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歩みより


 離乳食に関する本を何冊か読み、なんとなくの基本を知った上で、あとは自分の勘を大切にして、ゆっくりゆっくり始めてみようかと。とにかく、最初の時期は栄養がどう、とかいうことではなく、いろいろな味を体験する時期。素材の味を大切に、季節の食材を大切に。これって、私が「食」について常に考えていること。つまり、大人も赤ちゃんも同じ。もちろんまだまだ食べられないものはたくさんあるが。この間、あてはが初めてスプーンでりんごの果汁を飲んだときのなんともいえない表情が忘れられない。一緒に「食」を楽しんでいけたらうれしいのだが。これもあまり期待しすぎたり、頑張り過ぎたりしないように。わざわざ気合を入れて離乳食!ではなく、自分たちの食事からの取り分け、ある本には「歩みよりごはん」とあり、ちょっと気に入った。今の生活自体がある意味、あてはと私たち夫婦との歩みより。かなりこちらが歩みよっている感が無きにしも非ず。今日であてはも5ヶ月。もう?まだ?両方の想いがあるのです。

おかえり


 久~しぶりに朝ゆっくり起きた。起きると朝ごはんができてるなんて、なんてうれしいんだろう。今日は昼間、あてはをお父さんお母さんにお願いし、国立へ先に帰ることに。実家の東久留米からバスで武蔵小金井へ。バスなんて、久しぶり。以前はとにかくバス好きで週末はたいてい池袋から新宿へ、表参道へ、電車のほうが速いにもかかわらず、よく乗っていた。景色をバスの目線から眺めるのが楽しい。そしてなんとも気持ちよく眠れるのだ。もちろん今日も。半分寝ぼけ状態でバスを降り、中央線で国立へ。今日はニチニチという無国籍料理のお店での月1回の日曜市。天然酵母のパンやジャムなどの販売。豆皿の作品や古本なんかも売っている。ていねいに作って、ていねいに売っている。帰り道、スタバで休憩。本日のコーヒーはクリスマスブレンド。流れるジャズもクリスマス。子供連れもちらほら。一角には絵本を置いた席もある。爆睡中の子も入れば、ハーフの女の子がちょっといたずらっぽく飲んでる姿はなんともたまらない。かわいいなあ。ふと、あてはにすごく会いたくなった。私にはあてはがいるんだ。夕方、お母さんに抱かれ、タオルケットに包まれて帰ってきたあては。お母さん手作りの日誌には鼻づまりのせいで、ミルクを飲むのを途中でやめ、大泣きし、訴えたあてはに、「今回のあてちゃんは自分の主張を伝えるしっかり者に感じました。」とのコメント。おかえり、あては。待ってたよ。
 天然酵母の角食パン。しっとり、もちもち。

りんごデビュー


 今日はあてはとだんなさんの実家へお泊まりへ。車で迎えに来てもらい出発。抱っこしてくれているお母さんの膝の上で立ち上がったり(最近は支えてもらって立っているのがお気に入り)、すやすや眠ったり。途中、何ヶ所か買い物に寄る。小道を入った住宅街の中の畑の脇にある野菜直売所。お母さんのお目当ては赤かぶ。お願いして、畑の中までついていき、堀りたてをいただくことに。直径20僂呂△襦D天擇ぶというそうだ。お母さんはいつもこのかぶを甘酢につけている。持ちきれないほどの野菜を買い込み、帰宅。あてはは布団に直行し、しばらくすやすや。かと思いきや、すぐに起き、さっそく寝返りをご披露。「もうお尻を持ち上げてるから、はいはいも早いわよ。」とお母さん。そういえば、前にはほとんど進まないものの、両手両足をうれしそうにばたばた動かしている。もう、かあ。いつものようにお父さんの膝の上に座り、夕食。食後、とってもおいしいりんごがある、とのことで、あてはにもりんごの果汁をあげてみることに。実は今日が初めて。小さなスプーンに少~しだけ。とってもいい表情をして、しっかり飲んでる、飲んでる。2口目はちゃんと口を開けて。これから、いろいろなものを口にしていくあては。食べることが大好きな子になるといいなあ、と心より願って。夜遅く、耳かきのし過ぎで片耳炎症を起こしているだんなさんが帰宅。あてはのりんごの話に「なんで俺がいないときに。」りんごがとってもおいしかったから、あげてみたくなったのだ。

緩和剤


 今日は母とあてはとちょっと外出。実は3人でのお出かけはあてはが生まれたばかりの病院通い以来かも。近所に散歩くらいはあったが。電車に乗って、立川へ。あてはのニットの帽子と肩掛け(いまいち説明できず)を買ったり、母のエプロンを探したり。デパートは実に子連れママの為によくできている。もちろんバリアフリーだし、ベビー休憩室もかなりの充実ぶり。きれいで機能的で、子供が遊ぶスペースもあり、おむつも捨てて帰ることができる。お昼はキハチイタリアンへ。あてはが真ん中の席。と思っていたが、いつの間にか母の膝へ。見れば、ベビーカーの赤ちゃん連れがちらほら。「白魚と青海苔のピッツア」は磯の香りがたまらなく、感動。が、母が料理を口に運ぶたびに、膝の上のあては、母の手の動きに合わせて、顔をくいっと上に、見てる、見てる。もう食べたいんだよね。「かわいそうで食べられない。」と言いながら、涙を流して笑っている母。買い忘れたものがあったので、母が「あては君とここで待ってるから、行っておいで。」買って、戻ると向こうに母の姿が。とびっきりの笑顔であてはに向かってなにかしゃべっている。今日、母が帰っていった。「上着を着なさい」など、うるさいなあと思ってしまうことも多々あるが、やっぱり一緒にいると楽しい。あてはと一緒にいる母をみるのもかなり楽しい。実は母と私はよくけんかをする。が、最近はあてはがちょうどいい緩和剤のようだ。

親子


 今日は大礒からの柳田さん親子とのカフェメニュー試作の日。到着するやいなや、「あては君がいない!」と悲しそうなエリちゃん。母に抱かれて登場したあてはを見て、いつもの笑顔に。柳田さんのカフェにもあてはぐらいの赤ちゃんたちがたくさん来るのだが(子連れ料理教室をやっているので)、エリちゃんにとって、すでにあてはは特別な存在、だそうだ。今日は風邪っぴきでの料理。ということで特に塩加減に注意。においがわかりづらいのはもちろん、味覚がだいぶ乱れる。なんとか作り終え、母も一緒にみんなで試食。昔から母は私のことをあまり褒めない。褒めないようにしている、のかもしれないのだが。試食しながら、「これは、おいしいね。」との微妙な表現についついカチンとしてしまう。今週末から柳田さん親子はオリーブオイルをメインに食材巡りの旅にイタリアへ行くことに。犬と一緒にトリュフを採りに行ったりするそうだ。いい刺激をたくさん受けてくるんだろうなあ。「良い旅を。」と見送り、キッチンを片付け、2階に上がった途端、「お腹すいた。」と母。さっきは遠慮してあまり食べられなかったそうだ。夜、2人でほん~のちょっとだけワインを飲みながら夕食。なんとなく夜になると、いろんな話ができる。そして、あてはが生まれてからはこういう機会が増えた気がする。友人からの「子供を持つと母の偉大さに驚きと感動で一杯になるよね。」とのメール。お風呂上りのあてはの体をふきながら、うれしそうにしている母の笑い声。感謝しています。
 写真は今日作った「冬野菜と鶏肉のブランデーソース」 詳しくは「おおいそ通信」にて

母、感動の再会


昨日からのどが痛かったが、あらら、風邪気味?昨日の夜、最近あてはに会いたくて会いたくて、切ないくらいに会いたくてしかたのなかったが、今月はどうしても日程が合わなかった母から「明日、行くから。」との電話。いくつもの予定をキャンセルして来る、とのこと。お昼過ぎに到着。やっぱりすごい。本当に恋人にでも会うような、見ているこっちまでちょっと切なくなりそうな勢い。さっそく持ってきた絵本とおもちゃを取り出し、とにかく笑顔、笑顔。母にあてはをお願いし、図書館の本を返しに。だいぶ期限が過ぎてしまっていたので。今日は久々、11月とは思えないくらいの暖かさ。通り道のかりんの木にはもうこれでもか、というくらいにかりんの実がたわわ。さっさと帰宅し、今日はおとなしくすることに。明日は柳田さんとのメニュー試作の日。パワフルな柳田さんと合わせるためにも、力を蓄えなくては。ということで、なぜか急に牡蠣が食べたくなった。まさに体が欲した。いつも食べないものが食べたい?という母のリクエストもあり、今日は牡蠣と鶏肉のパエリアに。出来上がる頃、あてはに対して、結構こてこての赤ちゃん言葉の母が、ふと「お腹ちゅいた。」あれれ。
 離乳食について、ちょっと勉強してみようかと。

離乳食講習会


 今日は市の離乳食講習会へ。講習の間は保育付き。ということで、担当の保育士さんにお願いし、講習会へ。調理室にてまずは話を聞き、次に実習。こういう調理室もなんともいえず懐かしい。いろんな食材をスプーンでつぶして、試食してみる。おかゆ、豆腐、かぼちゃ、さつまいも、大根など。かぼちゃ、さつまいもはやっぱりみんな好きで、「おいしい~」なんて言いながら。栄養士の方が回ってきて、「スプーンを自分がどういう向きでどのくらいのところまで口に入れているか、考えて見ましょうか。」あんまり意識したことがなかったなあ。角度はスプーンの先が手前に来る向きかな?なんて思っていると、一緒に参加していたミキさん、「私、45度の向きだ。」「えっ、そうなの?えっ、ほんとに?」食材の固さによっては、だしなどで固さを調節。改めて「だし」の大切さを実感。ひとまず、誰も我が子からの呼び出しなしに無事、講習終了、お迎えへ。聞こえる、聞こえる。みんな泣いてる。母の姿が見えたせいか、さらに泣き声が大きくなる。そんな中、あてはは1人、うつぶせになって、遊んでいた。「あては君、大きな声でいっぱいしゃべってましたよ。」やっぱり。
 

みんなありがとう


 今日は、我が料理教室の来月からの再開の前に、あてはのお披露目も兼ねてちょっとしたイベント第1回。あては付きでのことなので、私もかなり緊張気味。実は。みんなの変わらず元気そうな顔を見て、なんだかなつかしい気分。ひとまずはみんなで料理を始める。私もみんなも数ヶ月ぶりのことなので、なんだか変にばたばた。意味もなく往復したりして。何とか約2時間で7品完成!料理の間もみんなが代わる代わるあてはの相手をしてくれるのが、なによりうれしい。そして食事。ちょっと一安心。料理のこととあてはのことと頭の中がいっぱいいっぱい。まさに今日は私にとってのリハビリ。でも、改めて自分にとってのこの空間の大切さをしみじみ。みんなにも感謝。あてはも基本的にご機嫌だったし。かなりのすくすくの成長ぶりと、あまりのだんなさん似に、なぜか「殿」と呼ばれる。「早く浴衣とか甚平とか着てほしいなあ。」とか「手の付け根のしわが1本じゃおさまらなくて、2本、2方向にできてるよ。」とか。それは気がつかなかった。今日はあてはの「お食い初め」料理ということで以前いただいた塗りの器にあてはの分も盛り付けた。これからもきっとすくすく、と願って。
 今日のメニュー
 ・紅白柿なます      ・生ハム蓮根巻き
 ・菊花と銀杏のしんじょう ・筑前煮
 ・真鯛の和風アクアパッツア ・赤飯
 ・秋の味覚ロールケーキ  詳しくは食エッセイにて(の予定!)
 夜は1人、反省と余韻をかみしめて。
 追伸 みさちゃんのブログ http://diary.jp.aol.com/cxtqumx26/に今日の様子がのってます。


とぎれとぎれで読書


 出勤前のだんなさんに無理やり頼んで、車で買い物へ。無事、ものの良さそうな真鯛を1尾購入。私が買い物に奮闘している間、いつものようにだんなさんがあてはを抱っこ。昨日の反動か、あてはがやけに大人しくて、逆に不安になる。帰ってから、少々の買い物の補充をしに。(なんと買い物リストを持っていくのを忘れたのだ)本当は今日の午後、近くで食育の関する講習があったので、行くつもりだった。今日もちょっと迷ったが、「やめよう。」と決意。今までの自分だったら行っていた。行かないと気になってしまうのだ。こういうところが好奇心旺盛でいい時もあるが、欲張りすぎて二兎を追うもの、ではないが、気ばかりがそわそわし、空回りし、後悔することも。ただ、あてはを連れ回してしまうことにも。ということで今日は読書。図書館で借りていて、少々期限が過ぎているのだ。
 今日の読書 「赤ん坊にも理由がある」 子育てはあまりに初めてのことが多いので、これでいいのかな、みんなはどうなんだろう、と思い、これが正解です、という答えを知りたがる。問うと、時には両極端な答えが出てくることもしばしば。あくまでも助言として参考にし、もっと自分の本能、勘も大切にしていきたい。
       「幸福の食卓 100のヒント」 「青柳」店主 小山さんの本。日本料理は水の料理。ごはんも米と水の煮物、確かに。柿のステーキは近々試してみよう。
 少しだけクリスマスモード。

おとなしく、ね


 昨日からの嫌な予感通り、朝から鼻がぐずぐず。ちょっと頭も痛い。いつもより遅めの起床。なんだか久しぶりだった。今日、明日はおとなしくしよう。午後、暖かい時間帯に郵便局とスーパーへ。駅前の地下にある酒屋さんで日本酒選び。ほんのちょっと、日本酒の試飲2口で、ぽーっとする。まるで別人。このスペースがちょっと素敵なのだ。地下にあるのだが、噴水が真ん中にあり、日本酒のスペース、ワインのスペース、オリーブオイルなどのスペース、そしてイタリアンレストランなどに分かれている。今日は何か料理講習会をやっている。見れば、おもてなし料理の会。お土産つき3000円と、なかなかお手頃。8人くらいのカジュアルマダムかな?チラシにはボージョレー解禁の日のイベント、味噌作りの会など。こういう単発での教室もおもしろいなあ、といろいろな思いをはせながら。今日のあては、ベビーカーに乗りながら「アウー、アウー」時には「キャー」と叫びっ放し。行く先々で人が振り返る。「何か呼ばれてる気がして。」と振り返るおばさまも。明日は2人でおとなしくしてようね。
 毎年、この時期に買うサンキライ。
プロフィール

くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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