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ジンジャーブレッドとラベル秘話


 あてはを園へ送り。昨日の休息のおかげで私も今日の午後にはほぼ復活。
 今日は、「くにたちの食卓 いづい」のすてきなラベルを作ってくれた彼女に改めて、お礼を言いたくて。園後の子供たちと一緒に、「ジンジャーブレッドを焼かない?」とお誘いし。子どもたち2人並んで、職人のような麺棒使いやオリジナルクッキーなど。やけに同じ型を狙ってみたり。そして、ほどなくオーブンからはまさにこの時期ならではのジンジャー&シナモン&ナツメグの香り。焼き上がったジンジャーブレッドは少々のお味見を終えて、あとは1つずつ小袋に入れて、毎年恒例、クリスマスツリーに飾る予定。
 さて、ラベルに話が戻るのだが。先日のイベントで100枚ほどを1つずつ貼り終えたら、実物と出会って数日ながら、すっかり親しみある存在に。今日はそのラベルが出来上がるまでの思い出を少し。確か10月中旬だったか、友人であり、デザインの仕事をしている彼女との打ち合わせが始まり。私のあまりにぼんやりのイメージが度重なるやりとりで少しずつ形になっていき。前に進んだり、戻ってみたり、戻ってみたから気づいて、また前に進んだり、を繰り返し。かなり煮詰まったときにも、「まだ時間あるから、納得いくものができるまで作ろう。」と優しいながらも、強さのある声をかけてくれた彼女。イメージがくっきりと決まったときには、あまりに自然に、「出会えた」感覚。
 「くにたちの食卓 いづい」のネームと一緒に彼女がデザインしてくれた我が家。トレードマークの格子戸と窓から見える大きな鍋。
 改めて、仕事を通して、彼女と新しい形で関わることができたおもしろさ。今日も、想い出話をしながら、「2人の結晶だよね。」と。特に秘話、ではなかったかな。
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届いた姫りんご



 28日夜からあてはと私が一気に体調不良に。まさに寝て過ごした1日。我が身が体調不良でどちらか不調だったりする2人の子どもの世話は正直きつかった。
 そんな日だったので、届いた当日には箱を開けることもできず。が、ようやく元気になった翌朝、箱をあけた瞬間、「うわあ!」と思わず声がこぼれ。毎年この時期、生徒さんでお花屋さんの彼女に注文する姫りんご。クリスマスツリーに飾るために。りんごと一緒に、コットンやリボン、そして糸で巻かれたシナモンスティックなど。スティックに顔を寄せてみると、優しくりんごの香りが移っていて、ふわあと身が舞い上がりそうな感覚。そして、刺繍糸が巻かれた松ぼっくりなど。後から聞けば、今年のクリスマスは「繋がり」がテーマだとか。震災などで実感した人とつながりの大切さをその刺繍糸に込めて、ということで、糸の巻かれた松ぼっくりやシナモンスティックも姫りんごと一緒に、クリスマスリースに飾ることに。毎年この時期の、楽しみな届き物。 

今年のアドベントカレンダー対策



 ようやく、ネットワーク復旧。といっても、私は何もしていないのだが、私が寝ている間にも作業をしてくれただんなさんに感謝。プチ浦島太郎状態でパソコンを開き。たかが10日、されど10日。あまりに生活の一部となっていたことに対する実感と、やや見直す想いと。ここしばらくの画像も遅ればせながらアップ。教室での料理の画像あれこれなど。
 さて28日に話を戻し。クリスマスに向けてあれこれの1日。まずは午前中、いつも大人の工作教室を開催してくれる彼女宅へ。リース作りの教室中に紛れ込み、質問へ。リースやツリーへの松ぼっくりの留め方をレクチャーしてもらう。ワイヤー2本で、なるほど、なるほど。何年も何年も自己流で怪しくやってきたのだが、こうやって、教わる価値。
 さて、午後はお友達と我が家にて、アドベントカレンダー作りなど。こちらも、昨年、先程の彼女の親子教室で習ったのだが。確か、当日に珍しくあてはが体調を崩し、欠席。後日、キットをもらって製作した記憶。まずは色や形のイメージをああでもない、こうでもないしながら、折り紙で小さな封筒を作る。おしゃべりしながら、何かができあがっていく時間。あてはが帰ってきてからは、ラベルシールに日付けスタンプを押し、封筒に張り。あとは、お菓子を詰めて、壁にかけた麻紐に、お友達からヒントをもらって、クリップを使って、カレンダー式にお菓子の入った封筒を並べていくことに。
 今回は1つの封筒にお菓子が2つずつ。そう、あてはだけ食べる、ということはもちろん許されず、もれなくゆふき分も。キャンディー2つ、ビスケット2つ、おせんべい2つ、など。チョコレートは毎年、生徒さんからいただいているアドベントカレンダーにたくさん入っていることと、ゆふき対策でこちらにはチョコレートなしに。
 昨年はもっと低い位置に並べたのだが、こちらもゆふき対策、壁の高い位置に。今日、あてはが図工サロンで描いてきた「りんごのデッサン」、あまりに色合いがぴったりだったので、一緒に飾ってみることに。

おせちのご案内など



道すがらの紅葉を楽しみながら。買い物帰り、何度か訪れている多摩市にある、都立桜ヶ丘公園へ。丘陵をそのまま生かした、広々とした公園。お昼ごはんもそこそこに斜面を駆けていく姿など。と、ぼんやりその先を眺めていると、目に飛び込んできたのはカラスウリのつる。赤いもの、そして、これまた愛らしい色づく前の緑色のものなど。カラスウリ、といえば、昨年まで我が家の目の前にあった小さな林のあちらこちらで収穫できたのだが。残念ながら、その林は今はなくなり、宅地化計画に向けて、様変わり中。あの緑が楽しめなくなってしまったことは残念でならないが、今は周辺とも違和感なく、落ち着いた、すてきな家並みとなることを信じて。
今日は、来年のおせちについて、お知らせなど。毎年毎年作らせていただいているおせち。恒例では20以上の品目をご用意しているのだが、やはり今回も、まだまだ小さい子供たち付き、フルに稼働できるには遠く。きちんと丁寧にできる範囲でのご用意、ということで、昨年の厳選5品に2品追加して、7品のご用意とさせていただく方向に。ここで7品についてご紹介。

1. 丹波の黒豆 飛切・・・私のおせち1番の自信作。丹波黒豆の中でも極上の飛切を優しい甘さでのふっくらしっとりとした仕上がりを目指して。

2. 栗きんとん・・・・・・なると金時で作る、甘さ控えめのきんとん。さつまいもの風味を生かすべく、優しい甘さに。

3. なます2種食べ比べ・・・毎年定番の甘酢に漬け込んだ「彩りなます」と、今年の教室で登場した彩り鮮やかでコクのある「炒めなます」の2種盛り。

4. ピスタチオのテリーヌ・・我がおせち定番。鶏ひき肉と豚ひき肉ベースの生地にピスタチオがふんだんに。

5. 鶏肉とチーズのテリーヌ・・こちらも我がおせち定番。鶏もも肉の生地にチーズとじゃがいもが詰められ。ふわりと自家製バジルソースが香る一品。

6..海老と帆立のマヨネーズ炒め 花椒の香り・・・チャイニーズ風味。男性陣からのリクエスト多い一品。ふわり香る花椒がアクセント。

7. ケーク・サレ・・・・・・塩味のケーキ。ほんのり塩味のきいた生地にアクセントになるフィリング。フィリングについてはまだ考え中なのだが、やはり定番のドライトマト、オリーブ、チーズに落ち着きそうな気も。

 この7品を丁寧に作らせていただくことに。今回も全品でのご用意ができないでのご案内に心苦しさを感じつつも、みなさまのお正月のテーブルに添えていただく形で喜んでいただけたら幸いです。
1人仕事のため、ご用意できる量に限りがありますので、ありがたくも注文ご検討の折、お早めにお気軽にお声がけいただければ、と。また詳細についてのご案内も近々作成する予定。今日はひとまずのご案内まで。

カップケーキ、口を縦長に、2口で


週末クラス。教室前に、ようやく。天井に飾っていた切り紙モビールから、昨年作った松ぼっくりモビールに模様替えをし。
今回のクリスマススイーツは「コーヒー風味のカップケーキ2種」。かなり大口だったら、もしかしたら一口でいけてしまうかも、というくらいのミニサイズカップケーキ2種。あれこれ悩んだ末、生地はパウンド生地ベースながら、ふんわりしっとり、のイメージ。そして、今の時期かなり入手しづらいバターではなく、菜種油を使って。ここでバターと比較しての、菜種油でのスイーツのコツを少々。まずのメリットは植物性なので体への負担が優しく、そして計量しやすく、そして、さっぱりと軽い仕上がりに。そして、バターよりも少なめの分量で生地を仕上げることができるので、カロリーも軽減。イメージてしては、バターのバター40~50gのところが、菜種油30gといったところ。同量では油っぽくなる。使い方のポイントとしては、バターのもつ立体感が菜種油では出せないので、その分を卵に託すこと。通常のパウンド作りでは泡立てる工程は必要ないのだが、今回は卵に砂糖を加え、ハンドミキサーでしっかりと泡立てる。そして、粉を加え、オイルを加え。粉、卵、オイル、砂糖、シンプルな材料だからこそ、ゴールに向かう道しるべがきちんとある、というか。
今回はふんわり仕込んだ生地をDURALEXの小さな、小さなグラスにグラシン紙をひき、スプーンで1つずつ落とし入れていく。お菓子の型については、欲しいなあ、と思いつつ、なかなか1つの目的のために、の購入は難しいもの。できれば、いくつもの使い方が思い浮かぶもの、それもお菓子作りだけについてではなく、がありがたい。もしくは、手持ちのものが使えたら、なお良し。ということで耐熱グラスはなかなかの活用力!
トッピングは手軽なものを2種。1つはクリームチーズに粉糖、そしてやや多めのラム酒を加えたもの。カップケーキにクリームをのせ、仕上げにラムレーズンとオレンジピール、アーモンドなど。もう1つはくるみとラズベリージャムをトッピングしたところにホイップした生クリーム、そして仕上げにガラムマサラをパラリパラリ。そう、あの、カレーの仕上げに加えるガラムマサラ。ベリーのジャムと生クリームとほんのり香るコーヒー生地との相性は想像以上。何度も口に運んだ結果、口をかなり縦長に開けて、2口でいただくのが一番おすすめかも。

1歳半健診とケーク・サレ


買い出し帰り、ちらっと立ち寄った絵画展「森の精霊たち  フィリップ・ジョルダーノの世界」。今年のくにたちボージョレヌーボーの原画など。もともとは、メキシコの昔話をイメージした作品だとか。他にもポップでどこか幻想的な作品が並び。
今日はゆふきの1歳半健診へ。11.64kg、81.2cm。虫歯なし。健やかなる成長。同じ頃のあてはより、身長体重ともに若干少なめ。若干。気づけばもう1歳半。こちらの言葉はほぼ理解し、個性もだいぶ明確に。あとはこれとこれ、予防接種に入ってくださいね、と、ついつい行き忘れていたものあり。そして、気づけば履いている靴もそろそろサイズアウトか、と、2人目の子ならではのこちらの気の抜けぶり。今の言葉はまだ、「ポッポー」(機関車)、「おいしー」、「ギュンギュン」(あてはの真似、スターウォーズの効果音か)など。そして、これからはたくさんの言葉が出てくる、小ネタに尽きない時期。
今日は「しゅんかしゅんか」で買ってきた今日採れ、みずみずしい白菜の青い部分とベーコンを使って、ケーク・サレを焼く。ほんのり優しい甘みもあり、塩味もきいた、その名の通り、塩味のケーキ。ケーキというとややニュアンスが伝わりづらいものもあるのだか、あくまでもその形状のこと。フィリングの取り合わせで食事用から軽食、お酒のつまみ、そしてスイーツとして、などなどかなりの応用力。私も大好きな一品。今回はおせちの一品に取り入れてみようかと思案し。昔と違って、今のおせちは1.2日で食べ切る場合も多いのだが、仕込んで数日のおいしさの経過を眺めてみることに。ということで、1日1切、のはずがすでにハイペース。
我が家のネットワーク復旧がなんと12月あたまになる気配。悲しくも恐るべく不自由さ。急ぎでのご用件などなど、しばしiPhoneのみでの対応に。1日も早い復旧を願って。

     

クリスマスにロールキャベツ



大崎出張教室へ。今回はクリスマスメニューということで、こちら国立の教室と同じくのミートパイに、リクエストのあったロールキャベツ。私も先日、試作を兼ねて久々に仕込んだのだか、定番そうで意外と作らないメニューの1つかも。みなさんに聞くと、なんとなくキャベツの下処理が面倒かも、などの声。
今回は下ゆでよりもずっと手軽に電子レンジで。耐熱ボウルなどに必要な枚数のキャベツを入れ、かなりかさ張っても気にせず、しっかりラップをかけ。ここでの密閉がポイント。熱の回りはもちろん、野菜からの水分を逃がさないので、蒸し上げる感覚、かつ、野菜のおいしさ、特に甘みも閉じ込められるはず。私のロールキャベツレシピの特徴は材料の1つ、少々のごはん。かなり少々、なのだが、密かな名脇役ぶり。ひき肉ベースのフィリング全体の接着剤の役割とジューシーさを引き立てる役割。なので、ロールキャベツにありがちな、キャベツとフィリングの間に隙間が、ということなく、なかなかの一体感のまま、口に運ぶことができるはず。今回はホールトマトと水半々に少々の薄力粉を加えて、煮込むこと20分。煮込みすぎずにキャベツはトロトロまで柔らかくはせず、フィリングは味のあるジューシーな、と両者の兼ね合いで。器に盛り付けて、サワークリームを添えて、今日はディルをあしらい。
今日は、ありえない忘れ物など。パイ型2種。まずは1人あたふた。ミートパイはバットで代用。デザートのクリスマスミニパイは、型なしでスクエアにはカットすることに。そんなとき、「型を持っていないから、この方が勉強になります!」などなど、優しすぎるみなさんの言葉に今日は完全に甘えてしまい。焼きあがったパイに1人分だけ、デコレーションをし、他の料理も仕上げ、今日は急いで、一足先に退散させていただき、一路国立へ。
今朝、いつもより遅く起きたあては。まだやや微熱ながらも、事情を話したら、「今日は幼稚園に行けるよ。」と登園の支度を始め。終わったらすぐに迎えに行く約束をして送りだした朝。それから、こちらも微熱のゆふきをいつも通り、預かってくれた東久留米の父母。「こっちは大丈夫だから、いつも通りやってらっしゃい。」の言葉に支えられて。
園に着くとうれしそうにこちらへやってくる笑顔。そして、久しぶりにあてはと2人の帰り道。改めて、みんなの、時に体を張った協力のもと、仕事をさせてもらっているのだなあ、と。
今日のメニュー
・冬野菜のザジキ
・ミートパイ
・ロールキャベツ
・クリスマスミニパイ

雑煮仕事


教室ラッシュの今週。と、朝からやや熱っぽいあては。珍しく幼稚園には行かず、家にいたいという。ということで、生徒さんたちに事情をお伝えし、2階で過ごすあてはの様子を時折見にいきながらの教室とさせていただく。
毎年この時期恒例の雑煮。今までに何種類の雑煮を作ってきたことか。ご当地雑煮の数しれず。毎年こうやって、各地の雑煮巡りレシピ。今回は「千葉風雑煮」。清汁仕立て、仕上げにのり、青のり、そしてかつおぶしを天盛りに、と房総など海に近い地域ならではの磯の香りふんだんな雑煮。まずはていねいに一番だしをひき、里芋を六方にむき、水菜を切り揃え、餅を焼き。ほどよく背筋がピンとするような雑煮仕事。仕込んだ具材を椀に盛り付ける。盛り付けにポイントがいくつか。まずは餅をおき、彩り良く野菜を盛り、霜降りした肉を盛り。一通り盛り込んだところで、改めて手直しなど。右手の菜箸と左手の指先を使って、全体をキュッと中央に寄せて、立体感を出し。そして椀の余白を引き立てる。それから温め直した汁を具材の回りからはる。せっかくの盛り付けを活かすように、回りから。瞬間、焼いた餅の香ばしい香りが広がり。そして、仕上げにのりやかつおぶし、そしてふりゆず。なるべく汁があたたかいうちに一口、口へ運びたいもの。思わず声がこぼれるしみじみとした味わい。やっぱりおいしい椀は心にまでおいしいが届くような。毎日とは言わずとも、生地から仕込むミートパイ同様、よおし、今日は!というほどよい気合いのもと。
無事みなさんを見送り、あてはの元へ。まだまだしんどいよね。小さいながらも、私の運命共同体として、がんばってくれている我が子たち。教室終盤から、そして教室が終わってからも、子供たちのサポートをしてくれたシッターの彼女の協力のもと。

今年のなます、炒めます!


我が家のネットワークがオフライン状態に。もちろん、音痴な私にはなんの手だてもなく、待つのみ。それでもやっぱり記し留めておきたい日々を遅ればせながらに。iPhoneからの気まぐれ更新。画像はネットワーク復帰次第、後日改めて。
週末クラス。毎回、みなさんで担当メニューを分担し、作っていく教室スタイルなのだが、今日は私の予想を反し。まずはスイーツのカップケーキから手が上がり、なますに栗きんとん、とおせちレシピ、そして千葉風雑煮と続き、最後のお2人でじゃあ、とミートパイ担当、の流れ。
今回のおせちレシピの1品は、「炒めなます」、これが予想以上のおいしさ。なます、というと、大根とにんじんの千切りを甘酢に漬けたものがあまりに定番。私の毎年のおせちでも、「彩りなます」と称して、大根、京にんじん、紅心大根、きゅうり、セロリ、りんごなどを使ったやはり千切り野菜の甘酢漬けが定番。今回は変化球を、ということで。拍子木切りにした大根、京にんじん、紅心大根、油揚げ、しいたけなど。油でさっと炒めて、仕上げに合わせ酢を回し、香り付けのごま油少々。色味と香りの三つ葉にごまを散らし。器に盛り付けつ、ゆずをあしらう。まずはその彩りの美しさ。そして、ほどよく酸味と甘みを感じながらコクもあり、思わず箸が進むおいしさ。あたたかくても、冷めてもよし。お正月に限らず、日々のおかずによし、お酒のあてにもよし。ポイントはまず炒めるときの、少々の水。たとえば、野菜炒めなどするときにもそうなのだが、油をあまり使わずにある程度のかさのものを炒めたいときに、効果的。火の回りが一気によくなり、焦げ色をつけずに炒めることができる。ただし、入れ過ぎに注意。炒める、ではなく、煮る、になってしまうので。ちなみに今日は7人分で大さじ2から3ほど。炒めすぎずにややシャキシャキ感が残る仕上がりに。一足も二味も早い時期におせちをつまみながら、お正月の予定話など。

「ラーヤ」のイベント、無事終わりました


 「ラーヤ」さんのイベント2日目。今日の納品を済ませ、予定時間通りにお菓子の販売。「昨日は買えなかったから。」と雨の中、再び足を運んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。
 今日は昨日の3種に加え、「ケーク・サレ」も並び、陳列にまた違ったニュアンスが。お菓子のそばにスタンバイして、来てくださった方々とおしゃべりをしながら、お菓子を撰んでいただきながら。料理もお菓子もよりおいしくなるように、と日々、こつこつと作り続けているものの、やっぱり、こうやって、みなさまのお口に届いたときに、きちんと喜んでいただけるものになっているのかどうか、そんな想いはいつも頭の片隅に。そんな時、特に今回は1番の冒険であった「干ししいたけのサブレ」にうれしいお言葉をいただき、思わず飛び上がりたくなる瞬間。
 無事、本日分も完売し、ほっと胸を撫で下ろしつつも、本当は。もともとお話をいただいた際に、スペースの一角にてお茶と一緒にお菓子をつまんでいただけたら、なんて話も。が、流れが落ち着いた頃にはつまんでいただくお菓子はなく。ありがたことではあるのだが、どことなく心残りも。
 それでも、今回、こうやって、「ラーヤ」さんのイベントに参加させていただいた価値。お誘いいただいたときに、「大人の文化祭」のイメージで楽しくやりましょ!、と。私にとっても、まさに、そんなフレーズ通り、の2日間となり。イベント自体もそうだし、それまでの準備など、常に一人仕事がベースの私にとっては、同じ方向に向かって、心繋がる、そんな感覚がなんともなんとも心強く。
 今回に向けて、今までに積み重ねてきたことを改めて見直し、そしてさらに前に進む準備がだいぶできたのでは、と。お菓子のトータルプランから保健所の申請、そして念願のラベルも仕上がり。さて、来年には少しずつ少しずつ、おもしろい展開を企みながら。と、その前に、あっという間に11月も下旬、ということで近日中に来年のおせちについて、ご案内など。
 ここ数日、どことなくばたばたと過ごしていたので、落ち着いて過ごす午後に、今日の雨はぴったりだったのかも。なかなか引っぱり出せずにいたクリスマスツリーを出し、今日は松ぼっくりを飾るところまで。そして、いつもの日々が戻る実感。夜、飲みかけのボジョレーを飲み干し(飲み干され、か)。今年の、くにたち2011オリジナルラベル、そこそこのコクもあり十分おいしく堪能。そして、秋の国立の街の風景をイメージしたラベルがポップでどこか幻想的、と毎年恒例のこの時期のお楽しみ。明日からの教室に向けて、のエネルギーチャージ。
 改めて、まずは今回お声をかけてくださリ、あたたかいサポートをしてくださった「ラーヤ」のみなさん、そして、本当にすてきなラベルを作ってくれた大切な友人かなさん、それからお菓子を買いに来てくださったみなさん、最後にいつもながら私を支えてくれている我が家の3人に、心から感謝の意を込めて。
プロフィール

くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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