
今月最後の教室。今月のお手軽キッシュ、パイシートの使い方の復習も含めて。教室の時には、ふんふん、と頭に入っているつもりでも、しばし後、自宅にていざ作る段になって、意外に忘れていること、そして見ていなかったことも多いはず。まずは冷凍パイシートを取り出し、生地がほんの少しやわらかくなるのを待つ。そして成型。正方形の生地ならそのまま、長方形のものは長い方を少々カットし、卵液をのり代わりに短い側にくっつける。サイズアップする場合はもう1/2枚を縦半分にカットし、同様に卵液をのり代わりにし、正方形に近づける。麺棒でシートを少々伸ばし、四隅を包丁で全体がぼんやりと円になるようにカットする。そして円の周り2僂らいに卵液をぬり、パイシートを2僂曚鋲眤Δ棒泙蟠覆欧襦F鷭鼎砲覆辰辛分を指先を使って、立ち上げ、キッシュ皿のような形に整える。フォークで底面に穴を開け、重石をしてオーブンへ。と、こんな流れ。重石がなかったら、何か耐熱の器でものせて。教室でのオーブン料理の魅力と楽しみの1つは、オーブンから焼き上がった料理を取り出したときのみんなの「うわあ~!」という歓声と表情。ということでこちらも取り出すタイミングを見計らって。それからせっかく上手に焼き上がったキッシュ、切り分けでは絶対に失敗したくないもの。コツは「強気で一気に切ること」。キッシュの中央に包丁の刃先を置き、手元を一気に押し落とすと言うか。昔、小学校の頃などにわら半紙をカットするレトロな機械(裁断機というらしい)があったような記憶。紙を挟み、カッターの部分を一気に下に押し落とす、あの感覚に近いような。あっ、伝わらなかったらごめんなさい。
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お友達から教えてもらったそばから気になって、気になって、気になって仕方なく、さっそく注文したのが、「宝梅さんの中国点心屋」。電話注文してからの、皮からすべて手作り、化学調味料など一切使わない点心あれこれ。そしておもしろいのが、注文の時間に待ち合わせ場所に宝梅さん自身が焼き立てを持ってきてくれる、というシステム。ということでランチに合わせて、今回は国立駅での待ち合わせ。引き取りをお願いしたカナさんの到着と同時に優しい香りが広がり。今回のオーダー、焼き餃子に肉包、そして焼きビーフンにサラダを添えて、テーブルの準備も整い。手作りならではの食べ応えのある皮が癖になる焼き餃子には黒酢のたれがなんとも相性よく、肉包は大ぶりにカットした具材とふんわりやさしい皮とが絶妙。そしてシンプルながらに箸が止まらないのが焼きビーフン、と大満足。子供たちも遊びに夢中になりながらも、お口に合っている様子。作った人が見えて、使っている食材が見えて、そしておいしいもの。ぜひぜひリピートしたいお店。大満足のランチの後は、ガラリと変えて、ハロウィンモードに。今日は朝からハロウィンスタイルのあては、そして衣装を身につけるかと思いきやその衣装をあてはに託すあおきくん、そしてこちらもまだまだねんねながらも、オレンジ色を身にまとい、ハロウィンイメージの凌くん。「トリック オア トリート」でお菓子を受け取る。昨日あてはと焼いた米粉のかぼちゃクッキーも一緒に。「カフェ ルッカ」のかぼちゃプリンはほどよくどっしり、コクがあってコクがあってクリーミー。今日は楽しい、楽しい点心ハロウィン。点心の宝梅さん、学校で絵を教えたりもしている、とか。自転車にお着物姿、だとか。

今日の子連れクラス、子連れクラス始まって以来初めてのガールズデー。あっ、あてはをのぞいては。今日のメンバーは猫まねピカイチのミオちゃん、スカート姿でもついついヨガポーズのリノちゃん、キュートな見かけとのコントラストが妙、低音ボリュームボイスのアリちゃん、そして今日はミオちゃんの猫姿の完全に魅了されてしまった様子のあては。女の子モードにほどよく感化されたあてはもなかなかの見もの。今回はキッシュの付け合わせに、簡単なサラダも添えて。というか、グリーンカールとルッコラを皿に盛り、カイエンヌペッパーを少々かけるのみ。後は食べる際にテーブルに置かれた塩とEXVオリーブ油、そして添えられたレモンをキュッと。シンプルにおいしい。そして、手軽かつ、事前に調味料で和えると、皿に盛り付ける頃には野菜がくったり、そんな心配もなく。カイエンヌペッパーも1本あるとあれこれとかなり重宝するスパイスの1つ。サラダにはもちろん、スープの仕上げや、焼き物、煮込みなど、ちょっと雰囲気のある辛味を効かせたいときには効果絶大。メインの皿の脇に少々、一口ずつつけながら食べる、という演出も。イメージとしては和の七味、の洋風版、といったところ。午後、あてはとハロウィンクッキーを焼く。今日は米粉を使って。クッキー作りの最後は残った少々の生地をあてはに託すとたいていはへびを作る。が、今日の米粉生地ではへびとならず、悲しくも粉砕。

あてはと近くの沢登キウイ農園へ。国立駅からさほど遠くない閑静な住宅街の中にひっそりと広がる農園。そして木にはこれでもかってくらい、たわわに実るキウイ、キウイ、キウイ。6品種ほどある、ということで、実の大きさも形もさまざま。今回は色濃く、味も濃厚、と言う品種をメインに。もぎ取ろうとした瞬間に、思わず、「いたい!」と声を上げたあては。実際痛い、とまではいかないが、細かい毛がスーパーなどで買うものよりもずっとチクチクしている。静かな畑の中、のんびりとキウイ狩り。帰りには、暖かい日差しの中、農園手前のベンチにてお茶と自家製キウイジャムのクラッカーなどをいただき。摘んでから追熟が必要なキウイ。りんごなどと一緒にビニール袋に入れて、1週間ほど、とのことで後日のお楽しみに。なかなか立ち寄れずにいたオーラルショップ「オーラルマーケット」にて歯ブラシ選びなど。あれこれ試してみたいものばかり。大人分はスムーズに決まったものの、あてはが反応したのは、車のデザインをした歯ブラシ。歯磨きが楽しくなる、のかもしれないが、まだ自分磨きの甘いあてはにはどう考えても持ち辛そうだし、こちらの気が乗らず。なんとか折り合ったのは、持ちやすさ重視の上、ブラシの色がかわいいピンク、黄、白を挟んで青、とその色合いが心に来たようだ。「あお~、きいろ~、ピンク~!」呪文のように繰り返し、レジへ向かう後ろ姿。

坂の上からの真正面、あまりにも美しい富士山の姿に思わず立ち止まる。公園ランチも日影では吹く風冷たい季節になってきた。そして向こうから駆けて来るあてはのほっぺがこれからのシーズン恒例、赤く染まり。今年もいなかっぺあては、健在の兆候。週末に控えた、あてはの幼稚園願書申込。あてはの洋服サイズチェックに、と着替えたついでに面接練習など。「お名前は?」「「いづいあてはです。」と一気に小声。こういう設定はそれなりに緊張するようだ。「今日は誰と来ましたか?」ちょっと間を空けて、「ママと来ました。」普段、ママなんて呼んでないのに。「好きな食べ物はなんですか?」「ちゅるちゅると、・・・おかずです。」後半はずいぶん総合的な回答。「好きなものはなんですか?」「マックスとつばさです。」最近買ってもらったプラレールの新幹線。本番が楽しみ。

雨降りの1日。試作のブリニ、粉の配合、卵の加え方などで数パターン。来月は前菜に小さなパンケーキ風のブリニ、そしてデザートにはクレープ風のブリニ、と2種類の予定。それぞれにそれぞれのおいしさ。久しぶりにミシン仕事など。冬向けのスカート作りが始まる。調子よく仕上がったところで、嫌な予感。カットの段階からのサイズ間違え。「どうしよう!間違えちゃった~!」といつものあたふた状態の私の元へ、電車遊びを中断し、すかさずやってくるあては。そして、「まちがってないよ~!」と母を励ます我が子。その一言に救われる私。さすがに毎日毎日一緒に過ごす生活、母のこんなプチパニック対処方法もばっちりなのだ。雨の中、あてはのスイミングスクールへ。悪天候のためか、運良く先生とマンツーマンのレッスン。いつもよりじっくりレッスンはもちろん、いつもは使わない道具やおもちゃも登場に大満喫。まだまだムニムニ、プニョプニョ感残る3歳児ながらも、少しずつ少年になっていく我が子の後ろ姿を眺めながら。

みんなでのんびり餃子包みなど。ふと思えば、母が我が家へやってきたときには恒例の光景となっている。母の1人仕事だったり、母と私だったり、いつかは私は寝そべりながら、母と父、なんてこともあったような記憶。そして今日は母と私とあてはと。あてはの分の手直しも母の一仕事に。今回はいつになく母の手料理に甘えた日々。仕上げににんにく少々がアクセントの肉じゃが、アーモンドスライスの乾煎りから始まるかぼちゃサラダなどなど。夕食分に、と包み終わった餃子は冷蔵庫へ。お昼は母のリクエストにより、白河手打ち麺「孫市」へ。初めてのつけ麺、ほどよく酸味と辛味の効いたスープがとっても相性よく。母を見送った午後。

前から行ってみたかったイベント、「石田倉庫のアートな2日間」へ母と2人で。昭和記念公園近くにある石田倉庫には家具工房「木とり」をはじめ、陶芸、金属造形などさまざまなクリエイターたちのアトリエがあり、作品とそのアトリエをのぞくことができるイベント。「木とり」のアトリエの壁には大小さまざまな工具がぎっしりと並び、使い込まれた感じがなんとも。そしてアトリエの中にも作品同様、遊び心がちらりちらりと垣間見られ。ようやく探しあてたのは、「アグレアブルミュゲ」の蚤の市。すてきなカットグラスが破格のお値段。私が買い求めた後、さすがに破格すぎたのだろう、急遽、値段調整の様子。こういうのも蚤の市のおもしろさ、ということで。ついでにパッチワークのお店でこちらも破格のお値段で布を買い求め。母もすてきなリングにコサージュなど。のんびり歩きながら、昭和記念公園へ。こちらもうれしいお買い物帰りの2人、だんなさんとあてはと合流し、「あら井鮨総本店」へ。質の良いまぐろの赤身が本当に身にしみるこの頃。夜は母の手料理がまたまた身にしみる。ほうれん草を湯がいたものに、肉少々を加えた、しょうゆベースの餡をかけたもの。あっという間にテーブルの料理がすべて空っぽに。作ってくれる料理のおいしさ。

子連れ教室2日目。いつになく静かで穏やかな子連れクラス。というのも、まずは我が家のあては、今日は焼津の母と本日久々オフのだんなさんとの2人体制、2階からは時折、とびっきりの笑い声など。ということで本日のメンバー、今日は1番の年長さん、1才の渓二朗くん、初めましては5ヶ月のことこちゃん、そして明日で2ヶ月になる凌くん。今月のスイーツは秋の定番、スイートポテト。レシピは至ってシンプル、かつフードプロセッサーを使っての手間いらず。スイートポテトに定番の行程、裏ごしをしなくてもいいので、あっという間にベースの生地が仕上がってしまうのだ。先月の卵豆腐に引き続き、卵豆腐の型を使って、のデザート作り。我が教室では度々登場するパターン。通常はオーブンでわりとじっくり焼き上げるスイートポテト、今回は生地全体にさっと熱が通る程度の仕上りにし、少量なのにバターの風味とラム酒の香り、そしてやわらかさが際立つ。同じ材料でも焼き方1つ、混ぜ方1つでまったく別のものが出来上がる、これってお菓子作りの醍醐味ともいえるだろう。だからこそ、料理以上にどんな風に仕上げたいか、そんなイメージが大切なのかもしれない。おいしいデザートをお皿に盛り付け、さて、一緒に添えるコーヒーの準備、と私の思わぬ大転倒。転ぶ瞬間がまさにスローモーションだった。気づけば、作業台のテーブルの上一面、そして床にもコーヒーが流れ。そんな中、すべてのデザート皿が無事だったのは奇跡に近かった。みなさんの素早いアフターフォローに心から感謝。心がざわざわした後のスイーツのありがたさ。

久しぶりのとどらーずくらすへ。テーブルに飾られたあけびの実をみんなで少しずつつまんでみたり。今日もみんなで一橋ランチなど。と、いつに間にかグランドに走り出し、マットの上に乗り込み、みんなで一斉に「おかあさ~ん!」「ママ~!」 気づけば全員裸足、秋の日差しがなんともまぶしくて、あまりにも平和すぎる時間。夜、日光の紅葉狩り帰り、焼津の母がやってきた。「今回の旅行、ほら、11人で行ったでしょ?(って、もちろんこちらは知らないから)」、母の取りとめのない旅行話を聞きながら、みんなで手をつないでの帰り道。