
草津紅葉旅行へ。1日目。草津へはやはり紅葉時期などに何度か立ち寄ったことはあるのだが、のんびりと滞在するのは今回が初めて。子どもたちが生まれる前には、大抵はまだ暗いうちに出発し、眺めのいいスポットでの日の出を待ち、旅のテーマは「風景(特に滝がメイン)と食」、そんな旅を繰り返してきた。今はそういう想いを大切にしつつ、子どもたちのペースを大切にしつつ、といったところ。
昼前には草津に到着し、まずは散策へ。湯畑をメインに温泉街情緒溢れるここ草津。坂道を上がって、下って、路地を曲がって。門をくぐり、すっかりの紅葉景色に囲まれた、石階段を上がりきると、なんともレトロな洋館。「地球屋 草津」にて今日のお昼ごはん。気になって、思わず注文したハンバーグには地元産のこんにゃく(粉末)がなんと生地の60%も入っている、とのこと。もちろんのカロリーオフながらも、パサつきやもの足りなさなどまったくなく、驚き。2階のギャラリーにて、「後の雛」が飾られ。1年の後半、を意味する、この10月頃に、雛人形や五月人形を虫干しを兼ねて飾る、という風習だとか。紅葉色に負けないくらいの一面の朱。ふと思えば、雛人形と五月人形を同時に眺めるなんて、そうはないことかもしれない。
またまた細い坂道をあっちへ、こっちへ。温泉街を散策しながら、再び湯畑にたどり着き。そろそろ早めのチェックインへ、と車に乗り込む際に、まずはオレンジジュース浸しになったゆふき、そしてそれにあたふたとしたせいで、ワインのボトルを落とす。あっという間に、ふわあと一面芳醇な香り。1つにひっかかると自ら悪循環に陥っていく私。そんなとき、ただ気落ちして役立たずな私を宥め、「さあ、ほら、証拠隠滅!もう1本買いに行こう。」とパーキング一面ぶどう色の海をきれいに片付けてくれただんなさん。なんだか、こんなシーンは遠い昔から思い返してみても、限りなく思い浮かんでくる。
今回連泊するのは、ホテル&スパリゾート「中沢ヴィレッジ」。お部屋からは森の紅葉が一望。夜、時折、子どもたちの寝顔を眺めながら、のワイン時間が一番の心落ち着くときとなり。

一気にどことなく、「冬」の気配すら感じるような。冬生まれの私には心地よく。のんびり構えていた来週分、一気にレシピ仕上げと試作、そして、仕上がったばかりのレシピをなんとかすべり込み送信。偶然にもお互いに明日から旅行、ということでの、すべり込み。
月に1度の出張教室では、和食リクエストが圧倒的に多い。今回については、先月の和食に続いて、ということで、「和食」のカテゴリーではあるものの、フレンチやどことなくチャーニーズの要素を取り入れたり、と「創作和食」に持っていくことに。だからこそ、の可能性の広がりが楽しくもあるのだが、調味料の組み合わせ、どちらにしようかな、など。
リクエストいただいた食材の1つ、「白菜」を使って。以前、こちら「くにたちの食卓」の教室、イタリアンレシピで好評だった「きゃべつと新玉ねぎのズッパ」をアレンジして。「白菜と玉ねぎのスープ」。材料は白菜と玉ねぎ、そして少々の豚肉、そして今回は昆布、しょうが、あとは塩のみ。すべての食材からの優しいだしが引き出され、シンプルに、まっすぐにおいしいスープ。仕上げに、少々の薄口しょうゆ、少々のEXVオリーブ油、少々のごま油、なども試してみたのだが、結論、加えてしまっては、本当にもったいない。堂々と塩だけでの優しく、芳醇なおいしさを楽しみたい。まさに引き算の和食。そして、白菜をコトコト、がなんとも今日の空気と合い。
和食だけじゃなくて、他の料理も作るんですね、などと言っていただくこともあるのだが。たとえば、今日の「白菜と玉ねぎを汁仕立てにしよう。」と思ったときに。昆布としょうがで和食仕立て、長ねぎにしょうが、ごま油でチャイニーズ、仕上げにおろしにんにくで韓国風、にんにく、仕上げにEXVオリーブ油でイタリアンの仕上がり、フレンチ仕立てにするなら仕上げに軽く泡立てた生クリーム(もちろん甘さなし)に少々のカレーパウダー、など。広がりはまだまだ。テーマの食材やテーマの調理法を軸に、調味料やベースの食材のアレンジで一気にレパートリーは広がり。ああ、この辺りは語り出すと止まらなくなるのだが、切り上げて、明日の準備をしなくては。

午後からのキッズ教室に向けて、準備を進めつつ。今回は初めての試み、子どもたちのみの参加、ということで、まずはママへのお手渡し分のミニマフィンを焼き、こちらもお手渡しのレシピを用意し。我が教室ではすっかりのベテラン選手、彼女が今日はサポート係をしてくれることになり。
準備を終え、そろそろ園から帰宅する子どもたちをピックアップし、まずはデッキスペースに園グッズを並べ。教室を通り抜け、奥の和室にておもちゃを持ち出さんとするあてはを引き戻し。まずはみんなでお茶を飲みながら、キュートな自己紹介など。そして、全員が揃うまでに材料の紹介など。今回はハロウィンに向けてかぼちゃマフィンを作ろう!の1回目、ということで、粉、かぼちゃパウダー、砂糖、卵、牛乳にオイルなど。
最初に大きなボウルに卵を砂糖を入れ、順番に泡立てる。最後は私が一気に泡立て。最初はさらさらの黄金色だったものが、白くもったりと変化していくおもしろさ。今度は、粉を加え、小さな手で一生懸命に粉をふるい。さっくりと混ぜた生地を(この、さっくり、が一番のポイント)、各々に型に流していく。例えば、スプーンで生地をすくう作業、生地を型に落とす作業。いつのまにか両手に生地が。そしてその手でスプーンを握り、など。こういうときにはやっぱり、大人のさりげないサポートが必要。少しずつ、少しずつ慎重に生地を流す子もあれば、大胆に、型の周りに生地をいっぱいつけながら、の子もあれば(もちろんあては)。最後にナッツなどをトッピングし、オーブンへ。
焼き上がりも待ちながら、今度は、「ハロウィンピック」作り。楊枝にラベルシールをつけ、旗にし、ハロウィンシールを貼り。やっぱりこういう作業はみんな大好き。自分の分、ママの分、パパの分、大阪のおじいちゃん、おばあちゃんの分、お友達の分、などなど次々に仕上がり。まずは、事前に焼いたママへのおみやげマフィンにピックをさし、袋に詰め。そして、マフィンが焼き上がり。
目の前の自分のマフィンにハロウィンピックをさし。今日はアイスクリームを添えて、みんなでいただきます!一気にみんなが静かになる瞬間。そして、みんなでマフィンを頬張る姿のいとおしいこと。
子どもたちが材料と触れ、お菓子が焼き上がリを待ち、と楽しいキッチン時間を過ごしてくれていたら幸い。私自身、実際にやってみて感じること、気づくことは大人の教室以上。それから、作ること、以外でのよりきめこまやかな配慮とサポートが必要、と反省点あれこれ。が、いつもとはまた違った角度から、「食」に関わるおもしろさ。いつもとはまったく違った角度。そして、子どもたちのまっすぐな姿。
改めて、サポートを買って出てくれて彼女に、それから、いつもと違った形での依頼にも対応してくれたゆふきシッターの彼女にも心から感謝。

我が家にて打ち合わせなど。話でのやり取りが、まずは、の形になって上がってくると、一気にイメージとして浮かび始め。が、まだまだ自分の中での1枚のイメージにはなりきらず、宿題とさせてもらうことに。「後から時間がたったら、ふっと見えてくることも多いから。」の言葉を信じて。
今日のお昼の議題は、「生き抜く力を持つ男の子を育てるには」、と銘打って、聞きたいこともあれこれあって。テーブルには久しぶりの「柿屋ベーグル」のもっちりベーグルに「国立マフィンフィールド」のしっとりマフィン。ベーグルに合わせて、きのこと鶏肉のリエットにスパイスかぼちゃディップ、アボカドディップなど。それから、秋の味覚「きのこのポタージュスープ」。ポタージュスープを作るとき、例えば今日のきのこもそうなのだが、野菜だけではとろみがつきにくときには、野菜を火にかけながら、少々のお米も加える。きのこは火が通りやすいので、生米ではなく、炊いたご飯を少々。とろみと一緒に優しい風味もどことなく。密かな隠し味なのかもしれない。
第1子のこととなると、ついつい当の本人よりも親のほうが力みがちな。そんなときに優しく、かつ客観的な目を持って、我が子に向かう姿はさすが3子の母。「いいところを大切にしてあげたい」、そんな想いを再認識できた、有意義な息抜きの時間となり。
彼女の言葉通り、夜、静かな時間、すーっとイメージが沸いてきたかも!多分。

噂には聞いてきた「もみじ市」へ。多摩川の河川敷にてお菓子やさんやパンやさん、食べ物やさん、クラフト作家さんの展示やワークショップ、古道具屋さんなどがずらり、の青空イベント。が、青空が暑かった日。
到着早々、まずはお昼ごはんを調達。噂には聞いていたが、たいていのお店には行列ができているので、気になるところをぱぱっと回り。橋の下の日陰にシートをひいて。おにぎりも持ってきて大正解。おにぎりと調達した戦利品を並べて、のお昼ごはん。印象的だったのは、「たかはしようこ」さんの「エジプト塩食堂」、野菜プレート。クミンやコリアンダー、ナッツなどを香ばしく炒ったスパイシーな塩をトッピングに使ったり、混ぜてあったり、とシンプルな野菜のおいしさを決して邪魔はせず、絶妙なアクセント。スパイスの価値たるや。それから、「北川ベーカリー」のおやきにワッフル、「わいんのある12ヶ月」のワインにビスコッティなど。今回はそのお味はもちろん、それぞれのネームラベルやラッピングなどにもじっくりと目を向けてみたり。
お昼ごはんを終え、古道具屋さんをのぞいたり、大学生によるジャグリングパフォーマンスを観たり。ああ、ついついの母目線。失敗しませんように!、など。そして、お友達ファミリーと落ち合い、芝生の上をうれしそうに走り回る子どもたち。そのうち、川沿いに棒をたらし、釣りごっこなど。サメとクジラがすぐそこにいる設定に盛り上がる、盛り上がる。
帰宅後の夕方、そういえば、と、スパイスの棚から、インドのスパイスミックスを取り出し。ホールのクミンやコリアンダー、フェンネル、ごまなどがブレンドされたもの。まずは油で香りを出し、今日はかぼちゃをさっと蒸し焼きにし、ペーストにし。口にしたときに、ふわりエキゾチックな香り。まだまだ子どもたちの口にはスパイスが強いものはNG。子どもたちのみならず、特にホールのままのスパイスは私以外NGのようで。が、大好きな私としては、時に恋しくなり。スパイスやナッツを乾煎りし、少々の塩を加え。私の分だけにトッピングすれば。おひとりさまスパイス、プチ朗報!

教室スペースに少々の補修をすることになりそう。ということで、ホームセンターへ下調べへ。「ひとまずの方向性は見えてきた!」のありがたい声に託し。
来週からのキッズお菓子教室に向けて。今回はハロウィンに向けて、子供たちと「かぼちゃマフィン」を作ることに。生地を流す作業など、我が家のあてはでシュミレーションなど。ああ、そうだよね、そうなるよね、ああ、ああ、など。カップケーキ生地もなんとなくの方向性が見えてきたような。焼き上がったマフィンとカップケーキたちの姿を眺めていたら。そう、形は同じような。カップケーキとマフィンの違いとは。まずは、カップなどの型に生地を流して焼いたものは総称カップケーキではあるのだが。本来は、パウンド生地など粉、卵、バター、砂糖などが基礎材料なのが、カップケーキ。そう、ケーキなのだ。そして、粉、卵、バター、砂糖などに加え、牛乳などの水分が加わり、ざっくり混ぜて焼くアメリカンタイプがマフィン、とでもいえばよいか。マフィンのほうが他の材料に比べ、粉の量が多く、どっしりとした印象。が、この辺りの境界線というか、括りはかなり曖昧ではあるのだが。今回のカップケーキのイメージは、しっとりとしながらも、きめ細かく軽い口当たり。オイルについては、バターではなく、植物性のものを極力分量を抑えて、と考え中。こういうお菓子を考えているときに、いつもたどり着くのが、油脂と砂糖とおいしさとの相関関係。なるべく両者を抑えながら、きちんと「とってもおいしい」仕上がりにするには、をあれこれ模索することになる。今回も然り。
「スターウォーズ」鑑賞をしながら、恐ろしい枚数の写真整理など。数台のカメラで撮影したものを日付け順に並べ、ファイルし。ああ、明らかにアルバムが足りず。

月に1度の、大磯のカフェ・アピッククリオス、試作の日。柳田さんの到着までになるべくの仕込みを進めつつ。
今回のテーマは、クリスマスメニュー。特にリクエストは、「生地から作るミートパイ」。フードプロセッサーを使って、あっという間に練りパイ生地が仕上がる。ここでのポイントは、絶対にプロセッサーをかけすぎないこと。水分の卵を加えてからは、だましだまし、の感覚で。さらさらとした生地が少しずつフレーク状になり、ちょっとまとまってきたところでストップ。きれいに練りあがってしまっては、NG。サクサク感のない、引き締まった生地になってしまう。最後はやっぱり優しく、繊細な「手」で生地をまとめ。プロセッサーにしても、例えば圧力鍋にしても、利器を使う価値は十分にあると思う。その使い方のポイントとしては、仕上げ7割ぐらいまでを利器に手伝ってもらい、あとはスロー(ゆっくり、の意だけでなく)に仕上げる、というか。
ミートパイでの残り生地を使って。こちらも好評だった、「トルタサラータ」。練りパイ生地を伸ばし、大きめの丸型などで型抜きし、トッピングに季節の野菜とチーズを少々、そしてオーブンへ。今日は旬のきのこを数種にパプリカなど。この練りパイ生地、通常よりもややバターを控え、生地の半量に押さえ、軽い仕上がりに。イメージとしては、「甘さのない塩味のサブレ」。味をととのえるために少々の砂糖は入るのだが。前菜に軽食にぴったりで、ケーク・サレのサブレイメージとでもいうべく。「サブレ・サレ」。
もう1つ、とっても好評だったのが、「ナッツのブランマンジェ」。ブランマンジェというと、もちろんスイーツの印象、なのだが、今回は甘さなしの前菜として。仕上げに塩とレモン、またはしょうゆ少々、など。今日は仕込んだ「ポン酢ジュレ」をのせて。と、サブレ・サレにしても、ブランマンジェにしても、発想の転換を楽しむレシピ満載、の日となり。
飲食店経営者としての柳田さんに、今日はあれこれ質問攻め。いつもとはまた違った表情も見られ。「料理」そのものだけを見つめてきた私にとっては、ありがたき頼れる存在。

「しゅんかしゅんか」の野菜もだいぶ秋色に。間引きかぶの、ハート型にも映る、小さな小さなかぶの愛らしさ。写真現像やお花屋さん、そしてゆふき歩きなど、予定よりだいぶ長引いた買い出しとなり。
明日の試作に向けて、今日は出来る限りの仕込みを進めておく。今回は一足早いクリスマスレシピ。手軽なフレンチがメイン。教室のときもそうなのだが、何かを取りに行ったりなど、キッチンを1度離れて、また戻ったときに、ふわりと届く香りはフレンチが一番。玉ねぎを炒めた香り、ローリエの香り、バターの香りなど。
今日の一品は、「きのこと鶏肉のリエット」。先日のかぼちゃに引き続き、今日は秋の味覚、きのこを使って。まいたけにしめじにエリンギ、しいたけ、きのこについては種類が多ければ多いほど、相乗効果の香りとおいしさ。玉ねぎ、鶏肉と一緒に炒め、火を止めてから、蓋をして、少々蒸らし、香りを閉じ込めて、フードプロセッサーへ。仕上げに少々のラム酒で風味づけ。そのままでももちろん、ディップにしたり、パンに塗ったり。塩分とラム酒を押さえれば、子供たちの口にも合うはず。季節の野菜と、鶏肉に限らず、少々の肉類とを合わせれば、そのバリエーションたるや。と、想像以上に季節感や色合い、風味を満喫できる一品。
夕方、あてはお迎え前に、ちょっと息抜きに、と、お友達のお家でさくっとおしゃべりをし、そろそろ、とお迎えへ。今日はお友達ママ主催、ものづくり教室「みずたま」の工作教室。今回は園からの集団帰園、そして子どもたちのみの参加、ということで、こちらはありがたくもゆったりの午後となり。教室のテーブルにはずらり並ぶ「ハロウィンランタン」。あてはは、やっぱり、大好きなピンクとゴールドの組み合わせ。
夜、さっそく火を灯してみると、不揃いの小さな窓から、優しい光。光を眺めながら、一生懸命に作っていたであろう姿を思い浮かべながら。

昨日の夜中、ふと気づけば7年前、当時の我が家の新築図面を引っぱり出し、1階教室スペースの図面を起こしながら、ついつい当時の想い出が蘇り。
さて、今日は相談も兼ねて、保健所へ。あれこれ情報収集をし、やや手厳しい担当者との対話をなんとか切り抜け(久々の感覚)。ぼんやりしていたものが、少しずつ具体的になってきた感はあるが、さて、どういう選択肢をとっていけばよいのか、とどこかまだまだ漠然としつつ、の帰り道。教室を始めて、約7年。少しずつながらも、積み重ねてきたものを活かしながら、これから先のことに向けて、「基礎」を形にする時期なのかなあ、と。ラッピング材の調達、ああ、もっとまとめ買いしてくればよかった、と帰りの電車の中で。
明後日の大磯試作に向けて、ぎりぎりのレシピ仕上げと下準備を進めつつ。今回は一足早いクリスマスレシピ、ということで、いつもよりはやや手のかかるものもいくつかあるものの、手間以上の華やかさ、を意識しつつ。ピストーソースやエスカルゴバターなど、ストックしておくとかなり重宝するレシピもあれこれ。と、隣のコンロでは今日もだしの香り。ああ、やっぱりほっとする、というか、香りも身に染み入る、というか。
今日、保健所の方に、「あなたはどんなものを作るのですか?」と聞かれ、うまく伝えられなかった。だって、一言、二言では言い表せないよ~、と心で叫びつつ、なにかうまく表現できないかと模索しつつ。別にここで、伝え尽くす必要はまったくないのだが、自分自身が消化不良だった、というか。きっと、価値ある「基礎固め」となるはず。

運動会での代休、とはいっても、いいお天気に誘われて。一橋にて、お友達と気ままに駆け回り、あっちへ、こっちへ。そして、ごくごく普通に一緒に混ざっているゆふき。一緒になって、あっちへこっちへ。午前中ならではの、ゆっくりとした時間が流れ。
と、いつにまにか幼稚園のお友達たちと合流し、青空ピクニックランチ。ありがたき、用意周到ぶりに完全に便乗。この季節ならではの、手近で心地よい時間。
今日は、まずは気の向くままにの配合で、カップケーキの試作など。正直、まだ生地のイメージがあいまいなので。粉、卵、砂糖、油脂、水分。それらをどうチョイスし、どう合わせていくか、この辺りは正直、料理よりも悩ましいものがある。だからこそ、のおもしろさなのだが、おもしろさ、と言い切れないことも多々。こんな感じに仕上げたいから、材料は、配合は、そんな流れを作ることができる日が、果たして来るのだろうか。
今日の仕上がりは、かなり「素朴」な印象。トッピングでだいぶ印象は変わり、コクが付け加えられるのだが、もっと、しっとり、コクのある生地を目指して。「半分こしよう。」とあてはが私に手渡してきたのは、親指のつめほど、だったかな。もうちょっとはあったかも。
今日も、予想通り、朝から、「今日は遠い、遠い、遠~い公園に行きたい。夕方まで帰ってこられないくらい。」とか。「長~い映画が見たい!そしたら、プールに行けないよね。」と、伏線ではなく、ストレートなアピールなど。泣き顔でのスタート、終わる頃にはふざけてみたり、このパターンはしばらく続くのか。