
お正月はのんびり実家生活が続いたため、みんなでご飯を食べることが多かった。今日は久しぶりにひとりお昼ごはん。今日はなんとなくパスタ気分。シンプルな塩味系かな?冷蔵庫の中をごそごそ。昨日おすし屋さんからもらってきたたこがある。野菜は大根と蓮根とほうれん草と。仕上げにセロリの葉を散らそうかな。パスタをゆで始め、そこに大根と蓮根も投入。フライパンにはたっぷりのにんにくとたかのつめ。テーブルセットはOK。パスタが茹で上がる頃にほうれん草もさっと加え、一気にざるにあける。
フライパンからはにんにくのいい香り。たこをさっといため、パスタと野菜を加え、手早く混ぜる。塩少々で完成。仕上げにセロリの葉を混ぜ、テーブルへ直進。おいし~い!思わず声がこぼれる。書いているだけで、もう1回食べたくなってきたあ。明日もパスタかな?

今日は月に1度の大磯の日。大磯の「APPICCRIOUS」というカフェにメニュー提案と試作にうかがっている。サンドイッチのケータリングからスタートしたこのお店。口コミをメインに最近はカフェの方もなかなか。今日のランチも2件のご予約。最近は忙しい厨房生活からはすっかり離れているので、ここでの臨場感がなんともありがたく、楽しい。「スープとパンお願いしします。」「そろそろメインです。」そうそう、この感じ!オーナーの柳田さんには「お手伝いさせちゃってごめんなさいね」って言われるけれど、違うんです。本当はお手伝いしたくてしたくて仕方ないんです。やっぱり血が騒ぐのかなあ?
写真は黒豆と白玉のパフェ

ぬくぬく実家生活も今日で終わり。居心地が良すぎて、すっかり長居してしまった。帰りのホームで10年以上前のことを思い出す。毎日この駅から電車に乗り、学校へ通い、自分の将来についてなんか、ぼんやりとあれこれ思い描いたりして。確かにあまり不安はなかったな。それよりもこれから先、なにかおもしろそうなことがあるのかなあ、となんとなく漠然と楽しみにしていたような気がする。その頃の私にそっと教えてあげたい。「その通り!」
10年後の私は今の私になんて言ってあげたいって思うんだろうなあ。

今日は静岡の岡部町にある「玉露の里」で新春のお茶会に行って来た。あまり知られていないかもしれないが、玉露の三大産地は京都の宇治、福岡の八女、そして静岡の岡部。その岡部の「玉露の里」にておいしい玉露をいれていただいた。まずはお食事から。紅白柿なますをはじめ、菜の花のからし和え、七草がゆなど新春らしい献立。そして場所をお茶室にかえ、目の前で入れていただいた玉露をいただく。1煎目。さすが。思わず、「なにこれ?」という声がこぼれる。おいしすぎる。ほっくりとして、甘みもとろみも、そしてうまみも凝縮されている。お茶菓子をいただいて、2煎目。今度はいい渋みもあり、お茶菓子の後にぴったり。新春からとっても贅沢なひとときでした。
今日の献立
・紅白柿なます
・八寸5種盛り
・まぐろと鯛のお造り
・かぶら蒸し
・七草がゆ お椀 香の物

今日は朝から大磯に送る料理を作る。サンドイッチのフィリングからメイン料理、デザートまで何を送っても喜んでもらえるので、こちらもいろんな試作をさせていただいている。今日の私のテーマは黒豆の煮汁を使ったデザート。今回は黒豆マドレーヌに挑戦。生地に黒豆の煮汁を加え、上に黒豆をトッピング。悪くなさそう?けっこういいかも?なんて期待と不安のなか、いざオーブンへ。オーブンの外から見守る私。この感じは昔から変わらないなあ。
なかなかの出来でした。生地の色もなんとも素朴でやさしい。味も上々。しっとりして、黒豆の風味も生きている。
やっぱり楽しい。一生やめられない、最高の一人遊びかも。

久しぶりにのんびりの里帰り。何にもしてなくても時間は経つんだなあ、なんてのんびり考えながら、ぬくぬくの毎日。午前中、母と買い物へ。お茶の試飲販売をしていた。静岡という土地柄、よく目にする光景だ。さっそく2人で試飲させていただく。まずは深蒸し茶。やっぱりコクがあって、とろみもあっておいしい。次に浅蒸しの高級茶を試飲。深蒸しのようなわかりやすいコクではないが、さわやかでいてしっかりとした香りとなんともいえないとろみ。おいしい。やさしい味がする。茶葉の違いもあるのだろうが、同じお茶の葉でももみ方、蒸し方などでまったく風合いの違ったお茶が出来上がる。おもしろいなあ。料理にも通じるものがあるなあ。そんなことを感じながら、2煎も入れてもらったのに試飲だけで帰ってきた私たち。店員さん、ごめんなさい。
夜、父の膝で安心しきって寝ている猫のぱお。こんなにかわいいと思ってしまうのは親ばか?

今日は大切な友達たちとの新年会。メンバーの1人が赤ちゃんを出産したばかりなので、彼女の実家にみんなで押し掛ける。かわいかったあ。集まったメンバー6人のうち、3人はすでに母(そのうち2人は2児の母)。そして産んだばかりの彼女と4月に出産予定の友達と7月出産予定の私。時がたってるんだなあ、としみじみ実感。
そのまま、みんなで清水のフレンチレストラン「駿河亭」へ。みんなと話していると気分はすっかり10代のあの頃に戻ってしまう。気づけばもう20年近くの友達たち。これからもずっとずっとよろしくお願いします。
本日のメニュー
前菜1品 しらすとウナギのジュレ
2品 帆立と椎茸のパイ包み焼き
スープ 牡蠣のスープ ピストーソース
メイン 真鯛のポワレ ズワイガニのリゾット添え
デザート いちごのムース
チーズケーキ
ヨーグルトのアイスクリーム
昼過ぎに2人でわが実家、静岡へ向け、出発。富士山を横目に見ながら、気づけば静岡に。ちなみに私はほとんど寝てましたが・・・。いつになっても実家に帰るときは年甲斐もなくうきうき、わくわくしてしまう。今日の夕ご飯はもちろん、リクエストしたおでん。とにかくだんなさんは私の実家に行くたびに、「お母さんのおでんが食べたい。」と言うのです。そして母も気合いを入れて準備してくれるのだ。やっぱりおいしい。本当においしい。私の一番はだしが染み染みの大根かな。気づけば、隣でだんなさんは4つ目の玉子をたいらげていた。1人で4つ?嘘でしょ?