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ゆかりをぱらり


 我が実家、静岡県焼津市にて今朝、震度6弱の地震。家の電話は不通で一瞬焦るが、父の携帯がつながり。被害などはほぼなく一安心。朝からご心配してくれたみなさん、ありがとう。地震に台風に、気が気でないスタートの本日の教室。そして窓からの眺め、結局雨の降ることはなく。今回のメイン料理シシケバブ、付け合わせにはトルコ料理の定番、チョバンサラダ。チョバンとは羊飼いの意。今回は「夏野菜のチョバンサラダ」ということで定番のきゅうり、トマト、ピーマン、パプリカに加え、とうもろこしに枝豆、と見ているだけでうれしくなるような色合い。野菜をそれぞれ1儚僂らいの大きさにそろえるのだが、きゅうりの角切り、どんなに調味料を加えても、なんだかぼんやりとしてしまう、そんな経験のある方も多いはず。成分のほとんどが水分であるきゅうり、そしてその表面はもちろん、まっすぐにカットした切り口からも調味料が浸透するのに少々時間がかかる。ので、今回は短時間できゅうりをおいしく調理する秘策。たたききゅうり、からのヒントを生かし、カットする前のきゅうりに麺棒などで軽く。たたきすぎるとすぐに割れてしむのでご注意を。ところどころ、軽く割れ目がある程度で押さえ。その上で包丁を使って、1儚僂縫ット。全体はきれいな角切り、なのだが、内側のところどころにぼこぼことした断面。そこから調味料がすーっと入っていく、というもの。今回はディルを加え、なんとも爽やかな仕上り。器に盛り付け、仕上げにはなんと「ゆかり」をぱらり。ゆかりの深い紫がなんともいいのだ。なぜゆかり?トルコでは「スマック」という植物の実をすりつぶすのだが、色といい酸味といい、ゆかりによく似ている。ということで今回は白いごはんにパラパラ、くらいしか出番のないゆかりをこんな形で。ふと思えば、ゆかりの材料は赤じそ、つまりハーブの一種なのだ。サラダにぱらり、和え物にぱらり、パスタにぱらり、マッシュポテトにぱらり、などなど。教室の途中、デッキの窓からのぞくのはあてはの顔。久々の再会。ささっと玄関で出迎え、「あては、久しぶり~!」。が、あてはの目の先は母の持つおやつの箱。まあ、そんなものなのだ。さて、あてはの夏合宿、目の当たりに感じる成果、あれこれ。なによりとっても楽しかったようだ。もうすぐ1歳になるいとこの琉啓くんとの時間。お互いに価値ある時間となったようだ。成長著しいこの時期、会うとき会うときがその時期限りのコミュニケーションかもしれない。夜、寝室のいつもの場所には大の字のあてはの姿。
 今日みんなで作った「夏野菜のチョバンサラダ」。

カウンター越し、眺めながら


あてはがいない生活3日目、出かける準備があまりにスムーズで逆に不安になるくらい。お陰で予定よりも早めに家を出て、1人ふらりと吉祥寺へ。まずはコットンフィールドにて布選びと今日はチョーカー用の皮ひもやパーツなど少々。じっくり選べるこんな日に限って、やけにスムーズに決まり。ニキティキにてプレゼント選び、とついでに東久留米合宿から明日帰還するあてはへのプレゼントも。さて、今日は気になっていた、若い女性シェフのフレンチ「ラトリエ・デュ・グー」へ。オープンキッチンの目の前、カウンター席からはシェフの動きを手元まで眺められる。フランス修業を経てのオープン、彼女の1つ1つ、無駄のない動きのバックグランドまでを想像しながら。オープンと同時に満席、タイミングの重なるオーダーに、クールにそして丁寧に進められていく仕事。パンをカットすることころからデザートのアイスクリームを盛り付けるところから、料理のまさにすべてを1人で回していた。そんな彼女に完全の見とれつつ、料理をいただく。メインの「ポークソテー 和風香味ソース」はシンプルに焼いた豚肉にねぎやしょうがの香る、爽やか、かつコクのあるソースとの相性。そしてデザートの自家製のチョコレートアイスクリームは本当においしかった。普段の私はチョコレート人として、甘ったるいだけのことも多いチョコレートアイスクリームがあまり得意ではないのだが、今日のアイスクリームはきりっとしていて美味だった。そしてすてきな彼女とすてきなキッチン、じっくりじっくり鑑賞させていただいた感。今日もクッキーを焼く。粉、砂糖、太白胡麻油(白)、塩少々、そして今日はオイルの量を減らした分、水少々。これで生地が一気に扱いやすくなる。ビスケットを作る時に牛乳を加えるのと同じ、なのだろうか。もしくはこのクッキー自体がビスケットのカテゴリーに入るのかも。飛行機、汽車、車の型抜き。こういう作業も中断なしで進むのがありがたい反面、どこか落ち着かない。大きな忘れ物がずっとあるような感覚。明日は4日ぶりのあてはが帰ってくる。強化合宿の成果が楽しみなのだ。
 「教室の風景」アップしました。魅惑のトルコ料理!

噂のサバサンド


 今月のトルコ料理のきっかけは、リクエスト女王の彼女からの「サバサンド、おいしいんですよ!」から始まった。まさにそのまま、鯖をパンにはさむ、トルコの海沿い町での屋台名物。バゲットに焼いた鯖、玉ねぎなどをはさむ、とトルコでは至ってシンプルなもの。我が教室でのアレンジに頭を悩ませた結果、まずは女性でも食べやすくすること、それから爽やかな仕上りにすること、この辺りをポイントに。ということで今回は「エキメキ」というシンプルなトルコパンを丸く、平たく焼き、半分にカット。ピタパンと同じように中を開き、フィリングを詰めて、食べやすさを演出。そして脂のよくのった塩鯖をかなり薄めのそぎ切りにし、鯖と他とのバランスを調整。爽やかな仕上りを引き立てる秘策に1つはいつものエルブ・ド・プロヴァンス。青魚との相性も抜群。そしてフィリングには玉ねぎ、大葉、みょうが、バジルのせん切りでさらに薬味の力を。さらに今回はヨーグルトソースを加え、ほどよい酸味が全体をまとめてくれる、という趣向。サバサンドに多大な不安を抱いてる生徒さんにも喜んでいただけますように。白身の魚はもちろん、これから旬を迎える秋刀魚でのアレンジもいいかも。いつもの秋刀魚の塩焼きにエルブ・ド・プロヴァンスをパラり、カレーパウダーをパラリ、もおすすめ。それにしてもいつもいつもリクエストを持ってきてくれる彼女には感謝。来月も然り。ちなみに来月は秋和食、リクエストある方ぜひぜひ。今日は歯医者さん、それから思い立って美容室、のはしご。席が1つしかない小さな美容室での自分のためだけの時間。そして上階からの眺める空が徐々に暗くなっていく様を楽しみながら。今日もDVD鑑賞。久しぶりに小津安二郎の「秋日和」。何度観てもいい。日本語の美しさといったら。そして日本家屋の美しさ。見終わった後の背筋がほどよくぴんとする感覚。

食材のレシピ


 今月の教室がスタート。今月のトルコ料理、「イメージがわかなくて」、「普段の食卓にどうかなあ」、そんな声もちらほら。もちろん、普段の食卓に生かすべくヒントあれこれ、そしてお伝えしたいのが、普段の料理+αで一気に目新しいアレンジができる、ということ。例えば今月のメインはトルコ料理の定番、「シシケバブ2種」。シシは肉、ケバブは串焼き、の意。今回はベーシックなハンバーグ生地をベースにしたものと、鶏肉と野菜を使ったもの、との2種。例えば、いつものハンバーグ生地に少々のヨーグルト、ケチャップ、そしてカイエンヌペッパー、なければカレーパウダーを加え、串にさして焼けば、一気に異国情緒溢れる仕上りに。ひき肉料理のある月には密かに恐怖を覚えている生徒さんも多いはず。というのも、ひき肉料理のポイントはなんといっても、その混ぜ方。昔からの生徒さんなどはもう聞き飽きたくらいのフレーズのはず。材料をボウルに入れ、しっかりと混ぜる。ボウルを斜めにし、やや小脇に抱えるスタイルもおすすめ。汗がにじんできそうな頃には生地全体が白っぽく、ボウルの周りには脂がつき。こうすることで焼いた時に肉汁が外で溢れ出るのを押さえ、熱々ジューシーはもちろん、冷めてもしっとり柔らかい仕上りに。それから今回使ったカイエンヌペッパー、なかなかおすすめの調味料。唐辛子をはじめ、パプリカやハーブなのがブレンドされ、料理にきりっと、ぴりっとしたアクセント。香り豊かな胡椒感覚といえるのでは。肉との相性もちろん、トマト系の煮込みにも。メイン料理のお皿の脇にぱらりと置き、好みの量をつけながらいただく、というもの。例えば今回のシシケバブ、ベースの生地にはカイエンヌペッパーを加えず、子供用はそのまま、大人皿の脇にぱらり、など。今月の第1回目の無事終了。今月は夏休みシーズンということもなり、いつになく生徒さんの直前でのキャンセルや変更が相次ぎ。本日は昼クラスのみ。ということでキッチンを片付けて、一息つくと、今日はどうしても1人で行きたいところへ。国立にある骨董屋さん「中央堂」へ。先日久しぶりにうれしいご連絡をいただき、立ち寄りたくてうずうずしていたのだ。「お久しぶりです!」うかがうのはあてはが生まれる前以来なので、ざっと3年以上ぶり。5年前、我が家が出来上がった頃、我が家のプチシンボルとして購入したぜんまい時計、そして我が教室のシンボル、大好きな水屋など、そして何度がお手伝いさせていただいた骨董業者オークションなど、思い出話は尽きず。「コーヒーでも飲みに行くか?」みなさんで大学通りを一歩入ったところにある「カフェ玄」へ。以前友人と立ち寄ったときにはあいにくの定休日だった記憶。1戸立てのお宅の2階をすてきに仕立てたカフェ。店内は木材をふんだんに使った造り。そして店内の随所には中央堂さんコーディネートのアンティークがすてきな演出。和骨董には珍しい明るい色の箪笥がほの明るい照明の店内にて主張しすぎずに引き立っている感じがなんとも。「またうかがいます。」と店を発ち、暗くなり始める頃に自転車を走らせる。雑貨屋さんにて気になっている調理器具を飽きるまで検討。さてどちらにしようか、まだ心決まらず。ありがたい自分ペース時間。久しぶりのDVD鑑賞など。「いのちの食べ方」。自分たちが日頃食べている食材がどうやって私たちの元へ届くのか、食材の現場の数々を描いたドキュメンタリー。料理のレシピならぬ、食材のレシピ。野菜はもちろん、魚、そして肉。初めて目にする、機械化された屠畜シーンなどは思わず目をそむけたくなるほどだが、食べることの「せつなさ」を抱えた上での大切さ、そして改めて、命を「いただく」ということ。音楽もなければ、セリフのなく、淡々と映像が流れ。そして時折流れるのが絵画を思わせるような幻想的な映像。畑の眺めだったり、巨大なプールに番号別に浮かぶたくさんのりんごだったり。「食」に関わる人間として、きっと一生忘れない映画だと思う。
 食材に感謝して。

もう1度ゴロゴロ


 朝からものすごい暑さの今日、デッキのプールに水をため始める。昼過ぎにはほどよい水温になっているはず。今日は猛暑の中、自転車を走らせて、月に2日限定のソーイングカフェ「ノルブリンカ」へ。相変わらずの手作りの空間。新しい扉ができていたり、と常に進行形のようだ。オーナーさんの人柄までもが伝わってくる。今日はアイスチャイとくろねこ軒のバナナマフィンをいただきながらのおしゃべりなど。靴を脱いで上がり、テーブルの周りに腰掛け、子供たちはおもちゃで遊び。くつろがないわけがない。今日もすぐそばのパン屋さん「フェルマータ」へ。子供たちがすかさず見つけたのが、かめさんメロンパン。やっぱりこういうものには間違いなく反応するのだ。帰り道添いの野菜直売所へ。取り置きしておいてもらったこだますいかを筆頭に野菜を買い込み。と「これ持ってって!」とたくさんのおみやげまで。こだますいか半分、とか。こういう地元っぽいコミュニケーションはなんとも心が緩む。昼過ぎに我が家へ。ほてった体が落ち着くまでにしばし、そしてひとまずいただきます。そしてほどなくプールへ向かう子供たち。しばらく遊んでいると空がゴロゴロ。あてはの大嫌いな雷。慌てて水から上がり、いつの間にか部屋の端っこに小さくなっている。そして久しぶり、スコールのような大雨。みんなでおやつを食べ、今日はパズル遊びなど。と、パズルが仕上がる頃には晴れ渡り。今がチャンス、と明日からの買い出しへ。そうそう、昨日書いた「ゆかり」の話。トルコ料理と夏野菜の相性同様、この時期にぴったりのもの。というのも梅干をつけたときの赤じそを乾燥させ、細かくしたものができあがるのもちょうどこの時期。が、我が家の梅干は私の好みで毎年、赤じそ無し、なので、昨日の買い物リストにあった、という下り。そしてかなり遅ればせながらの梅の土用干しが終わり、保存瓶へ。土用干しした梅と一緒に上がった梅酢も少々加えておくのが私のなんとなくの習慣。いつまでもしっとりとジューシーな感じが好きなので。買い出しからの帰宅後、さすがの消化不良だったのだろう、あてはのプールコール。今度はスイミングの帽子をつけての水遊び、とほどなく空がゴロゴロ、ゴロゴロ。慌てて飛び出してきたのは言うまでもなく。夜、あてはの荷物まとめ。明日からの東久留米3連泊合宿。今からあてはとの数日後の再会が楽しみなのだ。

初めてのスイミング


 今月の教室の買い出しが始まる。前にも書いたかもしれないが、夏野菜との相性も抜群なのが、今月のトルコ料理、ということでまずはくにたち新鮮野菜を求め、「とれたの」へ。お目当て、摘みたてのバジルも調達し。大学通り、蝉の大合唱を抜けて、紅茶の店「葉々屋」にてプレゼント選びなど。買い物リストで忘れそうになったのが、「ゆかり」。そう、赤じその「ゆかり」。トルコ料理に?詳しくはまた後日、と少々思わせ振りにしておくことに。あてはとクッキー作りなど。今日は乳製品、卵を使わないクッキーの試作など。材料は粉と太白胡麻油の白、あとは三温糖と少々の塩のみ。先日買った飛行機と機関車の抜き型を使って。あてはペースにまかせるとひたすら機関車クッキーになっていく気配。今回の感想。通常のバターを使ったクッキーよりはずっと油分少なく仕上げているのだが、なんとかまとまる量での見極め、そして仕上りに少々手に油のつく感じがなんとなく気になり。再度試してみなくては。おやつを食べて、そろそろ出発。今日はあては、初めてのスイミングスクールの日。スイミングスクールのリュックを背負い、出発。水着姿、不安そうな表情で、先生に手を引かれプールへ向かうあてはを見送り、今日はガラス越しのベンチから眺めることに。みんなで準備体操、何が始まっているのかいまいち把握できていない様子。1人まったく違う方向を向いて、立っている。そして年齢別のクラスに別れ、先生がずっとあてはの手を握っていてくれる。運良く、あては以外はすでにスクール生、ということでスムーズにみんなと一緒に楽しみ始めている様子。まずはプールサイドでの足パシャパシャから始まり、すぐに水の中へ。足の着かない、大きなプール、初めての体験。深い水の中にいる、という感覚が新鮮なのだろう、ひたすら水中でぴょんぴょん飛び跳ねていたあては。プールサイド、足の着かない深さを手で渡っていく。ちょうどママベンチの方を向いての動き。あてはの表情がものすごく不安そう。一瞬泣き出すかと思った。先生のフォローで横渡りをし。そんな光景を見ていたら、なんだか涙が出てきてしまった。いつの間にかこうやって、私がいないところで1人でがんばることができるようになってるんだ、と。途中1度、プールから出て、先生に手を引かれ、入口のほうへ。会いに行くと、顔を合わせて安心したのか、何も言わず、またプールのほうへ戻っていった。水の中とプールサイドと2人の先生が付き、不安なときには手をつないで見守ってくれている。そんな安心感からか、休憩を挟んでの後半はいつもの笑顔が出てきた。まだ使わない水遊び道具を持ち出し、注意をされたり。まずは口を水につけ、顔を水につけ。腕浮き輪を身に付け、泳ぐ練習。水遊びしかしたことのないあてはにはまだ「泳ぐ」という認識はなかっただろう。が、水中の感覚を知ることが出来ただけも第1回の今日は有意義だっただろう。プールから戻ってくるあてはをタオルを広げて待つ。第1声の「たのしかった。」それから「おめめに水がはいっちゃったよ。」「「お口にもはいっちゃったよ。」「先生が大丈夫だよって言ってくれたよ。」小学校時代、プールが大嫌いだった私。中学高校はプールのない学校でとてもうれしかった。そんな自分の背景もあり、初めての大きなプールで、目に水が入っても、口に水が入っても、楽しかったよ、と言えるあてはが羨ましくもあり、誇らしくもあり。リュックを背負い、うれしそうに駆けていく後ろ姿。

2人で大磯まで



 月に1度の試作の日。今日はあてはを連れて、大磯へ。ここ最近はこうやって遠出をするたびにあてはの成長を実感。往復4時間以上の移動もお互いに楽しめる時間に。柳田さんとあれこれやりとりをしている間に三女のエリちゃんにくっついて、近くの買い出しへ出かけていったあては。帰宅したあてはの手にはパトカーや消防車のおもちゃなど。「あてぽん、飲む?」とヤクルトまでせがんだようだ。今回のメニュー、まずのりクエストはどんぶりあれこれ、ということで夏らしいどんぶりをいくつか。それからこちらでも今月はトルコ料理あれこれ。ということでどちらも夏野菜ふんだん、そして気づけばやけに枝豆率高し。ついつい大好きな食材なので。まずは夏の定番、「薬味たっぷり冷や汁」とそのアレンジでの「豚しゃぶどんぶり」など。せん切りにした薬味やわかめ、そしてこくのあるごまみそだれ。それからこちらは最近我が家での定番の1品「豆腐のアボカドのサラダ」をどんぶりに仕立てたもの。味付けは薄口しょうゆのみ。そしてもう1つ、「夏野菜と豚肉のどんぶり」。なすにズッキーニ、ピーマン、パプリカ、枝豆、とうもろこしなど夏野菜あれこれと豚肉をしょうゆと砂糖、ごま油できんぴら風にこっくり、しっとり仕上げ、ごはんの上に。ポイントはいつもの炒め物よりもやや濃い目に、それから火の通りも多めにくったりの手前ぐらいに仕上げること。これで一気に白ごはんとの相性もよくなり。エリー(エリちゃんのことをあてははそう呼ぶ)を筆頭に次女のナホちゃん、そして長女のナミちゃん、3人に交互に相手をしてもらい、徐々に調子に乗ってくるあては。そしてみんなでいただきます。柳田さん+3姉妹、それぞれが今までの経験を活かし、いつにまにかここアピッククリオスにてそれぞれらしい形で今していること。そしてこれから、また新しい空気が流れていく兆し。お庭の犬コロちゃんが間違って玄関先へ。そばにいたあてはの慌てぶり。形相を変えて、一緒にいたエリちゃんの身によじ登っている。もうそれ以上登り上がれないってくらいに。気になるのだが、近づけないようだ。大磯の空気を感じて、大満足なあてはと私。無事国立駅到着。ありがとう、の意を込めて、ノイフランクの焼きソーセージをかじりながらの帰り道。
 どんぶりあれこれ、今日はグラスに入れて、小どんぶり仕立てに。

今日もブルーベリー畑へ


 今日のあては幼稚園プレスクール、先生からの報告。丸、三角、正方形、長方形などの図形カードを使って、好きなものを作りましょう、と。あてはは予想通り、カードをずらりと並べ、電車作り。手持ちのカードも底を尽き、途中からは他の子達も一緒になって、あてはの電車作りに協力、とのこと。聞いているだけでその場が目に浮かぶ。さて、昨日の天気予報は大はずれ。日差しもいつもよりは穏やかでブルーベリー摘み日和かも、ということで近くの内藤農園へ。ここ数日毎朝続くあてはのブルーベリーコール、庭に細々と実ったブルーベリーもあてはペースにはとてもでなく追いつかず。今日も首からかごを下げ、意気揚々と畑へ向かう子供たち。前回ここを訪れたのが1週間前。一気に色づき度も増し、ほぼ完熟。1粒摘むと、近くの実がこぼれ落ちそうになるくらい。30分ほどであっという間に収穫。計量を済ませ、今日も農家の軒先にてみんなでお弁当タイム。風も流れ、やけに居心地の良い場所。子供たちは、いつも間にか土いじりなど。椅子や木の枝や土などを使って、いつのまにか次々と遊びが生まれていく。そしてこうやってお友達と遊ぶ楽しさ。さて、摘みたてのブルーベリーをまずはそのまま、それから今日はスコーンに入れて焼いてみる。いつものスコーン型と先日買ったくまの抜き型を使って。フレッシュの実をそのまま。焼き上がり、スコーンの香りとブルーベリーの甘酸っぱい香りがなんともいえず。フレッシュならではの酸味もしっかりとあって、なかなか贅沢な一品に。くま型、くまに見えるといえば見えるのだが、見えないといえば見えない。が、当のあてはは大喜び。「くまにみえるよ!」とつぶやくこと数度。私へのフォローなのか。庭に植えたゴーヤとは別に、今日は料理教室に面したデッキスペースに鉢植えで。2階のデッキから麻紐をつるし。夏休みの自由研究風。

紙を折ったり、切ったり、貼ったり


 器と調理道具の買い足しへ。あてはが目をきらきらさせて私の手元を見つめている、その先は金串。危険、危険。買い出しを終え、今日はエキュート立川へ。まずは大好きなクレイ映画「ウォレスとグルミット展」をのぞいた後、「新聞紙や雑誌を使ってのエコバッグ作り」のテーブルへ。新聞紙や雑誌を重ね合わせて、折り曲げ、のりで貼り、切ったり、折ったり、また貼ったり、でバッグが仕上がるというもの。置いてあった「料理王国」のよさそうなページを選び、さっそく挑戦。時折手伝ったりもするものの、貼ったり、切ったり、とオリジナル工作に夢中のあては。工作は嫌いではないが、基本的に大雑把で飽きっぽい私、あとは持ち手をつける、というところでひとまず終了、後は家に帰ってから、と。久しぶりの一橋へ。真夏の木々の下の涼しさ。そして、夏休みの学校、この感じもなんともいいのだ。帰り際、あてはのプール教室の申し込みへ。今月からひとまず1ヶ月、体験レッスンを受けてみることに。先日見学に来たときもそうなのだが、今日も「今から泳ぎたい!」と。手続きを済ませ、あてはの水泳帽や浮き輪、そしてスクールバッグなどを受け取り。あてはの全身からわくわくが伝わってくる。帰宅後、いつの間にか、遊びながらピンクの水泳帽をかぶっていたあては。そうとうなわくわくなのだろう。無事、エコバッグの持ち手を取り付け、完成。なんとなく作ったわりにはしっかりとした造り。デパートなんかの紙のお買い物袋の要領なのだろう。いつのまにかあてはの三輪車にかけられ。中には昨日作った折り紙の動物たちなど。しっかりとした造り、なのだが、壊れる日は遠くない予報。

真夏のビール試飲会



 昨日の鎌倉余韻に浸りつつ、訪れたデリのショップにてとあるディップに触発され、デザートも含め、あれこれ試してみる。学生時代の試験勉強にも近い、最後の追い込みと最後にやってくるうれしい手応えを待ちわびながら。午後、まずはふらりと散歩しながら、「たとぱに 夏の蚤の市」へ。大学通りのビル、3階にあるインテリアのお店にて普段使いの古道具あれこれ。ぐるりと一回り。今回は特にお買い上げなし。さて、駅の改札口、我が家のでこぼこコンビの登場。今日は酒屋さん「せきや」での「ベルギービール試飲会」へ。受付にて、カナさんファミリーと合流し、さて、会場へ。テーブルにはずらり20種類ものベルギービール。まずは定番の「ヒューガルデン」から番号順に飲み進めてみることに。とりあえずはみんなで乾杯をし。爽やかでフルーティーなホワイトビールから、しっかりとした香りやコクはもちろん、きりっとした酸味も魅力的なランビックビールやレッドビール。全種類制覇とはいかなかったものの、ブレッツェルをつまみながら、15種類ほど試飲。私の好みはフルーティーかつスパイシーな「レフ・ラデュース」と、フルボトルのワインを思わせる「グーデン・カロルス」。楽しくて、いい気分なのは子供たちも一緒。ビールグラスに水を注いでもらい、ポップコーンやブレッツェルを頬張り。真夏のビール試飲会、なんともすてきな企画。ほろ酔いまではいかないが、上機嫌で買い物など。初秋刀魚。いただいた茶豆と一緒に、これでは夜もビールが恋しくなる。
 今月のデザートは「ドライフルーツのコンポート」、の予定。
プロフィール

くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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