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青山散策


今日は妹と青山周辺を散策。とにかく寒かった。歩いていてもまったく体が温まらない。まずは千駄ヶ谷で下車。お茶専門店「ルピシア」の本店へ。緑茶(抹茶ではなく煎茶)の勉強をしている妹。4月に大磯にて「緑茶を楽しむ会」を企画している。おいしい緑茶の利き茶(飲み比べ)をしたり、緑茶を使った料理やデザートを楽しんでいただく、そんな企画だ。その会で使う、季節感のある緑茶を探しに店内へ。やはり本店だけあって品揃えがちがった。店員さんにいろいろ質問しながら、2種類の緑茶を試飲。1つ目は緑茶に塩漬けの桜葉をブレンドした「サクラサク」ともう1つは緑茶にルイボスティーとラズベリーをブレンドした「春ぽろぽろ」。「サクラサク」はほんの少しだけ塩気もあって、まさにさくらもちを思い出させる。「春ぽろぽろ」は春らしいやさしい香りに思わずうっとり。練習用に茶葉を購入。さて、次は青山1丁目へ。野菜料理に定評があるフレンチの店「青山KANSEI」へ。確かに野菜がふんだんにシンプルに使われていて、おいしかった。メインに魚料理にはボイルしたほうれん草がたっぷり。サラダにはいろんな野菜やハーブが盛られ、宝物が隠れているかのように、なんとフォアグラや黒トリュフ、鶉のポーチドエッグやハム、白身魚のマリネなどが少しずつ添えられている。自分が料理をしているのもあって、料理は本当に作り手の気持ちが伝わるものだ。今度は表参道へ。前回見られなかった表参道ヒルズのレストランなんかもチェックしたり、前回買えなかったマフィンを買いに行ったり。どうしても私の外出は「食」メインになってしまう。そして、それに付き添ってくれるのは妹なのだ。
 夜、2人で「老人と海」を観る。祖父がもっとも好きだった小説だ。昔、小説は途中で挫折してしまった。かなり淡々とした映画だが、なんともいえない。自分にとって大切なもの、海と少年と夢に出てくるライオン、それだけがあればいい。すこーしだけわかる気がした。
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千尋


 今日は朝から大磯に送る料理の仕込み。久しぶりに1人の時間を過ごす感じ。午後はのんびり過ごす。そのうち、妹が帰ってきた。朝、宮崎駿がテレビに出ていたので、なんとなく2人ともジブリ気分。今日は「千と千尋の神隠し」を夜、観ることにした。
 2人で夕食の準備をする。妹は我が家に来ると、必ずパスタをリクエストする。ちょっと気合を入れた今日のメニューをご紹介。
  ・手作り豆腐
  ・うどとゆずの香るマッシュポテト
  ・帆立のカルパッチョ サラダ仕立て
  ・菜の花のぺペロンチーノ 塩辛風味
  ・トマトソースパスタ
  ・手作りピロシキ(来月の料理教室の試作)
  ・紅茶ゼリーのパフェ

 食後、DVDを観る。千尋がたくましく成長していく姿はやっぱりいとおしい。素直に泣いてしまうシーンも好きだ。自分にはしなくちゃいけないことがある。それに向かって突き進む姿は美しいなあ。

父、母帰る


 今日は朝から雨。みんなに付いてきてもらって、ベビーザラスへ。ベビーベッドなどを見て回る。実感がわくような、わかないような。ほんの少し買い物をして、我が家へ。みんなでお昼ごはんを食べながら、「のど自慢」を見る。何年ぶりだっただろう。とっても不思議な時間。そしてかなりおもしろい。食後、昨日お腹いっぱいで食べきれなかったケーキを食べながら、コーヒータイム。だんだん父と母の帰る時間が近づいてくる。見送るときはやっぱりなんだかせつない。母に「ごめんね。」と言いたかったけれど、なんとなく言いそびれてしまった。なんとなく気になって、そういう時は今日一生懸命床を磨いていた母とか、一緒に出かけて、うれしそうにめがねの試着をしていた母とか、トイレに入って、間違えて非常用ボタンを押してしまった母とか、そんなことばかり思い出してしまう。「家に着いたよ。」と電話がかかってきたとき、やっと「このあいだは嫌な言い方してごめんね。」と言えた。「親子だからいいんだよ。」と母。涙が出てきてしまった。私もまだまだだなあ。
 写真は父が摘んできてくれた菜の花

楽しい宴


 今日は実家の静岡から父と妹がやってきた。お願いしていた鰹節やらいちごやら、釜揚げしらすなどたくさんのおみやげを持ってきてくれた。朝、摘んできてくれたたくさんの菜の花も。さっそくお昼ごはんを食べに深大寺へ。「湧水」にて深大寺そばを食べる。こしがあり、わりと好みのそば。ただつゆがかなり濃いめ。だんなさん曰く、多摩の味はしょうゆが強い、とのこと。食後、そば屋やみやげ屋が立ち並ぶ深大寺門前を散策。「何か買わなきゃ」と父が草もちを買っている。帰りにおすしやさんで刺身のねたを分けてもらって、我が家へ。さっそく準備を始め、夕食が始まる。今日は父の誕生日と母の誕生日と私の戌の日のお祝いを兼ねて、乾杯。
 今日のメニューをご紹介
  ・前菜盛り合わせ ピンチョス3種
           ほたるいかと菜の花の酢味噌がけ
           スナックえんどうと杏の白和え
  ・菜の花と百合根のしんじょ 清汁仕立て
  ・刺身盛り合わせ
  ・母 お手製 菜の花と黒はんぺんの天ぷら
  ・ほうれん草と鶏肉のグラタン
  ・ロール寿司 
  ・妹からのプレゼント 吉祥寺「レピキュリアン」のケーキ
 いつも9時前には寝る父。ほろ酔いで目をとろんとさせながらもうれしそう。そのまま布団に直行。朝早く菜の花摘みに行ってくれてありがとね。その後もだんなさんと妹と私3人での宴は続く。かなり熱く語ったり、大笑いした。父と母が寝ている真下の部屋で。うるさかっただろうなあ。
 写真は今日の刺身盛り合わせ 

お母さん


 早朝からオリンピックのフィギュアをみる。おいしいところどりの見方だが、やっぱり感動した。本気で何かに向かっている姿は本当に美しい。
 今日は母と立川に買い物へ。用事を済ませ、駅ビルの上階にある立川中華街でランチ。さて帰ろう、となって、そろそろ起こるべきちょっとしたけんかをしてしまった。母と私は性格が似ているのだと思う。昔からよくけんかをした。お互いに思ったことをすぐ口にする。何日も一緒にいると必ず1回はしてしまう。私が母に甘えているのかもしれない。こういうことはよくあるので、なんとなくその後の会話も徐々に戻ってくる。私のこと、いつも心配してくれて、思っていてくれているのはわかっているつもりなんだけどなあ。夜、2人でマタニティヨガをした。横で一緒にやっている母。ヨガの最後に胎児瞑想というものがある。お腹に手をあてて、赤ちゃんを感じるというもの。母も一緒にやっている。こういう母が私は大好きなのです。

 写真は随園別館の小龍包

戌の日


今日は母とだんなさんと安産祈願をしに水天宮へ。混み合っているかと思いきや、時間が早かったせいか、すぐに祈祷の順番となる。無事、元気な赤ちゃんを産むことができますように。そのまま人形町を散策。昔ながらの老舗の店が立ち並ぶ。とりあえず重盛の人形焼を買う。店の奥には使い込まれた人形焼の焼き型が壁にたくさん掛けられ、時計なんかもかなりレトロ。骨董など古いものが大好きな私にはたまらない。次の目的地は丸ビル。今日はお祝いを兼ねて、丸ビルの最上階にある「暗闇坂 宮下」にてランチ。眺めのいい席でお願いしたかいあって、案内された窓際席からの眺めは絶景。大喜びの私とは対照的に、そういえば高所恐怖症の母とだんなさんは窓際には立てず、座れず。とりあえず席に着き、母の誕生日と私の安産祈願が無事終わったお祝いを兼ね、乾杯。若竹汁に始まる春らしい献立。ゆうべは朝5時まで仕事をし、8時半にむりやりたたき起こされただんなさんは食べながらも、話しながらもかなり眠そう。帰りの電車もぐっすり。家に着いたら、コートを脱ぎ、服を着替え、めがねをかけたまま、布団へ。疲れているのに一緒に行ってくれてありがとう。

 本日のメニュー
  お椀   若竹汁
  八寸   5種小鉢 聖護院大根豆腐など
  蒸し物  白魚茶碗蒸し 青海苔餡
  お造り  ほうぼう へぎ造り
  主菜   鰆南蛮焼き
  ごはん  ふきのとうご飯
  デザート ゆず寒天 胡麻汁粉

表参道ヒルズ


 今日は母と一緒に旬の表参道ヒルズへ。その前にまずはロシア料理のランチ。にしんのマリネとボルシチに母も大満足。いざ、表参道ヒルズへ。予想はしていたが、かなりの人ごみ。こだわりのセレクトショップが立ち並ぶ、ゆるやかなスロープを歩く。おしゃれな文房具やさんでは消しゴムまでがすてきにディスプレイされている。帰りにJEAN- PAUL HEVINのチョコレートショップに立ち寄る。新宿伊勢丹店もそうだが、混み合わないように入場制限がある。小さな店なので店内は2、3組ずつの入店。待つこと5分。きちんとディスプレイされたチョコレートやマカロン。店員さんたちもきりっとして、なんとなくぴんとした雰囲気。こういう空間で1つ1つのチョコレートを選ぶのもなかなか素敵だ。手軽なぜいたくを感じるのにぴったり。たまにはこいういうのもいいなあ。でも、たまにでいいなあというのが正直な感想でした。歩き疲れて、行きたかったマフィンやさんに寄れなかったのがちょっと心残り。

チューリップ到来


 明日から実家の母がやってくる。今月の戌の日に安産祈願をしに水天宮に行くことになっている。今回は明日から母がやってきて、週末には父と妹もやってくる。日曜日に父と母は静岡に帰り、1週間の休暇をとった妹はそのまましばらくここに残る。週末には父と母と私の誕生日も兼ねて、我が家ではりきって料理をするつもり。今からメニューを思案中。なんとなくうきうきしてしまう。きっとあっという間に過ぎてしまう2週間なんだろうな。
 春気分を盛り上げるため、昨日だんなさんからの希望のあったチューリップの鉢を買ってきた。外に置くのはもう少しあたたかくなってから、ということで部屋の中で、しばらくの共同生活。ついつい目がいってしまう。
 夜、BSで「禁じられた遊び」を観る。女の子の愛くるしさと戦争の時代の残酷さがあまりに対照的。昔の映画ならではの手を加えないからこその余韻があった。朝、お腹がすいた女の子がりんごを差し出す男の子にたどたどしいフランス語で「カフェオレはないの?」のシーンが印象的だった。

レシピ作り


今日は今月最後の料理教室。メニューに慣れた頃には来月のメニューがやってくる。メニューのジャンルやテーマ(和食やフレンチ、春らしいメニューなど)はみんなとの相談でわりと早い段階で決まる。そこからまずはメニューの組み合わせを考える。なるべくみんなのリクエストにこたえながら、コース仕立てになるように、それから調理時間や材料費との兼ね合い、など。ここですっかりはまってしまうこともある。しかし1番の山はレシピ作りだ。今までのレシピに似ているものがあれば、比較して作りやすいのだが、それはまれ。ふだんから作っているようなものでも、いざ、レシピを起こしてみよう、となると結構気を使う。材料の野菜を1つずつ計量したり、ふだんは目分量の調味料を軽量したり。(私のレシピには調味料の分量は書かないものも多々あるのだが)ぎりぎりまで分量が決まらないこともある。実は今月のガトーショコラもまさにそうだった。数日間はガトーショコラのことで頭がいっぱいだった。その分、納得のいくレシピができ、みんなの反応も上々だと、終わってから1人にんまり。その場では涼しい表情をしているのだが。今回も1つ頭を抱えているレシピがある。がんばります!
 つわり時期以来お休みしていた読書を再開。
 「妊娠カレンダー」 小川洋子 
 以前からかなり気になっていた1冊。姉の妊娠をかなりシュールにとらえている姿がなんともいえない。グレープフルーツのジャムが印象的。
 写真はみんなでつくった「ひじきと切干大根のきんぴら」

オリンピックカレー


今日は誕生日。32歳になりました。いくつになっても私はやっぱり誕生日がうれしい。毎年、誕生日には行ってみたいレストランを予約して、その日を心待ちにしている。今年は「イル・ギオットーネ 丸の内」へ。京都に本店のある京野菜を使ったイタリアン。思っていたよりはかなりカジュアルな空間だが、明るい雰囲気。料理も野菜をふんだんに使って、とにかく色合いが楽しい。夫婦そろっての外食も何気に久しぶりだったので、なんとなくうきうきする。食事が終わり、東京駅から飯田橋駅までのんびり散歩。こういう休日もいいなあ、なんてしみじみ。そして今日はこの後にもお楽しみがあるのだ。まったく料理をしないだんなさんがカレーを作ってくれることになっている。2人で前はいつ作ってくれた、なんて話をしていたら、4年に1度のイベントだということがわかった。まるでオリンピック?買い物をして、帰宅。さっそくとりかかる。私は来月の料理教室の試作があったので、初めて2人でキッチンに立った。ふと気がつけば、だんなさんの包丁姿も初めてだった。なかなかの立ち姿。そして予想通り、大鍋に大量のカレー。ルーは8人分だったという。かなりおいしそう。待ちきれず、もう少し煮込みたい、との声をさえぎって、夕食に。おいしかったあ。クリーミーでスパイシー。おいしいのとうれしいのとで、2人でおかわり。食べ過ぎました。まだまだ大量にあるカレー、次の日にオムカレーにしようかなあ、なんて思っていたのに、我が家のシェフは朝とお昼で全部食べてしまった。
 今年も笑顔いっぱいの1年になりますように。
プロフィール

くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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