
いつものように野菜を買いに。野菜を買い、おばあちゃんの畑を見ると、季節外れのモウシロチョウがたくさん飛んでいる。おばあちゃん曰く、「無農薬でやってるからねえ。葉牡丹の葉っぱなんか穴だらけだよ。」ふと、どこに来てしまったんだろう、そんな気分に。珍しくスーツを着て仕事に向かっただんなさんを見送り、さっそくレシピ作り。あてはとの生活ペースがなんとなくでき、自分の時間も持てるようになったのだが、時間貧乏症の私はついつい欲張った計画をたててしまう。今日はレシピ作って、衣替えして、うまくいけばスカート作りまで。欲張れば欲張るほど、かなわない。あてはの抱っこ時間、などなど。ついつい欲張る自分に反省。時間ができたらこれをしよう、そう思っていかないと。なんて思っていたら、今日の朝刊に加藤登紀子さんと筑紫哲也さんのインタビューにて「時間を自分のものにする「自在」の大切さ」について。そうだよね、と納得。あてはも4ヶ月。うつぶせにして、頭をしっかり持ち上げるようになってきた。この体勢だと顔もすっきりして見える。もう妹たちに「ぼう」とは呼ばせない。はいはいもどきも遠くないかな?
最近、お風呂上りにお気に入りのバスローブ。耳がついている!

朝、だんなさんが車で会社に向かう、ということで途中、吉祥寺まで送ってもらうことに。布を買いに行きたくてうずうずしていたのだ。いつもの吉祥寺コース、大好きな布屋さんコットンフィールド、それからドイツパンの店リンデへ。あてはがすやすやだったので2階のカフェで、と席に座った途端、ぱっちり目を開け、泣いちゃうぞ、のへの字口。ということでテイクアウトして、東急百貨店へ。事前に今日遊びに行く、料理教室の生徒さんでママのさなちゃんにおすすめベビールームを聞いておいたのだ。眺めのいい窓際の大き目のソファに座って、久々リンデのサンドイッチ。それにしても赤ちゃん連れのママが来る、来る。ひっきりなしだし、常時混んでいる。私の前に座った眼鏡をかけたママはちょっとヒステリックな感じ。独り言は多いし、子供がなにかするたびに「なんで、もお」とか「ママを困らせないで」とか。夫婦で来て、奥さんは椅子に座り、だんなさんがごく自然におむつを替えている姿はなかなか。おじいちゃんおばあちゃん組もおもしろい。すごく客観的にいろいろ眺めて、あっという間に時間が経ってしまう。とにかく吉祥寺は行きたいところだらけ!だが、大抜粋して買い物を済ませ、サナちゃんのお家へ。久しぶりの井の頭公園をゆっくり歩いて、到着。マンションのロビーにさなちゃんと思いっきり寝起きのユウ君がお出迎え。2才2ヶ月のユウ君、今日あてはが来るのをすご~く楽しみにしていてくれたそうだ。たくさんのおもちゃを披露してくれて、とにかく元気いっぱい。さなちゃんと「ちょっと待ってて」と。しばらく待っていると、お手製のハロウィーン衣装に身を包み、かごを持って「お菓子ください」。めちゃめちゃキュート。「僕、わんぱくだぞ。」と言わんばかりの表情がたまらない。さなちゃんとユウ君の大切な時間が流れている、そんな印象だった。
それにしても、やっぱり吉祥寺は楽しい。あてはにまた付き合ってもらわなきゃ。
昨日、かわい~いフリースが届きました。ありがとね。

今日は朝から大礒に送る料理の仕込み。小さな迷いをひたすら繰り返す。鶏肉と大根の韓国煮、鶏肉を表面だけ焼いてから煮るか、そのまま煮るか、ぎりぎりになってもひらめかず。麻婆豆腐のスープの量をこれくらい、もうちょっと入れちゃおう、ああ、入れなきゃよかった、など。こういうことが決まるときには、ポン、ポンと自然に決まっていくというのか、当然そうだ、というふうに流れていくのだが、決まらないときには決まらない。今日はとにかく迷ってばかりいた。唯一の正しい答え、というものはないかもしれないが、今日はこういう感じに仕上げる、というイメージはとっても大事。麻婆豆腐1つとっても、スープ少なめに、気持ち油を多めにし、きりっと仕上げるか、調味料、香辛料を控えめにし、調味料の熱し方も控えめにし、やさしい感じに仕上げるか、など。イメージをなんとな~くでスタートすると、こういう迷いが出てしまう。最後の方はなんとか挽回し、無事終了。前回は荷物を取りに来てもらう時になって、あてはのぐずぐずが始まり、たいへんだったので、今日はすやすやのあてはを見計らって、早めに取りに来てもらい、一安心。と思ったが、なんとも絶妙なタイミングでぱちんと目を開き、あらら。なんとか荷物を出し、あとはひたすら抱っこ。ちょっと落ち着いたところで、あてはを鏡の前へ。鏡に向かって、にこってしているあては。おもしろくて、ついつい何度も鏡の前に連れて行ってしまう私。

今日は初めてのベビーマッサージへ。立川の「さわさわ」という育児サークルに参加。広~い畳の部屋にたくさんのママと赤ちゃんが大集合。部屋の片隅では天然酵母のパン屋さんが売っているパンのいい香り。さっそくベビーマッサージが始まった。全部で15組くらいかな?「気持ちよくておしっこしちゃう子も多いので」と裸でおむつをスタンバイ状態。今日はごま油を使って。あては、かなり気持ち良さそうにご機嫌。さっそくおしっこを飛ばし、先生に褒められた?なんとなくやってみたベビーマッサージだが、これはかなりいいかも。とにかく気持ち良さそうだし、便通にも冷えにも効果あり。気が上に上がりやすいので、下に下げ、落ち着かせる効果もある、とのこと。なるほど。終わりに近づいた頃、なんとあては2度目のおしっこ。それも足を上にあげて、自分の顔に直撃。またまた先生に褒められた。隣にいたママと話をする。5ヶ月。上にはなんと11歳の男の子がいるそうだ。びっくり。「いろんなことがだいたいわかるから子育てをじっくり楽しんでるの。」とゆったりした口調。この会は助産院で出産をした人の参加が多いそうだ。ということで、出産、子育て、生活、暮らし方に自分の志向を持っている人が多いなあ、という印象。国立在住のママが1人。「散歩コースは一橋大学で、いつもお弁当を持って行ってます。」やっぱりね。帰りの電車を待っていたら、女の子がこっちに寄って来て、「赤ちゃん、髪の毛少ないね。」とぽつり。ちょっと傷ついたなあ。夜、だんなさんのお母さんとの電話。保育師をしているお母さん。「ちゃんと写真に残しておきなさい。そうなっているの、今しか見られないんだから。」そっかあ、確かにそうだよね。
まずはアーモンドオイルでスタート。

今日の朝はひどかった。目覚めたあてははかなりのご機嫌で猿のように叫んでいるし、反対側では疲れがたまっただんなさんのトドのようないびき。2人に挟まれて、寝られるわけがない。だんなさんの起床を待って、いつものように車で野菜を買いに行き、今日は外でランチをすることに。国分寺にある「カフェスロー」。赤ちゃん連れOKのお店なのだ。ちゃんとベビーかごを持ってきてくれたりする。いわゆるマクロビオティックの食事は久しぶり。テンペ(大豆をお肉のようにしたもの)に豆腐ディップをのせて焼いたものやあわのペーストをなすにはさんで揚げたフライなど。もともと私の料理人生は自然食レストランからのスタートなので、こういう料理を勉強した時期もあった。体にいいということは前提で、無理なく、おいしかったらいいと思う。それにおもしろさも加わったら楽しい。あわのペーストのもちもち感、大豆の代わりにひよこ豆を使ったひじきの煮物など。カフェの隣にある天然酵母のパン工房「アチパン」で買ったくるみあんぱんはもっちり食べ応えのある生地がなり好みな感じ。あてはも一緒にゆっくり外で食事ができた。夜、久しぶりにDVDでヨガをする。以前使っていたものはかなり激しく(パワーヨガ、らしい)、どう考えても普通の人ではできない動きがたくさんあって、断念。今回は「体と心の不調を解消!」ということで症状別になっていて、ヒーリング効果もありそうだ。続きますように。

朝から近所の光商店街祭りへ。国立駅から我が家までの間にかなり微妙な商店街?がある。出産前はほとんど買い物をしたことがなかったが、出産後はけっこうお肉屋さんと豆腐屋さんは利用している。このお肉屋さんがなかなかいい店で、その場で肉をひいてくれるし、合びきも好みの割合にしてくれたり。買い物を済ませ、今日は国立にある「遊び舎」というギャラリーへ。子育てに関するワークショップの開催があるのだ。いつも通る大学通りを曲がり、小さな路地を入ると看板とレトロな建物。靴を脱いで上がる。まず目に入ったのは手作りお菓子。卵や牛乳を使わないスコーンやクッキー。期待せずに試食したら、あら、かなりおいしい!体験リフレクソロジーやホメオパシー(自然治癒力を生かした療法)の紹介、など。隣の和室ではヨガ教室。みんな赤ちゃん連れ。近々、赤ちゃんと一緒でのヨガ教室もやっていきたい、とのことで決まったら、連絡をいただくことにした。ゆったりとした時間の流れる空間だったなあ。家に帰ると、入れ違いで数日ぶりに帰ってきただんなさんが玄関までお出迎え。2人で「おかえり」。どっちがおかえりでどっちがたたいまなのかわからない。お昼ごはんを食べ、思った通りさっそくすやすや。そのまま夜まで起きない様子。実家の母と電話していると、ご機嫌のあてはが叫び出した。最近は大きな声が出るのが楽しいのか、声を出す、というより叫びに近い。「あては君、どうしたの?なんか我慢してるんじゃないの?」って本気で言ってる母。「すごくうれしそうな顔しているよ。」と言っても、半信半疑な様子。そんなあ。
こういうしみじみお菓子が作りたくなってきた!

今日はあてはの3、4ヶ月検診。これぐらいになるとママの方も少し慣れてきて、今日はついついママウオッチング。激しく泣く子の乗るベビーカーを足で揺らしながらあらかじめ記入してくる紙を書き上げる人、今日が久々の外出?と思うくらいちょっと気合の入った格好をしている人。子供もおもしろい。やっぱりあてはもそうだが、抜け毛のシーズンのようで、まだら髪でもみあげだけがやけに長くてふさふさしてる子、かなりかわいい。全身ピンクの服を着て、ママのバッグもピンクでトータルコーディネート?隣に座っていた女の子があてはに向かってにこにこ。あてはもじっと見つめ、ケップをゲー。なんと失礼な。ひとまずすくすくの成長に一安心。帰りにコーヒーでも、と思ったが、最近はとにかくお腹が空く。先日行った「ランチの会」でお腹が空いたらおやつにおにぎりを、との言葉が頭を過ぎる。久~しぶりにコンビニでおにぎりを買って、家の近くのちょっと高台にある公園へ。ベンチに座ると雲の合間から昼間の月が見えた。今日提出した書類にあてはの生まれた時の身長、体重、出産時のことなどを書き、遠い昔のことのように思い出した。いろんなことを覚えていたいなあ、と思う。
近所で人気の幼稚園を偵察?センスよさそう~。

お昼前に高校時代からの友人からの宅急便が届いた。段ボールにたくさんの子供服。本当は先週、実家に帰っている間に彼女の家に歩行器などと一緒に取りに行くことになっていたのだが、彼女の下の子のひどい口内炎と我が家のドライバー事情(私がペーパーなので)とで急遽、こちらに服だけ送ってもらうことに。私も含め、高校時代のメンバー中3人が0歳児ママ、ということで近々召集をかけ、みんなで大切に使わせてもらうことに。走り書きの手紙にはたくさんのいたずら書きが。なんとなくうれしい。今日は久しぶりにベビーカーで大学通りを散歩する。洋服を送ってくれた彼女は大学時代ずっと国立に住んでいた。一橋大学の演劇サークルに入り、何度か見に来たなあ。ベビーカーでいいのかなあ、と思いつつ、ついつい足が大学の方へ。そしたら、大学構内にベビーカーのママが何組も!確かに国立駅前には大きな公園がないからかなあ。車は来ないし、道は広くて平らだし、自然がいっぱいあるし(今は銀杏の香り!)。スケッチをしているおじさま、おばさま、ベンチでおしゃべりしているおばあちゃん、などなど。国立(こくりつ)大学だからいいのかな、なんて思ったりして。帰り道、大好きなパンを買いに紀伊国屋へ。ベビーカーで回りやすいこと!完璧なバリアフリー。さすが。買い物を手に取り、カートと間違えてあてはの乗るベビーカーに入れようとしている私。

今日は国分寺にある矢島助産院でのランチへ。赤ちゃんと一緒でのランチの会が毎月2回開催されているのだ。ここでは曜日によってベビーマッサージやヨガなどもやっているサロン形式。食育に関する本を何冊も書いている岡本さんとも直接お話が出来たり、とっても開放的なスペース。「今日テレビの撮影があるんだけど、いいかしら?」聞けば、「いまどき!ごはん」(テレビ朝日 午後6時~)という番組の1コーナーの取材らしい。なんだかわくわく。家庭的で優しい食事をゆっくりと外で食べられるなんて、と食べ始めた直後、テレビ局の人が「インタビューいいですか?」レポーターの女の子(前にセブンイレブンのCMに出ていた女の子かな?)の質問に答えるのだが、「今日来て1番勉強になったことってなんですか?」って。今来たばっかりで、食べ始めたばっかりなのに。近くに席にとってもかわいらしい2児のママが。上の女の子はもうすぐ3才、下の男の子は2ヶ月。インタビューにもとってもさわやかに答えていた。が、女の子がぐずぐずし出した。ママの髪をひっぱり、しまいにはテーブルの角に頭をぶつけ、大泣き。ついでに下の子も大泣き。帰る頃にはおしゃれにまとめていた髪は乱れ、かなり疲れ切った様子。たいへんだあ。栄養士の岡本さんが「ごちそうじゃなくてもいいんです。みんなで一緒に、一緒の料理を食べることが大切なんです。」の言葉が印象的だった。最後に全員が集合してカメラに向かう、ということだったが、あてははすやすや。みんな集合の部屋の片隅で1人大の字になって本気寝。帰りに駅前で地元産の野菜直売をしていた。毎週水曜日にやっている、とのこと。買い物をし、お金を払い、買った野菜の袋を持ち忘れ、「忘れ物!」と声をかけられて気づく。あらら、これじゃわが母街道まっしぐら。
今日のメニュー ・鮭のけんちん蒸し にんじんソース など

ネットで調べたところ、あてはの抜け毛は3、4ヶ月の子供によくあることらしい。がちょっと不安で散歩ついでに支援センターへ。話してみてなんとなく一安心。が、しばらくはこの抜け毛、続きそう。今までがふっさふっさだっただけに。料理教室の再開に向け、一時保育や育児援助なども検討中、ということでいくつかの資料をもらってきた。帰り道、支援センターの並びにある図書館に立ち寄る。今まではこっちのほうに来ることがほとんどなかったため利用してなかったが、これからはちょこちょこ来ることになりそうなので、本を何冊か借りて帰る。図書館帰りにどの本から読もうかなあって、この感覚がとっても懐かしい。
帰ってから、今日は干し柿作り。母のお友達からのおすそわけ。作りながら(全部で25個)、酔っ払いながらも200個一気に作った父のなかなかすごいなあ、と感心。まだ干してもいないのに、どうやって使おうかとあれこれ思いを巡らせる。韓国のデザートで干し柿にくるみを詰めるのもいいなあ、白和えもいいなあ、生春巻きに細~く切って入れても良さそう、などなど。パウンドケーキもいいなあ。
今日の読書「花摘む人」 玉村豊男
「文章を書き、絵を描き、料理をつくり、農業をやる、それは趣味でも仕事でもない、しいていえば生活そのものなのだ。」今の私については、「子供を育て、料理を作り」かな?