
あてはのいない朝は作業が驚くほどにスムーズに進み。前の林へ南天の葉をとりに行くついでに、もう少し坂を上がると、向こうにはああ美しきかな、真白な富士。ついでに厚さが10僂らいはありそうな立派な霜柱。さて、今日の教室。今月のスイーツは米粉クッキー。そして担当はリクエストしてくれた彼女。基本的には通常の小麦粉レシピとまったく同じ分量に工程。特に気難しいポイントもなく。今回は型抜きではなく、いわゆるアイスボックスクッキー。まずは生地を棒状に成型し、包丁でスライスし、焼く。美しい筒状に成型するときのおすすめグッズは平らなバット。なんとなく成型した生地の上にバットをのせ、コロコロ、コロコロ。いつのまにか美しい筒状に。「こういうことを習いたいのよね。」との声も聞こえてくる。レシピには書かれていない、ちょっとしたコツというか、「行間レシピ」というか。こういうポイントがその日の教室の1番の収穫だったりもするのだ。小麦粉のクッキーとはまた違った、サクサク、ホロホロっとした食感。みんなでホロホロいただきながら、米粉話など。昨日の教室でも話題になったのだが、私もお気に入り、昨年、国立にオープンした米粉パンの店「MAGOME」。かなりみなさんに浸透中、の様子。定番のものはもちろん、昨日立ち寄った彼女が、「カレーパンもなかなかおいしかったよ。」との言葉に、すかさず、「それって、カレーライスってことですよね。」との声。あっ、確かに、間違ってないような。教室終了後、昨日に引き続き、そのまま「MAGOME」に足を向ける生徒さんあり。今日は米粉の天ぷら、という興味深い情報もいただき。ますます今後の米粉の可能性と健闘を信じ、願いつつ。クッキーにしても、パンにしても、なんとなく体にしっくりくるというか。やっぱり日本人はお米でしょ、そんなDNAに響くのだろうか。夕方、たくさんの野菜付きあてはが帰ってきた。ありがたい、ありがたい。母からの報告。冷凍庫に入っていたアイスクリームを見つけると、「これ、食べ頃だよ~!」単に自分が食べたかった、ということなのだろうが。
「教室の風景」アップしました。あったか冬イタリアン。心も温まるはず。

新年の教室スタート。まずは昼の部。今日もうれしいお手製パウンドケーキの差し入れはもうすぐご近所さんになる彼女から。国立ライフのご伝授をお約束して。今月の冬イタリアン、メインはなんといっても「ラザニア」。そして担当はもちろんリクエストした彼女。まずはミートソースを仕込み、続いてホワイトソースを作り、最後にラザニアをゆで、ラザニア皿に敷き詰め。この手間と工程、メイン2、3食分くらいに匹敵するのでは。でもその先には間違いなく、みんなの大好きなおいしさが待っているはず。みんなで手分けして、先に待つおいしさを心に抱きながら、型に敷き詰めていく。こういうみんなでの作業というのも大切なおいしさ演出の1つ。と、ちょっとした提案。例えば、ホームパーティという設定、ミートソースとホワイトソースは事前仕込み、みんな集まってから、おしゃべりしつつ、みんなで型に詰め、前菜をつまみつつ、オーブンからの焼き立てを待つ。今月はオーブン料理がデザートも含め、3品。みんなを悩ませるのがそれぞれの我が家でのオーブンの温度と時間。こればかりはレシピ通りとはいかないのだ。それぞれのオーブンにそれぞれのオーブンの癖、特徴があり、それはそのオーブンを使っている人にしかわからないもの。こちらも質問をもらったときにあれこれ情報をもらい、可能な限りの予測と恐らくのアドバイスはするのだが。とにかくまずはオーブンのなんとなくの性格を把握すること。温度の立ち上がり具合、グリルの力、箇所によっての加熱度の違いなどなど。それから私のレシピも含め、レシピに記載されたオーブン温度と時間はあくまでもの目安とすること。ついでにそれぞれの我が家のオーブンについて、例えばグラタンならこれぐらいの温度でこれぐらいの時間、クッキーならこれぐらい、といった我が家パターンをいくつか作ること。ということで寒さ凌ぐこの季節、ぜひぜひオーブン料理強化月間ということで。散歩ついでに少々の買い足しを。それにしてもものすごい強風。夜の部も熱々のグラタンをみんなで頬張りながら、とにかくおしゃべりが止まらない。大きく言えば、今後の人生についてあれこれ思い巡らせ中の彼女へのみんなからの熱いアドバイスやメッセージ、まだ白黒つく前だというのに、いつのまにか励まし、励まされモード。そして話があちらからこちらから、と飛びまくり。ふと、どこからその話になったのか、とたどってみたり。昨年末の忘年会のおかげもあり、生徒さん同士の交流も今まで以上に広がってきているようで、うれしい限り。改めて、今年もみなさんに教室での楽しいひとときを過ごしていただけますように。
今日みんなで作った「ラザニア」。
「食エッセイ」更新しました。2008年忘年会「シェル・ド・リヨン」にて。

雪ならずとも、朝から1日中しとしと雨の今日。レインコートあてはを引き連れての買い出しへ。運良く小雨の間に。鼻歌交じりに水たまり渡りのあては、雨の日もまた楽し。天気予報は雨のち雪、ということでささっと買い出しを済ませ、今日は家であたたかく過ごすことに。お昼はあてはリクエストのちゅるちゅる(パスタのこと)。フジッリと冷蔵庫に残っていた色のきれいな野菜たちもふんだんに。紅心大根にラディッシュ、京にんじんにかぼちゃなど。パスタをゆでている間に、オリーブ油でさっとマリネして電子レンジへ。仕上げにイタリアンパセリとゆずの皮の千切りを加え。冬の寒い雨の日にはこういうきれいな色合いがなんともうれしい。パルメザンチーズはお好みで、なのだが、「チーズをかける」がしたいあては。自分の分追加ではもの足りず、勝手に私の方にまで。それもものすごい角度と勢いで。今日は年末、そしてこの間のお正月あたりまでの料理写真整理など。年を越すと、2、3週間くらい前のこともずっと以前のことだったような錯覚。そしてたった2、3週間くらい前のことでも日の経過とともに薄れていく私の記憶。このお皿のソースはどんなだったっけ、とか、このときは何グラムで作ったんだったっけ、とか。と、あれこれ思い悩んでいると、向こうから「カメラとって!」の声。見れば、おもちゃの引き出しから中身を全部出し、自分がその中にむりやり寝そべっているあては。そんな自分を写真に撮ってくれ、とのこと。1枚撮ると、「こう?」とポーズをあれこれ変え。意味がわからなくて、おもしろいのだ。そしてその周りに大散乱するおもちゃたち。そうそう先程のパスタの話。ゆずの香りとイタリアン、ゆずの香りとEXVオリーブ油、これがまたすてきな相性。シンプルな味付けだからこそ、ちゃんとそれぞれが生かされている。今月の教室レシピにも登場予定。くせになるはず。

親子体操へ。今日は珍しくサッカーボール持参で。お正月の鈍った体を動かすべく、親子共々。あてはより1学年上の子達はそろそろ幼稚園の準備など。改めて、時の流れを実感。あてはも今度の4月からはスムーズに進めば幼稚園のプレスクールへ。まだまだ先のこと、と思っていたのだが。週末からの教室に向け、気になっていたこといくつか。デザートの米粉クッキーも含めて、再度試作。単純な過程だからこその押さえるべきポイント、というか。私なりの解決があったのでは。と、そばでは気配をしっかり感じているあては。焼く前から「これ食べる?これ食べてみる?」を何度も繰り返す。この、同じセリフを何度も何度も繰り返す、というのが最近特に多くて。クッキーというお菓子については、焼き立ての状態では完成といえない。余熱が取れて初めて、生地が絞まり、サクサクとした食感に。が、そんな事情は今のあてはには関係ないのだ。焼き立て、熱々をおいしそうに食べている。本人もおいしい、と言っているのだからこういうのもありなのだろう。この米粉クッキー、昨日も書いたが、サクサク、ホロホロの食感が癖になる。そしてさすが米、やけに腹持ちもよく。しいて言えば、今の我が家での欠点はホロホロするので、あては下の床がたいへんなことになる、ということ。さて、週末の買い出しへ。明日は雪のち雨の天気予報、ということで、なるべく買えるものは今日のうちに。クリスマスまで駅前の一角、大きなサンタクロースが置かれていたところ。毎日毎日通るたびに「パンパさん、いないねえ。パンパさんおさんぽいったよ。」を何度か繰り返すあては。反芻成長期、とでもいうべく。今日の夜はぶり大根。脂ののった切り身をさっと霜降りして、八方だしに甘みを足して、ふわっと煮る。下ゆでした大根にしみ込む、しみ込む。冬にはどうしても食べたくなる1品。
「食エッセイ」にて、2009年のおせちアップしました。よろしかったら。

久しぶりにあてはの身体測定へ。92.3僉■隠粥ィ娃kg。すくすく、すくすく。公園で一遊びした後、今日はシェル・ド・リヨンにてカナさん、あおき君と早めのランチ。我が教室の忘年会、もちろん大好評だった数々の料理、その日のメニュー書きを受け取りに。丁寧なメニュー、ちゃんといただいたので、なるべく早く食エッセイにアップしなくては。ランチはやっぱりいつもの3種のオープンサンド。忘年会でのシェフのお話を思い出すべく、1つ1つがとにかく丁寧な仕事。特に地豚のリエットはしっとり、ふんわり、そしてとっても澄んだお味。そろそろ子供たちの「ポッポー」コールが鳴り響き。そのまま徒歩1分の我が家へ。着いた途端にプラレールに夢中の我が子たちを眺めながら、うれしいデザートタイムに。ずうずうしくもお願いしたのは「カフェ ルッカ」のケーキ。女性パティシエらしい、女性の心をちゃんとくすぐるケーキたち。タルト生地はしっかり厚めに心地よいゴリゴリした食感。ロールケーキはほんわり優しい抹茶の生地に小豆と意外にもさりげなく入っているいちごの、このさりげなさが予想以上にすてきにまとまっていて。今日のランチにしても、このケーキにしても、心のこもった丁寧な仕事ぶりが伝わってくる。作っている人の顔がきちんと見える。それはこちらが顔を知っているから、ということもあるのかもしれないが、そういう背景もおいしさにつながるのだなあ、と。そうそう、今年の想いの1つとして、日々、ここに書ききれない、こういうすてきなお店や人について、なるべくこまめに「とうきょうのへそ」にもアップしていきたいなあ、と。私の備忘記も兼ねて。1月7日、夜の七草がゆは鶏のスープでコクを出し。今年の無病息災を願って。話は変わるが、最近の米粉ブーム、今後もある程度は定着するのでは、というのは私の予想。気になるミスドの米粉ドーナッツ、散歩ついでにあてはと。ちゃんとおいしい。もっちりした感じといい、風味といい。あえて言えば、トッピングなしのシンプルなテイストのものもあってほしいかなあ、と。ちなみに今月の教室、デザートはリクエストのあった「米粉のクッキー」。さくさく、ほろほろ、お楽しみに。

昨日までのお正月気分一掃。今週末に控えた教室に向け、粉ものなどの買い出し、器の買い足しなど。自転車での道すがら、ふわり香る。1本の梅の木に梅の花。花をついばむメジロ。「なんかおいしいものかうよ。」とそれっぽいことを言いながら、大粒レーズンを買い物かごに入れているあては。最近はこういう言い回しがやけにおもしろかったりする。昭和記念公園にて遅めのお昼ごはん。今日のお弁当は、そう、年末に生徒さんみなさんからいただいたすてきなすてきな曲げわっぱデビュー。いつもならおにぎり1つずつをラップに包むのだが、さすがのわっぱ、包まずとも俵にしたおにぎりがほどよい具合にしっとり、ふんわり。とにかくごはんがおいしいのだ。まさに先人の知恵。2段重ねの大きさも程よく、私好みの長方形で詰めやすく、とにかく軽い。ついつい荷物が増える帰り道にもこれなら安心。改めてすてきなプレゼントに感謝。日々大切に使わせていただくことに。お弁当を食べ終え、屋上庭園へ。片隅にあるビオトープの池には小さなめだからしき姿。昼寝前、ちょっと眠くなりつつのあては、小さな棒を持って、水をぱしゃぱしゃ、なのだが、ぼんやり頭でのその体勢、間違いなく、いつしか惨事が起きる気配。なんとか池から離すも、「ぱしゃぱしゃ~!」「ぱしゃぱしゃ~!」と立ち尽くしての号泣。かと思いきや、すぐに坂道走りに夢中。今月の教室はあったか冬イタリアン。ということで先月に引き続き、オーブン料理もいくつか、と考え中。いくつか、ならぬ、いくつも、に訂正。と、あれこれオーブン事情を検討中。お部屋もあたたかくしてお待ちしています。

お正月の余韻を残しつつ、いつもの生活が始まる。家の片付けなどをしながら、キッチンからはマーマレードを炊く甘ずっぱい香り。いつもの一橋へ。あてはとグランドを走り、どんぐりを数え、ベンチでコーヒーを飲み、といつもの日々が戻ってくる。やけに久しぶりに感じる2人の時間。旅の疲れか、こういう日は決まって、長いあてはの昼寝。記憶が新しいうちに、とおせちのまとめなど。出来上がった写真だけを眺めているとすべてが事穏やかに流れていったかのように見えるのだが。自分なりの評価はもちろん、みなさんからのコメントなども大切に胸に刻みつつ、1品1品振り返る。毎年定番のものについては、質の向上を実感できるものも。新たなメニューについては、大きなポイントとして、作りたてのおいしさではなく、ある程度の時間を経た上でのおいしさの維持、この辺りの思案不足を実感。日頃の料理との大きな違い。まさに来年に生かすべく。たくさんの反省を抱えつつも、こうやって私のおせちの想い出が毎年毎年積み重なっていく。おせち料理自体についてはもちろん、その背景についても。そして、たくさんのありがたいコメントはまさしく私の活力源となる。と、おせちについての熱い想いはこの辺りで。さて、今月のレシピを仕上げなくては。
近所のお肉屋さん情報。今月16日からの営業、とのこと。本当にうれしい、うれしい。
出来立てのマーマレードとフウの実。

旅の2日目。いつもよりゆっくり目覚め、ゆったりとお風呂につかり。今日もいいお天気になりそうだ。今日は周辺をハイキング。あては向けに簡単なコースを選び、往復約1時間のコース。さすがの南アルプス、霜柱あり、つららあり。みんなの応援のもと、がんばって坂道を歩くあては。ようやく目標の飛龍橋が見えて、とりあえず今回はここまで、と。さて、帰り道、一人先を歩く妹。妹の姿を探すあては。「すみちゃんは?」と聞き、「落っこっちゃったねえ。」と。そう、崖から落ちた、という設定らしい。散策中も実は少々気落ち気味の私。というもの、私がお気に入り、あてはのニット帽をどこかに落としてしまったのだ。が、あきらめきれない。そんな執念にも近い思いが功を奏したのだろう、みんなで車に乗り込み、温泉郷を抜ける道の途中、木のポールに引っ掛けてあるあてはの帽子を発見。「あきらめないことの大切さ」ということで。大井川鉄道沿いを眺めながらの下り道。そろそろ1日1本のSLが通過する時間。大井川沿いのスポットに車を停めると、向こうにSLの汽笛が聴こえてくる。そして煙を巻き上げながら、の迫力ある姿。もちろんその光景に釘付けのあては。今日のお昼は以前から立ち寄ってみたかった茶寮「ひらら」へ。昔ながらの立派な古民家を生かしたおそばやさん。部屋の片隅にある、埋め込み式の火鉢はなんとも風情があって。おいしいおそばをいただいた後は東海道・島田宿、大井川川越遺跡に立ち寄る。宿場町の風情がそのまま残された町並み。展示された川越人足の人形に恐る恐る声をかけるあては。焼津の実家から片道約1時間くらいのところなのだが、ずっと遠くに来ているような感覚。そして親子三代での旅、というのもなんとなく新鮮で。夕方前には帰宅。すやすやあてはを隣の部屋に寝かせ、みんなでゆっくり川寝茶を飲みながら。だんなさん撮影の写真鑑賞などしつつ。夜、大河ドラマを見終えてから、あてはを連れて、国立へ。母のおでんを詰めて。今年もいいお正月が迎えられた実感。改めてすてきな1年になりますように。
おせちの一品、うれしい追加注文のご相談など。こういうことに励まされての日々。本当にありがとう。
SLに手を振る母とあては。

昨年から今年こそは日頃の感謝を込めて、両方の両親をあては付き旅行へ、と。ということでまずは今回、焼津の両親+なぜか一緒に我が妹も1泊2日、大井川・川根への旅へ。今回の旅のメインイベントはあては初めてのSL。お茶の郷にてお茶を買い、大井川鉄道の新金谷駅へ。ホームに現れたSLを真剣に見つめるあては。緊張しつつ、真剣そのもの。そして乗車。今回、だんなさんは乗車せず、なんと車で移動し、途中駅など数ヶ所からの撮影、という計画。まずは出発、金谷駅の車窓から大きく手を振り。私自身もSL乗車は初めて。窓枠といい、コートかけといい、すべてがなんともレトロ、そしてシンプル。さっそくみんなで駅弁を広げる。包まれたお弁当までもがレトロ。走行中には車掌さんのハーモニカ演奏があったり、と、素直にうきうきした気持ちになる演出。途中、下泉駅近く、線路の向こう側、カメラを持って、走り寄る姿。「おとうさ~ん!」「おとうさ~ん!」と叫ぶあては。ばっちり撮影体勢のだんなさん発見。かなりのお手柄には私も感動。とある踏み切りからも「あっ!あそこ!」車窓から我が子を撮る父の姿を探す旅。1時間ちょっとで終点・千頭駅に着き、改めて父との再会を喜ぶあては。道の駅・音戯の郷にてみんなで音遊び。鉄道のレールを使った音階など。と、車に乗り込もうとすると、うれしい発見。秋に近くで探してみたが見つからなかった「フウの実」があちこちに。袋にいっぱい拾って、いざ今日の宿、寸又峡温泉「翠紅苑」へ。紅葉の時期には何度も来たことにある寸又峡なのだが、宿泊するのは今回が初めて。奥大井にひっそりとある小さな温泉郷。ほどよく重厚感あり、落ち着いた館内。そしてほどよくレトロ感を演出。きりっとした寒さの中、ふらり散歩に。何年か前、もちろんあてはが生まれる前に、みんなで歩いたことのある道。「そういえばこの辺のお店で何か食べたよね。」と私。「そうだっけ?」とだんなさん。「そうだよ。」とあては。生まれてないから。母校の高校サッカー2回戦負けにがっくりの父、それを気遣ってか、お風呂で父の背中を流したというあては。今日もみんなでよく笑った。夜、お酒も回り、みんなそれぞれに布団にもぐり、早めの就寝、の部屋にて。1人SLのおもちゃを走らせるあては。「ポッポー!」「プシュー!」「ポッポー!」「プシュー!」だんなさん撮影のSL写真、みんなのとびっきり笑顔が写っていた。

新春のお雑煮を食べて、9時半過ぎに国立を出発。一路、焼津を目指す。そして12時半に到着。新年のご挨拶、そしてテーブルにはずらり。お正月、母の定番、静岡おでん。キッチンには見たことのない大きな、大きな鍋。おでん用に新調した、とのこと。そして私のおせちも並び。うれしくて、楽しくて、そして美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまう。食後はあてはの自転車乗りを披露。車に積み込んできたのだ。得意げに乗り回し、みんなで近所のグランドへ。みんなでサッカーなど。何もかもに大はしゃぎのあては。やっぱり静岡はあたたかくて、時間の流れがゆっくりと感じられる。父の母校出場の高校サッカーをぼんやり見ながら、母が用意してくれてあった小麦ねんど遊びなど。あては作、たくさんのにんじんにちゅるちゅる(スパゲッティのこと)などなど。と、ようやく昼寝から目覚めただんなさんの力作は。まさにクレイならではの出来映え。あてはの大好きなピングー。映画さながら、今にもキュートに動き出しそう。と、あてはに動かされ、いつのまにかピングーの頭だけがテーブルにちょこんと。毎回の焼津帰省でちょっと楽しみなのがあてはと雄ネコ・パオとの絡み。今回もあてはのパオラブコールはひたすら続く。粘土遊びに誘ってみたり。夜、ふと気づくとパオが外へ脱走。みんなで探しに出る、と、大急ぎで靴を履き、誰よりも真剣に、誰よりも大きな声で「パオ!」「パオ!」と叫ぶあては。その甲斐あってか、庭にちょこんとパオの姿。一安心。すっかり長老のパオ。あては帰省の後には毎回のストレスのよる体調不良。今回はいつもよりだいぶ短めの帰省、そして明日、明後日はみんなで旅行、ということでパオへの負担もいつもよりは緩和されるはず。そう、明日はあては初めてのSLの旅。初日よりすでにあてバテ(あてはのよるバテ)気味の我が妹。続けてのあては付き1泊2日、いい想い出となりますように。
追記 年末年始のばたばたですっかり書き忘れてしまった。近所のお肉やさん情報、今月中にも再開することに!まずはあてはと「コロッケくださ~い!」かな。