
楽しみにしていたイベント、お店の方の体調不良で今日は急なクローズ。残念、そしてお大事に、と。小さな子供を育てながら、のお仕事。くれぐれもご無理なさらないように、と。ということで、いつもの一橋ランチへ。お友達とも合流し、久々みんなでわいわい、にランチそっちのけ、はしゃぐあては。帰り際、「ほら、あては、今渡したら?」朝から渡す気満々だったプレゼントのお菓子、いざ渡す段になって、絶対に聞こえないような小声で、「おたんじょうびおめでとう。」急に恥ずかしくなってしまった、とのこと。しっかり遊んだ帰り道、今にも眠りに落ちるあてはを連れて、明日の買い出しを終え、家に着く頃にはスヤスヤ。そのまま長い昼寝へ。やっぱり昨日の興奮疲れがまだ残っていたのか。そういえば、今日は朝から珍しく、「つかれた。」と言っていたような記憶。今日もどら焼きを焼く。定番に加え、変化球の試作。特にフィリングの取り合わせについては、頭の中のイメージと実際に口にしたときの印象とのギャップ。まさしく、やってみないとわからない。ひとまず、ちょっとおもしろい1品、方向性定まりつつ。寝起き、ちょっとふらふらしながら、どら焼きの皿を運んでいくあてはの後ろ姿。それからもう1つ、来月の秋和食。ごはんものでリクエストの多いのが炊き込みごはん。今回は秋らしい食材とこれまたリクエストをいただいている玄米との取り合わせを思案中。玄米=そのまま炊く、の一辺倒になりがちだが、主張のある玄米だからこそ、のシンプルな炊き込みごはん。炊き上がった香りもたまらない、そしてつまみ食いが止まらない私。時々の玄米は圧力鍋で炊いている我が家。最近の炊飯器事情にはすっかり疎く。ここ最近の炊飯器は玄米もとってもおいしく炊けるらしい、そんなフレーズ自体がかなり過去っぽい気もするのだが。どなたが情報ある方あれば、ご一報を。
あてはと作ったビスケット。

今日はお父さん、平日オフと判明した途端からテンション上がりっぱなしのあては。とにかく何をするにもテンション高く。野菜直売所にてお目当ての大きなズッキーニを見つける。ズッキーニに関してはかなり大ぶりになっても大味になることなく。畑に周りにはすすきの穂、と昼間の暑さとは裏腹に秋は近づいているはず。久しぶりに手打ちそばとうどんの店「利静庵 甚五郎」へ。古民家をそのまま生かした風情ある店構え。蕎麦好きの我が家、今日も新規開拓を目指したのだが、リクエストもあり。以前いただいたときよりも心地よいコシがあり、平日のほうが当たりなのかも、と思ってみたり。さて、今日はみんなで散歩しながら、あてはのスイミングスクールへ。受付にて撮影許可を取り、望遠レンズを構えるだんなさん。そしてプールサイドに現れたのは、大泣きあては。テンション上げっ放し過ぎて、力尽きたのか。そしてガラス越しの私たちを見つけ、さらに大泣き。「ここからが男の見せ所だ。」と。しばし泣いていたが、プールに入った頃から徐々に表情が落ち着き。徐々に表情が和らぎ、ようやくの笑顔が出たときには一安心。途中からはカメラが向いていることに気づき、こちらへのカメラ目線まで。撮影側としては笑い顔あり、泣き顔あり、といった意味では充実したものだったのでは、と。あてはの動きも前回よりもだいぶスムーズに。終了15分前にようやく、同じクラスにお友達のジンくんがいたことに気づいたようだ。そして終了後、うれしそうに更衣室にやってきたあては。帰り道、ドーナッツやさんにて遅めのお茶タイム。自動ドアが開くたびに聞こえるせみの大合唱。夏休みの終わり頃、そんな印象。

今月の子連れクラス、さすが幼稚園年少さん、レシピを見つめ、調味料の香りを大人顔負けで楽しむ将太朗くんと渓二朗くん兄弟。子連れクラスは初めまして、なのだが、ブログで何度となくお顔を拝見していたので、妙に親しみが沸いてしまう遥斗くん、そして紅一点、愛くるしい姿とのコントラストが妙、男子チーム誰よりも低音声のアリちゃん、そして我が家のあては。まずは子供たちの合唱から始まり、遥斗くんが機関車トーマスのテーマソングを口ずさめば、あては大音量、銀河鉄道999ソングが始まる。今月のデザートは「ドライフルーツのコンポート」。大ぶりのトルコ産白いちじくやあんずに相性の良いくるみを詰めて、コンポートに仕立てる。コンポートというとキッチン慣れした上級者風のイメージがあるかもしれないが、気が抜けるほどあっという間に仕上がってしまう。そのポイントはシロップで煮含める前に電子レンジでドライフルーツをやわらかくすること。少々の水を加えて、かけること1、2分でジューシーにふっくら。あとはくるみを詰めて、煮ること10分ほど。もう1つのポイントは日頃の煮物についても言えることなのだが、より少ない煮汁で煮物を仕上げるときのヒント。鍋をコンロ斜めに置き、鍋の縁に深さのある部分を作る。底に煮汁もそしてその煮汁に浸るように食材も整え。斜めになった鍋の中、ワインベースのシロップにくるみの詰まったいちじくとあんず、そしてレーズン、今回はカルダモンとシナモン少々を加えて。食後のデザートタイムにはまずは砕いたビスケットを敷き、アイスクリームとヨーグルトを盛る。このアイスクリームとヨーグルトの組み合わせもなんとも爽やかで癖になる。その上にジューシーに仕上がったフルーツを盛り、みんなでいただきます。子連れクラスの宿命、スプーンを放す気配のないあては。ようやくくれたのは、上に飾ったディルのみ。教室終了後のキッチンの静けさが嘘のよう。そして片づけをしながら、あてはとおしゃべり。「線路(おもちゃの)、みんななくなってるよ。」「ベランド(ベランダのこと)にいれちゃったよ。」デッキの床、木材と木材と間からわざと落とし入れたのだ。夜、眠りにつく前に布団の中で急に思い出したのだろう。「ベランドのせんろ、あしたある?」「どうかなあ?」最初はしくしく、そのうち大泣き。教室のキッチン、洗い物かごには線路がずらり。明日は大切に使うことを信じて。
パン作りがライフワークの彼女からうれしい差し入れなど。とっても丁寧にまじめに作られたパン。特にブログでも拝見したショコラロール、天然酵母ならではのもっちり感、そしてリッチな生地。トースターで温めたら、もう止まらないおいしさ。やっぱり作り手からのプレゼントは心に響く。

あてはの幼稚園プレスクールのお迎え後、今日もブルーベリー摘みへ。このお散歩感覚でふらりと立ち寄れるのがなんともいいのだ。もうすぐ始まるのが秋の味覚、ぶどう狩り、こちらもぜひぜひ立ち寄りたいなあ、と。いつもの「とれたの」にて新鮮野菜を買い込み、いつもの一橋、先日見つけた池の脇のちょっとひっそりとした木陰のベンチにてお弁当を広げる。あてはの足元にはまだ青いどんぐりがいくつも落ちていた。そしてとんぼが舞い。木陰でだいぶ涼んだものの、あてはとの約束もあり、アイスクリームやさん「MILK TOP」へ。マンゴーソルベにパイナップルアイスクリーム、そしてほうじ茶アイスクリームへ。フレッシュのパイナップルを使った、ソルベではなく爽やかなアイスクリームは初めての感覚、そしてほろ苦さが癖になるほうじ茶。ギャラリー「ゆりの木」にて、木の工房「ki-to-te」の「木の家具・小物展」に立ち寄り、明日の買い出しを済ませ。今日もデッキのプールに水を張り。昨日に引き続き、来月の試作など。キッチン越し、水遊びのあてはを眺めつつ。どら焼きの皮を数パターン。焼く度に、香りに反応するのか、あてはがやってくる。小麦色の少年。どら焼きをつまみながら、怪しい踊りなど。こういう踊り方もすっかりふざけた少年なのだ。残暑厳しいものの、夕方からはどことなく風が流れ、暗くなる頃には虫の音など。いつの間にか初秋。大好きな秋が待ち遠しい日々。ということで来月のメニューは一気に「秋色」仕立てへの想い。

今日はタンクトップに水着姿のあてはと自転車に乗って、久しぶりの北公園へ。さっそく水遊びを始めるあては、持ってきたバケツで、まるで仕事のようにせっせと水を汲んでは、岩と岩の間にできた溝に池作りなど。お盆を過ぎ、木陰のベンチならば心地よい風が吹き。時折近づいてみると、そこには大きな大きな池が出来ていた。自分たちなりにいろいろな遊びを考えながら、飽きることなく続く水遊び。途中で水分補給の梨を口に突っ込み。そして水着姿でおにぎりを頬張り。あてはの腕がますますこんがりいい色に。今年も何度となく、「おいしそう!」とのコメントを頂戴するその腕。まだまだスムーズにはいかないおもちゃなどの貸し借り。本人たちはもちろん、親の方も労力要するが、こういう経験を丁寧に重ねていくことで本人の成長はもちろん、友情も深まっていくのだろう。帰り際、手をつないで歩いているアオキくんとあてはの後ろ姿を眺めながら。さて、お盆シーズンも終わり、日々の生活へ。ということで来月の試作スタート。午前中の疲れと帰省の疲れとで、今日も長いあてはの昼寝。その間にあれこれ、とこの感覚がなんだか懐かしい。久しぶりに小豆を炊く。小豆を炊く香りもそうだし、炊き上がった小豆のおいしさ。ここ数年、年を追うごとに小豆がおいしいと思うようになった。年を経てきている、ということなのか。さて来月の和スイーツは「どら焼き」。やったあ!という声と、どら焼きかあ、という声とが聞こえてくる予報。私自身も自分から手を出すことはあまりないスイーツ。ということで、今回のコンセプトとしては、基本を押さえつつも、甘過ぎず、和過ぎず、食後にちょこっとスイーツ、そんなところ。特に生地もフィリングもしっかり甘く、を打破したい思い。まだまだぼんやりながらも、お楽しみに。寝癖をつけながらどら焼きを頬張るあては。牛乳との取り合わせ、これは私も大好き。

朝早く、「まくらがたたない!」と大騒ぎのあてはにみんなが目覚める。休日なのに。夢で枕が立っていたようだ。お騒がせの後、早めの朝ごはんを食べ、渋滞に巻き込まれないように、と早めに焼津の家を出る。大きなすいか丸ごとと、父が隣の畑で作ったミニトマトも車に積んで。お陰で渋滞に巻き込まれることなく、スムーズに東京へ。いつもの直売所で夏野菜を買い込み、買い物も済ませ、立ち寄ってみたかったオーガニックイタリアン「キ・アリ」へ。西国立にある、カウンターのみの小さなお店。こだわりの食材をふんだんに、なのだろうが、料理全体の塩がだいぶ強かった。無事帰宅し、まずは庭の水やり。毎年この夏の帰省で鉢植えについではだめにしてしまうものもあり。今日はのんびり過ごそう、思い立って、もらってきたすいかですいか割りなど。初心者、ということであてはの目隠しはなし。そして思いのほかきれいな割れ目。みんなでDVDを観始めるそばから、まずは眠りに落ちた私、そしてだんなさん。そして1人マイペースに遊んでいるあては。そういえば実家でもこんなシーンがあったような。午後の昼寝、みんなが寝そべる中、1人何役も演じながらの電車ごっこに白熱など。夕方、なんとなく久しぶり、いつものキッチンでの夕ごはん作り。やっぱり自分の家が一番落ち着くなあ、と。あては去る、焼津の実家も余韻を持ちつつも、どこはほっとしているところなのだろう。
先日買った曲げわっぱにおかずを詰めて。

朝7時過ぎ、国立からだんなさんの到着。そしてみんなで朝ごはん。今日は3人で焼津の海へ。めざすは浜当目海水浴場。うっすら曇り空で幸い、汗ばむこともなく、過ごしやすい。足元だけ水につけ、こちらは快適に読書でも、の心積もりであったが、2人のあまりに楽しそうな姿、ついつい目が離せず、いつのまにか撮影係。寝転がって、寄せてくる波を待ち。砂で亀を作っては、波に流され、また作っては流され。おやつにと持ってきたとうもろこしを機械のような速さでかじり、また海へ戻るあては。途中からドライブついでに立ち寄った妹たちと合流。みんなではしゃぐ2人を眺めながらのおしゃべりなど。昼前に日差しがじりじりと熱くなってきたので、そろそろ、と。今日は久しぶりに、港の近くにある食事処「かどや」へ。焼津ならではの新鮮魚介のお店。壁には一面、メニューがずらり、地元のお客さんも多い、気さくなお店。お店の人たちの気さくで人懐っこい感じもなんとも懐かしく。まずはもちろん刺身。それから金目鯛の煮付けも外せない。育った地を離れた今、こうやって改めて「焼津」という町を楽しむことができること。帰り道、すぐ近く、焼津港の漁船を眺め、山の方を目指し、古民家立ち並ぶ、「花沢の里」を走り。離れているからこそ感じるよさと非日常ならではの、時折だからこそのよさと。午後、赤く日焼けした鼻を並べて、昼寝の2人。外、物干しざおには、大小2つの水着が並び。長い昼寝から目覚めてきただんなさんの体にびっくり。日差しはほぼ出ていなかったものの、顔も背中も真っ赤。それは夕日のせいではなく。母初挑戦のタンドリーチキンにだんなさんリクエスト、母の肉じゃが(にんにくが効いているのが癖になる)。みんなで囲むごはんはとにかくおいしい。

やっぱり実家生活は朝が早い。いつもは7時か7時半起床のあてはもこちらではなぜか6時台に目が覚め、そして7時台にはせみを取りに行ったり。お彼岸のお墓参りへ。毎年お墓参りの帰りに父が車を走らせて立ち寄るのが、蓮沼。白とピンクの大きな蓮の花がなんとも幻想的。あてはと散歩ついでに近くの河原へ。念のため水着を着せて大正解。子供の頃、いつも遊んでいた河原。水の流れも浅瀬にいる小魚もやけに懐かしく、あてはと浅瀬をジャブジャブしながら、私の方が盛り上がる。夕方からみんなで静岡の街へ。今日から始まる夜店市。まず立ち寄ったのは駅近くに新しくできた「一茶」。静岡茶商工業協同組合がプロデュースしたお茶カフェ。「本山茶」2種類をいただく。1つはあたたかいお茶。本山茶らしい青々しい香り豊かな味わい。もう1つは水出しでの冷茶。こちらも緑豊かな風味に甘みもあり。通り沿いにはたくさんの出店が立ち並ぶ。1度はスルーしたものの、やっぱりどうしても諦めきれず、1人道を戻ることしばし。アンティークの曲げわっぱを買う。昔ながらの深い丸形。1度は使ってみたかったもの。あてはが挑戦した金魚すくい、もちろんフォローつきなのだが、驚くほどに破れないすくい棒。途中からは父に代わり、もうこの辺で、と気づけば15匹以近く。仕事帰りの妹と合流し、みんなで居酒屋「だいこん屋」へ。名物の大根料理を始め、いわゆる創作料理。こういうお店に来るのもやけに久しぶりで。まずの注文は生とうもろこし。色の白い、身の締まったとうもろこしの甘いこと。みんなでお酒の飲みながらの楽しい時間。帰り道、風船ときらきら光るブレスレットをつけたあては。風船が飛んでいってしまうのが常に気がかりなようで、ブレスレットにくくりつけた風船のひもを反対の手で押さえながらの歩き。帰りの電車に乗り。焼津近くになると、「あっ、あそこ!」今日は焼津海上花火の日。車窓から眺める花火もなかなか風情あり。帰り道にも大空に舞う花火を眺めながら。ここ数年はこの時期に帰省していれば、家の前や近所からこの花火を眺めるのが恒例。今日もそのつもり、だったのだが、あてはが花火の音を怖がり。時に眺め、時に家に入り。最後の大玉は家の中から音だけを鑑賞。まあ、それもよしとすることに。
久々の実家オーブン、感覚鈍り、少々焼き強し。緑茶の茶葉をふんだんに使ったクッキーなど。

牧之原方面へのドライブ。そう、先日の地震で被害の大きかった地域。多くの一般家屋の屋根にはビニールシートがかけられ。向かった先は、オープンして間のない「富士山静岡空港」。空港建設に関して、長期にわたり、その是非が問われ、ようやくの完成、となった運び。まずは、母おすすめ、2階の一角にて牧之原茶をいただくことに。カウンター越し、日本茶インストラクターの方に「つゆひかり」を淹れていただく。「被覆茶」という玉露に近い製法で作られる手間のかかったお茶。淹れていただいたそのお茶の色の美しいこと。低い温度で淹れられた1煎目、玉露を思わせるような、ほっくりとしたコクとしっかりとしたうまみ。そして温度を上げての2煎目、さわやかな苦みと渋みが広がり、お菓子と合わせたくなる。あてはには水出しの冷茶をいただき。心潤され、展望デッキで。タイミング良く、小さな空港ながら、数度の着陸と離陸を目の当たりにし、恍惚とした、そして真剣な表情のあては。そして「今から乗りたい!」と。そうだよね。さて、今日の目的、おいしい鰻を食べに行く、ということで、吉田町にある「八木秀」へ。久しぶりの鰻重のおいしかったこと。これでこの暑さも乗り切れそうだ。昨日今日は、ここ焼津にて、毎年恒例、荒祭りという地元のお祭りがある。今年はあてはを連れていきたいなあ、と。夜、甚平姿のあてはと2人でふらりと出かけてみることに。歩くにはかなりの距離もあり、たどり着かなかったらそれはそれで、と。荒祭りの掛け声「アイエートン」にあてはのお祭りサウンド「ドドン・ド・ドン」が重なり、「アイエートン、ドドン・ド・ドン」が響き渡る。なんとかたどり着き、まずはお参りをし、夜店巡りなど。1つだけ好きなものを、あてはが選んだのはスーパーボールすくい。他の夜店以上に割りに合わない感はあるが、本人の意思を尊重する、ということで。あてはが欲しかったのはぴかぴか光るボール。そしてうれしそうにビニールに入ったボールを眺めているあては。2人でかき氷を食べ、さすがの帰り道には力尽き。すやすやあてはを抱えながら、来年にはどんなお盆を迎えているのだろう、とぼんやり。

あてはと焼津への帰省。帰省シーズンらしい東京駅。DEAN&DULUCAにてランチを調達し、いざ新幹線へ。ベンチにて新幹線を眺めることしばし。今思えばこのときだったのか、バッグに入れておいたはず、帰省みやげのコーヒー豆の袋を落としてしまったようだ。新幹線に乗り込み、まもなく出発。ランチタイム、そしてあてはの絵本タイム、とあっという間に静岡に。ホームにはとびきりの笑顔の母の姿。そして車にはこちらも喜びを隠し切れない父の姿。夕方、身支度を整え、駅に向かう。少し前に散歩に出かけた母とあてはに途中でばったり。2人の後ろ姿を見送りながら。今日は中学、高校時代の友人たちと久々に夜の集まり。懐かしい駅にてぼんやり。夕方の高草山には大きな雲がかかり。久しぶりの清水駅へ。高校時代には、毎年みんなで清水の七夕祭りに来た記憶。駅近く、ホテルクエスト清水の1階にあるリストランテ&バー「クオモ」へ。いつもの顔ぶれプラス、今日は4歳の優奈ちゃんも一緒に。今日はちょっとずつあれこれいただけるコースをオーダー。2つ目の前菜、エスカルゴとマッシュルームのタルトはこくがあって美味。やっぱりエスカルゴバターはすばらしい。添えられたシブレットがきりっと引き締め。そして印象的だったのが、お魚料理でサーブされた黒い球状のもの。正体はホタテとイカスミのムース。大葉のソースがさわやかにからみ。しゃべりたいことがありすぎて、話が止まらない。やっぱりこの顔ぶれはほっとする。10代の頃の密な時間があったからこそ、今こうやってそれぞれが感じること、経験したことを分かち合えるのだろう。そして偶然にも共通の経験など。そのときにはそれぞれがそれぞれの想いを胸に抱き、そして乗り越え、大切な記憶となっている。デザートタイムを終え、早帰り組を見送り、「もう少し飲みたいよね。」と。商店街を一歩外れた道沿いにある居酒屋「やじま」へ。今日はこういうお店にふらりと入りたかった気分。カウンターにて串焼きを焼くご主人の手さばきを眺めながら、じっくりとおしゃべりなど。こういう時間がやけに久しぶりで。帰りの時間、お互いの電車を待ち。見えなくなるまで手を振り合う感じ、ふと当時の制服姿の友人の姿が思い浮かび。昔からの思い出にこうやって次々に新しい思い出が積み重なっていく。久しぶり、駅から我が家までの夜の道。香りまで懐かしい。