
ホームベーカリーに目分量で材料を投入し、スタートボタンを押し、買い物へ。そして帰ってくる頃にはパン生地は仕上がり。試作に、久しぶりにイースト粉もの。この生地の触り心地、やけに手に覚えがあり。と、我が家のゆふきの腕やももの感触にあまりに近く。ギリシャのパンといえばピタパン。丸く焼き上げたピタパンを半分にカットし、切り口を開いて、フィリングを詰めたものを「ギロ」という。完全な袋状になるので、フィリングがしっかり入り、そしてソースがこぼれににく、というのも魅力。今日はシンプルにギリシャ風ヨーグルトソースもの、それからアレンジでマンゴーソースとナンプラーに香りのハーブを加えた爽やかアジアンギロ、それから野菜あれこれをさっときんぴら風にしたものを詰めた和風ギロなど。ピタパン自体がまったくのプレーン、シンプルな味なのでどんなものにも合わせやすく、そしてそれぞれが頬張ったときに口の中で一緒になったときのおいしさの相乗効果。粉ものいじりはやめられない。ピタパンと一緒に今日は久しぶりにベーグル、それから冷凍しておいた小豆を使って、おやつのあんぱんを仕込む。1つの生地からこうやってさまざまなパンに派生するおもしろさ。くたくたになっての幼稚園帰り、あんぱんを頬張りながら、半分寝かかっていたあては。今日のスイミングは無理そうかな、と荷物準備とゆふき準備をし終えたところで。1度は「今日はいいにする」と、枕と掛け布団まで出し、横になったところで、「やっぱり、いく。」と。来月からは新しいクラスに進級するあては。これまででも、このクラスでのあてはのたくさんの成長を目の当たりにしてきたなあ、と。まずはクラスに慣れるまでの試練、顔をしっかりと水につける試練、そして飛び込みの試練などなど。また新しいクラスで新しい成長がみられるのかなあ、と。そうそう話は飛ぶが、昨日のワールドカップもそうなのだが、最近はすっかり母目線が染み付いている自分を実感。夜、寝室にて、掛け布団をうまい具合に高く上げて、テントかなにかのイメージなのか。「ここに並んで寝られるよ。」ゆふきも寝静まり、すでに消灯された部屋。「ほら、あそこにおほしさまだよ。」とささやくあてはが指差したのはエアコンの運転ランプ。こうみえて、なかなかのロマンチストなのだ。
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同じ幼稚園のご近所さんのお宅へ。我が家から本当にすぐそば、なのだが、こんなそばなのに歩いたことのない道があるなんて。注文してくれていた天然酵母ピザ「ドイツ亭」のピザと、ささっと和えて仕上げてくれた、チリソースの効いたアジアンサラダと一緒に、みんなでいただきます!とっても気さくな彼女のおかげで、笑いっぱなし、食べっぱなしの楽しい時間。「私の親戚の○○ちゃんて、お教室の生徒さんなのね?」、そんな偶然もあったり。こうやって、ご近所にお友達が増えていくことのありがたいこと、そして心強いこと。食後にいただいた「ドイツ亭」のクレームブリュレも、とってもコクがあって美味。よく食べ、よく笑ったら、なんとなく心身ともに身軽になったような、そんな感覚。そして、気づけば、子供たちが幼稚園から帰ってくる時間。子供たちもいつのまにかすっかりいっちょまえのコミュニケーション。あてはが幼稚園に通い始めて、2ヶ月。すっかりこの生活が当たり前になり、数ヶ月前まではまだ幼稚園に行っていなかったのが、信じられないくらい。ギリシャ料理の「タラモサラダ」。トルコでもロシアでも定番。今日は夏野菜をふんだんに加えたら、なんともビビットでキュートな色合い。

買い物ついでに、お使い物などを選びに「葉々屋」へ。ママと一緒にやってきた小さな男の子が、「スコーンあるかなあ?」とお楽しみの試食待ち。まるでちょっと前のあてはを見ているような。そろそろ、と慌てての試作とレシピ作りなど。夏野菜ふんだんのギリシャ料理を引き続き。ということで、今日の1品は「ドルマ」。ハンバーグ生地のようなものを本来はぶどうの葉で包むのだが、今回はサンチュの葉で代用。生地には生の米と炊いた米とをそれぞれに加え、違いを比べつつ。こういう「包んで」、「楊枝で留めて」、「煮込む」、そんなプロセスもゆったりと時間をかけられるときにはとっても楽しいもの。予想通り、サンチュの葉にしっかり火が通り、なんとなく異国の料理らしい色合い、というか。今日はヨーグルトベースのソースを添えて。今日はなんとなく1日、心がざわざわ。そんな日には、やっぱり料理のことだけを考えている時間が自分にとって、貴重なもの。

あてはの熱もほぼ下がり、食欲も出てきて、一安心。元気すぎるのもありがたいこと。谷保天満宮へあじさいを見に行く。敷地の奥にあるあじさい園へ。1万株、というわりにはこじんまりとした印象だったが、しっとりとした、一面満開のあじさいの眺めはこの時期ならでは。あじさい園の脇にある湧水豊かな池には立派な鯉たちが悠々と泳ぎ。そして、その池にヒラメがいる!と言い張るあては。天満宮でお参りをし。そして、境内のにわとりから本気逃げ、のあては。先週、父の畑で収穫してきたじゃがいもを、今日は皮付きのフライドポテトに。低温でゆっくりと。揚げたてのおいしさ、父が作ってくれたじゃがいもというおいしさ、収穫したというおいしさ、などなど。気づけばみんなで完食。1名、律儀に皮を残す者あり、だったのだが。

あてはの発熱。結局はヘルパンギーナというウイルス性の夏風邪。昨日から幼稚園で始まったプール、楽しい反面、こういうことはつきもの。こうやって免疫力をつけ、強くなっていくのだろう。熱が39度近くまで上がったり、なのだが、それなりに動き、おしゃべりもし、のあては。が、食欲はなく。病院帰りに、食べたいものを聞かれ、「メロンパン」と答えた、というあては。その言葉の通り、買ってきたものの一口も手をつけず。私の記憶によれば、あてははメロンパンを食べたことがあまりない、というか、食べたことがないかもしれない。だんなさんの推測によると、病院でアンパンマンに登場するメロンパンナちゃんを見ていた、とか。そこからの流れ、なのでは、と。この夏風邪、喉の炎症も特徴らしく、食べるのがちょっと辛いのだろう。あてはの様子を見つつ、静かに過ごす1日。なんとなく、伸ばし伸ばしになっていたゆふきのはがき作りなど。2人目ともなると、さすがにみんなにみんなに送って、というわけではないのだが、作りたい、作りたい、と思いながら。といっても、私は載せる写真をあれがいい、これがいい、と口出すだけなのだが。今日注文していたエルゴの抱っこひもが届く。2人目ともなると、さすがに少ない、お下がりではない、新しいもの。たまにはね、とはいっても使うのはゆふきではなく、私、なのだが。夕方、病院の薬が効いたのだろう、珍しく昼寝のあては、やけに静かな週末の夕方。そして夜まで寝続け。今も横で眠ったまま。明日は元気になりますように。それから、「あしたたべる」と言ったメロンパンが食べられますように。

近くのお友達たちが来てくれて、お土産のおいしいお茶菓子をいただきながら、みんなでおしゃべりなど。みんなからのうれしいお祝いをいただき。近くにいる、たくさんの気の合う顔ぶれ、本当に心強く、そしてありがたい存在。ちゃっかりリクエストさせていただいた、クイジナートのミニプロセッサーと曲げわっぱ。ミニプロセッサーは間違いなく、離乳食スタート前の出番となりそう。早く使いたくてそわそわ。改めて、みなさん、本当にありがとう!今年もそろそろ作らなくては、と虫除けスプレーを作る。精製水45cc、無水エタノール5ccにレモングラス10滴、大好きなゼラニウム5滴、ラベンダー2滴。今年の夏もきっと何度も作ることになるのだろう、と今日は思いつきレシピで。出発前にふわりと爽やかな香りに心癒されて、ゆふきを出産した産院へ。幼稚園、同じクラスのママが第2子を出産、ということで、生まれたての赤ちゃんに会いに。抱っこしているゆふきがたった2ヶ月前にここで生まれたとはなんだか信じられないくらい、もっと以前のことのような感覚。そして初めまして、の小さな、小さな赤ちゃん。ゆふきもほんのちょっと前まではこんなに小さかったなんて。ゆふきの同級生が来月にはもう1人、ここで生まれる予定、と心強い限り。幼稚園から帰ったあては、久しぶりに平日オフのだんなさんを誘って、誕生日にいただいたばかりの巨大シャボン玉グッズを持ち出し。あてはの顔よりもずっと大きなシャボン玉が空を舞い。
玄関先のブラックベリーも色づき待ち。大好きなベリーシーズン。

久しぶりに大好きな吉祥寺へ。ゆふきが生まれてからは初めて、ということで電車の中から1人地味にテンションは上がり。まるでカリキュラムでも決まっているかのように、飽くことなく、のいつものコースが私にとってはかけがえもなく。まずはコットンフィールドで布をのぞき、大好きなショップ巡り。あてはとゆふきに、とお揃いのTシャツ選びなど。うまく着こなすのは来年の夏あたり?と想いを巡らせながら。そして、足はドイツパンの店「リンデ」へ向かい。あてはが生まれるよりもずっと前から、私の吉祥寺1番のお気に入りの場所。2階の静かなカフェにて、昔々のことを思い出してみたり。鳩時計が鳴り、鳩が鳴くタイミングを待ち構えていたあてはを思い出す。あてはと一緒に来た思い出もたくさん。そして、これからはゆふきとのここでの思い出も重なっていくのだろう。やっぱりここのコーヒーはおいしいのだ。帰り際、改装中の駅ビルをぷらり。先日いただいて、とってもおいしかった玄米ドーナッツを探しに。が、店の前にはずらりと行列。1度並んで、断念、もう1度戻り、並んでみたが、やっぱり今日は断念。次回のお楽しみ、ということで、帰りの電車に乗り。「ご無沙汰してます。」、と、半年以上ぶりのメールを送ろうと、途中まで書いたものの、書き切れず、夜、子供たちが寝静まってから、そう思っていたら。夕方、その彼女からの電話。あまりの偶然が逆に自然に思えたり。またまた新しいカメラをいじり出すことに。またまた使い慣れるまでに時間を要する予想。

すでに登園しているあてはへの忘れ物(私が勘違いして、忘れたんどあが)を届けに。こういうときは幼稚園の近さがなんともありがたく。笑顔いっぱいの子供たちの、思わずうらやましくなるような素直な言葉、素直なコミュニケーションは本当に幼少時代ならでは。雨の上がった隙に、電車に乗って、買い物へ。ちゃちゃっと買い物を済ませ、帰りの電車に乗り、国立駅に着いた頃、ポツリ、ポツリ。家に着く頃には本降りに。あまりに読み通りの流れに我ながら驚いた。窓の外の雨景色をちらりちらりとしながら、買ってきた小豆を炊く。家中に広がる、優しい小豆の香りは時々どうしても恋しくなるようだ。今日も然り。炊きたて熱々の小豆にアイスクリームとクッキーを添えて、すぐに溶けていくアイスクリームと小豆がほどよく混ざったところをクッキーにつけながら。あてはのスイミングに向かう頃にはすっかりの青空に。あてはのスイミング中、いつもはスリングの中で寝っぱなしだったゆふきが、今日はご機嫌にこちらをじっと見つめ。反応が少しずつおもしろくなってくるこの時期、ついついゆふきあやしに夢中になり、気づいて、プールに目を向ければ、あてはの泳ぎの順番を見逃したり、と。

買い物ついでに駅前をふらり。と、会いたいなあ、と思っていた彼女とばったり。前にもこんなことがあったような。こういうときは驚く反面、そういうふうになっているのだろう、と。思いがけず、のコーヒーブレイクはほんの短い時間ながらも、とっても、とってもありがたく。そろそろ大磯へのレシピ作りなど。今回はギリシャ料理、と考え中。トマトになすにピーマン、きゅうりなど、これからの夏野菜ふんだんのレシピあれこれ。今日の試作は、ギリシャ料理の定番「ムサカ」。いわゆるなすとじゃがいものグラタン、といったところ。ということで、先日父の畑から収穫させてもらったじゃがいもをさっそく。野菜とトマトベースのソースのみのシンプルなものから、ミートソースとホワイトソース、そしてチーズ、とがっつり系までレシピもさまざま。今回は手軽さを意識して、まずはなすと、簡単ミートソース、そしてゆるく仕上げたマッシュポテト、仕上げにチーズを耐熱の器に重ねて。この型に重ね詰めていく作業の、やけに、「お料理してます」感がなんともいいのだ。ポイントはゆるめのマッシュポテト。加熱したときになすにもミートソースにもほどよく絡むイメージで。今日は牛乳とコクだしに生クリームも少々。今日も午後の日差しは強く。夕方はあてはと幼稚園に持っていく七夕の短冊と飾り作りなど。こういう作業はやりだすとかなり楽しく。1枚の短冊に願いを書くことに。あてはのお願いは、「いつも幼稚園に行けますように。」ということで、「毎日元気に幼稚園に行けますように。あては」と。ゆふきのすぐそばで歌を歌うあては。そして、あてはをじっと見つめ、あてはの声に反応し、うれしそうに「アウ~」「アウ~」、とゆふき。さすが兄弟、息が合うようで。

ゆふきを連れて、あてはの幼稚園へ。誕生日後夜祭、とでもいうべく、今日は6月生まれの子供たちのお誕生日会。ホールには年少さんから年長さんまでが大集合し。と、向こうの廊下には冠らしきものをかぶったあてはの姿がちらり。そんな姿を見ただけで、なぜウルウルしてくるのか、自分でもわからなかったが。そして、6月生まれの子供たちの入場。入場から、珍しく、やけにやけに緊張顔のあては。あんなに緊張した表情をみたのは初めてかも。そして、前に並べられた椅子に腰掛け。まず最初の幼稚園歌も前回の参観のときよりもだいぶ控えめな様子。みんなからの歌のプレゼント、先生たちの寸劇、そして園長先生や担任のからのプレゼントなど。手渡されたお誕生日カードには先生と一緒に撮った緊張顔の写真と好きな食べ物「パイナップル」、など。きっと朝食でパイナップルを食べた日に質問されたのだろう、と。そして身長は2ヶ月で4�、と劇的に伸びている。お誕生日会が終わるとささっと靴を履き、「後でね。」と声をかけると、冠を手にうさぎ組の教室へ駆けていく後ろ姿。午後、幼稚園帰り、あてはとゆふきと買い物ついでに散歩など。お茶をしながら、幼稚園の話など。「梅の木、見に行ってみようか。」と久しぶりの一橋へ。池のそばの梅の木には立派な青梅がたわわに。そして、梅の木の下にいると、梅の実がまさにボトッ、ボトッと落ちてくる。木からのおすそ分け、とちょっとだけ梅拾いなど。そして、「ちょっと遊んでく。」といつもの場所へ駆けていくあては。木陰で涼むゆふきと私。帰宅後から夜まで、ハッピーバースデーの歌がひたすらリピートされ。「ディア あてちゃ~ん」、の部分は扇風機の前でビブラートを効かせて。今日でゆふきも2ヶ月に。あまりにスクスク。