
あては4才の誕生日。東久留米の実家にお呼ばれに。まずはいとこの琉啓くん(もうすぐ2才)との再会。そして、今日はみんなで父の畑へ。伸び伸びと育った緑一面の中、今日はじゃがいも堀りなど。私も何度か収穫だけ都合よく参加させてもらっているのだが、やっぱり土の中に見つかりやすい宝がいくつもいくつもごろり、としている感じはたまらない。かなり勢力的に土仕事に勤しむあてはと、畑の虫たちに夢中の琉ちゃん。そして、あっという間にどっさりの新じゃがいもの収穫。帰り道、父の自転車の前と後ろには孫たち、の夕方の光景。大粒ぞろいの新じゃが、やっぱり今日はシンプルに蒸して。新じゃがならではのやさしいほっくり感が本当にたまらなくて、あてはも、自分で収穫したおいしさも加わったのだろう、よく食べていた。いつも食事する部屋とは別の和室にテーブルを2つ並べて、みんなでわいわい。今日の夜はクーラーなしでも心地よい風が流れ。ふと、夏休みを錯覚するような感覚。そして、灯りを消し、あては4才のバースデーケーキ。みんなで歌を歌うと、照れて、どんな表情をしたらいいか、わからない様子のあては。そして、一気に火を吹き消し。続けて、8月に誕生日を迎える琉ちゃんも予行練習に。一吹きごとに、「ふう」と小さな声をこぼしながら。一気にケーキを食べ尽くし、プレゼントやらおもちゃやら、楽しいことがいっぱいの様子。あてはの誕生日ケーキ、リクエストは「ロールケーキ」。「もっと食べたくなっちゃったあ!」と人の分まで狙っている。と、お口に合ったようで何より。帰りにはたくさんのじゃがいもと一緒に、あてはのおもちゃバッグにはウルトラマンのおもちゃがいくつも。だんなさんが子供の頃のもの。ついでに当時のウルトラマンの映画のパンフレットまで。我が家にじわじわウルトラマン風が吹いてきている様子。いや、すでに吹いている様子。

梅の香りも色もいい具合、ということで、梅干を漬ける。今年ももちろんジップロック漬け。アシスタントのあてはと一緒に。15%の塩分、両手に塩をつけ、こぼしながら梅干にまぶし、とさらに減塩となっている予想。ついでにあてはと父の日のクッキー作りなど。型抜きをしたものに、あてはが自由気ままに目や口をつけ。明日に、あては4歳の誕生日を控え、今日は一足先にお誕生日ランチへ。新しくオープンしたばかりのイタリアン「オルトラーナ」へ。まだまだオープンしたばかりで少々ばたばたしているものの、お店の方みなさんの対応はとても心地よく。1階にはテーブル席1つ、あとは2階席。1階のお席はなんだかキッチンごと貸切のような、御呼ばれしているような、楽しい感覚。熱々のラザニアは生クリームが贅沢に使われて、コクがあり、美味。スカモルツアのピッツアはスモーキーな香りとアンチョビとの相性がよく。どこまでも、どこまでの伸びるチーズを楽しむあては。今日はその足で、近くの幼稚園のハンドメイドマーケットへ。昨年もお邪魔したのだが、その質の高さとセンスのよさ。今日もオープンと同時にまずは布選びなど。それから手作りスイーツなどを調達し。「雨が降らなかったら・・・。」あてはとの約束通り、デッキにてビニールプール開き。さすがに昨年とはだいぶ違う遊び方。水鉄砲片手にかなり盛り上がっている。そんなあてはの様子が目に入っているような、入っていないような、ねんねのゆふきも来年の夏には少しは一緒に参戦できるのかなあ、と。窓越しのあては芸を眺めながら、夕ごはんの準備など。今日は家族4人で誕生日前日のお祝い、ということで、あてはの好きなもの尽くし、あれこれ。が、親の心、子知らずなのか、いや、知っているのだが、なんだかうれしすぎてしまったのか、やけにはしゃぎモード。大好きなクリームチーズボールととうもろこしは私の分も自分の皿に。明日であてはも4歳。あっという間に眠りに落ちたあてはの寝顔を眺めながら。あては祭り 前夜祭。

明け方くらいから、なんとなくゆふきが熱っぽく。微熱ではあったものの、念のため、病院へ。「特に異常はないので、様子を見ましょう。」もちろん特に処方もないのだが、こうやって、先生に診てもらい、お話を聞くだけで、こちらの心持ちも違うもの。順番待ちもほぼなく、病院のすぐ近くのパン屋さんで、かなり朝早めのコーヒータイムをし、の帰り道。あてはの通う幼稚園の前、園庭では子供たちが元気に体操中。あてはの姿は見えないものの、向こうの方で体操しているであろうあてはを思い描きつつ。最近は一気に笑う表情が豊かになってきたゆふき。こちらも思わず、そんな笑顔見たさに夢中になってしまったり。雨が降る前に、と寄せ植えの鉢作りなど。と、庭にいると、幼稚園の子供たちの声などが聞こえてくる。あてはが近くにいるような、遠くにいるような感覚。「雨が降っていなかったら、ビニールプール開きしようか?」の願い叶わず、雨が降り出した。そこで、久しぶりにジブリ鑑賞。「天空の城ラピュタ」。観ながらも質問攻め、ちょっと怖いシーンではテーブルの下に隠れ、そんなあてはを見ているのも、それからレースのカーテンが風に揺れているのが、見えているのか、飽きることなくじっと見上げ、時折、1人笑みを浮かべるゆふきを見ているのも楽しい時間。
今日のクッキーには冷蔵庫に残っていた小豆も練り込んでみた。チョコレートを思わせるような。食べ終わりに小豆を感じ、やけに和む。あては作、父の日のプレゼントと一緒に。

明日から梅雨らしい日々が続く気配。貴重な晴れ間に買い物あれこれ。寄せ植え用の苗木選びから、この時期限定の青梅など。今年は、願っていた地産のものはタイミング合わず、手に入らなかったものの、帰り道、買い物袋からふわり、梅の甘酸っぱい香りがたまらなく。だいぶ熟してはいるものの、もう少し追熟させたいところ。ということで、盆ざるにずらり並べ。この時期の梅仕事、まずはちょうどよい色合いになるまで追熟、も大切な第一段階。そして、この梅のなんともいえない優しい香りを楽しむのも大切な風物詩。今日はあてはの幼稚園帰り、行かねばならないところが、ということで、早めに夕ごはんの下準備など。いろいろ野菜のきんぴらにひき肉を少々。仕上げにみじん切りにして加えたのは、にんじんの葉っぱ。この時期、直売所のにんじんは葉つきのことが多く。昨日、友人にもついつい熱く語ってしまったのだが、このにんじんの葉っぱがなかなかなのだ。ハーブのカテゴリーに入れて欲しくなるような、ふわりと青い香り。ポイントは細かく、細かくみじんにすること。繊維が強いので、大まかなカットでは繊維が口に残る、というか。幼稚園帰りのあてはとおやつを食べた後、いつもより念入りに歯磨きをして、今日はあてはを歯医者へ連れて行く。先日の幼稚園での歯科検診で虫歯あり、の診断。私が一時期通っていた歯医者さん。当時、私が座っていた診察席にあてはが座り、その頃、あてはが座っていた診察席向こうの椅子に私が腰掛け。最初はちょっと緊張の様子だったが、横倒しになっていくシートや紙コップを置くと水が出てくるうがい台などに「おお~!」と、やや盛り上がっている様子。そして、先生の「虫歯、ありませんね。」の言葉には2人でほっと。すっかり場慣れしたあては、フッ素を塗ってもらっている頃には足など組み、くつろぎ過ぎの感。「いい香り~!」と梅の香りを堪能していたあては、かと思いきや、いつのまにか、1粒の梅に目と口らしき穴がつけられ。

大学時代の友人が遊びに来てくれた。「最近、外食が多くて、」という言葉に、今日は簡単ランチを用意して。まだまだ恥ずかしいほどに若かりし、あの頃の、私自身忘れかけているような記憶と、今の私との接点など。彼女にそう言われて、なるほど、なるほど、など。そして、いつもながら、彼女らしいスタイルでの生活であり、仕事であり、子育てであり。いつも、いつも、私なんかが思いつかないようなことを考え、すでに動き始めている。彼女と会うたびに、驚かされる反面、なにもかもが彼女らしくもあり。天気予報は大はずれ、すっかりの青空。水遊びでもしたのかと、見間違うほどに髪をぐっしょりと濡らして、帰宅したあては。だいぶ照れながらのお茶タイムを過ごし。「今度は吉祥寺辺りでね。」と彼女を見送り。それにしても、今日は暑かった。夕方前、遊びに来てくれたアオキくんとあては、並んで、差し入れのすいかにかぶりつく姿はすっかり真夏の光景のようで。今日の暑さに加え、大はしゃぎで、夜、かなり早めにぐったりのあては、「あてちゃん、もう4歳になった?」、の言葉で眠りに落ち。数日後に4歳になるあては。

あてはの幼稚園、入園してみると、びっくりするくらいにご近所さんがたくさん。今まで出会わなかったのが不思議なくらい。ということで、今日は我が家でカレーランチなど。我が家はもちろん、みんなのお家からもすぐ近く、アジアンダイニング「サンガム」のカレーのデリバリー。熱々焼き立てのナンと一緒に、キーマカレーと野菜カレーなど。近々、今の店をクローズし、山梨の古民家への移転が決まっている、ということで、今日が口にする最後のチャンスかも、と。私が「食」への想いが尽きない理由の1つ、同じテーブルを囲むと、一気にどこか心打ち解ける、というか、距離が近くなる、というか。今日もゆふきはバウンサーに座り、宙を見上げ、やっぱり誰かと交信中の気配。今月、続けて来月、と、ゆふきの同級生も生まれてくる予定だし(それもゆふきと同じ産院にて)、子供との生活がメインの今、こうやって、まさにご近所さんの存在は本当に心強く。梅雨の合間の青い空を窓越しに眺めながら、みんなでのんびりコーヒータイム。そしてそろそろ子供たちが帰ってくる時間。今日も真っ赤な顔をして、汗で髪をぬらし、歩いてくる子供たち。夕方前、ちょっと風が涼しくなってきてから、買い物へ。新あては号にまたがって、意気揚々と進んでいくあては。最近は道を歩けば、誰かに会う、そんなことも多く。「今日はありがとね。」「こちらこそ。また、ぜひぜひ!」、そんな一瞬の会話もありがたいもの。

ようやくの梅雨入り。雨の中、生徒さんたちが子供たちを連れて、遊びに来てくれて。まずはみんなでエプロンをつけて、リクエストをもらったケーク・サレ作りなど。いつもの生地に今日のフィリングはドライトマト、オリーブ、フレッシュのコーン、イタリアンパセリ、そしてハーブ的な使い方として、にんじんの葉など。そしてオーブンへ入れたところで、改めて、おしゃべり開始。と、ほどなく、宝梅さんの到着。安全な食材にこだわった手作りの点心を注文で作ってくれる方。今回は熱々を我が家までのお届けなど。生徒さんからのうれしい差し入れもあり、あっという間にテーブルには料理がずらり。そしてみんなでいただきます!みんなと出会って、早何年になるだろう。結婚、出産、そして子供たちも会うたびに驚くほどに成長し。おしゃべりの口も止まらないが、食べるほうの口も止まることなく。手作りならではのもっちりとした餃子の皮と優しいあん。そして、今日のケーク・サレも上々。深い赤、黄色、黒に緑が散りばめられ、と切り口の色合いもキュート。出産のお祝いに、といただいたのは、ちゃっかりリクエストさせていただいたウッドストック社の「ウィンドチャイム」。といっても、私自身、その名称を知らなかったのだが、細長い金属が数本連なり、その中心にある木部を揺らすと、心どこかに奪われそうなくらいに美しい音響が響き。木のおもちゃの店で以前、魅了され、いつか、何かの機会があれば、と思っていたもの。幼稚園帰りのあてはも登場しての、コーヒーの時間。テーマは大人になっても、お母さんにとっても優しい男の子の育て方、など。みんなを見送った後、ゆふきのベビーベッド近くにウインドチャイムをかけ。この音色を聴いていたら、とっても優しいママになれそうな、そんな気さえしてくる。今日はこうやって、教室の再開を心待ちにしてくれている生徒さんの存在のありがたさをしみじみ。

西国分寺にある武蔵国分寺周辺には緑溢れるすてきなスポットがあちこちに。以前、あてはと散策したお鷹の道近くにて、今日は「隣人まつり」など。湧水の流れる、美しい遊歩道、夏には蛍もみられるとか。まずはファーマーズマーケットで地場の野菜を買い。野菜の大きな袋を手渡されたあては、身を斜めにしながら、運びつつ。湧水マーケットでは今日のために湧水を使って、焼いた、という「キイニョン」の食パンを買い。通り沿いでは蓄音機コンサートなど。と、さくっと立ち寄ったながらにも、かなり満喫。この周辺にはゆふきがもう少し大きくなったら、ぜひぜひ散策したいなあ、と。その足で、今日は国立駅前の自転車屋さんへ。先日下見に来たのだが、来週に控えた、あては4歳の誕生日プレゼントを買いに。ルイガノの16インチ。今乗っている12インチでもまだ十分なのだが、補助輪を外す練習をしつつ、補助輪なしでのカーブにはもう少し大きいものの方がいいのかも、などの意見と本人がすっかりその気になっているということで。さて、カラー選び。と、あてはが選んだのは白。今ある12インチのあては号と同じもの。そして運良く在庫あり、の1台に乗りっぱなし。メンテナンスをお願いするにも、もうすっかり自分のもの、と、手渡すのも怪訝そうに。メンテナンスの間に、もう1つあてはへのプレゼントを買いに。昨日連絡をいただいた、「たとぱに」ののみの市へ。以前からお願いしておいたアンティークもののお茶碗。乗り物の絵の描かれたものが見つかったら、連絡ください、と。2つあったものからあてはが選んだのは、スポーツカーがたくさん描かれたもの。「お互いに割らないようにしようね。」と。前回は私があてはの茶碗を割ってしまったので。夜は、炭をおこして、デッキでの焼肉など。焼き係とあては係に明らかに体力も気力も消耗しているだんなさん。ゆふきがすやすやになった後半戦に一気に捲し上げた私のほうが、明らかに肉消費量多し。仕上げに炭火で焼いたキイニョンのパンは絶品。すばらしき、直火力。
追記。生後2ヶ月を前にして、ゆふきの髪に初めてはさみを入れる。後ろ髪がどうしても暑そうだったので。

目的地を決めて、ドライブしながら出発、こんな感覚がやけに久しぶり。とはいっても、まったくドライブという距離でもないのだが。「多摩六都科学館」へ、プラネタリウムを観に。ということで、まずはプラネタリウムへ。もうすぐ七夕、ということで、「星まつりの夜」という特別投影番組。七夕の物語を交えながら、夏の星座を楽しむ、というもの。美しく輝くベガとアルタイル。こんなにたくさん星の見える本物の空を子供たちにも見せてあげたいなあ、と。そして私も。星座にはまったく詳しくないのだが・・・。プラネタリウムを出ると、館内には、宇宙の科学、生命の科学、地域の科学、地球の科学など、趣向を凝らした展示など。あてはが「スペシャルに行きたい!」「スペシャルに行きたい!」は、スペースシャトルのこと。本人は略しているつもりはないのだが。操縦席まで付いたスペースシャトルに入り込み、はしごを上っていく2人を見送り。ゆふきを連れて、畳スペースのある休憩室へ。スペース全体がガラス張りで、その向こうには一面雑木林、という、とっても気持ちのよい空間。雑木林にはあちらこちらに紫陽花が咲き乱れ。窓越しの特等席にやけに居心地よさそうに寝そべるゆふきと私もありがたいぼんやり時間。帰り際、窓越しに集まる我が家の男衆3人組をカメラのフィルター越しに眺め、改めて、新しい家族、の実感。それにしても、3人とも、基本、同じ顔なのだ。

朝から珍しく、お腹が痛いというあては。ちょっと辛そうにしているあてはに、「幼稚園、お休みする?」と聞けば、頑なに「行きたい!」「行く!」と。ということで、いつもよりだいぶ遅めの登園。先生に事情を話し、見送り。教室入り口では、たくさんのお友達が、「あてはくん!」「あてくん!」と声をかけてくれる。子供たちのこんな素直な社会がやけにまぶしくも見え。その足で、今日はゆふきを連れて、皮膚科へ。頬のあざについての相談など。徐々に薄くなってくる類のものではないようなのだが、今しばらくは様子を見ましょう、と。幼稚園帰り、元気だったら、駅前を散歩しよう、と約束をしていたあてはが元気そうに帰ってきた。最近は会った瞬間にまずは園服とかばん、麦わら帽子を私に託す。のだが、今日の暑さ、麦わら帽子だけは保留に。歩いていると、「いい帽子かぶってるね!」と通りすがりのおじさんに声をかけられ。買い物を済ませ、歩きながらの木陰が心地よい大学通りをふらり。明日幼稚園のない金曜日はなんとなく心にゆとりがあり。帰り際、「外の席がいい!」というあてはに押し切られ、テラス席でのお茶時間。ふと、あてはとゆふきと3人でのこういう時間は初めてだね、と。麦わら帽子をかぶったまま、ドーナッツを頬張るあては。夕方、「あては、トマト切ってくれる?」こんなキッチン時間を過ごせるのも金曜日ならではかも。