fc2ブログ

手洗い、歯磨き強化



 新学期シーズン、ということであてはのとどらーずくらすも今日からスタート。久々の園舎とやっぱりほっとする、やわらかい空気。そうそう、夏休みに幼稚園から届いたのは、あては宛て、手書きの暑中見舞いなど。夏のような日差し、木陰を求めて、いつもの一橋、池の脇のベンチへ。今日は池の鴨たちと甲羅干し中の亀たちを眺めながらのランチ。大きな岩に代わる代わる登りながら、プチリサイタルが始まり。無邪気に遊ぶ子供たちのやりとりは本当におもしろい。大人ではありえないようなコミュニケーションが当然のように交わされ。帰り際の締めくくりにはメイちゃんのコンサート、ということでみんなでグランド端に集まり、遠くへ走り去るアオキくん、ブレイクダンス風の怪しいステップをふむあては、そしてみんなで遠くへ、遠くへ。さて、今月の教室の買い出しが始まる。とにかくかさ張るのがきのこたち。しめじにまいたけ、えのきにしいたけ、エリンギなどなど。あっという間にかごいっぱい。そしてキッチンの冷蔵庫の中もすっかり秋色に。来週に向け、スイーツの準備あれこれ。今日は久しぶり、ポルボローネの生地作りなど。たかがクッキー、されどクッキー、通常のクッキーよりもずっと手間のかかるスイーツ。まずは粉とアーモンドプードルを空焼きすることしばし。そして1つ1つ、手で成型し。が、やっぱりこのポルボローネならではのほろほろっとした食感は、この手間の価値以上のものなのだろう。実はバターがあまり得意でない私。特に食べ終わった後の口の周りとか、作業をし終わった後の手から、忘れた頃にふわりとバターの香り、がとっても苦手。ということで手洗い、歯磨き頻度増すしばらくになりそうだ。

りんご報告


 あてはをプレスクールに送り出し、用事あれこれ。限りなく貴重なこの1時間。迎えに行くと、先生に先日届いたりんご報告をした、というあては。久しぶりの一橋ランチなど。今日は久しぶりのサンドイッチ。あてはならぬ、私のリクエスト。またまたホームベーカリーネタになるが、ホームベーカリーがあれば、サンドイッチも一気にお気軽レシピになる。大好きなちひろちゃんと久しぶりに2人っきりで遊べる日、ということでやけに2人のスイートな時間。とにかくキャッキャッと楽しそうな笑い声がひたすらひたすら聞こえるのだ。こちらもお弁当をつまみながら、のんびりおしゃべりなど。暑すぎる夏も終わり、ようやくこういう時間がやけに心地よい季節がやってきたなあ、と実感。ふと思えば、あと半年で晴れてあてはも幼稚園生。ようやくあと半年、という想いと、あと半年しかないんだ、という想いと。さっき出たりんごの話。届いた当日、りんごをおもちゃ代わりに遊んでいたあては。そして大きなりんごがごろり。当たったところが変色してしまったものも、ということで今日はりんごジャム作りなど。無農薬のりんご、皮付きのまま、小さなさいの目にカットし、かんきつ果汁を絞り、25%の砂糖で。ほんのり甘酸っぱい、まさに秋の香り。生のりんごももちろんおいしいが、加熱したりんごならではのほっとする優しい味わい。ジャムを作ると、心が落ち着く。

もうすぐ吹き寄せ


 今月の教室スタートに向け、乾物の買い出し、キッチングッズの調達へ。どちらのお店にしても、探していたものに欠品中が多く、やりきれない思いを押さえつつ、頭をひねりつつ。今月は秋和食。和食で秋、といえば思い浮かぶのが「吹き寄せ」。懐石料理などで耳にしたこともあるのでは。その「吹き寄せ」という料理のコンセプトが、京都の寺院の庭に、紅葉や松葉が風で吹き寄せられ、自然の妙で美しく集まった絵画的な様を様々な食材で表現、より自然な秋の風景を一皿に、といったもの。以前、この料理を習ったときには身震いがするほどの感動を覚えた記憶。和食の真骨頂とでもいうべく。ということで、今回はその「吹き寄せ」をイメージして、料理を盛り合わせよう、というもの。ということでちょっとした演出もあれこれ。お楽しみに。来月のこと、今抱えている新規のこと、スコーンがとにかく気になる今日この頃。おやつにキイニョンの新作「カカオ二ブとオレンジのスコーン」などをテイクアウトし。カカオとオレンジ、やっぱりこの相性はすばらしい。そしてスコーンの奥深さというか。十人十色ならぬ、十店十色。そしてきっと人の好みも十色なのかもしれない。夕方前、あてはのスイミングへ。1ヶ月の体験レッスンを終え、今日からはスクールの水着に着替え、お友達の将太朗くんと一緒にプールへ向かう。そして、今日あてはが1人で泳いだ。もちろん腕に浮き輪をつけて、なのだが、足の届かないところも恐れることなく、バタ足してみたり、そのまま動きを止めてみたり。ここでの数回のレッスンプラス、だんなさんのプチ特訓の成果なのだろう。子供の成長自体も目を見張るものがあるのを実感する日々なのだが、1ヶ月前とは別人のような水中あては。こういうときにはきまって不思議な気持ちになる。もちろんもちろんうれしくて仕方がないのだが、それと同時にあてはがちょっとだけ遠くに行ってしまうような、なんというか。銀河鉄道999のセリフにもあったような、少年はいつの日か旅立っていくもの、なのだ。
 スコーンとお店でもらった製氷シート。ちなみにお魚シリーズのたこ。

青いどんぐり



 今日もじりじり暑くなりそう。この夏最終日、昭和記念公園レインボープールへ。園内に入ると、浮き輪片手に駆け出すあては。私にとっては初めてのレインボープール、といっても今日は荷物係、兼、カメラマンなのだが。吸い込まれるようにプールへ向かう2人を日影から眺めることに。日なたの日差しはじりじりするものの、吹く風はやぱり秋の気配。開園時間から泳ぎ出し、ということで11時前にはすでにお腹が空いてきた。泳いでいない私まで、ということで、早めにお弁当を広げ。それにしてもプールサイド屋台の充実ぶり。もともとの売店に加え、期間限定屋台がずらりずらり。アジアンあり、さぬきうどんなど麺類あり、丼ぶりものあり、スイーツあり、ということで気になるものを買い足しして、木陰にシートを広げ。おにぎりをつまんでいると、上から何かが落ちてきた。すかさずあてはが拾い上げたのは、まだ緑色のどんぐりがいくつもついた小枝。そこからあてはのどんぐり集めが始まり。思わず枝豆と間違えそうになる。午後は最初から最後まで、ほぼ「流れるプール」のそばへ。長いコース、視界内に2人が流れてくれば、気まぐれにカメラを構え、気まぐれに読書をし、いつのまにか本気シエスタへ。休憩に2人が戻ってきたときにはここがどこなのか、今がなになのかわからなかったくらい。仰向けに寝転がり、日焼け中のだんなさんの上に座って、ポップコーンを頬張るあては。この夏はいつになく夏らしい時を過ごしてているかも、と真っ黒になった2人を眺めながら。最後は半寝で流れるプールに揺られていた、というあては。プチ迷子も経験し、今年の夏も終わった。駐車場への帰り道、ススキの穂がなんとも美しくて。車に乗った途端、倒れこむように眠りに落ちたあては。そしてそのまま帰宅、みんなで昼寝など。来年はどんな夏を迎えるのだろう。

栗と茶碗


 急遽、休日出勤のだんなさんを見送り、あてはと矢川上公園をめざす。すっかり秋らしくなった今日この頃、久々の残暑らしい暑さに、水遊び修め週末かも、と。さくら通り添いにあるこの公園、緑も多く、心地よい木陰も多く、そして公園の一角には噴水がいくつか。ということでさっそく水着姿のあてはミストシャワー遊び。いつもの水遊びとはまた違った感覚が新鮮なようで、うれしそうに駆け巡る。そんなあてはを眺めつつ、涼しいベンチで読書など。水遊びの後は、遊具と砂場でじっくり遊び。帰り道に立ち寄ったのが、大学通り沿いにある都立国立高校文化祭。きりんをモチーフにした入場門にあてはがあまりにも魅せられて。校内をふらり。高校生ならではの素朴で手作り感溢れる模擬店など。そして自由ながらもきちんと主張を感じる高校生たち。なんていうのだろう。私が遠い昔、高校生だった頃、女子校育ちの私にとって、通っていた塾で同じクラスだった県立共学の友達たちを見つめる目線に近いものがあった。グーテサンクでアイスクリームを食べ、「たとぱに空市」に立ち寄り。以前買っておいしかった、山口産のひじきなど。それからずらりならぶ骨董ものを眺めていると、あてはが見つけたのは、アンティークの子供用茶碗。車のデザインに魅了されたようだ。大好きな栗の季節到来。やっぱり1番好きな食べ方はゆでたものを包丁で半分にカットして、スプーンで。今日はおやつの栗も買ってきた茶碗に入れてほしい、と。2人で椅子に座って、夢中になって栗を食べ、夢中になって、テーブルにも床にも栗をまき散らし。

長野より箱いっぱいのりんご


 早めのお昼ごはん。あてはリクエスト、聞けば、「ちゅるちゅる」確率高し。今日はゆでたてのフェデリーニにトマトベースのソース。エリンギとしらす少々とマスカルポーネチーズ少々で、絶妙なコクがたまらない、と我ながら大絶賛の日。パスタのソースの魅力は食材からのだしの相乗効果力。久しぶりのあてはの予防接種へ。すっかり行き忘れていた追加分、それから気になるワクチン接種についての説明など。ふと思えば、予防接種なんて2年ぶり以上、記憶に残っているのは、まだ何をされているのかわからず、ひとまず終了、そんなシーン。が、今回はじっと腕を見つめ、(見なくてもいいのだが)、注射というものを実感していた様子。一瞬耐えた表情など。今日、長野からたくさんのりんごが届く。今はなき「あづみのの食卓」では久松先生を支え、あづみのの食卓を支え、と私自身にとってもたくさんの励ましをいただいた伊原さん。今はケータリングや料理教室をしながら、ご実家の果樹園を引き継ぎ、畑仕事にも精を出していらっしゃる生活。「もしもし~!」、あの元気いっぱいの声を聞くだけで、走馬灯のようにたくさんの思い出が駆け巡り。箱いっぱいのりんご、空き缶に詰め、テーブルの下に置き、「いま、おりょうりしているからまっててね。」とあては、焼きりんご作り中の模様。こうやって、我が子を見守りながら、マイペースに仕事も進めている生活。いつも心にあることは、仕事にしても、子育てにしても、環境が許す限り、妥協なく、丁寧にじっくり取り組んでいきたいこと。特に仕事に関しては、今は現状を丁寧に維持する時期なのかと。が、ちょっと無理をしてでも、引き受けたい思い、そしてやりたい仕事ときちんとできる仕事。りんごの甘酸っぱい香りにはっとさせられ。

黄、稲城、白、長十郎、赤、豊水


 近くの梨農園へ梨狩りへ。ここ最近は私の主食、といっても過言でない生活。初めて入る梨園。ずらりと並ぶ梨の木の下には大きな梨がたくさん。それにしても、梨の木の高さの人間にとって微妙なこと。小柄な女性なら、場所によってはなんとか立てる高さ、なのだが、基本的には中腰高さ。子供たちにとっては快適なようなのだが。まずは梨の木々の下、ベンチにてこの多摩地域限定の品種「稲城」をいただく。野性味もあり、とにかくジューシーなお味。この農園ではそろそろ終わり時期を迎える「稲城」に、昔ながらの歯ざわり「長十郎」、そして「豊水」の3種類がたわわに実り。実のおしりの部分が色濃くなっているものを選び、梨をもぐのだが、実を上のほうに持ち上げると、いとも簡単にもぐことができる。ので、実を選んでは、あてはを抱えて、あてはがもぎ、あっという間にかごにはたくさんの梨たち。これでしばらくはおいしく生活できそうだ。おみやげに子供サイズの梨までいただいて。帰り道、イタリアン「カルメン」にてランチ。海老と小柱のタリアテッレ、もちっと食べ応えのあるパスタとしっかりとしたトマトクリームソースの相性よく。いつになくきちんと椅子に座り、パスタを頬張る子供たち。そしてお腹が満たされると、お店のテラス脇にある噴水の元へ。噴水下の水に手をつけると否が応でも、濡れるのは手だけではなく、おなか。噴水の淵におなかをしっかりつけないと届かない高さなのだ。子供にとっての高さあれこれを実感する日。

次会うときまで



 朝からしとしと雨の今日。いつのまにかクレヨンを持ち出したあては、気づいたときには畳の上にカラフルな線がいくつも。もちろんわざとやった落書きではなく、畳の上にて、紙のおもちゃへの色塗りだったのだが、しばし沈む私。雨も上がった頃、あてはと散歩しながら坂道を上がる。久しぶりの支援センターへ。畑に挟まれた小道沿い、大きな栗畑には栗のいがが。落ちているものもたくさん。そしてその先にはコスモスが咲き。あてはがまだはいはいだった頃には時々足を運んでいた支援センター。ふと思えば、この道を歩くたびに季節を満喫していたなあ、と。今日は、近々関西への引越を控えるユウゴくん親子を囲んでの大集合。運よく、広々とした2階を貸していただき、子供たちも思う存分遊びに夢中に。ランチに手配してもらったのが、ロケ弁ランキング1位、という上石神井「津多屋」のお弁当。品数の多さといい、1つ1つ丁寧に作られた手作りの感じといい、大満足。例えば、かぼちゃのサラダにはほんのりカレーパウダーが香り。顔ぶれの組み合わせを変えては、おもちゃを変え、遊びを変え、ノンストップの子供たち。とにかくそのやりとりといい、していることといい、おかしいのだ。そんな子供たちを眺めつつ、ランチを終え、スイーツとお茶を囲みながら、他の場所ではありえないくらいにのんびり、じっくりおしゃべりなど。悪天候のため、公園での水遊びランチの予定からの変更、むしろここでよかったのかも。以前にも公園でのバーベキューからのこれまた悪天候による変更のとき、この場所を使っての、テーブルクロスランチ。キッチンをフル活用しての、おいしく、楽しかった思い出。最後は子供たちみんなでおもちゃ箱を電車に見立てての発車。1人密かにリアルな効果音を出していたあては。帰り際、なんとなく寂しさを覚えつつも、フットワークの軽い彼女のことだから、そう遠くない再会を信じて。次会うときまで、ね。

ウーベルトくんとあては



 今日から9月。あてはを連れて、大磯へ月に1度の試作の日。夏期休暇を使って、キッチンメインに一気にリフォーム、ということでさすがプロデューサー西本さんのセンス。外壁はなんとすべて紫に、デッキ部分などの木材は赤。そしてこれがキュートにまとまっているから不思議。キッチンもずいぶん広くなり、動線もばっちり。到着早々、どきどきが止まらないあては。というのも、今日は三女のエリちゃんのお友達、イタリアからのショートホームステイ、ウーベルトくんとの初対面。気になって仕方がないが、どうしたらいいかわからない様子のあては。自己紹介もままならないうちに、エリちゃんとウーベルトくん、あてはの3人で今日の買い出しへ。帰ってくる頃には手をつなぎ。今月は我が教室同様、秋和食。夏の疲れを癒すべく、だしの香りにほっと心和む、といったところ。秋野菜もふんだんに、そして日々の食卓にもぴったりのメニューもあれこれ。例えば、「秋野菜と豚肉の柳川風」、千切りにしたにんじん、さつまいも、しいたけ、えのき、ねぎなどなど、そして豚肉少々。八方だしでさっと煮て、さっと卵でとじるだけなのだが、妙に心和む。それから「魚のどら焼き」。どら焼きといえば、甘い和菓子が思い浮かぶに違いないのだが、ご安心を。今日は鰆と豆腐、れんこんに薬味を加え、銅鑼の形に整え、フライパンで焼き、酢じょうゆでいただく。あてはは、といえば、日本語勉強中のウーベルトくんになんと日本語をレクチャー。が、その内容が微妙。ウーベルトくんの日本語ドリル、魚を指差し、「おとと!」、たこを指差し、「たこちゅっちゅ!」すっかりなじみ、2人でぶどうをつまんだり、追いかけっこをしたり。ウーベルトくん曰く、「大人の日本の人と話すよりもわかりやすい。」とか。そしてすっかり先生気取りのあては。みんなで試食後、スイーツと一緒にウーベルトくんが淹れてくれたおいしいカフェラテをいただき。帰り際、「ウーベルト、こんどいっしょにプールいこうね。」あてはにとっても楽しく、貴重な体験となったはず。2人で爆睡の帰り道。
プロフィール

くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR