FC2ブログ

1人ドレッシング攻略


 子連れクラス1日目。スタート早々、やけに意気投合、遊びに大白熱のタカちゃんとあては。とにかく声が大きいのだ。そしてすっかり歩き姿が様になってきた渓二朗くん。前菜の「春野菜のサラダ」、今回は爽やかなアジアンテイストをすてきに演出してくれるのがマンゴードレッシング。市販のマンゴーソースやマンゴージャムを使って。マンゴーに限らず、どんなジャムやフルーツソースを使ってもドレッシングを作ることができる。酸味が足りなければレモン汁を増やし、程よい酸味と甘みを生かして。ドレッシングを作るポイントはその混ぜ方。まずはオイル以外の材料を合わせ、少しずつ加えたオイルを泡立て器で混ぜながら、乳化させていく。レシピによく書かれている、「糸をたらすようにオイルを加えながら、混ぜる」作業。アシスタントつきならば1人がオイルをたらし、1人が混ぜ、というスタイルが可能なのだが、大抵は1人でのキッチンタイム、という現実。片手でオイルをたらしながら、片手で泡立て、1人であたふた、あたふた、そして結果、乳化せず分離してしまう。ということでおすすめなのは、片手でまずは数滴のオイルをたらし、その手を止めて、反対の手で混ぜる。うまく混ざったところでその手を止め、またオイルを数滴、混ぜ、を繰り返す。これなら1人焦ることなく。ぜひぜひ冷蔵庫などに眠っている使いかけのジャムなどでのお試しを。途中で、幼稚園帰りのアツトくんの登場。あまりに初々しくキュートな園服姿。始まったばかりの新しい環境に小さな体で体当たりしてきたことが伝わってくる。あては、明らかに憧れの視線。夜、洋服の上にパジャマを羽織る、というあては。そしてリュックと帽子を身につけ。「あっぴー(アツトくんのこと)みたいだね。」あれこれを身に纏った状態で部屋の真ん中に座り込み、どうやら私がお迎えに行き、手をつないで歩く、という設定らしい。今日の教室終了後のお見送りシーンが印象的だったのか。私がお迎え役をし、手を差し出すと、まずは「えっ?なに?」とのセリフ。そしておもちゃをお片づけをする、という流れ。片付け終わったら私と手をつないで帰る、この一連の流れを何回も。明日の幼稚園プレスクール、プチ実践ありかも。

名残を楽しむ


 旅の余韻を楽しみながらのんびり過ごす1日。会津の春真っ盛りとは対照的にこちらは新緑シーズン到来。我が家の2階の窓からも一面に淡い緑が輝き。先日買いそびれたあてはの靴などを買いに。いつのまにかすっかり少年の足に。新しい靴を履き、、ますます少年になっていく。買い物途中、窓からも満開のハナミズキにサツキなど。今年は例年よりも花の咲く時期が早まっている印象。買い物を済ませ、さて公園へ、とサッカーボールを抱えたまま、眠りに落ちたあては。旅行の後は決まって長いお昼寝。ということで2人の長いお昼寝の間、ささっと明日の買い出しを済ませ、気まぐれな試作など。分量もあまり気にせず、気の向くままに作ってみる、このほどよい脱力感というか。ちょっとした気分転換になるのだ。方向性のみを確認しつつ。来月は久々のイタリアン。初夏らしいさわやかなレシピ思案中。会津からのふきのとうにたらの芽、こごみなど。旅の後、こうやって旅先からの食材を通して、再度旅の余韻を楽しむ。ふきのとう、まずはやっぱり天ぷら。そして私が大好きなのはフレッシュのみじん切り。今日もトマトベースのパスタの仕上がりにぱらり。ふわりとほろにがく香るふきのとう。薬味として、ハーブとして。そうそう、イタリアンにこういった和の食材、両者ともシンプルな調味料だからこそ、の相性。ちゃんと和の食材のよさが引き出される。来月のレシピのどこかにもそんな演出ができたら、とぼんやり。初夏を目の前に春の名残を楽しむ、の日。

会津の桜の旅 2日目



 早朝、あてはが起きる前に、とたくらむがそういうときには野生の感が働くのだろう、早めに目覚めたあてはも一緒に朝風呂へ。目の前の川の流れを眺めながらの朝食。ぜんまいに切干など会津のおばんざいはどれもほどよくこっくり、しっとりしていてごはんが進む。みんなで足湯を満喫し、チェックアウトを済ませ、快晴の今日は五色沼を目指す。残雪を深々と被った磐梯山を眺めながら。そして道を走らせ、山道を上がるに連れて、両脇には真っ白い残雪。その脇には今日もまたまたふきのとうたち。ということで今日もせっせと摘む。雪の下にふきのとうの先がのぞき。まさに雪国での初春。思いがけずあてはも雪遊びなど。全員分の小さな雪だるまを作ったり。五色沼に到着。やっぱりこの神秘的な湖の色にははっとさせられる。「乗る!乗る!」2隻に別れてのボートタイム。何気にこういう手漕ぎボートに初めて乗った私、そして初めてのボート漕ぎ、コツをまったくつかめぬままに断念。いつのまにか手を振るあてはチームのボートがずっと、ずっと向こうに。会津若松へ戻り、今日のランチは郷土料理の店「渋川問屋」へ。以前宿泊した旅館。こづゆに出会った、思い出の場所でもある。海産物問屋の建物をそのまま残した、生かしたすてきな造り。今日は2階の個室でいただくことに。にしんや棒だらをふんだんに使った会津郷土料理の数々。そしてこづゆ。昨日旅館でいただいたものとはまた違う。旅館の人も言っていたように、それぞれの家に、それぞれの店に、それぞれのこづゆがあるのだろう。そのままレトロな町並みが続く七日町を散策。和菓子屋さんに骨董屋さんなど。とにかく骨董やさんが多く、プチ興奮状態のまま、今日は普段使いにと、赤や緑などあまり見慣れない色使いをした小皿を数枚。予定よりだいぶ遅めに、最後の目的地、大内宿を目指す。茅葺きの建物が並ぶ宿場町。道の両側の澄んだ水に流れ。飲み物を冷やしたり、水撒きをしたり、と今でも生活用水として活用され。昨日、今日と少々運動不足だったのか、自分ルールでひたすら真剣に軒先を走り続けるあては。遊んでいる、というよりはアスリート風、あまりに顔が真剣だし、こちらにはなんの告知なく決められている風のあてはルールをこちらが破るものなら、ものすごい剣幕で怒るのだ。宿場町を何往復したのだろう。そして車に乗った瞬間に力尽き。一路東京をめざす。1度訪れた地を再度訪れる旅。帰りの車の中でその時の記憶を辿るのだが、どうしても思い出せないことなど。ついでに思いがけず思い出したこと、など。5、6年前だった記憶。もちろんまだまだあてはもいなくて、私自身も料理との関わり方について、夢を抱きつつも、あれこれ悩んでいた記憶。その地を訪れて、こうやってその頃のことを思い出す。思い出の共有。なんだか一気に年をとったような感覚に陥ってみたり。東久留米宅に到着。お茶を飲みながら、昨日、今日撮ったばかりの写真鑑賞会など。こうやってうれしい想い出が増えていく。
 みんなで並んで足湯中。川を眺めながら。

会津の桜の旅 1日目



 朝早く出発し、季節を遡るように、春の福島をめざす。車の後部席にはあてはを真ん中に東久留米の父と母。日頃の感謝を込めて、今年はあては付きの旅行を、そんな願いが叶い。福島といえば、一本桜の名所がいくつも。ということで今回は桜のタイミングに合わせて。まずはサービスエリアにて母お手製のランチョンミートおにぎりをほおばり、すてきなスイーツを買い込み、一路、三春を目指す。最初に訪れたのは福聚寺。今までに見たこともないような立派なしだれ桜が2本。そしてお寺のあちこちに桜の木々。そして次にめざすはかの三春の滝桜。だんなさん撮影の写真では見たことがあったが、さすが日本一の桜といわれるだけあり、その見応えある枝ぶりといい、枝垂れ方といい、そして広い、なだらかな斜面に1本でどっしりと構えるその悠然とした姿。が、人の多さにしっとり鑑賞、という雰囲気でもなく。猪苗代方面に車を走らせて、今日のお昼は日本料理「喜春」へ。注文したランチ、あまりのコストパフォーマンスぶりにはびっくり。十割蕎麦に添えられたのは2つの器。1つには昆布だし、もう1つにしょうゆが入っており、好みの濃さでいただく。が、その前のはらこめしでかなりお腹は満たされ、そばは半盛りくらいで、とお願いして置けばよかった、と。ようやく雨も上がり、会津若松を目指す。途中の土手にて母とふきのとう摘みなど。車窓からどこを眺めても目に入る満開の桜と同時に、土手にはふきのとう、なので。次に訪れたのは鶴々城。本丸を目指して、お堀を散策。一面に満開の桜があまりにも美しくて。東京での桜の時期を終え、こうやって北上し、もう1度桜を愛でることができる贅沢さ。初めて、目の前のそびえ立つ城を見上げるあては。城内の階段を上がり、展望フロアからは会津の町が一望。そしてこの高さから眺める一面の桜。今日の宿、東山温泉「庄助の宿 瀧の湯」へ。チェックインからうれしい利き酒など、心をくすぐるサービスあれこれ。母と浴衣を選び、あてはも浴衣に着替えて。のんびり瀧を眺めながらのお風呂を済ませ、本日の夕食「心あったか会津料理」。会津を訪れるのは2度目、ということで楽しみにしていたのが郷土料理の「こづゆ」。干し貝柱のだしの存分にきいた汁物で、かわいらしい小さな丸麩、にんじん、きくらげ、こんにゃくなどの具材。以前、だんなさんがかなり大げさに、1番好きな食べ物だ、と言い切ったこともあったような記憶。お食事に出された「3種のにぎり」。さっと霜降りした地鶏のにぎり、会津牛のにぎり、そして馬刺しのにぎり。鶏のささみと酢めしとの相性がなんとも。ほろ酔いでお部屋に戻り、朝4時半私と一緒に起床、昼寝もほとんどなく、のクタクタあてはが眠りに落ちる頃、全員就寝。かろうじて私だけは目覚め、9時からの能舞台、芸奴さんによる野外劇をのぞいてから、1人の露天風呂タイム。起きそびれなくてよかった。これが温泉での1番の楽しみなのだ。
 鶴々城、満開の桜下にて、撮影会という名の追いかけっこ、2人。

電車日和


 歯医者さんにて日々の歯の磨き方など。自分自身のことを1つ1つ大切にしていかなくては、と実感。電車に乗って、立川へ。急ぎの買い物ついでにエキュートにて開催されている「トレインフェスタ」ものぞいてこようかな、そんな考えが甘かった。のぞく、で済むはずもなく。昨日、母と一緒にすでに一巡り済みのあては、買い物前の通り道、すでに駆け足モード。そして私への案内人風にこっちだよ、こっちだよ、と先導。買い物を済ませてから、そんな言葉が耳に届くはずもなく。立川駅開業120周年ということでエキュート内のあちこちにてちょっとしたトレインイベントなど。最終的に居着いたのはプラレールフェスタ。機関車を片時も手放さず、リアルな効果音あり、お得意の999ソングあり。それはそれは真剣な表情で機関車を走らせる。いつまでも、いつまでも。最後は館内放送に救われた。フェスタ中ということでまずは「ポー!」っと機関車の汽笛が鳴り響き、反射的にどこかへ走り出すあては。機関車を探しに。「あっち、あっち!機関車のパン、買いに行こう!」キイニョンにてこの時期限定のその名も電車パン。「どの顔がいいかな?」3種類の表情の電車パンから好きなものを選び、帰りの電車に乗る。我が家のデッキにて、かなり遅めのランチ。目の前の林から聴こえるウグイスの鳴き声を真似るあては。明日の旅行の準備など。あてはのリュックにも大好きな電車のおもちゃや買ってもらったばかりのはさみなどを詰め。そして早めの就寝。

焼き上がりに、サテソース


 平日クラスの今日。今月のシンガポール料理、初めて耳にする料理名もいくつか、初めて目にする調味料もいくつか。この辺の加減も重要。料理テンションをほどよく上げる具合、というか。聞いたことはあるが、果たしてどんなもの、そんな一品が「鶏肉と春野菜のサテ」。もともとの語源、英語の「steak」からの訛りだとか。訛り過ぎ?要するに焼き鳥。今回は鶏肉と一緒に春野菜のアスパラガスと新じゃがいもも串にさし。アクセントにはピーナッツベースの甘辛いソース。この香ばしくて、甘くて、ピリリと辛いソースが癖になる。ポイントはこのピーナッツサテソースをぬるタイミング。焼き始める最初からではソースだけが焦げて、肉にはまだ火が入らず、ということで、焼き上がる直前に1度オーブンから取り出して、ソースを塗り、もう1度仕上げ焼き。ピーナッツの香ばしい香りが広がり。夏とビールをやけに感じる一品なのだ。窓から吹く込む風もやけに初夏を思わせる。今日も教室終了後はキヨコさんのマイホームエステサロン。顔を洗う人、お茶を飲みながら順番を待つ人、洗濯物をたたむ人(私)など、だいぶ流れもできてきた感。と、風船片手に帰宅のあてはと母。買ってもらったばかりのはさみをうれしそうに見せてくれた。今日は肌荒れも気になったので、オイルマッサージをお願いすることに。あれこれ相談しつつ、肌荒れの原因を追究しつつ、もしかしたら今月のシンガポール料理、度重なる試作も含め、結構な量を消費しているであろう唐辛子のせいかも、と。マーサージにはいつものように夢うつつ、目覚めたときには隣の布団でスヤスヤあては。お陰でマッサージの余韻に十分浸ることしばし。これで4月後半も乗り切れそうだ。

ちょうちょ~、ちょうちょ~


 寝起きから、「かあか、でんしゃあそんで、あてちゃん、ごはんつくる!」できるものならぜひぜひお願いしたのだが。あては、初めての幼稚園プレスクールへ。1時間も前から、「じゅんびできた?」と靴を履き。全員席に着き、先生からの説明あれこれ、後半は工作と英語の歌など。大抵の幼稚園ではこういったプレスクールを大手プロダクションなどに委託している。なので、なにもかもが予想通りといえばそうなのだが、なんとなく違和感や不自然な感じも。まだまだ1回目だし、プレスクールと幼稚園とはまた違うものだし、教室終了後、園庭で遊ぶあてはを眺めながらあれこれ思いを巡らせる。まだまだ入園まであと1年。ここへも通いながら、あてはと一緒に考えていこう、そんな思い。少しずつ雲行きも怪しくなり、大急ぎで明日の買い出しへ。ついでに今日のお昼は来週の教室、試作用にとフェトチーネを探す。が、あてはNGが出され、あてはが選ぶのはファルファーレ(リボンの形のショートパスタ)。「ちょうちょ~、ちょうちょ~!」と先にレジに並んでいるし。それも今日は私とではなく、お父さんと来た、とか言ってるし。曇天ではないものの、小雨が降ったり、やんだり、の1日。あまりにもたまってしまったレシピ整理など。プリントアウトされた大量のレシピ、1つ1つのレシピから思い出されることあれこれ。そのレシピが仕上がる過程や教室での生徒さんとの思い出などなど。テーブルに2人で並び、ファイルまとめの私と、隣ではシール貼りに没頭中のあては。が、途中からものすごい睡魔に襲われているのが、横を見なくてもわかる。そしてそのまま眠りへ。夕食後、珍しく「ちゅかれちゃったよ~。」とゴロリ。初めてのプレスクール、あてはなりに緊張し、がんばったのだろう。
「そら豆とサーモンのファルファーレ」 さっぱりしたクリームソースにトマトの酸味がほどよく。

ほどよくインド料理


 月に1度、柳田さんとの試作の日。今回はカフェのランチ営業を長女、次女、三女の3人に託してやってきた柳田さん。「みんなにとっていい経験になるはずだから。」と。今回は通常のこの先1ヶ月に使うメニュー試作に加えて大磯のカフェにて1日限定で行われるインド料理のイベントに向け、インドテイストを程よく楽しむレシピも。インド料理=カレー、以上、そんなイメージも否めないインド料理。今回は季節の食材もふんだんに、日々の料理との相性も良く、日々の料理にちょっとした冒険、ふわりインドの香り。例えば、春野菜のパコーラー、通常ならひよこ豆の粉を衣にしたかき揚げなのだが、今回は小麦粉で代用。衣に少々のガラムマサラとコリアンダーシードなどのスパイス。揚がりたて、ふわりと香るスパイス。熱々にチャツネを添えて。例えば、を列挙。いつもの魚や肉のグリル、またはポアレの仕上げの頃、表面にチャツネ、なければ少々の塩とスパイスを加えたジャムをのせ、さっと焼く。こういうフルーツベースのソースと肉や魚の持つ脂との相性の良さ。自分もエプロンをつける!腰に巻き、ばっちりお手伝いモードのあては。柳田さんの横にスタンバイ。「さて、ドレッシングを作りましょう。」キッチンからあてはが運んできたのは計量スプーン。正しいではないか。みんなで試食をし、食べ終わるころ、エプロンあてはが冷蔵庫の元へ。小さなざるにミニトマトをたくさん入れて、「はいどうぞ。」デザートタイムなのか。もちろんみんなへの配給は各自1つ、残りはすべて自分の目の前へ。終了後、アジアン調味料の買い出しへ。使いかけはごっそり大磯行き、となったので。夏のような日差し。帰り道、野菜直売所に寄り、「明日行く幼稚園の前、通っていこうか?」明日からあてはの幼稚園プレスクール(入園する前の1年、週に1度ほどの教室)が始まる。何度も遊びにきたことのある幼稚園。見た瞬間、「ようちえんいく~!」明日だから、そんな私の言葉は響かず。なんとか家の前までたどり着いたものの、「ようちえんいく~!」と大、大絶叫。我が家から幼稚園まで徒歩1分、そのアクセスはあてはも認識済み。今にも走り出さん勢い。その気持ち、明日には十分発揮できますように。
 リトルシェフ、トマト独占中。

サラダ談義


 今日の教室、初めまして、の生徒さんも、お久しぶり、の生徒さんもあり。今月の一品、「春野菜のサラダ」はいろいろな春野菜をひたすら千切りにし、水に放つことしばし。今月は他のメニューについてもせん切りシーンが多々。ということで、ところどころでせん切り、せん切りのみにとどまらず包丁使いそのものについてあれこれ。まずはその立ち居地から始まり、包丁の持ち方、そして「切る」ということの概念、というか。大抵の生徒さんがほぼ毎日毎日、もう何年も包丁を持たない日はないといっても過言ではないかもしれない。だからこそ、生活習慣の一環として、自分なりのノウハウやこつを見い出し、日々キッチンに立っている。より理想的な包丁使いというものはあるが、生徒さんみなさんそれぞれのある意味、個性ともいうべく包丁使い。あくまでもヒントをお伝えする、というスタンス。ほんの少しのヒントで一気にコツをつかむことも多々。サラダにはアジアンテイストな仕上げに、ということで、マンゴーソースを使った爽やかなマンゴードレッシングを添える。フルーツソースやジャム、そしてフレッシュのフルーツを使って作るフルーツ風味のドレッシング。今日のようにサラダにはもちろん、カルパッチョや肉料理、魚料理のソースにも爽やかさを演出。サラダにはアジアンならでは、香菜のみじん切りもトッピング。この、「香菜のみじん切り」、イメージする以上にパクチーのパクチー臭さが押さえられ、爽やかな香りだけを楽しむことができる。あれ、このハーブはなんだろうそんな印象。今日も香菜NGの彼女、一口入れた瞬間に「おいしい!」最後には「このサラダにパクチーなしは、考えられない!」とまで。大成功。今回の料理にもデザートにもすてきな演出担当は庭から摘んできたラズベリーの葉。「あのお、また帰りにラズベリーの葉、もらって帰ってもいいですか?」ちょうど1年前にも記憶に残るフレーズ。そう、1年前の今頃にも数日後に控えた息子くんの誕生日、当日の料理の演出用に、と。帰り際、ビニールに入れたラズベリーの枝を片手に、の生徒さんたちを見送り。みんな少女のようでかわいらしかった。大急ぎで明日の買い出しを済ませ、あてはの帰りを待つうれしい時間。
 「教室の風景」アップしました。魅惑のシンガポール料理!

キリッと、ツヤッと、プリプリッとビーフンゴレン


 今月の教室、本格的スタート。まずは昼の部。今月の一品は「ビーフンゴレン」。「ナシゴレン」や「ミーゴレン」ならイメージがわくところ。「ゴレン」は「炒める」の意。ナシはごはん、ミーは麺、そして今日はビーフンバージョンということで。あの甘しょっぱ辛いテイストを引き出すのが、サンバルソースとケチャップマニス。そこに干し海老とひき肉のうまみを加えて。ポイントはひき肉の炒め方。弱火、もしくは1度火を止めて、スプーンやへらの背で押し広げながらほぐしていく。再度火を強め、炒めれば、パラパラの仕上がりに。ところどころにぎゅぎゅっと凝縮されたひき肉の塊、跡でほぐそうと思っても時すでに遅し、そんな経験ありの方、ぜひお試しを。今日はやや太めのビーフンを使用。炒めるときに加える水分は通常のレシピよりだいぶ少なめ、私好みのプリプリッとした食感、表現が正しいかどうかはさだかでないが、アルデンテの仕上がり。きりっとアクセントのあるサンバルベースのソースとの相性を考慮して。今月の料理はやけにビールとの相性がよく、ついでに窓の外、日差しもすっかり夏模様。一呼吸し、夜の部へ。「これと、これと、これと。」「こうやって、こうやって、あっ、そうなんだ、こうやって、こうやって。」レシピを見つめながら、いつになく独り言連発はビーフンゴレン担当の彼女。材料の下準備を終え、本格作業の前にもう1度レシピに目を通し、1人シュミレーションタイム。実はこれ、料理上達への大切なプロセス。 流れをイメージし、火の加減を十分に活かし、流れよく仕上げる。ビーフンゴレンの仕上がりを例えると、キリッと、ツヤッと、口にすればプリプリっと。みんなでおいしいテーブルを囲みながら、日が暮れていく眺めも楽しみつつ。夜のこのしっとりとした時間の流れ、私にとっても月に1度のお楽しみなのだ。
 ビーフンゴレンに朗報。サンバルソースはチリソースやスイートチリソース、ケチャップマニスはオイスターソースやテンメンジャンでの代用可。より手近なところから攻めるのも手。
プロフィール

くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR