊りの太鼓の音にやけに魅了されているゆふき。どこか恍惚としながら、魅入っている様子。夏祭りの、なんとも非日常感。かき氷を頬張って、腕に光るリングをつけ。あっちでもこっちでのお友達と遭遇するのがあてはにはなにより楽しいようで。帰り道、「モロゴロ」で野菜と一緒に自家製の天然酵母パンを買ったのだが、これがかなり美味。デーツを使って酵母をおこしている、とのことで、しっかりとほどよく酸味もきいた、かみ締めるパン。恋しくて、また近いうち足を運んでしまいそう。

お手軽トライフル


 夏休み1日目。昨日の疲れがしっかり出るかと思いきや、わりといつも通りの朝を迎えたあては。今日はここ最近のとんでもない暑さから解放され、なんとも爽やかな空気。この夏休みは、間違いなく、子どもたちをあまり遊びに連れて行ってあげられない。なので、出られる日にはちょこっとでも外遊びへ、と散歩しながら一橋へ。午前中の静かな構内にて、子どもたちは自由に走り回り、私もサンダルを脱いで、楽な体勢でぼんやり、ぼんやり。あてはリクエスト(セットでもらえるリストバンド狙い)、モスバーガーでお昼ごはんを食べて、最近オープンしたギャラリーカフェ「ププ」で天然酵母パンを買い、雨が降り出した頃に帰宅。
 玄関先のブラックベリーも一気に色濃くなってきた。今日のおやつは、先日焼いて、冷凍しておいたスポンジ生地を小さくカットし、生クリームと、いちごジャムにレモン汁を加えたソースで、お手軽トライフルに。トッピングには完熟のブラックベリーをのせ。2人並んでおやつを食べている姿はなんだかついついじっと見てしまう。なんとも動物っぽくって、おもしろいのだ。

ちびちゃん集合とお泊まり保育からの帰宅



 1日遅れての更新。昨日は朝からやけに体調が・・・、と夜も早めに横になり。なるほど、新月だったのね。お友達からのミクシイ情報を見て、納得。いつになく敏感な私も出産後は元に戻るのだろうか。
 さて、昨日の話。お泊まり保育2日目のあては。時折、園からの報告メールが届くので、ありがたいもの。
 いつも、なかなかゆふきには同じくらいのお友達と遊ばせる機会も少なく。今日は、同じくらいのお子さんのいる、ごくごく近所の教室生徒さんたちが遊びに来てくれて。まずはみんなでビニールプール遊び。ちびちゃんたちの水でぱちゃぱちゃ遊ぶ姿は、日々の我が家でのプール光景とはまた違って。が、水着姿に着替えたものの、今日はなぜかプールに入らないゆふき。まあ、そういうときもある。
 今日は、天然酵母パン作りが得意の彼女がパンを焼いてきてくれて(実は遠まわしにリクエストしたのだが)、今日もうれしいパンランチ。天然酵母ならではのしっかりとした生地とやさしい風味、そして一緒に持って来てくれた自家製ルバーブのジャムとの相性もよく。子どもたちもそれはそれはよく食べていた。食後、今度はお菓子作りが得意の彼女がバナナパウンドケーキを焼いてきてくれて。私が食べようと思ったときにはすでにお皿は空っぽに。もう1枚も1人締めせんとするゆふきからなんとか1口。しっとりとして、バナナの優しい風味。
 さて、夕方、園へあてはをお迎えに。と、向こうからなんとなく気まずそうな顔をしてこちらへやってきたあては。先生に聞けば、最後に立ち寄った高速SAにて、お友達と思いっきり衝突してしまった、とのこと。頬上辺りが小さく赤くなり。はしゃいで、前を見ずに走り飛ばしていたのだろう。それでも、無事に元気に帰ってきた。
 いつもそうなのだが、こういうことがあったよ、などという報告は、一気ににまとめて出てくるのではなく。不意にポツリポツリ、と言い出してくる。なので、こちらもどうしても聞きたいことが質問するが、あとは忘れた頃のあては報告を待つ、というスタイル。それでも、「全部楽しかった!お風呂が楽しかった!」、と、とにかくそれはそれは楽しい2日間を過ごすことができたようでなにより。昼寝から起きてきたゆふきに、「ただいま!」と伝え。いつもの家の中の空気。

お泊まり保育出発とルセットパンランチ



 出発の30分前からリュックを背負い、帽子をかぶり、「まだ?まだ?」と出発が待ちきれないあては。そして、うれしそうに園に向かい。今日から1泊のお泊まり保育で山梨へ向かう。うれしそうにバスに乗り込み。そろそろ出発、とバスの中ではいつもお姉さんタイプの女の子がウルウルしている表情が見え、思わずもらい涙。妊娠中は本当に驚くほどに涙腺が弱くて困る。そして、園を出るときに、立ち上がってこちらに手を振りながら、笑顔ながらもどことなく不安な表情のあてはが見えて。いってらっしゃい。楽しんできてね。きっと、明日にはちょっぴり成長したあてはが帰ってくるはず。と余韻に浸っていると、ゆふきがいない。いつの間にか園を飛び出していたのを、お友達ママたちが捕まえてくれて、本当に本当に感謝。
 さて、今日を楽しみにしていたのは子どもたちだけではなく。予約で数ヶ月待ちの最高級パン専門店「ルセット」の食パンを囲んでのパンランチのお誘い。昨日多めに仕込んでおいた「夏野菜の変わりパン粉焼き」を携えて、お友達宅へ。テーブルの真ん中にはもちろんルセットの食パン。そして今日はパンに合わせて、エシレバターと国立産はちみつを調達し。それから、みんなの持ち寄りの料理がずらりと並び。さて、その食パン、まずは焼かずにそのまま、大胆に手でちぎって口に運んでみると。シンプルな材料だからこそ、のとっても澄んだ味。それでいて芳醇で。続いてはちょっと厚めにカットして軽くトーストして。より芳醇で風味も増し、そこにエシレバター&はちみつの取り合わせは言うことなし。まさにうっとりするほどのおいしさ。おいしいパンとおいしい料理、そして楽しいおしゃべり。パンを予約してくれて、とっても素敵で優しいおもてなしをしてくれた彼女に感謝!
 夕方からはゆふきと2人時間。普段、あてはが園に行っている昼間はいつもゆふきと2人で過ごす日々、なのだが、あれもしなきゃ、これもしなきゃ、と、なんだかんだと慌しく、いつの間にかあてはが帰ってくる時間、そんなパターン。が、今日はいつになくゆっくりとゆふきと過ごす感じがやけに新鮮で。いつもとまったく違う時間が流れるような。時折、時計を見ては、カレーをこぼさず食べているかな、とか、今頃キャンプファイヤーかな、とか、もう寝たかな、とか。明日の夕方、帰ってきたあてはからのたくさんの報告を楽しみにして。
プロフィール

くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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