
軽井沢の旅 2日目。鳥のさえずりで5時前には自然に目が覚め、もちろん、ゆったり朝風呂時間、と醍醐味を満喫。そして、朝の散歩という名の山菜探しなど。朝食にいただいたミネストローネがそれはそれはおいしかったこと。
今日はみんなでドライブしながら、小諸方面を目指す。まず立ち寄ったのは、「海野宿」。昔ながらの風情ある街並みにはおみやげやさんや資料館など。散策しながら、立派な卯建や格子に惚れ惚れ。そして、ちょっと脇道に入ると、ますますタイムスリップしたような。
そして、今度は上田方面を目指し。ふと、想い返せば、ちょうどあてはが今のゆふきくらいの頃にこの地を訪れた記憶。あてはがその旅行の時にかぶっていた帽子を今はゆふきにかぶせては、落とし、かぶせては落とし、と基本的に帽子嫌い。上田・旧柳町の町並みの一角にある十割蕎麦「大西」にてお昼ごはん。本当は、温泉街にあるこちらの支店に行きたかったのが、スケジュール合わず、こちらへ。そばの実の芯だけを使った真っ白の「更科」と甘皮まで入った「田舎」を食べ比べなど。続いて、前回は奥のレストランで食事をした「ルヴァン信州上田店」へ。そう、富ヶ谷ルヴァンの支店。ということで、一歩足を踏み入れた瞬間に全身においしい粉の香りが染み渡るような。小道に入ったところの湧水にて靴を脱ぎ、足をちゃぷちゃぷする子供たち。母がみんなでおやつに、と選んでくれたナッツとドライフルーツがぎっしりの焼き菓子のようなパンをみんなでつまみ。フィリングをつなげる分だけの少量の粉でまとめているような、中身がぎゅぎゅっと詰まったもの。ドライフルーツの甘さが十分に生かされ、しみじみとおいしい一品。
小諸方面に戻りながら、「懐古園」に立ち寄り。みんなでたんぽぽ笛を鳴らしたり、四つ葉のクローバーを探したり。
そして、今日は盛りだくさん、夕方前に軽井沢アウトレットに立ち寄り。ささっと買い物を済ませ、思いがけず、駐車場片隅の芝生にてのんびり。自由気ままにじゃれ合うあてはとゆふきのベストショットが撮れたのでは。
夜、ラウンジにて「おうちごっこ」に夢中、もうすぐ5歳のあてはと2歳の琉啓くん。そして、もちろん参戦するゆふき、今日で1才の1ヶ月。やけにこんがり小麦色、なのは私との日々の生活の証、か。

まずは東久留米の実家へ向かい、車2台にて、みんなでの軽井沢旅行1日目。
昼前には、緑まぶしい軽井沢に到着。今日のお昼は、「庵 大嶋」にて。一面ガラス張りの向こうに涼しげな緑を眺めながら。コシアブラ、タラの芽など山菜の天ぷらは口にした瞬間の、ふわあと広がる新しい緑の香り。と、1つ1つていねいな料理をいただく。食後にいただいた「木の芽のアイスクリーム」には感激。
軽井沢銀座周辺をふらりと散策してから、中軽井沢・星野エリアへ。ハルニレテラスを通り越して、ほどなく到着。以前の、みんなでの伊東旅行に引き続き、今回も義弟くんの会社の保養所ロッジにて2泊の旅。それも、今回は当の本人不在、というかなり心苦しい設定ではあったのだが。一面、しっとりとした緑に囲まれた、それはそれは静かなロッジ。
チェックインしてから、すぐにわが家族は車で嬬恋方面を目指す。だんなさんが仕事でお世話になっている写真家さんのお宅を目指して。途中、一面のキャベツ畑(まだ、小さな苗だったので、確信はないのだが、嬬恋、といえば、、ということで)を抜けて、住所も知らず、記憶だけを頼りに走り続ける様子。本気で迷った?という頃に到着し。「こちらへどうぞ。」と、デッキのテラスに案内していただき。目の前の庭には、日々撮影にも使われている木々。優しい力みなぎる新芽たち、とまさにこれからが新緑の季節。そして、大きな2本の松の木にはブランコがかけられ。うれしそうにまたがるあては。こういう眺めやこういう空気が日常とは。帰り際、庭の植物あれこれを分けていただき。
駆け込み、やや遅刻でロッジに戻り、そのままみんなで夕食のテーブルを囲み。メインにいただいた「信州ハーブ鶏のマスタード風煮込み」、驚く肉厚でしっとりとやわらかい鶏肉にコクがありながらも、マスタードでキュッと引き締まったソースがなんとも相性よく。
夜、子供たちが寝静まってから、静かなラウンジにてコーヒーを飲みながら、1人時間。この時間はなにがあっても必須。明日も子供たちと一緒に寝入ってしまわないように、と心して。

お菓子発送に向けて、「ポルボローネ」の仕上げから始まり。ほどなく作業台には一通りのお菓子が並び。お菓子についても料理についてもそうなのだが、日々の「少量」と、「まとまった量」の違いを痛感。例えば、材料の加え方、粉の混ぜ方、加熱の仕方、そんな違いが仕上がりにどこかしら顕れてくる。日々、「少量」に慣れている、ということも大きいのだろう。お菓子については、やっぱり、後から想うことがあれこれ。カットするものはカットをし、それぞれを袋詰めし、パズルのように箱に詰め、苦手なラッピングをし、無事仕上がる頃に、私からの熱いプレッシャーを感じたのだろうか、いつになく長い昼寝から目覚め、すっきり顔で私を探しに来たゆふきと目が合い、お互いににこり。絶妙なタイミングで目覚めてくれたことに感謝。お陰様で、いつになく落ち着いて、の時間となり。どうか、みなさまのお口に合いますように、願いを込めて。私自身、いつもの仕事とはまた違った、ほどよい緊張が、ほどよくほぐれ。
すっかり夏のような日差し。大学通りのベンチにて、うれしいお茶の時間など。こういうのが、「幼馴染」っていうのかも、そんな2人を眺めながら。ときにじゃれ合い、ときにベンチの後ろに隠れて、なにやらコソコソ、など。文房具屋さんの脇にて2人を待つ。200円を持って、あてはが買ってきたのは、縄跳び。やっぱり大好きなピンクなのだ。

朝からお菓子の仕込み。詰め合わせにはほぼ毎回登場する「コーヒー風味のマドレーヌ」、今日は上々の仕上がりにほっと。最近は詰め合わせの約半分から2/3はバター香る焼き菓子、残りはバター不使用、菜種油などを使った優しい焼き菓子、のバランスにすることも多く、数種類をそれぞれに楽しんでいただけるように、とあれこれ試行錯誤。菜種油を使った焼き菓子の1つ、「ごまボーロ」。粉の約半量、たっぷりのごまが入った、ちょっと塩味もアクセント、ホロホロと香ばしい、お気に入りの一品。いざ仕込もう、と計量を始めると。やっぱり今日も。なくてはならぬ、白ごまのストック、チェックミス。さすがに買い忘れすぎでしょ、私、と。ここまでくると、苦笑いもできないほど。午後に予定していたラッピングものなどの買い出し含め、急遽、買いに走り。日々、こういったお菓子発送はさほど頻繁ではないため、今なお、不慣れな状態。つまりは、仕込みはまだいいのだが、その周りのことについては手こずる、手こずる。箱をどうするか、梱包をどうするか、ラッピングをどうするか、などなど。選び終えた頃には妙な疲労感。帰宅後、すぐに「ごまボーロ」の続きを、とも思ったが、こういう状態でのお菓子作りはその落ち着かない気持ちがそのままお菓子に現れてしまう、という悲しい現実。今日、明日の流れを再調整し。
幼稚園お迎え前に一息、とびっくりするほどおいしいアイスコーヒーをいただき、ありがたいほどに心落ち着き。今日は、園帰りにちょっとした雑木林に探検!、とうれしそうに駆けていく子供たち。オリジナルの設定で盛り上がる子供たちの声を聞きながら、スーッと心地よい風が流れ。
「ああ、もうちょっと焼きを控えればよかった~!」。あれがうまくいけば、これはもうひとつ、これがうまくいけば、あれはもうひとつ、今の私のスイーツ現状。夕方のキッチンに私の叫びが響き渡り。

出張教室の日取りであったが、今日は教室ではなく、今後の教室の開催や進め方についてなど、改めての打ち合わせなど。ということで、教室を開催してくれている彼女との待ち合わせ。久しぶりの新宿パークハイヤット デリカテッセンにて。テラス席にて、キッシュやサンドをほおばりながら。思わずオーダーした、「アスパラガスとほたるいかのキッシュ」、想像以上にほたるいかの存在が爽やかに主張。サンドにもほどよく赤ワインとほんのりはちみつの風味が生かされ。ふと思い返せば、引越しを数度重ねながらも、彼女宅での出張料理教室をさせてもらって、気づけば早6年。お互いの出産など数度のブランクはあるものの、こうやって、継続できているのも、やっぱり彼女と私との絆なのだろう。思い返せば、中学1年生、12歳のときからのお付き合い。そして、こうやって、じっくりと1対1でおしゃべりするのは、あまりにも久しぶりで、ふと大学時代に何度となく、お互いの家にて夜通しおしゃべりしたことなどを思い出し。そんな幼きからのベースがあるからこその、今、なのだろう。さて、本題。今後の教室について、お互いにとって、そして、楽しみに来てくれるみなさんにとって、より良い形で継続していきたい、そんな想いが共通していることのありがさたに支えられる形で、有意義な一呼吸となったのでは。私自身、アウェイのキッチンでの教室は、ホームキッチンでの教室とはまた違ったやりがい、おもしろさ、そして難しさなど、私にとっても新鮮な刺激となり、大切な記録となり。「改めて、よろしくお願いします。」と挨拶を交わし、次回の相談など。
国立に戻り、駆け足で。今日は、幼稚園お友達ママによる、子供たちの工作教室。切り紙でのモビール作り。ドアを開けると、やってる、やってる。真顔で取り組んでいる様子のあては。が、「少々飽き気味です。」との報告あり。吊るしもののロケットや切り紙などいくつかは出来かかっているものの。ということで、ここからは私も本腰を入れて、なんとが仕上げをめざし。吊るしものが仕上がってからは、もう席にはおらず、のあてはに、時折、呼び出しをかけ、確認をとり、1つずつ吊るし位置を決め、なんとか仕上がり。最終的には「合作」といったところか。帰宅後、窓際に吊るしてみるが、なんとなくなくバランスに違和感があり、少々手直しなど。あてはロケットがほどよく引き立つように修正できた感。この、切り紙モビール、あれこれ楽しめそう。

注文のお菓子作り。今日も、「緑色のナッツなどが入ったチョコレートのお菓子」とのリクエストをいただいた、ナッツたっぷりの「ブラウニー」。昨日は、有塩ではなく、無塩バターでなくては、と作り途中で買いに走り、今日は、「あれ、ココアが足りない!」とこれまた作り途中で買いに走り、と大いに間抜けな日々。久しぶりに作るお菓子は、これまた大いに「行間レシピ」に落ち度が多く。つまりは、レシピには書かれていない大切なポイントが見事に抜け、後から気づいたときにはすでに遅し、など。例えば、今日のブラウニーもベースの生地を仕込み、たっぷりのナッツを加え、型に流し、焼き出してから、あっ、分量内での飾り用ナッツを上に散らすのを忘れた!、など。ああ、いつでも安定したお菓子作りのスキルが身に付くのはいつの日か。仕込みの合間に、今日はうれしい待ち合わせ。一緒に自転車を走らせて、ばら満開の「ひかりフラワー」へ。毎年この時期のお楽しみ、ばら園の中での「くろねこカフェ」。そう、ばらの咲き始めから、咲き終わる頃まで限定で、「くろねこ軒」の日替わりスイーツを、ばらを愛でながらいただくことができるのだ。いただいたミニマドレーヌはしっとりと芳醇。そしておすそ分けしていただいたロールケーキは、しっかりとした卵黄を感じる生地に、コクのあるバタークリーム。おいしいお菓子と一面に咲き乱れるばら、そしてゆっくりとおしゃべり。心身ともに優しく緩み、さて、家に帰って、仕込みの続きなど。
夕方、あてはの体操教室へ。小さい頃に通いなれた体育館ながらも、初めての教室、初めての顔ぶれにほどよく緊張気味。緊張したときや、ちょっと困ったときの合図、手を後ろで組む姿が何度となく。そのうち、楽しくなってきて、笑顔や声が出だし、その後は1時間、ときに真剣顔で、ときに笑顔で、ときに、鼻をほじってみたり、と。途中、私の元へ駆け寄ってきて、「この体操、僕には簡単すぎ!」とうれしそうな笑顔でまた戻り。いえいえ、まだまだできないことだらけですから。ふと想い返せば、この体育館には、あてはがまだまだハイハイだった頃から通っていた記憶。それが、今はこうやって、まったく知らない顔ぶれの中でその場の空気を感じ、指示を聞き、みんなの動きを見て、自分の動きをとれるように、とあてはを眺めていたら、なんだかじんわりきてしまったり。やけにこちらまで充実感あふれる帰り道。
あんまり美人さんではない「ブラウニー」。味は保証つき、ということで。

「和骨董が充実してるから」と、勧められ、ここしばらくタイミングを待ちかねていたところ。高幡不動ござれ市へ。思っていたよりもあっという間に到着し、さっそくの骨董市巡り。しっかりと堪能できるほど、出店数もほどよく、そして相場がだいぶ良心的な印象。ということで、欲しかったサイズの豆皿や大皿など。骨董市には昔のおもちゃなどの類も必ず並んでいるので、あてはもあてはなりに楽しめる(というのは、かなり私よりの見方、ではあるのだが)。今日は「これ、後ろのドアが開くんだよ。」とタクシーのミニカーを手に入れ、かなりのご満悦。と、大喜びで、ベビーカーにのせた荷物の整理をしていたら、なんと、戦利品の袋を地に落とし、せっかくの大皿がほぼ真っ二つに、と悲しい出来事など。またタイミング狙って、ぜひぜひ訪れたいござれ市。五重塔を眺め、ふらり散策し。
車を走らせて、新緑まぶしい桜ヶ丘公園へ。山の地形をそのまま生かした広々とした公園。特に気候のいいこの時期、緑の中で広げるお弁当のおいしいこと。そのまま、ベンチにて本気の昼寝する人、怪しい木登りする人、土まみれで歩く特訓中の人、そして特訓中の人をひたすら追い駆ける人。ああ、私だって、ベンチで昼寝したかった。
午後遅くから、注文のお菓子の仕込みが始まる。今日は、「口の中でホロホロ、スーッと溶けるクッキー」、とリクエストいただいた「ポルボローネ」の仕込みなど。まずは粉をじっくり乾煎り、生地が仕上がってから、1つ1つ、キューブ状に成型、とやや手の込む焼き菓子ではあるが、やっぱりその労力に比例するおいしさ。しばし続く同じ作業の間(例えば、乾煎り中、成型中など)には、頭の中をほどよく集中させながらも、ぼんやり何か想う、これって、ちょっとしたお菓子作りの醍醐味かもしれない。たとえば、今日は、この「ポルボローネ」にまつわる想い出などなど。そして、こんな時間のありがたさ。その上、ありがたい時間がそのまま仕事となる、この上ないありがたさ。「ただいま~!」、元気な時間前に成型し終えて、ほっと一息。

「あ~て~く~ん!」、外から声がして、いつの間にか、サイクリングデートなど、とそれはそれは楽しそうな光景がやけに土曜日の午前中らしく。
お菓子材料とラッピングものの買い出しへ。と、仲良しファミリーとばったり。それにしても笑えるくらいに同じような行動パターン。タイミング合わず、帰り道合流とはならなかったものの、こういうときには、びっくり、というよりも、やっぱり、の感覚に近いものがある。
海老と合わせて、今日はズッキーニやゴーヤーなど夏野菜を使ったチャイニーズ試作。食材の下処理として、チャイニーズでの定番の1つ、「油通し」。一気に食材の表面全体を加熱し、うまみを逃がさず、コクも増し、と魅力はあるのだが、実際に家庭ではかなり現実的でなく。レシピに「油通し」、「揚げる」、とあるだけで、すでにNGとなることも。ということで、今回はもちろん「油通し」はせずとも、油を通しての加熱の価値をうまく利用する技。というと、大げさになるが。わが教室ではだいぶ定番となっている過程。食材に油をさっとまぶし、電子レンジで加熱。事前に油をコーティングすることで、食材への加熱力がよくなることと、一気にコクも増し。夏に向けて、ビビットな色合いの食材。

雨上がり、楽しみにしていた遠足へ。と、出発の10分以上前に身支度を怪しく整え、家の前にてお友達の到着を待つあては。こちらもそんなあてはに追われるように準備をしながら。今年も昭和記公園、みんなの原っぱへ。最初から最後まで、きっとなにもかもが楽しい時間なのだろう。お友達とも妙にハグしてみたり、かと思えば、必要以上に照れてみたり(最近はこれが多いのだが)、こちらもそんな姿を眺めるのも、楽しくて。今でも思わず思い出し笑いが浮かぶ記念撮影などを終え、雨上がりのしっとりとした緑の道を進み。子供たちの1年の成長は大きく、昨年は原っぱまでの片道が遠足のメイン?と思うほど時間がかかったのだが、今年はほどなく到着。みんなで丸く輪になって、懐かしいフルーツバスケットゲームなど。ドキドキしながら真剣に走り、ちょっと泣きそうな不安な表情すら浮かべながら、自分の場所を探す子供たちには胸がきゅんとするほど。それに比べて。大人たちの番になると、もちろん、もちろん私も含めて、事前にさりげなく同じフルーツの顔ぶれをチェックし、ささっとあわよくば隣への移動で済ませたい、と。お弁当タイムの頃には日差しも時折ジリジリとしてきたりもしたが、予想気温ほどには上がらず、トータルではかなり過ごしやすい1日だったのでは。ふと1年前の遠足を思い出し。かなり肌寒かった1日。父に同伴をお願いし、まだ生後1ヶ月にならないゆふきを連れて、の参加。そんなゆふきも一緒にお弁当をつまみ、いつに間にか芝生まみれになって、自由気ままに動き回り。と時の流れをしみじみと。ふと、向こうには一面にポピーの花が咲き乱れ。遊具に流れていく子供たち。ほどなく顔を真っ赤にして、お茶を一気に飲み干し。さっきのフルーツバスケットがきいてしまったのか、ほどよく、をやや越えた疲れを体に感じながら、の帰り道。もちろん帰り道も追いかけっこをしたり、じゃれ合う子供たち。と、親子共々、遠足気分大満喫の1日となり。
「荷物が思ったよりも少なくて~。」「私もそう、そう~!なにか忘れ物でもありそうだよ~。」、なんて言っていたら、国立駅にて、財布忘れに気づき。実は時折あるパターン。急遽、お友達に借りたお金を後ろポケットに忍ばせて、時折チャリン、チャリン。遠足気分を盛り上げる演出効果だったのか。

注文のお菓子材料買い出しのついでに、と、今日は坂野千恵さんのわらべうたのイベントに立ち寄り。あてはがまだまだ小さかった頃に伺ったことがあったのだが、ついついあてはペースに動く日々、ゆふきにもそういう時間を作ってあげなくては、と。まだ時期的にちょっと早いかな、とそんな懸念はご無用、終わった頃には、「一番よく笑ってくれたわね!」のお言葉など。千恵さんもおっしゃっていたが、子供はもちろん、大人にとっても、どこかほっと心和む、あたたかい空気。そう、私の方がふっとこういう時間が欲しかったのかもしれない。いろいろおしゃべりもできて、やけ心落ち着く帰り道。
チャイニーズ試作。乾物づいている日々。今日は緑豆を炊く。小豆よりもあっさりとした緑豆のぜんざい。小豆同様、水に戻さなくてもよし、かつ小豆よりも短時間で炊けるのはかなりも魅力。ブラックタピオカ、きくらげなどと一緒にふんわり優しい甘さのパフェ仕立てに。ああ、口の中でまとまるおいしさ。と、雨降りの夕方、すっかりのおくつろぎモードで過ごしていると、幼稚園からの明日の遠足についてのメールが届き。持ち物のカラー帽子、あれ?あては、持って帰ってきた?「かばんに入っているはず!」と開けてみるも、「あれ?」「入れてないはず。」とポツリ。小雨降る中、夕方の幼稚園へ。それはそれは恥ずかしそうに帽子を受け取る姿。