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ゆふき、1ヶ月になりました


 ゆふきが生まれて、早1ヶ月。今日は出産した産院へ1ヶ月検診へ。とにかく温かみのあるこの産院、やけにいろいろなことが懐かしく思い出されたり。母子共に至って健やか。ゆふき、54,6僉■苅毅沓牽隋生まれたときのちょうど1,5倍の重さに。右ほほに生まれつきの小さなあざがあることが判明。今しばらくは様子をみてみましょう、ということに。ゆふきとの新しい生活が始まって、丸1ヶ月、私もそろそろさすがに外の空気が恋しくて、と散歩しながら、駅前へ。「農家の台所」にて早めのランチ。お座敷席を案内してもらい、静かな1人ランチのような、ゆふきとの初めての2人ランチのような。今日は、「タジン鍋」のランチを注文。まずは個性的な野菜ぞろいのサラダバーへ。今日おもしろかったのは、大根の種。種に熟成する前に収穫したもので、ちゃんと大根の味。そしてタジン鍋が運ばれ。こちらではいわゆる質の良い蒸し器としての演出。たくさんの野菜と蒸したお肉をシンプルに塩と甘味噌でいただく。これでもかってくらいに細長い円錐型のそのフォルムは、演出力はもちろん、蒸気をたくさんキープできる、という点で機能的にも優れているようだ。そして驚くほどにおいしかったのが、白米。「四万十米」というお米で、まさに枝豆のような香りがふわり。初めての食材に出会うおもしろさと心地よい刺激で、帰宅後は一気にレシピを仕上げ、大磯のカフェへ送り。モダン・オーストラリア料理、みなさんのお口に合うレシピになっていますように。今回はひとまずレシピのみを送り、時間をみて、後日試作を送る、という形にとにかくありがたくも、無理はせず。夕方、あてはをお迎えに。今日は初めての預かり保育に。お迎えに行ったタイミング、ちょうどこれからお料理ごっこが始まるところだったようで、明らかにまだ帰りたくないモード。夕方の日差しを浴びながらの帰り道。

ざくざく、手が止まらず


 明日でゆふきが生まれて、1ヶ月。2人の母のなっての新生活、まだまだあれこれ試行錯誤の日々。そして、ほんの少しずつ、レシピ作りから再開の日々。あてはの時にはなんでもかんでも、「やってみよう」、「やってみたい」、そんなスタンスだった記憶。今はまたちょっと違うかも。よりていねいに向き合っていけたら、と。今日の試作はオーストラリア、ニュージーランドでは昔ながらの「アンザックビスケット」。ここ最近はよく作っているクッキーのレシピをアレンジして。粉の半分は全粒粉、そしてオートミールをはじめ、ナッツやドライフルーツをふんだんに加え、甘さもオイルも控えめ。ということで、おやつにはもちろん、食事代わりにも、とシリアルやグラノーラに近い感覚。ざくざくとした食感があまりにも心地よく、食べ出したら、手が止まらない。そういえば、先日、柳田さんからの言葉。「前回の好評だったリゾットもそうなんだけど、子供もおいしく食べられて、喜ぶメニューは今の出井さんだから、のレシピね。」と。ある意味、今しかできないこと、かもしれない。一気に晴れた夕方、ベランダにタオルをひき、まずはひなたぼっこから始まり、ままごと一式を広げ、ピクニックごっこに夢中のあては。いつの間にか、バウンサーのゆふきも強制参加。みんなでピクニック、そんな日もそう遠くないはず。

タジン 今日は和のアレンジで



 今日もタジンの試作。基本の調理法はそのままに和の仕上がりにアレンジ。肉と野菜をさっと炒めて、蒸し煮になるぎりぎり最少の水分を加え、しっかり蓋をし。仕上がりに、今日は濃口しょうゆと砂糖、ごま油を回し。針しょうがと木の芽の香りを添えて。「煮物」ならぬ、「蒸し煮物」。おやつを食べた後、あてはのスイミングへ。「飛び込み、がんばってね!」、喉元までそのフレーズが出かかっていたが、さりげなく見送り。さて、あてはの順番。一瞬不安げな表情をしたものの、プールの中の先生に向かって、思いっきり飛び込む姿。両手を前に出し、頭からの、なかなかきれいなフォームで。「やったあ!」、思わず声がこぼれた。ついでに涙も。あてはの表情にもなんだか晴々したものが。ここ何ヶ月もあてはにとってのちょっとした課題だったこと。飛び込みがなかなかできなくて、悔しい思いもしただろうし。そして、努力して、こうやって、できなかったことができるようになること。我が子のこういう成長を目の当たりにできること。最近は私が褒めたりすると、照れることの多いあては。それでもしつこく褒めたい私。「なんでできるようになったんだろうね?」と聞くと、「飛び込みがおもしろくなったからだよ。」と。わたしが、あてはに「ありがとう」と言いたい日。

魅惑のタジン


 久々のレシピ作りなど。今まではあてはの寝静まった夜作業だったのだが、今は子供たちと一緒に就寝する毎日、ということで、ゆふきのすやすや時間に。まずはレシピを起こし→試作→再検討、といった流れ。ということで、試作もいくつか。今回は「モダン・オーストラリア料理」と、やや不明快なジャンルではあるのだが、日頃の料理にちょっとしたエッセンスを、そんなコンセプトは使えるのでは、と。2号店を横浜にオープンしたばかりの「ビルズ」にものぞきにいってみたいなあ、と、今は叶わぬ想いも含め。今日のおすすめ、というか、大当たりなのが、最近ちょっと耳にすることがあるのでは、「タジン」。もともとはモロッコの定番料理で、タジン鍋、といえば、あの独特の円錐型の土鍋が思い浮かぶかも。もちろんタジン鍋がなくとも、厚手の鍋(ル・クルーゼなどがぴったり)があれば。今日はモロッコ風にスパイスあれこれ。シナモンスティックにローリエ、アクセントにクミンとカルダモン。久しぶりにスパイスに魅了される。使いすぎると強すぎるのだが、さりげなく、控えめに加えたスパイスのあまりに素敵な演出。鍋の蓋を開けたときの、なんともいえない香り。そしていくつかのスパイスの相乗効果。夕方、あてはが、お風呂でもうやらないと約束したボディーソープ遊び、ふんだんに。もちろん雷を落とす。泣きながら、「もうやらないから。」こうやって、注意したときのやりとりが少しずつ成長している。以前みたいに、その時だけのことでなく、今までの流れ、それからその後のこと、そんな前後を踏まえて、の反省。と、信じて。それにしても、一気に減ったボディーソープ。

2人並んで


 ゆふき、風華ちゃんとの初対面。お互いの第1子、彼方くんとあてはとの初対面から気づけばもうすぐ4年。ほぼ同じ頃に第1子出産、そしてまたまたほぼ同じ頃に第2子も、それも同じ産院での出産、と本当に心強く。片隅に並んだ2人、手を触れ合ったり、となにかしらの交信中なのか。お兄ちゃんの面影が前面に溢れる2人の並ぶ姿に、数年前の2人の並び姿が重なって見えたり。こうやって、ねんねの頃からのお付き合いだったので。今日は紀ノ国屋のパンとスープでのランチ。紅茶でも、葉々屋の茶葉を入れ、「あっ、終わってしまいそう。買いに行きたいなあ。」、そんな絶妙なタイミングで葉々屋の紅茶とスコーンをプレゼントにいただき。「あっ、そろそろお迎えの時間だね。」、1人目のときとはまた違った、2人目の子育て。
 どちらがゆふきかは髪をみれば、歴然。後ろ髪なぢ、そろそろカットしたいくらい。

エドワードとパンケーキ


 「飛込みができるようになったら、エドワード!」、ここ何ヶ月もの我が家でのフレーズ。ちなみに機関車トーマスに登場するエドワードのこと。昨日の夕方からはもちろん、朝起きてからも、今日1日で何度、「エドワード」を口にするのかカウントしたかったくらい。ということで、さっそく、念願のエドワードを求めて。そして、うれしそうに箱を抱えて、さっそく箱を開け、しばし声も出さずにまさに堪能している、といった様子。目標を達成し、手に入れたもの、こちらもこういうプレゼントはうれしいもの。それに、「なぜエドワードが好きなの?」と聞くと、「エドワードはやさしいから!」、そんなセレクトもなかなか心惹くものが。そろそろ月に1度の大磯レシピから、と。今日は野菜のパンケーキ試作。トマトとほうれん草を加えて、先日よりも牛乳を多めに。大当たり。パンケーキとシフォンケーキとケーク・サレのいいところどり、と言ったら自画自賛しすぎかもしれないが。パンケーキを頬張って、涼しくなった夕方、ちょっとだけ、あてはの昨日の成果を見に行こう、と。プールサイド、ぱちゃん、とお父さんに向かって飛び込むあては。飛び込むとき、手がちゃんと前に出るように、そして頭から飛び込むように。ガラス越しの見学席、こちらが手を挙げて、大きな丸。向こうのあてはも手を揚げて、丸。

砂糖半分、オイル半分


 庭遊びに白熱中のあてはの様子を見つつ、今日もクッキーの試作。すっかり定番のざくざくクッキーに、「もっと噛み応えがあって(もっと固い、と解釈)、もっと甘さ控えめのものも!」とのリクエストあり、さっそく。もともとかなり控えめな分量なのだが、いつもの分量から砂糖を半分に減らし、オイルも半分に減らし、その分、水の量を増やし。甘さとコクが減った分、白ごまをふんだんに加え。厚めにカットしたら、まあまあ、イメージに近い仕上がりに。と、目の前での土遊びに没頭するあてはと、粉遊びに没頭する私。が、ここでの蓄積がなんだかの自分の中での分析と統計になると信じて。予約を入れたスイミングスクールへは行かず、親子で市民プールへと特訓に行く2人を見送ってほどなく、近くのお友達が遊びに来てくれて。ゆふき出産から、あては出産の時ほどではないにしても、ばたばたと今までとは違う時間が過ぎていく日々の中、少しずつ、元の生活にも戻ってくる感覚がなんともありがたく。「ただいま!」、扉を引いて、帰ってきたあてはの表情がなんだか違う。「飛び込み・・・」「できたよ!」 そして、「今日はいい日だったよ!」とこちらも満足げなだんなさんからの報告あれこれ。スクールでのレッスン1回分、以上の価値のある親子スイミングだったようで、何より。そして、今までのあてはの口癖、「今日は誰が遊びに来るの?」、いつもいつもお友達や来客の多かった我が家で、今はいつになく静かな生活中、ということで、久々のお友達来訪にうれしさ大全開のあては。みんなで出かけた野菜直売所、畑の一角にはマーガレットの花が咲き。うれしそうに花を摘む子供たち。

初めての遠足


 あてはの初めての遠足。幼稚園の体操着と帽子を身に纏い、昭和記念公園へ。小さな、小さなゆふきもいることだし、どうしようかと悩んだ末、東久留米の父にも一緒に付き添ってもらうことに。公園入り口で背の順に並び、保護者と手をつなぎながら、みんなの原っぱへ。年少さん、1クラス30人、ともなると、普通に歩けば徒歩10分かからない道のりも気づけば、45分コース。父のサポートのお陰で、ゆふきの様子も見つつ、あまりにまぶしい新緑も愛で、ママたちとのおしゃべりもでき。「あてはくん!」、お友達に呼ばれ、うれしそうに追いかけっこしたり、ふざけあったり。すっかり幼稚園生の姿。とあるママに、「うちの子があてはくんの名前はずいずいあてはっていうんだよって。」今まで思いつかなかった。いづい、の頭にずをつけて、ずいずいあては、かあ。それから、「あてはくんはやさしいんだよ。」ととってもうれしいコメントも。ようやくたどり着いた「みんなの原っぱ」には、まさに遠足シーズン、ものすごい数の子供たち。みんなでちょっとした遊びをして、お弁当を食べ、遊具で自由に遊び。父のフォローがなかったら、間違いなく手一杯になっていたはず。そんな父を連れ出して、遊具で遊ぶあては。もちろん大好きなチヒロちゃんと手をつないで。しっかり遊んで、そろそろ解散の時間。先生を囲んで、みんな、うれしそうに。そしてふざけながらの帰り道。小さなゆふきを連れて、迷いはあったものの、あてはにとっての、初めての遠足に私も一緒に行きたかった。すっかり幼稚園生姿のうれしそうなあてはの姿。私の選択を快く受け入れてくれた父、そしてゆふきにも感謝して。私にとっても、楽しい遠足。

早い、静かな夜


 あれこれの手続きのために、住民票などをもらいに。初めての、家族4人の住民票。残っていたポン・デ・ケイジョミックスに今日も青菜を刻んで。夕ごはんを食べながら、久しぶりに眠りに落ちたあては。そしてほどなくゆふきも。新しい生活が始まってからというもの、いつもならバタバタと、あっという間に過ぎていくこの時間帯に、この静けさがとってもありがたい反面、やけに落ち着かず。ということで、明日のあてはの遠足の準備など。

粉あそび その2


 青空がのぞきながら、小雨がぱらぱら、と怪しいお天気。今日も合間をみて、ついつい、の粉ものいじり。我ながら、病気?と思うくらいの飽くなき追究心というか。いつものケーク・サレの生地をベースに卵を別立てし、メレンゲを作り、仕上げに加えたパンケーキ仕立てに。ほうれん草のみじん切りをフィリングに。思った以上にふっくらとした生地に焼き上がり。ランチでは焼き立てをそのまま。そして幼稚園帰りのあてはにはバターとはちみつをかけて。どんどん冊数が増えていく我が家のアルバム、月ごとのラベル貼りをしながら、あてはと「この時はなんだっけ?」「これはどこだっけ?」と想い出話など。ゆふきの枕元にお気に入りの絵本を数冊持って、本を読んであげたり、となかなかのお兄ちゃんぶりを発揮中のあては。幼稚園で習った、絵本を読む前のあいさつを口ずさみながら。まだまだ、午後からの夜までの3人での時間の過ごし方については、毎日、試行錯誤中なのだが、この1ヶ月も満たない間での2人の成長は本当にめざましく。昨日も、今日もなかなか夜のあてはの絵本読みができず、1冊を読み終わらないうちに眠りに落ち。それにしても、ゆふきを見ていた後にあてはを見ると、体はもちろん、顔の大きさ、頭の大きさに毎日驚かされる。わかっているはずなのに、驚かされる。今日、改めてうれしい報告など。うれしいはずなのだが、やけに現実的なのが気になるところ。が、やっぱりうれしい。
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くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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