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ゾウの足、食べちゃった


 今日はプチ変装あてはを連れて、近くの教会を目指す。親子サークルによるハロウィンパーティーのワークショップへ。みんなで英語の歌を歌ったり、そしてもちろん「Treak or treat」。紙袋を提げて、お菓子をもらいに。その後も音楽に合わせて踊ってみたり、と、この辺までは子供たちも楽しそうだし、まあよし、だったのだが、とにかく会の進行など手際の悪さがあまりにも目に付く。予定よりも大幅に時間も押し、すでに終了時間30分以上オーバーなのだが、終わる気配もなく、子供たちもお腹ぺこぺこ、ということで早めの退散。まあ一瞬でも親子共々、ハロウィンモードを満喫できただけでよし、としよう。そのまま近くの公園へ。外はすっかり晩秋の空気感。そんな寒さもお構いなし、駆け回る子供たち。今日は砂遊びに夢中。わざわざ遠くの砂を何度も何度も運んでいるあては。あそこの砂は質がいいようだ。まるで仕事のように、せっせと運ぶ。それにしても駆け回る子供たちを眺めながら、手足が寒い、そんな季節到来。「寒いからそろそろ帰ろうか。」自転車に乗り込み、あてはに「寒くない?」今日も「きもちいよ。」との返事。1階のキッチンにこもり、試作あれこれ。ここ最近毎日の日課と課しているのが来月のデザート、の予定、マカロン。そう、手作りのマカロン。が、悩みが富士山のように山積み。あのキュートなフォルム、そして周りがサクッ、中がクチュッ、あのマカロンならではの食感、それを生み出すためにはどうしてもかなりの、かなりの甘さが必要、なのだが。アーモンドプードルの代わりにきなこを使って、が大失敗。ということで急遽、粉を加え、クッキー生地に。今日はかわいい動物の型で抜く。クッキー生地を型で抜いているとふと昔のことを思い出す。小学校低学年の頃、クリスマスプレゼントでリクエストしたのは当時大好きだったアニメのキャラクター、スパンク(犬だった、よね?)の型がたくさん入った「クッキー作りセット」。今思えば、そこに書かれたレシピのクッキーはなんとも素朴で、手作りっぽい味わい。決してすごくおいしい!というものではなかったのだが。とにかく、「食べたい」というよりもクッキーを「作りたい」、そんな気持ちだったことを思い出す。ついつい大量に作り、数日間、ビニール袋に入ったたくさんのクッキーがキッチンに置かれていたことも思い出す。と、思い出にふけりながらの現実逃避か。追記、夜、そのクッキーを見つけたあては、「夜だから1枚だけね。」の約束の下、もちろんゾウをセレクト。「一口ちょうだい。」思いがけず、クッキーを差し出すあては。ほんの少しかじると、「足~、ない~!」「足~、ない~!」と大泣き。もう1枚ゲット作戦だったのか。
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自転車でどこまでも


 親子体操帰り、そのまま自転車で。今日から急に空気が秋らしくなった。後ろに乗るあてはに「寒くない?」「寒い、ないよ。きもちいよ。」こんな当たり前のやりとりが最近はけっこう楽しい。めざすは立川。どうしても急ぎの買い出しがあったので、試しに自転車を走らせてみる。20分もせずに到着。立川とはいえども伊勢丹に自転車で来る日がやってくるとは、数ヶ月前には想像もしていなかったのだが。悩み、悩み、悩み中の試作、当分悩み耐えなそうな予想に基づき、多めの買い出し。ついでに今日はあてはのスプーンとフォークを買う。なかなかスプーン&フォークを使わないあてはへの策。先日、子連れ教室で生徒さんの息子君が使っていた飛行機型のスプーン、これなら使うかも、そんな期待を抱いて。反応はかなり上々。もちろん帰り道は手にスプーンとフォーク。私の背後では飛行機ごっこ真っ最中。今日は途中の公園でお昼ごはん。運動後の2人(あてはは体操、私は自転車)、お弁当が少々足りなかった感。そして走り出すあては。ここの公園の遊具はあてはお気に入り。アスレチックを乗り越え、すべり台。そのまますべるのではもの足りず、頭からすべるのではもの足りず、石を持って、上がり、石を先に転がして、それを追いかける。いつの間にか何人もの子供たちがみんな石を持って、登っている。「お友達がすべっている時は危ないから!」みんな両手に石を持ったまますべるスタイルの移行。楽しい、のか。楽しい、のだろう。帰り道、ふらりと立ち寄ったギャラリーとアンティークの店「Ari」にてコーヒーの香りに誘われ、大好きなマンデリンの豆を買う。小さな、小さなお店なのだが、大好きな和骨董をはじめ、その品揃えがなかなかおもしろい。雨天休業、というのも。親子共々、飛行機だと思っていたそのスプーン&フォーク、飛行機ではなく、スペースシャトルだった。
 数日前に衝動買いしたそば猪口にさっそく、「ヤナギコーヒー」のマンデリン

みんなで「いただきます!」の瞬間


 今月最後の教室は子連れ教室。デッキからうれしそうに誰かに手を振る将太朗くんといつのまにかつかまり立ち、とにかくたくましい渓二朗くん兄弟、久々登場、キュッと縛った髪を振りながら、「ね!」とキュートな相づち、めいちゃん、そして初めまして、まだまだねんねの癒し系、大河くん、抱っこの感触が遠い、遠い昔を思い出すような、すっかり忘れかけているような。そして今日はカメラ小僧か、我が家のあては。子連れ教室についてはまだまだ課題がたくさん。子供たちも日々成長し、以前に比べればだいぶうまく進めることができるようにはなってきた感はあるのだが、より大人にとっても、子供にとっても気持ちのいい時間にしていきたいなあ、と。その日のメンバーによっての傾向と対策も必要。料理に関しては、私が関わる比率がどうしても高くなってしまう。可能な限り、いろいろなことをお伝えしてはいるのだが、お互いにもっと、もっと、そんな思いがあるはず。よりよい形をめざして、いつでもご意見などなど。テーブルに料理が並び、席について、みんなで「いただきます!」子連れ教室は特に、この時が一番すてきな瞬間かも。さあて、何から食べようか、と思ったときには私の目の前のポン・デ・ケイジョはすでに姿なし。2つとも。夕方、試作をしながら、大活躍したカタプラーナ鍋を磨く。まさにお疲れ様でした、の気持ちを込めて。磨きながら、改めて、その贅沢な作りに魅了される。そして銅鍋の美しさ。そして我が家の行平鍋たちの磨け、磨けコールを痛いほど感じながら・・・。夜、みんなで実はジブリ作品「となりの山田くん」鑑賞。「ケセラセラ」、ついつい力み好きの私には必要な言葉かも。
 大活躍に感謝。カタプラーナ鍋とバルセロスの雄鶏。

ポケットのどんぐり


 今日はあてはと近くの幼稚園の「とどらーずくらす」へ。今日はおままごとに意欲的なあては。包丁片手にケーキカット、ピザカット、野菜にフルーツ。左手でちゃんと食材を押さえ、右半身を斜め45度下げての包丁使いは、悪くない。おやつの時間、テーブルの上には小さな籠に入った秋の実たち。大きな、大きなどんぐりに松ぼっくり、それからカラスウリなど。秋の実にまつわるお話を聞きながら。先生の胸にはどんぐりがキュートに飾られ。前回と同様、ゆったりとていねいな時間が流れている実感。1人1人の子供たちに気持ちを持って接する姿勢。あたたかい日差しも心地よく、私にとってもありがたい時間なのかもしれない。帰り際、折り紙で小さなコップを作り、1つずつどんぐりをもらって、さようなら。「落とさないようにここに入れておこうね。」とあてはのズボンのポケットに。今日はみんなで「ふれあい公園」へ。それはそれは閑静な住宅街の一角に作られた新しい公園。真ん中にはなんとも魅惑的な遊具があり、見た瞬間に駈け寄る子供たちを眺めながら、みんなでお弁当を広げる。みんな並んで遊具ののぞき穴から顔をのぞかせたり、バケツにボールを詰めたり、とにかくノンストップ。体が勝手に動き出す、そんな感じ。クタクタあてはを連れて、大急ぎ、明日の買い出しを済ませる。さて、来月の試作、本日は惨敗。工程をちゃんと理解できていない感。料理の理。そう「理」。
 今さっき、慌てて洗濯機へ。明日の洗濯物に突っ込んだあてはのズボン、ポケットにどんぐりと折り紙を入れたままだった。

やまびこ聴こえるかも


 今月の子連れ教室1日目。今日は新しい生徒さんが2組も。つまり4人初めまして。まずはいつもの顔ぶれ、デザートタイム、食べる前に「おいし~!」大きなお口がキュートすぎる彼方くん、みんなより1学年お兄ちゃん、りりしいお兄ちゃんトイレ姿を披露してくれたジンジンこと仁くん、紅一点、ちょっとすねてみたり、みんなのお世話を焼いたり、男心をくすぐるキュートな姿がちらり、の莉乃ちゃん、そして相変わらず音量大、あては。最初はどこか戸惑いながらも、1時間もすればすっかりみんなでわいわい、さすがこれこそ子供の才能。いつの間にかみんなでデッキから道行く人に「お~い!」「お~い!」。山の上じゃないんだから。子供たちも大喜びだったのは、やっぱりデザート「マデラ酒風味の焼きりんご」。今日は子供たちも一緒に、ということでマデラ酒は控えめ。今回の焼きりんご、「思い立って20分でいただきます!」がコンセプト。まずは電子レンジでやわらかくしてからいざオーブンへ。電子レンジの魅力。こういういわゆる下処理スキルについては無類の威力。ポイントはまず我が家の電子レンジの癖というかタイプというか性格を把握すること。それからレンジかけすぎには要注意。水分がとんで、カチカチの悲しい姿に。短い時間設定にし、足りなかったら再度。途中で見ればいい、と長めの設定にし、当然のように見忘れ、後の祭り。シンプルだからこそ、りんごのおいしさを存分に満喫できるデザート。料理でもデザートでもそうなのだが、その素材がそのまま以上の姿になることができるかどうか、そこに料理意義があるのでは。焼きりんごを口にする前から、「おいし~!」の一言。そのおいしさを見抜いていたのかもね、彼方くん。
 夕方、いつものお散歩コースにて朴葉拾いなど。先週の旅、1泊目奥飛騨の余韻。夜は豚肉と秋野菜の朴葉みそ焼き。香りがたまらず。だんなさん一言「国立産朴葉みそ焼き」。
 追記 マデラ酒は製造過程でブランデーを加えたワイン。ラム酒や紹興酒のようなコクのある香りが特徴で、フレンチのソースに登場することもしばしば。以前働いていたお店の店長はマデラ酒のことをマデラッシュと私に教えてくれた記憶。本気で間違えていたようだった。
 今日みんなで作った「マデラ酒風味の焼きりんご」。

「トットー!」


 今日は「ハロウィンinくにたち」へ。会場の商店街に到着すると本格派ハロウィン仮装の子供たちがずらり、ずらり、ずらり。我が家のプチプチ仮装あてはもしばし順番待ち、受付を済ませ、いざ、出陣。ハロウィンポスターの貼られたお店に向かい、「Trick or Treat!」、あては語で「トットー!」。商店街内トータル12軒ほどのお店を回り、お菓子をもらう。ちょっと恥ずかしそうに、でもうれしそうに「トットー!」。「今の子は小学生にもなって、あんな格好、恥ずかしくないのか。」とおやじのようなコメントをしていたくせに、いざ、「トットー!」あてはを連写しているだんなさん。本人曰く、幼稚園くらいまではよし、とのことらしいのだが。たくさんのお菓子と帰り際にもらった剣のおもちゃ(あてははこれを飛行機と認識)を持って。お昼は手打ちそば「甚五郎」へ。まずは軒先でたくさんの地場野菜を買い込み、順番を待つことしばし。子連れが圧倒的に多いおそばやさん。子連れにやさしいお店、ということは子供用の器とフォークが2度もテーブルに置かれたことからもうかがえる?というかそれは単なる間違いなのだが。しっかりとコシのある、細めのそば、その味はもちろん、驚くべきそのボリューム。そばでしっかりお腹いっぱいになる店、そうはないはず。かぼちゃ色のズボンをはいて、かぼちゃの天ぷらをかじるあては。そういえば今日の夜、寝付く前に半分寝ぼけながら「トットー!」と数度。本日の思い出をかみ締め中。さて来年はどこまで言えるようになるのだろう。

いつしか我が子とポンデケイジョでも


 今日の教室、気づけば私も含め、全員が「母」の日。2児の母あり、対等なけんかレベルの娘あり、などなど。子供が喜びそうな料理、の目線はやっぱり母。今日は初めまして、の生徒さん1名。包丁の切れ具合をかみしめながら、なかなか楽しんでいただいている様子。よく切れる包丁で野菜を切りながら、みんなでわいわいおしゃべりしながら料理を作る。その中にさりげない日々のヒントもたくさん。今回のメニューで子供が喜びそうなレシピNO1は間違いなく「ポン・デ・ケイジョ」。我が家のあてはも「だんご!だんご!」とかなりのお気に入り。パンのカテゴリーに分類されるのだが、イーストもベーキングパウダーもなし、生地をこねて、丸めて、いざオーブン、と実はかなりの手間いらず。いわゆるパンよりもずっとお手軽。ポイントはあの独特のモチモチ感を生み出す「タピオカ粉」を熱い水分で手早くこねること。丸めて、オーブンへ。焼き上がりのあつあつを取り出したときのみんなの期待通りの歓声。やっぱり心がくすぐられる。最近はスーパーでもポンデケイジョミックスなど目にすることも。手軽な粉もの、我が子たちと楽しくクッキング。いろんな覚悟あり、の上で。今日は教室終了後、これまた新しい生徒さんとのお顔合わせなど。こうやってご近所の生徒さんが徐々に増えてくれることはありがたいこと。実は今日の教室、私としてはいつも以上の緊張感あり。というのもポルトガルフリークの彼女(今回もカタプラーナ鍋とバルセロスの雄鶏の置物をお借り中)も参加での教室。夕方、ありがたいメールをもらって、ほっと一息。こちらこそ、ありがたいプレッシャーはかけがえのないもの。今後も、みなさん、どしどし難題リクエストなど。今日の教室が始まる頃、自転車で出かけていっただんなさんとあては。予告通り、立川のビックカメラへ。もちろんあてはのおもちゃを買いに。が、着いたときには後ろのシートにてすやすやだった、とか。おもちゃ買えず。それにしてもあの自転車を運転するだんなさんの姿、どうしてもサーカスで自転車をこぐ「くま」が思い浮かんでしまうのだ。

お菓子なパン屋


小雨のタイミングで体育館へ。今日はあてはの体操の日。雨の日にこういう場所で思いっきり走り回ることができるのはなにより。お友達と一緒に走り回り、鉄棒、跳び箱、そして時に電車ごっこなど。やけに夢中になった先生の絵本タイムで今日も終了。今日はお友達の車に便乗し、「黄色い鳥器店」へ。「お菓子なパン屋」というイベント。天然酵母パンと焼き菓子、ジャムなどが並ぶ。ここでのイベントはいつもそうなのだが、開店前から人が並び、ものの30分でほぼその日の分はなくなる勢い。固定客率かなり高し、なのだろう。気になるパンとお菓子をチョイス。小雨の間に明日の買い出しを済ませる。ちょっと頭にきたこと。とあるオーガニックショップ、前から気になるときはあったのだが。りんごを持って、レジへ。その前から電話中の店員さん。仕事の電話ではあるのだが。そのまま電話をしながら、レジを打ち、レジに表示された金額をこちらに見せ、終いにはおつりを間違えてみたり。今日もついついお肉屋さんのコロッケに魅惑され。家に着き、スープの準備ができるころにはすでにコロッケの姿は跡形もなし。冷蔵庫の野菜あれこれとお肉少々、こういうスープを作ると、やっぱり久松先生のことを思い出す。今日は仕上げにジェノベーゼ、器に盛りつけてからパルメザンチーズをたっぷり。さっそく買ってきたパンと一緒に。その切り口を見ただけで丁寧に大切に作られていることが伝わってくる。そして女性ならではの女性の心をくすぐるたくさんのドライフルーツとそのかわいらしい色合い。クランベリーにアプリコットにレーズンに。ついでにライ麦生地にアールグレーの茶葉の香り、というのもすてき。今日も米粉クッキーをもう1度焼いてみる。昨日のレシピをベースに今日は卵も少々。米粉らしい、ほろほろとしたやさしい食感。やっぱり若干、食べ終わる頃には粉を感じる感はあるが、ちゃんと、ちゃんと美味。と、徐々に米粉の魅力に惹かれつつ。

いつもの白いビオラ


 自転車でちょっと離れた花屋さんをめざす。いつも週末に車で行くショッピングモールの目の前。自転車を購入してから何気に初めての坂道を越え。そして思ったよりもスムーズに到着。秋冬の寄せ植え用にすっかり毎年恒例、白のビオラ、それから大好きなシルバーレースなど。どうしてもそのパターンから抜けられず。せっかくここまで来たので、ということで平日のショッピングモールをあてはと散策。日々の買い物を済ませ、ここなら揃う、試作用の製菓材料など。毎週末のようにこのスペースを駆け回っているあては。わが庭のように次はワンワン(今どきのペットショップにて子犬、子猫鑑賞)、次はパンパン(とってもおいしいパンやさんにて今日はクリームチーズとはちみつ、くるみの入ったパンにカラメルミルクサンド)と気の赴くままに。そして2階へ上がり、めざすは雑貨屋さんのおもちゃスペースへ。私も久しぶりにゆっくり店内を散策。と、いつの間にかあてはともう少し年上の男の子が、お互いに無言でおもちゃを取り合っている。まさに冷戦。2人とも真剣な表情でとにかく声を出さずに。結局は似たようなおもちゃをもう1つ持ち出して、静かに解決したのだが、気づけば2人仲良く遊んでいる。別れ際にはうれしそうにバイバイ。この切り返しの速さとまったくの後腐れなし(というほどの出来事ではないのだが)は子供ならでは。時にうらやましいもの。今日は久しぶりにクッキーを焼く。前から作ってみたかった米粉のクッキー。それも今回は卵なし。シンプルに粉、バター、砂糖、塩のみ。まずはノーマルに小麦粉で。次に同じ配合で米粉を使ってみる。時折、外の雨模様を眺めながら。米粉は思っていた以上に生地がまとまりにくい印象。もう少々の油分、もしくは水分があった方がいいようだ。そして焼き上がり。クッキーに関しては、しっかり冷めてからでないとその勝敗はわからない。が、そんな事情が伝わるはずもなく。結論。なんとなく作ってみたにしては、まずまずの出来なのでは。小麦粉とはまた違ったいい意味での風合がある。が、1つを食べ終わる頃に少々米粉っぽさを感じるかも。また近々試してみたい感。雨の日にオーブンの前に座り込んで過ごす時間。

今日は斜めそぎ切りに


 今月の料理教室、ポルトガル料理。定番の1つは南蛮漬け。今回は今が旬の秋鮭と秋野菜を使って。秋鮭の切り身をそぎ切りに。こういうやわらかい身質のものを切るときの包丁遣いはポイント。無理に力づく、は絶対にNG。うまく切れないどころが、身がどんどん崩れてしまう。どんなときにも包丁は自然の力で引いていくこと。この辺りって、料理だけにとどまらず、人生哲学にも通じているような。そして切り方1つで料理の味も見栄えも変わってくる。今日は秋鮭を斜めのそぎ切りに。表面積が広くなるので、南蛮酢のしみ込みもよくなるし、見た目も立体的で燐とした印象。「いつも切ってしまってから、切り方こうすればよかった!って思うのよね。」との声。あまりに気合を入れすぎて、では日々の料理も重荷になるだろうし、余裕のある時には切る前にほんの少し、「どうやって切るのが最適か?」「今日はどんな仕上げをイメージしよう?」と思い巡らせてみるのもいいかも。今日はおそばやさんスイーツ話など。かなりの魅惑的情報。おそばやさんのそばの実ロールケーキ、なんともいい響き。またまたおいしい情報、期待してるからね、と軽くプレッシャー。教室が終わる頃に、東久留米の母との散歩から戻ってきたあては。みんなに褒められまくり、うれしさを隠そうとする表情がおかしい。下を向いて、明らかに顔がにやけている。そうそう、母もすっかり午前中の一橋の顔になっているようで、最近はちょっとした子育て相談を受けたりすることもあるようだ。次回現れる日はいつ、そんな噂が流れるかも。
 今日みんなで作った「秋鮭と秋野菜の南蛮漬け かぼすの香り」
 久々、「くにたちの写真館」アップされてます。本当に久々。乗鞍の秋、よろしかったら。
プロフィール

くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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