
怪しい雲行き、急ぎ足での買い物帰り、「今日は会えないね」、そんなやりとりの後に道でばったり、思いがけずのコーヒーブレイク。立ち寄ってみたかったカフェ「naksi」にて。そして私たち以上に偶然のこの時間を喜び合うアオキくんとあては。オーガニックなアフリカンテイストの店内。ランチタイムの仕込みをしつつのオーナーさんとのおしゃべりなど。毎日丁寧に食の仕事をしている様子がうかがえる。それにしても、今日のさくっとコーヒータイムはうれしかった。帰り道、こちらも立ち寄ってみたかったところ、オープンしたばかり「田園工房」をのぞく。「自分で作る」をテーマにしたギャラリー兼カフェ。ランチタイムには3つのオーガニックカフェが日替わりでの出張営業。以前カフェにおじゃましたのを覚えていてくれたナオカフェさんが今日のランチ担当。「中、のぞいてもいいですか?」店内を案内してくれて、「作ることって楽しいよね、そんなことをみんなにも感じもらえたら。」と目をきらきらさせて。静かながらもたくさんのエネルギーが詰まっている空間、そんな印象。ヴィーガンフード(完全な菜食)の日もある、とのことで何度か足を運んでみたいスポット。午後は自宅作業に徹する日。そしてこういうときに強い味方、あてはデッキでのプールタイム。メニューをあれこれイメージしながらも、気づけば、自分の今までレシピの振り返りに近かった。そしてレシピを見直しつつ、あれこれ思い出がよみがえり、と、脱線。そしていつの間にかあてはとおやつタイムの談笑風が長引き、学生時代の進まないテスト勉強、そんな感覚に近かった。夜、デッキにて到着の1時間以上前から「待ち」のあては。急遽やってくることになったわが妹を待ちわびて。

平日クラスの今日。今回のスイーツは2品盛り合わせ。まずの一品は「黒糖寒天 自家製黒豆きなこを添えて」。低カロリーかつ食物繊維豊富、と魅力溢れる寒天。なんとなく手を出しづらくて、という人におすすめなのが粉寒天。パウダー状になっているので、その扱いやすさといったら。水、黒糖、寒天、以上を鍋に入れ、1度沸かし、型へ。ゼラチンよりも圧倒的に早く固まってくれるのも魅力。今回は電子レンジに1、2分、いわゆる乾煎りしたての黒豆を使ってのできたて黒豆きなこを添えて。炒りたて、挽きたてならではの香ばしさといったら。そこにアイスクリームと黒蜜、そしてぶぶあられをトッピング。思わず顔がほころぶ味。ここ最近の暑さといい、湿度といい、この気候のせいか、否か、私を含め、みなさん、ちょっとしたミス続出。まるで感染のように。「暑さのせいですから!」さらりと交わすもあり、1人プチ気落ちもあり、プチではなく大ダメージもあり。こういうときのコミュニケーションも楽しいもの、が、ミスをどこまで挽回できるか、それは私に課された大事な役目であり、場を楽しみつつも、きちんとした味を体感してもらわなくては、と。「ただいま~!」勝手に戸が開き、水遊び帰り、タンクトップ姿のあては帰宅。教室終了後は、月に1度のお楽しみ、マイホームサロン「エステのじかん」。待ち時間に、今日は試作のクッキー作りなど。と、横のテーブルには、使わずに置いておいたクッキーの抜き型、いつものまにか数個なくなり、気づけば全部見当たらず。こっそりのぞけばサロンルーム、シーツの脇にずらり並ぶ型たち。それもお得意の、一列にきちんと。そして、今日もみなさんの協力の下、ありがたい夢の時間。やっぱりこの後のおしゃべりはうまく口が回らなくて。

今日もせっせとオーガニックカフェリサーチなど。めざすは国分寺にある「カフェスロー」。昨年だったか、移転して以来、行くタイミングを逃していたこともあり。国分寺方面への初めてのサイクリング、こっちだよね?とぼんやり走っていると、道の向こうにお友達のアキさんの姿。向かう方向もほぼ一緒、ということで楽しいナビ付きでの道中。一見倉庫風の作りかと思いきや、店内全体が土と藁、そして木をふんだんに使った、温かみのある落ち着く空間。さっそく「季節野菜の丸ごとプレート」を注文。メインは野菜のフライ、なのだが、大ぶりに長くカットされたにんじんのフライがとっても印象的。あてははそれを「えびふらい」と呼ぶが、なかなか適した表現だったり。添えられた豆腐タルタルソースは酸味とコクがほどよく。食後のスイーツは「大豆ときなこの香ばしいケーキ」。こちらにも豆腐ベースのクリームが添えられ。バターは使わず、少々の菜種油を使っている、とのこと。料理についてもスイーツについてもシンプルかつ素朴でわかりやすい。外の味と家の味の中間的、というか。が、特にこういうマクロビスイーツに関しては、わざわざ食べたい?と聞かれたときに、間が空く感。物足りなさ、というか洗練具合というか。お店の片隅にはあの頃と同じものかは定かではないが、木製のクーハン。生まれて数ヶ月の頃、移転前のカフェにてあてはが横たわった記憶。そしてその記憶があるのか、ないのか、もちろんないのだろうが、乗り込もうとする者あり。併設されたアチパンにてパンとお菓子を買い。こちらのマクロビスイーツはコクも風味もあり、ついついまた食べたいなあ、と。アチパン、といえば、みんなで子供たちをおんぶしながら汗だくで習った天然酵母パン教室、の記憶。国立への帰り道、「そういえば、この間の石鹸の・・・」ぶつぶつ言いながら、ふらり立ち寄ったのが、「真姿の池湧水郡」。雑木林を抜けると弁財天が見え、脇には湧水がまさに湧いている。そこから流れる水の流れの美しいこと。そして川沿いには「お鷹の道」という遊歩道。竹林の中の一本、「あっ、おんなじだ!」と指差すあては。見れば、七夕の短冊が1つ。最近のあてはの口癖、「すてきだね~!」同感、同感。帰り際、湧水口には水を汲む人の姿。この間、商談会で出会った国分寺産の石けんもまさにここの湧水を使っている。どこか遠くへ来たような、そして10分後にはいつもの眺め、この感じがなんともいいのだ。

七夕の今日。まずはあてはを幼稚園プレスクールに送り出し、買い出しのはしご、と1人の行動のはかどること、はかどること。帰宅後、ほっと一息のおまけ付き。それにしても暑さ厳しい今日、が、いつもの一橋グランド脇、大きな木々の下の涼しいこと。みんなで手をつなぎ、丸くなって、歌を歌いながら、楽しそうにどこへ行く。遠くから眺めていても、その動きで楽しさが伝わってくる。午後は「夏の親子コンサート」へ。さすが音大付属の幼稚園主催、まずは昨年よりもより幻想的になった影絵による「七夕物語」。プレスクールの幼稚園にしても、こちらの幼稚園にしても、園庭には大きな、大きな七夕飾りが風になびき。こうやって、子供を通して、より、それぞれの季節を感じることのできる生活に改めて感謝。その後は、現役音大生による独唱や弦楽四重奏など。いつのまにか、少しずつ席を前に移動し、みんなでひっついて並んで座っている後ろ姿。最後にはみんなで「七夕」の歌を歌い。音に合わせて、体を揺らすあてはの後ろ姿を見ながら。今年はぼんやりと「七夕」というものを感じているようだ。コンサート終了後、しっかり園庭で遊び、この暑さ、さすがに親子共々クタクタ。久しぶりに長めになりそうなあてはの昼寝。1階キッチンにこもり、あれこれ調べ物やまとめものなど。来週、初めて口にすべく予定の「さばサンド」(鯖、のサンド!)、今日は勝手な想像による試作など。玉ねぎや薬味、ハーブなどを一緒にサンドしてみる。あれ?思った以上にさわやかな仕上がり、そして本物へのますますの期待など。何の話、と思う方、来月の教室は世界三大料理の1つ、トルコ料理。そしてリクエストの一品はそんなトルコでの港町フード、「さばサンド」。まず最初のリアクションが真っ二つに別れる気配を感じつつ、みなさんの顔がほころぶ仕上がりを目指して。

立川パレスホテルにて、「多摩の物産&輸入品商談会‘09」。多摩地域の「食品、雑貨、輸入品」などに関わる100以上の企業やショップが出展するイベント。昨年に引き続きの出展あり、新たな今年の傾向あり、そして改めてこの多摩の魅力を実感する。印象的だったものをいくつか。まずは三鷹市が取り組む「みたかさん」。三鷹市にあるパン屋さんやケーキ屋さんが一丸となって、三鷹産の地粉をはじめ、旬の野菜や果物を使ったパンやスイーツを考案、そしてそれぞれの店舗にての販売、というもの。それから国分寺の湧水とピュアオリーブオイルで丁寧に作られた石けん。そして、国立本店に続き、恵比寿店、そして新宿店オープンなど、最近の活躍めざましい「国立ファーム」の「東京たまたまご」。なんと黄身が白い卵。その白さの秘密はえさ。日本の風土に合わせた「国産米」を食べて育った鶏からの卵なのだと。気になるそのお味は不思議にもどことなく「米」の風味を感じる。通常の卵よりもずっときめが細かく、そしてすっきり、しっとりしている。今ではかなりいろいろなところで出回りつつある「ソルトリーフ」(塩味のするみずみずしい野菜)に続き、国立ファームプロデュースとして一押し、とのこと。完全においしいもの食べ歩きツアー感覚のあては、とくに国立ファームの本日採れたてとうもろこしと枝豆には感動していた様子。残念だったのは、昨年よりも圧倒的にコーヒー豆を扱うショップの出展が少なかったこと。改めて、身土不二、そして地産地消、多摩に住まう1人として多摩の食材を大切にしたいなあ、と。帰り道、久しぶりに立ち寄ったデパートのキッズスペース。すべり台1つを囲んで、年さまざまな子供たちが集まり、そしていつのまにか小さな社会が出来上がってくるからおもしろい。久しぶりにやってきたこういうスペース、いつのまにかあてはがすっかり「お兄ちゃん」のカテゴリーに。あてはの陽気なしぐさを小さな男の子が一生懸命真似る。ここでは真逆の光景しか記憶になかったから、やけに新鮮で。先日いただいた立派な梅が満を持して、の今日。先月漬けた梅干はすでに順調に梅酢が上がったので、今日は梅ジャム作りなど。そして家中に甘酸っぱい香りが広がり。デザートにはもちろんチャツネ代わりに料理での登場もあれこれ。まずは定番、熱々をアイスクリームに添えて。
「教室の風景」アップしました。アジアン乾物料理。

今日の教室、雑穀楽しみにいらしたみなさん、本当にごめんなさい!入れ忘れ、続出!そんなときにも優しくフォローしてくれるみなさんには心より感謝。そしてそれに甘んじず、常にきちんとしたものを仕上げなくては、と反省などなど。今日も初めまして、の生徒さんあり。こうやって、いろいろな形で人と出会えるおもしろさ。そしてご近所の生徒さんが増えることで、ますます私の日々の生活、背筋が伸びる感。そういえば今日も、「昨日○○さんに会いましたよ。」とか「そういえばこの間、○○さんが○○ちゃん見かけたって言っていたよ。」とかそんな会話も多く。今日のメニューの一品「帆立とズッキーニの変わり揚げ2種」、衣にするのは、細かくしたおせんべいとコーンフレーク。ふわりと香ばしいおせんべい衣と、パリパリした食感が癖になるコーンフレーク衣。いつものフライが一気に目新しくなり、またビールとの相性も絶妙。和食で使われるレシピなので、もちろん天つゆでもよし、添え塩でもよし。今回はさわやかなアジアン演出として自家製スイートチリソースを添えて。お皿に盛られたフレッシュハーブ、バジルに大葉に香菜を合わせて口に頬張ると、ふわあと、キリッと、心地よく。先月に引き続き、揚げ物のコツ。油切りについて。鍋の上、トングや菜ばしで大げさに上下に振り、しっかりと油切り。それもなるべくなら縦長になる方向で、油が下に出やすい向きにすること。そしてバットに立てかけ、なるべく熱い熱がこもらないように。この工夫で、揚げ物がすっきり軽い仕上がりに。揚げバットにしたたる油もほとんどなし。なので、揚げバットに敷くキッチンペーパー要らず。ということで、今日も熱い鍋の前、何かの儀式のように、トングを振る姿。教室終了後、買い物ついでに朝顔市へ。すだれ越しの朝顔たち。夏の涼。そして野菜などを買い、ふと目に入ったのはあめ細工。あてはきっと欲しいって言っただろうな。夕方、大きな七夕飾りを持って、帰宅したあては。父と母との手作りのお飾りに短冊、そしてなぜかボンタンあめの箱も飾られ。荷物の中にはあめ細工。昨日父と母と出かけた朝顔市。やっぱり目に留まったようだ。遊びに来てくれた翔くんと、しばしの別れを知ってか、知らずか、ものすごいはしゃぎっぷり。そしてお見送り、という名の駆けっこ。第2子無事出産を願って。
生徒さんのブログに励まされる日々。そして生徒さん同士のつながりもうれしくて。とにかく頼りにしています、ねえさん。まずは「さば」、かな。
今日みんなで作った「帆立とズッキーニの変わり揚げ2種」。

今月の教室が始まる。初めまして、の生徒さんあり。といっても、初めまして、のような、初めましてではないような、なかなか楽しいご縁。今月の教室は、「アジアンな乾物料理」。ベトナム風あり、沖縄風あり。オキナワンで今回おすすめの一品が「麩ンブシー」。麩のンブシー。「ン、から始まる名前なんて!」確かに、確かに。いわゆる味噌煮込み、なのだが、今回は麩と夏野菜、そして鶏肉をきりっと炒め煮風に。このレシピにはいくつもの秘策が。まずは麩の使い方。もちろん沖縄麩での車麩でも構わないのだが、今回使うのはどこのスーパーでも手に入る、あの円柱型の麩。お椀や味噌汁に入れるのが定番なのだが、今回は鶏肉と野菜を炒めた頃に、調味料と水と一緒に投入。それも乾燥したまま。そしてそのおいしい煮汁を余すことなく吸い込む、という作戦。そしてジューシーにこっくり煮上がった麩。麩のふんわり、ジューシーはなんとも女性好み、そして料理のかさも増し。が、「鶏肉だと思って口に入れたら麩だった!」我が家からはそんな苦情も、肉食ご主人さまご在宅のお家では少々ご注意を。天気予報は大外れ、じりじりする日差しを感じながらみなさんをお見送り。さて、夜の部。久々の大人チーム結成、私もついつい仕事中という感覚を失いそうになってみたり。乾杯!を心待ちにしてか、作業が早い、早い。そしてまだまだ外も明るいうちに完成。ゆっくりおしゃべりを楽しみながら、日が暮れていくのを眺めつつ。今の自分への新たな刺激、として一人旅を計画中の彼女。居心地よい日々の生活に、自分のために自分で楽しみな試練を作ること。私にとっての、楽しみな試練、そう、そんな彼女をメインにみなさんからの毎月毎月のレシピリクエスト。来月メニューももちろん。そんな難題のヒントを探しに行くべく、うれしいお誘いなど。彼女曰く、「自分の食べた味、そして食べたい味がレシピ化されるのがうれしくて。」と。今後ともみなさんからの難題お待ちしております。
今日みんなで作った「麩ンブシー」と「とうもろこしと青大豆のごはん ベトナム風」。オキナワン「麩ンブシー」にはもちろんゴーヤー入り。庭のゴーヤーの葉っぱを添えて。

自転車を走らせて、向かったのは、本日オープン、ソーイングカフェ「ノルブリンカ」。ここでの洋裁教室に通う、教室の生徒さんに教えてもらって、今日のカフェオープンを心待ちにしていたのだ。住宅街の中にある小さな平屋を手作りならでは、すてきにすてきにリフォームしたお家。居心地のよさそうな中二階やロフトスペースが作られ、お庭に面したスペースには商品であるすてきなリネンのワンピースなどが並べられ。そしてキッチン脇では「くろねこ軒」のスイーツがずらり。お庭には絵本から飛び出したような、すてきなアトリエ。ソーイングカフェ、ということで販売のみならず、お茶を飲みながら、チクチクとソーイングを楽しむことができる。やけに居心地よい空間、お部屋の脇にはおもちゃ箱、ということで、子供たちも楽しみながら、ゆったりお茶とお菓子を楽しむ。まるでお友達の家かどこかに来ているような、やけに和む空気。手作りを楽しみながらのていねいな生活、が家中から伝わってくる。家作りについても、庭作りについても、ソーイングものについても、焼き菓子についても、それからもっと大きな括りでもたくさんのヒントをもらった実感。小さなパン屋さん「フェルマータ」に立ち寄り、パンを買い、帰り道にあった神社脇の公園にてみんなでランチ。旧家の農家などが立ち並び、緑溢れ、どこか遠くへ来たような錯覚。帰りに立ち寄った野菜直売所、質もさることながら、その品揃えと良心的な価格にびっくり。それも我が家から自転車で数分のところ。今日のおやつには「くろねこ軒」のショートブレッドなど。ざくざく、ほろほろが魅力のショートブレッド。流していた音楽に合わせて、踊り始めたあては、うれしそうにジャンプしたまま、ショートブレッドの上に。そのほろほろが恨めしかった。まさに粉砕。大好きなショートブレッドが。明日から今月の教室が始まる。ということで保存容器に入った豆たちを並べると、なんともいい眺め。いとおしい豆たち。
ババロア型を使った、すてきなまち針刺し、小さなバケツに入った糸、すぐにでも真似たいヒントたち。トレー代わりにアルミのキッチンバット、これもすてき。

小雨降る中、あてはと「とどらーずくらす」へ。今日はこの子供と一緒の徒歩時間について、あれこれ考えさせられる。来ているママさんたちとの会話の中で、幼稚園までの徒歩時間往復も大切な親子コミュニケーションの時間なのだと。ついつい単なる移動時間、つまりはなるべく短縮し、効率よく、と考えがちなのだが。そんな風に考えるだけでどこか気持ちにゆとりができたり。もうすぐ七夕、ということで、今日は短冊やお飾りなどを作る。まさに今日、あてはと作るつもりでいたので、ついつい本気モードで作業に取り組むことしばし。そして帰りにはきれいな笹の枝をもらって帰る。雨上がりの帰り道、この間思いっきり転倒した水たまりと同じ場所に今日も同じくらいの水たまり。楽しそうなあてはを見ていて心落ち着かず。でも、こういう雨上がりの楽しさ。週末から始まる今月の教室の買い出しなど。たくさんの買い物を知ってか知らずか、あては買い物かごに入っているもの、やけにかさばっている。乾物あれこれ、豆に雑穀に麩にひじき、それから「変わり揚げ」ということで、家によくあるものを普段とは違った使い方でアレンジ、そんな一品も。お楽しみに。我が家の目の前にある小さな林(と私が勝手に呼んでいるのだが)へ。笹の枝を採りに。あてはと短冊作りなど。昨年もおととしも、あてはへのその年々でのリアルな願いは無事叶っている。さて、今年はいかに。そしてここ数年、本気で願いつつ、また今年もこの短冊が、そんな1枚も。あてはは、といえば、数枚のサイン書きを終え、なにやら工作に取り掛かっている。短冊と折り曲げた折り紙をのりで貼り付け、あては作「トンカチ」。短冊やお飾りと一緒に、一応飾ってみることに。
七夕飾り、撮影中。

あてはを連れて、表参道のオーガニックカフェ巡り。今日はメニュー構成や実際の盛り付け、味など、今までとはまた違った視点から眺める。まずは天然酵母パンの店「SORA」にて香り芳醇なパンを買い、立ち寄ったのが、「ブラウンライスカフェ」。何度も来ているスポットなのだが、やっぱりセンスと質の良さがすばらしいのだ。今日は「デリ おもて」のカウンターにていただく。15種類ものおかずがぎっしり詰まった「肴揃」。おいしいものが少しずつ、見ているだけでうれしくなる。そして、以前、この「肴揃」をいただいたときにはもっともっと味が薄く、全体が淡白で、おいしいのだが、正直物足りなさが否めなかったのだが、今回は訳が違う。動物性のものを一切使っていないのだが、1つ1つすべてが十分においしくて、むしろ動物性のものが入ったら邪魔になりそうな印象。そして三の助豆腐を筆頭に大豆製品のおいしさをじっくり堪能する品々。マクロビにありがちな、どこか無理したアレンジではなく、食材のよさををそのまま活かした調理方法、かつちょっとおもしろいアレンジや取り合わせ、そして彩りといい、盛り付けといい。だしのほどよい甘さとオイルやナッツ、豆腐ペーストなど、コクのあるものをうまく活かしたバランスのよさ。カウンター越し、お店の方に気になるもの1つ1つ質問し、丁寧な説明なども受けられ。たくさんのヒントをもらい、さて、散策しながら骨董通りを目指す。ヨガカフェをのぞき、近くの公園へ。この界隈らしく、ブランコ横にはフランス人のキュートな親子。そのママがフランス語で口ずさむ「ロンドン橋」の歌、あれ?自分の知っている曲が、そんな思いからかそのママをぼーっと見つめ続けるあては。しっかり遊んだ後、今度は青山通り沿い、リフレクソロジーなのどマッサージとオーガニックコスメのショップ「シンシアガーデン」内にある「ガーデンカフェ」へ。あてはを魅了したのが、スイーツの1つ、「季節のプリン」。「えっ?とうもろこし?」そう、とうもろこしのプリン。とうもろこし狂いのあてはにはあまりにも魅力的。野菜の甘さを引き出すために甘さはあまりつけず、別添えできび砂糖のソースが添えられるのだが、そのままでも十分すぎるくらいに優しい甘さ。体に染み入るような。そして、隣のテーブルには遅めのランチタイムの気になる料理が運ばれ。今日のリサーチ終了。体感することの有意義さ。駅までの道、なにやらの事故があったようで、パトカーが数台、救急車が数台。そして現場から根っこが付いたように離れないあては。今日はやけにたくさんの救急車とパトカーを目にした日。帰宅するとすぐにパズルのバッグを持ち出し、あまりに久々のパズルを始めるあては。「きょうたくさんみたね。」パトカーに救急車に消防車。「しょうぼうしゃはみなかったね。」そのまっすぐ過ぎる思考回路。