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ぼくのさくひん



 震災から1週間。もっと前の出来事のような気もする。まだまだ悲しい出来事が続く日々、そして、余震や原発問題などに怯えながらも、少しずつ日々の生活に向かいつつ。ささやかながら、今の自分にできることをし。ここ数日始まった計画停電、その日の時間帯をチェックし、それに合わせての流れを組み。真っ暗な時間、今まで感じなかったことにもたくさん気づかされ。週明けからの体調不良、ようやくうさぎ組最後の終業式の今日、久しぶりの登園となったあては。きっと幼稚園に入って初めてなのでは、出発時間よりだいぶ前、こちらからの声かけなしで、いつのまにか園服、帽子、かばんを身に付け。3学期最終日でようやく。そして帰りには道具箱などたくさんの荷物と一緒に「ぼくのさくひん」、1年間での作品が何枚もつづられ。どれも、きっと身を乗り出して、一生懸命取り組んだであろう、そんな姿が目に浮かぶようで。そして、表紙のうさぎの表情に心和む。昼過ぎからの計画停電、気分転換に散歩しながら、久しぶりの一橋へ。停電中、というもあったのだろう、いつになくベンチ率は高く。いつものようにはしゃぎ、走り回り、笑顔いっぱいの子供たち。そして、たんぽぽがあちらこちらに。今だからこそ、こういう優しいパワーの威力。
 この間仕込んだふきみそ。「春ぢがら」がみなさんにも届きますように。 

大地震

 まずは被災地のみなさまに心よりお見舞い申し上げます。そして1人でも多くの方の無事と1日も早い復旧を心よりお祈りして。
 私自身、大地震の5分間まで電車に乗り。下車後、駅前で買い物をしていた最中に、今までに体感したことのない横揺れ。店員さんの指示に従い、大急ぎで外へ出て。慌てて、幼稚園へ向かい。まだまだ続く余震、園庭の中央にみんなで集まっての避難。
 自宅では器が数個の破損に留まったものの、被災地の映像を目にするたびに胸が痛みます。
 今後の大余震の予測と交通網の乱れなど含め、今日の試作の仕事は急遽変更。試作しての発送、となりそうですが、今の自分自身がどう行動すべきなのか。
 そして、不安を抱く中で、我が子の体調不良。おなかの不調と発熱でまったく元気のないあては。被災地では、たくさんの避難所などで小さな子供たちを抱えて、今にも身が壊れそうなくらいに不安な気持ちに打ちひしがれている人たちがたくさんいるはず。とにかく、1日も早い復旧を心からお祈り申し上げます。

春支度いろいろ



 「じゃ、今度は上の子のフッ素ぬりで来ます。」と、ようやく、長かった歯医者さん通いもひとまず終わり。今日は子供たちと一緒に自転車屋さんへ。ゆふきが生まれてからはほぼ封印していた自転車なのだが、あてはを載せていたブリヂストンのチャイルドシートが安全面からのリコールに。無償対応での切り替え、とも考えたのだが、ゆふきの月齢からも後ろ付けのできるシートを見つけ、そちらに付け替えてもらうことに。ポルトガル「polisport」の「Bilby」。まだまだ小さなゆふきを載せて、どこまでも、とはいかないものの、まず行きたいのは、地元野菜の店「とれたの」か。歩くには遠いので、完全に足が遠のいている日々。春休み、新学期に向けて、今日は思い立って、あてはの体操教室の見学など。スイミングにしてもそうなのだが、プログラム内容と同時に日々の送り迎えなど含めての検討。この近さなら、現実的か。NHKの「20分で晩ごはん」ではないが、大げさでなく、「15分でラザニア」を検討中。もちろんオーブン時間は抜きだが、予熱しておいて、オーブンへ、とすれば、思い立って30分後には熱々ラザニアを頬張ることができるかも。そしてなによりも大切なのはきちんとおいしいこと。追記。「20分で晩ごはん」のように、シュミレーション必須、秒単位での流れ、とはならないのでご安心を。

絵本の思い出



 買い物前の束の間、梅を見ながら、ぼんやりコーヒーを飲んで、本当に束の間のおしゃべりをしただけで、胸がすーっとして。ありがたい「束の間」。試作をしながらの、来週分のレシピ作り。春の「和」×イタリアン、「和」×フレンチ、など、と和ベースの融合料理、というとやけに壮大な印象。ついでに、とここしばらくは完全に日課と化しつつ、のビスコッティも焼きながら。試作はもちろん、消費ペースもいつになく速いので、結局はほぼ日課のように焼く、という流れ。「今日のおやつは三日月パンにして!」と朝のあては。最近大好きな絵本に登場してくるクロワッサンのこと。ちなみに今日のは、「バンブー」で調達してきたもの。私にとって、絵本の思い出=絵本の中に出てきたおいしそうな食べ物の記憶、といってもいいのでは。「ぐりとぐら」シリーズはもちろん、「ちびくろさんぼ」のホットケーキや、「くまの子うーふ」のパンとはちみつや何の本か忘れてしまったが、くるみの入ったおもち、などなど。ふと思い返せば、ストーリーは忘却の彼方、ながらも、「食」に関するフレーズには、どんな味がするんだろう、と子供心に限りなくきらきらとあたたかいもを感じていたような。そしてこれは今でも変わらず。あてはのスイミングもそろそろ次のクラス選びを見定めつつ。と、今日もうれしいおしゃべりをしながら、ふと、端っこにてお昼寝中のゆふきの様子をうががうと。あっ、いつのまにか静かに目を覚まし、小学生の女の子たち数人に囲まれ、ほっぺを優しくつんつんされながら、女の子たちの顔をぼんやり眺めていたゆふきなど。

今夜のメインは炒り豆腐



 大崎出張教室へ。今日は久しぶりにゆふきを連れて。今回は春和食。さっそく、と作業が始まると、みなさんのいつにない集中力とスムーズな進みに、あっという間に仕上げ段階へ。日々の食卓にも登場間違いなしの一品が、「春野菜と鶏肉の炒り豆腐」。良質たんぱくの豆腐と鶏肉に、新玉ねぎ、菜の花、グリンピースなどの春野菜をふんだんに。そして仕上げに溶き卵をさっとからめ、と一品での充実度、満足度の高いレシピ。「炒り豆腐」というと、ちょっと地味なお惣菜、そんな印象も一掃すべく鮮やかな色合いを意識した一皿。今回は鶏肉を加えたが、もちろん野菜のみでの、それから他の肉類でも、と応用範囲も広く。肉の分量を増やせば、主菜としても十分な存在に。ポイントは豆腐の水分をしっかりと飛ばすこと。正しくは、豆腐の水切りをきちんとすること。今回は電子レンジで温めた豆腐を布巾でくるみ、重石をのせ。が、なんとなく一手間の感あり、の水切り。とすれば、水切りなしで仕上げるコツも。豆腐を炒める時間を長めにし、炒めながら、豆腐から出てきた水分をしっかり飛ばすこと。それから、使いかけの豆腐があれば、ぜひ、の活用を。そのつもりなく、ほどよく水切りされているので。それからもう1つ、溶き卵を加えてからは、手早くさっと混ぜ、半熟程度で1度ボウルなどに移し出すこと。フライパンに入れっぱなしでは調味料や食材からのおいしさを包んだ卵の、ふんわりやさしい仕上がりが台無しに。いつもながらの、彼女のすてきな器選びとテーブルセッティングですっかりの春演出。春に向けて、みなさんの生活にも新しい風が吹き。子育てをしながら、仕事をすること。彼女の春からの変化が彼女自身にとっても、そして子供たちにとっても、よりよい選択となりますように。
 今日のメニュー ・春野菜のふきみそディップ
         ・春野菜と鶏肉の炒り豆腐
         ・和風アクアパッツア
         ・ビスコッティ

昇華中



 雪が降り出す朝。昨日の疲れはしっかり残っているはず、のゆふきはいつも通りの目覚め。あてははいつもより1時間後回しにことを進め、幼稚園へ登園。昨日の片づけをしながら、いつもよりだいぶゆっくりペースで、明日の出張教室の準備など。そして、気になる確認も含め、今日もしつこくビスコッティを数回焼く。ようやく、なんとなくベースが見えてきた感覚。ここまで来れば占めたもの、一気にアレンジは無限大、その日その時のビスコッティが焼けるようになすはず。イタリア伝統的に素朴な風味、というよりも、だいぶアレンジして、ザクザク、コリコリ、コーヒーに浸さずとも、それだけでいただいても納得の焼き菓子、に昇華しつつ。ビスコッティをつまみながら、昨日のたくさんの画像を見返し、ゆっくり記憶を辿り。妹と出かけるときには雨、に留まらず、雷雨や強風も、と筋金入りの雨女である妹。が、さすがの結婚式、悪天候にもなんとか1日の猶予をいただけたようでなにより。雪はいつのまにか雨に変わり。久しぶりのヒールのせいか、全身の疲れ否めず。2人並んで、ちょこんと座る姿でも眺めながら、のんびり過ごす時間。

結婚おめでとう



 今日は妹の結婚式。親族の挨拶の後、挙式リハーサルに一緒に参加するあては。今日の結婚式ではチャペルを退席する2人の前に立ち、フラワーシャワーを巻きながら歩く、という任務。かなり緊張顔でのリハーサルを終え。そして挙式が始まり。バージンロードを歩く父と妹の姿。無事、この日を迎えることができた喜びやたくさんの想い出が蘇り。最前列で妹の挙式を見つめる両親の後ろ姿をも眺めながら。そして、リハーサル通りに無事任務を果たしたあては。続いて、披露宴へ。親族のテーブルにて、みんなでおしゃべりしつつ、子供たちの楽しい一挙一動にみんなで大笑いし。噂通り、どれをいただいても口が喜ぶおいしい料理ともちろんおいしいお酒と。ゆふきにと用意していただいた食事、特に白身魚のリゾットはこちらが取り分けしてほしいほど。メインの牛フィレのおいしさに一気に食べ終えてしまっただんなさんの元へ、こちらも、こちらも、と親族からの差し入れなど。宣言通り、料理をほぼ完食、堪能している新郎新婦。今回はところどころで「いちご」がテーマとなっている結婚式。というのも、今日から晴れてだんなさまになるクマガヤくんは静岡県でのいちご作りに大きく関わる人。我が家も静岡へ帰省のたびに、上質のいちごをどれだけたくさんいただいたことか。ということで、今日も摘みたてのいちごをみんなで1つ1つウェディングケーキにデコレーションしたり。最後のデザートのお皿「フロマージュブラン」には贅沢にもフレッシュのいちごがそのままソースに。そして、引き出物にはまだ市場に出回らない、特別のいちごなど。披露宴中にもあてはのもう一仕事。お花を新郎新婦のもとに手渡し、お返しのプレゼントの中にもそれはそれは大きないちごが、といちごの香り広がる結婚式。私たち夫婦にとっても、久しぶりの結婚式、そしてあてはとゆふきにとっては人生初めての結婚式。後半ほぼ寝っぱなし、まだまだ小さなゆふきにはその記憶は期待できないが、今のあてはにとっては、あれこれとしっかりと感じるものがあったはず。午前中からほぼ丸1日の長丁場ながらも、こちらも驚くほどにその場の空気に合わせ、時間を過ごし、とたくさんの成長を実感。無事、披露宴も終わり。帰り際、新居へ向かう2人に、「おめでとう~!」「けっこん、おめでとう~!」と大声で見送るあてはの声。ようやく、妹がお嫁に行った日。焼津の実家へ帰宅すると、「パオ、パオ」と父が猫を探す。妹が短大進学のときに、父と母2人が寂しくないように、とここへやって来たパオ。すっかりのご長老となり。が、まだまだお役目果たすため、もうしばらくは現役務めの日々。

明日は結婚式



 明日の結婚式に向け、朝出発し、焼津をめざす。真っ白な雪を目深にかぶった富士に真っ青な海、ほっとする眺め。焼津インターそばの「焼津さかなセンター」に立ち寄り、お昼のお寿司を調達に。ここへ立ち寄るのは久しぶり。だいぶ観光地化した、昔ながらの卸売り市場なのだが、この、「市場」の空気はやっぱり楽しく。昔は地元人として足を運んでいたのに、今はこうやって、観光客として声をかけられる、なんとなく不思議な感覚もおもしろく。そして、焼津の実家へ。テーブルにおすしを並べ、明日お嫁へ行く妹の、結婚前最後のテーブルをみんなで囲むことに。といっても、まったくいつもと変わらない光景。そして、みんなでお茶を飲んで、「そろそろ行くね。」と妹。まるでいつものお出かけのように出かけそうだったが。父と母にあいさつをし。みんなで玄関先まで見送り。父は部屋に残ったまま、静かに見送って。部屋に戻ると、「明日は泣いちゃいそうだな。」と父。大学進学と同時にほぼそのまま家を出た私に比べ、短大時代の2年間のブランクのみ、生まれてから、誰もの予想をはるかに越えてここまでの年月はそれはそれは長く。私は知らない、3人での生活がここにはあって。ぽかぽか陽気の午後、近くの川原へみんなでつくし摘みへ。あった、あった!あっちにもこっちにも、数え切れないほどのつくし。この、つくしのピンと筋の伸びた姿。思わず夢中になって、摘み始め。菜の花を摘むと、これでもかってくらいの春の香り。そして八重の梅など。摘んできたつくしとにんじんやほうれん草などの残り野菜できんぴらに。春の山菜のこのほろ苦さは体と一緒に心の毒素も追い出してくれるはず。明日の妹の晴れの姿をお祝いしよう、とみんなで早めの就寝。

1つ1つ包みながら


 明後日に向けて、プチギフトのラッピングなど。大きな反省を胸に刻みながらも、静かな部屋で、さほど時間に追われずに、1つずつ詰めていく時間。無事すべてのラッピングが仕上がり、テーブルにはずらり並んだ光景。あとは、明後日の結婚式で無事、お役に立てますように。ふと思い返せば、10年以上前、自分自身の結婚式から始まり、大切な友人たちの結婚式にもこうやって、お菓子を作らせてもらってきた。そして、ずっと前から、そう、何年も何年も前から約束していた、ようやくの、妹の結婚式。こうやって、大切な人の結婚式にちょっとしたお手伝いが出来ること。お菓子を作っているときよりも、こうやって、1つ1つを包んでいるときに、いろいろな想い出が蘇るものかもしれない。紙袋に詰めて、1階キッチンの脇に置き。外の空気が吸いたくなったので、お散歩がてら、今日は「匙屋」へ。「匙屋3日間の珈琲店」。青梅の自家焙煎珈琲「ねじまき雲」さんの出張カフェ。ゆっくりと丁寧に入れてもらった、匙屋ブレンドをいただく。とろりとしたコクがありながらも、きりりとして。今回の為に豆と木とをイメージしてブレンドされた、とのこと。コーヒーとおすそ分けのお菓子をいただきながら、おしゃべりなど。ついつい本気で根っこが生えそうだったが、あらら、そろそろ、とあてはの幼稚園での個人面談へ。楽しい報告に思わず、笑いっぱなし。「ビックカメラにはよく行かれるんですか?」かなりの頻度で、CMフレーズを口ずさんでいるようで。と、面談中、教室の入口からお友達と連れ立って、覗き見など。「あてくんは元気いっぱいの人気者ですよ。」、といつのまにか教室に侵入して、勝手に照れてみたり。ごはんをたくさんこぼすこと、服やかばんをあちらこちらにほったらかしにすること、ああ、やっぱり。さっそく春休みの課題にしなくては。

塩のお勉強


 1、2月分の振り替え教室の日。こうやって、月を越してでも、の参加ご希望いただけることに感謝して。私自身も、先月までのクラスからちょっと間が空いて、の久々のスウェーデン料理が作業からそしてみんなでいただくところまでどこか新鮮で、それもまたほどよく心地よいものであり。メイン料理の「スウェーデンミートボール リンゴンベリーソース添え」、みんなでいただきます!と頬張ると、レシピをさりげなく見直した彼女、「きゃ~、ごめんなさい!塩入れ忘れた~!」との叫び。なので、ソースをたっぷりつけて召し上がれ、でほどなくおいしくいただいたのだが。ある意味、こういうこともとっても大切なケーススタディ。ふと思い返せば、ひき肉料理のもっとも大切な行程、しっかり混ぜる過程を踏んだにも関らず、今日の焼き上がりには肉汁がいつもより多く流れ出て。つまりは、「塩」の役割を体感。塩は味付けのみならず、生地をきゅっと引き締めうという大切な役割。口にしたときの食感もしっとりやわらかくはあるのだが、いつもより弾力弱。こういうことをみんなで一緒に体感できることも有意義なこと、として。今日はうれしい報告がいくつも、そして帰りがけには「無事の安産を願って!」、と見送り。いつもそうなのだが、時の流れをしみじみと。そして、こうやって、私自身も含め、みなさんの生活も時にゆったりと、そして時に劇的に変化していくのだなあ、と。時折、隣の和室からゆふきの楽しそうな声が小さく聞こえてきた。今までゆふきのシッターをお願いしていた彼女、お互いの事情で実はこうやってお願いする最後の日。ゆふき出産後の教室再開、こうやって心優しい彼女のサポートはまさに母子共にかけがえのないものだったはず。教室が終わり、今日も片づけをしながら、彼女のとっても優しい、そして読みながら思わず、プッと吹き出してしまう、心温まる手記を読む。この時間もわたしにとってはかけがえないものだったなあ、と。今日はプチギフトのクッキーを焼く。昨日仕込んでおいたアイスボックス3種。くるみに静岡茶、そしてどうしても使いたかった「いちご」のフィリング。無事焼き上がり、ほっと一息。あとは明日のラッピング、これが意外と時間を要するのだが。すっかり花冷えの桃の節句。
プロフィール

くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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