坂から下りてくるあては

ゴールデンウィーク中の平日、ということであてはは元気に幼稚園へ。静かな我が家にて。ふと窓の外を眺めると、「あれ?あては、いるよ!」幼稚園からのお散歩途中のうさぎ組が坂の上から下りてくる。男の子と女の子が手をつなぎ、それはそれはかわいらしい光景。が、さすがまだまだ年少さん、3人の先生引率でもたいへんそう。ちょっと照れていたのか、さりげなくだけ、こちらに手を振るあては。夫婦2人でのお昼ごはんはあまりに久しぶり。「今頃、あてはもお弁当食べてるかなあ。」昨日の散歩道、「明日はパンがいい!」とのリクエスト。パンのカテゴリーに押し込んで、先日焼いたケーク・サレとおかずを詰めて。空っぽのお弁当箱と一緒に幼稚園で作ったこいのぼりを持って、帰ってきたあては。「おかあさん、ありがとう、は今日持って帰ってこなかったよ。」と思わず、工作のネタばらし。そんなこともとってもうれしいもの。
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ばらが咲いた

ゴールデンウィーク!、といっても、しばし赤ちゃんメイン生活の我が家ではピンと来るような、来ないような。とりあえずは、これまでにないくらいにのんびり、ゆったりゴールデンウィークになることは間違いないはず。それに、新幼稚園生活の始まったあてはにとっても、元気いっぱいでもそれなりにがんばっている疲れがたまっているはず。そして新しい形での仕事が始まり、バタバタ続きのだんなさん、そして私、みんなにとってそうすべき時なのだなあ、と。午後、久しぶりにあてはと2人でお散歩へ。あてはと2人、やけに久しぶりな感覚。近くにある「ひかりフラワー」へ。この時期からは本当にたくさんのばらを楽しむことができるばら園。まだまだ咲き始め、つぼみの香りの思わずうっとり。が、温室の中、肥料の匂いが少々あたためられ、足を踏み入れた瞬間、大声で「くさい!」とあては、「すみません。」と店員さんに謝ってみたり。お目当ては園の一角にての、「くろねこカフェ」。昨年にもお邪魔したのだが、近くのお菓子屋さん「くろねこ軒」の出張カフェ。咲き始めのばらと竹林を眺めながら、チョコレート濃厚なダックワーズをほおばり。甘いブレッツェルはほろほろと口が喜ぶ食感。ばらの咲いて言いる期間、日替わりスイーツあれこれ、テイクアウトもできる、ということで、お散歩ついでにまた来たいなあ、と。すっかり新緑の栗畑などを横切って、の散歩道。
ほんのりあたたかく

「雨が激しくなければ、1人で歩く雨の日も好きなんだよね。」と近所のお友達がお花を持って、来てくれた。子供たちが幼稚園に通い始め、こうやってゆったりとおしゃべりできるありがたい時間。そして私の横ではスヤスヤと小さな寝息。晴れの日は先生の引率の元、家のすぐそば(といっても、家と幼稚園は目と鼻の先なのだが)までみんなで帰ってくるのだが、雨の日は幼稚園までお迎え。昨日はお迎えが遅くなってしまったので、今日は早めのお迎えへ。「早かったね!」と長靴を履き、傘も差さずに先に幼稚園の階段を下りていくあては。やっぱりきれいに空になったお弁当箱を開けるのはうれしいもの。今日のケーク・サレには完熟のバナナとレーズンなど。少々の砂糖とバナナの甘みで十分。まだほんのりあたたかいのを、カットして。
のばちゃん、帰る

ベビーベッドの脇に両肘を突いて座り込み、「どんどん別れ難くなるから。」と、昼過ぎに焼津の母が帰っていった。私の入院中から退院まで、慣れない我が家での家事やあてはのことなど。あてはのお弁当作りから幼稚園準備、そして毎日のように挑まれる相撲など。お陰で、私自身、入院中もそして退院後も、いつになく心穏やかな気持ちでいることができ。ベビーベッド脇にて母と私と眠る我が子との記念撮影。が、気まぐれに頭を傾けた私のせいで、我が子の姿はまったく見えず、「これじゃベッドを背景に2人の写真だね。」と笑い。玄関先で母を見送ると、やっぱりじわじわといろいろなことが思い出され。あてはもいない家の中がとんでもなく静かで、不思議になる。気を紛らすかのように、クッキーでの焼こうかな、と。今日は塩味をやや効かせて。そろそろあてはの幼稚園お迎えの時間。思い出したように押し入れから出したスリング。あれ?使い方を忘れている。なんだかしっくり来ないまま、お迎えへ。帰っていたあては、「いい香りがする!」。そしておやつを頬張り。こういう日常になるのだなあ、と。夜、あてはが、「のばちゃん、バッグ忘れてる!」部屋の片隅に置かれた、母の大きなバッグ。ゴールデンウィーク再訪を待ちわびて。
2人がすやすやと眠る時間

これからしばらくは、静かな子守り引きこもり生活が始まる、ということで、明日帰る母がいる間に、と注文していたあてはのものなどを買いに。まだなんとなく歩き方に違和感があったり、ふと胎動というか、お腹のもぞりもぞりとした動きの気配を勘違いしたり、と。それからあてはへのちょっとしたプレゼントも買って。午後、あてはの幼稚園帰り前、久しぶりにドーナッツ生地を仕込む。そしてお迎えへ。ほっぺをこれでもかってくらいに真っ赤にして、歩いてくるあては。今日は運良く、あてはの親友・アオキくんがちょこっと我が家にやってきた。あまりにうれしそうな2人。それぞれに新しい幼稚園生活が始まり、たった数週間でも、それぞれにいろいろな経験を重ねているはず。2人でぶどうジュースを飲み、妙にリアルな、おじさんのようなひげを作り。そして、2人して、ベランダに座り込んで、ドーナッツを頬張り。窓からはいつのまにかすっかり新緑の眺め。確かにここでおやつを食べたくなるものもっとも、もっとも。夕方、我が子2人ともがすやすやと眠る、初めての時間。この家に新しい光景が次々と生まれてくるのだろうなあ、と。
ようこそ我が家へ

本日、無事退院。帰り際、我が子をおくるみにくるみ、さて、徒歩1分の我が家へ。助産師さんたちから、「すてきなおくるみ!」との声をもらい。実はこのおくるみ、焼津の母が私を出産したときに母が編んでくれたもの。あてはの出産の6月にはさすがに暑くて、使えなかったので、今回はどうしても使いたかったのだ。久しぶりに出た、いつもの道を歩き、我が家へ。そして窓際のベビーベッドに寝かせ。部屋の片付けなどをし、ほどなく、東久留米から父と母、義妹のあかねちゃんと1才半の琉啓くん、そして昨晩はお泊りだっただんなさんとあてはが到着。すやすや眠る姿を確認し、みんなでお寿司を囲んでのランチ。みんなのおしゃべりはさほどでもないか、あては音にもまったくめげることなく眠り続けている。下の子はよく眠る、とは聞くが、生まれたときからそうなっているのだろうか。みんなでお茶とお菓子を囲んで、ようやく目を覚まし。この子にとっても、そして私たちにとっても、新しい生活が始まった。夕方、東久留米の父と母たちを見送りついでに、あてはが私に見せたいものがある、と。キックボードを片手に。あれ?1人でスイスイとこぎ、キュッと片足を曲げて、しっかりとバランスをとりながら。あてはにとっても、新しい生活が始まった。
明日、退院

1日早めた明日の退院を控え、母子共に検査など。ひとまずは順調に明日への退院を控え。そういえば昨日の夜、ひょっこり顔を出してきたあては、会った瞬間に明らかに私に照れている。そして、部屋のベッドにて、「あては、こっちにおいで!」と手を開くと、一瞬、いいの?といった戸惑いの感じもあり。帰り際、母と手をつなぎ、「ばいばい!」、振り向きながら私に2度ほど手を振って、雨の中、帰っていったあてはの後ろ姿。あては嵐が去った後の部屋を片付けながらも、あのあてはの後ろ姿が忘れられなくて。午後は今日もお友達や生徒さんたちが顔を見に来てくれて。やっぱり、みんなの第一声は、生まれたてとはどうしても思えない、「こあて」くんの髪について。そして、いつの間にかやっぱり料理の話など。リクエストの多い「ケーク・サレ」、みんなでおしゃべりしながら、作りたいなあ、と。今日の夜は、母とお祝い膳をいただく。予想以上に質のの高いきちんしたフレンチ。前菜のブロッコリーとじゃがいものフランはクリーミーでしっとりとして。そしてメインの魚料理、「真鯛のポアレ」、今日は爽やかなレモンバターソースでなんともいえず。母とこうやって、ゆったりとおいしい食事をいただくのも本当に久しぶり。のんびりおしゃべりをしながら。母が帰った後、そういえば今日は焼津の父と母の結婚記念日だったことを思い出し、メールをしてみると、「忘れてた。私はおいしいものが食べられたからよかったよ。」との返事。父は今頃・・・。
窓からの眺め
病院の窓からはいつも通る道が、また違った風に見えるのがなんとも不思議。部屋の片隅で静かに眠ってくれている間に。
いつもは昼寝などほとんどしないあてはが昨日、今日としっかり昼寝など。新しい幼稚園生活に加え、水曜日は東久留米の母お手製のお弁当、木曜日はのばちゃんお手製のお弁当を持っての通園など。そして家にはいつもいつも一緒にいるはずの私はいなく。いつもとはまったく違う生活。あてはなりにきっとがんばっているはず。そんなあてはが1日1回は顔をのぞきにやってきて、部屋中のいろいろなものをいじり、あてはが帰った後は、なぜこの枕カバーがここに、差し入れのおせんべいはしっかり持っていかれ、などなど。さてさて、肝心のこあて君、やっぱりやっぱりあてはにそっくりで。生まれた頃のあてはとの見分けとしては、来てくれたみんなが驚くほど黒々とした髪は当時のあては以上。今日の午後はラベンダーとユーカリ香るオイルマッサージを受け、近くのお友達がたくさん来てくれて、夕食の舌平目のムニエルがとってもおいしくて、とありがたいこと尽くし。やっぱり白身魚にブール・ブランソースはなんともすてきな相性。退院後の心身共に栄養となりますように。
続 次男坊 、誕生!
改めてのご報告。4月21日、我が家にもう1人家族が増えたことに心から感謝して。夜の12時過ぎにふと起きたら、陣痛が始まり、雨上がりをゆっくり歩いて、我が家から徒歩1分の病院へ。そして午前3時ぴったりに誕生。まだ頭や体はぼんやりしながらも、新しい生活が始まった実感。大切な宝物がまた1つ増えたこと。「こんにちは、おにいちゃんだよ。」ちょっと恥ずかしそうに、そしてとってもうれしそうに声をかけるあては。あてはにそっくりなので、名前が決まるまでは仮称こあて、と呼んでみたり。
追記。出産時の体重は3012gでした。寝ぼけ眼のみならず、寝ぼけ耳まで。
次男坊、誕生!
ブログを見てくださっている皆様、こんにちは。旦那です。
えーと本日の午前3時ぴったりに、細君が次男坊を出産しました。
寝ぼけ眼で確認した限り、母子共々、とても健康そうに見えました。
体重は確か3120gだったような気がします。
頭が大きく、足は短いそうです。
まぁ、詳細については細君が追記すると思いますので、お楽しみに。
細君の出産を見守ってくださった皆様、本当にありがとうございます。
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