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おいしい写真のじかん


 我が教室にて、久しぶりのイベント、「おいしい写真のじかん」。今回はプロの写真家、種清豊さんを講師にお招きして。まずは我が教室の戦力、ミサちゃんが早くからのお手伝いに。いつもいつも感謝。そして、11時にみなさん集合。まずはみんなで今日の料理作り。キッチンを囲んでの、このわいわい感もなんとも楽しく。そして講師の種清くん登場。さっそくレクチャーが始める。私はもちろん、まずは真剣にマイカメラを構えるみなさん。さすが日頃から講師のお仕事もしている方、ということで、難しい専門用語などへの導入がとっても親切で、わかりやすく。私自身も日頃、よりきれいに撮りたい、と願いつつも、なかなか設定をいじれずにいた露出やホワイトバランスなど、これを機に自然に使うチャンスが増える確信。カメラにつないだモニターを通して、こう撮ったらこう写る、それをこう変えたら、こう写る、そんなコントラストも目の前で体感でき。そしていつのまにか生徒さんみなさん立ち上がり、テーブルに置かれた料理を撮影あれこれ、それもものすごく真剣。そして自然に次から次へと質問や疑問を投げかけ。みなさん、日頃からぼんやりと感じていたことがあったから、なのだろう。今度は我が教室でのベスト撮影ポイント、窓際にテーブルを置き、今日の料理を一通り並べ、みんなで撮影タイム。改めて、こう切り替えるとこう撮れる、これだと・・・すぎるから、今度はこうしてみよう、とあれこれ。今までも疑問があれば、だんなさんに質問攻めしていたのだが、いつでもわからないことはその場で聞いて、その場は凌ぎ、その場で忘れる、といった具合。楽しい撮影を終え、さて、みんなでテーブルを囲んでのランチタイム。ミサちゃん調達のおいしすぎるランブルスコ(魅惑的な赤のスパークリング)も一緒に。今回は見栄えよき料理、というコンセプト。あっ、もちろん味も。特に美味だったのが、「松茸と茶豆のピラフ」。松茸の半分は炊き始めから、そして残り半分は炊き上がりに加え、余熱を加え。茶豆とイタリアンパセリ、EXVオリーブ油でさっと仕上げ。そしてデザートタイムにもみなさん積極的に質問が重なり、カメラ談義に花が咲き。明日、といわず、今日の帰り道からみなさんの、そして私の新しいカメラじかん。家の中ではほぼ一眼レフなのだが、外出時にはその重さからどうしてもコンパクトカメラ、であった私。これからは一眼下げて、お出かけ、そんな日も間違いなく出てくるはず。というか、下げて、出かけたい気分。みなさんをお見送りし、晴々とした達成感と充実感。講師の種清くんをはじめ、意欲的に参加してくれた生徒のみなさん、そしてレクチャータイムのサポートなど陰の戦力となってくれただんなさん、そしてややボリュームオーバーなBGM担当など我が家のあては、みなさんに支えられての時間。夕方にワインの空き瓶にシャッターをきってみたり。
 今日のメニュー
  ・ピンチョス5種 じゃがいもとツナのパテ、クリームチーズとドライトマトのディップなど
  ・ケバブ3種
  ・松茸と茶豆のピラフ
  ・ロシア風フルーツマリネ 自家製フロマージュ添え

あの実の名前はヨウシュヤマゴボウ


 シルバーウィーク突入。午前中から明日の買い出しへ。と、まずは大学通りにてのガレージセール。よさそうなおもちゃを探すあては。そしてあてはが見つけてきたのは、木のバスというか、トラックというか。荷台の部分にはイラスト付き、アルファベットの小さな木の板がずらり、という知育おもちゃ。が、あてはが飛びついたのは、その荷台部分が回転するから、なのだろう。いつか役立つときが来ると信じて。自分で持って歩きたい、と大きな車を抱えながら、早々に大胆に転び。車の一部がさっそく壊れてしまった。膝の痛さよりも壊れたショックのほうが大きかった様子。痛さをぐっとこらえながら、なんとも悲しげな顔。「家に帰ったら、直そうね。」となだめ。買い出しと明日の注文を済ませ、のんびりと明日の準備など。以前から何度もリクエストがあったイベントがようやく形に。「おいしい写真のじかん」ということで、みんなで作った料理を撮影しよう、というもの。今回はプロの写真家さんを講師に招いて、ということで、私自身もかなり本気モード。それなら、マイカメラの準備も、ということで、あまりにたまっていた画像整理など。こういうことでもない限り、なかなかファイル整理が進まず。これで、明日は思う存分、シャッターが切れるはず。夕方、前の林へすすきの穂を採りに。林には秋の実あれこれ。つる梅もどきに野ばらの実、、野ぶどう、ムラサキシキブにヨウシュヤバゴボウ(この間、これなんだろうね、と話していた、赤紫色のぶどうのような植物)などなど、すっかりの秋景色。

秋の味覚を求めて


 いつもの立川へ、週末に向けての買い出しなど。立川といえども、やっぱりデパ地下力はすばらしい。例えば、ハーブ。通常スーパーに置かれているサイズはもちろん、より少量での、産地を記載した、質の良いハーブなど。それから今日のお目当ては、秋の味覚の王様、松茸。売場に近づくだけでその芳醇な香り。さて、今日も自然と足が向いてしまった「あら井鮨」にて遅めのランチ。目の前で板前さんが握る素振りを真似てみるあては。今度は目の前にて、巻き物が何本も巻かれ。飽きることなく、じっと見ているあては。ついつい私も。一切無駄のない、美しい仕事。見ているこちらまでほどよく心が引き締まる。そして、以前、お鮨屋さんで働いていた頃に、こっそりカウンターに入れてもらい、巻き物を教えてもらったことを思い出す。まな板の高さに合わせるため、高い下駄を履いていた記憶。夜、冷蔵庫の野菜あれこれをカットして、少々のベーコンを加え、秋野菜のスープなど。買ってきたフレッシュのタイムを1本加えるだけで、心がはっとするような仕上がりに。そしてこの味はまぎれもなく、今はなき「あづみのの食卓」を思い出す。明日からのシルバーウィーク、台風は本州をそれたようで一安心。のんびり楽しく過ごせますように。
 遅ればせながら、「教室の風景」更新しました。秋和食。秋風吹く、「吹き寄せ」など。

シュコーンあれこれ


 来月の教室は、カフェランチ風のイメージ。スコーンにキッシュなど。ということで、スコーンレシピにもそろそろ決定打を打たなくては。前にも書いたような気がするが、スコーンの数だけレシピがある、といっての過言ではないくらい、レシピもさまざま、形もさまざま、そしてもちろんその味もさまざま。特に甘さについては、スイーツとしてしっかり甘さあり、のものもあれば、ほとんど砂糖は入らず、軽食感覚で、というものまで。食べ方もさまざま、クローテッドクリーム添えもあれば、そのまま何もつけず、も。あれこれ考えた結果、今回はスイーツとしてではなく、食事用として、ランチ風プレートにキッシュと一緒に盛り付けるスタイルに。が、そのまま何もつけなくてもおいしく感じる適度の甘さとコクを求めつつ。かつ、シンプルなレシピをめざし。ひとまず今日は2パターンほど。焼き上がり、「シュコーン、シュコーン」と近寄る者あり。

玄米で炊き込みごはんでも


 平日クラスの今日、1番のりは久々の再会、そして我が教室へは初めまして、の生徒さん。実は以前、国立にあったすてきなすてきな、子供の絵本とおもちゃのお店「ペンギンハウス」にてあてはにリトミックを教えてくれていた先生。数ヶ月前、偶然にも彼女の出産数日前、とあるカフェでばったり、と不思議なご縁なのだ。3ヶ月になるコトコちゃんとの初対面は次回のお楽しみ、ということで。そんな彼女の担当は「いろいろきのこと玄米の炊き込みごはん」。玄米で炊き込みごはん、いまいちピンとこないかもしれないのだが、玄米ならではのよさがあれこれ。秋の味覚のきのこ、今日はしいたけ、しめじ、まいたけ、えのきをふんだんに。そして炊き込みごはんといえば、だしで炊く、のが定番なのだが、ここは玄米パワー。玄米自体の風味ときのこからの芳醇なだしで十分。ポイントは気持ちしっかりめの味をつけること。今回は圧力鍋でもっちりとした炊き上がりに。音がし始めてから10分、火を止め、しばし放置。落ち着いた頃に蓋を開ければ、なんともいえないコクのある秋の香り。今回は塗りの椀に盛り、すだちをあしらい。秋にはふんだんに使いたいきのこ、炊き込みごはんにするときのポイントはその水加減。きのこから水分がだいぶ出るので、通常なら米の1,1倍くらいの水分のところ、同量か同量より、ほんの少し多いくらいの水加減で。秋の和食はキッチンのあちらこちらからの優しい香りにはっとさせられる。この思わせぶりな感じがなんとも秋らしくて。

「おいしい写真のじかん」に向けて


 いつもの一橋、お弁当も食べずに、今日は両手に花、ちひろちゃん、みゆちゃんとグランドを駆け回るあては。3人であっちへこっちへ走り回る姿を遠くに眺めながら。すっかり秋、肌寒さを覚える1日。夕方、明日の教室準備にと、あてはと我が家の前の林にてどんぐり拾いなど。目を上に向ければ、木には青いどんぐりがたわわに。茶色のどんぐり、青いどんぐり、かさ付きどんぐり。来たるシルバーウィーク、久々に企画しているイベントに向けて、ようやくメニューがクリアになってきた。「おいしい写真のじかん」ということで、みんなで料理を作って、写真を撮って、それからみんなでわいわいただきます。ということで、いつも以上にビジュアル重視のお品書きというイメージ。こういうときにはどうしても使いたくなる食材の1つ、美しき車海老。

お菓子を持って


 のんびり、ぼんやり1人で電車に乗ることだけでも予想以上に気分転換になったり。今日は市ヶ谷へ。いつもとはちょっと違った緊張感と用意したスイーツを持って。新しいことが始まる場所には、静かながらも不思議なパワーが溢れている、といった印象。以前の古い民家を活かしながら、センスよくリノベーションされた建物。今の家にはないような、小さな小さな小窓とか、透きガラスとか、ちょっと急な階段とか、なんともいえない味わい。こちらについて、詳細はまた後日。今日は改めて、自分にとって、「食」は本当に大切なコミュニケーションツールなのだと再確認。晴々とした気持ちで、帰りは四ッ谷駅を目指し、中央線へ。公園遊び帰り、本日急遽オフのだんなさんとあてはと合流し、今日は久しぶりの「ロージナ茶房」へ。ブランコ通りという横丁を入ったところ、どこかにタイムトリップしたかのような錯覚に陥る、レトロですてきなお店。確か、都内で最初にオープンした喫茶店、国立名所の1つ。2階のテーブル席にて。最初に運ばれてきたのは、見事な大皿にたっぷりのカルボナーラ。ベーコンのスモーキーな香りがなんとも。そして、こちらも十分なボリューム、ツナグラタンは細長いマカロニがなんとも懐かしくて。スパゲッティとマカロニが同じもの(パスタ、という意味で)、とプチ興奮のあては。そして、ソースでめいっぱい汚れた洋服での帰り道。今日のスイミング、最初から最後まで水の中で楽しそうなあては、馴れてきたこともあり、1人逆走などの暴走もあるのだが。プールからの帰り道、昼間の暑さとは打って変わって、秋の風が吹き。来週からは上に羽織るものを持ってこなくては。夜のお風呂では仰向けでのバタ足の練習など。やっぱり水泳が得意な父親としては、まだまだもどかしい思いが強いようだ。

卵豆腐に加減酢とすだち


 今日の教室、ちゃきちゃき彼女の担当は卵豆腐。卵を割り、手際よく、菜ばしで溶き。さっと漉して、調味料とだしを合わせ、蒸気上がる蒸し器へ、そして気づいた頃にはプルンと固まり。茶碗蒸しは時に、としても、何気に家で作らないレシピの1つかもしれない、この「卵豆腐」。が、手作りならではのなんともいえない優しい味と風合はきっとリピートしたくなるはず。ポイントの1つはまずその混ぜ方。だし巻き卵、錦糸玉子など同様、割り入れた卵を菜ばしで「切るように混ぜる」こと。泡立て器で泡立て混ぜるのではなく。イメージとしては右手で菜ばしをカシャカシャ、左手でボウルを左右に動かしながら、といったところ。そして白身と黄身が均等に美しく混ぜったのを見届ける。それからもう1つ、せっかくだしをひいたとしたら、時間短縮も含め、できれば、熱いだしをすぐに使いたいもの。ポイントはその加え方。一気にだしを加えれば、だしの熱さで卵液に火が通り始め、一部がかきたまのように。そこで、片手でだしを加えながら、片手で菜ばしカシャカシャ、とある意味、卵豆腐のポイントは両手使い、なのしれない。通常は八方だしなど甘みとしょうゆのきいただしをかけていただくのだが、今回は「吹き寄せ」の中の酸味の器に、ということでいつもの八方だしに酢を加えた加減酢をかけて。そこに薬味と秋のすだちを添えれば、すてきな仕上りに。卵豆腐にしても茶碗蒸しにしても、プリンにしても、こういうものを口にするとやけに優しい気持ちになるもの。昨日と打って変わって、熱い日差し。みなさんをお見送りし、もう一仕事。一気にオーブンスイーツあれこれ。最後のスコーンを焼きながら、ぼんやりオーブンの前に腰を下ろし、いつのまにか寝そべる勢いで中をのぞくことしばし。こうやっていると小さい頃のお菓子作りを思い出すなあ、と、うとうと。

じっくりがんもどきなど



 今月の教室スタートの本日、昼クラスのキャンセル重なり、変更協力いただき、心から感謝。東久留米行きのあてはを見送り、思いがけずのフリータイム。ということで、お散歩ついでにのんびりと国立北口商店街ニコニコ祭りなるものへ。ネーミングは微妙ながら、出店ラインナップには期待せずにはいられず。昼過ぎに到着し、まずは「ポチコロベーグル」にてベーグルを調達。それから料理研究家・瀬戸口しおりさんの焼きそば、並ぶことしばし。道の脇にいくつも並べられたアンティークショップ「LET EM’IN」のすてきなアンティークテーブルと椅子に腰掛けながら、みんなでランチタイム。私は見逃してしまったのだが、こだわりの塩を使っていた、というその焼きそばが、やけに美味で。帰り道、「TAIYODO」の焼き菓子をテイクアウトし、つまみながらの帰宅。スパイスやごまなどのナッツを上手に生かした、しみじみと味わうクラッカーなど。思いがけないフリータイム、すっかり活力に。が、やっぱりそばにあてはがいないと、なんだか忘れ物をしているような感覚。さて、今月のスタートは夜の部から。初めまして、の生徒さんもお2人。こういうときに本当に心強いのがベテラン生徒さん。さりげないフォローなど数え切れず。そんなベテラン彼女の担当は、「自家製がんもどき」。今回はがんもどきにしても、玉子豆腐にしても、スイーツのどら焼きにしても、「家で作る」イメージのあまりないレシピあれこれ。が、自家製ならではの、しみじみ美味、を実感していただけるはず。がんもどきのポイントはまずは豆腐の水切り。しっかりと水切りをすること。それからその揚げ方。低めの油でゆっくり、ゆっくり、約15分ほど。ゆっくりゆっくり、がんもどきの水分を飛ばすことで、口にしたときにだしがじゅわっとジューシーな仕上りに。今回はあしらいに菊花「思いのほか」と「もってのほか」、がんもどきのジューシーな食感と菊花のシャクシャクっとした食感のコントラスト。そしておろししょうがを天盛りに。初めまして、の生徒さんについては、やっぱりこの時間を楽しんでいただけたのか気になりっぱなし。そして帰り際、笑顔で、「これからもよろしくお願いしま~す!」、みなさんを見送り、1人小躍りしたい気分。
 重箱にて、「秋の吹き寄せ」。
 久々の「とうきょうのへそ」アップです。国立に新しくできたオーラルケア専門店。私もまだ立ち寄っていないので、近々のぞいてみなくては!http://tyonavel.exblog.jp/

あてはとキッチンにて


 朝からプリンターの調子が悪く、時間がどんどん過ぎていく。気を取り直し、今日はスイーツの仕込みあれこれ。クッキー数種にマドレーヌ、それからスコーン生地など。お菓子作りには特にその時の感情が出てしまいやすい私、そして今日に限って、やけにキッチン出番の多いあては。質問攻めだったり、お菓子道具を持ち出したり、そのうち、ここでなくてもいいのに、キッチンにレゴ一式を運び込み。途中まで、いい流れできていた作業、私の心の乱れがちらほらと。1度ソファに座り、心落ち着けることに。そして、一生懸命遊んでいるあてはを眺め。いつもと何も変わらないあてはにこちらの事情で嫌な態度をとってしまったことを謝り。あては付きでの自宅作業など、こういう時間は間違いなく私自身の望んだ選択なのだから。マドレーヌを焼き上げ、ひとまず今日の作業はここまでに。粉の40%以上にきなこを使った、ふんわり軽く、香ばしい「きなこのマドレーヌ」。トッピングにはいろいろナッツにドライフルーツで秋らしい仕上がりに。近くにある「北欧、暮らしの道具店」にて、今日、明日と開かれている「北欧の旅のお土産展」をのぞいてから、買い出しへ。買い出しついでに、お菓子を選んでいると、「これ、じじとばばと食べるの?」と。特に明日だよ、とは言ってなかったのだが、明日はあては、毎月恒例、東久留米の実家にお泊まりの日。いつのまにか、いろいろなことがわかるようになってきているのだなあ、と改めて。
プロフィール

くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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