fc2ブログ

大きなケヤキの木の下で


 おせちの買い出し、そして来月の料理教室の買い出しへ。まずはヴァイツェンブロートのパンを買い、その足で近いから、とラッピングショップへ向かったのが間違いだった。カップ容器2種類100個ずつにその他諸々、かさばる、かさばる。歩きながら、なんで最初に行ってしまったんだろう、と。そして富沢商店へ。昆布にごまめに、ナッツ類に・・・。こうなるとすっかり年末気分。そしてあてはの寝ている隙にあてはのクリスマスプレゼントの絵本も買いに。といいつつ、今の時期に選ぶ絵本って、つまりは私自身が欲しい絵本だったりして。間違いなく。さて、目覚めたあてはといつもの昭和記念公園へ。まさに小春日和。あまりの暖かさにテラス席でコートを脱いでも、「あったかいね~」。そして今日も思いっきり遊んだ私たち。屋内には葉っぱやコットンなど植物で作られたとってリアルな動物たちが展示。もちろん今までに何度も何度も見ているあては。が、「あっ、あった!」「あっ、あった!」を連発。指を指しながら、ものすごく感情を込めて。ふと、本当にしろ、本当でないにしろ、ここまで発見の連続ってある意味、すてきかも、なんてなんだかこっちの感覚も鈍っているのか、研ぎ澄まされているのか。そろそろ帰ろう、と入り口を目指すと、大きなケヤキの木の下で。なんとも魅惑的な雰囲気。吸い込まれるように木の下へ向かい、男の子と女の子が一生懸命周りの木の下から集めてきた落ち葉の山へ飛び込む。2人の冷たい視線と怒りの声にもまったく気づかず大はしゃぎ。いつものパターン。そのうち2人も諦めて、一緒に落ち葉の中へざぶん。気づけばあては、頭しか出ていない。そしてそのまま。落ち葉の布団は心地よかったようだ。いいなあ。大人になると、服が汚れるから、髪がくしゃくしゃになるから、とか、その先のいろんなことを考える。でも、きっと楽しいんだろうなあ、と。今はそれに近い、自分の昔の記憶をたどりながら、夢中になるあてはを見る、ということ。そしてその後のあては処理をすること。といいつつ、けっこう一緒にはしゃいでいた私。いつの間にか、さっきの男の子があてはの髪についた落ち葉を払ってくれた。国立駅に着き、買い物ついでに駅前でスパークリングワイン選び。さすがクリスマス前、選びながらついつい試飲。それぞれを試飲し、気になっていたCAVAをセレクト。と、帰り道、なんとほろ酔いの私。今週は頭も体もけっこうハードだったせいか、今日、公園ではしゃぎすぎたせいか、それにしても試飲4杯で、とは。というか試飲4杯もする?ちなみにリクエストして、新しい栓も開けてもらったりして。

クリスマスツリーを作っていると


 今日は年内最後の親子体操へ。クリスマスということで音楽もクリスマスバージョンで。そして今日は最初から最後までかなりいいテンションのあては。時々おやじのような掛け声まじりで。体操に通い始めて半年。そういえば、まだあてはが歩き始めた頃だった。今となっては、まだ歩けなかったなんてなんだか遠い、遠い昔のことのようだが。そんなあてはが、今は舞台に乗って、足でリズムをとったり、先生の動きを真似したり、鉄棒にぶら下がったり、すべり台をみんなで奪い合ったり、人のおもちゃを奪って逃げたり。今日は体操終了後、クリスマス会。みんなでお昼ごはんを食べながら、先生のフラを鑑賞したり、子供たちは絵本や紙芝居に夢中になったり、ならなかったり。そしてみんなでちょっとした工作。画用紙をカットし、モールとシールを使って、小さなクリスマスツリーの完成。色つき画用紙、モール、懐かしくてそれだけでわくわくしてしまう。そう、子育てをしているとこういう感覚にしばし見舞われる。すべり台、クレヨン、積み木・・・。自分の思い出にあてはとの新しい思い出がくっついて。と、私たちが工作に没頭していると、我が子たちは・・・。いつもの顔ぶれ、将太朗くん、ユウゴくん、そしてあては、クリスマス用にと飾ってあった大きなモールを思いっきり破壊中。ついでに戸棚の扉も全部外して。そして、そんな悪さをしているのはこの3人だけってどういうこと?いつもいつも顔を合わせている子供たち。一緒にいると気が大きくなるのか。そしてケーキを食べながら、半分寝ているあては。半分寝ているのにちゃんと口を開けて、食べるのだ。
 今日で1才半。そして今日はだんなさんの雑誌「デジタルフォト」の発売日。もう1度、あてはが掲載されている。やらせ?って思うくらいのごはん粒を顔にも手にもつけて。撮影に使うんだったら、海苔でも巻いておけばよかった、とマネージャーの私は反省するのであった。泣き顔あり、たそがれあり、またまたよろしかったら。

お出迎えありがとう


 今日は横浜出張料理教室へ。駅へ着き、彼女のマンションに向かう途中、進む先のほうにサロネーゼまゆみと愛息テルくんのお出迎えの姿が。月に1度の、いつもとは違う環境での料理教室。キッチンも道具も違えば、材料も器も違う。そして、その環境の中でおいしくて、美しいものを作ること。そして楽しい時間にすること。まだまだ私の課題は山積み。今日もパスタの塩加減、メイン料理のソースの具合、などなど、ちゃんと気を回せなかったせいでの失敗が後からの大きなダメージ。目の前にあるいつもとは違う道具、材料などの性質をきちんと予測、把握できるように。という思いを胸に来年もみなさん、よろしくお願いします。そして、この場を提供してくれて、準備、買い出しなどはもちろん、私のフォローも快くしてくれる彼女には心から感謝。毎回、毎回、ヤフオクで買い足しているすてきな器にも感謝。家に着くと、長めの昼寝から目覚めたばかりのあては、母にせがむものが。あてはと私、ソファに座り、母作の「はらぺこあおむし」シアターを鑑賞。原画顔負けのとっても、とってもきれいな絵たち。音楽に合わせて、私の膝の上でノリノリのあては。それもパンをかじりながら。いつもいつも駆け回るように忙しく働いている母が、こうやってあてはと月に1度過ごしてくれている。みんなに支えられている私。今日もお風呂で「こっち?」「こっち?」と私の肩をたたいてくれるあてはにも。もちろん私がせがんで。
 今日のメニュー ・カルボナーラ
         ・チキンソテー レモンバターソース
         ・冬野菜のマリネ  
         ・クレームブリュレ   
 
 

あてはシェフ誕生


 今年最後の子連れ教室。まずは今日のメンバー。大きな口で何でも一口、りんごも丸ごとかじりつく彼方くん、お腹が空いては何も手につかず、1人早弁当のメイちゃん、今日は何度もあてはの近づきすぎ被害者。そし久々子連れ教室参加の新婚さん、みっちゃん。そしてメイちゃんにぬりかべのように近づき、押し返され、近づき、押し返され、を繰り返すあては。やっぱりKY(空気が読めない)のようだ。メイちゃん、思いっきり泣いてるから。今回の「鶏肉のテリーヌ ジェノベーゼの香り」はなかなかの自信作。材料を型に詰めて、蒸し焼きにして、プレスして、冷まして、カット。教室中にこの過程を可能な限り短縮するのだが、どうしても冷ますのに時間がかかる。ので、ひとまず1切れずつカットし、食事中も冷まし、途中で再度カット、としているのだが、今日のみなさん、ダブルでごめんなさい。まず食事中に切り忘れ、「じゃあ、お持ち帰りに」と言ったはいいものの。教室の終わる頃のいつものメンバーも大集合。そしてプチ年末のご挨拶会。ほぼ、共に子育てしているといった感覚の日々。なんだかしばらく会わない、というフレーズがやけに響く。たまには子供たち全員の集合写真でも、と6人を集合させてはみたものの、もちろんそれぞれが好き勝手に動き、6人を1枚の写真に収めるのは至難の技。4人入れば上等。みんなで笑顔でポーズ!はいつの日か。夕方、恐らく今年最後の大磯への料理の発送。と、冷蔵庫を開け、しまった!お持ち帰りを渡し忘れてしまった。お買い物ついでに寄ってもらえる人には寄ってもらったりはしたものの、ほんとにごめんなさい。本日の夕食の前菜が・・・。と、ばたばたと動いていると、一方のあてはの方もなにやらばたばた。見れば、キッチンから雪平鍋を1つずつ運び、ベンチに1列に並べ、ちゃんと鍋を振っている。1つを振り、また1つを振り。鍋の中をチェックし。ここにあてはシェフ誕生。その光景があまりうれしくて、眺めることしばし。途中、テレビを見ながら鍋をいじったり。「集中!」の声に、くるっと向きを変え、また鍋を振る。力が強くて(これはクリア)、優しくて(兆しが見えたり、見えなかったり。女の子にちょっと甘く、優しいのは確か。今日もメイちゃんにはうまくそれが表現できなかった、と信じたい)、そして料理ができる男の子ってちょっとすてき。と、今から料理の英才教育?

次回「あなたです」


 今日の料理教室にて。先日の忘年会ではちょっとしたみんなの紹介メモを用意した。毎回毎回、何十回と同じ自己紹介を快くしてくれているのもなんだか心苦しいし、との思いもあって。紹介というか、私が好き勝手に書き連ねたもの。その紹介メモを帰宅後もかなり満喫してくれた様子の彼女。今日もそのメモを持参しながら、知っているメンバーについてはもちろん、初めての面々にも興味深々。そして、「私、この人にすごく興味があるんですけど。」と、とある生徒さんのことを。運良く来月の教室は一緒の日程になりそうなので、私もとても楽しみなのだ。当日、「あなたです。」と声かけるので、お楽しみに。ここでのいろんな人との出会いもみんなの楽しみの1つなのだ。さて、今日もおせちの注文をいただいたのだが、毎年お正月には有名な料亭の何十万もするおせちを注文していた、との話。そして今回は・・・。さりげなくプレッシャー。さりげなくなく、けっこうプレッシャー。とにかくていねいに心を込めて作るのみ。喜んでいただけますように。明日の買い出しを済ませ、今日も大磯への仕込み、来月の試作などなど。師走は忙しい気分をかき立てる。そして夕暮れの日の短さもそれをかき立てる。急がば回れ、とはよくいったもので、急げば急ぐほど、なぜか洗濯物の靴下が片方見つからず、たたんだものを一式広げ直すことになったり、ただ鍋を運ぶにも水を思いっきりこぼしたり。やっぱりそんなときはあてはを眺めるに限る。と、先日もらったあひるの人形。顔の横を押すと、音楽が流れるのだが、一度押したら最後、隣に立ち尽し、「押して!」「押して!」音楽が鳴ると体を動かし、終わると「押して!」「押して!」そして中腰で片手にあひる、片手に鍋の私。この冬初のぶり大根はそんな私をちょっとほっとさせてくれた。そういえば今日来てくれた2児のママの彼女、長男くんが今のあては位の年の頃、「ぶり、ぶり・・・」が口癖だった、とか。
 今日みんなで作った「大根と生ハムの砧巻き」

「あった!」


 大磯への仕込み。クリスマスに向けて、というリクエストに、自然と食材の色合いがなんとも。紅心大根の鮮やかなピンク、京にんじんの赤、サーモンのピンク、りんごの赤、ゆずの黄色、ブロッコリーの緑。手を加えなくても、自ずから美しい。後は手助けをするだけ。色がより鮮やかになるように酢を加えたり、火の通し方を工夫したり、切り方を意識したり。今日ちょっとすてきだったのは、いつもの一橋にて。風が吹いていた今日。木枯らしで舞う落ち葉を追いかけるあては。なんだかとってもよかったなあ。夕方、会社帰りのだんなさんを待ち伏せして(といいつつ、こっちのほうが遅く到着したのだが)、夕方の、師走の立川の街へ。あまりに使いづらくなってしまった携帯の機種変更をしに。最近はとにかく「あっ!」とか「「あった!」とかずっと探していたものがやっと見つかった!っていうくらいオーバーに叫ぶあては。街の中で、お店の中で。そして指差すほうには何もなく、も、しばし。おおかみ少年になってしまう。新しい携帯を引き取り、手続きをしていると、あっちもこっちも気になり、収集のつかないあては。さっと古いだんなさんの携帯を差し出し、しばし夢中に。たまには夜の街も悪くない。夜、だんなさんの新しい携帯が初めて鳴った。もちろんまだ設定など何もしていないので、とってもクラシカルなコール。誰かと思いきや、「お忘れ物です。」との電話。そう、あてはに手渡した古い携帯、いつの間にかお店に置いてきてしまったのだ。そういえば、あの後、またいつもの「あった!」をお店の中で繰り返していたなあ。一応目の前の商品を指差して。
 今日作った「紅心大根のピクルス」
 夜、2度目のジンジャーブレッドを焼く。

ワインにソルベ


 今日はわが料理教室の忘年会、ということでここ数日はその準備を進め、無事今日という日に。が、夕方、のんきにお肉屋さんで買い物をしながら時計を見ると、あれ?5時5分前。なぜか完全に1時間誤算していた私。走って帰宅、慌てて2人の夕ごはん、お風呂掃除、身じたくなどなど。冷や汗もので無事5時半過ぎにお店に到着。そして今年は18名での忘年会。我が家の近所にある、かなり定評のあるビストロ「シェル・ド・リヨン」を貸切。お酒はもちろん、料理はやっぱり美味。キッチンにはシェフと奥様、そしてかわいらしいお母様(多分、シェフの?)。シェフのていねいな仕事とそんなやさしい雰囲気ももちろんおいしさに。前菜盛り合わせはとにかく1つ1つがていねい。パテにテリーヌ、リエット、そして特においしかったのは魚介とクスクスのマリネ。粒マスタードとオリーブがアクセントになって。みんなとのおしゃべりもあまりに、あまりに楽しくて。酔っていたせいではなく!コントのように思いっきりワインを服にこぼす私。それももちろん赤。そして白いカットソーに。こんなではもう何を言っても格好つかない。そしてデザートタイム。ガトーショコラはかなり濃厚で食感がなんとも癖になる。多分、湯せんしたオーブンでかなり低めに焼いているので、生チョコっぽい生地になるのかな、と、ほろ酔いながらも思考を巡らせていると、これまたコントのように杏仁霜のソルベをぼとっと落とす私。あのね、今日はなんだかうれしくて、うれしくて、この場がとってもうれしくて、気持ちが舞い上がっていたのではないかと。最後にミサちゃんからの差し入れ、すてきなカレンダー争奪戦、そして私の大好きな国立おいしいものセレクトのプレゼントなど。今日はうれしい報告もあったし、改めて、みんなに支えられていることを実感。そしてみなさんとの出会いにも心から感謝。忘年会という名のもとに、私にとっては忘れられない1日。幸せな気分で帰宅。帰り道が徒歩1分ってなんとも贅沢な気分。玄関を開けて、寝室をのぞくとだんなさんとあては、2人でぴったり寄り添って寝ていた。2階へ上がるとテーブルの上にはだんなさんのカメラ。2人で過ごした時間。なぜか私の包丁を入れるケース(もちろん包丁はなし)に車を入れて、遊んでいる姿。そしてさっき記念撮影したどの写真にも、私の胸には赤い大きなしみが。みなさん今日はどうもありがとう。

みんなでドライブ


 子連れ教室の日。恒例のメンバー紹介。ここ数ヶ月昼寝の姿はまったく見ず、燃費率1位の将太朗くん、片手にキャリアケース持参、たくさんのおままごとグッズを持って登場のユウゴくん。お熱が出たかと思ったら、服の着すぎだった、とか、チヒロちゃん。そしてチヒロちゃんの到着を待って、人形で遊ぶ練習に事欠かないあては。まずはみんなでおままごと。野菜を切ったり、お茶をいれたり。ますます行動力も増し、進化を続ける子供たち。体も頭も1つでは全然間に合わない私。子供と共に私も進化せねば。みんなでお茶を飲みながら、男の子3人は車のおもちゃにまたがり、部屋中をみんなで連なってドライブ。渋滞あり、衝突あり。そして3台あるのになぜか同じ1台を取り合うユウゴくんとあては。そして横では将太朗くんが2台を操縦。そんな子供っぽい光景を椅子に座って、ちょっと高い位置から眺めるチヒロちゃん。思い返せば、子連れ料理教室を始めて、早1年。会う頻度が多いこともあり、習った料理をこんな風に作った、とか、こんな風にアレンジしている、とか、この料理が好評だった、とか、そして料理するのが楽しくなった、とか、今これこれを作っているんだけど・・・・とタイムリーに質問をもらったり、と、鮮度のいい反応を目の当たりにできるのは私にとってとってもありがたいこと。まだまだ課題はたくさんあるが、まずはみんなが楽しいこと。教室中、気づかぬうちにだんなさん帰宅。帰宅中かと思いきや、「今どこ?」のメールに「2階だよ。」の返事。そして大興奮のあては。そうだよね。昨日の話。さあ寝よう、と寝室へ向かうと枕でちょっと膨らんだ布団の中にはお父さんがいる!と勘違いしたあては。うれしそうに覗き込んで、「あれえ?」やっと会えたのだ。「なんだかまたお兄ちゃんになったなあ。」毎日成長してますから。そう、前進あるのみ。
 みんなで作ったおせち3品

計量カップとリモコンと


 今日の料理教室、まずは大好きなキヨコさんの登場に明らかにはにかむあては。そしてクリスマスツリーのそばで、ジンジャーブレッドをちょっとかわいく指差し、「これ、取って!」のアピール。本当にこういうのってどこで覚えてくるのだろう。今月は12月恒例ということで雑煮も作る。網でお餅を焼く、ってなんともスローフード、スローライフな雰囲気。さて、あては付きの今日の教室。デザートのショートケーキにあてはが飛びつかないはずがない。まずはホールのまま写真撮影、そしてケーキカット、とひたすらあっちからこっちから、いつのまにかフォークを手に必死で近づこうとしている。そしてこっちも必死。ケーキをあっちにこっちに動かして、くっついてくるあてはをなんとか避けながら。そういえば先月はクレームブリュレの醍醐味、表面にすかさずスプーンでパリッ、をあてはに先越された記憶が。ケーキが無事かと思いきや、気づけばクリスマスツリーには計量カップとリモコンが飾られている。お花屋さんのトモエさんのお話。今日は何作ろうかな、というときに携帯に保存しているここで作った料理の画像をチェックする、とか。なるほど。レシピ本をパラパラするような感覚。ついでに料理の画像と一緒に毎月恒例のあてはの顔写真も出てくる、とか。教室が終わる頃には雨も上がる。週末に控えた料理教室の忘年会に向けての買い物、予約など少々。ほんのちょっとだけクリスマスプレゼントあります!そうそう、気づけば料理教室を始めて早4年半。あてはが生まれて、半年のブランクを経て、昨年の12月から本格的に再開。そして1年。毎月楽しみに来てくれるみんなに支えられて。忘年会という響き自体が縁遠い今日この頃、今からわくわくしている私。
 今日みんなで作ったお雑煮。今年は山形風。牛肉をのせて。

ワッフルとゆず


 今月の「きょうの料理」、「クロワッサン」ともに辰巳芳子さんの料理はもちろんだが、それ以上に彼女の文筆にすっかり心奪われる。歳の瀬に身にしみる言葉たち。「在った、在る、在らしめ給え、を意識するのが正月、食べものとともに、なごみと華やかさを添えて。そして程々のしつらえ。」 今日はワッフルメーカーデビュー。来月の料理教室に向けて。初めての道具を使うときの、このなんともいえない感覚。小さい頃にクッキーやケーキを作るときのわくわく、どきどきした気持ちを思い出すような。焼きあがったワッフルを見て、思わず「うわあ!」そして近寄って、目ざとく見つけたあてはもかなりオーバーに「うわあ!」思ったよりずっと簡単だし、食事向けにアレンジもできそうだし、なによりなんだか楽しくて、このワッフルメーカーでワッフルを焼く、ということ、気に入ってしまった。気に入った、といえば、最近のあてはのお気に入りはすべり台。今日も近くの公園にて。すべり終わる頃にはすでに階段に向かって走る体勢、そして小走り、登る、すべる、時々バック、をひたすら繰り返す。このすべり台、普通のすべり台の2倍くらいの高さがある上に、カーブしているので、時にあてはの足がカーブに合わせて、あらぬ方向へ。ということで私も一緒にあてはの後にぴったりくっついて、小走り、登る、すべる、の繰り返し。だんだんしんどくなる。「えっ、また?」1人ですべる日はいつなのだろう。そうそう。今日はたくさんの上等なゆず、ありがとう。ここでゆず話を1つ。キャベツのゆずマリネ。キャベツをやわらかくして、薄口しょうゆとゆずをぎゅっと絞って、ゆずの皮も入れて、仕上げにEXVオリーブ油を回す。なんともさわやか。と夕食の1品に、あてはの分と山盛りも私の分ともそれぞれの器に。他の部屋で用事を済ませ、戻ると、なぜかテレビを見ながらキャベツのゆずマリネをほおばっているあては。それも私の器の方を。すでに半分はなくなっている。キッチンの高い台から運んできたのだ。背伸びして器を取り、こぼさず運んだ姿は想像しただけでおかしい。そうとうおいしかったようだ。ちなみに脚色なし。
プロフィール

くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR