
今日は支援センターの「お茶の会」に行ってみた。午前中だというのに、かなりの人数が来ていて、靴の置き場もないくらい。それもそのはず。なんと100円でお抹茶をたててくれるのだ。ちゃんとお茶菓子までついて。しみじみ、なんていいところなんだろう、と感動していると、「あの~。」と声をかけられた。「あては君の名前を見て・・」そう、だんなさんの高校時代の同級生(私も何度か会ったことがある)が近くに住んでいて、奥さんともうすぐ1才のつむぎちゃんが時々支援センターに行っている、と聞いていたのだ。話をしていると、一緒に来ていたママ友達のミキさんが、「市の母親教室、いらしてましたよね?」つながる、つながる。最近こういうシーンがよくある。出歩く人同士が同じところに出歩き、出会うのだろう。午後、ミキさんと一緒にお昼ごはんを食べ終えた頃、近所のヤヨイさんが遊びに来てくれた。以前、1度料理教室に来てくれた2児の母。この間までは次女の小学お受験に大忙し、今度は長女の中学受験なのだ。お受験推進派のヤヨイさん。「男の子ならやっぱり御三家でしょ?」ミキさんも私も「いや~。まだ~。」といった感じ。そのうち、「そろそろ娘が帰ってくる頃かな。」見れば小さなリエちゃんが歩いてきた。一緒にお茶を飲み、あてはの相手をしてくれる。ふと、「なんで、あては君、ここに線があるの?」とぷくぷくボンレスハム状態のあてはの腕をみて一言。お酒が大好きなヤヨイさん。今日はだんなさんの帰りが遅い、とのことで外食にしょうかなあ、と。リエちゃんに「どこがいい?」と聞くと、すかさず「居酒屋がいい!」何を言い出すかわからないから、おもしろいような恐ろしいような。気が変わったらしいヤヨイさん。「今日は家で親子丼にしようか。」とたんにリエちゃんがぐずり出した。帰り際、泣きながらママの足にまとわりつき、泣きながら靴のひもを結び、泣きながら「ごきげんよう。」と帰っていった。
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久しぶりに朝から料理。大磯に送る料理といつもいつもお世話になりっぱなしの友人へ送るテリーヌの仕込み。キッチンの先の窓際にはバウンサーに揺れているあてはがいる。久しぶりにいくつもの作業の同時進行。まずい、鈍っている。なんだかもたもた。ああ、この感覚!とペースが戻ってきたころには仕込みも終盤。最近、ちょっと気に入っているブラウンえのきだったかな?茶色いえのきはさっと火を通し、塩とすだち、EXVオリーブ油でさっとマリネしたら、なんだか松茸のような雰囲気、と1人、秋を満喫。テリーヌができあがる頃に、「あっ!」、ハーブを入れ忘れたのだ。ハーブにしても、薬味にしても、なくてもいいのだが、あるとはっとする、そこがすてきなところ。時すでに遅し。本格的にリハビリが必要かも。夕方、宅急便の集配を頼む。なるべくぎりぎりで連絡し、いい状態で出したい、と思っているので、ついつい、今まで通り、梱包する直前に電話。電話を切ったとたん、あてはがぐずぐず。そうか。これからはそうなんだ。「ちょっと待って、ちょっと待って。」と言いながら、大急ぎで詰めるが、あてはの泣き声はどんどん激しくなる。入れるはずだったメッセージは間に合わず。母になってから、自分の身の回りのいろんなことが変わっていく。変わりながらいい状態になるまでに、後から思えば笑えるが、その時はとんでもない惨事になっていることもしばしば。まさに試行錯誤の日々なのだ。そんな時も、さっきまで大、大泣きしてたくせに、涙でまつげをびっしょにしながらにこっとされると、たまらない気持ちになってしまう。
鶏肉とじゃがいものテリーヌ ごめんなさい、ハーブの香りが・・・

今日はママ友のシホちゃんとお茶をすることになっていたが、あいにくの雨。ということで、我が家に遊びに来てくれた。一緒にお昼でも、ということでシホちゃんがパンを買ってきてくれて、私はスープとサラダを作ることに。こういう、あるのもで何か作るのって、なんとも料理意欲をかきたてられる。地域の育児相談に参加したシホちゃん、ママグループがすでになんとなく出来上がっていて、帰り道、ちょっと寂しい気持ちになったそうだ。すると、それを察してかどうか、4ヶ月のめいちゃんがシホちゃんの手をきゅっと握ってきて、思わず涙が出てしまった、なんてかわいい話。あてはよりほんの少しお姉さんのめいちゃん。今日は2人にとってちょっと進展が。近くに並べると、あてはが大喜びでめいちゃんに向かって「アウー」「アウー」。かなり積極的。めいちゃんもまんざらではない様子。2人の並んだ写真を撮ろうとすると、めいちゃんがあてはの手を握りそう。あらまあ。これからが楽しみだ。夕方、大磯の柳田さんに電話をかける。「明日、時間ができたので、料理、送りましょうか?」「もちろん、なんでも作ってみたいものを作ってね。」なんて言ってくれるからありがたい。先週、久~しぶりに料理教室のキッチンを使って以来、なんだかうずうずしていたのだ。外は午前中の天気が嘘みたいな爽やかな秋晴れ。お散歩がてら、買い出しに行き、ついつい買い過ぎて、後悔の帰り道。辛かった。
秋野菜のスープ やわらかくなったかぼちゃ色

今日は一緒に妊婦時代を過ごしてきたメンバー大集合。5月5日生まれの輝くん、6月13日生まれの秀くん、そして6月20日生まれのあては。あてはと一緒に始めての電車に乗る。がらがらの電車。いすに座ると、振動がないのが嫌なのか、ぐずぐず。立つとご機嫌。座るとぐずぐずを何度か繰り返し、気づくとすやすやで無事、友達の家に到着。まずは秀くんとのご対面。それにしてもふっさふっさの髪。負けた!いつもはまず最初にふさふさだね、と言われるあてはの髪が少なく見える。しばらくして輝くんたちも到着。輝くんの方は少し茶色のやわらかい髪がなんともおしゃれ。どんなに乱れてもおしゃれ。それにしても1ヶ月ちょっと違うだけで体がずいぶん違う。体自体もしっかりしているし、もうすぐはいはいしそうな感じ。うつぶせになって、微妙に前に進んでいる。一緒に集まった、保母さんをしているキヨコさん曰く、「自分の子供じゃなかったら、いたずらっ子の方が次は何をしでかすか?って面倒みたくなっちゃう。」確かに、自分の子じゃなかったらね。この3人のやんちゃ競争はもう少ししてからかな?それにしても3人もいると、誰かが泣いてて、誰かが寝てて、誰かがおっぱい飲んでて、の繰り返し。3人の中では1番先輩ママの彼女からベビーマッサージとか体操などいろいろ伝授してもらう。話も尽きず、気づけば外は暗くなっていた。友人と一緒に子育てができるのっていいなあ。帰り際、輝くんが真っ白のかわいいガウン?をはおっていた。かわいい~!でも思いっきり和顔のあてはには・・・。帰りの電車は腕の中で寝ているあてはの寝息を聞きながら。
マルタヤのチーズケーキ、ごちそうさまでした。やっぱり絶品だね。

今日はだいぶ遅れてのあてはのお宮参り。だんなさんの実家に向かう車でたいへんな忘れ物に気づいた。なんと、あてはの服。それもお宮参りの時に着る服。自分でも信じられなかった。お風呂上り用の着替えは持ったのだが。Tシャツにしましまパンツでお参りなんて。お母さんに助けを求める。もともと一番上に羽織る着物はだんなさんが30年程前にお宮参りした時のものを使うことになっていた。急遽、だんなさんがお宮参りの時に着た中の着物も使わせてもらうことに。神社に着き、さっそくお参り。最初はぐずぐずしていたあては、お払いをしてもらったあたりからすやすや。そのまましばらく寝っぱなし。お宮参りも無事終わり、お祝い、ということであてはを連れて、初めての外食。新日本料理「るたん」へ。洋館を思わせる建物にアンティークの家具。有田焼の器。とかなり私好み。お店の方もみんな親切で椅子を4つ使って、あてはのベッドを作る。前半はお父さん(あてはのおじいちゃん)の腕の中でずっとご機嫌。後半は即席ベッドですやすや。おかげで私は食事をじっくり堪能。先付の木の実豆腐はくるみ、松の実、ごまのなんとも香ばしく、濃厚な味。秋の定番、松茸の土瓶蒸し、焼き物の付け合わせにプルーンの赤ワイン煮がいいアクセント。などなど。夜、お父さん、お母さんにあてはのお風呂をお願いし、キッチンへ。お風呂から2人の声が聞こえてくる。時々、あてはの泣き声も?いつもいとおしそうにあてはを見てくれているお父さんとお母さん。あては、またすぐ遊びに行こうね。帰り、咲いたばかりの月下美人の花をもらって帰る。華やかな香りを楽しみ、明日は酢の物に。

いつものように午前中に野菜を買いに。ここでも少しずつ秋の気配。そのまま用事の買い物を済ませる。が、私のますます拍車のかかっている優柔不断の性格で予想以上に時間がかかってしまう。夕方、最近は抱っこの時にDVD鑑賞、となりつつあるだんなさんが持ってきたのは「となりのトトロ」。やっぱりついつい見てしまう。何度みたかわからない。そして何度みてもじ~んとする。映画にしても、本にしても、その時の自分の気分や状況なんかでまた違ったふうに感じるから不思議。母になってから初めての「トトロ」。気になるところが前とは違う。「めいちゃんっていくつなんだっけ?」とか「めいちゃんが着ている服、あてはも着ているような肌着だね。」とか、少しだけ母の目線。そして最後はやっぱりすがすがしい気持ちになった。 夜、あてはがすやすやなので、久しぶりに料理教室のキッチンでお菓子作り。最近、なんだか無性にお菓子を作りたかった。お菓子を作るのは料理を作るのとはまた気分が違う。小学校の頃、クッキーを作ったときと同じ気持ち。食べたい、というより作りたい、のかも。ついついオーブンの前に座り込んで、中の様子を見入ってしまう。オーブンからの香りもたまらない。やっぱりやめられない私の大切な時間なのだ。
「コーヒー風味のマドレーヌ」

今日は近所のミキさんと一緒に近くにある「子ども家庭支援センター」というところに行ってみた。市の施設で正直、あまり期待していなかった。が、行ってみてびっくりの充実ぶり。それに来ている人数がすごい。1日100組以上の親子が来ている、とのこと。遊ぶスペースは広いし、おもちゃや絵本もたくさんあるし、とにかく職員の方が楽しんでやっている感じ。ママ同士も自分たちでお茶を入れて、いい感じにまったり。それよりなにより、私を魅了したのは2階に立派な調理室があったこと。そして調理器具もカトラリーもなかなかの充実ぶり。オーブンも2台あったりして。予約が入っていなければいつでも利用可能。今日はアルバム作りの講習会。ミキさん情報によると、アメリカではやっているおしゃれなアルバムの作り方らしく、どんなシーンの写真でも素敵に見える。さて、一通りの説明を聞き、さっそくミキさんちの彼方くんとあてはは床にコロリ。ちゃんと「コロコロマット」だったかな?も貸してくれる。あるママと話をしていたら、ミキさんが「市の母親教室にいらしてましたよね?」ミキさんが妊婦として参加したときの先輩ママだったらしい。「すごく印象的だったから。」聞けば、出産が楽しくて仕方なかった、とのこと。別に子供は自分で生まなくてもどこかからもらってくればいいかなあ、と思っていたがこんなに楽しかったから生んでよかった、そうだ。妊娠中は出産のつらい話を聞くのがとにかく楽しかった、そうだ。陣痛がきてから、なんと自転車で病院に行った、そうだ。いろいろびっくり。いろんなママと出会えそうな予感。とにかく今日は、いいもの見つけた!ってなんとなくうれしい気分。夕方の帰り道、コスモスがきれいに咲いていた。
今日は名札をつけました。

今日は大磯から柳田さんと一緒にカフェを手伝っている三女のエリちゃんがやって来た。今までは私が毎月大磯に行っていたのだが、今回は我が家に来てもらって、1ヶ月分のメニューの試作。子供大好きのエリちゃんがあてはの相手をし、柳田さんとレシピをみていると、かなりご機嫌のあてはの「アー」「アウー」がどんどん激しくなってくる。エリちゃんのFカップの胸があまりに心地いいのか、すやすや。
久しぶりに料理教室のキッチンを使った。やっぱりいいなあ。血が騒いでいる。秋色満載の料理が次々に出来上がっていく。私の料理を心から信頼してくれている柳田さんに心から感謝。2人が帰った後、キッチンを掃除しながら、そばにはバウンサーで揺れているあてはがいる。あては、今日で3ヶ月。玄関のシャッターを下ろそうと扉を開けたら、ふわっと金木犀の香りがしてきた。
写真は今日作った「吹き寄せ」秋の味覚がいっぱい。

レシピの手直しをし、買い出しの材料を書き上げる。買い出しは1度で済むか、2度になるか。久々に試作をする。久しぶりにレシピを作りながら、数ヶ月のブランクでもちょっと鈍っているのを感じた。思いつきがいまいちというか、波に乗りにくいというか。午後、買い出しへ。さつまいも、里芋、かぼちゃ、しいたけ、しめじ、まいたけ、菊花、いちじく、などなど、すっかり秋の食材。店員さんに「生麩はありますか?」と聞くのに、なぜか「生湯葉はありますか?」と聞いてしまい、「あと、生麩も。」と付け加える。最近はこういうことがあまりによくある。この間もテレビで森さんという名前を見て、本気で林さんと言ったり、買い物の会計でまったく意味のない小銭を出してみたり。だいぶまずい。出産後1ヶ月くらいまでは脳が鈍るらしい、ということでそう言い訳できたのだか。夜、明日我が家にやって来る柳田さんからの電話。「あさって予約がこれくらい入っているんだけど、なにか前菜になるものあるかしら?」そうだった。いつもぎりぎりでの注文が来るんだった。そして、そのぎりぎりであれこれするのが実は好きだったりする。「2、3品作ってみます。」ついついそう答えてしまう私なのだ。
今回の試作は「秋野菜のリゾット」

朝から小雨。お昼は大学通り沿いにある「レ・トワ・フレール」へ妹とランチへ。外観もすてきだが、中は思った以上にシックでセンスがいい感じ。とっても丁寧にまじめに作っている料理。メインの「仔羊とほうれん草のカイエット(ハンバーグのようなもの)」はマスタードのソースとの相性が絶品。10人ほどの予約席に親族らしき団体が入ってきた。小学校低学年くらいの男の子も1人。メニューで魚と肉を選ぶとき、その子は「肉、肉。僕、肉、肉。」の連発。やっぱりそうなのね。わかったから。帰る頃、雨はすっかり上がり、青空も見えた。帰ると、だんなさんがなんだか調子悪そうだった。あてはに疲れてしまったか、いつもの休日にやって来る頭痛か。夕食後、「あてはといっぱい一緒にいた週末だったなあ。」と。「どうだった?」と聞くと、少し間を開けて、「腕の中で寝ちゃうのがかわいいと思いました。」予想通り、早々と寝室で大きないびき。お疲れ様でした。それからありがとう。夜、柳田さんとの電話の最中、バウンサーに座って、1人揺れしながら、あてはがこっちを見て、笑ってくるので思わず噴き出しそうになった。
妹が買ってきてくれた花束。青りんごがかわいい。