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すてきなキッチンじっくり拝見



 直売所にていつも以上に野菜を買い込み、明日からの新月への気合というか、心入れ新たに。怪しい雲行きにも負けず、ついでに、と小平中央公園へ。片側にはアスレチック遊具、そして片側には時折通過する電車を眺め、というあてはテンションかなりアップのベンチにてお弁当タイム。そして自然に遊具にいざなわれ。砂場で真剣に遊び込むあてはをベンチから眺めながら。あまりに久しぶりに鉄棒にぶら下がってみる。完全に忘れている感覚。そして、悲しくも逆上がりには程遠く。と、雨がパラリ、パラリ、そしてザー!「急げ~!」駐車場になんとか駆け込み。車中から眺めるスコールのような雨。ここ数年、こういう雨が一気に多くなった。今日は雨の中、長靴を履いて1人散歩など。雨での1人歩きがやけに久しぶりな気がした。大学通りをひたすら歩き、お遣い物の買い物を済ませ。今日はすてきなお宅訪問など。特に感動したのが手作りのキッチンなど。壁に付けられた道具を置く台や手作りのシンプルかつローコストな食器棚など参考になることがたくさん。ついついキッチンに居座ることしばし。その家具を作り、使っている、プロのご本人からお話がうかがえるなんて。そしていただいた「くにたちビール」があまりにもおいしくて。今まで口にしなかったことが心底悔やまれるくらい。所詮地ビールでしょ?(地ビールファンの方ごめんなさい)とまったくスルーしてきてしまっていたのだ。ホップの香りがとっても芳醇でさわやか、かつ、はちみつのようなコクがあり。ふわりふわりと歩く帰り道、道の向こうにはお迎えに来てくれた2人。そしてあては自転車とあては笑顔がものすごい勢いで近づいてくる。
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有意義な一休み


 重箱に料理を詰め、やっぱりこのおもてなし準備はなんともいえない感覚。近所のエミコさんファミリーと我が家にてののんびりランチ。現在単身赴任中のだんなさまのおかえりなさい週末ということで。30分前からデッキにて翔くん待ちのあては。ふと思えば、少し前までは、トラブル対応などなど基本的に子供たちを眺めていることがメイン、そのついでにおしゃべり、といった具合だったが、今ではだいぶ子供たち同士で遊びを作り、子供ならではの不思議な熱中などのお陰で大人たちの会話もじっくりと。途中からは完全に手が止まらず、いただいた北海道の北菓楼の開拓おかきをつまみに。霧雨のような雨もようやく止み。お見送りついでに散歩へ。久しぶりに3人で大学通りをプラプラ歩き、工事現場を眺め、そしてあまりにも高い肩車。今日はDVD「CARS」など。子供から大人までちゃんと楽しめる映画。トータル単純ながらも、押し付けがましくないメッセージがある具合がほどよく。全速力で走り続ける人生、映画の中では人生ならぬ、CAR生とでもいうべく、時に惚れ込むような景色に出会い、見つめ直すこと。走り続けて、有意義な一休み。ロカビリー風の音楽が流れるたびにソファから立ち上がり、身をよじらせて踊り出すあては。体が勝手に動き出すようだ。そんなあては演出との相乗効果もあり。

うれしい余韻


 仕込みの仕上げをし、無事発送。リクエストいただいたテリーヌの1本には、みょうがに新しょうが、大葉など初夏の薬味を忍ばせ、スライスしたときのアスパラガスの丸い断面がチャームポイント。どうかみなさんのお口に合いますように。今日は国立というよりも矢川駅に程近い日本料理「あんず亭」へ。質の良い木材をふんだんにあしらったログハウス風の造り。ロフト風の2階の席にて。琉球畳の上にはこちらも贅沢な一枚板を豪快に生かしたテーブル。そしてテーブルの脇にはあては用に、席に用意されていたのはこちらも天然木を生かしたコアラ顔つき乗り物のおもちゃなど。もちろん見つけた瞬間に飛び乗り。サービスはもちろん1品1品の丁寧な仕事ぶり、間違いなくまた来たいなあ、と。まずの感動は帆立を表面だけさっと若狭焼き風に香ばしく炙り、中はレアに仕上げた一品、そして炊き合わせのしっとりと炊いたキャベツの中には丁寧な鶏つくね、根曲がり竹が香ばしく、きぬかつぎはしっとり、新しょうがの香りが全体をやさしく包み。サービスで出していただいたのはすっぽんの茶碗蒸しなど。食後のデザート、かぼちゃのプリンには黒蜜のキャラメリゼ。そしてカモミールやレモングラスなどがすてきにブレンドされたフレッシュのハーブティー。うれしい余韻が続くことしばし。改めて、明日お口にしていただくみなさんにうれしい余韻を感じていただけたら、と。
 今日作ったテリーヌ2種。「初夏野菜のテリーヌ」と「鶏肉のテリーヌ ジェノベーゼの香り」。

お口に合いますように


 午前中、母のことをさんざん「ポニョ」呼ばわりし、母を見送った後、焼津に行く!と一騒ぎのあては。しとしと雨の今日、あれこれイーストものの試作など。が、まだまだイメージにたどり着けず。お散歩ついでに立ち寄った池にて、亀のえさにと持ってきたパン、小さくちぎりながら1つをあげ終わった頃、「食べたくなっちゃった。」と残りの1つをむしゃむしゃと食べ出すあては。なんとも本能的でおもしろかった。雨の休日風にDVD鑑賞など。「河童のクウの夏休み」。この映画の舞台はだんなさんの実家である東久留米市、それもオープニング早々から「あっ、あそこ、おじいちゃんのおうちだ!」私自身も通ったことのある場所がいくつも。急ぎの仕込みをしつつ、眺めつつ。ありがたいご注文など。大切なイベントの際に私の料理を、と言っていただけるのは本当にありがたいこと。急遽、ということだったわりには買い出しについても、作業についても予想以上にスムーズに進み。この急遽、という設定からのほどよい緊迫感による相乗効果があるような。うれしいお集まり、ということで色合いもなんとなく「ハレ」の演出、サーモンとじゃがいものパテなど。サーモンと相性の良いディルも加えて。みなさんのお口に合いますように。

我が家へようこそ気分


 庭には真っ赤に大きなとちおとめが2粒。そろそろ頃合かと、いちごの葉でさりげなく隠しておいた2粒を見やすいように葉の位置を変え、あてはを呼ぶ。「なに~?」とやってきたあてはの瞳がきらりと輝き。ついでにラズベリーも摘み取り、最後の1粒は1階のキッチンを掃除中の母の元へ。「いくらかと思った!」と想定外のコメント。母と2人でのんびり買い物など。ふと思えば2人だけでの買い物なんて、何年ぶりだろう、と思うくらい。私の石けんブームは続き、今日はティーツリーの香りなど。待ち合わせの昭和記念公園へ。公園入口、大好きな木の家の中にあてはの姿。近づくと、「中へどうぞ~!」とすっかり我が家気分。聞けばずっとここにいて、たくさんのお友達をお迎えし、お見送りしたとか。それにしても、いつもよりやや長めの休暇中のだんなさんとあては、ここぞとばかりにやけに密着度高いのだ。まさに身を寄せ合うように。テラスにてお弁当を広げ。日差しが強すぎず、さわやかな風がふわり、ありがたいほどに心地よく。こういうロケーションでこうやってみんなでごはんを食べるということ。「おにぎりがうまいなあ。」おいしさの要素が集結。久しぶりに笑いが止まらないことなど。笑ってはいけない、と無理して口を閉じたら、思いっきりの泣き顔で涙が出てきた。
 とっても心温まるお礼状が届く。うれしいお言葉の数々とさっそくのすてきなアレンジレシピなど。

摘みたてのカモミールティーなど


 あてはのプレスクールお見送りを母に託すと、我が家から徒歩1、2分の幼稚園なのだが、出発前に何かをメモにとる母。道順なのか時間なのか。お迎えに行くと、今日はあては作りんごの工作など。今日はお友達に教えてもらったオープンガーデンを目指し、小平方面へ。玉川上水沿いを一歩入ったところにある広々とした個人宅のお庭。庭の敷地内にはオーナーさん曰く自宅とは別の「私の家」という小さなログハウスと小さなおそばやさんも併設。「カモミールのお茶でも飲んでいく?」気さくなオーナーさんのお言葉に引き寄せられ、伸び伸びと花が咲き乱れる庭を眺めながら、摘みたてのカモミールティーをいただきながら。庭一面にはカモミールの花が満開。そして庭の中の小径を散策し。オーナーさんのキャラクターに圧倒されたのか、やけに小声で自己紹介をするあては。「私の家」の中、「ここからが一番すてきなの。」窓際の席からの眺めを見せていただき、庭の端のベンチを指さし、「あそこが私の指定席なの。」と。このすてきな庭と、そして庭を通してのコミュニケーション、きっと彼女にとってかけがえのないものなのだろう。庭の小径を抜け、玉川上水沿いを散策し。夕方、今日ももちろんマルベリー摘みなど。今日はあてはがボウル持ち係、私の元でスタンバイ。ボウルを傾け、摘んだばかりのマルベリーが落ちていくこと数度。摘んでいると、通りがかり、たくさんに人に声をかけられる。一緒に摘み始める人あり、2、3粒摘んで、口に入れていく人あり、「何の実ですか?」振り返ればおまわりさんだった。背の届くところはほぼ取り尽くし、オフのだんなさんにヘルプを求めるが、さすがの虫嫌い、数粒の収穫とあては撮影といったところ。ベリーならではのコクのある甘酸っぱさ、やっぱりおいしすぎるマルベリージャム。よりうまく収穫する方法、思案中。
 摘みたてのマルベリー。

バラを愛で、マルベリー摘みなど


 焼津の母到着を待ちながら、今日は粉ものあれこれ。発酵を待ちながら、いつものように乗車予定の新幹線ひかりの1本前、こだまに乗った、との母からのメール。いつもそうなのだ。あては作、雪だるまドーナッツの二次発酵待ちのまま、駅までのお迎えに。通りがかり、お肉屋さんのおばさんに、「のばちゃん(母が自分で命名した呼び名)が来るよ!」そして顔の3/4以上ありそう、やけに大きなマスクをして登場した母。ガーデニング好きな母を連れて、近くの「ひかりフラワー」へ。バラ苗販売専門店。周辺にいくつも広がるローズガーデンにはいたるところに色とりどりのばらが咲き乱れ、思わずポーっとしてしまうような、まるで夢の世界。そして完全にローズワールドに酔いしれている母のうっとり顔。ローズガーデンの片隅のテラスでの「くろねこカフェ」。期間限定で近所のお菓子工房「くろねこ軒」の焼き菓子とお茶をいただきながら、母のバラ談義など。我が家の庭は基本的にはキッチンガーデン、ということで、ハーブや野菜、ベリーがメイン。昨年買った白いミニバラをさりげなく育てる程度、なんとなく大輪のバラにはいまだ手を出せずにいる私なのだが。ベリーといえば、我が家の目の前にある大きな桑の木。たわわ過ぎるほどに実るマルベリー(桑の実)摘みなど。最近は桑の木の下、ふらりと桑の実摘みをしている人の姿を毎日目にする。完熟のマルベリーは手を触れるだけで零れ落ち、その周りの実もほろりほろり。ということで右手で実に触れ、左手でボウルのポジションを決め、あっという間にボウルいっぱいに。砂糖30%で作ったジャム、あまりにもおいしくて。あてははもちろん、焼津に持ち帰りたいから、との母の声。明日もマルベリー摘みの予定。

小さすぎるドーナッツ



 買い物を済ませ、ドライブついでに多摩湖方面へ。小雨降る今日、車を停めて、眺めのいいところでお弁当を食べよう、といういつもの私のアバウトすぎる魂胆。大自然をそのまま生かした野山北・六道山公園のパーキング、目の前に広がるしっとりとした緑を眺めながら、そして響き渡る鳥の鳴き声もうてきな演出。1日3度の食事、こだわりすぎることはないが、やっぱり1食1食をより心地よく迎えたい、そんな思いは昔からやけに強い。それが周りに迷惑をかけることも多々あるのだが。うれしい発見。四つ葉のクローバーが不思議と目に飛び込んできた。いい兆し。家に着く頃には青空が広がり。試作あれこれ。キッチン脇にマイレシピを広げながらの作業。と、隣のあてはも時折、レシピをのぞきに行っては、また戻って、あてはなりの作業。まるでレシピチェックするようなしぐさ。そしてあては作の小さな、小さな、とんでもなく小さなドーナッツ(親指の先ぐらい)も出来上がり。揚げたて、もちろんあては作のちびちびちびドーナッツを選び。自分で作った、それだけでもおいしさが増すのだ。マラサダ談義。昔ながらの一般的なマラサダとハワイ人気ショップのマラサダとはかなり違いがあるようだ。あのもちもちを引き出すものは、多分、と思案中。まだまだ続く。

1日中ハーブデー


 今日の教室、初めましての生徒さん、ハーブに関するお仕事をしている彼女から、時折のさりげないハーブ知識など。今月のメニューにも使いやすいハーブがいくつも。前菜の初鰹のマリネにはさわやかな香りのタイムやディル、初鰹のたたきにはイタリアンパセリと和のハーブ、みょうがなど。そしてピザには我が教室での登場率恐るべし、そして我が教室の生徒さんの自宅キッチン所有率も恐るべし、「エルブ・ド・プロヴァンス」(数種のドライハーブがミックスされたもの)など。どのレシピについても、ほどよくさりげなくふわりと香り、その料理をすてきに引き立てる絶妙な存在。特に前菜「初鰹のたたき 初夏野菜添え」。フライパンでさっと焼き霜に仕上げた初鰹の鰹ならではの赤身の香りが新玉ねぎ、みょうが、そしてイタリアンパセリと合わせることでより一層引き出され、口の中で絶妙に1つにまとまる感覚。今回は初鰹を使って、2種の前菜に仕立てる。ついつい刺身一辺倒になりがちな鰹もちょっとしたアレンジで一気に新鮮な仕上がりに。さくを買ってきて、自分で包丁を引くもよし、店頭で刺身に引いてもらうもよし、もちろん刺身パックでもよし。教室終了後、昨日から東久留米泊のあてはを迎えに。近所のお友達とシャボン玉に夢中のあては。夕方、あては付き父が畑から収穫して来てくれたルッコラ。袋を開くだけで摘みたてルッコラの香りがふわあと広がり。嗅覚を通して、心にも染み入る感覚。まさしくハーブの力。夜、みんなで新日本料理「るたん」へ。揚げ物の一品「蟹身紫蘇揚げ」、衣に包まれた紫蘇の香りがふわあと口の中いっぱいに、そして全身に広がっていくような。ハーブを感じる1日。そんなことを考えていると、ぴったりのリクエストメールなど。メディカルハーブクッキング、改めて、その括り、魅力的。

ハーブ料理教室


 いつになく緊張気味にスタートした今日の教室。近所でマッサージサロンをしているミカゲさんとの初めての企画。テーマは「ハーブ料理」。全4レシピにふんだんに使われるハーブの数々。ローズマリーにイタリアンパセリ、タイム、ディルに和のハーブのみょうが、新しょうが、大葉など。そしてデザートにはバジル、と一気に香り広がる。みんなでキッチンを囲みながら、時折、ミカゲさんからのハーブレクチャーが織り込まれ。日々の料理スタンスは人それぞれ、時にこうやってみんなでおしゃべりしながらのキッチンタイムはなんとも楽しいもの。それにしてもみなさんの手際の良さにはびっくり。初めていらしていただいたとは思えないほどスムーズに。今回のメニュー、全体的に驚くほどに手間いらず、そしてその手軽さ以上のお味。ここにはやっぱりハーブ効果あり。「ハーブ料理」というとやや身構えがち、かもしれないが、日々の料理にほんの少しの香りづけ、といったところ。ほどよくふわりと香るハーブで一気に料理度アップ。ポイントはハーブを使いすぎないこと。ついついふんだんに入れがち、なのだが、その気持ちをぐっとこらえて、控えめに。口にしたときに、「あれ?今のすてきな香りはなんだろう。」そんな仕上がりを目指して。例えば今日の一品「初夏野菜とアボカドのガレット」。時折、ふわりと香る和のハーブ、前面に出すぎずに忘れたころにふわり。今日は私自身も初めての体験あれこれ。生徒さん全員が初めまして、そして私自身が今日一番の若輩者、ということでいつもの教室とはまた違った雰囲気の中、こちらのほうが勉強になることも山ほど。そしてみなさんの楽しんでいただけている様子がなによりの励みに。私にとっての料理というコミュニケーションツールの大切さを改めて実感。みなさんをお見送りし、無事終了。冷蔵庫を片付けながら、ふわりと心地よいハーブの香りに心安らぎながら。
 今日のメニュー  ・初夏野菜とアボカドのガレット
          ・豚肉の香草パン粉焼き
          ・じゃがいものピュレ ハーブの香り
          ・バジル風味の白玉 2種のぜんざい添え
プロフィール

くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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